JP2018515770A - ガスクロマトグラフィーを用いたガス試料の高速分析装置及び高速分析方法 - Google Patents
ガスクロマトグラフィーを用いたガス試料の高速分析装置及び高速分析方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018515770A JP2018515770A JP2017557177A JP2017557177A JP2018515770A JP 2018515770 A JP2018515770 A JP 2018515770A JP 2017557177 A JP2017557177 A JP 2017557177A JP 2017557177 A JP2017557177 A JP 2017557177A JP 2018515770 A JP2018515770 A JP 2018515770A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- speed
- sample
- column
- separation column
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N30/00—Investigating or analysing materials by separation into components using adsorption, absorption or similar phenomena or using ion-exchange, e.g. chromatography or field flow fractionation
- G01N30/02—Column chromatography
- G01N30/62—Detectors specially adapted therefor
- G01N30/64—Electrical detectors
- G01N30/66—Thermal conductivity detectors
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N30/00—Investigating or analysing materials by separation into components using adsorption, absorption or similar phenomena or using ion-exchange, e.g. chromatography or field flow fractionation
- G01N30/02—Column chromatography
- G01N30/62—Detectors specially adapted therefor
- G01N30/64—Electrical detectors
- G01N30/68—Flame ionisation detectors
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N30/00—Investigating or analysing materials by separation into components using adsorption, absorption or similar phenomena or using ion-exchange, e.g. chromatography or field flow fractionation
- G01N30/02—Column chromatography
- G01N30/62—Detectors specially adapted therefor
- G01N30/78—Detectors specially adapted therefor using more than one detector
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M10/00—Secondary cells; Manufacture thereof
- H01M10/42—Methods or arrangements for servicing or maintenance of secondary cells or secondary half-cells
- H01M10/48—Accumulators combined with arrangements for measuring, testing or indicating the condition of cells, e.g. the level or density of the electrolyte
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N30/00—Investigating or analysing materials by separation into components using adsorption, absorption or similar phenomena or using ion-exchange, e.g. chromatography or field flow fractionation
- G01N30/02—Column chromatography
- G01N2030/022—Column chromatography characterised by the kind of separation mechanism
- G01N2030/025—Gas chromatography
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N30/00—Investigating or analysing materials by separation into components using adsorption, absorption or similar phenomena or using ion-exchange, e.g. chromatography or field flow fractionation
- G01N30/02—Column chromatography
- G01N30/88—Integrated analysis systems specially adapted therefor, not covered by a single one of the groups G01N30/04 - G01N30/86
- G01N2030/8809—Integrated analysis systems specially adapted therefor, not covered by a single one of the groups G01N30/04 - G01N30/86 analysis specially adapted for the sample
- G01N2030/884—Integrated analysis systems specially adapted therefor, not covered by a single one of the groups G01N30/04 - G01N30/86 analysis specially adapted for the sample organic compounds
