JP2005333120A - 静電保護素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】
チップ内の素子配置に依存することなく、安定動作を実現するサイリスタ型の静電保護
素子を提供すること。
【解決手段】
本発明にかかる静電保護素子は、PNPトランジスタTr1と、NPNトランジスタT
r2によりサイリスタ構造を有するものである。そして、PウェルPW1と、基板電位固
定用PウェルPW2の間の領域は、P型半導体基板と同じ組成の領域とし、Pウェルより
も不純物濃度を低くくしている。従って、PウェルPW1と、基板電位固定用PウェルP
W2の間の領域は抵抗RSUBが形成されるため、サイリスタの安定動作を実現できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体集積回路からなる被保護回路の静電破壊を防止するための静電保護素子に関する。
半導体集積回路には、LSIの製造時やLSIをボードに実装する際等に発生した静電気放電(ESD:electrostatic discharge)によって内部回路が破壊されるのを防止す
るために、一般に静電保護素子が設けられている。
図6に従来の静電保護素子の構造を示し、また、図7にその等価回路図を示す。この従来の静電保護素子は、特許文献1の図4に開示された静電保護素子と同等の構成を有する、サイリスタ型の静電保護素子である。
図6に示されるように、当該静電保護素子では、P型半導体基板PS11の表面側にNウェルNW11及びPウェルPW11が形成されている。尚、特許文献1の図4では、PウェルPW11が表示されていないが、素子を構成するためにはPウェルPW11が形成されることは必須であるため、図6に示す例では当該PウェルPW11を表示している。
NウェルNW11の表面側には、N拡散層ND11とP拡散層PD11が互いに離間して形成されている。これらのN拡散層ND11とP拡散層PD11は、信号パッドに接続されている。また、PウェルPW11の表面側には、N拡散層ND12とP拡散層PD12が互いに離間して形成されている。N拡散層ND12は、接地端子に接続されている。P拡散層PD12は、外付け抵抗Rを介して接地端子に接続されている。このP拡散層PD12は、基板電位を固定するために設けられた、基板電位固定用P拡散層である。
図7の等価回路に示されるように、当該静電保護素子は、PNPトランジスタTr11とNPNトランジスタTr12を備えている。
ここで、PNPトランジスタTr11とNPNトランジスタTr12とでサイリスタが構成され、P拡散層PD11がサイリスタのアノード、N拡散層ND12がサイリスタのカソードとなる。このサイリスタ構造において、NウェルNW11とPウェルPW11間のPN接合が降伏することで発生するブレークダウン電流によって、外付け抵抗Rに電圧降下が生じると、NPNトランジスタTr12のベース・エミッタ間が順バイアスされ、NPNトランジスタTr12がターンオンする。そして、このNPNトランジスタのターンオンによってサイリスタが動作する。外付け抵抗Rの抵抗値が高いほど、より低いブレークダウン電流で所定の電圧降下が生じるようになり、安定したサイリスタ動作を実現できる。
米国特許公開2002−79538A1
図6に示す従来の静電保護素子では、他の素子に対して形成された基板電位固定用P拡散層PD13が近接配置されると、当該基板電位固定用P拡散層PD13とPウェルPW11間の抵抗RPWが小さくなり、外付け抵抗Rが機能しなくなる。そして、これにより静電保護素子の動作が不安定になるという問題が発生する。かかる問題の発生を抑制するには、静電保護素子と他の素子に対する基板電位固定用P拡散層PD13との間隔を大きくする必要がある。言い換えれば、静電保護素子が占有する面積が大きくなることに相当し、半導体集積回路のチップサイズが相対的に大きくなるという問題が発生する。
本発明の目的は、かかる問題を解消し、チップ内の素子配置に依存することなく、安定動作を実現するサイリスタ型の静電保護素子を提供することにある。
本発明にかかる静電保護素子は、静電気放電による被保護回路の破壊を防止するための静電保護素子であって、第1導電型の半導体基板と、前記半導体基板に形成された第2導電型ウェルと、前記第2導電型ウェルに形成され、信号端子に接続された第1導電型拡散層と、前記半導体基板に形成された第1導電型ウェルAと、前記第1導電型ウェルAに形成され、接地端子に接続された第2導電型拡散層と、前記第1の導電型ウェルAと離間して前記半導体基板に形成された第1導電型ウェルBと、前記第1導電型ウェルBに形成され、接地端子と接続された第1導電型拡散層とを備えたものである。
