JP2001118626A - コネクタハウジングとその製造方法 - Google Patents

コネクタハウジングとその製造方法

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JP2001118626A
JP2001118626A JP29501399A JP29501399A JP2001118626A JP 2001118626 A JP2001118626 A JP 2001118626A JP 29501399 A JP29501399 A JP 29501399A JP 29501399 A JP29501399 A JP 29501399A JP 2001118626 A JP2001118626 A JP 2001118626A
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rib
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thin
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Yoshihisa Kashiyama
誠久 樫山
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Yazaki Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/0046Details relating to the filling pattern or flow paths or flow characteristics of moulding material in the mould cavity
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R43/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
    • H01R43/18Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for manufacturing bases or cases for contact members
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/50Bases; Cases formed as an integral body

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 側壁や端子収容室の隔壁への樹脂材の充填不
足を防止する。 【解決手段】 内部に複数の端子収容室9を有し、両側
に少なくとも薄肉の側壁部6を有するコネクタハウジン
グ1で、薄肉の側壁部6の中央にショートショット防止
用のリブ8を一体形成した。リブ8は、薄肉の側壁部6
に続く厚肉の側壁部7よりも外側に突出している。リブ
8は、端子収容室9の隔壁15の延長上に設置されてい
る。リブ8は隔壁15よりも厚肉に形成されている。コ
ネクタハウジング1の外壁5に対応してランナ3のゲー
トを配置し、ゲートから成形金型内に溶融した樹脂材を
注入してコネクタハウジング1を形成する方法で、外壁
5の一部である薄肉の側壁部6にショートショット防止
用のリブ8を一体に形成させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端子収容室を構成
する隔壁や側壁部への樹脂材のショートショット(充填
不足)を防止した形状のコネクタハウジングとそのコネ
クタハウジングの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は従来のコネクタハウジングの一例
を示すものである。コネクタハウジング31は合成樹脂
で形成され、内部に複数の端子収容室32を横方向に並
列に且つ上下二段に有している。端子収容室32は垂直
方向の隔壁33と水平方向の隔壁34と上下の壁部3
5,36と左右の壁部37,38とで画成されている。
正確には両側の端子収容室32が左右の壁部37,38
を構成要素として含んでいる。
【0003】各端子収容室32には後部の開口から端子
39が挿入され、端子39は端子収容室32内の可撓性
の係止ランス(図示せず)で一次係止される。端子39
は前半に接触用のばね片40を内設した箱状の電気接触
部41、後半に電線圧着部42をそれぞれ有している。
本例の端子39は雌型のものであり、コネクタハウジン
グ31は雄型のものである。
【0004】本例のコネクタハウジング31には、端子
39を二次係止するための上下一対のリヤホルダ43が
細長のヒンジ44を介して一体に設けられている。各リ
ヤホルダ43は端子係止用の係止突部45を有し、コネ
クタハウジング31の上下の各壁部35,36の後半の
開口46内に挿入され、係止突部45が端子収容室32
内に進入して端子39の電気接触部41の後端41aを
係止する。端子39は前記係止ランスと係止突部45と
で二重に係止される。ヒンジ44は開口46内に収容さ
れる。
【0005】コネクタハウジング31は、溶融した樹脂
材を図示しない成形金型内に注入(射出)し、樹脂材を
