JP2019125545A - コネクタ - Google Patents

コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP2019125545A
JP2019125545A JP2018007063A JP2018007063A JP2019125545A JP 2019125545 A JP2019125545 A JP 2019125545A JP 2018007063 A JP2018007063 A JP 2018007063A JP 2018007063 A JP2018007063 A JP 2018007063A JP 2019125545 A JP2019125545 A JP 2019125545A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
connector
fitted
portions
mating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018007063A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6924385B2 (ja
Inventor
今井 康雄
Yasuo Imai
康雄 今井
深津 幸弘
Yukihiro Fukatsu
幸弘 深津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP2018007063A priority Critical patent/JP6924385B2/ja
Priority to CN201910045196.9A priority patent/CN110061380B/zh
Priority to US16/253,249 priority patent/US10707620B2/en
Publication of JP2019125545A publication Critical patent/JP2019125545A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6924385B2 publication Critical patent/JP6924385B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/639Additional means for holding or locking coupling parts together, after engagement, e.g. separate keylock, retainer strap
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/64Means for preventing incorrect coupling
    • H01R13/641Means for preventing incorrect coupling by indicating incorrect coupling; by indicating correct or full engagement
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/40Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
    • H01R13/42Securing in a demountable manner
    • H01R13/422Securing in resilient one-piece base or case, e.g. by friction; One-piece base or case formed with resilient locking means
    • H01R13/4223Securing in resilient one-piece base or case, e.g. by friction; One-piece base or case formed with resilient locking means comprising integral flexible contact retaining fingers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/52Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
    • H01R13/5202Sealing means between parts of housing or between housing part and a wall, e.g. sealing rings
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/627Snap or like fastening
    • H01R13/6271Latching means integral with the housing
    • H01R13/6272Latching means integral with the housing comprising a single latching arm

