JP2010192328A - コネクタハウジング及び嵌合補助治具及び嵌合解除補助治具 - Google Patents

コネクタハウジング及び嵌合補助治具及び嵌合解除補助治具 Download PDF

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圭祐 長尾
Toru Kurosawa
亨 黒澤
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Abstract

【課題】コネクタハウジングが小型の場合でも、相手コネクタハウジングとの嵌合接続作業時に良好な把持性を確保して嵌合接続作業を容易なコネクタ嵌合補助治具を提供する。
【解決手段】嵌合補助治具14は、雄コネクタハウジング12に嵌合した際に、係合音を発するロックアーム25を有する雌コネクタハウジング11の後端に着脱可能に結合されて、雌コネクタハウジング11を雄コネクタハウジング12に嵌合接続操作時には把持部として使用され、嵌合接続操作の完了後には、結合されていた雌コネクタハウジング11から取り外される。嵌合補助治具14には、雌コネクタハウジング11に設けられた治具結合部31に結合されるハウジング結合部41と、把持し易い大きさ及び形状が付与された把持部42とが備えられている。これにより、嵌合接続作業時に良好な把持性を確保して嵌合接続作業を容易することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、雌雄のコネクタハウジング相互の嵌合接続を容易且つ確実にするコネクタハウジング及び嵌合補助治具及び嵌合解除補助治具に関する。
図36は、嵌合接続する雌雄のコネクタハウジングの従来例を示したものである。
ここに示した雌雄のコネクタハウジング1,2は、下記特許文献1に開示されたもので、雌コネクタハウジング1の上面には、コネクタハウジング1,2相互の嵌合が正常に完了したときにアーム本体3a上の係止部3bが雄コネクタハウジング2の係合部5に係合して嵌合状態をロックするロックアーム3が設けられている。
図36(a)は雌雄のコネクタハウジング1,2相互が嵌合途中の状態を示し、図36(b)は雌雄のコネクタハウジング1,2相互の嵌合が完了した状態を示している。
また、雌コネクタハウジング1の上面には、ロックアーム3に隣接するように解除レバー7が設けられている。この解除レバー7は、係止部3bの付近に設けられた連係部7aと、指で押圧操作を行う操作部7bと、係止部3bを解除変位させる方向に作用させる支点部7cとが設けられ、これらが力学的てこを構成するように機能している。
図36(c)に示すように、コネクタハウジング1,2相互が嵌合接続している状態で、操作部7bを押し下げると、解除レバー7が雄コネクタハウジング2の内壁に当接している支点部7cを支点に下方に回動挙動し、解除レバー7に連係部7aで連結されている係止部3bが下方に変位し、ロック状態が解除された状態になる。
このロック解除状態では、雌コネクタハウジング1を後方(図36(c)の矢印A方向)に引き抜くことで、コネクタハウジング1,2の嵌合を解除することができる。
特開2006−147291号公報
ところで、上記のようなコネクタハウジング1,2は、製造コストの低減や配置場所での占有スペースの低減等から、小型軽量化が進められているが、小型化すると、コネクタハウジング1,2相互の嵌合接続時に操作性の良い適度な大きさの把持部を確保できなくなることが少なくない。
そして、操作性の良い適度な大きさの把持部を確保できないために、コネクタハウジング1,2の嵌合接続作業が困難になる場合もあった。
また、コネクタハウジング1,2に明確な把持部を確保していないため、嵌合接続作業時に把持する箇所は作業者任せになっていて、嵌合接続操作時に作業者の手指が誤って操作部7bに触れていると、解除レバー7の作動で嵌合不良が発生する虞があった。
更に、コネクタハウジング相互の嵌合接続時には、一方のコネクタハウジングのロックアーム3が相手のコネクタハウジングの係合部5に係合したときに発生する動作音を聞いて、正常に嵌合接続が完了したか否かの確認をすることが多い。しかし、専用の把持部が確保できない小型のコネクタハウジングの場合は、例えば接続作業時に作業者の手指がロックアーム3に触れているために、ロック時の係合に伴う動作音が通常よりも小さくなり、動作音が周囲の騒音に紛れて、動作音から嵌合接続作業の完了を確認できなくなるという不便があった。
また、小型化により十分な把持部を確保できないコネクタハウジングは、コネクタハウジング相互の嵌合解除時の作業も困難であった。
