JP2017529393A5

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Publication number: JP2017529393A5
Application number: JP2017533996A
Authority: JP
Filing date: 2015-09-08
Publication date: 2018-10-25

Claims

グラム陽性菌に起因する対象の皮膚または膜の障害の局所的予防または治療に使用するためのオキシクロザニド、ニクロサミド、およびクロサンテル、またはその塩もしくは水和物から選択されるハロゲン化サリチルアニリドであって、グラム陽性菌がプロピオニバクテリアではない、ハロゲン化サリチルアニリド。
皮膚または膜の障害が、尋常性座瘡ではない、請求項１に記載のハロゲン化サリチルアニリド。
皮膚または膜の障害が、膿痂疹、細菌性結膜炎、アトピー性皮膚炎および関連感染症、鼻腔内除菌、鬚毛瘡、表在性毛嚢炎、爪囲炎、紅色陰癬、二次感染皮膚疾患、癰、せつ腫症、膿瘡、蜂窩織炎、丹毒、壊死性筋膜炎、創傷の二次皮膚感染症、皮膚炎、疥癬、ならびに糖尿病性潰瘍からなる群から選択される、請求項１または請求項２に記載のハロゲン化サリチルアニリド。
皮膚または膜の障害が、膿痂疹、細菌性結膜炎、アトピー性皮膚炎、および種々の皮膚疾患を伴う感染症からなる群から選択される、請求項１または請求項２に記載のハロゲン化サリチルアニリド。
皮膚または膜の障害が、膿痂疹、アトピー性皮膚炎、および湿疹または乾癬などの種々の皮膚疾患を伴う感染症からなる群から選択される、請求項１または請求項２に記載のハロゲン化サリチルアニリド。
皮膚または膜の障害が、細菌性結膜炎である、請求項１または請求項２に記載のハロゲン化サリチルアニリド。
皮膚または膜の障害が、酒さ、丹毒、紅色陰癬、膿瘡、壊疽性膿瘡、膿痂疹、爪囲炎、蜂窩織炎、毛嚢炎、せつ腫症、カルブンケル症、ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群、外科的猩紅熱、レンサ球菌性肛門周囲疾患、レンサ球菌性毒素ショック症候群、孔紋表皮剥脱症、腋窩菌毛、膿皮症、外耳道感染症、壊死性筋膜炎、マイコバクテリア皮膚感染症、および感染性湿疹、感染熱傷、感染擦過傷または感染皮膚創傷からなる群から選択される、請求項１または請求項２に記載のハロゲン化サリチルアニリド。
皮膚または膜の障害が、酒さである、請求項１または請求項２に記載のハロゲン化サリチルアニリド。
皮膚または膜の障害が、膿皮症であり、特に皮膚または膜の障害が、動物、特に愛玩動物における膿皮症である、請求項１または請求項２に記載のハロゲン化サリチルアニリド。
グラム陽性菌に起因する対象の感染症または疾患の局所的予防または治療に使用するためのオキシクロザニド、ニクロサミド、およびクロサンテル、またはその塩もしくは水和物から選択されるハロゲン化サリチルアニリドであって、グラム陽性菌がプロピオニバクテリアではなく、
感染症または疾患が、膿痂疹、細菌性結膜炎、アトピー性皮膚炎および関連感染症、鼻腔内除菌、鬚毛瘡、表在性毛嚢炎、爪囲炎、紅色陰癬、二次感染皮膚疾患、癰、せつ腫症、膿瘡、蜂窩織炎、丹毒、壊死性筋膜炎、創傷の二次皮膚感染症、皮膚炎、疥癬、ならびに糖尿病性潰瘍からなる群から選択される、ハロゲン化サリチルアニリド。
感染症または疾患が、膿痂疹、細菌性結膜炎およびアトピー性皮膚炎からなる群から選択される、請求項１０に記載のハロゲン化サリチルアニリドの使用。
グラム陽性菌に起因する対象の結膜炎および角膜炎の局所的予防または治療に使用するためのオキシクロザニド、ニクロサミド、およびクロサンテル、またはその塩もしくは水和物から選択される、ハロゲン化サリチルアニリド。
