JP2018504321A5 - - Google Patents

Claims (22)

1. 衝突での自動車の安全性を向上させるデバイスであって、
   第１および第２の衝突パッドと、
   前記第１および第２の衝突パッドの間に設けられた連結ビームと、
   を備え、
   前記デバイスが、運動エネルギーを歪みエネルギーに変換することによりエネルギーを吸収および放散するために、弾性的および塑性的に変形するように構成されている、デバイス。
2. 前記第１および第２の衝突パッドと、前記連結ビームとが、いずれも弾性的および塑性的に変形するように構成され、前記自動車の前記運動エネルギーの少なくとも１０パーセントが歪みエネルギーに変換される、請求項１に記載のデバイス。
3. 前記第１および第２の衝突パッドが、前方および後部の衝突パッドを含み、
   前記連結ビームが、前記前方および後部の衝突パッドを互いに連結し、
   前記前方衝突パッド、前記後部衝突パッド、および前記連結ビームのそれぞれが、偏向時に衝突エネルギーを吸収する、請求項１に記載のデバイス。
4. 前記デバイスが、前記自動車の車輪格納部および側面ドアの少なくとも一方に搭載された、請求項１に記載のデバイス。
5. 前記デバイスが、倒立した「Ｕ」形状である、請求項１に記載のデバイス。
6. 前記連結ビームが、前ショック、スプリング、または他のそのようなコンポーネントのための隙間を設けるために１つまたは複数の切り欠きを有する、請求項１に記載のデバイス。
7. 前記連結ビームが複数のコンポーネントを含む、請求項１に記載のデバイス。
8. 衝突時に、前記連結ビームが、最初に弾性変形することにより衝撃を吸収し、次に塑性変形することにより衝撃をさらに吸収する、請求項１に記載のデバイス。
9. 前記第１および第２の衝突パッドが、単位体積当たり質量が約３，０００ｋｇ／ｍ^３未満、かつ降伏強度が少なくとも１８０ＭＰａの材料で構成された、請求項１に記載のデバイス。
10. 前記第１および第２の衝突パッドが、ヤング係数が少なくとも５００ＭＰａの材料で構成された、請求項１に記載のデバイス。
11. 前記第１および第２の衝突パッドが、単位体積当たり質量が約１，０００ｋｇ／ｍ^３未満の金属発泡体で少なくとも部分的に構成された、請求項１に記載のデバイス。
12. 前記第１および第２の衝突パッドが、２つのスキン層の間に挟まれた単位体積当たり質量が約１，０００ｋｇ／ｍ^３未満の金属発泡体で構成され、前記スキン層が前記金属発泡体に取り付けられた、請求項１に記載のデバイス。
13. 前記第１および第２の衝突パッドが、２つのスキン層の間に挟まれた多孔層として構成され、前記スキン層が前記多孔層に取り付けられた、請求項１に記載のデバイス。
14. 前記連結ビームが多孔層として構成された、請求項１に記載のデバイス。
15. 前記第１の衝突パッドが複合型の第１のスキンとして、また、前記第２の衝突パッドが第２のスキン層でカバーされた多孔層として構成され、前記第２のスキン層が前記多孔層に堅く取り付けられた、請求項１に記載のデバイス。
16. 前記第１および第２の衝突パッドと前記連結ビームとが、単一の構造として一体に形成されている、請求項１に記載のデバイス。
17. 前記多孔層は、金属発泡体を含む、請求項１５に記載のデバイス。
18. 前記第１および第２の衝突パッドは、リブおよびウエブの行列で構成されている、請求項１に記載のデバイス。
19. 前記リブおよびウエブの前記行列は、１以上のポケットを画定する、請求項１８に記載のデバイス。
20. アルミニウム発泡体が、前記１以上のポケットのそれぞれに適用されるか、または、前記１以上のポケットのサブセットに適用される、請求項１９に記載のデバイス。
21. 当該デバイスが自動車に据え付けられる場合、前記１以上のポケットは、前記自動車の長手軸に垂直に延在する、請求項１９に記載のデバイス。
22. 前記第１および第２の衝突パッドと、前記連結ビームとは、運動エネルギーを歪みエネルギーに変換することによりエネルギーを吸収および放散するために、弾性的および塑性的に変形するように構成されている、請求項１に記載のデバイス。