冷却固化することで形成される。この際、ヒンジ44や
リヤホルダ43も一体に形成される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のコネクタハウジング31とその製造方法において
は、特に各端子39間のピッチを小さく設定する必要の
あるものにおいては、垂直方向の隔壁33や水平方向の
隔壁34を薄く設定しなければならないために、射出成
形時にショートショットにより隔壁33,34の板厚が
部分的に設定値以下になりやすく、その場合には端子間
の絶縁性が悪化し、レアショートの原因となるという懸
念があった。
【0007】また、コネクタハウジング31の小型化等
のために左右の側壁37,38をも薄く設定する場合が
あり、この場合には側壁37,38の板厚が設定値以下
になりやすく、同様に外部に対して端子39の絶縁性が
悪化し、外部との間でレアショートするという心配があ
った。
【0008】コネクタハウジング31の小型化以外で
も、リヤホルダ43のヒンジ44を開口46内に収容す
るために、側壁37,38の後半部を薄く設定して収容
スペースを確保する必要があり、射出成形時に側壁3
7,38がショートショットされやすいということがあ
った。これは、リヤホルダ43のヒンジ44をコネクタ
ハウジング31の側壁37,38の外側に収容させる場
合や、リヤホルダ43に左右の側壁(図示せず)を設定
し、この側壁をコネクタハウジング31の側壁37,3
8に沿って案内させる場合等においても同様である。
【0009】本発明は、上記した点に鑑み、樹脂成形時
の隔壁や側壁部のショートショットを確実に防止して、
隔壁や側壁部を規定の板厚に確保することのできる形状
のコネクタハウジング及びそのコネクタハウジングの製
造方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、内部に複数の端子収容室を有し、且つ両
側に少なくとも薄肉の側壁部を有するコネクタハウジン
グにおいて、前記薄肉の側壁部の中央にショートショッ
ト防止用のリブを一体に形成したことを特徴とする(請
求項1)。前記ショートショット防止用のリブが、前記
薄肉の側壁部に続く厚肉の側壁部よりも外側に突出して
いることも有効である(請求項2)。また、前記ショー
トショット防止用のリブが、前記端子収容室の隔壁の延
長上に設置されたことも有効である(請求項3)。ま
た、前記ショートショット防止用のリブが前記隔壁より
も厚肉に形成されたことも有効である(請求項4)。ま
た、コネクタハウジングの外壁に対応してランナのゲー
トを配置し、該ゲートから成形金型内に溶融した樹脂材
を注入してコネクタハウジングを形成するコネクタハウ
ジングの製造方法において、前記外壁の一部である薄肉
の側壁部にショートショット防止用のリブを一体に形成
させることを特徴とする(請求項5)。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態の具体
例を図面を用いて詳細に説明する。図1〜図5は、本発
明に係るコネクタハウジングとその製造方法の一実施形
態を示すものである。
【0012】図1はコネクタハウジング1を斜め前側か
ら見た図、図2は同じくコネクタハウジング1を斜め後
側から見た図、図3はコネクタハウジング1の側面図、
図4は同じく正面図、図5は、コネクタハウジング1に
端子二次係止用のリヤホルダ2を仮係止させた状態をそ
れぞれ示すものである。
【0013】図1〜図4において、溶融した樹脂材を注
入するためのランナ3を鎖線で示す。本実施形態におい
てランナ3の先端のゲート4はコネクタハウジング1の
左右の側壁(外壁)5の前後方向の中央付近の上側寄り
に位置設定される。ランナ3は例えば成形金型(図示せ
ず)の合わせ目において設定される。
【0014】コネクタハウジング1は後半側の側壁部6
を薄肉に設定し、その薄肉の側壁部6の高さ方向中央に
おいてショートショット防止用のリブ8、すなわち長方
形で平板状の突出部を外向きに一体に突出形成したこと
を特徴とするものである。リブ8はコネクタハウジング
1内の端子収容室9(図2)と平行に薄肉の側壁部6の
前後方向の長さの全範囲に渡って連続して直線的に形成
されている。
【0015】コネクタハウジング1の前半側の側壁部7
は厚肉に形成され、厚肉の側壁部7は後半の薄肉の側壁
部6の上下部分7a(図2)に延長されている。薄肉の
側壁部6と厚肉の側壁部7との間には略三角形状の凹部
10(図1)が形成され、凹部10内に図5の如くリヤ
ホルダ2の側壁11の爪部12が進入して、凹部10の
傾斜面13に沿って案内される。薄肉の側壁部6と厚肉
の側壁部7とでコネクタハウジング1の側壁5が構成さ
れている。
【0016】ショートショット防止用のリブ8は薄肉の
側壁部6の外表面から直角に水平方向に突設され、厚肉
の側壁部7の外表面よりも外側に長く突出している。リ
ブ8が厚肉の側壁部7よりも外側に長く突出しているこ
とで、射出成形時に溶融した樹脂材が薄肉の側壁部6側
に誘導され、薄肉の側壁部6のショートショット(樹脂
材の充填不足)が防止される。
【0017】また、厚肉の側壁部7の高さ方向中央ない
し中央付近には、リブ8から一直線上に溝14が続いて
形成されている。溝14は、リブ8を成形する際の型抜
