JP2011199058A - Esd保護回路及び半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】信号電圧が電源電圧を正負両方向に越えるようなチップ端子に対し適切に動作するESD保護回路を提供する。
【解決手段】ESD保護回路は、端子に一端のP側が接続されグラウンドに他端のN側が接続されるPNPN接合と、グラウンドにP側が接続されるPN接合のN側にソース及びゲートが接続され、前記の端子にドレインが接続されるPMOSトランジスタとを含む。
【選択図】図4

Description

本発明は、一般に電子回路に関し、詳しくはESD保護回路に関する。
一般にMOS構造のICは静電気に対して脆弱であり、例えば静電気を帯電した状態で人がチップの端子に触れると、帯電電荷が半導体デバイスを通じて放電することによりデバイスが破壊されてしまう。このような静電気放電による破壊を防ぐために、ESD(Electro-Static Discharge)保護回路がチップの入出力部に設けられる。ESD保護回路は、チップの端子に正又は負の高電圧が印加されたときに、導通状態となって電荷を電源ライン又はグラウンドラインに逃がす経路を提供する。静電気のエネルギーを電源ライン又はグラウンドラインに逃がすことで半導体素子を保護することができる。
RFモジュールを実装したチップにおいては、誘導素子(インダクタ素子)を流れる電流をスイッチングして生成した電圧を、容量素子(キャパシタ素子)を介してパッドに出力する場合がある。このような場合、パッドから出力する通常の出力信号の電圧が、チップの電源電圧の範囲を正負両方向に超えることがある。例えば、チップのグラウンド電位が0Vであり電源電位が3.3Vであるときに、出力信号が−5V〜+5Vの範囲の電圧信号となることがある。このような場合、ESD保護回路として従来通常に用いられるようなダイオード素子やダイオード接続したMOSトランジスタ等を、ESD保護回路して用いることはできない。これは、信号電圧が電源電圧を超えた時に、ダイオード素子やダイオード接続したMOSトランジスタ等が導通して電流が流れてしまうからである。即ち、通常の動作での信号電圧が、ESD保護回路を導通させてしまうことになる。
特開2005−101386号公報 特開2002−522906号公報
以上を鑑みると、信号電圧が電源電圧を正負両方向に越えるようなチップ端子に対し適切に動作するESD保護回路を提供することが望まれる。
本発明の一観点によれば、端子に一端のP側が接続されグラウンドに他端のN側が接続されるPNPN接合と、前記グラウンドにP側が接続されるPN接合のN側にソース及びゲートが接続され、前記端子にドレインが接続されるPMOSトランジスタとを含むESD保護回路が提供される。
また本発明の一観点によれば、端子と、前記端子に一端が接続される容量素子と、前記容量素子の他端に接続され第1の電位と第2の電位との電源電圧により動作する信号回路と、前記第1の電位と前記第2の電位との間に接続されるパワークランプと、前記端子に一端のP側が接続されグラウンドに他端のN側が接続されるPNPN接合と、前記グラウンドにP側が接続されるPN接合のN側にソース及びゲートが接続され、前記端子にドレインが接続されるPMOSトランジスタとを含む半導体装置が提供される。
開示のESD保護回路によれば、信号電圧が電源電圧を正負両方向に越えるような場合であっても、信号電圧に対しては電流を流すことなく、異常高電圧に対しては電流経路を提供することができる。
信号電圧が電源電圧を正負両方向に越えるようなチップ端子を含む回路の一例を示す図である。 ノードN2の電圧変化を示す電圧波形図である。 ノードN1の電圧変化を示す電圧波形図である。 図1の回路構成に対して適切に動作するESD保護回路の実施例を示す図である。 PNP型トランジスタ及びNPN型トランジスタに相当するPNPN接合に電圧を印加した場合の動作を説明するための図である。 図5の回路の特性を示す図である。 PMOSトランジスタに電圧を印加した場合の動作を説明するための図である。 図7の回路の特性を示す図である。 ESD保護回路を実装した半導体装置の平面構造の一例を示す図である。 ESD保護回路を実装した半導体装置の断面構造の一例を示す図である。 ESD保護回路の変形例を示す図である。 ESD保護回路の更なる変形例を示す図である。 ESD保護回路を適用した半導体チップの構成の一例である。
以下に、本発明の実施例を添付の図面を用いて詳細に説明する。