ここで、好適な実施の形態における前記第1導電型はP型であり、前記第2導電型はN型である。また、前記第1導電型ウェルAと前記第1導電型ウェルBとの間の領域が第1導電型であり、且つ当該第1導電型ウェルA及び前記第1導電型ウェルBよりも不純物濃度が低いことが好ましい。また、前記第1導電型ウェルBに第2導電型MOSトランジスタを形成する形態も好適である。
また、前記第1導電型ウェルAと前記第1導電型ウェルBとの間の領域は、前記第1導電型の半導体基板と同じ組成を有することが望ましい。
本発明にかかる他の静電保護素子は、Nウェル内に設けられたP拡散層をエミッタとし、前記Nウェルをベースとし、PウェルをコレクタとするPNPトランジスタと、前記Pウェル内に設けられたN拡散層をエミッタとし、前記Pウェルをベースとし、前記NウェルをコレクタとするNPNトランジスタによりP型半導体基板上にサイリスタ構造を構成する静電保護素子であって、前記Pウェルと離間して基板電位固定用Pウェルが設けられているものである。
ここで、前記Pウェルと前記基板電位固定用Pウェルとの間の領域がP型領域であり、且つ前記Pウェルおよび前記基板電位固定用Pウェルよりも不純物濃度が低いことが好ましい。
また、前記Pウェルと前記基板電位固定用Pウェルの間の領域は、前記半導体基板と同じ組成の領域であることが好ましい。また、前記基板電位固定用PウェルにNMOSトランジスタを形成することも好ましい。
本発明によれば、チップ内の素子配置に依存することなく、安定動作を実現するサイリスタ型の静電保護素子を提供することができる。
(実施例1)
図1に本発明の実施例1にかかる静電保護素子の構造を示し、また、図2にその等価回路図を示す。この本発明にかかる静電保護素子は、サイリスタ型の静電保護素子である。
図1に示されるように、当該静電保護素子では、P型半導体基板PS1の表面側にNウェルNW1、PウェルPW1及びPウェルPW2が形成されている。NウェルNW1、PウェルPW1及びPウェルPW2は、例えばイオン注入により選択的に形成される。
NウェルNW1とPウェルPW1は互いに接しているが、PウェルPW1とPウェルPW2とは離間して形成されている。また、PウェルPW1とPウェルPW2の間の領域は、P型半導体基板PS1と同じ組成の領域になっている。
本発明の実施例においては、P型半導体基板PS1の不純物濃度は約1015(cm−3)であるのに対し、PウェルPW1、PW2の不純物濃度は約1017(cm−3)になっている。
従って、PウェルPW1とPウェルPW2間には、従来の寄生抵抗RPWよりも高い抵抗値を有する抵抗RSUBが形成されることになる。従来の静電保護素子では、NPNトランジスタのターンオンおよびサイリスタ動作を容易にするために、基板電位固定用P拡散層と接地端子間に外付け抵抗を設けていたが、本発明の静電保護素子では、集積回路を形成するシリコン内に抵抗RSUBを作り込んでいる。
NウェルNW1の表面側には、N拡散層ND1とP拡散層PD1が互いに離間して形成されている。N拡散層ND1及びP拡散層PD1は、例えば、イオン注入により形成される。図1においては、N拡散層ND1はトリガ素子へ接続されるが、このN拡散層ND1は信号パッドI/Oに接続してもよい。P拡散層PD1は、信号パッド(信号端子)に接続されている。トリガ素子は、ドレインがN拡散層ND1に接続され、ソースとゲートが接地端子に接続されたNMOSトランジスタを用いることができる。
PウェルPW1の表面側には、N拡散層ND2が形成されている。このN拡散層ND2は、接地端子に接続されている。N拡散層ND2は、PウェルPW1に覆われているので、NPNトランジスタTr2のベースの抵抗を低くすることができ、サイリスタの性能を向上させることができる。図6に示した従来技術では、NPNバイポーラトランジスタTr12のベースを成すPウェルPW11の中に、N拡散層ND12およびP拡散層PD12が形成されており、両者とも接地端子に接続されている。一方、図1に示した本発明では、NPNバイポーラトランジスタTr2のベースを成すPウェルPW1の中に、P拡散層は形成されておらず、PウェルPW1の中に形成されているN拡散層ND2のみが接地端子に接続されている。
PウェルPW2の表面側には、P拡散層PD2が形成されている。このP拡散層PD2は、基板電位を固定するために設けられており、接地端子へ配線で接続されている。また、図6に示す従来例とは異なり、P拡散層PD2と接地端子間には外付け抵抗を設けていない。PウェルPW2とPウェルPW1とは素子分離絶縁膜STI下で対向するように形成されている。
拡散層ND1、P拡散層PD1、N拡散層ND2、P拡散層PD2のそれぞれの間には、STI(Shallow Trench Isolation)による素子分離絶縁膜STIによって