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

【課題】高耐振性を有するとともに、付加価値の高いコネクタを提供する。【解決手段】コネクタ10は、相手ハウジング82が前方から嵌合されるハウジング12と、ハウジング12の外面を構成し、角部59を介して上下面に隣接する側面部56と、側面部56と角部59とに跨って設けられ、前方へ行くほど上下方向及び側方に段々と厚みを増す段部62と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、コネクタに関する。
特許文献1に記載のコネクタは、筒状のフード部を有するハウジングを備えている。フード部内には、相手側のコネクタが嵌入される。フード部は、外面に、格子状の厚肉部と、厚肉部で包囲される複数の薄肉部とを有している。
特開2010−73357号公報
上記従来のコネクタの場合、フード部に複数の薄肉部が設けられる分、ハウジングの軽量化を図ることができるため、振動の影響を受けにくく、ハウジングに収容された端子金具の摺動摩耗を比較的小さく抑えることができた。しかし、各薄肉部がそれ自体に実質的な機能を有しないため、構造的に無駄が多くなる懸念があり、また美観上もあまり好ましくないという問題があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、高耐振性を有するとともに、付加価値の高いコネクタを提供することを目的とする。
本発明のコネクタは、
相手ハウジングが前方から嵌合されるハウジングと、
前記ハウジングの外面を構成し、角部を介して上下面に隣接する側面部と、
前記側面部と前記角部とに跨って設けられ、前方へ行くほど上下方向及び側方に段々と厚みを増す段部と、を備えるところに特徴を有する。
段部が前方へ行くほど上下方向及び側方に段々と厚みを増す形態になっているため、ハウジングの重心を、相手ハウジングの嵌合面側となる前側に位置させることができ、振動環境下でハウジングの後部における重量を低減することができる。その結果、高耐振性に優れたコネクタを提供することができる。また、段部が上記構造であれば、ハウジングを相手ハウジングに嵌合させる際に指が引っ掛かり易く、段部を嵌合時の操作部として利用することができる。その結果、段部が機能的に有効活用され、コネクタの付加価値を高めることができる。
本発明の実施例1に係るコネクタの分解斜視図である。 ハウジングを後側から見た斜視図である。 ハウジングの平面図である。 ハウジングの側面図である。 ハウジングの底面図である。 ハウジングの正面図である。 コネクタの背面図である。 相手コネクタに正規嵌合されたコネクタの断面図である。
本発明の好ましい実施形態を以下に示す。
前記ハウジングは、後面に開口する肉抜き部を有し、前記側面部及び前記角部は、前記肉抜き部を区画するアーチ部分の外面を構成しているとよい。肉抜き部を有する分、ハウジングの重量を低減することができ、高耐振性にいっそう優れた構造になる。また、アーチ部分が段部によって補強されるため、ハウジングの強度を確保することができる。
前記側面部は、上下の前記段部間に、凹曲面状に括れた凹部を有しているとよい。これによれば、ハウジングの重量をより低減することができる。また、段部を嵌合時の操作部として利用する場合に、凹部に指がフィットし易く、良好なホールド感を得ることができる。
前記凹部は、前記側面部において前後方向に一定高さで連続しているとよい。これによれば、凹部及び段部の成形性が良好となる。
前記ハウジングは、前記上下面のいずれか一方に、前記相手ハウジングを嵌合状態に保持するロックアームと、前記ロックアームの両側に位置する保護壁とを有し、前記段部は、前記保護壁に一体に連結され、または前記保護壁に近接して配置されているとよい。これによれば、段部を嵌合時の操作部として利用する場合に、段部に加えて保護壁にも指を当てがうことができる。その結果、小型のコネクタに好適に利用可能となる。
<実施例1>
以下、本発明の実施例1を図1〜図8によって説明する。本実施例1に係るコネクタ10は、複数の雌端子金具11と、ハウジング12と、リテーナ13と、シール部材14とを備えている。コネクタ10は、相手コネクタ80に嵌合可能とされている。なお、以下の説明において、前後方向については、両コネクタ10、80が嵌合開始時に互いに向き合う面側を前側とする。
相手コネクタ80は、図示しない自動車のエンジン等の機器に直接取り付けられている。図8に示すように、相手コネクタ80は、複数の雄端子金具81と相手ハウジング82とを備えている。相手ハウジング82は合成樹脂製であって、前方に突出する筒状のフード部83を有している。図1に示すように、フード部83は、上面の幅方向中央部に、爪状のロック突起84を有している。また、フード部83は、上面の左右両側部及び左右側面の上部に、前後方向に延出する複数のリブ85を有している。
雄端子金具81は導電金属製であって、図8に示すように、前後方向に延出するピン状のタブ86を有している。各雄端子金具81のタブ86は、フード部83内に、左右一列になって突出して配置されている。
雌端子金具11は導電金属製であって、図8に示すように、全体として前後方向に細長い形態になっている。雌端子金具11は、前部に、筒状の接続部15を有し、後部に、オープンバレル状のバレル部16を有している。接続部15は、両コネクタ10、80の嵌合時に、雄端子金具81のタブ86を受容可能とされ、内部でタブ86に電気的に接続される。バレル部16は、電線17の端末部に電気的及び機械的に接続されている。また、バレル部16は、電線17に外嵌された個別型のゴム栓18に圧着接続されている。
ハウジング12は合成樹脂製であって、複数の雌端子金具11を収容するハウジング本体部19と、ハウジング本体部19の外周を包囲する筒状の嵌合筒部21と、嵌合筒部21とハウジング本体部19とをつなぐ径方向に沿った連結部22とを有している。図1及び図6に示すように、嵌合筒部21とハウジング本体部19との間で且つ連結部22の前方空間は、相手ハウジング82のフード部83が嵌合される嵌合空間23になっている。