図1は、信号電圧が電源電圧を正負両方向に越えるようなチップ端子を含む回路の一例を示す図である。図1に示す回路は、パッド10、容量素子11、インダクタ素子12、NMOSトランジスタ13、電源ライン14、及びグラウンドライン15を含む。パッド10は、図1の回路を含む半導体チップの外部端子であり、このパッド10から外部に信号を送出する。容量素子11の一端N1はパッド10に接続される。容量素子11の他端N2は、インダクタ素子12及びNMOSトランジスタ13を含む信号出力回路に接続される。この信号出力回路は、第1の電位VDEと第2の電位VSSとの電源電圧により動作する。ここで電位VDEは電源電圧の正側であり、電位VSSは電源電圧の負側(グラウンド電圧側)である。電源ライン14が電源電圧VDEを供給し、グラウンドライン15がグラウンド電圧VSSを供給する。電源電圧VDEは、限定的でない一例として例えば3.3Vであり、グラウンド電圧VSSは、限定を意図しない一例として例えば0Vである。
図2は、ノードN2の電圧変化を示す電圧波形図である。図3は、ノードN1の電圧変化を示す電圧波形図である。図1の信号出力回路において、NMOSトランジスタ13のゲート電圧を高くしてON抵抗を小さくすると、NMOSトランジスタ13に流れる電流が増えていく。これに応じて、インダクタ素子12を流れる電流が徐々に増えていく。この電流の変化分がインダクタ素子12の両端の電圧差として現れる。このときに現れるインダクタ素子12の電圧は、電流の増加を抑える方向、即ち、電源ライン14側が正となる方向に現れる。ノードN2の電圧の最小値は、図2に示されるように、グラウンドライン15の電圧VSS(例えば0V)に略等しい値となる。また、ある量の電流が流れているとき、インダクタ素子12にはその電流量とインダクタンスとに応じた磁気エネルギーが蓄えられている。その後、NMOSトランジスタ13のゲート電圧を低くしてON抵抗を高くすると、NMOSトランジスタ13に流れる電流が減っていく。これに応じて、インダクタ素子12を流れる電流が徐々に減っていく。この電流の変化分がインダクタ素子12の両端の電圧差として現れる。このときに現れるインダクタ素子12の電圧は、電流の減少を磁気エネルギーの放出により抑える方向、即ち、ノードN2側が正となる方向に現れる。ノードN2の電圧の最大値は、図2に示されるように、電源ライン14の電圧VDE(例えば3.3V)よりも高い、例えば10Vの電圧となる。その後、磁気エネルギーが放出され続け、電流の減少量が鈍化していき、ノードN2の電圧も低下していく。このようにしてノードN2には、図2に示すような電圧波形が得られる。またノードN2に容量素子11を介して容量結合されるノードN1には、図2の電圧波形から直流成分を除いた図3に示すような電圧が現れ、例えば−5Vから+5Vの間で変化する電圧波形となる。
このようにグラウンド電圧VSSが0Vで電源電圧VDEが3.3Vであるときに、出力信号が例えば−5V〜+5Vの範囲の電圧信号となるような場合、ダイオード素子やダイオード接続したMOSトランジスタ等をESD保護回路して用いることはできない。これは、信号電圧が電源電圧VDEを上回った時或いはグラウンド電圧VSSを下回った時に、ダイオード素子やダイオード接続したMOSトランジスタ等が導通して電流が流れてしまうからである。即ち、通常の動作での信号電圧が、ESD保護回路を導通させてしまうことになる。
図4は、図1の回路構成に対して適切に動作するESD保護回路の実施例を示す図である。パッド10とグラウンドライン15との間にはESD保護回路20が設けられている。また電源ライン14とグラウンドライン15との間にはパワークランプ18が設けられている。
ESD保護回路20は、PNP型トランジスタ21、NPN型トランジスタ22、抵抗23、及びPMOSトランジスタ24を含む。PNP型トランジスタ21のベースはNPN型トランジスタ22のコレクタに接続され、PNP型トランジスタ21のコレクタはNPN型トランジスタ22のベースに接続されている。この接続により、PNP型トランジスタ21及びNPN型トランジスタ22は、サイリスタ構造をなしており、パッド10に一端のP側が接続されグラウンドに他端のN側が接続されるPNPN接合となる。物理的にはPNPN接合が提供されればよく、図4では、PNP型トランジスタ21とNPN型トランジスタ22とが分離した構成を等価回路として示している。勿論、PNP型トランジスタ21とNPN型トランジスタ22とが分離していてもよく、分離の有無に関わらず同一の動作を行なうことができる。抵抗23としては、抵抗素子が、PNP型トランジスタ21のコレクタとグラウンドライン15との間に設けられてよい。但し、半導体装置として実装したときのウェル抵抗がPNP型トランジスタ21とグラウンドライン15との間に常に存在しており、抵抗23はこのウェル抵抗であると見なしてもよい。この抵抗23を介して、PNP型トランジスタ21のコレクタがグラウンドライン15に接続されている。
