JP2018512453A5 - - Google Patents

Claims (35)

1. 以下の構造を有する化合物、
   

   

   またはその薬学的に許容される塩であって、
   式中、
   Ｌが、（ａ）：−（ＣＨ_２）_ｘ−［Ｏ（ＣＨ_２）_ｗ］_ｙ−Ｏ−（ＣＲ^ｄ _２）_ｚ−（式中、
   各Ｒ^ｄが、水素、メチル、及びフェニルから選択されるか、もしくは両方のＲ^ｄが、それらが結合する炭素と一緒になってＣ_３−５シクロアルキル形成し、
   ｗが、２〜４であり、
   ｘが、２〜６であり、
   ｙ及びｚが各々独立して、０〜５であるが、但し、ｙが０である場合、（ｘ＋ｚ）が４〜１１であることを条件とする）、
   または
   （ｂ）：−（ＣＨ_２）_ｍ−Ｇ^１−Ｃ（Ｏ）−Ｇ^２−Ｃ（Ｒ^ｂ）_２−Ｇ^３−Ｃ（Ｏ）−Ｇ^４−（ＣＲ^ｃ _２）_ｎ−（式中、
   ｍが、１もしくは２であり、
   ｎが、０〜５であり、
   Ｇ^１、Ｇ^２、Ｇ^３、及びＧ^４の各々が独立して、存在しないか、Ｏ、もしくはＮＲ^ａであり、
   Ｒ^ａが、独立して、水素もしくはＣ_１−４アルキルであり、
   各Ｒ^ｂが、水素及びメチルから選択されるか、もしくは両方のＲ^ｂが、それらが結合する炭素と一緒になってＣ_３−５シクロアルキルを形成し、
   各Ｒ^ｃが、独立して、水素もしくはメチルである）であり、
   Ａが、Ｃ_１−３アルキル、−Ｃ（Ｏ）ＣＨ_３、−ＣＯ_２Ｈ、−ＣＯＮＨＯＨ、−ＣＯ_２−Ｃ_１−４アルキル、−Ｃ（Ｏ）ＮＨ_２、−ＮＨ_２、ヒドロキシル、クロロピリジニル、−ＯＣ_１−２アルキレン−ＣＯ_２Ｈ、−ＯＣ_１−２アルキレン−ＣＯ_２Ｃ_１−４アルキル、−ＳＣ（Ｏ）ＣＨ_３、
   

   

   、及び
   

   

   （式中、Ｄが、−Ｃ（Ｏ）ＣＨ_３、−（Ｃ_０−３アルキレン）−ＣＯ_２Ｈ、−（Ｃ_０−３アルキレン）−ＣＯ_２Ｃ_１−５アルキル、−（Ｃ_０−３アルキレン）−ＣＯＮＨＯＨ、−Ｃ（Ｏ）ＣＨ＝Ｃ（ＯＨ）ＣＯ_２Ｈ、−Ｃ（Ｏ）ＣＨ＝Ｃ（ＯＨ）ＣＯ_２Ｃ_１−４アルキル、−ＣＯ_２ＣＨ_２Ｃ（Ｏ）ＮＨ_２、−ＣＯ_２ＣＨ_２ＳＣ_１−４アルキル、−ＣＯ_２Ｂｎ、もしくは−ＣＯ_２ＣＨ_２ＣＯ_２Ｃ_１−４アルキルであり、
   Ｅが、存在しないか、ハロ、Ｃ_１−４アルキル、−ＯＣ_１−４アルキル、−ＮＨ−Ｃ_１−４アルキル、−Ｃ_０−３アルキレン−ＮＨ_２、もしくはＮＯ_２である）から選択される、化合物またはその薬学的に許容される塩。
2. Ｅが、存在しないか、フルオロ、メチル、ＮＨ_２、またはＮＯ_２である、請求項１に記載の化合物。
3. ｘ＝２、ｗ＝２、ｙ＝１、及びｚ＝１である、請求項１または２に記載の化合物。
4. ｘ＝３、ｙ＝１、及びｚ＝１である、請求項１または２に記載の化合物。
5. ｙが、１〜４である、請求項１または２に記載の化合物。
6. Ｌが、−（ＣＨ_２）_ｘ−（ＯＣＨ_２ＣＨ_２）_ｙ−Ｏ−（ＣＨ_２）_ｚ−である、請求項１または２に記載の化合物。
7. Ｌが、−（ＣＨ_２）_ｍ−Ｇ^１−Ｃ（Ｏ）−Ｇ^２−Ｃ（Ｒ^ｂ）_２−Ｇ^３−Ｃ（Ｏ）−Ｇ^４−（ＣＨ_２）_ｎ−である、請求項１または２に記載の化合物。
8. Ｇ^１が、存在せず、Ｇ^２が、ＮＨである、請求項７に記載の化合物。
9. Ｇ^３が、存在せず、Ｇ^４が、ＮＨである、請求項７または８に記載の化合物。
10. Ａが、−ＣＯ_２Ｈ、−ＣＯＮＨＯＨ、−ＣＯ_２−Ｃ_１−４アルキル、−Ｃ（Ｏ）ＮＨ_２、−ＯＣ_１−２アルキレン−ＣＯ_２Ｈ、または−ＯＣ_１−２アルキレン−ＣＯ_２Ｃ_１−４アルキルである、請求項１〜９のいずれか１項に記載の化合物。
11. Ａが、
    

