JP2019188416A - 噴流式はんだ付け装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】溶融はんだの噴流を長期間安定化できる噴流式はんだ付け装置を提供する。【解決手段】対象物に対して溶融はんだを噴流してはんだ付けを行なう噴流式はんだ付け装置は、圧送された溶融はんだを噴流させるためのノズルと、ノズル内に設けられる整流部材とを備える。整流部材は、ノズル内の流路方向である第1方向に平行な少なくとも1つの整流板を含む。少なくとも1つの整流板には複数の孔が形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、噴流式はんだ付け装置に関する。
従来、溶融はんだを噴流させ、プリント基板のはんだ付けを行なう噴流式はんだ付け装置が知られている。噴流式はんだ付け装置では、溶融はんだの噴流を安定化することが望まれている。
国際公開第2006/100899号(特許文献1)には、インペラポンプとダクトと整流板と一次噴流ノズルとを備えたはんだ槽が開示されている。インペラポンプによってダクトの中を横方に送られた溶融はんだは、流動方向を上方に変え、整流板の多数の孔を通過して整流化される。整流板で整流された溶融はんだは、一次噴流ノズルから噴出する。整流板は、流動方向に垂直に設置される。
実開昭64−10361号公報(特許文献2)には、ノズルの内側に、断面略コ字状の複数の整流板をノズル内のはんだ流路が蛇行するように組み合わせた設けた噴流式はんだ付け装置が開示されている。
国際公開第2006/100899号 実開昭64−10361号公報
上記の従来のはんだ付け装置では、溶融はんだの整流化が十分ではないため、使用中に発生するドロスの量が多く、当該ドロスが整流板およびノズル壁面に付着する。そのため、使用期間が長くなると、噴流が不安定となる。
本開示は、上記の問題点に着目してなされたもので、その目的は、溶融はんだの噴流を長期間安定化できる噴流式はんだ付け装置を提供することである。
本開示の一例では、対象物に対して溶融はんだを噴流してはんだ付けを行なう噴流式はんだ付け装置は、圧送された溶融はんだを噴流させるためのノズルと、ノズル内に設けられる整流部材とを備える。整流部材は、ノズル内の流路方向である第1方向に平行な少なくとも1つの整流板を含む。少なくとも1つの整流板には複数の孔が形成されている。
この開示によれば、少なくとも1つの整流板は、流路方向である第1方向に平行であるため、溶融はんだの流れを流路方向に整えることができる。ただし、壁面近くを流れる流体は、通常、壁面から摩擦抵抗を受けるため、流速が低下する。しかしながら、少なくとも1つの整流板には複数の孔が形成されているため、孔付近に小さな乱流が発生する。この小さな乱流は、転のように作用し、少なくとも1つの整流板による摩擦抵抗を下げる。その結果、溶融はんだの流れが層流化される。以上から、ノズル内の流れが層流化され、溶融はんだの噴流を安定化できる。さらに、溶融はんだの噴流が安定化することにより、溶融はんだに混入する酸素量を低減することができ、ドロスの発生を抑制できる。そのため、溶融はんだの噴流を長期間安定化できる。
本開示の一例では、少なくとも1つの整流板は、第1方向および対象物の進行方向である第2方向に直交する第3方向に交差するとともに、第3方向に沿って間隔を空けて配列される、複数の第1整流板を含む。
この開示によれば、複数の第1整流板は、ノズル内の空間を第3方向に複数の領域に仕切り、ノズル内の溶融はんだの流れの第3方向の成分を小さくすることができる。さらに、複数の第1整流板に孔が形成されているため、複数の第1整流板に沿った溶融はんだの流れと、孔を通る溶融はんだの流れとが接触することにより、小さな乱流が発生する。当該乱流は、転のように作用し、複数の第1整流板による摩擦抵抗を下げる。その結果、複数の第1整流板の近傍を流れる溶融はんだの流速の低下を抑制できる。これらの作用により、溶融はんだの流れが層流化される。
本開示の一例では、少なくとも1つの整流板は、第3方向に平行な少なくとも1つの第2整流板を含む。少なくとも1つの第2整流板は、ノズルの壁面に近接して配置される。
この開示によれば、少なくとも1つの第2整流板に形成された複数の孔により小さな乱流が発生する。当該乱流も、転のように作用し、ノズルの壁面による摩擦抵抗を下げる。その結果、ノズルの壁面の近傍を流れる溶融はんだの流速の低下を抑制でき、ノズル内の溶融はんだの流れがさらに層流化される。
本開示の一例では、複数の孔は、円形状、楕円形状または長丸形状である。この開示によれば、孔に角がないため、溶融はんだの層流化を妨げるような大きな乱流の発生を抑制することができる。
本開示の一例では、複数の孔の径は3〜6mmである。この開示によれば、整流効果を発揮させやすくなるとともに、整流板の強度の低下を抑制できる。
本開示の一例では、複数の孔は千鳥状に形成される。この開示によれば、少なくとも1つの整流板における単位面積当たりの孔の個数を増やすことができる。
本開示の一例では、少なくとも1つの整流板において複数の孔の角部には面取りが施されている。この開示によれば、角部の近傍において、溶融はんだの層流化を妨げるような大きな乱流の発生を抑制することができる。
本開示の一例では、少なくとも1つの整流板の第1方向の端部において、整流板の厚みは、第1方向の端面に向かうにつれて薄くなる。この開示によれば、整流板におけるノズルの流路方向の端部において、溶融はんだの層流化を妨げるような大きな乱流の発生を抑制することができる。
本開示の一例では、ノズルの天板に複数の噴出孔が形成されている。ノズルの天板は、水平面に対して傾斜している。複数の第1整流板の上端面は、ノズルの天板と平行になるように、水平面に対して傾斜している。
この開示によれば、ノズルの天板と複数の第1整流板との距離が一定となり、ノズルによる噴流波高を均一にすることができる。
