JP2018090740A - ポリエステルフィルム - Google Patents
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Abstract
Description
(1)ポリエステルフィルムであって、前記ポリエステルフィルムの少なくとも片面(A面)の(M60/M10)×100が0.1以上5.0以下であり、A面とは反対側の表面(B面)における波長9.65μmにおけるスペクトル密度が1000〜50000nm3の範囲であるポリエステルフィルム。
(但し、M10は高さ10nmのスライスレベルにおける突起密度(個/mm2)、M60は高さ60nmのスライスレベルにおける突起密度(個/mm2)である。)
(2)A面のM60が500個/mm2以下である、上記(1)に記載のポリエステルフィルム。
(3)A面の高さ100nmのスライスレベルにおける突起密度(M100)が5個/mm2以下である、上記(1)または(2)に記載のポリエステルフィルム。
(4)A面のM10が1000個/mm2以上30000個/mm2未満である、上記(1)〜(3)のいずれかに記載のポリエステルフィルム。
(5)A面の平均表面粗さRaが2〜7nmである、上記(1)〜(4)のいずれかに記載のポリエステルフィルム。
(6)A面の平均表面粗さRaが0.5〜5nmである、上記(1)〜(5)のいずれかに記載のポリエステルフィルム。
(7)フィルムの厚みが10μm以上250nm以下である、上記(1)〜(6)のいずれかに記載のポリエステルフィルム。
(8)3層以上の積層構造からなる、上記(1)〜(7)のいずれかに記載のポリエステルフィルム
(9)A面を形成する層が粒子を含有しており、当該粒子の体積基準粒度分布測定を行い横軸を粒径、縦軸を粒子の存在比率としてプロットしたときに得られる粒子の存在比率のチャートの極大のうち最も粒径の大きいピークトップの粒径をD(μm)とし、A面を形成する層の厚みt(μm)としたとき、t/Dが0.5以上10以下である、上記(1)〜(8)のいずれかに記載のポリエステルフィルム。
(10)離型用または工程用フィルムとして用いられる、上記(1)〜(9)のいずれかに記載のポリエステルフィルム。
(11)ドライフィルムレジスト基材用フィルムとして用いられる、上記(10)に記載のポリエステルフィルム。
(12)積層セラミックコンデンサーを製造する工程においてグリーンシート成形の支持体に用いられる、上記(10)に記載のポリエステルフィルム。
(13)偏光板離型用フィルムとして用いられる、上記(10)に記載のポリエステルフィルム。
(14)光学部材用フィルムとして用いられる、上記(1)〜(9)のいずれかに記載のポリエステルフィルム。
本発明における特性値の測定方法並びに効果の評価方法は次の通りである。
小坂研究所製のsurf−corder ET−4000Aを用いて下記条件にて3次元表面粗さを測定し、その後、内蔵されている解析ソフトにて粒子解析(複数レベル)を実施した。測定条件は下記のとおりであり、スライスレベルを10nmの等間隔に設定し、各スライスレベルの平均直径と密度を場所変更して5回測定し平均値をもって値とした。サンプルセットは、視野測定のX方向がポリエステルフィルムの幅方向になるように試料台にセットした。
M60:60nmのスライスレベルにおける突起密度、
M10:10nmのスライスレベルにおける突起密度)
装置:小坂研究所製“surf−corder ET−4000A”
解析ソフト:i−Face model TDA31 Ver2.2.0.4JSGIS
触針先端半径:0.5μm
測定視野 :X方向:380μm ピッチ:1μm
Y方向:280μm ピッチ:5μm
針圧 :50μN
測定速度 :0.1mm/s
カットオフ値:低域−0.8mm、高域-なし
レベリング :全域
フィルター :ガウシアンフィルタ(2D)
倍率 :10万倍
粒子解析(複数レベル)条件
出力内容設定:山粒子
ヒステリシス幅:5nm
スライスレベル等間隔:10nm
(2)中心線表面粗さRa、10点平均粗さRz
上記(1)に記載の装置を用いて、上記に記載の測定条件で3次元粗さを場所を変えて10回測定しその平均値をそれぞれ中心線表面粗さRa、10点平均粗さRzとした。
原子力顕微鏡(AFM)を用いて、場所を変えて10視野測定を行った。サンプルセットは、カンチレバーの走査方向に対して垂直方向(Y軸方向)がサンプルフィルムの長手方向(長手方向とは、フィルムの製造工程においてフィルムが走行する方向)となるようにサンプルをピエゾにセットして測定する。得られた画像について、Off−Line機能のPower Spectral DensityyにおけるY軸方向(フィルムの長手方向)の1D PSDを求め、平均値をPSDとした。
(Digital Instruments社製)