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N25/00—Investigating or analyzing materials by the use of thermal means
- G01N25/18—Investigating or analyzing materials by the use of thermal means by investigating thermal conductivity
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M10/00—Secondary cells; Manufacture thereof
- H01M10/05—Accumulators with non-aqueous electrolyte
- H01M10/052—Li-accumulators
- H01M10/0525—Rocking-chair batteries, i.e. batteries with lithium insertion or intercalation in both electrodes; Lithium-ion batteries
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Pathology (AREA)
- Immunology (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Other Investigation Or Analysis Of Materials By Electrical Means (AREA)
Abstract
本発明は、スイッチング弁、カラム及び水素炎イオン化検出器(FID)を含む有機ガス分析部と、複数のスイッチング弁と、電解液分離用カラム、二酸化炭素分離用カラム及び固定ガス分離用カラムを含む3個以上のカラム、圧力制御器及び熱伝導度検出器(TCD)を含む固定ガス分析部と、を含むガスクロマトグラフィーを用いたガス試料高速分析装置及びそれを用いた分析方法に関するものである。
Description
本願は、2015年10月6日付の大韓民国特許出願第10−2015−0140639号に基づいた優先権の利益を主張し、当該大韓民国特許出願の文献に開示されたあらゆる内容は、本明細書の一部として含まれる。
本発明は、ガスクロマトグラフィーを用いたガス試料の高速分析装置に係り、より詳細には、複数のカラム(column)を使用して分析対象であるガス試料流れの方向及び順序を調節して、早い時間内に分析することができるガスクロマトグラフィーを用いたガス試料の高速分析装置に関する。
リチウムイオン電池は、作動時に水素、酸素、窒素、一酸化炭素、二酸化炭素、メタン、エタン、エチレン、プロパンなどのガス成分が発生する。このように発生したガスの組成及び含量についての情報は、電池素材の開発、電池製造工程の最適化、電池不良原因の把握などにおいて、有用に用いられうる。
このようなリチウム二次電池の内部には、水素、酸素、窒素、一酸化炭素、二酸化炭素、メタン、エタン、エチレン、プロパンなどのガス成分と気化された電解液成分とが混合されており、これらの組成分析のためには、ガスクロマトグラフィー(GC)カラムでこれらを明確に分離しなければならない。現在使われる技術としては、各ガス種の分離のために、カラムの温度を液体窒素を用いて-60℃以下に冷却し、1時間以上の分析を進行しており、分析自動化が困難であり、試料の処理速度が遅いという問題点があった。
したがって、液体窒素を使用せずとも、常温以上の温度で短時間内に分析することができるガスクロマトグラフィーを用いた試料の分析機器及びそれに対する方法についての至急の研究の必要性があるのが実情である。
前記のような従来の技術の問題点を解決するために、本発明は、液体窒素を使用せずとも、電池の内部で発生するガスを常温以上の温度で短時間内に分析することができるガスクロマトグラフィーを用いたガス試料の高速分析装置及び高速分析方法を提供することを目的とする。
前記の目的を果たすために、本発明は、スイッチング弁、カラム及び水素炎イオン化検出器(Flame Ionization Detector、FID)を含む有機ガス分析部と、複数のスイッチング弁と、電解液分離用カラム、二酸化炭素分離用カラム及び固定ガス分離用カラムを含む3個以上のカラム、移動相ガスの圧力制御器(pressure controller)、熱伝導度検出器(Thermal Conductivity Dectector、TCD)を含む固定ガス分析部と、を含むガスクロマトグラフィーを用いたガス試料の高速分析装置を提供する。
また、本発明は、a)有機ガス及び固定ガスが混合されたガスを注入する段階と、b)前記注入されたガスのうち、一部を有機ガス分離用カラムに送って有機ガスを分離した後、当該分離された有機ガスを水素炎イオン化検出器(FID)で分析する段階と、c)前記注入されたガスを電解液分離用カラム、二酸化炭素分離用カラム及び固定ガス分離用カラムに送って分離する段階と、d)前記電解液分離用カラム内に溜まっている電解液を排出する段階と、e)前記二酸化炭素分離用カラムで二酸化炭素を分離して熱伝導度検出器(TCD)に迂回(bypass)させる段階と、f)前記固定ガス分離用カラムで固定ガスを分離した後、熱伝導度検出器(TCD)に送る段階と、を含むガスクロマトグラフィーを用いたガス試料の高速分析方法を提供する。
本発明のガスクロマトグラフィーを用いたガス試料の高速分析装置によれば、液体窒素を使用して-60℃以下に冷却する必要がなく、常温以上の温度で行いながらも、カラム内に溜まっている電解液を除去し、必須分析対象を先に分析することによって、従来の方法に比べて、遥かに短時間内に分析することができるという長所がある。
また、本発明のガスクロマトグラフィーを用いたガス試料の高速分析装置によれば、有機ガスを構成する成分を完全に分離して水素炎イオン化検出器(FID)で検出する時、それぞれの有機ガス間に互いに干渉なしに完全に分離することができるという長所がある。
また、本発明のガスクロマトグラフィーを用いたガス試料の高速分析装置によれば、固定ガスを構成する成分を完全に分離して熱伝導度検出器(TCD)で検出する時、それぞれの固定ガス間に互いに干渉なしに完全に分離することができるという長所がある。
以下、本発明のガスクロマトグラフィーを用いたガス試料の高速分析装置及びそれを用いたガスクロマトグラフィーを用いたガス試料の高速分析方法について詳細に説明する。
下記の具体的な説明は、本発明の一実施例についての説明なので、たとえ限定的な表現があっても、特許請求の範囲から定められる権利範囲を制限するものではない。
本発明の各図面で、類似の参照符号は、類似の構成要素に対して使用した。
本発明において、"及び/または"という用語は、複数の記載の項目のうち何れか1つまたはこれらを含む組合わせを含む。
本発明において、ある構成要素が、他の構成要素に"連結されて"、または"接続されて"いるという記載は、その他の構成要素に直接に連結または接続されていても、または中間に他の構成要素が存在していても良いということを理解しなければならない。