本発明の目的は上記課題を解消することに係り、コネクタハウジングが小型の場合でも、コネクタハウジング相互の嵌合接続作業時に良好な把持性を確保して、嵌合接続作業を容易にすることができ、また、嵌合接続作業時に把持部が不明確なために作業者の手指が誤ってロックアーム等に触れてしまうことに起因した動作音の低減などの不都合の発生を回避することができるコネクタハウジング及び嵌合補助治具を提供すること、更には嵌合接続されているコネクタハウジング相互の嵌合解除作業を容易にすることができる嵌合解除補助治具を提供することにある。
本発明の前述した目的は、下記の構成により達成される。
(1)相手コネクタハウジングに嵌合した際に、係合音を発するロックアームを有するコネクタハウジングであって、
当該コネクタハウジングの後端に、相手コネクタハウジングに嵌合接続する際に把持部となる嵌合補助治具を着脱可能に結合する治具結合部が設けられたことを特徴とするコネクタハウジング。
(2)前記治具結合部として、コネクタハウジング相互の嵌合方向に突出した前記嵌合補助治具のコネクタ嵌合部が嵌合することにより前記嵌合補助治具の嵌合方向に直交する方向の位置決めを果たす治具嵌合穴と、前記コネクタ嵌合部と前記治具嵌合穴との嵌合が所定長に達した時に、前記嵌合補助治具に係合して、前記嵌合補助治具の嵌合方向の移動を規制する治具係止部とが備えられたことを特徴とする上記(1)に記載のコネクタハウジング。
(3)相手コネクタハウジングに嵌合した際に、係合音を発するロックアームを有するコネクタハウジングの後端に着脱可能に結合されて、前記コネクタハウジングを相手コネクタハウジングに嵌合接続操作時には把持部として使用され、嵌合接続操作の完了後には、結合されていた前記コネクタハウジングから取り外される嵌合補助治具であって、
前記コネクタハウジングに設けられた治具結合部に結合されるハウジング結合部と、把持し易い大きさ及び形状が付与された把持部とが備えられたことを特徴とする嵌合補助治具。
(4)前記ハウジング結合部には、前記治具結合部として一方のコネクタハウジングの後端にコネクタハウジング相互の嵌合方向に窪んで設けられた治具嵌合穴に着脱可能に嵌合するコネクタ嵌合部と、前記コネクタ嵌合部と前記治具嵌合穴との嵌合が所定長に達した時に、前記一方のコネクタハウジングの治具係止部に係合して当該嵌合補助治具の嵌合方向の移動を規制するコネクタ結合手段とが備えられたことを特徴とする上記(3)に記載の嵌合補助治具。
(5)前記ハウジング結合部には、コネクタハウジング相互の結合用に前記一方のコネクタハウジングの後端から相手コネクタハウジング側に延出している前記ロックアームを外部から触れることができないように、前記ロックアームの上を覆う治具フード部が設けられていることを特徴とする上記(3)又は(4)に記載の嵌合補助治具。
(6)前記ハウジング結合部には、前記一方のコネクタハウジングの後端の開口を介して前記コネクタハウジング相互の係合部の周囲空間に連通して、コネクタハウジング相互の係合音を拡大する共鳴室が備えられたことを特徴とする上記(3)〜(5)の何れか1つに記載の嵌合補助治具。
(7)前記共鳴室は、共鳴した前記係合音を放射するための開口を有することを特徴とする上記(6)に記載の嵌合補助治具。
(8)前記共鳴室は、コネクタ側の開口を除いて閉塞されていることを特徴とする上記(6)に記載の嵌合補助治具。
(9)コネクタハウジングの後端に着脱可能に結合されて、前記コネクタハウジングを相手のコネクタハウジングから取り外す嵌合解除操作時には把持部として使用され、嵌合解除操作の完了後には、結合されていたコネクタハウジングから取り外される嵌合解除補助治具であって、
コネクタハウジングに設けられた治具結合部に結合されるハウジング結合部と、把持し易い大きさ及び形状が付与された把持部とを備えると共に、
前記ハウジング結合部には、コネクタハウジングの後端に装着したときに、相手コネクタハウジングとの結合用に前記コネクタハウジングの後端から相手コネクタハウジング側に延出しているロックアームを係合解除方向に撓ませるロック解除部を備えたことを特徴とする嵌合解除補助治具。
上記(1)に記載のコネクタハウジングでは、コネクタハウジングの後端に嵌合補助治具を嵌合接続することが可能になり、嵌合補助治具を把持部として、雌雄のコネクタハウジング相互の嵌合接続作業を行うことができる。
上記(2)に記載のコネクタハウジングでは、その後端への嵌合接続が完了した嵌合補助治具は、治具嵌合穴との嵌合によりコネクタハウジング相互の嵌合方向に直交する方向の移動が規制され、且つ、治具係止部との係合により前記嵌合方向の移動が規制されて、しっかりと固定される。
従って、コネクタハウジングの後端に嵌合接続した嵌合補助治具を把持して、コネクタハウジング相互を嵌合接続させる操作時に、嵌合補助治具がガタ付くことがなく、正確に、コネクタハウジング相互の嵌合接続を行うことができる。
