JP2019059867A - エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物及び硬化物 - Google Patents
エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物及び硬化物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019059867A JP2019059867A JP2017186647A JP2017186647A JP2019059867A JP 2019059867 A JP2019059867 A JP 2019059867A JP 2017186647 A JP2017186647 A JP 2017186647A JP 2017186647 A JP2017186647 A JP 2017186647A JP 2019059867 A JP2019059867 A JP 2019059867A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- epoxy resin
- group
- carbon atoms
- formula
- chemical structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- UHOVQNZJYSORNB-UHFFFAOYSA-N c1ccccc1 Chemical compound c1ccccc1 UHOVQNZJYSORNB-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- JUJWROOIHBZHMG-UHFFFAOYSA-N c1ccncc1 Chemical compound c1ccncc1 JUJWROOIHBZHMG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Epoxy Resins (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
Description
即ち、本発明の要旨は以下の[1]〜[16]に存する。
上記式(2)中、X1は直接結合、炭素数1〜13の2価の炭化水素基、−O−、−S−、−SO2−、−C(CF3)2−及び−CO−から選ばれる基であり、R4〜R11は、それぞれ独立に、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のアルコキシ基、炭素数6〜12のアリール基、炭素数1〜12のアルケニル基、及び炭素数1〜12のアルキニル基から任意に選ばれる基である。
上記式(3)中、R1及びR2は互いに同一であっても異なっていてもよく、炭素数2〜20の2価の炭化水素基であり、mは0以上30以下の数である。)
上記式(2)’中、X’1は直接結合、炭素数1〜13の2価の炭化水素基、−O−、−S−、−SO2−、−C(CF3)2−及び−CO−から選ばれる基であり、R’4〜R’11は、それぞれ独立に、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のアルコキシ基、炭素数6〜12のアリール基、炭素数1〜12のアルケニル基、及び炭素数1〜12のアルキニル基から任意に選ばれる基である。
上記式(3)’中、R’1及びR’2は互いに同一であっても異なっていてもよく、炭素数2〜20の2価の炭化水素基であり、m’は0以上30以下の数である。)
このため、本発明のエポキシ樹脂及びエポキシ樹脂組成物は、接着剤、複合材料、塗料、土木用建築材料、電気・電子部品の絶縁材料等、様々な分野に適用可能であり、特に電気・電子分野における絶縁注型、積層材料、封止材料等として有用である。
本発明のエポキシ樹脂及びそれを含むエポキシ樹脂組成物は、多層プリント配線基板、キャパシタ等の電気・電子回路用積層板、フィルム状接着剤、液状接着剤等の接着剤、半導体封止材料、アンダーフィル材料、3D−LSI用インターチップフィル、絶縁シート、プリプレグ、放熱基板等に好適に用いることができる。
また、本明細書において、各置換基の炭素数は、当該置換基が更に置換基を有する場合、その置換基をも含めた合計の炭素数をさす。
本発明のエポキシ樹脂は、下記式(1)で表され、エポキシ当量が200〜50,000g/当量であることを特徴とする。
上記式(2)中、X1は直接結合、炭素数1〜13の2価の炭化水素基、−O−、−S−、−SO2−、−C(CF3)2−及び−CO−から選ばれる基であり、R4〜R11は、それぞれ独立に、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のアルコキシ基、炭素数6〜12のアリール基、炭素数1〜12のアルケニル基、及び炭素数1〜12のアルキニル基から任意に選ばれる基である。
上記式(3)中、R1及びR2は互いに同一であっても異なっていてもよく、炭素数2〜20の2価の炭化水素基であり、mは0以上30以下の数である。)
本発明のエポキシ樹脂は、低吸湿性に優れ、かつ耐熱性、可撓性、溶剤溶解性、誘電特性等のバランスに優れるという特長を有する。本発明のエポキシ樹脂がこのような特長を有する理由は、以下の通り考えられる。