本発明において、単数の表現は、取り立てて明示しない限り、複数の表現を含む。
本発明において、"含む"、"備える"または"有する"などの用語は、明細書上に記載の特徴、数値、段階、動作、構成要素、部品またはこれらの組合わせが存在するということを称するものであり、言及されていない他の特徴、数値、段階、動作、構成要素、部品またはこれらの組合わせの存在、または付加の可能性を排除しない。
本発明において、クロマトグラフィーは、分析しようとする物質である分析対象物質の移動相と固定相とに対する親和力の差を用いて、分析対象物質のうちから単一成分を分離する物理的な分離を意味し、特に、移動相が気相(ガス)である場合、気相クロマトグラフィーにし、このような気相クロマトグラフィーは、固定相が液相または固相である場合を含みうる。
従来の技術では、リチウムイオン電池の作動中に電池内部に発生するガス成分のうち、固定ガス及び有機ガスなどの組成及び含量についての情報を分析する時、固定ガス種の分離、カラム冷却時間、電解液成分の長い保持時間などによって、長時間、例えば、1時間以上かかる問題があった。これにより、本発明者らは、前記問題点を解決するために鋭意努力したところ、前記ガス成分のうち、固定ガス及び有機ガスを別途に分離して分析することによって、15分以内の短時間内に分析して、それを解決することができるということを見つけた。
具体的に、本発明のガスクロマトグラフィーを用いたガス試料の高速分析装置は、スイッチング弁、カラム及び水素炎イオン化検出器(FID)を含む有機ガス分析部と、複数のスイッチング弁と、電解液分離用カラム、二酸化炭素分離用カラム及び固定ガス分離用カラムを含む3個以上のカラム、移動相ガスの圧力制御器、熱伝導度検出器(TCD)を含む固定ガス分析部と、を含むことを特徴とする。
以下、図面を参照して、本発明をより具体的に説明する。
まず、本発明の有機ガス分析部は、スイッチング弁、カラム及び水素炎イオン化検出器(FID)を含む構成であって、有機ガスを分析する役割を果たす。
前記有機ガスは、当業者で分析する対象である有機ガスであれば、特に制限はないが、望ましくは、CnH2n−2(n=2〜5)、CnH2n(n=2〜5)、及びCnH2n+2(n=1〜5)からなる群から選択される何れか1つ以上であり得る。
本発明の有機ガス分析部は、図1の左側でのように、スイッチング弁、カラム及び水素炎イオン化検出器(FID)を含む。
まず、本発明の有機ガス分析部のうち、スイッチング弁は、当業者で使用する弁であれば、特に制限はないが、望ましくは、6ポート弁(six−port valve)から10ポート弁(ten−port valve)を使用することができる。前記スイッチング弁を用いて、分析対象であるガスを本発明の分析装置に入れるように制御し、また、後述するカラム及び水素炎イオン化検出器にガスを入れるように制御することができる。
本発明の有機ガス分析部のうち、カラムは、固定ガスと有機ガスとの混合ガスのうち、固定ガスは、後述する水素炎イオン化検出器で検出されず、有機ガスのみを後述する水素炎イオン化検出器で検出することができる。前記有機ガス分析部に含まれるカラムは、当業者で使用する弁であって、有機ガスを吸着することができるものであれば、特に制限はないが、望ましくは、カラムの内径が1mm以下、固定相のコーティング厚さが5〜50umであるPLOT(Porous Layer Open Tubular)系カラムを使用することができる。
本発明の有機ガス分析は、分析対象ガス試料が移動相のガスによってカラムを通じて移動する時、カラム内部のコーティング層との相互作用によって移動速度が変わって、ガス試料の内の各成分が分離される。前記移動相ガスは、水素、ヘリウム、窒素及びアルゴンが用いられうる。前記水素炎イオン化検出器(FID)を用いた有機ガス検出時に、移動相ガスとして水素またはヘリウムを使用すれば、検出感度で有利であり、移動相ガスとしてアルゴンを使用すれば、固定ガスのうち、水素を検出する時、検出感度を高めうるだけではなく、固定ガス検出部と移動相ガスを同時に使用することができるという点で有利である。
本発明の有機ガス分析部のうち、水素炎イオン化検出器(FID)は、ガスクロマトグラフィーで最も広く使われており、単位時間当たり検出器に入る炭素原子の数に感応するために、濃度−感応よりも質量−感応度に優れた特性を有する。前記水素炎イオン化検出器(FID)は、必要に応じて、熱伝導度検出器(TCD)のような他の形態の検出器と並列または直列に連結されうる。
本発明のガス試料の高速分析装置は、有機ガス分析部を通じて前記有機ガスを構成する成分を完全に分離して水素炎イオン化検出器(FID)で検出する時、それぞれの有機ガス間に互いに干渉なしに完全に分離することができる。
次いで、本発明の固定ガス分析部は、複数のスイッチング弁と、電解液分離用カラム、二酸化炭素分離用カラム及び固定ガス分離用カラムを含む3個以上のカラム、分離された二酸化炭素が固定ガス分離用カラムを通過せず、迂回することができるチューブ(tube)、移動相ガスの圧力制御器及び熱伝導度検出器(TCD)を含む構成であって、固定ガスを分析する役割を果たす。
前記固定ガス(Fixed Gas)は、有機ガスの相対的概念として自然界の空気中に一般的に存在するガス成分を意味する。
当業者で分析する対象である固定ガスであれば、特に制限はないが、望ましくは、水素(H2)、酸素(O2)、窒素(N2)、一酸化炭素(CO)、及び二酸化炭素(CO2)からなる群から選択される何れか1つ以上であり得る。
本発明の固定ガス分析部は、図1の右側でのように、複数のスイッチング弁と、電解液分離用カラム、二酸化炭素分離用カラム及び固定ガス分離用カラムを含む3個以上のカラム、移動相ガスの圧力制御器及び熱伝導度検出器(TCD)を含む。
まず、本発明の固定ガス分析部のうち、スイッチング弁は、2個以上の複数が含まれ、当業者で使用する弁であれば、特に制限はないが、望ましくは、6ポート弁から10ポート弁を使用することができる。また、前記有機ガス分析部のスイッチング弁は、分析対象であるガス試料を捕集するガスループをさらに含み、前記ガスループは、材質と形状とには特に制限はないが、形状と体積とが変わらない材質であって、0.1〜1.0mLの体積を有し、ガス試料の捕集直前に真空減圧することもでき、このスイッチング弁の操作を通じて、ガスの移動を制御することができる。
前記複数のスイッチング弁を用いて、分析対象であるガスを本発明の分析装置に入れるように制御し、また、後述する3個以上のカラム及び熱伝導度検出器にガスを入れるように制御することができる。
本発明の固定ガス分析部のうち、移動相ガスの圧力制御器は、電解液分離のためのカラムと、二酸化炭素分離のためのカラム入口の移動相ガスの圧力を調節して、固定ガス、有機ガス及び電解液を移動して分離する役割を果たす。前記圧力制御器は、電解液分離カラム及び二酸化炭素分離カラム入口の移動相ガス圧力を独立してそれぞれ制御するものであって、電子圧力制御器(electrical pressure controller)を使用し、移動相ガスをこの圧力制御器を通じて前記有機ガス分析部のスイッチング弁のうち何れか1つに連結され、前記スイッチング弁を調節して、前記固定ガス、有機ガス及び電解液の移動を制御することが望ましい。