    

    であり、Ｄが、−（Ｃ_０−３アルキレン）−ＣＯ_２Ｈ、−（Ｃ_０−３アルキレン）−ＣＯ_２Ｃ_１−５アルキル、または−（Ｃ_０−３アルキレン）−ＣＯＮＨＯＨであり、Ｅが、存在しない、請求項１〜９のいずれか１項に記載の化合物。
12. Ｄが、前記フェニル基上のパラ位またはメタ位にある、請求項１１に記載の化合物。
13. Ｌが、−（ＣＨ_２）_ｘ−［Ｏ（ＣＨ_２）_ｗ］_ｙ−Ｏ−（ＣＲ^ｄ _２）_ｚ−である、請求項１に記載の化合物。
14. Ａが、
    

    

    である、請求項１３に記載の化合物。
15. Ｄが、−ＣＯ_２Ｈ、−ＣＯ_２Ｃ_１−５アルキル、または−ＣＯＮＨＯＨである、請求項１３または１４に記載の化合物。
16. Ｄが、−ＣＯ_２Ｈである、請求項１３〜１５のいずれか１項に記載の化合物。
17. Ｅが、存在しない、請求項１３〜１６のいずれか１項に記載の化合物。
18. ｘが、４〜６である、請求項１３〜１７のいずれか１項に記載の化合物。
19. ｙが、０〜１であり、ｗが、２である、請求項１３〜１８のいずれか１項に記載の化合物。
20. ｚが、０〜２である、請求項１３〜１９のいずれか１項に記載の化合物。
21. ｘが、５である、請求項１３〜２０のいずれか１項に記載の化合物。
22. ｙが、０である、請求項１３〜２１のいずれか１項に記載の化合物。
23. ｚが、１である、請求項１３〜２２のいずれか１項に記載の化合物。
24. ｘが、５であり、ｙが、０であり、ｚが、１である、請求項１３〜２３のいずれか１項に記載の化合物。
25. 両方のＲ^ｄが、水素である、請求項１３〜２４のいずれか１項に記載の化合物。
26. ｘ＝５、ｙ＝０、ｚ＝１、両方のＲ^ｄが水素であり、Ａが
    

    

    であり、Ｄが−ＣＯ_２Ｈであり、Ｅが存在しない、請求項１に記載の化合物。
27. Ｄが、前記フェニル基上のパラ位にある、請求項２６に記載の化合物。
28. 表１に列挙される、化合物。
29. 表２に列挙される、化合物。
30. 以下の構造を有する、請求項１に記載の化合物。
    

    
31. 請求項１〜３０のいずれか１項に記載の化合物と、少なくとも１つの薬学的に許容される賦形剤と、を含む、組成物。
32. 宿主におけるＣ型肝炎ウイルス感染または再活性化の治療用または予防用である、請求項３１に記載の組成物。
33. 宿主におけるＣ型肝炎ウイルスポリメラーゼ活性低減用である、請求項３１または３２に記載の組成物。
34. 宿主におけるＣ型肝炎ウイルス複製低減用である、請求項３１〜３３のいずれか１項に記載の組成物。
35. インターフェロン、リバビリン、ヌクレオシドＨＣＶ ＮＳ５Ｂポリメラーゼ阻害剤、非ヌクレオシドＨＣＶ ＮＳ５Ｂポリメラーゼ阻害剤、ＨＣＶ ＮＳ３−４Ａプロテアーゼ阻害剤、ＨＣＶ ＮＳ５Ａ阻害剤、ＨＣＶ侵入阻害剤、ＨＣＶ ＮＳ３阻害剤、ＨＣＶ ＮＳ３ヘリカーゼ阻害剤、ＨＣＶ ＮＳ４Ｂ阻害剤、及びヒトシクロフィリン阻害剤からなる群から選択される少なくとも１つの活性薬剤と組み合わせて使用する、請求項３１〜３４のいずれか１項に記載の組成物。