本開示の一例では、ノズルの天板に複数の噴出孔が形成されている。ノズルの天板は、水平面に対して傾斜している。少なくとも1つの第2整流板は、第2方向に沿って配列される複数の第2整流板を含む。複数の第2整流板の上端面とノズルの天板との距離は一定である。
この開示によれば、ノズルの天板と複数の第2整流板との距離が一定となり、ノズルによる噴流波高を均一にすることができる。
本開示によれば、溶融はんだの噴流を長期間安定化できる。
本実施の形態に係る噴流式はんだ付け装置の要部を示す断面図である。 図1に示す噴流式はんだ付け装置が備える整流部材の一例を示す斜視図である。 噴流式はんだ装置の全体構成の一例を示す平面図である。 図3のV−V線矢視断面図である。 両側に溶融はんだが存在する整流板近傍の溶融はんだの流れを模式的に示す図である。 二次噴流ノズルの壁面に近接する整流板近傍の溶融はんだの流れを模式的に示す図である。 整流板の一例を示す斜視図である。 図7に示す整流板の断面図である。 孔の配置の一例を示す図である。 孔の配置の別の例を示す図である。 整流部材の変形例を示す断面図である。 整流部材が内部に設けられた一次噴流ノズルの一例を示す図である。 ノズルキャップが水平面に対して傾斜しているときの噴流波の一例を示す図である。 一次噴流ノズル内に設けられる整流部材の別の例を示す断面図である。 一次噴流ノズル内に設けられる整流部材のさらに別の例を示す断面図である。 ノズルキャップの噴出孔の配置と整流板との相対位置の一例を示す平面図である。 ノズルキャップの噴出孔の配置と整流板との相対位置の別の例を示す平面図である。
<適用例>
図1および図2を参照して、本発明が適用される場面の一例について説明する。図1は、本実施の形態に係る噴流式はんだ付け装置の要部を示す断面図である。図2は、図1に示す噴流式はんだ付け装置が備える整流部材7の一例を示す斜視図である。
図1に示されるように、噴流式はんだ付け装置1は、対象物であるプリント基板Wに対してはんだ付けを行なう。噴流式はんだ付け装置1は、一次噴流ノズル5と、二次噴流ノズル6と、二次噴流ノズル6内に設けられる整流部材7と、ダクト42,43とを備える。
一次噴流ノズル5および二次噴流ノズル6は、溶融はんだを収容するためのはんだ槽内に設置され、プリント基板Wに対して溶融はんだを噴流させる。
一次噴流ノズル5は、波状の噴流を生成する。一次噴流ノズル5は、ノズル本体51と、ノズルキャップ52とを含む。
ノズル本体51は、ダクト42に連通するように設けられる。ノズル本体51は、たとえば角筒状であり、下端の流入口51aから上端の排出口51bに向いた流路方向D2が鉛直方向(Z軸方向)と平行になるように設置される。ダクト42内で圧送された溶融はんだは、ノズル本体51の流入口51aから流入し、流路方向D2に沿って排出口51bに向かって流動する。
流入口51aおよび排出口51bは、プリント基板Wの進行方向D1に直交し、水平面(XY平面)に平行な方向(Y軸方向)を長手方向とする矩形状である。
ノズルキャップ52は、ノズル本体51の排出口51bを覆うように、ノズル本体51の上端に設けられ、一次噴流ノズル5の天板を構成する。ノズルキャップ52には複数の噴出孔52aが形成される。ノズル本体51の排出口51bから排出された溶融はんだは、ノズルキャップ52の複数の噴出孔52aから噴出する。そのため、一次噴流ノズル5から噴流した溶融はんだの液面L1は波状となる。波状の液面L1の溶融はんだにプリント基板Wを接触させることにより、プリント基板Wのスルーホールおよび電子部品の隅部に溶融はんだが供給される。
二次噴流ノズル6は、穏やかな噴流を生成する。二次噴流ノズル6は、ノズル本体61と、フロントガイド板62と、バックガイド板63とを含む。
ノズル本体61は、ダクト43に連通するように設けられる。ノズル本体61は、たとえば角筒状であり、下端の流入口61aから上端の排出口61bに向いた流路方向D3が鉛直方向(Z軸方向)と平行になるように設置される。ダクト43内で圧送された溶融はんだは、ノズル本体61の流入口61aから流入し、流路方向D3に沿って排出口61bに向かって流動する。
流入口61aおよび排出口61bは、プリント基板Wの進行方向D1に直交し、水平面(XY平面)に平行な方向(Y軸方向)を長手方向とする矩形状である。
フロントガイド板62は、ノズル本体61の上端におけるプリント基板Wの進行方向D1の上流側の外面にビス等で固定され、ノズル本体61から噴流された溶融はんだを案内する。図1に示す例では、フロントガイド板62は、断面が逆J字状になるように曲げられている。
バックガイド板63は、ノズル本体61の上端におけるプリント基板Wの進行方向D1の下流側の外面にビス等で固定され、ノズル本体61から噴流された溶融はんだを案内する。
ノズル本体61内を流路方向D3に流動した溶融はんだは、ノズル本体61の排出口61bから噴出し、フロントガイド板62またはバックガイド板63に沿って流動する。二次噴流ノズル6の上方における溶融はんだの液面L2は平面状となる。一次噴流ノズル5の上方の波状の液面L1の溶融はんだにプリント基板Wが接触すると、プリント基板Wのはんだ付け部にツララおよびブリッジなどが発生する可能性がある。しかしながら、平面状の液面L2の溶融はんだにプリント基板Wを接触させることにより、プリント基板Wのはんだ付け部が整形される。
整流部材7は、二次噴流ノズル6のノズル本体61内に設置され、溶融はんだの流れを揃える。これにより、二次噴流ノズル6内の溶融はんだの流れが層流化される。
図2に示されるように、整流部材7は、Z軸に垂直な整流板71a,71b,72a,72bと、Z軸に平行な整流板73a,73b,75a,75b,76a,76b,77,78とを含む。整流板76a,76bは、それぞれ複数設けられる。Z軸は、二次噴流ノズル6の流路方向D3に平行である。