本発明の固定ガス分析部のうち、3個以上のカラムは、固定ガスと有機ガスとの混合ガスのうち、固定ガスを後述する熱伝導度検出器に送るようにする。
本発明の固定ガス分析部のうち、3個以上のカラムのうち、電解液分離用カラムは、電解液を有機ガス及び固定ガスと分離した後、カラム外部に排出させるものであり得る。この場合、前記3個のカラムのうち少なくとも2個以上は、カラムの内径が1mm以下、固定相のコーティング厚さが5〜50umであるPLOTを使用することが望ましい。
電解液の排出は、電解液分離カラムで行われるが、保持時間が短い固定ガスと一部有機ガスが電解液分離カラムを通過して二酸化炭素分離カラムに移動した後にも、保持時間が長い残りの有機ガス及び電解液は、電解液分離カラムに溜まるが、スイッチング弁の制御を通じて、電解液分離カラムに流れる移動相ガスを逆に流すことによって、一部有機ガス及び電解液を電解液分離カラムからカラム外部に排出させる。この際、二酸化炭素分離カラムには、独立した圧力調節器を通じてアルゴンガスを同じ流れで流し続けて、有機ガス及び固定ガスを移動させる。
前記電解液は、電池内部で気化されて捕集された後、気化された状態で存在するが、このような電解液成分は、カラム内部に溜まる時、続く分析時に、次の分析結果に影響を及ぼすことができて、分析が進行する間に、必ずカラムから排出しなければならない。
このような電解液成分がカラムに長く溜まれば、分析に長時間がかかる問題を起こした。本発明は、このような電解液を分析が進行する間に、カラム外部に放出して、従来に1時間以上ずつかかったものを短時間、具体的に、15分内に全体分析時間を減らしうるという長所がある。
また、本発明の固定ガス分析部のうち、3個以上のカラムのうち、二酸化炭素分離用カラムは、固定ガスのうち、二酸化炭素を分離した後、迂回チューブを通じて熱伝導度検出器(TCD)に迂回させるものであり得る。この場合、カラムとして内径が1mm以下、固定相のコーティング厚さが5〜50umであるPLOT系を使用することが望ましい。この場合、保持時間が短いほとんどの固定ガスが、前記カラムを通過して固定ガス分離カラムに移動した後、相対的に保持時間が長い二酸化炭素をやはり前述したスイッチング弁の制御を通じて、他のカラムを通じず、二酸化炭素迂回チューブを通じて直ちに後述する熱伝導度検出器(TCD)に迂回させる。本発明は、このように固定ガスのうち、必須分析対象である二酸化炭素を優先的に熱伝導度検出器に送って分析させた後、残りのガスは、後述する他のカラムに溜まるようにしてから、熱伝導度検出器に送って分析するために、従来に1時間以上ずつかかったものを短時間、具体的に、15分内に全体分析時間を減らしうるという長所がある。
また、本発明の固定ガス分析部のうち、3個以上のカラムのうち、固定ガス分離用カラムは、固定ガスを分離した後、熱伝導度検出器(TCD)に送るものであり得る。この場合、カラムで固定ガスを分離することができるものであれば、特に制限はないが、内径1mm以下のモレキュラーシーブ(molecular sieve)を使用することが望ましい。
本発明の固定ガス分析部のうち、熱伝導度検出器(TCD)は、分析試料の分子の存在によって生じるガスの流れの熱伝導度の変化に根拠を置いた装置であって、操作が簡単であり、線形感応範囲が大きく、有機、無機化学種いずれもに感応し、検出後、試料が破壊されない長所がある。前記熱伝導度検出器(TCD)は、必要に応じて、水素炎イオン化検出器(FID)を含んだ他の形態の検出器と並列または直列に連結されうる。
本発明のガス試料の高速分析装置は、固定ガス分析部を通じて前記固定ガスを構成する成分を完全に分離して熱伝導度検出器(TCD)で検出する時、それぞれの固定ガス間に互いに干渉なしに完全に分離することができる。
本発明のガス試料の高速分析装置は、電池内部発生ガスの分析用であり、より具体的には、リチウムイオン電池の内部発生ガスの分析用であり得る。
本発明の他の態様は、a)有機ガス及び固定ガスが混合されたガスを注入する段階と、b)前記注入されたガスのうち、一部を有機ガス分離用カラムに送って有機ガスを分離した後、当該分離された有機ガスを水素炎イオン化検出器(FID)で分析する段階と、c)前記注入されたガスを電解液分離用カラム、二酸化炭素分離用カラム及び固定ガス分離用カラムに送って分離する段階と、d)前記電解液分離用カラム内に溜まっている電解液を排出する段階と、e)前記二酸化炭素分離用カラムで二酸化炭素を分離して熱伝導度検出器(TCD)に迂回させる段階と、f)前記固定ガス分離用カラムで固定ガスを分離した後、熱伝導度検出器(TCD)に送る段階と、を含むガスクロマトグラフィーを用いたガス試料の高速分析方法を提供する。
本発明のガスクロマトグラフィーを用いたガス試料の高速分析方法は、前記本発明のガス試料の高速分析装置を利用できる。
まず、本発明のガス試料の高速分析方法は、a)有機ガス及び固定ガスが混合されたガスを注入する段階を含む。
ガス試料として使われる前記混合されたガスは、有機ガスと固定ガスとの混合ガスであれば、特に制限はないが、望ましくは、電池内部発生ガスであり、さらに望ましくは、リチウムイオン電池の内部発生ガスであり得る。
前記有機ガスとしては、CnH2n−2(n=2〜5)、CnH2n(n=2〜5)、及びCnH2n+2(n=1〜5)からなる群から選択される何れか1つ以上であり、前記固定ガスとしては、水素(H2)、酸素(O2)、窒素(N2)、一酸化炭素(CO)、及び二酸化炭素(CO2)からなる群から選択される何れか1つ以上であり得る。
次いで、本発明のガス試料の高速分析方法は、b)前記注入された混合ガスのうち、一部を有機ガス分離用カラムに送って有機ガスを分離した後、当該分離された有機ガスを水素炎イオン化検出器(FID)で分析する段階を含む。
前記水素炎イオン化検出器(FID)は、熱伝導度検出器(TCD)を含む他の形態の検出器と並列または直列に連結され、有機ガス分離用カラムを用いて有機ガスを水素炎イオン化検出器(FID)に送って、先に分析することができる。前記有機ガス分離用カラムとしては、当業者で使用する弁であって、有機ガスを分離することができるものであれば、特に制限はないが、望ましくは、カラムの内径が1mm以下、固定相のコーティング厚さが5〜50umであるPLOT系を使用することが望ましい。
次いで、本発明のガス試料の高速分析方法は、c)前記注入されたガスを電解液分離用カラム、二酸化炭素分離用カラム及び固定ガス分離用カラムに送って分離する段階を含む。
次いで、本発明のガス試料の高速分析方法は、d)前記電解液分離用カラム内に溜まっている電解液を排出する段階を含む。この場合、前述したスイッチング弁のような制御手段の制御を通じて、固定ガス、有機ガスを二酸化炭素分離カラムに移動させた後、弁の操作を通じて移動相ガスを逆に流せて、電解液分離用カラムから分離された電解液を排出させる。
本発明のガス試料の高速分析方法は、e)前記二酸化炭素分離用カラムで二酸化炭素を分離して熱伝導度検出器(TCD)に迂回させる段階を含む。この場合、前記二酸化炭素分離用カラムで特に制限はないが、望ましくは、カラムの内径が1mm以下、固定相のコーティング厚さが5〜50umであるPLOT系カラムを使用することが望ましい。これも、前述したスイッチング弁のような制御手段の制御を通じて、固定ガスを固定ガス分離カラムに移動させた後、前記カラムに残っていた二酸化炭素を他のカラムを通じず、直ちに後述する熱伝導度検出器(TCD)に迂回させる。本発明は、このように固定ガスのうち、二酸化炭素のみを優先的に熱伝導度検出器に送って分析させた後、残りのガスは、後述する固定ガス分離用カラムに溜まるようにしてから、熱伝導度検出器に送って分析するために、従来に比べて、短時間、具体的に、15分内に分析を終えるようにする。