上記(3)に記載の嵌合補助治具によれば、嵌合補助治具が把持し易い大きさ及び形状の把持部を有しているため、該嵌合補助治具が結合されるコネクタハウジングの寸法等に左右されずに、コネクタハウジング相互の嵌合接続作業時には良好な把持性を確保して、嵌合接続作業を容易することができる。
上記(4)に記載の嵌合補助治具は、コネクタハウジングの後端への嵌合接続が完了したときには、コネクタ嵌合部とコネクタハウジング側の治具嵌合穴との嵌合によりコネクタハウジング相互の嵌合方向に直交する方向の移動が規制され、且つ、コネクタ結合手段とコネクタハウジング側の治具係止部との係合により前記嵌合方向の移動が規制されて、しっかりと固定される。
従って、コネクタハウジングの後端に嵌合接続した嵌合補助治具を把持して、コネクタハウジング相互を嵌合接続させる操作時に、嵌合補助治具がガタ付くことがなく、正確に、コネクタハウジング相互の嵌合接続を行うことができる。
上記(5)に記載の嵌合補助治具は、コネクタハウジングの後端への嵌合接続が完了したときには、治具フード部がコネクタハウジングのロックアームを覆って、前記ロックアームを外部から触れることのできないようにするため、嵌合補助治具を使ったコネクタハウジング相互の嵌合接続操作時に、作業者の手指が誤ってロックアームに触れてしまうことを確実に防止することができ、ロックアームへの作業者の誤接触によってコネクタハウジング相互の嵌合不良が発生することを確実に防止でき、また、嵌合接続完了時の動作音がロックアームへの作業者の誤接触によって低減することも、確実に回避することができる。
そのため、コネクタハウジング相互の嵌合接続完了時の動作音から嵌合接続作業の完了を確認することも容易になる。
上記(6)に記載の嵌合補助治具は、嵌合補助治具を使ったコネクタハウジング相互の嵌合接続操作が完了したときにコネクタハウジング相互間に発生する動作音が、一方のコネクタハウジングの後端の開口を介して共鳴室に入って、共鳴によってより大きな音に変換される。
従って、動作音の確認が容易になる。また、コネクタハウジング相互の嵌合完了時に発生する動作音を大きくするためにコネクタハウジング相互の係合部を無理に大きく設計するような必要がなくなり、コネクタハウジング相互の小型化も図り易くなる。
上記(7)に記載の嵌合補助治具は、共鳴室が、共鳴した前記係合音を放射するための開口を有するので、コネクタハウジング相互の係合音が共鳴室で共鳴した後、開口から作業者に向けて放射されるので、作業者は係合音を確実に知覚することができる。
上記(8)に記載の嵌合補助治具は、共鳴室が、コネクタ側の開口を除いて閉塞されているので、共鳴効果が更に高まり、作業者は係合音を確実に知覚することができる。
上記(9)に記載の嵌合解除補助治具は、嵌合接続状態にある雌雄コネクタハウジングの一方のコネクタハウジングの治具結合部に接続すると、ロック解除部がこれらの雌雄コネクタハウジング相互を結合しているロックアームを係合解除方向に撓ませて、コネクタハウジング相互のロック状態を解除することができ、更にコネクタハウジング相互を離脱させる際に把持し易い把持部を提供することができる。
従って、作業者は、嵌合解除補助治具に装備されている把持部と相手側のコネクタハウジングとを把持して、相互を離反する方向に引くことで、コネクタハウジング相互の嵌合を簡単に解除することができ、小型のコネクタハウジング相互の嵌合解除作業を容易にすることができる。
本発明に係るコネクタハウジング及び嵌合補助治具によれば、嵌合補助治具が嵌合装着されるコネクタハウジングは、そのコネクタハウジング自体が小型の場合でも、装着した嵌合補助治具を把持部として相手コネクタハウジングへの嵌合接続ができるため、コネクタハウジング相互の嵌合接続作業時に良好な把持性を確保して、嵌合接続作業を容易することができる。
また、把持部となる嵌合補助治具を装着したコネクタハウジングは、嵌合接続作業時の把持部が明確になる。従って、嵌合接続作業時に把持部が不明確なために、把持する部位が作業者任せになってしまって作業者の手指が誤ってロックアーム等に触れてしまうことを防止できる。
従って、嵌合接続作業時に作業者の手指が誤ってロックアーム等に触れてしまうことに起因した不都合、例えば、嵌合不良の発生や、嵌合接続完了時の動作音の低減といった不都合の発生を回避することができる。そのため、コネクタハウジング相互の嵌合接続完了時の動作音から嵌合接続作業の完了を確認することも容易になる。
また、本発明に係る嵌合解除補助治具によれば、嵌合接続状態にある雌雄コネクタハウジングの一方のコネクタハウジングの治具結合部に接続すると、雌雄コネクタハウジング相互を結合しているロックアームの係合を解除することができ、更にコネクタハウジング相互を離脱させる際に把持し易い把持部を提供することができる。