即ち、まず、低吸湿性については、上記式(1)において、二級水酸基がR3でエステル化されており、吸湿の原因となる二級水酸基量が低減されていることにより親水性が低下し、低吸湿性が発現すると推定される。また、二級水酸基量の減少は、分子間相互作用を弱めることにも繋がり、これが良好な溶剤溶解性を呈する理由と考えられる。
更に、上記式(2)の化学構造を含むことにより優れた耐熱性を有し、かつ分子末端に上記式(4)のエポキシ基を有することで、硬化反応時に架橋構造に組み込まれ、これにより硬化物の耐熱性、耐溶剤性が更に向上すると推定される。
また、上記式(3)の化学構造を含むことで優れた可撓性を有する。
前記式(1)中、Aは前記式(2)で表される化学構造(以下「化学構造(2)」と称す場合がある。)と前記式(3)で表される化学構造(以下「化学構造(3)」と称す場合がある。)とを含む。
例えば、−CH2−、−CH(CH3)−、−C(CH3)2−、−CH(Ph)−、−C(CH3)(Ph)−、−C(Ph)2−、9,9−フルオレニレン基、1,1−シクロプロピレン基、1,1−シクロブチレン基、1,1−シクロペンチレン基、1,1−シクロヘキシレン基、3,3,5−トリメチル−1,1−シクロヘキシレン基、1,1−シクロドデシレン基、1,2−エチレン基、1,2−シクロプロピレン基、1,2−シクロブチレン基、1,2−シクロペンチレン基、1,2−シクロヘキシレン基、1,2−フェニレン基、1,3−プロピレン基、1,3−シクロブチレン基、1,3−シクロペンチレン基、1,3−シクロヘキシレン基、1,3−フェニレン基、1,4−ブチレン基、1,4−シクロヘキシレン基、1,4−フェニレン基等である。
一方、X1が−CH2−、−CH(CH3)−、−C(CH3)2−、−C(CF3)2−、−CH(Ph)−、−C(CH3)(Ph)−、−C(Ph)2−、9,9−フルオレニレン基、1,1−シクロヘキシレン基、3,3,5−トリメチル−1,1−シクロヘキシレン基、1,1−シクロドデシレン基、−O−、−S−、−SO2−、−CO−等である場合、前記式(2)におけるベンゼン環の結合位置は、2,2’−位、2,3’−位、2,4’−位、3,3’−位、3,4’−位、4,4’−位のいずれでもよいが、好ましくは4,4’−位である。
例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、n−ペンチル基、イソペンチル基、ネオペンチル基、tert−ペンチル基、シクロペンチル基、n−ヘキシル基、イソヘキシル基、シクロヘキシル基、n−ヘプチル基、シクロヘプチル基、メチルシクロヘキシル基、n−オクチル基、シクロオクチル基、n−ノニル基、3,3,5−トリメチルシクロヘキシル基、n−デシル基、シクロデシル基、n−ウンデシル基、n−ドデシル基、シクロドデシル基、ベンジル基、メチルベンジル基、ジメチルベンジル基、トリメチルベンジル基、ナフチルメチル基、フェネチル基、2−フェニルイソプロピル基等である。
例えば、メトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、イソプロポキシ基、n−ブトキシ基、sec−ブトキシ基、tert−ブトキシ基、n−ペントキシ基、イソペントキシ基、ネオペントキシ基、tert−ペントキシ基、シクロペントキシ基、n−ヘキシロキシ基、イソヘキシロキシ基、シクロヘキシロキシ基、n−ヘプトキシ基、シクロヘプトキシ基、メチルシクロヘキシロキシ基、n−オクチロキシ基、シクロオクチロキシ基、n−ノニロキシ基、3,3,5−トリメチルシクロヘキシロキシ基、n−デシロキシ基、シクロデシロキシ基、n−ウンデシロキシ基、n−ドデシロキシ基、シクロドデシロキシ基、ベンジロキシ基、メチルベンジロキシ基、ジメチルベンジロキシ基、トリメチルベンジロキシ基、ナフチルメトキシ基、フェネチロキシ基、2−フェニルイソプロポキシ基等である。
例えば、フェニル基、o−トリル基、m−トリル基、p−トリル基、エチルフェニル基、スチリル基、キシリル基、n−プロピルフェニル基、イソプロピルフェニル基、メシチル基、エチニルフェニル基、ナフチル基、ビニルナフチル基等の、アルキル基等の置換基を有していてもよいフェニル基、ナフチル基などである。
例えば、ビニル基、1−プロペニル基、2−プロペニル基、1−メチルビニル基、1−ブテニル基、2−ブテニル基、3−ブテニル基、1,3−ブタジエニル基、シクロヘキセニル基、シクロヘキサジエニル基、シンナミル基、ナフチルビニル基等である。
例えば、エチニル基、1−プロピニル基、2−プロピニル基、1−ブチニル基、2−ブチニル基、3−ブチニル基、1,3−ブタンジエニル基、フェニルエチニル基、ナフチルエチニル基等である。
また、R4〜R11が水素原子以外の炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のアルコキシ基、炭素数6〜12のアリール基、炭素数1〜12のアルケニル基、または炭素数1〜12のアルキニル基である場合、前記式(2)中の水素原子以外の置換基数は2または4であることが好ましく、更に、置換数が2である場合、該置換基は2−位及び2’−位にあることが好ましく、置換数が4である場合、該置換基は2−位、2’−位、6−位及び6’−位にあることが好ましい。