本発明のガス試料の高速分析方法は、f)前記固定ガス分離用カラムで固定ガスを分離した後、熱伝導度検出器(TCD)に送る段階を含む。この場合、前記固定ガス分離用カラムで固定ガスを分離することができるものであれば、特に制限はないが、内径1mm以下のモレキュラーシーブを使用することが望ましい。
以下、本発明の理解を助けるために、望ましい実施例を提示するが、下記の実施例は、本発明を例示するものであり、本発明の範疇及び技術思想の範囲内で多様な変更及び修正が可能であることは当業者にとって明らかなものであり、このような変更及び修正が添付の特許請求の範囲に属すことも当然である。
実施例
ガス試料の高速分析装置を用いた電池内部発生ガスのGC分析結果
集電体とLiXMO2(Mは、周期律表の第2族〜第12族の金属からなる少なくとも1種の金属)で表わすリチウム含有化合物を正極とし、カーボン(黒鉛または非晶質カーボン)を負極とし、正極と負極との間にポリオレフィン系フィルムを分離膜とし、0.8〜1.5Mの濃度のLi Saltをcarbonate系電解液を注入して製造したリチウムイオン電池から内部発生ガスをガス捕集管に捕集した後、それを図2でのように、第1スイッチング弁(ten−port valve)をon状態に開放した後、ガスのうち、一部を第4カラム(長さ30m、内径0.32mmのAgilent社のGSGasPro)を通過させて、水素炎イオン化検出器(Agilent社のFID)に注入した。
以後、図3でのように、前記ガスのうち、残りを第1スイッチング弁を経て、第3及び第4スイッチング弁(ten−portvalve)を制御して、第1カラム(長さ15m、内径0.32mm、固定相コーティング厚さ20umのAgilent社のPLOT Qカラム)、第2カラム(長さ15m、内径0.32mm、固定相コーティング厚さ20umのAgilent社のPLOT Qカラム)及び第3カラム(長さ15m、内径0.32mm、コーティング厚さ0.25umのAgilent社のmolecular sieve 5A)に満たした。
以後、図4でのように、第3スイッチング弁及び圧力制御器(Aglent社のAuxillary Electronic Pressure Controller)を用いて第1カラムに移動相ガスの流れの方向が変わるようにし、圧力を加えて、電解液をカラム外部に排出した。
以後、図5でのように、第3スイッチング弁及び圧力制御器を用いて第2カラムに圧力を加えて、第2カラムにある二酸化炭素を熱伝導度検出器(Agilent社のTCD)に、迂回して直ちに注入した。
以後、図6でのように、第4スイッチング弁及び圧力制御器を用いて第3カラムに圧力を加えて、第3カラムにある固定ガスを分離した後、熱伝導度検出器に直ちに注入した。
前記水素炎イオン化検出器を通じて分析した有機ガスの分析結果を図7に示した。また、熱伝導度検出器を通じて分析した二酸化炭素及び固定ガスの分析結果を図8に示した。
前記のような分析結果を通じて、本発明のガス分析装置によれば、総分析時間が15分以内に従来の分析方法に比べて、遥かに早い時間内に同時に有機ガス及び固定ガスの分析が可能であるということを確認することができた。
Claims (33)
- スイッチング弁、カラム及び水素炎イオン化検出器(Flame Ionization Detector、FID)を含む有機ガス分析部と、
複数のスイッチング弁と、
電解液分離用カラム、二酸化炭素分離用カラム及び固定ガス分離用カラムを含む3個以上のカラム、圧力制御器(pressure controller) 及び熱伝導度検出器(Thermal Conductivity Dectector、TCD)を含む固定ガス分析部と、
を含む
ガスクロマトグラフィーを用いたガス試料の高速分析装置。 - 前記有機ガスは、CnH2n−2(n=2〜5)、CnH2n(n=2〜5)、及びCnH2n+2(n=1〜5)からなる群から選択される何れか1つ以上である
請求項1に記載のガスクロマトグラフィーを用いたガス試料の高速分析装置。 - 前記固定ガスは、水素(H2)、酸素(O2)、窒素(N2)、一酸化炭素(CO)、及び二酸化炭素(CO2)からなる群から選択される何れか1つ以上である
請求項1または2に記載のガスクロマトグラフィーを用いたガス試料の高速分析装置。 - 前記水素炎イオン化検出器(FID)は、別途の検出器と並列または直列に連結された
請求項1から3のいずれか1項に記載のガスクロマトグラフィーを用いたガス試料の高速分析装置。 - 前記熱伝導度検出器(TCD)は、別途の検出器と並列または直列に連結された
請求項1から4のいずれか1項に記載のガスクロマトグラフィーを用いたガス試料の高速分析装置。 - 前記スイッチング弁は、6ポート弁(six−port valve)から10ポート弁(ten−port valve)である
請求項1から5のいずれか1項に記載のガスクロマトグラフィーを用いたガス試料の高速分析装置。 - 前記圧力制御器は、2個以上のカラム入口のアルゴン(Ar)ガスの圧力をそれぞれ独立して調節して、固定ガス、有機ガス及び電解液を移動させる
請求項1から6のいずれか1項に記載のガスクロマトグラフィーを用いたガス試料の高速分析装置。 - 前記有機ガス分析部のカラムは、有機ガス成分を分離する
請求項1から7のいずれか1項に記載のガスクロマトグラフィーを用いたガス試料の高速分析装置。 - 前記カラムは、PLOT(Porous Layer Open Tubular)系カラムである
請求項1から8のいずれか1項に記載のガスクロマトグラフィーを用いたガス試料の高速分析装置。 - 前記有機ガス分析部のスイッチング弁は、ガスループをさらに含む
請求項1から9のいずれか1項に記載のガスクロマトグラフィーを用いたガス試料の高速分析装置。 - 前記3個以上のカラムのうち、電解液分離用カラム、二酸化炭素分離用カラムは、PLOT系カラムである
請求項1から10のいずれか1項に記載のガスクロマトグラフィーを用いたガス試料の高速分析装置。 - 前記3個以上のカラムのうち、固定ガス分離用カラムは、モレキュラーシーブである
請求項1から11のいずれか1項に記載のガスクロマトグラフィーを用いたガス試料の高速分析装置。 - 前記3個以上のカラムのうち、電解液分離用カラムは、固定ガス及び一部有機ガスから電解液を分離した後、カラム外部に排出させる
請求項1から12のいずれか1項に記載のガスクロマトグラフィーを用いたガス試料の高速分析装置。 - 前記3個以上のカラムのうち、二酸化炭素分離用カラムは、二酸化炭素を残りの固定ガスから分離した後、迂回チューブを通じて熱伝導度検出器(TCD)に迂回させる
請求項1から13のいずれか1項に記載のガスクロマトグラフィーを用いたガス試料の高速分析装置。 - 前記3個以上のカラムのうち、固定ガス分離用カラムは、固定ガスを分離した後、熱伝導度検出器(TCD)に送る