整流板71a,71bは、水平面(XY平面)に平行な同一面上に配置される。整流板72a,72bは、水平面(XY平面)に平行な同一面上に配置される。整流板72aは、整流板71aの上方に配置される。整流板72bは、整流板71bの上方に配置される。
整流板71a,71b,72a,72bには複数の孔80が形成される。整流板71a,71b,72a,72bの下方から上方に向かって流れる溶融はんだは、孔80を通過する際にある程度整流化される。
整流板75a,75bと複数の整流板76a,76bとは、Y軸に垂直であり(プリント基板Wの進行方向D1に平行であり)、Y軸に沿って間隔を空けて配列される。これにより、二次噴流ノズル6内の空間は、Y軸に沿った複数の領域に仕切られる。その結果、二次噴流ノズル6内の溶融はんだの流れのY軸成分が小さくなる。
さらに、整流板75a,75bおよび複数の整流板76a,76bにも、複数の孔80が形成される。通常、壁面近くを流れる流体は、壁面から摩擦抵抗を受けるため、流速が低下する。しかしながら、整流板75a,75b,76a,76bに孔80が形成されているため、孔80を通る流れの存在によって、壁面近くを流れる溶融はんだの流速の低下を抑制できる。その結果、整流板75a,75bと複数の整流板76a,76bとによって、二次噴流ノズル6内の溶融はんだの流れを層流化することができる。
また、整流板73a,73bは、二次噴流ノズル6のノズル本体61のZX平面に平行な壁面に近接して配置される。整流板77,78は、ノズル本体61のYZ平面に平行な壁面に近接して配置される(図1参照)。上述したように、壁面近くを流れる流体は、壁面から摩擦抵抗を受け、流速が低下する。しかしながら、整流板73a,73b,77,78にも複数の孔80が形成されることにより、ノズル本体61の壁面からの摩擦抵抗による流速の低下が抑制される。その結果、二次噴流ノズル6内の溶融はんだの流れを層流化することができる。
以上のように、本実施の形態によれば、二次噴流ノズル6内の流れが層流化され、溶融はんだの噴流を安定化できる。さらに、溶融はんだの噴流が安定化することにより、溶融はんだに混入する酸素量を低減することができ、ドロスの発生を抑制できる。そのため、溶融はんだの噴流を長期間安定化できる。
<具体例>
(噴流式はんだ付け装置の全体構成)
図3および図4を参照して、本実施の形態に係る噴流式はんだ付け装置1の具体例の全体構成について説明する。図3は、噴流式はんだ装置の全体構成の一例を示す平面図である。図4は、図3のV−V線矢視断面図である。
図3に示されるように、噴流式はんだ付け装置1は、上述した、一次噴流ノズル5、二次噴流ノズル6、整流部材7およびダクト42,43の他に、搬送装置10,11,12,13と、フラクサー装置20と、予熱装置30と、はんだ槽40と、ポンプ50,60とを備える。
搬送装置10,11,12,13は、はんだ付けの対象物であるプリント基板Wを進行方向D1に沿って搬送する。搬送装置10,11,12,13は、たとえば搬送ベルトによって構成される。
搬送装置10は、フラクサー装置20の前段に配置され、作業者Hによって載置されたプリント基板Wを搬送装置11に搬送する。搬送装置11は、フラクサー装置20の上方に配置され、フラクサー装置20によって処理されたプリント基板Wを搬送装置12に搬送する。搬送装置12は、フラクサー装置20とはんだ槽40との間に配置され、プリント基板Wを搬送装置13に搬送する。搬送装置13は、予熱装置30内、一次噴流ノズル5の上方、および二次噴流ノズル6の上方に配置される。プリント基板Wは、搬送装置13によって、予熱装置30内、一次噴流ノズル5の上方、および二次噴流ノズル6の上方を順に通過する。搬送装置13は、プリント基板Wが一次噴流ノズル5および二次噴流ノズル6の上方を約5秒かけて通過するように、プリント基板Wを搬送する。
フラクサー装置20は、搬送装置12によって搬送されているプリント基板Wにフラックスを塗布する。フラクサー装置20は、噴霧ノズル21を有し、噴霧ノズル21から霧状のフラックスをプリント基板Wに噴射する。予熱装置30は、搬送装置12によって搬送されているプリント基板Wを予熱する。
はんだ槽40は、溶融はんだ41を収容する。ダクト42,43は、はんだ槽40内に設置される。ポンプ50は、ダクト42内に設置され、ダクト42内で溶融はんだ41を圧送する。ポンプ60は、ダクト43内に設置され、ダクト43内で溶融はんだ41を圧送する。ポンプ50,60は、たとえば羽根車によって構成され、図示しないモータによって回転することにより、溶融はんだ41を圧送する。
ダクト43の底には、ポンプ60の下方において孔43aが形成されている(図4参照)。ポンプ60が動作すると、溶融はんだ41が孔43aを通ってダクト43内に流れ込み、ダクト43に沿って水平方向に流れる。同様に、ダクト42の底にも溶融はんだ41を通すための孔が形成されている。
一次噴流ノズル5はダクト42に接続される。二次噴流ノズル6はダクト43に接続される。一次噴流ノズル5は、ダクト42内で圧送された溶融はんだの流れを鉛直方向上向きに変える。二次噴流ノズル6は、ダクト43内で圧送された溶融はんだの流れを鉛直方向上向きに変える。一次噴流ノズル5および二次噴流ノズル6の構成の概要については上述した通りである。
(整流部材)
図1,2,4を参照して、整流部材7の一例の詳細について説明する。上述したように、整流部材7は、複数の孔80が形成された整流板71a,71b,72a,72b,73a,73b,75a,75b,76a,76b,77,78を含む。整流板71a,71b,72a,72b,73a,73b,75a,75b,76a,76b,77,78は、たとえば矩形状のステンレス鋼によって構成される。整流板71a,71b,72a,72b,73a,73b,75a,75b,76a,76b,77,78の厚みは、たとえば1.5〜2.0mmである。なお、本明細書において「A〜B」という形式の表記は、範囲の上限下限(すなわちA以上B以下)を意味し、Aにおいて単位の記載がなく、Bにおいてのみ単位が記載されている場合、Aの単位とBの単位とは同じである。