PMOSトランジスタ24は、グラウンドにP側が接続されるPN接合のN側にソース及びゲートが接続され、パッド10にドレインが接続される。PMOSトランジスタのバルクはソースに接続されてよい。図4に示す接続例では、上記PN接合として、PNP型トランジスタ21のベースとコレクタとの間のPN接合を用いている。前述のように、このPN接合のP側(PNP型トランジスタ21のコレクタ)は、抵抗23を介してグラウンドに接続されている。
図5は、PNP型トランジスタ21及びNPN型トランジスタ22に相当するPNPN接合に電圧を印加した場合の動作を説明するための図である。図6は、図5の回路の特性を示す図である。図5に示す回路は、ESD保護回路20のPMOSトランジスタ24以外の部分、即ち、PNP型トランジスタ21、NPN型トランジスタ22、及び抵抗23の回路部分に相当する。この回路のPNP型トランジスタ21のエミッタ側に図5のように電圧VIを印加した場合に、電圧VIとPNP型トランジスタ21のエミッタに流れる電流との関係を示したのが図6である。
図6に示す特性は、トリガがないサイリスタの動作特性である。まず電圧VIが信号電圧−5V〜+5Vの範囲では、図5に示す回路に電流は流れない。電圧VIが上昇していき、約15Vに到達すると、PNP型トランジスタ21のコレクタとベースとの間がブレークダウンし、PNP型トランジスタ21のエミッタからベース経由でコレクタへ電流が流れ始める。このブレークダウンの様子が、図6において、横軸の電圧が15Vの点から突然電流が流れる特性として示されている。この電流が約0.8mAとなると、NPN型トランジスタ22もONとなり、PNP型トランジスタ21のエミッタからベースを介してON状態のNPN型トランジスタ22を経由してGNDに電流が流れる。これによりPNP型トランジスタ21のベースにも電流が流れたので、PNP型トランジスタ21がON状態になり、ON状態のPNP型トランジスタ21を経由してGNDへ電流が流れる。このように、ESD保護回路20のPNP型トランジスタ21、NPN型トランジスタ22、及び抵抗23の回路部分は、+15Vを越える静電電圧が図4のパッド10に印加された場合に、電流をパッド10からグラウンドに流す経路を提供する。これにより静電エネルギーを解放することで、図4の容量素子11の損傷を避けることができる。
図7は、PMOSトランジスタ24に電圧を印加した場合の動作を説明するための図である。図8は、図7の回路の特性を示す図である。図7に示す回路は、ESD保護回路20のPMOSトランジスタ24の回路部分に相当する。このPMOSトランジスタ24のソース側(ゲート及びバルクと接続されているチャネル端)に図7のように電圧VIを印加した場合に、電圧VIとPMOSトランジスタ24のソースからドレインに流れる電流との関係を示したのが図8である。
電圧VIが上昇していき、約10Vに到達すると、PMOSトランジスタ24のドレインとNウェルとの間でブレークダウンが起こる。この結果、Nウェルとドレインとのブレークダウン中にNウェルを通過する電流は、ウェル抵抗により、ソース側に接続されているNウェル内に電圧降下をもたらす。この電圧降下がベース(Nウェル)とエミッタ(ソース)との導電しきい値を超過すると、PNP型の寄生トランジスタが導通し、PMOSトランジスタ24のソース(エミッタ)とドレイン(コレクタ)間に電流が流れる。このブレークダウン及び寄生トランジスタの導通の様子が、図8において、横軸の電圧が10Vの点から突然電流が流れる特性として示されている。
