JP2018073865A - Esd保護回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】ESD保護回路の放電性能を維持しつつ、消費電力を低減する。
【解決手段】実施形態のESD保護回路は、第1電源配線と第2電源配線との間に接続され、ダイオードと、MOSトランジスタと、トリガー回路と、コンデンサと、抵抗体と、を備える。前記MOSトランジスタは、ソース及びドレインが前記第1電源配線と前記第2電源配線との間で前記ダイオードと直列に接続される。前記トリガー回路は、トリガー信号を前記MOSトランジスタのゲートに出力する。前記抵抗体は、前記第1電源配線と前記第2電源配線との間に接続され、接続点で前記コンデンサと直列接続する。前記MOSトランジスタの前記ソースと前記ドレインが形成されるウェル領域は前記接続点と接続される。前記サージに同期して、前記ウェル領域と前記ソースとのpn接合に順方向電圧が印加されるように前記接続点の電位が変化する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、半導体集積回路においてESD(Electrostatic Discharge)に起因するサージから内部回路を保護するESD保護回路に関する。
電源端子等からのESDにより発生したサージから、半導体装置内の内部回路を保護するためにESD保護回路が用いられる。ESD保護回路では、サージによる電源配線の電圧上昇を検知して、電源配線と接地配線との間に接続されたシャントMOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタを導通状態にして、サージによる電荷を接地配線へ放出する。サージによる電圧上昇を検知してシャントMOSトランジスタを導通状態にする手段として、抵抗(R)とコンデンサ(C)の直列接合を利用してトリガー信号を発生させるRCトリガー回路が用いられる。
特開2015−46507号公報
ESD保護回路内のサージにより発生した電荷を放流するためのシャントトランジスタは、駆動力が大きいことが望まれるが、駆動力が大きいほど非道通状態でのリーク電流が大きくなり、半導体装置の消費電力が高くなる。一方、リーク電流を抑制して半導体装置の消費電力を低減すると、シャントトランジスタの駆動電力が下がりESD保護回路の放電性が低下して、シャントトランジスタが破壊される恐れがある。ESD保護回路の放電性能を維持しつつ、消費電力を低減することが望まれる。
実施形態のESD保護回路は、第1電源配線と第2電源配線との間に接続され、ダイオードと、MOSトランジスタと、トリガー回路と、コンデンサと、抵抗体と、を備える。前記第1電源配線は、前記第1電源から第1電位を半導体集積回路の内部回路の一端に供給する。前記第2電源配線は、第2電源から前記第1電位より低い第2電位を前記内部回路の他端に供給する。前記ダイオードは、前記第1電源配線にアノードが接続され前記第2電源配線にカソードが接続される。前記MOSトランジスタのソース及びドレインが前記第1電源配線と前記第2電源配線との間で前記ダイオードと直列に接続される。前記トリガー回路は、前記第1電源配線に入ったサージに同期して前記MOSトランジスタを導通状態にするトリガー信号を前記MOSトランジスタのゲートに出力する。前記コンデンサは、前記第1電源配線と前記第2電源配線との間に接続される。前記抵抗体は、前記第1電源配線と前記第2電源配線との間に接続され、接続点で前記コンデンサと直列接続する。前記MOSトランジスタの前記ソースと前記ドレインが形成されるウェル領域は前記接続点と接続される。前記サージに同期して、前記ウェル領域と前記ソースとのpn接合に順方向電圧が印加されるように前記接続点の電位が変化する。
実施形態1に係るESD保護回路の構成を示す図。 実施形態1に係るRCトリガー回路の構成の一例を示す図。 比較例に係るESD保護回路の構成を示す図。 比較例に係るESD保護回路の動作を説明する図。 実施形態1に係るESD保護回路の動作を説明する図。 基板バイアス効果を説明する図。 基板バイアス効果を説明する図。 実施形態2に係るESD保護回路の構成を示す図。 実施形態2に係るRCトリガー回路の構成の一例を示す図。 実施形態3に係るESD保護回路の構成を説明する図。