図2に示されるように、整流板73aと整流板75aとは、ZX平面に平行であり、互いに対向するように配置される。矩形状の整流板71aは、XY平面に平行であり、かつ、長手方向がY軸に平行になるように配置される。整流板71aの長手方向の一端は、整流板73aの下端に溶接され、整流板71aの長手方向の他端は、整流板75aの下端に溶接される。
整流板72aは、整流板71aと同形状であり、整流板71aの上方、かつ、整流板73aと整流板75aとの間に配置される。矩形状の整流板72aの長手方向の一端は、整流板73aに溶接され、整流板72aの長手方向の他端は、整流板75aに溶接される。
複数の整流板76aは、ZX平面に平行であり、整流板73aと整流板75aとの間に、Y軸に沿って間隔を空けて配置される。複数の整流板76aは、互いに平行であることが好ましい。複数の整流板76aは、一定間隔を空けて配置されてもよいし、不等間隔を空けて配置されてもよい。隣り合う2つの整流板76aの間隔は、20〜30mmであることが好ましい。整流板76aの下端は、整流板72aの上面に溶接される。
整流板73bと整流板75bとは、ZX平面に平行であり、互いに対向するように配置される。矩形状の整流板71bは、XY平面に平行であり、かつ、長手方向がY軸に平行になるように配置される。整流板71bの長手方向の一端は、整流板73bの下端に溶接され、整流板71bの長手方向の他端は、整流板75bの下端に溶接される。
整流板72bは、整流板71bと同形状であり、整流板71bの上方、かつ、整流板73bと整流板75bとの間に配置される。整流板72bの長手方向の一端は、整流板73bに溶接され、整流板72bの長手方向の他端は、整流板75bに溶接される。
複数の整流板76bは、ZX平面に平行であり、整流板73bと整流板75bとの間に、Y軸に沿って間隔を空けて配置される。複数の整流板76bは、一定間隔を空けて配置されてもよいし、不等間隔を空けて配置されてもよい。整流板76bの下端は、整流板72bの上面に溶接される。
矩形状の整流板77,78は、YZ平面に平行であり、かつ、長手方向がY軸に平行になるように配置される。図2に示されるように、整流板77は、整流板73a,73b,75a,75b,76a,76bにおける進行方向D1の上流側の側端面に溶接される。整流板78は、整流板73a,73b,75a,75b,76a,76bにおける進行方向D1の下流側の側端面に溶接される。これにより、整流板71a,71b,72a,72b,73a,73b,75a,75b,76a,76b,77,78は一体化される。
整流板73aの上端には、整流板75aと反対側に突き出したフランジ74aが溶接されている。整流板73bの上端には、整流板75bと反対側に突き出したフランジ74bが溶接されている。図4に示されるように、二次噴流ノズル6のノズル本体61の上端面にフランジ74a,74bを係合することにより、整流部材7は、二次噴流ノズル6内に取り付けられる。
以下では、整流板73a,73bを特に区別しない場合、整流板73a,73bの各々を「整流板73」という。整流板75a,75bを特に区別しない場合、整流板75a,75bの各々を「整流板75」という。整流板76a,76bを特に区別しない場合、整流板76a,76bの各々を「整流板76」という。
(整流メカニズム)
次に、整流板73,75,76,77,78による整流メカニズムについて説明する。図4に示されるように、ポンプ60によって圧送された溶融はんだは、ダクト43内でY軸方向に流動した後に、二次噴流ノズル6内でZ軸に平行な流路方向D3(鉛直方向上向き)に流動する。そのため、二次噴流ノズル6内における溶融はんだの流れは、主としてZ軸成分であるが、Y軸成分も含まれる。しかしながら、図2および図4に示されるように、整流板75a,75b,76a,76bは、Y軸方向に沿って間隔を空けて配列され、二次噴流ノズル6内の空間を複数の領域に仕切る。これにより、二次噴流ノズル6内の溶融はんだの流れのY軸成分を小さくすることができる。
ただし、通常、壁面近くを流れる流体は、壁面から摩擦抵抗を受けるため、流速が低下する。しかしながら、整流板75a,75b,76a,76bには複数の孔80が形成されているため、整流板75a,75b,76a,76bの近くを流れる溶融はんだの流速の低下を抑制できる。
図5は、両側に溶融はんだが存在する整流板75,76近傍の溶融はんだの流れを模式的に示す図である。整流板75,76に孔80が形成されているため、整流板75,76に沿った溶融はんだの流れF1と、孔80を通る溶融はんだの流れF2とが接触することにより、小さな乱流(渦流)F3が発生する。乱流F3は、転のように作用し、整流板75,76による摩擦抵抗を下げる。その結果、整流板75,76の近傍を流れる溶融はんだの流速の低下を抑制できる。
このように、整流板75,76によって、二次噴流ノズル6内の溶融はんだの流れが層流化される。
図6は、二次噴流ノズルの壁面に近接する整流板近傍の溶融はんだの流れを模式的に示す図である。図6に示されるように、整流板73,77,78に形成された複数の孔80により小さな乱流(渦流)F4が発生する。乱流F4も、転のように作用し、二次噴流ノズル6の壁面による摩擦抵抗を下げる。その結果、整流板73,77,78の近傍を流れる溶融はんだの流速の低下を抑制できる。
このように、整流板73,77,78によって、二次噴流ノズル6内の溶融はんだの流れがさらに層流化される。
(整流板の好ましい形態)