なお図7に示すようなPMOSトランジスタ24単体では、ソース側(ゲート及びバルクと接続されているチャネル端)の電圧VIがグラウンド電圧GNDよりも低くなったときに、PMOSトランジスタ24が導通して電流が流れてしまう。そこで図4に示すESD保護回路20のPMOSトランジスタ24は、グラウンドにP側が接続されるPN接合のN側にソース及びゲートが接続されている。このようにVSSから信号電圧へ向けて順方向となるダイオードにPMOSトランジスタ24を直列に接続することで、信号電圧が−5V〜+5Vの範囲で変化しても、PMOSトランジスタ24に電流は流れない。またこのダイオードとPMOSトランジスタ24との直列接続により、ダイオードの閾値電圧(例えば約0.6V)と約10Vとの和を越える負の静電電圧が図4のパッド10に印加された場合に、電流をグラウンドライン15からパッド10に流す経路を提供する。これにより静電エネルギーを解放することで、図4の容量素子11の損傷を避けることができる。なおこの際、電源ライン14とグラウンドライン15との間を接続するパワークランプ18を介して、電源ライン14からグラウンドライン15に電流が流れ、その電流がPMOSトランジスタ24を介してパッド10に流れることになる。このパワークランプ18は、サイズ(ゲート幅)の非常に大きなNMOSトランジスタ等で構成されてよい。
図5乃至図8を用いて上記に説明したように、図4に示すESD保護回路20は、パッド10に出力する信号電圧が−5V〜+5Vの範囲で変化しても、導通して電流が流れ込むことはなく、適切な信号出力動作を確保することができる。またパッド10に正の静電電圧が印加された場合には、上述の図5及び図6を用いて説明したように、PNPN接合に電流が流れ、適切なESD保護動作を提供する。またパッド10に負の静電電圧が印加された場合には、上述の図7及び図8を用いて説明したように、PMOSトランジスタに電流が流れ、適切なESD保護動作を提供する。なお図4に示す回路例では、パッド10に信号を出力する場合の構成を示したが、パッド10を介して外部から信号を入力する場合であっても、同様のESD保護回路20により適切なESD保護を提供することができる。
なおPNP型トランジスタ21、NPN型トランジスタ22、及びPMOSトランジスタ24は、放電経路の素子であり、ESD電流を十分に流せるサイズにする必要がある。ここでESD電流としては、一般的に3A程度流せれば問題ない。また抵抗23としては、PNP型トランジスタ21及びNPN型トランジスタ22を含むサイリスタ構造のトリガとして、サイリスタのオン状態を促進するために、大きな抵抗値とすることが好ましい。以上を鑑みると、サイリスタのアノード及びカソードのW値は60μmから100μm程度、PMOSトランジスタ24のトータルW値は500μmから1000μm程度、更に抵抗23の抵抗値は1kΩ程度が適当である。
図9は、ESD保護回路20を実装した半導体装置の平面構造の一例を示す図である。図10は、ESD保護回路20を実装した半導体装置の断面構造の一例を示す図である。図9及び図10において、図4と同一の構成要素は同一の番号で参照する。なお絶縁膜等は図9及び図10において図示を省略してある。ESD保護回路20は、P型半導体基板50の表面に形成されたNウェル30とPウェル31とに形成される。Nウェル30の表面には、P+のP型拡散領域32,34,36及びN+のN型拡散領域35が形成される。またPウェル31の表面には、N+のN型拡散領域37及びP+のP型拡散領域38が形成される。
Nウェル30のP型拡散領域32及び36は、コンタクト、ビア、及びメタル配線等からなる配線40を介してパッド10に接続される。このパッド10には、通常動作において、例えば−5V〜+5Vの範囲の信号電圧が印加される。P型拡散領域32及び34の間の領域の上部にはポリシリコンからなるゲート33が形成され、PMOSトランジスタ24を構成する。PMOSトランジスタ24のゲート33は、コンタクト、ビア、及びメタル配線等からなる配線41を介してソースのP型拡散領域34とN型拡散領域35とに接続される。このN型拡散領域35は、PMOSトランジスタ24のバルクに相当する。
Pウェル31のN型拡散領域37は、コンタクト、ビア、及びメタル配線等からなる配線43を介してグラウンド電圧印加用のパッド44に接続される。またP型拡散領域38は、コンタクト、ビア、及びメタル配線等からなる配線42を介してポリシリコンからなる抵抗素子39の一端に接続される。抵抗素子39の他端は配線43に接続される。この例では、図4に示す抵抗23として、Pウェル31に存在するウェル抵抗だけでなく、別個に抵抗素子39を設けている。