対象のスピロヘータ感染症の局所的予防または治療に使用するためのオキシクロザニド、ニクロサミド、およびクロサンテル、またはその塩もしくは水和物から選択される、ハロゲン化サリチルアニリド。
膿痂疹、アトピー性皮膚炎、および湿疹または乾癬を伴う感染症からなる群から選択される皮膚疾患に侵された対象の皮膚に定着または感染しているグラム陽性菌の局所的予防および／または治療に使用するためのオキシクロザニド、ニクロサミド、およびクロサンテル、またはその塩もしくは水和物から選択される、ハロゲン化サリチルアニリド。
対象の身体の部分からの黄色ブドウ球菌などのグラム陽性菌による無症候性定着の局所的除菌に使用するためのクロサンテル、ラフォキサニド、オキシクロザニド、およびニクロサミド、またはその塩もしくは水和物から選択される、ハロゲン化サリチルアニリド。
グラム陽性菌が、黄色ブドウ球菌または化膿レンサ球菌などのブドウ球菌属種またはレンサ球菌属種から選択される、請求項１〜１５のいずれか一項に記載のハロゲン化サリチルアニリド。
グラム陽性菌が、抗生物質耐性株ではない、請求項１〜１６のいずれか一項に記載のハロゲン化サリチルアニリド。
グラム陽性菌が、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌などの抗生物質耐性株である、請求項１〜１６のいずれか一項に記載のハロゲン化サリチルアニリド。
フシジン酸、ムピロシンおよびレタパムリンから選択される薬物に耐性を示すグラム陽性菌に起因する感染症または疾患の局所的予防または治療に使用するためのクロサンテル、オキシクロザニドおよびニクロサミド、またはその塩、水和物もしくはエステルからなる群から選択される、ハロゲン化サリチルアニリド。
フシジン酸、ムピロシンおよびレタパムリンから選択される薬物に耐性を示すグラム陽性菌が、プロピオニバクテリアではない、請求項１９に記載のハロゲン化サリチルアニリド。
感染症または疾患が、尋常性座瘡ではない、請求項１９または請求項２０に記載のハロゲン化サリチルアニリド。
グラム陽性菌が、フシジン酸、ムピロシンおよびレタパムリンから選択される薬物に耐性を示すブドウ球菌属種またはレンサ球菌属種から選択される、請求項１９〜２１のいずれか一項に記載のハロゲン化サリチルアニリド。
感染症または疾患が、膿痂疹、細菌性結膜炎、アトピー性皮膚炎および関連感染症、鼻腔内除菌、鬚毛瘡、表在性毛嚢炎、爪囲炎、紅色陰癬、二次感染皮膚疾患、癰、せつ腫症、膿瘡、蜂窩織炎、丹毒、壊死性筋膜炎、創傷の二次皮膚感染症、皮膚炎、疥癬、ならびに糖尿病性潰瘍からなる群から選択される、請求項１９〜２２のいずれかに記載のハロゲン化サリチルアニリド。
感染症または疾患が、膿痂疹、細菌性結膜炎およびアトピー性皮膚炎からなる群から選択される、請求項２３に記載のハロゲン化サリチルアニリド。
治療が２週間以下にわたって局所的に行われる、請求項１〜２４のいずれか一項に記載のハロゲン化サリチルアニリド。
感染症部位において６未満の局所ｐＨをもたらすように成分が選択される製剤に含まれる、請求項１〜２５のいずれか一項に記載のハロゲン化サリチルアニリド。
ニクロサミド、またはその塩もしくは水和物、例えば遊離塩基形態のニクロサミドである、請求項１〜２６のいずれか一項に記載のハロゲン化サリチルアニリド。
オキシクロザニド（oxyclosanide）、またはその塩もしくは水和物、例えば遊離塩基形態のオキシクロザニドである、請求項１〜２６のいずれか一項に記載のハロゲン化サリチルアニリド。
対象がヒトである、請求項１〜２８のいずれか一項に記載のハロゲン化サリチルアニリド。
対象が、動物、特にネコまたはイヌなどの愛玩動物である、請求項１〜２８のいずれか一項に記載のハロゲン化サリチルアニリド。
ハロゲン化サリチルアニリドが、クリーム、フォーム、ジェル、液滴、ローションまたは軟膏の形態で局所適用される、請求項１〜２９のいずれか一項に記載のハロゲン化サリチルアニリド。