図7は、整流板の一例を示す斜視図である。図8は、図7に示す整流板を示す断面図である。図7,8に示されるように、整流板76の厚みは、Z軸方向の上端部761において、Z軸方向の上端面763に向かうにつれて薄くなることが好ましい。同様に、整流板76の厚みは、Z軸方向の下端部762において、Z軸方向の下端面764に向かうにつれて薄くなることが好ましい。整流板76の中央部の厚みT1は、たとえば2mmであり、上端部761および下端部762の先端付近の厚みT2は、たとえば0.8mmである。
これにより、整流板76の上端部761および下端部762の近傍において、溶融はんだの層流化を妨げるような大きな乱流の発生を抑制することができる。
なお、図7および図8に示す例では、整流板76の上端部761および下端部762の両方において、端面に向かうにつれて整流板76の厚みが薄くなるものとした。しかしながら、整流板76の上端部761のみにおいて、上端面763に向かうにつれて整流板76の厚みが薄くなるように設計してもよい。もしくは、整流板76の下端部762のみにおいて、下端面764に向かうにつれて整流板76の厚みが薄くなるように設計してもよい。
図8に示されるように、整流板76に形成される孔80の角部81には面取りが施されていることが好ましい。たとえば、角部81に対して、45°の面取りが施される。このとき、断面の2辺が0.5〜1.0mmの直角二等辺三角形だけ切り取るように(C0.5〜C1.0)、面取りを施すことが好ましい。孔80の角部81とは、孔80の内周面と整流板76の主面とが交わる部分である。整流板76の主面とは、整流板76の表面のうち、最も面積の大きい面である。
孔80の角部81に面取りが施されることにより、当該角部81の近傍において、溶融はんだの層流化を妨げるような大きな乱流の発生を抑制することができる。
Z軸方向の上端部および下端部の少なくとも一方において、端面に向かうにつれて整流板の厚みを薄くする構成、および、孔80の角部81に面取りが施される構成は、別の整流板73,75,77,78についても適用されることが好ましい。
また、端面に向かうにつれて整流板の厚みを薄くする構成、および、孔80の角部81に面取りが施される構成のうちの少なくとも一方の構成のみが、整流板73,75,76,77,78について適用されてもよい。
図9は、孔80の配置の一例を示す図である。図10は、孔80の配置の別の例を示す図である。図9に示されるように、整流板76において複数の孔80は、格子状に形成され配置されてもよい。もしくは、図10に示されるに、整流板76において複数の孔80は、千鳥状に形成されてもよい。ただし、整流板76における単位面積当たりの孔80の個数を増やすためには、複数の孔80を千鳥状に形成することが好ましい。
孔80は、図9および図10に示されるような円形状であってもよいし、楕円形状または長丸形状であってもよい。孔80に角がないため、溶融はんだの層流化を妨げるような大きな乱流の発生を抑制することができる。孔80の径d1は、3〜6mmであることが好ましい。孔80を楕円形状または長丸形状とする場合、孔80の径d1は、長径である。孔80の径d1を3mm以上とすることにより、上記の整流メカニズムによる整流効果を発揮させやすくなる。孔80の径d1を6mm以下とすることにより、整流板76の強度の低下を抑制できる。
図10に示すように孔80を千鳥状に形成する場合、隣接する2つの孔80間の最短距離d2は、0.5〜2mmであることが好ましい。これにより、整流板76の強度を確保できるとともに、層流化の効果を発揮しやすくなる。また、隣接する2つの孔80間の最長距離d3は、3〜5mmであることが好ましい。これにより、整流板76の強度を確保できるとともに、層流化の効果を発揮しやすくなる。
孔80の配置、孔80の径d1の好ましい範囲、ならびに孔80間の最短距離d2および最長距離d3の好ましい範囲は、別の整流板73,75,77,78についても適用される。
(変形例)
(整流部材の変形例)
整流部材7は、図2に示す形状に限定されず、二次噴流ノズル6の形状に応じた形状に適宜設計される。
図11は、整流部材の変形例を示す断面図である。図11に示す例では、バックガイド板63は、ノズル本体61の排出口61bの一部を覆うように取り付けられる。バックガイド板63は、排出口61bの上方において、進行方向D1の上流側から下流側に向かうにつれて低くなるように傾斜している。バックガイド板63の下方におけるノズル本体61内の流路方向は、バックガイド板63の傾斜に沿った方向となる。
図11に示す例では、整流部材7の整流板76は、バックガイド板63の傾斜に応じた傾斜端面765を有する。さらに整流部材7の整流板78は、整流板76の傾斜端面765に溶接され、バックガイド板63に近接して配置される。整流板78は、バックガイド板63と同様に水平面に対して傾斜しており、バックガイド板63の下方における溶融はんだの流路方向に平行である。
整流板78に孔80が形成されているため、孔80の近傍に小さな乱流F5が発生する。乱流F5は、転のように作用し、摩擦抵抗を下げる。その結果、整流板78の近傍を流れる溶融はんだの流速の低下を抑制できる。
上記の説明では、整流板75,76は、プリント基板Wの進行方向D1に平行であるとした。しかしながら、整流板75,76は、プリント基板Wの進行方向D1に直交するY軸方向に交差すればよく、進行方向D1から傾斜していてもよい。
整流板77と整流板78との間に、整流板77,78に平行な別の整流板を設けてもよい。
(一次噴流ノズル)
上記では、二次噴流ノズル6に整流部材7を設ける例について説明した。しかしながら、整流部材7は、一次噴流ノズル5にのみ設けられてもよい。もしくは、整流部材7は、一次噴流ノズル5および二次噴流ノズル6の両方に設けられてもよい。これにより、一次噴流ノズル5内の溶融はんだの流れが層流化され、波状の液面L1(図1参照)の高さ(噴流波高)を安定化させることができる。