互いに絶縁分離されている。
拡散層PD1をエミッタ、NウェルNW1をベース、PウェルPW1をコレクタとして、PNPトランジスタTr1が構成される。そして、N拡散層ND2をエミッタ、PウェルPW1をベース、NウェルNW1をコレクタとして、NPNトランジスタTr2が構成される。
図1、図2に示す構成を有する静電保護素子では、PウェルPW1とPウェルPW2間に、抵抗RSUBが形成されているため、これにより電圧降下が生じることで、NPNトランジスタのターンオンを容易にし、サイリスタの安定動作を実現できる。
また、このような構成によれば、他の素子に対して形成された基板電位固定用P拡散層PDが近接配置されたとしても、サイリスタの動作は変わらない。従って、基板電位固定用P拡散層PDを近接配置することが可能となり、静電保護素子が占有する面積を小さくすることができる。例えば、90nmCMOS技術によりサイリスタ保護素子を形成する場合において、所定のESD耐性(HBM試験で2000V以上)を確保するためには、従来例では約2000μmの面積を保護素子が占有していたのに対し、本発明では約500μmに縮小することが可能となる。
尚、図2におけるPNPトランジスタTr1のベースNW1は、信号パッドI/Oあるいはトリガ素子に接続される。トリガ素子に接続される場合、そのトリガ素子は様々な構成をとり得る。
(実施例2)
図3は、本発明の実施例2にかかる静電保護素子の構造を示す図である。図3において、図1と同様の部分には、同じ番号を付している。図4は、その等価回路である。本実施例が図1と異なる部分について、以下に説明する。その他は、図1の実施例1と同様である。
図3を参照して、PウェルPW2の内部には、例えば、CMOS回路を構成するNMOSトランジスタ(図中のNMOS Tr)が形成されている。すなわち、PウェルPW2は、保護回路専用のウェルではない。また、P拡散層PD2は、CMOS回路用のPウェルPD2を接地端子に接続するために設けられている。すなわち、P拡散層PD2は、保護回路専用に設けられたものではない。PウェルPW3の内部には、トリガ素子であるNMOSトランジスタが形成されている。
このNMOSトランジスタのゲートとソースは接地電位に接続され、ドレインはNウェルNW1中のN拡散層ND1に接続されている。PウェルPW3も、その中に形成されたP拡散層(図示省略)を介して接地端子に接続されている。
図4を参照して、本発明の保護回路の動作を説明する。入出力パッドI/Oにサージ電圧が印加されると、PD1、NW1を介して、トリガ素子であるNMOSトランジスタのドレイン-ソース間に高電圧が印加され、このNMOSトランジスタがブレイクダウンする。すると、PNPバイポーラトランジスタTr1のベース電流が流れ、トランジスタTr1がオンし、トランジスタTr1のコレクタ電流が流れる。すると、抵抗Rsubの電圧降下により、NPNバイポーラトランジスタTr2のベース電圧が上がり、ベース電流が流れる。すると、トランジスタTr2がオンする。以上により、トランジスタTr1とTr2が共にオンし、入出力パッドI/Oからグランドへ電流が流れることにより、保護回路として機能する。
(実施例3)
図5は本発明の実施例3にかかる静電保護素子の構造を示す平面図である。図5では、STI領域が省略されている。図5において、図3と同様の構成要素には、同じ符号を付してある。本実施例が図3の実施例2と異なるのは、本実施例においては、サイリスタのアノードとなるP拡散層PD1とカソードとなるN拡散層ND2をそれぞれ一対備えている点であり、その他は実施例2と同様である。
図5に示すように、本実施例では、PウェルPW1が、NウェルNW1を囲んでいる。PウェルPW1とNウェルNW1は互いに接して形成されている。さらに、PウェルPW2が、PウェルPW1及びNウェルNW1を囲んでいる。尚、PウェルPW1とPウェルPW2は、ギャップGだけ互いに離間して、素子分離絶縁膜STI下で対向するように形成されている。ギャップGは、NウェルNW1及びPウェルPW1を囲んでいる。また、ギャップGの基板抵抗が寄生抵抗Rsubとなる。
NウェルNW1には、N拡散層ND1と一対のP拡散層PD1が形成されている。一対のP拡散層PD1は、N拡散層ND1の両側に、N拡散層ND1から離間して形成されている。一対のP拡散層PD1は、共に、信号パッドI/Oに配線で接続されている。PウェルPW1には、一対のN拡散層ND2が、それぞれ一対のP拡散層PD1と対向するように設けられている。一対のN拡散層ND2は、接地端子に配線で接続されている。