また、化学構造(3)は、A全体のモル数に対して1〜99モル%含まれていることが好ましい。化学構造(3)に起因する可撓性を十分に発現させるという観点からは、より好ましくはA中の化学構造(3)の割合はA全体のモル数に対して10モル%以上、更に好ましくは30モル%以上、特に好ましくは50モル%以上である。一方、化学構造(2)による耐熱性を十分なものとする観点から、A中の化学構造(3)の割合は、A全体のモル数に対してより好ましくは90モル%以下、更に好ましくは80モル%以下、特に好ましくは70モル%以下である。
特にA中の化学構造(2)と化学構造(3)の含有モル比は、化学構造(2):化学構造(3)=10〜80:90〜20、特に20〜70:80〜30であることが耐熱性と可撓性のバランスを取る観点から好ましい。
本発明のエポキシ樹脂のエポキシ当量は、200〜50,000g/当量の範囲である。エポキシ当量が200g/当量より低いものではモノマーの残存量が多くなり、50,000g/当量より高いと樹脂の取り扱いが困難となる。本発明のエポキシ樹脂のエポキシ当量は、モノマーの残存量を減らす観点から、400g/当量以上が好ましく、600g/当量以上がより好ましく、一方、取り扱い性を良好なものとする観点から、40,000g/当量以下が好ましく、30,000g/当量以下がより好ましく、20,000g/当量以下が更に好ましい。また、エポキシ当量は数平均分子量以下であることが好ましい。エポキシ当量はエポキシ基当たりの分子量であるから、エポキシ当量が数平均分子量以下であることは、平均で一分子当たり一つ以上のエポキシ基が含まれていることを意味する。これにより、本発明のエポキシ樹脂はそれ自体が硬化反応に関与し、架橋構造に組み込まれることが可能である。
本発明のエポキシ樹脂の重量平均分子量(Mw)は500〜200,000であることが好ましい。重量平均分子量が500より低いものではモノマーの残存量が多くなり、200,000より高いと樹脂の取り扱いが困難となる。本発明のエポキシ樹脂の重量平均分子量(Mw)は、モノマーの残存量を減らす観点から、1,000以上が好ましく、2,000以上がより好ましく、一方、取り扱い性を良好なものとする観点から、160,000以下が好ましく、120,000以下がより好ましく、80,000以下が更に好ましい。なお、エポキシ樹脂の重量平均分子量及び数平均分子量は前述のゲルパーミエーションクロマトグラフィー法(GPC法)により測定することができる。
本発明のエポキシ樹脂は、例えば、下記式(5)で表される2官能エポキシ樹脂と、下記式(6)で表されるジエステル系化合物とを反応させて得られる。理論的には、公知の方法で合成されたエポキシ樹脂の二級水酸基を後工程でアシル化する方法でも合成可能と考えられるが、この方法では、実際にはアシル化の反応中に生成する塩化水素やカルボン酸によって末端のエポキシ基が消失してしまうため、下記式(5)で表される2官能エポキシ樹脂と、下記式(6)で表されるジエステル系化合物とを反応させる方法が好ましい。
上記式(2)’中、X’1は直接結合、炭素数1〜13の2価の炭化水素基、−O−、−S−、−SO2−、−C(CF3)2−及び−CO−から選ばれる基であり、R’4〜R’11は、それぞれ独立に、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のアルコキシ基、炭素数6〜12のアリール基、炭素数1〜12のアルケニル基、及び炭素数1〜12のアルキニル基から任意に選ばれる基である。
上記式(3)’中、R’1及びR’2は互いに同一であっても異なっていてもよく、炭素数2〜20の2価の炭化水素基であり、m’は0以上30以下の数である。)
また、化学構造(3)’は、前記式(5)及び式(6)中のA’全体のモル数に対して、1〜99モル%含まれていることが好ましい。化学構造(3)’、即ち化学構造(3)に起因する可撓性を十分に発現させるという観点からは、より好ましくはA’中の化学構造(3)’の割合はA’全体のモル数に対して10モル%以上、更に好ましくは30モル%以上、特に好ましくは50モル%以上である。一方、耐熱性を十分なものとする観点からA’中の化学構造(3)’の割合は、A’全体のモル数に対してより好ましくは90モル%以下、更に好ましくは80モル%以下、特に好ましくは70モル%以下である。
特にA’中の化学構造(2)’と化学構造(3)’の含有モル比は、化学構造(2)’:化学構造(3)’=10〜80:90〜20、特に20〜70:80〜30であることが耐熱性と可撓性のバランスを取る観点から好ましい。
本発明のエポキシ樹脂組成物は、少なくとも前述した本発明のエポキシ樹脂と硬化剤とを含むエポキシ樹脂組成物である。また、本発明のエポキシ樹脂組成物には、必要に応じて、本発明のエポキシ樹脂以外の他のエポキシ樹脂、無機フィラー、カップリング剤、酸化防止剤等の各種添加剤を適宜配合することができる。本発明のエポキシ樹脂組成物は、低吸湿性、耐熱性、可撓性、溶剤溶解性、誘電特性に優れ、各種用途に要求される諸物性を十分に満たす硬化物を与えるものである。
硬化剤とは、エポキシ樹脂のエポキシ基間の架橋反応及び/又は鎖長延長反応に寄与する物質を示す。なお、本発明においては通常、「硬化促進剤」と呼ばれるものであってもエポキシ樹脂のエポキシ基間の架橋反応及び/又は鎖長延長反応に寄与する物質であれば、硬化剤とみなすこととする。