以下、本発明の実施形態について図を参照しながら説明する。実施例中の説明で使用する図は、説明を容易にするための模式的なものであり、図中の各要素の形状、寸法、大小関係などは、実際の実施においては必ずしも図に示されたとおりとは限らず、本発明の効果が得られる範囲内で適宜変更可能である。同様な性質、機能、又は特徴を有する要素は、同一参照番号又は同一参照記号を用い説明は省略する。
(実施形態1)
図1及び図2を用いて、本発明の実施形態1を説明する。図1は、半導体集積回路における本発明の第1の実施形態にかかるESD保護回路の構成を示す図である。図2は、RCトリガー回路の構成例の一例である。
図1に示すように、半導体集積回路1は、第1電位VDDを供給する第1電源(図示せず)に接続された第1電源端子TVDD、及び第1電位VDDよりも電位が低い第2電位VSSを供給する第2電源(図示せず)に接続された第2電源端子TVSSを備える。なお、ここでは、第2電源は接地として、第2電位VSSは接地電位として実施形態1を説明する。また、第1電源は単に電源として、第1電位VDDは電源電位として実施形態1を説明する。
半導体集積回路1は、第1電源配線LVDD、第2電源配線LVSS、ESD保護回路100、及び内部回路101を備える。内部回路101とは、半導体集積回路1を構成するCPU(Central Processing Unit)、及びメモリ等を含んだコア部分である。
第1電源配線LVDDは、第1電源端子TVDDと内部回路の一端とを電気的に接続し、第1電源端子TVDDに供給される電源電位VDDを内部回路101の一端に供給する。第2電源配線LVSSは、第2電源端子TVSSと内部回路101の他端とを電気的に接続し、第2電源端子TVSSに供給される接地電位を内部回路101の他端に供給する。
ESD保護回路100は、第1電源配線LVDDと第2電源配線LVSSとの間に接続される。ESDによるサージが第1電源端子TVDDから半導体集積回路1内に入った場合、ESD保護回路100が作動し、ESDによるサージにより発生した電荷を第2電源配線LVSSに放流することにより、サージにより発生した大量の電荷が内部回路101に侵入して内部回路101を破壊することを防ぐ。
ESD保護回路100は、RCトリガー回路RCT1、シャントnMOSトランジスタ(nチャネルMOSトランジスタ)Mn、ダイオードD、コンデンサC2、及び抵抗体R2を有する。ダイオードDは、アノードが第1電源配線(LVDD)に接続され、カソードが第2電源配線LVSSに接続される。シャントnMOSトランジスタMnのソース及びドレインは、第1電源配線LVDDと第2電源配線LVSSとの間で、ダイオードDと直列に接続される。すなわち、シャントnMOSトランジスタのソースがダイオードDのアノードに接続され、シャントnMOSトランジスタのドレインが第1電源配線LVDDに接続される。ダイオードDのカソードは第2電源配線に接続される。
ここで、ダイオードDは、たとえば、n形半導体とp形半導体とが接合したpn接合型ダイオードである。本実施形態では、pn接合が一段の場合で説明するが、多段のpn接合を用いることも可能である。ダイオードDは、pn接合型ダイオードに限られることはなく、MOSトランジスタの寄生ダイオード、又は、ダイオード接続されたバイポーラトランジスタなどであってもよい。
MOSトランジスタの寄生ダイオードは、例えば、nMOSトランジスタの場合は、ゲートとドレインとバックゲートが接続されてアノードとして機能し、ソースがカソードとして機能する。pMOSトランジスタ(pチャネルトランジスタ)の場合は、ゲートとドレインとバックゲートが接続されてカソードとして機能し、ソースがアノードとして機能する。
また、ダイオード接続されたバイポーラトランジスタとは、npnトランジスタの場合は、ベースがアノードとして機能し、エミッタとコレクタが接続されてカソードとして機能する。pnpトランジスタの場合は、ベースがカソードとして機能し、エミッタとコレクタが接続されてアノードとして機能する。