また、PウェルPW2中に設けられたP拡散層PD2が、リング状に形成され、PウェルPW1及びNウェルNW1を囲んでいる。P拡散層PD2は接地端子に配線で接続されている。このリング状のP拡散層PD2の外側のPウェルPW2内に、トリガ素子であるTrigger NMOSトランジスタが形成されている。Trigger NMOSトランジスタのドレインはN拡散層ND1に配線で接続され、ソースとゲートは接地端子に配線で接続されている。Trigger NMOSトランジスタは、P拡散層PD1をアノード、N拡散層ND2をカソードとする一対のサイリスタに共通のトリガ素子として作用する。
さらに、リング状のP拡散層PD2の外側のPウェルPW2内に、CMOS回路を構成するNMOSトランジスタTr1が設けられている。また、リング状のP拡散層PD2の外側のPウェルPW2内に、NウェルNW2が設けられている。NウェルNW2内には、CMOS回路を構成するPMOSトランジスタTr2が設けられている。NMOSトランジスタTr1及びPMOSトランジスタTr2からなるCMOS回路は、例えば、ロジック回路を構成する。
以上のような、本実施例の構成により、さらに静電保護素子が占有する面積を小さくすることができる。
本発明の実施例1による静電保護素子の構造を示す断面図である。 本発明の実施例1による静電保護素子の等価回路図である。 本発明の実施例2による静電保護素子の構造を示す断面図である。 本発明の実施例2による静電保護素子の等価回路図である。 本発明の実施例3による静電保護素子の構造を示す平面図である。 従来の静電保護素子の構造を示す断面図である。 従来の静電保護素子の等価回路図である。
符号の説明
ND1 N拡散層
ND2 N拡散層
NW1 Nウェル
PD1 P拡散層
PD2 P拡散層
PS1 P型半導体基板
PW1 Pウェル
PW2 Pウェル
PW3 Pウェル
RA 抵抗
RPW 寄生抵抗
RSUB 抵抗
STI 素子分離絶縁膜
Tr1 PNPトランジスタ
Tr2 NPNトランジスタ

Claims (9)

  1. 静電気放電による被保護回路の破壊を防止するための静電保護素子であって、
    第1導電型の半導体基板と、
    前記半導体基板に形成された第2導電型ウェルと、
    前記第2導電型ウェルに形成され、信号端子に接続された第1導電型拡散層と、
    前記半導体基板に形成された第1導電型ウェルAと、
    前記第1導電型ウェルAに形成され、接地端子に接続された第2導電型拡散層と、
    前記第1導電型ウェルAと離間して前記半導体基板に形成された第1導電型ウェルBと、
    前記第1導電型ウェルBに形成され、接地端子と接続された第1導電型拡散層とを備えたことを特徴とする静電保護素子。
  2. 前記第1導電型ウェルBに第2導電型MOSトランジスタが形成されたことを特徴とする請求項1記載の静電保護素子。
  3. 前記第1導電型はP型であり、前記第2導電型はN型であることを特徴とする請求項1記載の静電保護素子。
  4. 前記第1導電型ウェルAと前記第1導電型ウェルBとの間の領域が第1導電型であり、且つ当該第1導電型ウェルA及び前記第1導電型ウェルBよりも不純物濃度が低いことを特徴とする請求項1記載の静電保護素子。
  5. 前記第1導電型ウェルAと前記第1導電型ウェルBとの間の領域は、前記第1導電型の半導体基板と同じ組成を有することを特徴とする請求項1記載の静電保護素子。
  6. Nウェル内に設けられたP拡散層をエミッタとし、前記Nウェルをベースとし、PウェルをコレクタとするPNPトランジスタと、前記Pウェル内に設けられたN拡散層をエミッタとし、前記Pウェルをベースとし、前記NウェルをコレクタとするNPNトランジスタによりP型半導体基板上にサイリスタ構造を構成する静電保護素子であって、
    前記Pウェルと離間して基板電位固定用Pウェルが設けられていることを特徴とする静電保護素子。
  7. 前記基板電位固定用PウェルにNMOSトランジスタが形成されたことを特徴とする請求項6記載の静電保護素子。
  8. 前記Pウェルと前記基板電位固定用Pウェルとの間の領域がP型領域であり、且つ前記Pウェルおよび前記基板電位固定用Pウェルよりも不純物濃度が低いことを特徴とする請求項6記載の静電保護素子。
  9. 前記Pウェルと前記基板電位固定用Pウェルの間の領域は、前記P型半導体基板と同じ組成の領域を有することを特徴とする請求項6記載の静電保護素子。
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JP2008205148A (ja) * 2007-02-20 2008-09-04 New Japan Radio Co Ltd 縦型pnpバイポーラトランジスタ用静電破壊保護素子
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