請求項1から14のいずれか1項に記載のガスクロマトグラフィーを用いたガス試料の高速分析装置。 - 前記ガス試料の高速分析装置は、有機ガス及び固定ガスが混合されたガス試料の分析用である
請求項1から15のいずれか1項に記載のガスクロマトグラフィーを用いたガス試料の高速分析装置。 - 前記ガス試料の高速分析装置は、電池で発生したガスの分析用である
請求項1から16のいずれか1項に記載のガスクロマトグラフィーを用いたガス試料の高速分析装置。 - 前記電池は、リチウムイオン電池である
請求項17に記載のガスクロマトグラフィーを用いたガス試料の高速分析装置。 - a)有機ガス及び固定ガスが混合されたガスを注入する段階と、
b)前記注入されたガスのうち、一部を有機ガス分離用カラムに送って有機ガスを分離した後、当該分離された有機ガスを水素炎イオン化検出器(FID)で分析する段階と、
c)前記注入されたガスを電解液分離用カラム、二酸化炭素分離用カラム及び固定ガス分離用カラムに送って分離する段階と、
d)前記電解液分離用カラム内に溜まっている電解液を排出する段階と、
e)前記二酸化炭素分離用カラムで二酸化炭素を分離して熱伝導度検出器(TCD)に迂回させる段階と、
f)前記固定ガス分離用カラムで固定ガスを分離した後、熱伝導度検出器(TCD)に送る段階と、
を含む
ガスクロマトグラフィーを用いたガス試料の高速分析方法。 - 請求項19に記載のガス試料の高速分析方法は、
請求項1から18のいずれか1項に記載のガス試料の高速分析装置を用いる
ガスクロマトグラフィーを用いたガス試料の高速分析方法。 - 前記有機ガスは、CnH2n−2(n=2〜5)、CnH2n(n=2〜5)、及びCnH2n+2(n=1〜5)からなる群から選択される何れか1つ以上である
請求項19または20に記載のガスクロマトグラフィーを用いたガス試料の高速分析方法。 - 前記固定ガスは、水素(H2)、酸素(O2)、窒素(N2)、一酸化炭素(CO)、及び二酸化炭素(CO2)からなる群から選択される何れか1つ以上である
請求項19から21のいずれか1項に記載のガスクロマトグラフィーを用いたガス試料の高速分析方法。 - 前記水素炎イオン化検出器(FID)は、別途の検出器と並列または直列に連結された
請求項19から22のいずれか1項に記載のガスクロマトグラフィーを用いたガス試料の高速分析方法。 - 前記熱伝導度検出器(TCD)は、別途の検出器と並列または直列に連結された
請求項19から23のいずれか1項に記載のガスクロマトグラフィーを用いたガス試料の高速分析方法。 - 前記高速分析方法の固定ガス、有機ガス及び電解液の移動は、スイッチング弁及び圧力制御器を用いて制御する
請求項19から24のいずれか1項に記載のガスクロマトグラフィーを用いたガス試料の高速分析方法。 - 前記スイッチング弁は、6ポート弁から10ポート弁である
請求項25に記載のガスクロマトグラフィーを用いたガス試料の高速分析方法。 - 前記圧力制御器は、2個以上のカラム入口のアルゴン(Ar)ガスの圧力をそれぞれ独立して調節して、固定ガス、有機ガス及び電解液を移動させる
請求項25または26に記載のガスクロマトグラフィーを用いたガス試料の高速分析方法。 - 前記有機ガス分離用カラムは、PLOT系カラムである
請求項19から27のいずれか1項に記載のガスクロマトグラフィーを用いたガス試料の高速分析方法。 - 前記電解液分離用カラム及び二酸化炭素分離用カラムは、PLOT系カラムである
請求項19から28のいずれか1項に記載のガスクロマトグラフィーを用いたガス試料の高速分析方法。 - 前記固定ガス分離用カラムは、モレキュラーシーブである
請求項19から29のいずれか1項に記載のガスクロマトグラフィーを用いたガス試料の高速分析方法。 - 前記ガス試料の高速分析方法は、有機ガス及び固定ガスが混合されたガス試料の分析用である
請求項19から30のいずれか1項に記載のガスクロマトグラフィーを用いたガス試料の高速分析方法。 - 前記ガス試料の高速分析方法は、電池の内部発生ガスの分析用である
請求項19から31のいずれか1項に記載のガスクロマトグラフィーを用いたガス試料の高速分析方法。 - 前記電池は、リチウムイオン電池である
請求項32に記載のガスクロマトグラフィーを用いたガス試料の高速分析方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1020150140639A KR101955288B1 (ko) | 2015-10-06 | 2015-10-06 | 가스 크로마토그래피를 이용한 가스시료 고속 분석장치 및 이의 방법 |
KR10-2015-0140639 | 2015-10-06 | ||
PCT/KR2016/011215 WO2017061804A1 (ko) | 2015-10-06 | 2016-10-06 | 가스 크로마토그래피를 이용한 가스시료 고속 분석장치 및 이의 방법 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018515770A true JP2018515770A (ja) | 2018-06-14 |
Family
ID=58488059
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017557177A Pending JP2018515770A (ja) | 2015-10-06 | 2016-10-06 | ガスクロマトグラフィーを用いたガス試料の高速分析装置及び高速分析方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20180284082A1 (ja) |
JP (1) | JP2018515770A (ja) |
KR (1) | KR101955288B1 (ja) |
CN (1) | CN108027352A (ja) |
WO (1) | WO2017061804A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020152897A1 (ja) * | 2019-01-25 | 2020-07-30 | 株式会社島津製作所 | ガス分析システム及びガス分析システムのフィルタメンテナンス方法 |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11150227B2 (en) * | 2018-05-03 | 2021-10-19 | Rosemount Inc. | Microwave resonator flame ionization detector |
CN108982724A (zh) * | 2018-08-13 | 2018-12-11 | 朗析仪器(上海)有限公司 | 一种用于全氟碘乙烷微量杂质氧气分析的在线分析仪 |
CN109884229B (zh) * | 2019-04-09 | 2023-12-15 | 重庆市计量质量检测研究院 | 食品级二氧化碳中杂质组分色谱分析装置及其检测方法 |
CN111948327B (zh) * | 2019-05-15 | 2023-02-28 | 新疆新业能源化工有限责任公司 | 一种工业氢气中微量氧气、氩气、氮气、一氧化碳、甲烷和二氧化碳的分析方法 |