シャントnMOSトランジスタのソースとドレインはn型半導体でありp型半導体のウェル領域に形成されている。ゲート電極は、ゲート絶縁膜を介してソース、ウェル領域、及びドレイン上に設けられる。バックゲート電極(図示しない)は、ウェル領域に電気的に接続するように設けられており、バックゲート電極を介してウェル領域の電位が調節される。
コンデンサC2が第1電源配線LVDDと第2電源配線LVSSとの間に接続される。抵抗体R2が第1電源配線LVDDと第2電源配線LVSSとの間に、コンデンサC2と直列接続するように接続される。すなわち、コンデンサC2の一端が第1電源配線LVDDに接続され、コンデンサC2の他端は接続点n2で抵抗体R2の一端に接続される。抵抗体R2の他端は、第2電源配線LVSSに接続される。接続点n2は、シャントnMOSトランジスタのウェル領域にバックゲート電極を介して接続される。接続点n2の電位がウェル領域に供給される。
図2に示したように、RCトリガー回路RCT1は、第1抵抗体R1、第1コンデンサC1、及び第1インバータ回路INV1を有する。第1抵抗体は一端が第1電源配線LVDDに接続され、他端が接続点n1で第1コンデンサC1の一端に接続される。第1コンデンサC1の他端は第2電源配線LVSSに接続される。第1抵抗体R1と第1コンデンサC1は、第1電源配線LVDDと第2電源配線LVSSとの間で直列に接続される。
第1抵抗体R1の他端は、第1インバータ回路INV1の入力端子に接続される。第1インバータINV1の出力端子は、シャントnMOSトランジスタのゲートに接続される。第1電源端子TVDDにサージが印加されると、第1電源配線LVDDの電位VDDが上昇し、これに同期してRCトリガー回路の第1インバータ回路INV1からシャントnMOSトランジスタを導通状態にするトリガー信号SC1が出力される(詳細は後述)。
次に、本実施形態に係るESD保護回路の動作について比較例と比べて説明する。図3に比較例に係るESD保護回路2000を説明する。比較例においても、ESD保護回路2000は、本実施形態と同様に半導体集積回路1000内において、第1電源配線LVDD及び第2電源配線LVSSとの間に接合される。内部回路101は、第1電源配線LVDDと第2電源配線LVSSとの間に接続される。ESDによるサージが第1電源端子TVDDから半導体集積回路1000内に進入すると、ESD保護回路2000が作動し、サージにより発生した電荷はESD保護回路2000を介して第1電源配線から第2電源配線に放流される。これによって、サージにより発生した電荷が内部回路101に進入することを防止する。
比較例に係る保護回路2000は、RCトリガー回路RCT1、シャントnMOSトランジスタMn、ダイオードDを、本実施形態に係るESD保護回路100と同様に備える。比較例に係るESD保護回路2000と本実施形態に係るESD保護回路100とは、次の点で異なる。比較例に係るESD保護回路2000のシャントnMOSトランジスタのバックゲートは第2電源配線に接続される。すなわち、シャントnMOSトランジスタMnのウェル領域の電位は接地電位に固定される。
図4を参照しながら、比較例に係るESD保護回路2000の動作を説明する。図4は、ESDによるサージが第1電源端子から半導体集積回路1000内に侵入した時の、シャントnMOSトランジスタのゲート電位、シャントnMOSトランジスタのドレイン電流、シャントnMOSトランジスタのドレイン電位(図中に第1電源配線に印加された電源電位VDDで記述)、シャントnMOSトランジスタのソース電位、及びシャントnMOSトランジスタのバックゲート電位の時間変化を示す。左側の縦軸は、比較例にかかるESD保護回路のドレイン電位の最大値を基準に規格化した電位を示す。右側の縦軸は、比較例に係るESD保護回路2000のドレイン電流の最大値を基準に規格化した電流を示す。横軸は、時間変化を示す。