図12は、整流部材が内部に設けられた一次噴流ノズルの一例を示す図である。一次噴流ノズル5は、上述したように、複数の噴出孔が形成されたノズルキャップ52を有し、波状の液面L1となるように溶融はんだを噴流させる。プリント基板Wへのはんだ付け不良を抑制するためには、噴流波高を均一にすることが必要となる。そのため、ノズルキャップ52の近傍において溶融はんだの流れが層流化されていることが好ましい。図12に示す例では、整流部材7において、Y軸方向に平行な整流板77,78の上端面は、整流板76の上端面と同じ高さに設定されている。
ノズルキャップ52は、水平面に対して傾斜するように配置されてもよい。図13は、ノズルキャップが水平面に対して傾斜しているときの噴流波の一例を示す図である。図13には、整流部材7の整流板76,77,78の上端面763,773,783の高さが同一であるときの状態が示される。
図13に示されるように、ノズルキャップ52は、進行方向D1の下流側が上流側よりも高くなるように水平面(XY平面)に対して傾斜している。そのため、整流部材7の上端が水平面に平行である場合、ノズルキャップ52と整流部材7との距離は、進行方向D1の上流側よりも下流側において長くなる。ノズルキャップ52と整流部材7との距離が長くなると、大きな乱流F6が発生しやすくなる。乱流F6が発生している箇所では、噴流波高が低くなる。その結果、噴流波高が不均一となる。したがって、ノズルキャップ52の傾斜に合わせて、整流部材7の形状を変更することが好ましい。
図14は、一次噴流ノズル内に設けられる整流部材の別の例を示す断面図である。図14に示す例の整流部材7では、整流板77の上端面773とノズルキャップ52との距離と、整流板78の上端面783とノズルキャップ52との距離とが一定となるように、整流板77,78の高さが調整される。整流板77,78の上端面773,783とノズルキャップ52との距離は、たとえば5mmである。整流板77,78のZ軸方向の長さ(短辺長)は、たとえば20mm以上である。これにより、図13に示されるような大きな乱流F6の発生が抑制され、噴流波高を均一にすることができる。
図15は、一次噴流ノズル内に設けられる整流部材のさらに別の例を示す断面図である。図15に示す例の整流部材7では、整流板76における上端面763は、ノズルキャップ52と平行になるように、水平面に対して傾斜している。図15には示していないが、他の整流板73,75における上端面も、ノズルキャップ52と平行になるように、水平面に対して傾斜している。これにより、図13に示されるような大きな乱流F6の発生が抑制され、噴流波高を均一にすることができる。
さらに、一次噴流ノズル5内に整流部材7を設ける場合、整流部材7の整流板76は、一次噴流ノズル5のノズルキャップ52に形成された噴出孔52aの配列方向に平行であることが好ましい。
図16は、ノズルキャップの噴出孔の配置と整流板との相対位置の一例を示す平面図である。図17は、ノズルキャップの噴出孔の配置と整流板との相対位置の別の例を示す平面図である。
図16に示されるように、ノズルキャップ52の噴出孔52aがX軸方向に沿って配列されている場合、整流板76は、X軸方向に平行に配置される。図17に示されるように、ノズルキャップ52の噴出孔52aがX軸に対して傾斜して配列されている場合、整流板76は、噴出孔52aの配列方向と平行になるように、X軸に対して傾斜して配置される。これにより、噴流波高を均一にすることができる。
(整流部材の評価結果)
一次噴流ノズルおよび二次噴流ノズル内に整流部材7を設けた実施例に係る噴流式はんだ付け装置と、一次噴流ノズルおよび二次噴流ノズル内に整流部材7を設けない比較例に係る噴流式はんだ付け装置とについて、噴流の安定性およびドロスの発生量を評価した。はんだ槽に投入したはんだ全量は、400kgである。
比較例では、使用開始当初から、一次噴流ノズルによる噴流波高にばらつきが確認された。さらに、二次噴流ノズルからの噴流量は、中央付近で多く、Y軸方向の両端で少なかった。
これに対し、実施例では、一次噴流ノズルによる噴流波高が均一であり、二次噴流ノズルからの噴流量も均一であった。実施例では6時間連続して稼働した場合でも、一次噴流ノズルによる噴流波高および二次噴流ノズルからの噴流量に大きな変化は見られなかった。
噴流式はんだ付け装置を1時間稼働したときのドロスの発生量(1時間当たりのドロスの発生量)は、比較例では1.45kgであるのに対し、実施例では0.72kgとなった。
ドロスの成分を確認したところ、実施例では、炭化物が主であり、比較例と比べて酸化錫の量が激減していることが確認された。これは、噴流ノズル内の溶融はんだの流れが層流化されることにより、以下の(1)〜(3)の作用によるものと考えられる。
(1)一次噴流ノズルによる噴流波の表面積が小さくなる。
(2)一次噴流ノズルによる噴流波の崩壊時の跳ね上がりが抑制され、溶融はんだ内への空気の取り込み量が低減する。
(3)二次噴流ノズルによる噴流が緩やかな流れとなり、噴流落下時の空気の取り込み量が低減する。
さらに、日本アルミット株式会社製のソルダペースト(品番:LFM-48W TM-HP)1kgをはんだ槽に投入して、一次噴流ノズルによる噴流波高、二次噴流ノズルからの噴流量およびドロスの発生量を評価した。はんだ槽内のフラックス量が通常よりも多いため、はんだ槽内の環境は、ドロスが発生しやすい劣悪な状態である。
フラックスによる汚れのため、比較例では、一次噴流ノズルによる噴流波高がさらに不均一となるとともに、二次噴流ノズルからの噴流量もさらに不均一となった。しかしながら、実施例では6時間連続して稼働した場合でも、一次噴流ノズルによる噴流波高および二次噴流ノズルからの噴流量が均一であった。