従って、作業者は、嵌合解除補助治具に装備されている把持部と相手側のコネクタハウジングとを把持して、相互を離反する方向に引くことで、コネクタハウジング相互の嵌合を簡単に解除することができ、小型のコネクタハウジング相互の嵌合解除作業を容易にすることができる。
本発明に係る雌雄のコネクタハウジングと嵌合補助治具の第1の実施形態の斜視図である。 図1に示した雌雄のコネクタハウジングと嵌合補助治具の縦断面図である。 図2のA−A断面図である。 図1に示した雌コネクタハウジングの正面図である。 図1に示した雌コネクタハウジングの背面図である。 図4のB−B断面図である。 図1に示した嵌合補助治具の拡大図である。 図7に示した嵌合補助治具の正面図である。 図8のC−C断面図である。 図1に示した雄コネクタハウジングの正面図である。 図2に示した雌コネクタハウジングと嵌合補助治具の嵌合接続完了時の状態を示す縦断面図である。 図11のE−E断面図である。 図2に示した雌コネクタハウジングと嵌合補助治具の嵌合接続完了状態の斜視図である。 図13に示した嵌合補助治具により雌雄のコネクタハウジングの嵌合を完了させた状態の縦断面図である。 図14に示した嵌合完了状態の斜視図である。 本発明に係る嵌合補助治具の第2の実施形態の斜視図である。 図16に示した嵌合補助治具の正面図である。 図17のH−H断面図である。 図17のI−I断面図である。 図16の嵌合補助治具を図1に示した雌コネクタハウジングに嵌合接続する前の状態を示す分解斜視図である。 図16の嵌合補助治具を図1に示した雌コネクタハウジングに嵌合接続した状態の斜視図である。 図21に示した嵌合状態の縦断面図である。 図22のK−K断面図である。 本発明の第2の実施形態の嵌合補助治具を使って雌雄コネクタハウジング相互を嵌合接続した状態の縦断面図である。 図24のL−L断面図である。 本発明の第2の実施形態の嵌合補助治具を使って雌雄コネクタハウジング相互を嵌合接続した状態の斜視図である。 嵌合接続が完了した雌雄コネクタハウジングの斜視図である。 本発明に係る嵌合解除補助治具の一実施形態の斜視図である。 図28に示した嵌合解除補助治具の正面図である。 図29のM−M断面図である。 嵌合接続状態にある雌雄コネクタハウジングの雌コネクタハウジングに第1の実施形態の嵌合解除補助治具を装着する前の状態を示す縦断面図である。 第1の実施形態の嵌合解除補助治具と雌コネクタハウジングとの嵌合途中の状態を示す縦断面図である。 第1の実施形態の嵌合解除補助治具と雌コネクタハウジングとの嵌合完了状態を示す縦断面図である。 第1の実施形態の嵌合解除補助治具が嵌合接続された雌雄コネクタハウジングの斜視図である。 図34に示した嵌合解除補助治具の嵌合状態を示す水平断面図である。 従来の雌雄のコネクタハウジングの説明図で、(a)は嵌合途中の縦断面図、(b)は嵌合完了状態の縦断面図、(c)は嵌合完了状態で解除レバーを操作したときの動作説明図である。
以下、本発明に係るコネクタハウジング及び嵌合補助治具、及び嵌合解除補助治具の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係る雌雄のコネクタハウジングと嵌合補助治具の第1の実施形態の斜視図、図2は図1に示した雌雄のコネクタハウジングと嵌合補助治具の縦断面図、図3は図2のA−A断面図である。
本発明の第1の実施形態におけるコネクタ嵌合方法は、図1に示す雌雄のコネクタハウジング11,12相互を嵌合接続する際に、その一方のコネクタハウジングである雌コネクタハウジング11には、予め、嵌合操作時に把持部となる嵌合補助治具14を嵌合装着しておき、雌雄コネクタハウジング11,12相互の嵌合接続が完了後に、雌コネクタハウジング11から嵌合補助治具14を取り外す。
雌コネクタハウジング11は、図3〜図6に示すように、複数個の雌端子収容穴21を整列装備した端子収容部22と、この端子収容部22の周囲に雄コネクタハウジング12の嵌入空間23を画成する雌フード部24と、嵌入空間23に正常嵌合した雄コネクタハウジング12上のロック用係止部51に係合してコネクタハウジング11,12相互の嵌合状態をロックするロックアーム25とを備えている。
ロックアーム25は、ハウジング後端側からハウジング先端に向かって延出したアーム25aの先端に、嵌入空間23側に突出するロック突起25bを設けたもので、このロック突起25bを雄コネクタハウジング12のロック用係止部51の後端の段差に係合させることで、雄コネクタハウジング12の抜け止めをする。
本実施形態の場合、雌コネクタハウジング11の後端には、嵌合補助治具14を着脱可能に結合する治具結合部31を設けている。