なお、本発明において、「固形分」とは溶媒を除いた成分を意味し、固体のエポキシ樹脂のみならず、半固形や粘稠な液状物のものをも含むものとする。また、「全エポキシ樹脂成分」とは、エポキシ樹脂組成物が本発明のエポキシ樹脂のみを含有する場合は、本発明のエポキシ樹脂が該当し、エポキシ樹脂組成物が本発明のエポキシ樹脂と後述の他のエポキシ樹脂を含有する場合は、本発明のエポキシ樹脂と後述する他のエポキシ樹脂との合計に相当する。
硬化剤としてフェノール系硬化剤を用いることが、得られるエポキシ樹脂組成物の取り扱い性と、硬化後の耐熱性を向上させる観点から好ましい。
硬化剤としてアミド系硬化剤を用いることが、得られるエポキシ樹脂組成物の耐熱性の向上の観点から好ましい。
硬化剤としてイミダゾール類(イミダゾール系硬化剤)を用いることが、硬化反応を十分に進行させ、耐熱性を向上させる観点から好ましい。
硬化剤として活性エステル系硬化剤を用いることが、得られる硬化物の耐熱性、誘電特性を向上させる観点から好ましい。
本発明のエポキシ樹脂組成物に用いることのできる上記のフェノール系硬化剤、アミド系硬化剤、イミダゾール類及び活性エステル系硬化剤以外の硬化剤としては、例えば、アミン系硬化剤(ただし、第3級アミンを除く。)、酸無水物系硬化剤、第3級アミン、有機ホスフィン類、ホスホニウム塩、テトラフェニルボロン塩、有機酸ジヒドラジド、ハロゲン化ホウ素アミン錯体、ポリメルカプタン系硬化剤、イソシアネート系硬化剤、ブロックイソシアネート系硬化剤等が挙げられる。以上で挙げたその他の硬化剤は、1種のみで用いてもよく、2種以上を任意の組み合わせ及び比率で混合して用いてもよい。
本発明のエポキシ樹脂組成物は、本発明のエポキシ樹脂に加え、本発明のエポキシ樹脂とは異なる他のエポキシ樹脂を含むことができる。他のエポキシ樹脂を用いることで、不足する物性を補ったり、種々の物性を向上させたりすることができる。
本発明のエポキシ樹脂を含むエポキシ樹脂組成物には、塗膜形成時の取り扱い時に、エポキシ樹脂組成物の粘度を適度に調整するために溶剤を配合し、希釈してもよい。本発明のエポキシ樹脂組成物において、溶剤は、エポキシ樹脂組成物の成形における取り扱い性、作業性を確保するために用いられ、その使用量には特に制限がない。なお、本発明においては「溶剤」という語と前述の「溶媒」という語をその使用形態により区別して用いるが、それぞれ独立して同種のものを用いても異なるものを用いてもよい。
本発明のエポキシ樹脂を含むエポキシ樹脂組成物には、その機能性の更なる向上を目的として、以上で挙げたもの以外の成分(本発明において「その他の成分」と称することがある。)を含んでいてもよい。このようなその他の成分としては、エポキシ樹脂を除く熱硬化性樹脂や光硬化性樹脂、硬化促進剤(ただし、「硬化剤」に含まれるものを除く。)、紫外線防止剤、酸化防止剤、カップリング剤、可塑剤、フラックス、難燃剤、着色剤、分散剤、乳化剤、低弾性化剤、希釈剤、消泡剤、イオントラップ剤、無機フィラー、有機フィラー等が挙げられる。
本発明のエポキシ樹脂を硬化剤により硬化してなる硬化物は、低吸湿性、耐熱性、可撓性、溶剤溶解性、誘電特性等のバランスに優れ、良好な硬化物性を示すものである。ここでいう「硬化」とは熱及び/又は光等によりエポキシ樹脂組成物を意図的に硬化させることを意味するものであり、その硬化の程度は所望の物性、用途により制御すればよい。硬化反応の進行の程度は完全硬化であっても、半硬化の状態であってもよく、特に制限されないが、エポキシ基と硬化剤の硬化反応の反応率として通常5〜95%である。
本発明のエポキシ樹脂は、製膜性を有し、低吸湿性に優れ、かつ耐熱性、可撓性、溶剤溶解性、誘電特性等のバランスに優れ、またこれを含むエポキシ樹脂組成物は、低吸湿性、耐熱性、可撓性、溶剤溶解性、誘電特性等に優れた硬化物を与えるという効果を奏する。このため、接着剤、塗料、土木建築用材料、電気・電子部品の絶縁材料等、様々な分野に適用可能であり、特に、電気・電子分野における絶縁注型、積層材料、封止材料等として有用である。本発明のエポキシ樹脂及びそれを含むエポキシ樹脂組成物の用途の一例としては、多層プリント配線基板、キャパシタ等の電気・電子回路用積層板、フィルム状接着剤、液状接着剤等の接着剤、半導体封止材料、アンダーフィル材料、3D−LSI用インターチップフィル、絶縁シート、プリプレグ、放熱基板等が挙げられるが、何らこれらに限定されるものではない。
以下の実施例及び比較例において、物性、特性の評価は以下の1)〜7)に記載の方法で行った。
東ソー(株)製「HLC−8320GPC装置」を使用し、以下の測定条件で、標準ポリスチレンとして、TSK Standard Polystyrene:F−128(Mw:1,090,000、Mn:1,030,000)、F−10(Mw:106,000、Mn:103,000)、F−4(Mw:43,000、Mn:42,700)、F−2(Mw:17,200、Mn:16,900)、A−5000(Mw:6,400、Mn:6,100)、A−2500(Mw:2,800、Mn:2,700)、A−300(Mw:453、Mn:387)を使用した検量線を作成して、重量平均分子量(Mw)および数平均分子量(Mn)をポリスチレン換算値として測定した。
カラム:東ソー(株)製「TSKGEL SuperHM−H+H5000+H4000+H3000+H2000」