グラム陽性菌に起因する対象の皮膚または膜の障害の局所的予防または治療のための医薬品の製造のための、オキシクロザニド、ニクロサミド、およびクロサンテル、またはその塩もしくは水和物から選択されるハロゲン化サリチルアニリドの使用であって、グラム陽性菌が、プロピオニバクテリアではない、使用。
皮膚または膜の障害が、尋常性座瘡ではない、請求項３２に記載のハロゲン化サリチルアニリドの使用。
皮膚または膜の障害が、膿痂疹、細菌性結膜炎、アトピー性皮膚炎および関連感染症、鼻腔内除菌、鬚毛瘡、表在性毛嚢炎、爪囲炎、紅色陰癬、二次感染皮膚疾患、癰、せつ腫症、膿瘡、蜂窩織炎、丹毒、壊死性筋膜炎、創傷の二次皮膚感染症、皮膚炎、疥癬、ならびに糖尿病性潰瘍からなる群から選択される、請求項３２または請求項３３に記載のハロゲン化サリチルアニリドの使用。
皮膚または膜の障害が、膿痂疹、細菌性結膜炎、アトピー性皮膚炎、および種々の皮膚疾患を伴う感染症からなる群から選択される、請求項３２または請求項３３に記載のハロゲン化サリチルアニリドの使用。
皮膚または膜の障害が、膿痂疹、アトピー性皮膚炎、および湿疹または乾癬などの種々の皮膚疾患を伴う感染症からなる群から選択される、請求項３２または請求項３３に記載のハロゲン化サリチルアニリドの使用。
皮膚または膜の障害が、細菌性結膜炎である、請求項３２または請求項３３に記載のハロゲン化サリチルアニリドの使用。
皮膚または膜の障害が、酒さ、丹毒、紅色陰癬、膿瘡、壊疽性膿瘡、膿痂疹、爪囲炎、蜂窩織炎、毛嚢炎、せつ腫症、カルブンケル症、ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群、外科的猩紅熱、レンサ球菌性肛門周囲疾患、レンサ球菌性毒素ショック症候群、孔紋表皮剥脱症、腋窩菌毛、膿皮症、外耳道感染症、壊死性筋膜炎、マイコバクテリア皮膚感染症、および感染性湿疹、感染熱傷、感染擦過傷または感染皮膚創傷からなる群から選択される、請求項３２または請求項３３に記載のハロゲン化サリチルアニリドの使用。
皮膚または膜の障害が、酒さである、請求項３２または請求項３３に記載のハロゲン化サリチルアニリドの使用。
皮膚または膜の障害が、膿皮症であり、特に皮膚または膜の障害が、動物、特に愛玩動物の膿皮症である、請求項３２または請求項３３に記載のハロゲン化サリチルアニリドの使用。
グラム陽性菌に起因する対象の感染症または疾患の局所的予防または治療のための医薬品の製造のための、オキシクロザニド、ニクロサミド、およびクロサンテル、またはその塩もしくは水和物から選択されるハロゲン化サリチルアニリドの使用であって、グラム陽性菌がプロピオニバクテリアではなく、
感染症または疾患が、膿痂疹、細菌性結膜炎、アトピー性皮膚炎および関連感染症、鼻腔内除菌、鬚毛瘡、表在性毛嚢炎、爪囲炎、紅色陰癬、二次感染皮膚疾患、癰、せつ腫症、膿瘡、蜂窩織炎、丹毒、壊死性筋膜炎、創傷の二次皮膚感染症、皮膚炎、疥癬、ならびに糖尿病性潰瘍からなる群から選択される、使用。
感染症または疾患が、膿痂疹、細菌性結膜炎およびアトピー性皮膚炎からなる群から選択される、請求項４１に記載のハロゲン化サリチルアニリドの使用。
グラム陽性菌に起因する対象の結膜炎および角膜炎の局所的予防または治療のための医薬品の製造のための、オキシクロザニド、ニクロサミド、およびクロサンテル、またはその塩もしくは水和物から選択されるハロゲン化サリチルアニリドの、使用。
対象のスピロヘータ感染症の局所的予防または治療のための医薬品の製造のための、オキシクロザニド、ニクロサミド、およびクロサンテル、またはその塩もしくは水和物から選択されるハロゲン化サリチルアニリドの、使用。