治具結合部31は、図5及び図6に示すように、コネクタハウジング相互の嵌合方向と平行な窪み形状に端子収容部22の上部に穿設された一対の治具嵌合穴32と、雌コネクタハウジング11の後端外周に着脱可能に嵌合する嵌合補助治具14の治具フード部43を着脱可能に係止する治具係止部33と、ロック用係止部51が係合するロック突起25bの周囲の空間である周囲空間61をハウジング後端側に開放する開口63とを備えている。
嵌合補助治具14は、図7〜図9に示すように、雌コネクタハウジング11の後端に嵌合装着されて、雌コネクタハウジング11と雄コネクタハウジング12の嵌合接続時に把持部として使用されるもので、雌コネクタハウジング11に設けられた治具結合部31に結合されるハウジング結合部41と、把持し易い大きさ及び形状が付与された把持部42とを樹脂により一体成形している。
本実施形態の場合、ハウジング結合部41には、雌コネクタハウジング11の後端外周に着脱可能に嵌合する治具フード部43と、雌雄コネクタハウジング11,12相互の嵌合方向に沿って突出した形態に設けられて、雌コネクタハウジング11の後端に装備された治具嵌合穴32に着脱可能に嵌合するコネクタ嵌合部45と、治具嵌合穴32とコネクタ嵌合部45との嵌合完了時に治具係止部33に係合して雌コネクタハウジング11と嵌合補助治具14とを着脱可能な結合状態にするコネクタ結合手段(コネクタ結合突起)46と、を備えている。
嵌合補助治具14の把持部42は、作業者が手指で把持し易いように、図7及び図9に示すように、滑り止めとなる複数の段差形状48が形成されている。
雄コネクタハウジング12は、図2及び図10に示すように、複数個の雄端子収容穴55を整列装備した端子収容部56と、端子収容部56の先端側外周部に延出形成されて雌コネクタハウジング11の嵌入空間23に嵌合する雄フード部53と、雌コネクタハウジング11と雄コネクタハウジング12との嵌合接続が正常に完了したときに雌コネクタハウジング11のロックアーム25のロック突起25bに係合するロック用係止部51とを備えている。
次に、以上に説明した雌コネクタハウジング11と雄コネクタハウジング12とを嵌合接続させる手順を、図面に基づいて説明する。
まず、図11〜図13に示すように、嵌合補助治具14のハウジング結合部41を雌コネクタハウジング11の治具結合部31に嵌合させて、雌コネクタハウジング11に嵌合補助治具14を嵌合接続した状態を得る。
この状態では、図11に示すように、治具嵌合穴32とコネクタ嵌合部45との嵌合長が所定長に達して、コネクタハウジング相互の嵌合方向に直交する方向の移動が規制される。また、図12に示すように、治具フード部43の内側に装備されたコネクタ結合手段46が、治具結合部31の治具係止部33を乗り越えた係合状態になって、コネクタハウジング相互の嵌合方向への移動が規制される。
次に、図14及び図15に示すように、嵌合補助治具14が結合されている雌コネクタハウジング11を、雄コネクタハウジング12に嵌合させる。
この作業中、雌コネクタハウジング11は嵌合補助治具14の把持部42を把持することによって操作される。コネクタハウジング11,12相互の嵌合が正常に完了すると、図14に示したように、雄コネクタハウジング12のロック用係止部51に雌コネクタハウジング11のロックアーム25のロック突起25bが係合し、コネクタハウジング11,12相互の嵌合状態がロックされる。
コネクタハウジング11,12相互の嵌合状態がロックされたときは、ロックアーム25のロック突起25bがロック用係止部51を乗り越えてロック用係止部51の後端面に係合する際の動作音が発生することで、ロック状態になったことを知覚することができる。
図15の状態で、雄コネクタハウジング12と、嵌合補助治具14の把持部42とをそれぞれ把持して、それぞれの把持した部分を図中の矢印F,Gで示すように引き抜く方向に引っ張ると、コネクタハウジング11,12はロック状態になっているため、嵌合補助治具14が雌コネクタハウジング11から離脱して、雌コネクタハウジング11と雄コネクタハウジング12とが嵌合接続した状態が得られる。
以上に説明したように、後端に治具結合部31を装備した雌コネクタハウジング11は、ハウジングの後端に嵌合補助治具14を嵌合接続することが可能になり、嵌合補助治具14を把持部として、雌雄のコネクタハウジング相互の嵌合接続作業を行うことができる。
また、上記実施形態のように、嵌合補助治具14が、雌コネクタハウジング11に結合するためのハウジング結合部41と、把持するための把持部42とを備えた構成の場合には、把持部42に把持し易い大きさ及び形状を設定しておくことで、該嵌合補助治具14が結合されるコネクタハウジング11の寸法等に左右されずに、コネクタハウジング11,12相互の嵌合接続作業時には良好な把持性を確保して、嵌合接続作業を容易することができる。