ESDに起因したサージが半導体集積回路内の第1電源配線LVDDに印加されると、第1電源配線LVDDの電位(ドレイン電位)VDDがサージにより発生した電荷量により増加する。RCトリガー回路RCT1内では、第1抵抗体R1と第1コンデンサC1との抵抗・容量積の時定数R1×C1の時間内では、第1抵抗体R1と第1コンデンサC1の接続点n1の電位は、第1電源配線LVDDの電位より低い状態となる。
第1インバータ回路INV1の電源は、第1電源配線LVDDと同じ電源電位VDDが供給されるため、RCトリガー回路の時定数に相当する時間内では、第1インバータ回路INV1の入力の電位は、第1インバータ回路内のpチャネルMOSトランジスタのソース電位よりも低くなる。この結果、pチャネルMOSトランジスタがオン(導通)となり、第1インバータ回路INV1は、ハイレベルを出力し、この出力がRCトリガー回路RCT1から出力されるトリガー信号SC1となる。
サージが印加される前は、第1抵抗体R1と第1コンデンサC1との接続点n1の電位は、第1電源配線LVDDの電位と同じである。この場合は、第1インバータ回路INV1のpチャネルMOSトランジスタはオフ(非導通)となり、第1インバータ回路INV1はトリガー信号SC1としてロウレベルを出力する。
このトリガー信号SC1は、シャントnMOSトランジスタMnのゲートに供給される。図4に示すように、サージが第1電源配線LVDDに印加されてからRCトリガー回路RCT1の時定数に相当する時間内だけ、トリガー信号がハイレベルとなるので、シャントnMOSトランジスタのゲート電位が上昇してシャントnMOSトランジスタがオン状態を維持する。
シャントnMOSトランジスタがオン状態となると、シャントnMOSトランジスタのドレイン・ソース間にドレイン電流が流れて、第1電源配線LVDD内のサージにより発生した電荷を第2電源配線LVSSを介して接地に放出する。
ダイオードDのアノードがシャントnMOSトランジスタのソースと第2電源配線LVSSとの間に接続されている。サージが第1電源配線LVDDに印加されない定常状態では、トリガー信号SC1はロウレベルのためシャントnMOSトランジスタはオフ状態となる。このとき、シャントnMOSトランジスタのゲートは接地電位である。また、シャントnMOSトランジスタのバックゲートは、接地されているため、常時接地電位を有する。すなわちウェル領域の電位は接地電位を常に維持する。
シャントnMOSトランジスタはオフ状態でもドレイン・ソース間にリーク電流が生じる。ここで、シャントnMOSトランジスタのソースにダイオードDが接続されることで、ダイオードDの順バイアス電圧分だけソース電位が接地電位より高くなる。この結果、ゲート・ソース間電圧は、ダイオードDがない場合に比べてさらに負の電圧になるので、シャントnMOSトランジスタのリーク電流が抑制されている。
しかしながら、比較例に係るESD保護回路2000では、ドレイン電流を流すことによりサージにより発生した電荷を放出する際にも、ゲート・ソース間電圧がダイオードDの順方向バイアス電圧分だけ減少する。このため、シャントnMOSトランジスタのオン状態での駆動力が減少する。その結果、図4に示すようにサージが印加された直後にシャントnMOSトランジスタがオン状態になっても、第1電源配線LVDD内にサージにより大量に発生した電荷がすぐに放出されにくくなり、第1電源配線LVDDの電源電位VDDは急激に上昇してオーバーシュートを引き起こす。この結果、ドレイン電流が流れ始める際に、第1電源配線LVDDの電位VDDが大きくオーバーシュートしてしまう。
以上説明したように、比較例に係るESD保護回路2000は、ダイオードDがシャントnMOSトランジスタに接続されていることにより、オフ状態のリーク電流を抑制することが可能である一方で、ESD保護回路2000の動作時においては、シャントnMOSトランジスタMnの駆動力を低下させるため、サージ印加時の第1電源配線LVDDの電位のオーバーシュートが極めて大きい。これが原因で、シャントnMOSトランジスタMnが破壊されやすい。すなわち、ESD保護回路2000の放電性が低下することにより、シャントnMOSトランジスタが破壊される恐れがある。