EP3848703B1 (en) * | 2020-01-10 | 2024-01-03 | Inficon GmbH | Method for adapting the concentration of a sample gas in a gas mixture to be analysed by a gas chromatograph assembly, and chromatograph assembly therefor |
CN113376302B (zh) * | 2021-04-14 | 2024-06-18 | 必睿思(杭州)科技有限公司 | 一种呼出气气相色谱分析系统及分析方法 |
JP2024519771A (ja) * | 2021-05-17 | 2024-05-21 | アジレント・テクノロジーズ・インク | ガスクロマトグラフィーシステム |
CN114965828B (zh) * | 2022-06-13 | 2023-09-05 | 北京高麦克仪器科技有限公司 | 一种电子级氯化氢分析方法 |
CN115201386B (zh) * | 2022-07-08 | 2023-05-23 | 昆明摩创科技有限公司 | 气相色谱催化燃烧离子化与热丝检测系统的方法 |
CN116953133B (zh) * | 2023-09-21 | 2023-11-21 | 福建省巨颖高能新材料有限公司 | 一种硝酰氟气体处理、分析装置及方法 |
Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4832593A (ja) * | 1971-09-01 | 1973-04-28 | ||
JPS5748635A (en) * | 1980-09-08 | 1982-03-20 | Toshiba Corp | Gas capturing device for battery |
JPS57139661A (en) * | 1981-02-23 | 1982-08-28 | Gasukuro Kogyo Kk | Gas analyzer |
JPS6385449A (ja) * | 1986-09-30 | 1988-04-15 | Daihen Corp | 絶縁油中の溶存ガス分析方法 |
JPH08512409A (ja) * | 1994-05-03 | 1996-12-24 | クロマト ファースト インコーポレイテッド | ガスサンプル中の非メタン有機ガスを測定する計器 |
JPH1038851A (ja) * | 1996-07-26 | 1998-02-13 | Shimadzu Corp | 水素炎イオン化検出器 |
JPH10325835A (ja) * | 1997-04-15 | 1998-12-08 | Perkin Elmer Corp:The | ガスクロマトグラフシステムの保持時間の予測方法 |
JP2001332312A (ja) * | 2000-05-19 | 2001-11-30 | Central Res Inst Of Electric Power Ind | ガス測定方法およびこれを利用する装置 |
JP2007273259A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Sanyo Electric Co Ltd | 非水電解質二次電池の製造方法 |
CN102650625A (zh) * | 2011-02-28 | 2012-08-29 | 中国石油化工股份有限公司 | 一种有含氧化合物存在的烃类混合气体组成分析仪 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09178721A (ja) * | 1995-12-27 | 1997-07-11 | Sanyo Sekiyu Kagaku Kk | 水素・炭化水素混合物のガスクロマトグラフによる同時分析方法、およびガスクロマトグラフ |
KR100228749B1 (ko) | 1997-11-14 | 1999-12-01 | 김충섭 | 다용도 승온촉매분석장치를 이용한 촉매분석방법과 그 장치 |
KR100673089B1 (ko) * | 2005-06-30 | 2007-01-22 | (주)엔티시 | 멀티 가스 분석 장치 |
CN101101279A (zh) * | 2006-07-04 | 2008-01-09 | 深圳市比克电池有限公司 | 一种电池电解液有机组分的定量分析方法 |
JP2012132781A (ja) | 2010-12-21 | 2012-07-12 | Taiyo Nippon Sanso Corp | ガスクロマトグラフィーを用いた分析方法、及びガスクロマトグラフィーを用いた分析装置 |
JP2013108762A (ja) | 2011-11-17 | 2013-06-06 | Taiyo Nippon Sanso Corp | 一酸化炭素、二酸化炭素及びメタンの分析方法 |
CN103236561B (zh) * | 2013-03-29 | 2015-04-15 | 东莞市杉杉电池材料有限公司 | 六氟磷酸锂电解液中烷基硅氮烷类化合物的检测方法 |
CN104090060B (zh) * | 2014-07-28 | 2015-10-28 | 广州天赐高新材料股份有限公司 | 电解质锂盐中残留溶剂的检测方法 |
-
2015
- 2015-10-06 KR KR1020150140639A patent/KR101955288B1/ko active IP Right Grant
-
2016
- 2016-10-06 JP JP2017557177A patent/JP2018515770A/ja active Pending
- 2016-10-06 US US15/765,986 patent/US20180284082A1/en not_active Abandoned
- 2016-10-06 CN CN201680053700.4A patent/CN108027352A/zh not_active Withdrawn
- 2016-10-06 WO PCT/KR2016/011215 patent/WO2017061804A1/ko active Application Filing
Patent Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4832593A (ja) * | 1971-09-01 | 1973-04-28 | ||
JPS5748635A (en) * | 1980-09-08 | 1982-03-20 | Toshiba Corp | Gas capturing device for battery |
JPS57139661A (en) * | 1981-02-23 | 1982-08-28 | Gasukuro Kogyo Kk | Gas analyzer |
JPS6385449A (ja) * | 1986-09-30 | 1988-04-15 | Daihen Corp | 絶縁油中の溶存ガス分析方法 |
JPH08512409A (ja) * | 1994-05-03 | 1996-12-24 | クロマト ファースト インコーポレイテッド | ガスサンプル中の非メタン有機ガスを測定する計器 |