膿痂疹、アトピー性皮膚炎、および湿疹または乾癬を伴う感染症からなる群から選択される皮膚疾患に侵された対象の皮膚に定着または感染しているグラム陽性菌の局所的予防および／または治療のための医薬品の製造のための、オキシクロザニド、ニクロサミド、およびクロサンテル、またはその塩もしくは水和物から選択されるハロゲン化サリチルアニリドの、使用。
対象の身体の部分からの黄色ブドウ球菌などのグラム陽性菌による無症候性定着の局所的除菌のための医薬品の製造のための、クロサンテル、ラフォキサニド、オキシクロザニド、およびニクロサミド、またはその塩もしくは水和物から選択されるハロゲン化サリチルアニリドの、使用。
グラム陽性菌が、黄色ブドウ球菌または化膿レンサ球菌などのブドウ球菌属種またはレンサ球菌属種から選択される、請求項３２〜４７のいずれか一項に記載のハロゲン化サリチルアニリドの使用。
グラム陽性菌が、抗生物質耐性株ではない、請求項３２〜４８のいずれか一項に記載のハロゲン化サリチルアニリドの使用。
グラム陽性菌が、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌などの抗生物質耐性株である、請求項３２〜４８のいずれか一項に記載のハロゲン化サリチルアニリドの使用。
フシジン酸、ムピロシンおよびレタパムリンから選択される薬物に耐性を示すグラム陽性菌に起因する感染症または疾患の局所的予防または治療のための医薬品の製造のための、クロサンテル、オキシクロザニドおよびニクロサミド、またはその塩、水和物もしくはエステルからなる群から選択されるハロゲン化サリチルアニリドの、使用。
フシジン酸、ムピロシンおよびレタパムリンから選択される薬物に耐性を示すグラム陽性菌が、プロピオニバクテリアではない、請求項５０に記載のハロゲン化サリチルアニリドの使用。
感染症または疾患が、尋常性座瘡ではない、請求項５０または請求項５１に記載のハロゲン化サリチルアニリドの使用。
グラム陽性菌が、フシジン酸、ムピロシンおよびレタパムリンから選択される薬物に耐性を示すブドウ球菌属種またはレンサ球菌属種から選択される、請求項５０〜５２のいずれか一項に記載のハロゲン化サリチルアニリドの使用。
感染症または疾患が、膿痂疹、細菌性結膜炎、アトピー性皮膚炎および関連感染症、鼻腔内除菌、鬚毛瘡、表在性毛嚢炎、爪囲炎、紅色陰癬、二次感染皮膚疾患、癰、せつ腫症、膿瘡、蜂窩織炎、丹毒、壊死性筋膜炎、創傷の二次皮膚感染症、皮膚炎、疥癬、ならびに糖尿病性潰瘍からなる群から選択される、請求項５０〜５３のいずれかに記載のハロゲン化サリチルアニリドの使用。
感染症または疾患が、膿痂疹、細菌性結膜炎およびアトピー性皮膚炎からなる群から選択される、請求項５４に記載のハロゲン化サリチルアニリドの使用。
治療が２週間以下にわたって局所的に行われる、請求項３２〜５５のいずれか一項に記載のハロゲン化サリチルアニリドの使用。
ハロゲン化サリチルアニリドが、感染症部位において６未満の局所ｐＨをもたらすように成分が選択される製剤に含まれる、請求項３２〜５６のいずれか一項に記載のハロゲン化サリチルアニリドの使用。
サリチルアニリドが、ニクロサミド、またはその塩もしくは水和物、例えば遊離塩基形態のニクロサミドである、請求項３２〜５７のいずれか一項に記載のハロゲン化サリチルアニリドの使用。
サリチルアニリドが、オキシクロザニド、またはその塩もしくは水和物、例えば遊離塩基形態のオキシクロザニドである、請求項３２〜５７のいずれか一項に記載のハロゲン化サリチルアニリドの使用。
対象がヒトである、請求項３２〜５９のいずれか一項に記載のハロゲン化サリチルアニリドの使用。
対象が、動物、特にネコまたはイヌなどの愛玩動物である、請求項３２〜５９のいずれか一項に記載のハロゲン化サリチルアニリドの使用。
ハロゲン化サリチルアニリドが、クリーム、フォーム、ジェル、液滴、ローションまたは軟膏の形態で局所適用される、請求項３２〜６１のいずれか一項に記載のハロゲン化サリチルアニリドの使用。