これに対して、本実施形態に係るESD保護回路100では、シャントnMOSトランジスタのバックゲート電極VがコンデンサC2と抵抗体R2との接続点n2に接続されている。そのため、シャントnMOSトランジスタMnのウェル領域の電位は接地電位に固定されず、コンデンサC2と抵抗体R2との接続点n2の電位とともに変動する。
第1電源配線LVDDにサージが印加されると、サージによる電荷量により第1電源配線LVDDの電位VDDが急激に上昇する。このとき、コンデンサC2が充電されるようにコンデンサC2と抵抗体R2による時定数R2×C2に相当する時間の間、抵抗体R2に電流が流れるため、接続点n2は接地電位から接地電位より高い正電位を有することとなる。したがって、シャントnMOSトランジスタMnのウェル領域には正電位が印加される。すなわち、シャントnMOSトランジスタMnのウェル領域はp形半導体であり、ソースはn形半導体なので、シャントnMOSトランジスタMnのウェル領域とソースとのpn接合に順方向電圧がかかる。
図6はシャントnMOSトランジスタの動作を説明するための簡単な断面図である。Vは、ゲート電位、Vはドレイン電位、Vはソース電位、及びVはバックゲート電位を示す。上述の通り、本実施形態に係るESD保護回路100のバックゲート電位Vは、サージ印加直後に接地電位から正電位に上昇する。
図7を用いて、nMOSトランジスタのバックゲート効果を説明する。図7は、nMOSトランジスタのドレイン電流とゲート電位(ゲート・ソース間電圧)との関係の、バックゲート・ソース間電圧VBS依存性を示す。nMOSトランジスタのバックゲート・ソース間電圧VBSが正電圧になるとバックゲート・ソース間電圧VBSがゼロ(バックゲートが接地)の場合に比べて閾値Vthが低下し、nMOSトランジスタのドレイン電流が増加して駆動力が増大する。すなわち、ウェル領域とソースのpn接合に順方向電圧が印加されると、nMOSトランジスタのドレイン電流が増加してnMOSトランジスタの駆動力が増大する。一方、nMOSトランジスタのバックゲート・ソース間電圧VBSが負電圧になるとバックゲート・ソース間電圧VBSがゼロ(バックゲートが接地)の場合に比べて閾値Vthが上昇し、nMOSトランジスタのドレイン電流が減少し駆動力が減少する。すなわち、ウェル領域とソースのpn接合に逆方向電圧が印加されると、nMOSトランジスタのドレイン電流が減少してnMOSトランジスタの駆動力が減少する。
図5に示したように、本実施形態に係るESD保護回路100では、サージが印加されるとシャントnMOSトランジスタMnのバックゲート・ソース間電位VBSが正電位となるためシャントnMOSトランジスタの駆動力が増大する。これにより、比較例にかかるESD保護回路2000に比べて、サージ印加直後にシャントnMOSトランジスタによるサージ電荷の放出が効率よく実施される。その結果、本実施形態のESD保護回路100では、サージ印加直後の第1電源配線LVDDの電位VDDのオーバーシュートが比較例に係るESD保護回路2000よりも抑制される。ESD保護回路100の放電性が向上することにより、シャントnMOSトランジスタMnの破壊を防止することができる。
なお、サージが印加された直後から、ESD保護回路100のトリガー回路RCT1内の第1抵抗体R1と第1コンデンサC1の直列回路の時定数R1×C1に相当する時間の間、トリガー信号SC1はハイレベルとなり、シャントnMOSトランジスタMnのゲート電位が正電位となって、シャントnMOSトランジスタはオン状態を維持する。同時に、サージ印加直後から抵抗体R2及びコンデンサC2の直列回路の時定数R2×C2に相当する時間の間、抵抗体R2及びコンデンサC2の接続点n2が正電位を維持するので、バックゲート・ソース間電圧VBSが正電圧を維持する。すなわち、バックゲート・ソース間には順方向電圧が維持される。
(実施形態2)
次に本実施形態2に係るESD保護回路200を図8を用いて説明する。本実施形態に係るESD保護回路200は、以下の点で、実施形態1に係るESD保護回路100と相異する。