JPH1038851A (ja) * | 1996-07-26 | 1998-02-13 | Shimadzu Corp | 水素炎イオン化検出器 |
JPH10325835A (ja) * | 1997-04-15 | 1998-12-08 | Perkin Elmer Corp:The | ガスクロマトグラフシステムの保持時間の予測方法 |
JP2001332312A (ja) * | 2000-05-19 | 2001-11-30 | Central Res Inst Of Electric Power Ind | ガス測定方法およびこれを利用する装置 |
JP2007273259A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Sanyo Electric Co Ltd | 非水電解質二次電池の製造方法 |
CN102650625A (zh) * | 2011-02-28 | 2012-08-29 | 中国石油化工股份有限公司 | 一种有含氧化合物存在的烃类混合气体组成分析仪 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020152897A1 (ja) * | 2019-01-25 | 2020-07-30 | 株式会社島津製作所 | ガス分析システム及びガス分析システムのフィルタメンテナンス方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20180284082A1 (en) | 2018-10-04 |
KR101955288B1 (ko) | 2019-03-08 |
WO2017061804A1 (ko) | 2017-04-13 |
KR20170041101A (ko) | 2017-04-14 |
CN108027352A (zh) | 2018-05-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2018515770A (ja) | ガスクロマトグラフィーを用いたガス試料の高速分析装置及び高速分析方法 | |
US10705059B2 (en) | Gas sample injection device for gas chromatographic analysis, and method thereof | |
US8314934B2 (en) | Methods and apparatus for analyzing samples and collecting sample fractions | |
US20110310390A1 (en) | Methods and Apparatus for Analyzing Samples and Collecting Sample Fractions | |
JP2019514021A (ja) | ガスクロマトグラフィ(gc)及びガスクロマトグラフィ質量分析法(gcms)の感度を高めるための多重毛管カラム予備濃縮システム | |
US20090114812A1 (en) | Ion mobility spectrometer with substance collector | |
CN101692075A (zh) | 一种卷烟主流烟气的分析方法 | |
JP2017090225A (ja) | ガス分析システム | |
CN103472162B (zh) | 沼气中甲烷以及氢气同时检测的方法 | |
WO2021061904A1 (en) | Collection and separation systems and methods of use thereof and isotope analysis systems and methods of use thereof | |
JP5838953B2 (ja) | ガス中の硫黄化合物の定量分析方法および分析システム | |
US20080019879A1 (en) | Method and apparatus for changing relative concentrations of gases present within a gaseous sample for mass spectrometry | |
US20240241088A1 (en) | Gas chromatography system | |
Wang et al. | Determination of four fungicides in water by magnetic solid phase extraction-ultrahigh performance liquid chromatography-tandem mass spectrometry using covalent organic framework material | |
CN217112203U (zh) | 一种痕量多组分挥发性有机物的进样及分析系统 | |
AU2013203558B2 (en) | Methods and apparatus for analyzing samples and collecting sample fractions | |
KR20230016387A (ko) | 가스의 정성 및 정량 분석용 장치 및 이를 이용한 분석방법 | |
US20210116430A1 (en) | Chemical agent detector with 30 second cycle | |
CN203443937U (zh) | 沼气中的氢气和甲烷一体化分析检测装置 | |
JP2000346759A (ja) | 試料分析装置 | |
WO2020152897A1 (ja) | ガス分析システム及びガス分析システムのフィルタメンテナンス方法 | |
CN115774068A (zh) | 一种实验室内精确检测煤矿气样中微量一氧化碳、乙烯、乙炔气体组分的装置及方法 | |
Krivetzskiy et al. | P2. 0.13 Semiconductor gas sensing coupled with pre-sampling system for public security | |
CZ2011760A3 (cs) | Zpusob stabilní vícekolonové separace a analýzy polyaromatických sirných heterocyklických sloucenin a sloucenin sulfidické povahy a zarízení k provádení tohoto zpusobu | |
TW201207373A (en) | Gas analysis apparatus and method |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171116 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180919 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180925 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20190507 |