ハウジング本体部19は、雌端子金具11を挿入可能な複数のキャビティ24を有している。各キャビティ24は、各雄端子金具81のタブ86と対応するように、左右一列になって設けられている。ハウジング本体部19の各キャビティ24は、図8に示すように、内壁下面に、前方へ突出する片持ち状のランス25を有している。ランス25は、雌端子金具11の接続部15に弾性的に係止され、キャビティ24内に雌端子金具11を一次的に抜け止めする機能を有している。
ハウジング本体部19のうち、連結部22を挟んで前側に位置する部分は、各ランス25が露出し、且つ、各ランス25を覆うようにリテーナ13が装着されるリテーナ装着部26として構成される。
リテーナ13は合成樹脂製であって、各キャビティ24と対応する位置に、複数の抜け止め部27を有している。リテーナ13は、リテーナ装着部26に前方から装着され、図8に示すように、各抜け止め部27がランス25の撓み空間28に進入することで、ランス25の撓み動作を規制し、もって雌端子金具11を二次的に抜け止めする。
シール部材14はシリコンゴム等のゴム製であって、図1に示すように、全体として環状をなし、外周に、複数のリップ29を有し、左右両側に、後方に突出する一対の取付片31(図1では1つのみ図示)を有している。
シール部材14は、ハウジング本体部19に前方から外嵌され、連結部22の前方に位置決め状態で配置される。各取付片31が連結部22の左右両側において縦長スリット状に貫通する取付孔32(図6及び図7を参照)に挿入されることにより、シール部材14がハウジング12に抜け止め状態に取り付けられる。
両コネクタ10、80の嵌合時、ハウジング12の嵌合空間23に相手ハウジング82のフード部83が嵌合されると、図8に示すように、シール部材14がハウジング本体部19とフード部83との間に弾性的に狭持される。シール部材14の各リップ29がフード部83の内面に弾性的に密着することで、ハウジング12と相手ハウジング82との間が液密にシールされる。
ハウジング本体部19のうち、連結部22を挟んで後側に位置する部分は、図2及び図7に示すように、各キャビティ24を区画しつつ左右一列に連なる連鎖円筒形状のキャビティタワー部33と、キャビティタワー部33を左右両側から覆う一対のアーチ部34と、キャビティタワー部33を下方から覆う底部35とを有している。アーチ部34及び底部35は、前端が連結部22に段付き状に一体に連結されている。
キャビティタワー部33の各キャビティ部分と底部35とは、高さ方向に沿った複数のつなぎ部36によって一体に連結されている。
図7に示すように、アーチ部34は、キャビティタワー部33の上部及び底部35から側方に突出する上下夫々の支持部37と、ほぼ上下方向に延出して上下両端が支持部37につながる架設部38とを有している。一対のアーチ部34、各つなぎ部36、キャビティタワー部33及び底部35で囲まれた内側空間は、肉抜き部41、42とされ、ハウジング本体部19の後面に開口している。肉抜き部41、42の奥面は、連結部22によって閉塞されている。
図7に示すように、肉抜き部41、42のうち、アーチ部34、キャビティタワー部33及びつなぎ部36によって囲まれる側部肉抜き部41は、底部35、キャビティタワー部33及びつなぎ部36によって囲まれる底部肉抜き部42に比べ、上下方向に大きく開口し、大きな開口面積を有している。連結部22の取付孔32及び取付孔32に係止された取付片31は、側部肉抜き部41を通して後方から視認可能とされている。
図1〜図3に示すように、ハウジング本体部19の上方には、ロックアーム43が設けられている。ロックアーム43は、嵌合筒部21の上壁に開設された開口部44を通して上方から視認可能で且つ操作可能とされている。開口部44は、嵌合筒部21の左右両側から起立する一対の保護壁45と、両保護壁45の前部上端間に架設される横架部46との間に区画され、後方に開放されている。両保護壁45は、ハウジング12の前後方向の略全長にわたって設けられ、図7に示すように、ハウジング12の後側で垂直板状に立設されている。
図2及び図3に示すように、ロックアーム43は、前側のロック本体部47と、後側の解除操作部48とで構成されている。ロック本体部47及び解除操作部48は、互いに分離して設けられている。ロック本体部47は、両保護壁45の内面に連なる支点部49と、支点部49から前方に突出する矩形の枠部51とを有し、枠部51内にロック孔52を有している。解除操作部48は、ハウジング本体部19の上面から起立したあと前後両側に突出する形状をなし、図1及び図3に示すように、前部に左右に張り出す係合部53を有し、後部に左右に幅広の押圧操作部54を有している。
両コネクタ10、80の嵌合時、ロック本体部47が支点部49を略支点として撓み変形したあとロック孔52にロック突起84が弾性的に嵌ることで、両ハウジング12、82が嵌合状態に保持される(図8を参照)。一方、両コネクタ10、80の離脱時、押圧操作部54が押し下げられると、解除操作部48がシーソ状に弾性変位し、両係合部53がロック本体部47を押し上げる。これにより、ロック突起84がロック孔52から離間し、両ハウジング12、82を引き離すことが可能となっている。
図6に示すように、嵌合筒部21は、左右側壁の上側内面に、前後方向に延びて前端に開口する一対の凹溝55を有している。両コネクタ10、80の嵌合時に、相手ハウジング82の左右両側のリブ85は、各凹溝にほぼ嵌合状態で挿入され、上側のリブ85は、両保護壁45間の対向する空間内に挿入されるようになっている。