本実施形態に係るESD保護回路200は、nチャネルのシャントnMOSトランジスタMnに替えてpチャネルのシャントpMOSトランジスタMpを有する。ダイオードDは、アノードが第1電源配線LVDDに接続され、カソードが第2電源配線LVSSとの間に接続されること、シャントpMOSトランジスタMpのソース及びドレインは、第1電源配線LVDDと第2電源配線LVSSとの間で、ダイオードDと直列に接続されることは、実施形態1と同様である。シャントpMOSトランジスタのソースがダイオードDのカソードに接続され、シャントpMOSトランジスタMpのドレインが第2電源配線LVSSに接続される点で、本実施形態に係るESD保護回路200は実施形態1に係るESD保護回路と相異する。また、シャントpMOSトランジスタMpのウェル領域はn形半導体であり、ソース及びドレインはp形半導体である。
また、コンデンサC2が第1電源配線LVDDと第2電源配線LVSSとの間に接続され、抵抗体R2が第1電源配線LVDDと第2電源配線LVSSとの間に、コンデンサC2と直列接続するように接続されることは、本実施形態に係るESD保護回路200と実施形態1に係るESD保護回路100は同じである。しかしながら、本実施形態に係るESD保護回路200では、以下の点で実施形態1に係るESD保護回路100と相異する。すなわち、抵抗体R2の一端が第1電源配線LVDDに接続され、抵抗体R2の他端は接続点n2でコンデンサC2の一端に接続される。コンデンサC2の他端は、第2電源配線LVSSに接続される。接続点n2は、シャントpMOSトランジスタMpのウェル領域にバックゲート電極を介して接続される。接続点n2の電位がウェル領域に供給される。
図9に、本実施形態に係るESD保護回路200中のRCトリガー回路RCT2の具体的な一例を示す。図9に示すように、RCトリガー回路RCT2は、第1抵抗体R1、第1コンデンサC1、及び第1インバータ回路INV1を実施形態1に係るESD保護回路と同様に有する。以下の点で、本実施形態に係るESD保護回路200と実施形態1に係るESD保護回路とは相異する。第1コンデンサC1は一端が第1電源配線LVDDに接続され、他端が接続点n1で第1抵抗体R1の一端に接続される。第1抵抗体R1の他端は第2電源配線LVSSに接続される。第1抵抗体R1と第1コンデンサC1は、第1電源配線LVDDと第2電源配線LVSSとの間で直列に接続される。
第1コンデンサC1の他端は、第1インバータ回路INV1の入力端子に接続される。第1インバータINV1の出力端子は、シャントpMOSトランジスタのゲートに接続される。第1電源端子TVDDにサージが印加されると、第1電源配線LVDDの電位VDDが上昇し、これに同期してRCトリガー回路RCT2の第1インバータ回路INV1からシャントpMOSトランジスタを導通状態にするトリガー信号SC2が出力される(詳細は後述)。
次に実施形態2に係るESD保護回路200の動作について説明する。 ESDに起因したサージが半導体集積回路内の第1電源配線LVDDに印加されると、第1電源配線LVDDの電位(ドレイン電位)VDDがサージにより大量に発生した電荷により増加する。RCトリガー回路RCT2内では、第1抵抗体R1と第1コンデンサC1の抵抗・容量積の時定数R1×C1に相当する時間内では、第1抵抗体R1と第1コンデンサC1の接続点n1の電位は、第2電源配線LVSSの電位すなわち接地電位VSSから接地電位VSSより高くなる。この結果、第1インバータ回路INV1から出力されるトリガー信号SC2はロウレベルとなる。すなわち、シャントpMOSトランジスタMpのゲートにロウレベルの信号が入力され、シャントpMOSトランジスタはオン状態になる。なお、サージが第1電源配線LVDDに印加される前は、第1インバータ回路INV1は、接地電位が入力されてハイレベルを出力し、ゲート電圧が閾値より高いので、シャントpMOSトランジスタMpはオフ状態である。