ソルダペースト1kgを投入した場合の1時間当たりのドロスの発生量は、比較例では1.58kgであるのに対し、実施例では0.68kgとなった。このように、劣悪な環境下であっても、実施例に係る噴流式はんだ付け装置では、ドロスの発生量を抑制できることが確認された。
<作用・効果>
以上のように、本実施の形態に係る噴流式はんだ付け装置1は、圧送された溶融はんだを噴流させるための一次噴流ノズル5および二次噴流ノズル6と、一次噴流ノズル5および二次噴流ノズル6の少なくとも一方に設けられる整流部材7とを備える。整流部材7は、ノズル内の流路方向に平行な整流板73,75,76,77,78を含む。整流板73,75,76,77,78には複数の孔80が形成されている。
整流板73,75,76,77,78は、流路方向に平行であるため、溶融はんだの流れを流路方向に整えることができる。ただし、壁面近くを流れる流体は、通常、壁面から摩擦抵抗を受けるため、流速が低下する。しかしながら、整流板73,75,76,77,78には複数の孔80が形成されているため、孔80付近に小さな乱流が発生する。この小さな乱流は、転のように作用し、整流板73,75,76,77,78による摩擦抵抗を下げる。その結果、溶融はんだの流れがさらに層流化される。
このように、本実施の形態によれば、ノズル内の流れが層流化され、溶融はんだの噴流を安定化できる。さらに、溶融はんだの噴流が安定化することにより、溶融はんだに混入する酸素量を低減することができ、ドロスの発生を抑制できる。そのため、溶融はんだの噴流を長期間安定化できる。
整流板75,76は、流路方向およびプリント基板Wの進行方向D1に直交するY軸方向に交差するとともに、Y軸方向に沿って間隔を空けて配列される。整流板75,76は、たとえばプリント基板Wの進行方向D1に平行である。
これにより、整流板75,76は、ノズル内の空間をY軸方向に複数の領域に仕切り、ノズル内の溶融はんだの流れのY軸成分の乱れを抑制することができる。さらに、整流板75,76に孔80が形成されているため、整流板75,76に沿った溶融はんだの流れと、孔80を通る溶融はんだの流れとが接触することにより、小さな乱流が発生する。当該乱流は、転のように作用し、整流板75,76による摩擦抵抗を下げる。その結果、整流板75,76の近傍を流れる溶融はんだの流速の低下を抑制できる。これらの作用により、溶融はんだの流れが層流化される。
整流板77,78は、Y軸方向に平行であり、ノズルの壁面に近接して配置される。整流板77,78に形成された複数の孔80により小さな乱流が発生する。当該乱流も、転のように作用し、ノズルの壁面による摩擦抵抗を下げる。その結果、整流板77,78の近傍を流れる溶融はんだの流速の低下を抑制できる。整流板77,78の当該作用によって、ノズル内の溶融はんだの流れがさらに層流化される。
孔80は、たとえば、円形状、楕円形状または長丸形状であることが好ましい。孔80に角がないため、溶融はんだの層流化を妨げるような大きな乱流の発生を抑制することができる。
孔80の径は3〜6mmであることが好ましい。これにより、整流効果を発揮させやすくなるとともに、整流板75,76,77,78の強度の低下を抑制できる。
複数の孔80は千鳥状に形成されることが好ましい。これにより、整流板75,76,77,78における単位面積当たりの孔80の個数を増やすことができる。
整流板75,76,77,78において孔80の角部81には面取りが施されていることが好ましい。これにより、角部81の近傍において、溶融はんだの層流化を妨げるような大きな乱流の発生を抑制することができる。
整流板75,76,77,78におけるノズルの流路方向の端部において、整流板75,76,77,78の厚みは、当該流路方向の端面に向かうにつれて薄くなることが好ましい。これにより、整流板75,76,77,78におけるノズルの流路方向の端部において、溶融はんだの層流化を妨げるような大きな乱流の発生を抑制することができる。
一次噴流ノズル5の上面を構成するノズルキャップ52に複数の噴出孔52aが形成される。ノズルキャップ52は、水平面に対して傾斜していてもよい。この場合、整流板76の上端面763は、ノズルキャップ52と平行になるように、水平面に対して傾斜していることが好ましい。これにより、ノズルキャップ52と整流板76との距離が一定となり、一次噴流ノズル5による噴流波高を均一にすることができる。
もしくは、整流板77,78の上端面とノズルキャップ52との距離は一定であってもよい。これによっても、ノズルキャップ52と整流板77,78との距離が一定となり、一次噴流ノズル5による噴流波高を均一にすることができる。
<付記>
以下のように、本実施の形態は、以下のような開示を含む。
(構成1)
対象物(W)に対して溶融はんだ(41)を噴流してはんだ付けを行なう噴流式はんだ付け装置(1)であって、
圧送された前記溶融はんだ(41)を噴流させるためのノズル(5,6)と、
前記ノズル(5,6)内に設けられる整流部材(7)とを備え、
前記整流部材(7)は、前記ノズル(5,6)内の流路方向である第1方向(D2、D3)に平行な少なくとも1つの整流板(73a,73b,75a,75b,76a,76b,77,78)を含み、
前記少なくとも1つの整流板(73a,73b,75a,75b,76a,76b,77,78)には複数の孔(80)が形成されている、噴流式はんだ付け装置(1)。
(構成2)
前記少なくとも1つの整流板(73a,73b,75a,75b,76a,76b,77,78)は、前記第1方向(D2、D3)および前記対象物(W)の進行方向である第2方向(D1)に直交する第3方向に交差するとともに、前記第3方向に沿って間隔を空けて配列される、複数の第1整流板(73a,73b,75a,75b,76a,76b)を含む、構成1に記載の噴流式はんだ付け装置(1)。
(構成3)
前記少なくとも1つの整流板(73a,73b,75a,75b,76a,76b,77,78)は、前記第3方向に平行な少なくとも1つの第2整流板(77,78)を含み、