図7に示すように、アーチ部34の外面は、架設部38の外面を構成する上下方向にほぼ沿った側面部56と、上下の支持部37の外面を構成する左右方向にほぼ沿った上下面部57、58と、上下面部57、58と側面部56との間にあって各面部56、57、58をつなぐ曲面状に湾曲した角部59と、で構成されている。上下面部57、58のうち、上面部57は保護壁45と一体に連結し、下面部58は底部35の下面側にリブ部分61を介して連なっている。リブ部分61は、つなぎ部36と上下方向に連続するように突設されている。
図1〜図5及び図7に示すように、アーチ部34の外面は、前側に、後側に比べて厚肉となる段部62を有している。段部62は、側面部56から角部59に跨って設けられ、さらに角部59から上下面部57、58にわたる範囲に設けられている。
段部62は、前方へ向けて階段状に段々と厚肉になる形態とされ、相対的に後側に位置する第1段部63と、相対的に前側に位置し、第1段部63より厚肉の第2段部64とを有している。第2段部64は、側方及び上下方向への突出量(肉盛り量)がいずれも第1段部63より大きくされている。第2段部64の後面は、第1段部63の外面と略直交し、上下方向にほぼ沿った第2段差面65とされ、第1段部63の後面は、アーチ部34の後側の外面と略直交し、上下方向にほぼ沿った第1段差面66とされている。第2段部64は、連結部22の後面に一体に連結されている。
段部62は、実質的に側面部56の上下方向の全長に設けられている。図4及び図7に示すように、側面部56は、段部62の上下端側の領域(角部59側の領域)から上下中央側の領域にかけて左右内側へ凹曲面状に括れた形態の凹部67を有している。凹部67は、段部62の前後方向の略全長に、同一高さ(同一の上下寸法)且つ同一深さ(同一の凹み量)で連続している。したがって、凹部67においては、第2段差面65が消失され、第1段部63から第2段部64にかけて段差なく連続している。図7に示すように、段部62の外面全体は、凹部67を介することでアーチ部34の上下両側で周方向に曲面状(略円弧面状)に連なる形態になる。
次に、本実施例1に係るコネクタ10の作用効果を説明する。
ハウジング本体部19の各キャビティ24には、後方から雌端子金具11が挿入される。各雌端子金具11は、ランス25及びリテーナ13の係止作用により、対応するキャビティ24内に抜け止め状態に収容される。各雌端子金具11に接続された電線17は、ハウジング12のキャビティタワー部33から後方へ引き出される。
次いで、コネクタ10が相手コネクタ80に嵌合される。この際、作業者は、ハウジング12の段部62に指を当てがいつつコネクタ10を相手コネクタ80に押し込むことができる。具体的には、作業者は、親指及び人差し指をハウジング12の左右の各段部62にそれぞれ当てがい、ハウジング12を左右両側から挟み込むようにして嵌合作業を行うことができる。このとき、第1段差面66及び第2段差面65が、各指に対する引っ掛かりとなり、滑り止めとしての機能をはたす。また、各指の腹の部分が凹部67の凹面(湾曲面)に嵌ることにより、各指の押圧力がハウジング12にダイレクトに無駄なく伝わるようになる。さらに、指先の一部が段部62に連続する保護壁45に当てられることで、保護壁45の側面を操作領域として利用することが可能となる。
ハウジング12の嵌合空間23に相手ハウジング82のフード部83が正規深さで嵌入されると、ロックアーム43がロック突起84を弾性的に係止し、両コネクタ10、80が嵌合状態に保持される(図8を参照)。作業者は、ロックアーム43の弾性復帰に起因する節度感(ロックフィーリング)を得ることにより、両コネクタ10、80が正規嵌合されたことを検知することができる。
両コネクタ10、80の嵌合後、相手コネクタ80に直結された機器が振動すると、その振動力が相手コネクタ80を介してコネクタ10に伝わる。これにより、ハウジング12の後面から引き出された各電線17に大きな慣性力が発生し、両ハウジング12、82に収容された雌雄端子金具11、81が摺動摩耗する懸念がある。このため、ハウジング12の後側をなるべく軽量にすることが望まれる。その点、本実施例1の場合、段部62が前方へ向けて段々と厚みを増す形態になっているため、ハウジング12の後側の重量を小さく抑えることができ、且つ、ハウジング12の重心を前側に位置させることができる。その結果、コネクタ10の高耐振性の向上を図ることができる。
また、ハウジング12の後側に肉抜き部41、42が設けられているため、ハウジング12の後側をより軽量にすることができ、高耐振性のさらなる向上を図ることができる。しかも、側部肉抜き部41がアーチ部34で区画され、アーチ部34の外面を構成する側面部56及び角部59に跨って段部62が肉盛り状に設けられているため、肉抜き部41、42に起因するハウジング12の強度低下を防止することができる。
また、段部62の上下領域間に設けられた凹部67に指を当てがうことにより、良好なホールド感を得ることができる。この場合に、凹部67が前後方向に一定高さで連続する形態になっているため、凹部67及び段部62の成形性が良好となる。
さらに、作業者は、段部62に加えて保護壁45にも指を当てがうことができる。その結果、小型のコネクタ10に好適に利用可能となる。
<他の実施例>
以下、他の実施例を簡単に説明する。
(1)段部が、ハウジングの側面部の上下中央部に設けられない構成であってもよい。
(2)段部が、ハウジングの上下面部に設けられない構成であってもよい。
(3)段部が、保護壁に一体に連結されず、保護壁に近接して配置される構成であってもよい。
(4)段部が、3段階以上の段差を有して段々と厚くなる形態であってもよい。
(5)ロックアーム及び保護壁が、ハウジングの下面に設けられるものであってもよい。
(6)コネクタは、フード部を備え、フード部内に雄端子金具のタブが突出する雄側コネクタであってもよい。
10…コネクタ
12…ハウジング
34…アーチ部(アーチ部分)
41…肉抜き部(側部肉抜き部)
42…肉抜き部(底部肉抜き部)
45…保護壁
56…側面部
59…角部
62…段部
67…凹部
80…相手コネクタ
82…相手ハウジング