シャントpMOSトランジスタMpがオン状態となると、シャントpMOSトランジスタMpのドレイン・ソース間にドレイン電流が流れて、第1電源配線LVDD内のサージによる電荷を第2電源配線LVSSを介して接地に放出する。第1抵抗体R1と第1コンデンサC1との直列回路の時定数R1×C1に相当する時間の間、シャントpMOSトランジスタがオン状態となりサージにより発生した電荷が接地に放出される。
サージが印加された直後に、抵抗体R2とコンデンサC2の接続点n2の電位は、コンデンサC2を充電する電流が抵抗体R2を流れることにより、第2電源配線LVDDの電位VDDよりも低い電位となる。このため、シャントpMOSトランジスタのウェル領域はソース電位に対して負にバイアスされた状態となる。すなわち、ウェル領域とソースのpn接合に順方向電圧が印加された状態になる。
pMOSトランジスタのバックゲート効果はバックゲート・ソース間電圧VBSに関してnMOSトランジスタとは逆の特性になる。すなわちバックゲート・ソース間電圧VBSが負になると、ウェル領域とソースとのpn接合に順方向電圧がかかり、シャントpMOSトランジスタの駆動力が増大する。そのため、本実施形態に係るESD保護回路200においても、実施形態に1に係るESD保護回路100と同様に、サージ印加直後の第1電源配線LVDDの電位VDDのオーバーシュートを抑制することができる。この結果、ESD保護回路200の放電性を向上し、ESD保護回路200内のシャントpMOSトランジスタの破壊を防止することができる。
実施形態1と同様に、本実施形態においてもサージ印加直後から抵抗体R2及びコンデンサC2の直列回路の時定数R2×C2に相当する時間の間、抵抗体R2及びコンデンサC2の接続点n2が第1電源配線LVDDの電位より低い電位を維持する。これにより、バックゲート・ソース間電圧VBSが負電圧を維持する。すなわち、シャントpMOSトランジスタのウェル領域はn形半導体であり、ソースはp形半導体なので、シャントpMOSトランジスタMpのウェル領域とソースとのpn接合に順方向電圧がかかる。この間、シャントpMOSトランジスタMpの駆動力が増大し、ESD保護回路200の放電性が向上する。
(実施形態3)
次に、実施形態3に係るESD保護回路300を図10を用いて説明する。図10は、実施形態3のESD保護回路300の構成を示す。実施形態3に係るESD保護回路300は、実施形態1に係るESD保護回路100と同様にシャントnMOSトランジスタMn、ダイオードD、コンデンサC2、抵抗体R2、及びRCトリガー回路RCT1を備える。本実施形態に係るESD保護回路300は、第2インバータ回路INV2が2段直列にシャントnMOSトランジスタMnのバックゲートと、コンデンサC2と抵抗体R2との接続点n2と、の間に接続される点で、実施形態に係るESD保護回路100と相異する。
本実施形態に係るESD保護回路300においても、実施形態1に係るESD保護回路100と同様に、シャントnMOSトランジスタのウェル領域にコンデンサC2と抵抗体R2との接続点n2の電位を供給することにより、サージ印加直後からコンデンサC2と抵抗体R2との直列回路の時定数R2×C2に相当する時間の間、シャントnMOSトランジスタMnのバックゲート・ソース間電圧VBSを正電圧にする。これにより、ウェル領域とソースとのpn接合に順方向電圧がかかり、シャントnMOSトランジスタMnの駆動力を増大して、第1電源配線LVDDの電位VDDのオーバーシュートを抑制し、シャントnMOSトランジスタの破壊を防止する。
さらに、本実施形態に係るESD保護回路300では、シャントnMOSトランジスタMnのバックゲート電位と、コンデンサC2と抵抗体R2との接続点n2と、の間に第2インバータ回路INV2を2段直列に備えることにより、サージが印加されたときに、より安定にバックゲート・ソース間電圧VBSを正電圧に維持することができる効果がさらにある。本実施形態では、第2インバータ回路は2段で説明しているが、偶数段であれば2段に限定されない。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1、1000 半導体集積回路、
100、200、300、2000 ESD保護回路、101 内部回路、