従って、コネクタハウジング11,12の嵌合接続時に嵌合補助治具14を使用する上記の第1の実施形態では、雌コネクタハウジング11自体が小型の場合でも、装着した嵌合補助治具14の把持部42を把持して相手コネクタハウジングへの嵌合接続ができるため、コネクタハウジング相互の嵌合接続作業時に良好な把持性を確保して、嵌合接続作業を容易することができる。
更に、上記実施形態では、把持部となる嵌合補助治具14を装着した雌コネクタハウジング11は、嵌合接続作業時の把持部が明確になる。従って、嵌合接続作業時に把持部が不明確なために、把持する部位が作業者任せになってしまって作業者の手指が誤ってロックアーム25等に触れてしまうことを防止できる。
従って、嵌合接続作業時に作業者の手指が誤ってロックアーム25等に触れてしまうことに起因した不都合、例えば、嵌合不良の発生や、嵌合接続完了時の動作音の低減といった不都合の発生を回避することができる。そのため、コネクタハウジング11,12相互の嵌合接続完了時の動作音から嵌合接続作業の完了を確認することも容易になる。
図16〜図19は、本発明に係る嵌合補助治具の第2の実施形態を示したものである。
この第2の実施形態の嵌合補助治具14Aは、第1の実施形態の嵌合補助治具14の一部を改良したものである。
以下に、改良した点について、詳述する。
この第2の実施形態の嵌合補助治具14Aの場合、雌コネクタハウジング11の後端部の外周に被さるハウジング結合部41の治具フード部43は、コネクタハウジング11,12相互の結合用に雌コネクタハウジング11の後端から相手コネクタハウジング12側に延出しているロックアーム25を外部から触れることができないように、ロックアーム25の上を覆う構造に改良されている。
この改良によって、図16に示すように、治具フード部43の上部壁43aと、把持部42の上部壁42aと、が平坦に連なる形状になっている。
更に、この第2の実施形態の嵌合補助治具14Aの場合、ハウジング結合部41は、図16に示すように、共鳴室65を備えた構造に改良されている。
共鳴室65は、図6に示した雌コネクタハウジング11の後端の開口63を介してコネクタハウジング11,12相互の係合部の周囲空間61に連通して、コネクタハウジング11,12相互の係合音を拡大する共鳴空間となっている。
この共鳴室65は、コネクタ嵌合部45の周囲の空間で、底部で外部に連通する開口65aと、後方側で外部に連通する開口65bとを備えた構造で、共鳴音を下方及び後方に放射する。
第2の実施形態の嵌合補助治具14Aは、上記のように、治具フード部43の上部壁43aがロックアーム25の上を覆うようにした点、及び共鳴室65を装備した点の2つの改良点以外は、第1の実施形態の嵌合補助治具14と同様の構成でよく、第1の実施形態と同様の構成については同番号を付して説明を省略する。
この第2の実施形態の嵌合補助治具14Aも、図20に矢印Jで示すように、雌コネクタハウジング11の後端の治具結合部31にハウジング結合部41を嵌合させて、雌コネクタハウジング11に合体させる。
雌コネクタハウジング11の後端に嵌合補助治具14Aが合体した状態では、図22に示すように、雌コネクタハウジング11の後端から延出するロックアーム25の上が治具フード部43の上部壁43aで覆われる。また、ロック突起25bの周囲に位置する周囲空間61が、雌コネクタハウジング11の後端の開口63を介して共鳴室65に連通した状態になる。
後端に嵌合補助治具14Aが合体した状態の雌コネクタハウジング11は、図24〜図26に示すように、嵌合補助治具14Aの把持部42を把持して、雄コネクタハウジング12に嵌合接続する。
雄コネクタハウジング12に対して雌コネクタハウジング11の嵌合接続が完了するときには、図24に示すように、雌コネクタハウジング11のロックアーム25の先端のロック突起25bが、雄コネクタハウジング12のロック用係止部51に係合して、動作音が発生する。
その動作音は、雌コネクタハウジング11の後端の開口63を介して共鳴室65に入り、共鳴により拡大した大きな音となって、共鳴室65の底部の開口65a及び後方側の開口65bから外部に共鳴音が放射される。
雌コネクタハウジング11と雄コネクタハウジング12の嵌合接続の動作音を確認したら、雌コネクタハウジング11から嵌合補助治具14を引き抜いて、図17に示すように、嵌合補助治具14を取り外した状態にする。
以上に説明した第2の実施形態の嵌合補助治具14Aでは、コネクタハウジング11の後端への嵌合接続が完了したときには、図22に示したように治具フード部43の上部壁43aがコネクタハウジング11のロックアーム25を覆って、ロックアーム25を外部から触れることのできないようにするため、嵌合補助治具14Aを使ったコネクタハウジング11,12相互の嵌合接続操作時に、作業者の手指が誤ってロックアーム25に触れてしまうことを確実に防止することができる。従って、ロックアーム25への作業者の誤接触によってコネクタハウジング11,12相互の嵌合不良が発生することを確実に防止でき、また、嵌合接続完了時の動作音がロックアーム25への作業者の誤接触によって低減することも、確実に回避することができる。