カンチレバー :シリコン単結晶
走査モード :タッピングモード
走査範囲 :125μm□
走査速度 :0.5Hz
Samples line :256
Flatten Auto :オーダー3
(4)積層厚み
以下の条件にて断面観察を場所を変えて10視野行い、得られた厚み[nm]の平均値を算出しA層またはB層の厚み[nm]とした。
測定条件:加速電圧 100kV
測定倍率:1万倍
試料調整:超薄膜切片法
観察面 :TD−ZD断面(TD:幅方向、ZD:厚み方向)
(5)最大粒子径(D)、積層部の平均粒子径(d)、
フィルム断面を透過型電子顕微鏡(TEM)を用い、1万倍で観察する。この時、写真上で1cm以下の粒子が確認できた場合はTEM観察倍率を5万倍に変えて観察する。TEMの切片厚さは約100nmとし、場所を変えて100視野測定し、写真に撮影された分散した粒子全てについて等価円相当径をもとめ、横軸に等価円相当径を、縦軸に粒子の個数として粒子の個数分布をプロットし、そのピーク値の等価円相当径を粒子の平均粒子径とした。ここで、1万倍で観察した写真上に凝集粒子が確認できた場合は上記プロットに含めない。フィルム中に粒子径の異なる2種類以上の粒子が存在する場合、上記等価円相当径の個数分布は2個以上のピークを有する分布となる。この場合は、それぞれのピーク値をそれぞれの粒子の平均粒径とする。最大粒子径は、1万倍で観察した100視野の写真において、最大の粒子径を持つ粒子の粒子径である。
積層部の平均粒子径は、上記で得られたそれぞれの等価球相当径とその体積分率から、次式で体積平均径を求め、この値を積層部の平均粒子径(d)とする。
ここで、diは等価球相当径、Nviはその体積分率である。
実施例においては、粒子の含有量は、フィルム原料であるポリエステルへの粒子配合量から計算し、表に記載した。
フィルムからポリエステルをプラズマ灰化処理法で除去し粒子を露出させる。処理条件としてポリマーは灰化されるが粒子は極力ダメージを受けない条件を選択する。その粒子を走査型電子顕微鏡(SEM)で観察し、粒子画像をイメージアナライザーで処理する。上記(6)で求めた粒度分布に従い、SEMの倍率を30000倍にして、観察箇所を変えて20視野観察し、観察した全粒子についてエネルギー分散型X線分光法(EDX)を用いて元素分析を実施し、粒子と元素の関係を明確にする。
各積層部の表面を片刃で削り取り、削れ粉100gにo−クロロフェノールを加え、攪拌しながら100℃で1時間を要してポリマーを溶解する。次いで日立製作所製分離用超遠心機40P型にローターRP30を装備し、セル1個当りに上記溶解液30ccを注入した後徐々に30000rpmにする。30000rpm到達60分後に粒子の分離を終了する。次いで上澄液を除去し分離粒子を採取する。採取した該粒子に常温のo−クロロフェノールを加え、均一けん濁した後、超遠心分離操作を行う。この操作は後述の分離粒子を示差走査熱量測定装置(DSC)を用いてポリマーに相当する融解ピークが検出されなくなるまでくり返す。このようにして得た分離粒子を120℃で16時間真空乾燥した後、質量を測定した値を粒子の総含有量とし、これに対する比率(質量%)をもって粒子の含有量とする。
フィルムのA面側とB面側を重ね合わせた2枚のフィルムをガラス板の上に設置し、フィルム上に200gの重り(接触面積40cm2)を置く。下側のフィルムの一端(移動方向側)とガラスを固定し、上側のフィルムの一端(移動方向とは逆端)は検出器に固定した。ガラス板を速度2mm/secで5mm移動した時の静摩擦係数(μs)を以下の式より求めた。
A:μs=0.4以下
B:μs=0.4を超え、0.5以下
C:μs=0.5を超える
(8)レジスト特性評価
以下a.からc.の方法により評価を行う。
a.片面鏡面研磨した6インチSiウエハー上に、東京応化(株)製のネガレジスト“PMERN−HC600”を塗布し、大型スピナーで回転させることによって厚み7μmのレジスト層を作製する。次いで、窒素循環の通風オーブンを用いて70℃の温度条件で約20分間の前熱処理を行う。
b.ポリエステルフィルムのB面をレジスト層と接触するように重ね、ゴム製のローラーを用いて、レジスト層上にポリエステルフィルムをラミネートし、その上に、クロム金属でパターニングされたレチクルを配置し、そのレクチル上からI線(波長365nmにピークをもつ紫外線)ステッパーを用いて露光を行う。
c.レジスト層からポリエステルフィルムを剥離した後、現像液N−A5が入った容器にレジスト層を入れ約1分間の現像を行う。その後、現像液から取り出し、水で約1
分間の洗浄を行う。現像後に作成されたレジストパターンのL/S(μm)(Line and Space)=10/10μmの30本の状態を走査型電子顕微鏡SEMを用いて約800〜3000倍率で観察し、パターンに欠けのある本数で以下のように評価する。