図10には、ESD保護回路20を構成するPMOSトランジスタ24、PNP型トランジスタ21、及びNPN型トランジスタ22と各半導体領域との対応関係が点線で示されている。図9及び図10において、SCRとして示す部分がPNP型トランジスタ21及びNPN型トランジスタ22を含むサイリスタ(Silicon Controlled Rectifier:シリコン制御整流器)の部分である。PNP型トランジスタ21のエミッタ、ベース、及びコレクタは、それぞれP型拡散領域36、Nウェル30、P型半導体基板50(或いはPウェル31)に対応する。またNPN型トランジスタ22エミッタ、ベース、及びコレクタは、それぞれN型拡散領域37、Pウェル31、及びNウェル30に対応する。またP型拡散領域32及び34がPMOSトランジスタ24のドレイン及びソースとなる。サイリスタ構造のPNPN接合の各部は、P型拡散領域36、Nウェル30、Pウェル31、及びN型拡散領域37となる。またPMOSトランジスタ24に接続されるPN接合は、Pウェル31のPとNウェル30のNとの接合である。
図11は、ESD保護回路20の変形例を示す図である。図11において、図4と同一の構成要素は同一の番号で参照し、その説明は省略する。図11のESD保護回路20Aは、PMOSトランジスタ24のソースにカソードが接続され、グラウンドライン15にアノードが接続されるダイオード51を更に含む。なおESD保護回路20Aにおいては、抵抗23として、ウェル抵抗及び抵抗素子の両方を図示してあるが、ESD保護回路20との本質的な違いはない。
図11のようにダイオード51をサイリスタ構造のPNPN接合とは別個の素子として設けることにより、ESD保護動作においてグラウンドライン15からパッド10に流れる電流量を大きくすることができる。これにより、素子損傷などの危惧無く、十分なESD保護を提供することができる。
図12は、ESD保護回路20の更なる変形例を示す図である。図12において、図4及び図11と同一の構成要素は同一の番号で参照し、その説明は省略する。図12のESD保護回路20Bは、PMOSトランジスタ24と直列に接続されるPN接合が、サイリスタ構造のPNPN接合とは別個のダイオード51である構成となっている。即ち、図12に示す構成では、PNP型トランジスタ21及びNPN型トランジスタ22を構成するPNPN接合と、PMOSトランジスタ24とは直接には接続されていない。このような構成においても、図4のESD保護回路20や図11のESD保護回路20Aと同等の機能を提供することができる。また図12のようにダイオード51をサイリスタ構造のPNPN接合とは別個の素子として設けることにより、ESD保護動作においてグラウンドライン15からパッド10に流れる電流量を大きくすることができる。これにより、素子損傷などの危惧無く、十分なESD保護を提供することができる。
図13は、前述のESD保護回路20を適用した半導体チップの構成の一例である。図13において、図4と同一の構成要素は同一の番号で参照し、その説明は省略する。図13の半導体チップ60は、容量素子11、電源ライン14、グラウンドライン15、パワークランプ18、ESD保護回路20、及び信号回路61を含む。信号回路61は容量素子11を介してパッド10に信号を出力又はパッド10から信号を入力する。信号回路61は、電源ライン14からの電源電圧VDEとグラウンドライン15からのグラウンド電圧VSSにより駆動する。電源電圧VDEは、限定的でない一例として例えば3.3Vであり、グラウンド電圧VSSは、限定を意図しない一例として例えば0Vである。またパッド10に現れる信号電圧は、例えば−5V〜+5Vの範囲で変動する。電源ライン14は電源端子45に接続され、外部から電源電圧VDEを受け取る。グラウンドライン15はグラウンド端子44に接続され、外部からグラウンド電圧VSSを受け取る。
ESD保護回路20は、前述の説明のように、パッド10に対して適切なESD保護を提供すると共に、信号電圧に対しては電流を流すことない構成となっている。またパワークランプ18が設けられていることにより、負の静電電圧がパッド10に印加された場合に、電源ライン14から、パワークランプ18、グラウンドライン15、及びESD保護回路20を介してパッド10に電流が流れる。
以上、本発明を実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の範囲内で様々な変形が可能である。
なお本願発明は、以下の内容を含むものである。
(付記1)
端子に一端のP側が接続されグラウンドに他端のN側が接続されるPNPN接合と、
前記グラウンドにP側が接続されるPN接合のN側にソース及びゲートが接続され、前記端子にドレインが接続されるPMOSトランジスタと
を含むESD保護回路。
(付記2)
前記PN接合は、前記PNPN接合の一部であることを特徴とする付記1記載のESD保護回路。
(付記3)