溶離液:テトラヒドロフラン
流速:0.5ml/min
検出:UV(波長254nm)
温度:40℃
試料濃度:0.1重量%
インジェクション量:10μl
JIS K 7236に準じて測定し、固形分換算値として表記した。
(試験片の作成)
250mm×250mm×8mmのガラス板の片面に離型PETフィルムを貼り付けたものを2枚用意し、その内の1枚をフィルムを貼り付けた側が上になるように置いた。この上に内径4mmのシリコン製チューブをU字型にセットし、またガラス板の四隅に厚さ4mmの金属製スペーサーを置いた上で、もう1枚のフィルム付ガラス板をフィルム側が向かい合うようにして重ね合わせ、小型万力で2枚のガラス板を固定して硬化物作成用の型を準備した。エポキシ樹脂組成物を減圧下で脱泡した後、準備した型の中に流し入れ、170℃で1時間硬化させた。硬化物を所望の大きさに切り出し、試験片を得た。
この試験片について、SIIナノテクノロジー(株)製示差走査熱量計「TG/DTA」を使用し、30〜600℃まで10℃/minで昇温して5%重量減少温度を測定した。5%重量減少温度が350℃以上のものを◎、300℃以上350℃未満のものを○、250℃以上300℃未満のものを△、250℃未満のものを×とした。
3)と同様の方法で、厚さ約4mm、幅10mm、長さ50mmの試験片を得た。この試験片を用い、SIIナノテクノロジー(株)製「DMS6100」を使用し、30〜150℃まで5℃/minで昇温して弾性率E’を測定した。40℃、1Hzでの弾性率が8MPa未満のものを◎、8MPa以上30MPa未満のものを○、30MPa以上1000MPa未満のものを△、1000MPa以上のものを×とした。
4)と同様の方法で試験片を得た。この試験片を、85℃、85%RHの恒温恒湿槽に48時間放置した後の吸水率を下記式で算出した。
吸水率(%)=[{(85℃、85%RHに48時間放置後の試験片の重量)
−(処理前の試験片の重量)}/(処理前の試験片の重量)]×100
吸水率が2%未満のものを○、2%以上のものを×とした。
3)と同様の方法で厚さ約2mm、幅1〜2mm、長さ80mmの試験片を得た。この試験片について空洞共振法を用いて1GHzでの誘電率/誘電正接を測定した。誘電正接が0.050未満のものを○、0.050以上0.070未満のものを△、0.070以上のものを×とした。
エポキシ樹脂をMEKに固形分が30重量%になるように混合し、室温で溶解したものを○、溶解しなかったものを×とした。
以下の実施例・比較例において用いた原料、及び触媒は以下の通りである。
(A−1):1,6−ヘキサンジオールジグリシジルエーテル(三菱ケミカル(株)製 商品名「YED216D」、エポキシ当量116g/当量)
(B−1):ジアセトキシビフェニル
(P−1):ビフェノール(水酸基当量93g/当量)
(P−2):ビスフェノールF(水酸基当量100g/当量)
(C−1):4−(ジメチルアミノ)ピリジン
(C−2):テトラアンモニウムハイドロキサイド 27重量%水溶液
(C−3):エチルトリフェニルホスフォニウムアイオダイド 30重量%エタノール/プロピレングリコール溶液
(D−1):ビスフェノールAノボラック樹脂(三菱ケミカル(株)製 商品名「YLH129」)
(D−2):2−エチル−4(5)−メチルイミダゾール(三菱ケミカル(株)製 商品名「EMI−24」)
<実施例1及び比較例1〜2>
実施例1については、表−1に示した配合で2官能エポキシ樹脂、ジエステル系化合物、及び触媒を撹拌機付き反応容器に入れ、窒素ガス雰囲気下、140℃で7時間反応を行った。
比較例1については、表−1に示した配合で2官能エポキシ樹脂、二価の水酸基含有化合物、及び触媒を撹拌機付き反応容器に入れ、シクロヘキサノンで固形分70%に調整した後、窒素ガス雰囲気下、145℃で5時間反応を行った。
比較例2については、表−1に示した配合で2官能エポキシ樹脂、及び二価の水酸基含有化合物を撹拌機付き反応容器に入れ、窒素ガス雰囲気下で水分を留去した後、触媒を加えて170℃で5時間反応を行った。
得られた樹脂について分析を行った結果を表−1に示す。
また、各エポキシ樹脂にエポキシ基と当量の硬化剤(D−1)と0.05phrの硬化剤(D−2)を配合し、よく撹拌してエポキシ樹脂組成物を得た。
これらのエポキシ樹脂組成物について、前述の通り、170℃で1時間加熱することにより硬化させ、エポキシ樹脂硬化物を得た。得られた硬化物について分析を行った結果を表−1に示す。
なお、実施例1において、(A−1):1,6−ヘキサンジオールジグリシジルエーテルと(B−1):ジアセトキシビフェニルとは(エポキシ基):(エステル基)=1.6:1となるように反応させた。得られたエポキシ樹脂についてビフェニル基を含む化合物と1,6−ヘキシレン基を含む化合物の仕込み量より概算した、化学構造(2)に該当するビフェニル基と化学構造(3)に該当する1,6−ヘキシレン基を有する化合物との合計に対するビフェニル基の割合は38モル%で、1,6−ヘキシレン基の割合は62モル%であった。
表−1の結果より、本発明のエポキシ樹脂を用いて得られた実施例1のエポキシ樹脂組成物は、本発明のエポキシ樹脂を用いなかった比較例1〜2のエポキシ樹脂組成物のそれぞれと比較して低吸湿性に優れる上に、耐熱性、可撓性、溶剤溶解性、誘電特性のバランスに優れたものであることがわかる。