Claims (5)

  1. 相手ハウジングが前方から嵌合されるハウジングと、
    前記ハウジングの外面を構成し、角部を介して上下面に隣接する側面部と、
    前記側面部と前記角部とに跨って設けられ、前方へ行くほど上下方向及び側方に段々と厚みを増す段部と、を備えるコネクタ。
  2. 前記ハウジングは、後面に開口する肉抜き部を有し、前記側面部及び前記角部は、前記肉抜き部を区画するアーチ部分の外面を構成している請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記側面部は、上下の前記段部間に、凹曲面状に括れた凹部を有している請求項1又は請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記凹部は、前記側面部において前後方向に一定高さで連続している請求項3に記載のコネクタ。
  5. 前記ハウジングは、前記上下面のいずれか一方に、前記相手ハウジングを嵌合状態に保持するロックアームと、前記ロックアームの両側に位置する保護壁とを有し、前記段部は、前記保護壁に一体に連結され、または前記保護壁に近接して配置されている請求項1ないし4のいずれか1項に記載のコネクタ。
JP2018007063A 2018-01-19 2018-01-19 コネクタ Active JP6924385B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018007063A JP6924385B2 (ja) 2018-01-19 2018-01-19 コネクタ
CN201910045196.9A CN110061380B (zh) 2018-01-19 2019-01-17 连接器
US16/253,249 US10707620B2 (en) 2018-01-19 2019-01-22 Connector