前記PMOSトランジスタのバルクは前記ソースに接続されることを特徴とする付記1又は2記載のESD保護回路。
(付記4)
前記PNPN接合からなるサイリスタ構造のPゲートと前記グラウンドとの間を接続する抵抗素子を更に含むことを特徴とする付記1乃至3何れか一項記載のESD保護回路。
(付記5)
前記PMOSトランジスタのソースにカソードが接続され、前記グラウンドにアノードが接続されるダイオードを更に含むことを特徴とする付記1乃至4何れか一項記載のESD保護回路。
(付記6)
前記PN接合は、前記PNPN接合とは別個のダイオードであることを特徴とする付記1記載のESD保護回路。
(付記7)
端子と、
前記端子に一端が接続される容量素子と、
前記容量素子の他端に接続され第1の電位と第2の電位との電源電圧により動作する信号回路と、
前記第1の電位と前記第2の電位との間に接続されるパワークランプと、
前記端子に一端のP側が接続されグラウンドに他端のN側が接続されるPNPN接合と、
前記グラウンドにP側が接続されるPN接合のN側にソース及びゲートが接続され、前記端子にドレインが接続されるPMOSトランジスタと
を含む半導体装置。
(付記8)
前記PN接合は、前記PNPN接合の一部であることを特徴とする付記7記載の半導体装置。
(付記9)
前記PMOSトランジスタのバルクは前記ソースに接続されることを特徴とする付記7又は8記載の半導体装置。
(付記10)
前記PNPN接合からなるサイリスタ構造のPゲートと前記グラウンドとの間を接続する抵抗素子を更に含むことを特徴とする付記7乃至9何れか一項記載の半導体装置。
(付記11)
前記PMOSトランジスタのソースにカソードが接続され、前記グラウンドにアノードが接続されるダイオードを更に含むことを特徴とする付記7乃至10何れか一項記載の半導体装置。
(付記12)
前記PN接合は、前記PNPN接合とは別個のダイオードであることを特徴とする付記7記載の半導体装置。
10 パッド10
11 容量素子
12 インダクタ素子
13 NMOSトランジスタ
14 電源ライン
15 グラウンドライン
18 パワークランプ
20 ESD保護回路20
21 PNP型トランジスタ
22 NPN型トランジスタ
23 抵抗
24 PMOSトランジスタ

Claims (10)

  1. 端子に一端のP側が接続されグラウンドに他端のN側が接続されるPNPN接合と、
    前記グラウンドにP側が接続されるPN接合のN側にソース及びゲートが接続され、前記端子にドレインが接続されるPMOSトランジスタと
    を含むESD保護回路。
  2. 前記PN接合は、前記PNPN接合の一部であることを特徴とする請求項1記載のESD保護回路。
  3. 前記PMOSトランジスタのバルクは前記ソースに接続されることを特徴とする請求項1又は2記載のESD保護回路。
  4. 前記PNPN接合からなるサイリスタ構造のPゲートと前記グラウンドとの間を接続する抵抗素子を更に含むことを特徴とする請求項1乃至3何れか一項記載のESD保護回路。
  5. 前記PMOSトランジスタのソースにカソードが接続され、前記グラウンドにアノードが接続されるダイオードを更に含むことを特徴とする請求項1乃至4何れか一項記載のESD保護回路。
  6. 前記PN接合は、前記PNPN接合とは別個のダイオードであることを特徴とする請求項1記載のESD保護回路。
  7. 端子と、
    前記端子に一端が接続される容量素子と、
    前記容量素子の他端に接続され第1の電位と第2の電位との電源電圧により動作する信号回路と、
    前記第1の電位と前記第2の電位との間に接続されるパワークランプと、
    前記端子に一端のP側が接続されグラウンドに他端のN側が接続されるPNPN接合と、
    前記グラウンドにP側が接続されるPN接合のN側にソース及びゲートが接続され、前記端子にドレインが接続されるPMOSトランジスタと
    を含む半導体装置。
  8. 前記PN接合は、前記PNPN接合の一部であることを特徴とする請求項7記載の半導体装置。
  9. 前記PMOSトランジスタのバルクは前記ソースに接続されることを特徴とする請求項7又は8記載の半導体装置。
  10. 前記PNPN接合からなるサイリスタ構造のPゲートと前記グラウンドとの間を接続する抵抗素子を更に含むことを特徴とする請求項7乃至9何れか一項記載の半導体装置。
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