そのため、コネクタハウジング相互の嵌合接続完了時の動作音から嵌合接続作業の完了を確認することも容易になる。
更に、以上に説明した第2の実施形態の嵌合補助治具14Aでは、嵌合補助治具14Aを使ったコネクタハウジング11,12相互の嵌合接続操作が完了したときにコネクタハウジング11,12相互間に発生する動作音が、雌コネクタハウジング11の後端の開口63を介して嵌合補助治具14Aの共鳴室65に入って、共鳴によってより大きな音に変換される。
そして、共鳴によって大きな音に変換された動作音は、下部開口65a及び後方側開口65bから放射され、作業者は動作音を知覚し易くなっている。
従って、動作音の確認が容易になる。また、コネクタハウジング相互の嵌合完了時に発生する動作音を大きくするためにコネクタハウジング相互の係合部を無理に大きく設計するような必要がなくなり、コネクタハウジング相互の小型化も図り易くなる。
なお、上記実施形態のように共鳴室65に開口65a,65bを設けずに、共鳴室65がコネクタ側の開口を除いて閉塞された構成であってもよい。この場合、共鳴室65がコネクタ側の開口を除いて閉塞されることにより、共鳴効果が更に高まり、作業者は動作音を知覚し易くなる。
図28〜図30は、本発明に係る嵌合解除補助治具の一実施形態を示したものである。
ここに示した嵌合解除補助治具71は、雌コネクタハウジング11の後端に着脱可能に結合されて、雌コネクタハウジング11を相手の雄コネクタハウジング12から取り外す嵌合解除操作時には把持部として使用され、嵌合解除操作の完了後には、結合されていた雌コネクタハウジング11から取り外される。
嵌合解除補助治具71は、図16〜図18に示した嵌合補助治具14Aと同様に、雌コネクタハウジング11に設けられた治具結合部31に結合されるハウジング結合部41と、把持し易い大きさ及び形状が付与された把持部42とを備えている。
但し、この嵌合解除補助治具71の場合は、ハウジング結合部41に、ロック解除部73が追加されている。
嵌合解除補助治具71のロック解除部73は、ハウジング結合部41を雌コネクタハウジング11の後端に装着したときに、相手コネクタハウジングである雄コネクタハウジング12との結合用に雌コネクタハウジング11の後端から雄コネクタハウジング12側に延出しているロックアーム25の押下操作部25cを押圧して、ロックアーム25を係合解除方向に撓ませる突起である。
上記嵌合解除補助治具71は、図31〜図33に示すように雄コネクタハウジング12に嵌合接続されている雌コネクタハウジング11の後端の治具結合部31に嵌合接続する。
雌コネクタハウジング11の後端への嵌合接続が完了すると、図33に示すように、ロック解除部73がこれらの雌雄コネクタハウジング11,12相互を結合しているロックアーム25のロックアーム25cを下方に押下して、ロックアーム25を係合解除方向(図33の矢印N方向)に撓ませて、コネクタハウジング11,12相互のロック状態を解除することができる。
更に、図34に示すように、コネクタハウジング11,12相互を離脱させる際に把持し易い把持部42を提供することができる。
従って、作業者は、嵌合解除補助治具71に装備されている把持部42と相手側の雄コネクタハウジング12とを把持して、相互を離反する方向に引くことで、嵌合解除補助治具71が接続されている雌コネクタハウジング11を雄コネクタハウジング12から引き抜いて、コネクタハウジング11,12相互の嵌合を簡単に解除することができ、小型のコネクタハウジング相互の嵌合解除作業を容易にすることができる。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良等が自在である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置場所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
例えば、上記の実施形態では、嵌合補助治具や嵌合解除補助治具は、雌コネクタハウジングに嵌合接続する場合を示したが、雄コネクタハウジングに嵌合接続するようにしても良い。更に、上記実施形態では、雌雄のコネクタハウジングの一方のコネクタハウジングである雌コネクタハウジングにのみ嵌合補助治具を接続したが、双方のコネクタハウジングが小型で把持し難い場合には、それぞれのコネクタハウジングに嵌合補助治具や嵌合解除補助治具を接続して、双方のコネクタハウジングに把持し易い把持部を確保するようにしても良い。