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018007063A JP6924385B2 (ja) 2018-01-19 2018-01-19 コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019125545A true JP2019125545A (ja) 2019-07-25
JP6924385B2 JP6924385B2 (ja) 2021-08-25

Family

ID=67300183

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018007063A Active JP6924385B2 (ja) 2018-01-19 2018-01-19 コネクタ

Country Status (3)

Country Link
US (1) US10707620B2 (ja)
JP (1) JP6924385B2 (ja)
CN (1) CN110061380B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023140138A1 (ja) * 2022-01-24 2023-07-27 住友電装株式会社 コネクタ

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7091749B2 (ja) * 2018-03-20 2022-06-28 住友電装株式会社 コネクタ
CN209282467U (zh) * 2018-11-30 2019-08-20 泰科电子(上海)有限公司 端子保持架、连接器壳体、连接器、及连接器组件
JP7146717B2 (ja) * 2019-10-01 2022-10-04 矢崎総業株式会社 コネクタ
JP2021093311A (ja) * 2019-12-11 2021-06-17 住友電装株式会社 コネクタ
JP2022068976A (ja) * 2020-10-23 2022-05-11 住友電装株式会社 コネクタ構造
JP1714181S (ja) * 2021-10-28 2022-05-06 電気コネクタ用ハウジング
USD1028899S1 (en) * 2021-10-28 2024-05-28 Sumitomo Wiring Systems, Ltd Electrical connector housing

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06295761A (ja) * 1993-04-09 1994-10-21 Sumitomo Wiring Syst Ltd 自動車ワイヤハーネス用コネクター
JP2004079483A (ja) * 2002-08-22 2004-03-11 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ
JP2010192328A (ja) * 2009-02-19 2010-09-02 Yazaki Corp コネクタハウジング及び嵌合補助治具及び嵌合解除補助治具
JP2012129075A (ja) * 2010-12-15 2012-07-05 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ
JP2012195285A (ja) * 2011-02-28 2012-10-11 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ
JP2016066474A (ja) * 2014-09-24 2016-04-28 矢崎総業株式会社 コネクタハウジング