Claims (16)
- 下記式(1)で表される、エポキシ当量が200〜50,000g/当量であることを特徴とするエポキシ樹脂。
上記式(2)中、X1は直接結合、炭素数1〜13の2価の炭化水素基、−O−、−S−、−SO2−、−C(CF3)2−及び−CO−から選ばれる基であり、R4〜R11は、それぞれ独立に、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のアルコキシ基、炭素数6〜12のアリール基、炭素数1〜12のアルケニル基、及び炭素数1〜12のアルキニル基から任意に選ばれる基である。
上記式(3)中、R1及びR2は互いに同一であっても異なっていてもよく、炭素数2〜20の2価の炭化水素基であり、mは0以上30以下の数である。) - 前記式(3)のmが0である、請求項1に記載のエポキシ樹脂。
- 前記式(2)で表される化学構造が炭化水素基である、請求項1又は2に記載のエポキシ樹脂。
- 下記式(5)で表される2官能エポキシ樹脂と、下記式(6)で表されるジエステル系化合物との反応物である、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のエポキシ樹脂。
上記式(2)’中、X’1は直接結合、炭素数1〜13の2価の炭化水素基、−O−、−S−、−SO2−、−C(CF3)2−及び−CO−から選ばれる基であり、R’4〜R’11は、それぞれ独立に、水素原子、炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のアルコキシ基、炭素数6〜12のアリール基、炭素数1〜12のアルケニル基、及び炭素数1〜12のアルキニル基から任意に選ばれる基である。
上記式(3)’中、R’1及びR’2は互いに同一であっても異なっていてもよく、炭素数2〜20の2価の炭化水素基であり、m’は0以上30以下の数である。) - 前記式(3)’のm’が0である、請求項4に記載のエポキシ樹脂。
- 前記式(2)’で表される化学構造が炭化水素基である、請求項4又は5に記載のエポキシ樹脂。
- 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の本発明のエポキシ樹脂と、硬化剤とを含むエポキシ樹脂組成物。
- 本発明のエポキシ樹脂の固形分100重量部に対し、前記硬化剤を固形分で0.1〜100重量部含む、請求項7に記載のエポキシ樹脂組成物。
- 本発明のエポキシ樹脂と本発明のエポキシ樹脂以外の他のエポキシ樹脂とを含み、本発明のエポキシ樹脂と該他のエポキシ樹脂との固形分の重量比が、99/1〜1/99である、請求項7又は8に記載のエポキシ樹脂組成物。
- 本発明のエポキシ樹脂と前記他のエポキシ樹脂の固形分の合計100重量部に対し、前記硬化剤を固形分で0.1〜100重量部含む、請求項9に記載のエポキシ樹脂組成物。
- 前記硬化剤がフェノール系硬化剤、アミド系硬化剤、イミダゾール類及び活性エステル系硬化剤からなる群から選ばれる少なくとも1種である、請求項7乃至10のいずれか1項に記載のエポキシ樹脂組成物。
- 請求項7乃至11のいずれか1項に記載のエポキシ樹脂組成物を硬化してなる硬化物。
- 請求項7乃至11のいずれか1項に記載のエポキシ樹脂組成物からなる封止材。
- 請求項7乃至11のいずれか1項に記載のエポキシ樹脂組成物からなる複合材料。
- 請求項7乃至11のいずれか1項に記載のエポキシ樹脂組成物からなる接着剤。
- 請求項7乃至11のいずれか1項に記載のエポキシ樹脂組成物からなる塗料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017186647A JP2019059867A (ja) | 2017-09-27 | 2017-09-27 | エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物及び硬化物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017186647A JP2019059867A (ja) | 2017-09-27 | 2017-09-27 | エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物及び硬化物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019059867A true JP2019059867A (ja) | 2019-04-18 |
Family
ID=66178406
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017186647A Pending JP2019059867A (ja) | 2017-09-27 | 2017-09-27 | エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物及び硬化物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019059867A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023042650A1 (ja) * | 2021-09-14 | 2023-03-23 | 日鉄ケミカル&マテリアル株式会社 | 変性エポキシ樹脂、樹脂組成物、硬化物、電気・電子回路用積層板、及び変性エポキシ樹脂の製造方法 |