11 雌コネクタハウジング
12 雄コネクタハウジング
14,14A 嵌合補助治具
21 雌端子収容穴
22 端子収容部
23 嵌入空間
24 雌フード部
25 ロックアーム
25b ロック突起
25c 押下操作部
31 治具結合部
32 治具嵌合穴
33 治具係止部
41 ハウジング結合部
42 把持部
43 治具フード部
43a 上部壁
45 コネクタ嵌合部
46 コネクタ結合手段
48 段差形状
51 ロック用係止部
53 雄フード部
61 周囲空間
63 開口
65 共鳴室
65a,65b 開口
71 嵌合解除補助治具
73 ロック解除部

Claims (9)

  1. 相手コネクタハウジングに嵌合した際に、係合音を発するロックアームを有するコネクタハウジングであって、
    当該コネクタハウジングの後端に、相手コネクタハウジングに嵌合接続する際に把持部となる嵌合補助治具を着脱可能に結合する治具結合部が設けられたことを特徴とするコネクタハウジング。
  2. 前記治具結合部として、コネクタハウジング相互の嵌合方向に突出した前記嵌合補助治具のコネクタ嵌合部が嵌合することにより前記嵌合補助治具の嵌合方向に直交する方向の位置決めを果たす治具嵌合穴と、前記コネクタ嵌合部と前記治具嵌合穴との嵌合が所定長に達した時に、前記嵌合補助治具に係合して、前記嵌合補助治具の嵌合方向の移動を規制する治具係止部とが備えられたことを特徴とする請求項1に記載のコネクタハウジング。
  3. 相手コネクタハウジングに嵌合した際に、係合音を発するロックアームを有するコネクタハウジングの後端に着脱可能に結合されて、前記コネクタハウジングを相手コネクタハウジングに嵌合接続操作時には把持部として使用され、嵌合接続操作の完了後には、結合されていた前記コネクタハウジングから取り外される嵌合補助治具であって、
    前記コネクタハウジングに設けられた治具結合部に結合されるハウジング結合部と、把持し易い大きさ及び形状が付与された把持部とが備えられたことを特徴とする嵌合補助治具。
  4. 前記ハウジング結合部には、前記治具結合部として一方のコネクタハウジングの後端にコネクタハウジング相互の嵌合方向に窪んで設けられた治具嵌合穴に着脱可能に嵌合するコネクタ嵌合部と、前記コネクタ嵌合部と前記治具嵌合穴との嵌合が所定長に達した時に、前記一方のコネクタハウジングの治具係止部に係合して当該嵌合補助治具の嵌合方向の移動を規制するコネクタ結合手段とが備えられたことを特徴とする請求項3に記載の嵌合補助治具。
  5. 前記ハウジング結合部には、コネクタハウジング相互の結合用に前記一方のコネクタハウジングの後端から相手コネクタハウジング側に延出している前記ロックアームを外部から触れることができないように、前記ロックアームの上を覆う治具フード部が設けられていることを特徴とする請求項3又は4に記載の嵌合補助治具。
  6. 前記ハウジング結合部には、前記一方のコネクタハウジングの後端の開口を介して前記コネクタハウジング相互の係合部の周囲空間に連通して、コネクタハウジング相互の係合音を拡大する共鳴室が備えられたことを特徴とする請求項3〜5の何れか1つに記載の嵌合補助治具。
  7. 前記共鳴室は、共鳴した前記係合音を放射するための開口を有することを特徴とする請求項6に記載の嵌合補助治具。
  8. 前記共鳴室は、コネクタ側の開口を除いて閉塞されていることを特徴とする請求項6に記載の嵌合補助治具。
  9. コネクタハウジングの後端に着脱可能に結合されて、前記コネクタハウジングを相手のコネクタハウジングから取り外す嵌合解除操作時には把持部として使用され、嵌合解除操作の完了後には、結合されていたコネクタハウジングから取り外される嵌合解除補助治具であって、
    コネクタハウジングに設けられた治具結合部に結合されるハウジング結合部と、把持し易い大きさ及び形状が付与された把持部とを備えると共に、
    前記ハウジング結合部には、コネクタハウジングの後端に装着したときに、相手コネクタハウジングとの結合用に前記コネクタハウジングの後端から相手コネクタハウジング側に延出しているロックアームを係合解除方向に撓ませるロック解除部を備えたことを特徴とする嵌合解除補助治具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016100191A (ja) * 2014-11-21 2016-05-30 矢崎総業株式会社 コネクタのガイド装置
JP2019125545A (ja) * 2018-01-19 2019-07-25 住友電装株式会社 コネクタ

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