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2514466Y2 (ja) * 1991-11-29 1996-10-16 矢崎総業株式会社 端子保護コネクタ
JP3183382B2 (ja) * 1995-10-16 2001-07-09 矢崎総業株式会社 電気コネクタ
JP3529019B2 (ja) * 1997-10-24 2004-05-24 矢崎総業株式会社 ホルダ付コネクタ
US6106340A (en) * 1998-04-30 2000-08-22 The Whitaker Corporation Electrical connector with deflectable secondary
JP3534013B2 (ja) * 1999-10-06 2004-06-07 住友電装株式会社 コネクタ
JP2001118626A (ja) * 1999-10-18 2001-04-27 Yazaki Corp コネクタハウジングとその製造方法
JP2001257023A (ja) * 2000-03-14 2001-09-21 Yazaki Corp コネクタ
JP2003243093A (ja) * 2002-02-21 2003-08-29 Yazaki Corp Usbコネクタ
JP3963849B2 (ja) * 2003-02-26 2007-08-22 矢崎総業株式会社 コネクタのロック構造
JP3856768B2 (ja) * 2003-06-11 2006-12-13 住友電装株式会社 コネクタ
KR100901409B1 (ko) * 2007-07-06 2009-06-05 현대자동차주식회사 동축 케이블 커넥터
JP5276938B2 (ja) * 2008-09-16 2013-08-28 矢崎総業株式会社 コネクタ
JP5189941B2 (ja) * 2008-09-16 2013-04-24 矢崎総業株式会社 コネクタ
KR101002858B1 (ko) * 2009-03-24 2010-12-21 케이유엠 주식회사 암커넥터 조립체
CN101859961B (zh) * 2010-05-18 2012-01-25 中航光电科技股份有限公司 曲线槽锁紧式密封电连接器
US8882528B2 (en) * 2010-12-15 2014-11-11 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Connector
CN102957043B (zh) * 2011-08-31 2014-11-26 昆山联滔电子有限公司 插头
HUE050214T2 (hu) * 2012-02-16 2020-11-30 Md Elektronik Gmbh Kábel jelek átvitelére
CN202662851U (zh) * 2012-05-14 2013-01-09 广东华声电器股份有限公司 一种大功率弯曲插头
JP5883366B2 (ja) * 2012-09-06 2016-03-15 ヒロセ電機株式会社 電気コネクタ組立体
CN205752696U (zh) * 2016-05-12 2016-11-30 矢崎(中国)投资有限公司 连接器以及连接器配合结构

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06295761A (ja) * 1993-04-09 1994-10-21 Sumitomo Wiring Syst Ltd 自動車ワイヤハーネス用コネクター
JP2004079483A (ja) * 2002-08-22 2004-03-11 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ
JP2010192328A (ja) * 2009-02-19 2010-09-02 Yazaki Corp コネクタハウジング及び嵌合補助治具及び嵌合解除補助治具
JP2012129075A (ja) * 2010-12-15 2012-07-05 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ
JP2012195285A (ja) * 2011-02-28 2012-10-11 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ
JP2016066474A (ja) * 2014-09-24 2016-04-28 矢崎総業株式会社 コネクタハウジング

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023140138A1 (ja) * 2022-01-24 2023-07-27 住友電装株式会社 コネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
CN110061380B (zh) 2021-11-12
US20190229467A1 (en) 2019-07-25
CN110061380A (zh) 2019-07-26
US10707620B2 (en) 2020-07-07
JP6924385B2 (ja) 2021-08-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2019125545A (ja) コネクタ
JP4973430B2 (ja) コネクタ
KR20130023148A (ko) 고무 플러그 및 방수 커넥터
JP6488978B2 (ja) 防水コネクタ
KR101580746B1 (ko) 커넥터
US10418747B2 (en) Electrical connector having an improved o-ring
JP6375246B2 (ja) コネクタの嵌合構造
JP2015170489A (ja) コネクタ
JP7001963B2 (ja) コネクタ
JP2013239368A (ja) 防水コネクタ
JP6057468B2 (ja) 防水コネクタ
JP2021082417A (ja) コネクタ
JP6782574B2 (ja) コネクタ
JP6230012B1 (ja) 電気コネクタ
JP6252386B2 (ja) コネクタ
JP6004279B2 (ja) コネクタ
JP5846052B2 (ja) 電気接続箱
JP2022068907A (ja) コネクタ
JP2021082418A (ja) コネクタ
JP6228148B2 (ja) コネクタの防水構造
JP6488977B2 (ja) 防水コネクタ
US20230142085A1 (en) Connector
WO2023243439A1 (ja) コネクタ
JP7137388B2 (ja) コネクタ
JP3415055B2 (ja) 嵌合検知コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200618

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210326

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210330

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210514

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210701

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210714

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6924385

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150