WO2023053875A1 (ja) * | 2021-09-29 | 2023-04-06 | 日鉄ケミカル&マテリアル株式会社 | 変性エポキシ樹脂、樹脂組成物、硬化物、電気・電子回路用積層板、及び変性エポキシ樹脂の製造方法 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06256463A (ja) * | 1993-03-08 | 1994-09-13 | Dainippon Ink & Chem Inc | エポキシ樹脂、エポキシ樹脂の製法およびエポキシ樹脂組成物 |
JPH08333437A (ja) * | 1995-06-07 | 1996-12-17 | Dainippon Ink & Chem Inc | エポキシ樹脂組成物及びエポキシ樹脂の製造法 |
JPH09235350A (ja) * | 1996-02-29 | 1997-09-09 | Hitachi Chem Co Ltd | エポキシ樹脂組成物 |
JP2003128876A (ja) * | 2001-09-25 | 2003-05-08 | Nippon Parkerizing Co Ltd | 自己析出組成物、被覆金属基体、皮膜形成方法、及び該組成物の製法 |
JP2005537338A (ja) * | 2001-11-14 | 2005-12-08 | 日本パーカライジング株式会社 | 自己析出性エポキシ樹脂の製造方法 |
JP2014208814A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-11-06 | 三菱化学株式会社 | エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物及び硬化物 |
JP2016089165A (ja) * | 2014-10-29 | 2016-05-23 | 三菱化学株式会社 | エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物、硬化物、電気・電子回路用積層板及びエポキシ樹脂の製造方法 |
-
2017
- 2017-09-27 JP JP2017186647A patent/JP2019059867A/ja active Pending
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06256463A (ja) * | 1993-03-08 | 1994-09-13 | Dainippon Ink & Chem Inc | エポキシ樹脂、エポキシ樹脂の製法およびエポキシ樹脂組成物 |
JPH08333437A (ja) * | 1995-06-07 | 1996-12-17 | Dainippon Ink & Chem Inc | エポキシ樹脂組成物及びエポキシ樹脂の製造法 |
JPH09235350A (ja) * | 1996-02-29 | 1997-09-09 | Hitachi Chem Co Ltd | エポキシ樹脂組成物 |
JP2003128876A (ja) * | 2001-09-25 | 2003-05-08 | Nippon Parkerizing Co Ltd | 自己析出組成物、被覆金属基体、皮膜形成方法、及び該組成物の製法 |
JP2005537338A (ja) * | 2001-11-14 | 2005-12-08 | 日本パーカライジング株式会社 | 自己析出性エポキシ樹脂の製造方法 |
JP2014208814A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-11-06 | 三菱化学株式会社 | エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物及び硬化物 |
JP2016089165A (ja) * | 2014-10-29 | 2016-05-23 | 三菱化学株式会社 | エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物、硬化物、電気・電子回路用積層板及びエポキシ樹脂の製造方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023042650A1 (ja) * | 2021-09-14 | 2023-03-23 | 日鉄ケミカル&マテリアル株式会社 | 変性エポキシ樹脂、樹脂組成物、硬化物、電気・電子回路用積層板、及び変性エポキシ樹脂の製造方法 |
WO2023053875A1 (ja) * | 2021-09-29 | 2023-04-06 | 日鉄ケミカル&マテリアル株式会社 | 変性エポキシ樹脂、樹脂組成物、硬化物、電気・電子回路用積層板、及び変性エポキシ樹脂の製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6672699B2 (ja) | エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物、硬化物、電気・電子回路用積層板及びエポキシ樹脂の製造方法 | |