き溝であると同時に、射出成形時に溶融した樹脂材が厚
肉の側壁部7に集中するのを抑えてリブ8側へ樹脂材を
集中させる作用をする。
【0018】リブ8は薄肉の側壁部6を経てコネクタハ
ウジング1の上下二段の端子収容室9(図2)の水平方
向の隔壁15(図2)に直線的に続いている。リブ8の
中心線と水平方向の隔壁15の中心線とは水平方向に一
致している。リブ8の板厚は水平方向の隔壁15よりも
厚く設定されている。これによりリブ8側に優先的に樹
脂材が誘導(導入)される。リブ8の先端8a(図4)
はアール状に湾曲して滑らかに形成されており、リブ8
への樹脂材の充填がスムーズに行われるようになってい
る。
【0019】射出成形時に樹脂材が厚肉の側壁部7から
リブ8側(正確にはリブ8を形成するための成形金型の
隙間であるが、便宜上、成形金型の隙間とは言わず単に
リブ側と言う。これは側壁部6や隔壁15についても同
様である)に向けて流動し、薄肉の側壁部6が完全に充
填されると共に、リブ8側からコネクタハウジングの上
下の壁部19,20(図1)及び水平方向の隔壁15
(図2)に向けて樹脂材が導入され、さらに端子収容室
9の垂直方向の隔壁21(図2)に樹脂材が導入され
る。このように、リブ8を形成したことで、薄肉の側壁
部6及び各隔壁15,21へのショートショットが防止
され、薄肉の側壁部6及び各隔壁15,21が規定の板
厚寸法に形成される。
【0020】図1〜図4に示すコネクタハウジング1及
び図5に示すリヤホルダ2はそれぞれ本出願人が特願平
11−111042号で提案済のものであり、本実施形
態のコネクタハウジング1は樹脂成形時の隔壁15,2
1や薄肉の側壁部6のショートショットを防止したこと
を特徴としている。
【0021】上下一対のリタホルダ2を用いないコネク
タハウジング(図示せず)や、三段以上の端子収容室に
対応したリヤホルダ(図示せず)を用いるコネクタハウ
ジング(図示せず)であれば、水平方向の複数枚の隔壁
15(便宜上図2の符号を引用する)に対応して複数対
のショートショット防止用のリブ8を設けることが可能
である。例えば端子収容室9を三段に形成した場合は、
上下二枚の水平方向の隔壁15に続いてコネクタハウジ
ング(図示せず)の左右の側壁部6に二対のショートシ
ョット防止用のリブ8を形成する。これにより、上記同
様の作用で水平方向及び垂直方向の各隔壁15,21及
び左右の側壁部6のショートショットが防止される。
【0022】以下に図1〜図4のコネクタハウジング1
及び図5のリヤホルダ2の構成を詳細に説明する。コネ
クタハウジング1の上下の壁部19,20(図1)の後
半には、リヤホルダ2(図5)を挿着するための開口2
2が設けられ、開口22は端子収容室9(図2)に続い
ている。端子(図示せず)は従来同様の雌型のものが用
いられ、後部の開口(符号9で代用する)から端子収容
室9に挿入され、可撓性の係止ランス(図示せず)で一
次係止される。
【0023】コネクタハウジング1の前端壁23(図
1)には、端子収容室9に続く小さな開口24が形成さ
れ、開口24に相手側の雌型のコネクタハウジング内の
雄型の端子(図示せず)が挿入される。コネクタハウジ
ング1の上壁19には相手コネクタハウジングに対する
可撓性のロックアーム25が設けられている。
【0024】コネクタハウジング1の後端側において厚
肉の側壁部7に、リヤホルダ2(図5)に対する仮係止
突起26(図1)が設けられ、リヤホルダ2(図5)の
側壁11に仮係合孔27が設けられている。図5の如く
リヤホルダ2の側壁11の先端側に内向きの爪部12が
設けられ、爪部12は略三角形状の凹部10の上下の各
傾斜面13に沿って移動可能で、これによりリヤホルダ
2が斜め上側及び斜め下側から各開口22内に挿入され
る。リヤホルダ2の前端側に端子を二次係止するための
係止突部が28設けられている。本実施形態のリヤホル
ダ2はコネクタハウジング1とは別体のものであるが、
従来のように細長のヒンジ(図示せず)で一体に連結さ
せることも可能である。
【0025】図6〜図7は、コネクタハウジングの製造
方法の一形態として、溶融した樹脂材を射出してコネク
タハウジング1を形成する際の樹脂材の流れを矢印で示
したものである。
【0026】樹脂材はランナ3を経て先端のゲート4か
ら図示しない成形金型内へ注入される。図6の如く樹脂
材はゲート4から厚肉の側壁部7を経てリブ8の長手方
向に導入される。この樹脂材の誘導作用はリブ8がある
ために行われるものである。樹脂材がリブ8側に流れ込
むことで、リブ8の上下に位置する薄肉の側壁部6への
樹脂材の流れ込みが良好に行われ、薄肉の側壁部6への
樹脂材のショートショットが確実に防止される。
【0027】それと同時に、図7の如くリブ8の基部側
からコネクタハウジング1の上下の壁部19,20と中
間の水平方向の隔壁15に向けて樹脂材が導入される。
さらに上下の壁部19,20と水平方向の隔壁15から
垂直方向の隔壁21へ樹脂材が導入される。上下の壁部
19,20や水平方向及び垂直方向の各隔壁15,21
への樹脂材の誘導作用もリブ8があるために確実に行わ
れる。これにより各壁部19,20や各隔壁15,21
への樹脂材のショートショットが防止される。これは端
子間のピッチを小さく設定して、隔壁15,21を薄肉