前記少なくとも1つの第2整流板(77,78)は、前記ノズル(5,6)の壁面に近接して配置される、構成2に記載の噴流式はんだ付け装置(1)。
(構成4)
前記複数の孔(80)は、円形状、楕円形状または長丸形状である、構成1から3のいずれかに記載の噴流式はんだ付け装置(1)。
(構成5)
前記複数の孔(80)の径は3〜6mmである、構成4に記載の噴流式はんだ付け装置(1)。
(構成6)
前記複数の孔(80)は千鳥状に形成される、構成1から5のいずれかに記載の噴流式はんだ付け装置(1)。
(構成7)
前記少なくとも1つの整流板(73a,73b,75a,75b,76a,76b,77,78)において前記複数の孔(80)の角部(81)には面取りが施されている、構成1から6のいずれかに記載の噴流式はんだ付け装置(1)。
(構成8)
前記少なくとも1つの整流板(73a,73b,75a,75b,76a,76b,77,78)の前記第1方向(D2,D3)の端部において、前記少なくとも1つの整流板(73a,73b,75a,75b,76a,76b,77,78)の厚みは、前記第1方向(D2,D3)の端面に向かうにつれて薄くなる、構成1から8のいずれかに記載の噴流式はんだ付け装置(1)。
(構成9)
前記ノズル(5)の天板(52)に複数の噴出孔(52a)が形成されており、
前記ノズル(5)の前記天板(52)は、水平面に対して傾斜しており、
前記複数の第1整流板(73a,73b,75a,75b,76a,76b)の上端面(763)は、前記ノズル(5,6)の前記天板(52)と平行になるように、水平面に対して傾斜している、構成2に記載の噴流式はんだ付け装置(1)。
(構成10)
前記ノズル(5)の天板(52)に複数の噴出孔(52a)が形成されており、
前記ノズル(5)の前記天板(52)は、水平面に対して傾斜しており、
前記少なくとも1つの第2整流板(77,78)は、前記第2方向に沿って配列される複数の第2整流板(77,78)を含み、
前記複数の第2整流板(77,78)の上端面(773,783)と前記ノズル(5)の前記天板(52)との距離は一定である、構成3に記載の噴流式はんだ付け装置(1)。
本発明の実施の形態について説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 噴流式はんだ付け装置、5 一次噴流ノズル、6 二次噴流ノズル、7 整流部材、10〜13 搬送装置、20 フラクサー装置、21 噴霧ノズル、30 予熱装置、40 はんだ槽、41 溶融はんだ、42,43 ダクト、43a 孔、50,60 ポンプ、51,61 ノズル本体、51a,61a 流入口、51b,61b 排出口、52 ノズルキャップ、52a 噴出孔、62 フロントガイド板、63 バックガイド板、71a,71b,72a,72b,73,73a,73b,75,75a,75b,76,76a,76b,77,78 整流板、74a,74b フランジ、80 孔、81 角部、761 上端部、762 下端部、763,773,783 上端面、764 下端面、765 傾斜端面、D1 進行方向、D2,D3 流路方向、H 作業者、L1,L2 液面、W プリント基板。

Claims (10)

  1. 対象物に対して溶融はんだを噴流してはんだ付けを行なう噴流式はんだ付け装置であって、
    圧送された前記溶融はんだを噴流させるためのノズルと、
    前記ノズル内に設けられる整流部材とを備え、
    前記整流部材は、前記ノズル内の流路方向である第1方向に平行な少なくとも1つの整流板を含み、
    前記少なくとも1つの整流板には複数の孔が形成されている、噴流式はんだ付け装置。
  2. 前記少なくとも1つの整流板は、前記第1方向および前記対象物の進行方向である第2方向に直交する第3方向に交差するとともに、前記第3方向に沿って間隔を空けて配列される、複数の第1整流板を含む、請求項1に記載の噴流式はんだ付け装置。
  3. 前記少なくとも1つの整流板は、前記第3方向に平行な少なくとも1つの第2整流板を含み、
    前記少なくとも1つの第2整流板は、前記ノズルの壁面に近接して配置される、請求項2に記載の噴流式はんだ付け装置。
  4. 前記複数の孔は、円形状、楕円形状または長丸形状である、請求項1から3のいずれか1項に記載の噴流式はんだ付け装置。
  5. 前記複数の孔の径は3〜6mmである、請求項4に記載の噴流式はんだ付け装置。
  6. 前記複数の孔は千鳥状に形成される、請求項1から5のいずれか1項に記載の噴流式はんだ付け装置。
  7. 前記少なくとも1つの整流板において前記複数の孔の角部には面取りが施されている、請求項1から6のいずれか1項に記載の噴流式はんだ付け装置。
  8. 前記少なくとも1つの整流板の前記第1方向の端部において、前記少なくとも1つの整流板の厚みは、前記第1方向の端面に向かうにつれて薄くなる、請求項1から7のいずれか1項に記載の噴流式はんだ付け装置。
  9. 前記ノズルの天板に複数の噴出孔が形成されており、
    前記ノズルの前記天板は、水平面に対して傾斜しており、
    前記複数の第1整流板の上端面は、前記ノズルの前記天板と平行になるように、水平面に対して傾斜している、請求項2に記載の噴流式はんだ付け装置。
  10. 前記ノズルの天板に複数の噴出孔が形成されており、
    前記ノズルの前記天板は、水平面に対して傾斜しており、
    前記少なくとも1つの第2整流板は、前記第2方向に沿って配列される複数の第2整流板を含み、
    前記複数の第2整流板の上端面と前記ノズルの前記天板との距離は一定である、請求項3に記載の噴流式はんだ付け装置。
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