B;欠けのある本数が9から15本
C;欠けのある本数が16本以上
Aがレジスト性が最も良好で、Cが最も劣る。
以下a.からb.の方法により評価を行う。
a.離型層の塗布
二軸配向ポリエステルフィルムのB面に、架橋プライマー層(東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製商品名BY24−846)を固形分1重量%に調整した塗布液を塗布/乾燥し、乾燥後の塗布厚みが0.1μmとなるようにグラビアコーターで塗布し、100℃で20秒乾燥硬化した。その後1時間以内に付加反応型シリコーン樹脂(東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製商品名LTC750A)100重量部、白金触媒(東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製商品名SRX212)2重量部を固形分5重量%に調整した塗布液を、乾燥後の塗布厚みが0.1μmとなるようにグラビアコートで塗布し、120℃で30秒乾燥硬化した後に巻き取り、離型フィルムを得た。
b.グリーンシートの塗布状態の評価(セラミックススラリーの塗布性)
チタン酸バリウム(富士チタン工業(株)製商品名HPBT−1)100重量部、ポリビニルブチラール(積水化学(株)製商品名BL−1)10重量部、フタル酸ジブチル5重量部とトルエン−エタノール(重量比30:30)60重量部に、数平均粒径2mmのガラスビーズを加え、ジェットミルにて20時間混合・分散させた後、濾過してペースト状のセラミックスラリーを調整した。得られたセラミックスラリーを、離型フィルムの上に乾燥後の厚みが2μmとなるように、ダイコーターにて塗布し乾燥させ、巻き取り、グリーンシートを得た。 上記で巻き取られたグリーンシートを、繰り出し、離型フィルムから剥がさない状態にて目視で観察し、ピンホールの有無や、シート表面および端部の塗布状態を確認する。なお観察する面積は幅300mm、長さ500mmである。離型フィルムの上に成型されたグリーンシートについて、背面から1000ルクスのバックライトユニットで照らしながら、塗布抜けによるピンホールあるいは、離型フィルム背面の表面転写による凹み状態を観察する。
A:ピンホールも凹みも無い。
C:ピンホールが有り、また凹みが4個以上認められる。
サンプルは、フィルム幅方向における任意の位置からA4のカットサンプルの長手方向とフィルム長手方向を一致させて切り出した。クロスニコル法として、光源部にフジカラーライトボックス100V8W((株)進光社製)を用いて、その上に正常な検光子と偏光子の吸収軸面が直交するように配置し、その間にポリエステルフィルムを挟んだ状態でB面が偏光子と接するように設置して、偏光子側から目視検査を行なった。このとき、観察面側の寸法幅28cm×縦34cmの偏光子の吸収軸とA4カットサンプルのフィルムの長手方向を一致させた。目視検査は、まず、ポリエステルフィルムを挟んでない状態での輝点として表れる偏光子の異物や欠陥の位置と数を50個、確認した。次に、ポリエステルフィルムを挟んだ状態で、異物や欠点の数が幾つ認識できなくなるかどうかで評価した。また、干渉色も同時に観察した。評価基準は以下に従った。
A:確認できなくなる輝点数が5個未満。
B:確認できなくなる輝点数が5個以上15個未満。
C:確認できなくなる輝点数が15個以上。
押出機E1、E2およびE3の3台を用い、280℃に加熱された押出機E1には、B層原料として、PETペレット(原料−1)を90質量部、平均粒径0.06μmのコロイダルシリカ粒子含有ペレット(原料−2d)10質量部を180℃で3時間減圧乾燥した後に供給した。同じく280℃に加熱された押出機E2には、A層原料として、B層で用いたPETペレット(原料−1)を82.5質量部、平均粒径0.20μmのコロイダルシリカ粒子含有ペレット(原料−2f)10質量部、平均粒径0.30μmの架橋ポリスチレン粒子含有ペレット(原料−2a)7.5質量部を配合し、180℃で3時間減圧乾燥した後に供給した。さらに、同じく280℃に加熱された押出機E3には、C層としてPETペレット(原料−1)を180℃で3時間減圧乾燥した後に供給した。これらを3層積層するべくTダイ中で積層厚み比(A層|C層|B層)=0.5|14|1.5とし、B層側がキャストドラム面側になるように合流させ、表面温度25℃のキャストドラムに静電荷を印加させながら密着冷却固化し、積層未延伸フィルムを作製した。
表に示すように各種粒子原料を所定の濃度になるよう配合量や積層厚みを変更した以外は全て実施例1と同様にして厚さ16μmの二軸配向ポリエステルフィルムを得た。得られた二軸配向ポリエステルフィルムの製膜安定性は良好であり、物性評価したところ、表に示すように、優れた特性を有していた。