とした場合において特に有効である。
【0028】なお、ランナ3のゲート4をコネクタハウ
ジング1の上下の壁部19,20側に配置する場合は、
射出成形時の樹脂材の流れは上下の壁部19,20から
垂直方向の隔壁21に流れ、垂直方向の隔壁21から水
平方向の隔壁15に流れ、水平方向の隔壁15からショ
ートショット防止用のリブ8に向けて薄肉の側壁部6に
流れる。最後に最外側のリブ8に樹脂材が流れ込むこと
により、各隔壁15,21及び薄肉の側壁部6のショー
トショットが確実に防止される。
【0029】コネクタハウジングの製造方法として、シ
ョートショット防止用のリブ8を、薄肉の側壁部6に続
く厚肉の側壁部7(図2)よりも外側に突出させること
や、リブ8を端子収容室9の水平方向の隔壁15の延長
上に設置することや、リブ8を水平方向の隔壁15より
も厚肉に形成させることも有効である。また、ゲート4
の位置は側壁5に限らず、コネクタハウジング1の外壁
である上壁19や底壁20等であってもよい。
【0030】
【発明の効果】以上の如く、請求項1,5記載の発明に
よれば、溶融した樹脂材でコネクタハウジングを射出成
形する際に、樹脂材がリブ側に流れ込み、薄肉の側壁部
(薄肉の側壁部を構成するための成形金型の隙間)が樹
脂材で確実に充填される。これにより、薄肉の側壁部の
ショートショットが防止され、端子収容室内の端子と外
部との絶縁性が確保され、レアショートが防止される。
また、薄肉の側壁部に続く端子収容室の水平方向の隔壁
にリブ側から樹脂材が導入され、さらに水平方向の隔壁
から垂直方向の隔壁に樹脂材が導入されるから、各隔壁
のショートショットが防止され、端子収容室内の端子相
互の絶縁性が確保され、レアショートが防止される。
【0031】また、請求項2記載の発明によれば、溶融
した樹脂材が厚肉の側壁部側に流れ込んだ際に、樹脂材
がリブ側に優先的に導入され、リブ側への樹脂材の流れ
が良くなり、且つリブ側への流入量が増し、それにより
請求項1記載の発明の効果が一層顕著に発揮される。ま
た、請求項3記載の発明によれば、樹脂材がリブ側から
水平方向の隔壁側にスムーズに流れ込み、水平方向の隔
壁及び垂直方向の隔壁への樹脂材の充填がスムーズ且つ
確実に行われる。また、請求項4記載の発明によれば、
リブの断面積が大きいから、リブ側への樹脂材の流入量
や流入速度が増し、請求項1〜3記載の発明の効果が一
層顕著に発揮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコネクタハウジングの一実施形態
(コネクタハウジングを樹脂成形する状態)を示す斜視
図である。
【図2】同じくコネクタハウジングを斜め後方から見た
状態を示す斜視図である。
【図3】同じくコネクタハウジングを示す側面図であ
る。
【図4】同じくコネクタハウジングを示す正面図であ
る。
【図5】コネクタハウジングにリヤホルダを仮係止させ
た状態を示す斜視図である。
【図6】コネクタハウジングの製造方法における樹脂材
を射出する際の樹脂材の流れを示す側面図である。
【図7】同じく樹脂材の流れを示す正面図である。
【図8】従来のコネクタハウジングの一例を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1 コネクタハウジング 3 ランナ 4 ゲート 5 側壁(外壁) 6 薄肉の側壁部 7 厚肉の側壁部 8 ショートショット防止用のリブ 9 端子収容室 15 水平方向の隔壁 21 垂直方向の隔壁

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に複数の端子収容室を有し、且つ両
    側に少なくとも薄肉の側壁部を有するコネクタハウジン
    グにおいて、前記薄肉の側壁部の中央にショートショッ
    ト防止用のリブを一体に形成したことを特徴とするコネ
    クタハウジング。
  2. 【請求項2】 前記ショートショット防止用のリブが、
    前記薄肉の側壁部に続く厚肉の側壁部よりも外側に突出
    していることを特徴とする請求項1記載のコネクタハウ
    ジング。
  3. 【請求項3】 前記ショートショット防止用のリブが、
    前記端子収容室の隔壁の延長上に設置されたことを特徴
    とする請求項1又は2記載のコネクタハウジング。
  4. 【請求項4】 前記ショートショット防止用のリブが前
    記隔壁よりも厚肉に形成されたことを特徴とする請求項
    3記載のコネクタハウジング。
  5. 【請求項5】 コネクタハウジングの外壁に対応してラ
    ンナのゲートを配置し、該ゲートから成形金型内に溶融
    した樹脂材を注入してコネクタハウジングを形成するコ
    ネクタハウジングの製造方法において、前記外壁の一部
    である薄肉の側壁部にショートショット防止用のリブを
    一体に形成させることを特徴とするコネクタハウジング
    の製造方法。
JP29501399A 1999-10-18 1999-10-18 コネクタハウジングとその製造方法 Abandoned JP2001118626A (ja)

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