JP6366590B2 (ja) | エポキシ樹脂混合物、エポキシ樹脂組成物、硬化物および半導体装置 | |
JP6687079B2 (ja) | エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物及び硬化物 | |
JP7069613B2 (ja) | エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物、硬化物、及び電気・電子回路用積層板 | |
JP7338479B2 (ja) | 変性エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物、硬化物、及び電気・電子回路用積層板 | |
JP6314456B2 (ja) | エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物、硬化物及び電気・電子回路用積層板 | |
JP5719562B2 (ja) | 高分子量エポキシ樹脂、該高分子量エポキシ樹脂を用いる樹脂フィルム、樹脂組成物、および硬化物 | |
JP6340877B2 (ja) | リン含有エポキシ樹脂、リン含有エポキシ樹脂組成物、硬化物及び電気・電子回路用積層板 | |
JP6268753B2 (ja) | エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物、硬化物及び電気・電子回路用積層板 | |
JP6686666B2 (ja) | エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物、硬化物、電気・電子回路用積層板及びエポキシ樹脂の製造方法 | |
JP2019172996A (ja) | エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物及び硬化物 | |
JP6497292B2 (ja) | エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物、硬化物及び電気・電子回路用積層板 | |
JP2017071706A (ja) | エポキシ樹脂組成物、硬化性樹脂組成物およびその硬化物 | |
JP2019059867A (ja) | エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物及び硬化物 | |
JP5760997B2 (ja) | エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物及び硬化物 | |
JPWO2015037590A1 (ja) | エポキシ樹脂混合物、エポキシ樹脂組成物、硬化物および半導体装置 | |
JP6119376B2 (ja) | エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物及び硬化物 | |
JP6550843B2 (ja) | エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物、硬化物及び電気・電子回路用積層板 | |
JP2013221120A (ja) | エポキシ樹脂組成物および該エポキシ樹脂組成物を硬化させてなる硬化物 | |
JP6780301B2 (ja) | エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物及び硬化物 | |
JP6291978B2 (ja) | リン含有エポキシ樹脂、リン含有エポキシ樹脂組成物、硬化物及び電気・電子回路用積層板 | |
JPWO2020080292A1 (ja) | 硬化性樹脂組成物、硬化物及びシート状成形体 | |
WO2015125780A1 (ja) | エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物およびその硬化物 | |
JP2022146918A (ja) | エポキシ樹脂、及びエポキシ樹脂の製造方法 | |
WO2024122556A1 (ja) | 鎖連結剤、硬化性樹脂組成物及びその硬化物、鎖連結方法、エポキシ樹脂 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200414 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210105 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20201225 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20210302 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210428 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20210622 |