押出機E1、E2の2台を用い、280℃に加熱された押出機E1には、B層原料として、PETペレット(原料−1)を90質量部、平均粒径0.06μmのコロイダルシリカ粒子含有ペレット(原料−2d)10質量部を180℃で3時間減圧乾燥した後に供給した。同じく280℃に加熱された押出機E2には、A層原料として、B層で用いたPETペレット(原料−1)を82.5質量部、平均粒径0.20μmのコロイダルシリカ粒子含有ペレット(原料−2f)10質量部、平均粒径0.30μmの架橋ポリスチレン粒子含有ペレット(原料−2a)7.5質量部を配合し、180℃で3時間減圧乾燥した後に供給した。これらを2層積層するべくTダイ中で積層厚み比(A層|B層)=1|15とし、B層側がキャストドラム面側になるように合流させ、表面温度25℃のキャストドラムに静電荷を印加させながら密着冷却固化し、積層未延伸フィルムを作製した。
表に示すように各種粒子原料を所定の濃度になるよう配合量や積層厚みを変更した以外は全て実施例1と同様にして厚さ16μmの二軸配向ポリエステルフィルムを得た。A面のPSDはすべて50000nm3より大きく、それ以外の特性は表に示すとおりであった。
押出機E1、E2およびE3の3台を用い、280℃に加熱された押出機E1には、B層原料として、PETペレット(原料−1)を90質量部、平均粒径0.06μmのコロイダルシリカ粒子含有ペレット(原料−2d)10質量部を180℃で3時間減圧乾燥した後に供給した。同じく280℃に加熱された押出機E2には、A層原料として、B層で用いたPETペレット(原料−1)を82.5質量部、平均粒径0.20μmのコロイダルシリカ粒子含有ペレット(原料−2f)10質量部、平均粒径0.30μmの架橋ポリスチレン粒子含有ペレット(原料−2a)7.5質量部を配合し、180℃で3時間減圧乾燥した後に供給した。さらに、同じく280℃に加熱された押出機E3には、C層としてPETペレット(原料−1)を180℃で3時間減圧乾燥した後に供給した。これらを3層積層するべくTダイ中で積層厚み比(A層|C層|B層)=0.5|14|1.5とし、B層側がキャストドラム面側になるように合流させ、表面温度25℃のキャストドラムに静電荷を印加させながら密着冷却固化し、積層未延伸フィルムを作製した。
Claims (14)
- ポリエステルフィルムであって、前記ポリエステルフィルムの少なくとも片面(A面)の(M60/M10)×100が0.1以上5.0以下であり、A面とは反対側の表面(B面)における波長9.65μmにおけるスペクトル密度が1000〜50000nm3の範囲であるポリエステルフィルム。
(但し、M10は高さ10nmのスライスレベルにおける突起密度(個/mm2)、M60は高さ60nmのスライスレベルにおける突起密度(個/mm2)である。) - A面のM60が500個/mm2以下である請求項1記載のポリエステルフィルム。
- A面の高さ100nmのスライスレベルにおける突起密度(M100)が5個/mm2以下である請求項1または2に記載のポリエステルフィルム。
- A面のM10が1000個/mm2以上30000個/mm2未満である請求項1〜3のいずれかに記載のポリエステルフィルム。
- A面の平均表面粗さRaが2〜7nmである請求項1〜4のいずれかに記載のポリエステルフィルム。
- B面の平均表面粗さRaが0.5〜5nmである請求項1〜5のいずれかに記載のポリエステルフィルム。
- フィルムの厚みが10μm以上250nm以下である請求項1〜6のいずれかに記載のポリエステルフィルム。
- 3層以上の積層構造からなる請求項1〜7のいずれかに記載のポリエステルフィルム
- A面を形成する層が粒子を含有しており、当該粒子の体積基準粒度分布測定を行い、横軸を粒径、縦軸を粒子の存在比率としてプロットしたときに得られる粒子の存在比率のチャートの極大のうち最も粒径の大きいピークトップの粒径をD(μm)とし、A面を形成する層の厚みt(μm)としたとき、t/Dが0.5以上10以下である請求項1〜8のいずれかに記載のポリエステルフィルム。
- 離型用または工程用フィルムとして用いられる請求項1から9のいずれかに記載のポリエステルフィルム。
- ドライフィルムレジスト基材用フィルムとして用いられる請求項10に記載のポリエステルフィルム。
- 積層セラミックコンデンサーを製造する工程においてグリーンシート成形の支持体として用いられる請求項10に記載のポリエステルフィルム。
- 偏光板離型用フィルムとして用いられる請求項10に記載のポリエステルフィルム。
- 光学部材用フィルムとして用いられる請求項1から9のいずれかに記載のポリエステルフィルム。
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