C1、C2 コンデンサ
D ダイオード、
LVDD 第1電源配線、
LVSS 第2電源配線、
Mn シャントnMOSトランジスタ、
MP シャントpMOSトランジスタ、
n1、n2 接続点、
R1、R2 抵抗体、
RCT1、RCT2 トリガー回路、
SC1、SC2 トリガー信号、
TVDD 第1電源端子、
TVSS 第2電源端子、
バックゲート電位、
BS バックゲート・ソース電圧
ドレイン電位、
DD 第1電源電位、
ゲート電位、
GS ゲート・ソース間電圧、
ソース電位、
SS 第2電源電位、

Claims (7)

  1. 第1電源から第1電位を半導体集積回路の内部回路の一端に供給する第1電源配線と、第2電源から前記第1電位より低い第2電位を前記内部回路の他端に供給する第2電源配線との間に接続されたESD保護回路であって、
    前記第1電源配線にアノードが接続され前記第2電源配線にカソードが接続されたダイオードと、
    ソース及びドレインが前記第1電源配線と前記第2電源配線との間で前記ダイオードと直列に接続されたMOSトランジスタと、
    前記第1電源配線に入ったサージに同期して前記MOSトランジスタを導通状態にするトリガー信号を前記MOSトランジスタのゲートに出力するトリガー回路と、
    前記第1電源配線と前記第2電源配線との間に接続されたコンデンサと、
    前記第1電源配線と前記第2電源配線との間に接続され、接続点で前記コンデンサと直列接続する抵抗体と、を備え、
    前記MOSトランジスタの前記ソースと前記ドレインが形成されるウェル領域は前記接続点と接続され、
    前記サージに同期して、前記ウェル領域と前記ソースとのpn接合に順方向電圧が印加されるように前記接続点の電位が変化する、ESD保護回路。
  2. 前記トリガー回路は、
    一端が前記第1電源配線に接続された第1抵抗体と、
    一端が前記第1抵抗体の他端に接続され他端が前記第2電源配線に接続された第1コンデンサと、
    前記第1抵抗体の前記他端に入力端子が接続され、出力端子が前記ゲートに接続された第1インバータ回路と、を有し、
    前記MOSトランジスタはnチャネルMOSトランジスタであり、
    前記ソースは前記ダイオードの前記アノードに接続され、
    前記コンデンサの一端は前記第1電源配線に接続され、
    前記コンデンサの他端は前記接続点に接続され、
    前記抵抗体の一端は前記接続点に接続され
    前記抵抗体の他端は前記第2電源配線に接続された、請求項1記載のESD保護回路。
  3. 前記トリガー回路は、
    一端が前記第1電源配線に接続された第1コンデンサと、
    一端が前記第1コンデンサの他端に接続され他端が前記第2電源配線に接続された第1抵抗体と、
    前記第1コンデンサの前記他端に入力端子が接続され、出力端子が前記ゲートに接続された第1インバータ回路と、を有し、
    前記MOSトランジスタはpチャネルMOSトランジスタであり、
    前記ソースは前記ダイオードの前記カソードに接続され、
    前記抵抗体の一端は前記第1電源配線に接続され、
    前記抵抗体の他端は前記接続点に接続され、
    前記コンデンサの一端は前記接続点に接続され
    前記コンデンサの他端は前記第2電源配線に接続された、請求項1記載のESD保護回路。
  4. 前記ダイオードは、pn接合ダイオードである請求項1から3のいずれか1つに記載のESD保護回路。
  5. 前記ダイオードは、MOSトランジスタの寄生ダイオードである請求項1から3のいずれか1つに記載のESD保護回路。
  6. 前記ダイオードは、ダイオード接続されたバイポーラトランジスタである請求項1から3のいずれか1つに記載のESD保護回路。
  7. 前記ウェル領域と前記接続点の間に、さらに偶数個の第2のインバータ回路が接続されている請求項1から6のいずれか1つに記載のESD保護回路。
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