JP2017225375A - 乗用型直播機 - Google Patents
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Abstract
Description
施肥装置は比較的多量の肥料を圃場に供給するものが多いので、施肥装置の肥料ホッパーは比較的大型になることが多い。薬剤供給装置は比較的少量の薬剤を圃場に供給するものが多いので、薬剤供給装置の薬剤ポッパーは比較的小さなものが多い。
本発明の特徴は、乗用型直播機において次のように構成することにある。
肥料を貯留する肥料ホッパー及び前記肥料ホッパーの肥料を繰り出して圃場に供給する肥料繰り出し部を備えた施肥装置と、
薬剤を貯留する薬剤ホッパー及び前記薬剤ホッパーの薬剤を繰り出して圃場に供給する薬剤繰り出し部を備えた薬剤供給装置と、
種子を貯留する種子ホッパー及び前記種子ホッパーの種子を繰り出して圃場に供給する種子繰り出し部を備えた播種装置とが備えられて、
側面視で、前側から前記施肥装置、前記薬剤供給装置及び前記播種装置の順序で前後方向に機体の後部に配置され、
側面視で、前記肥料ホッパーの上端部が前記種子ホッパーの上端部よりも上側に配置され、且つ、前記薬剤繰り出し部が前記肥料繰り出し部よりも上側に配置されている。
本発明によると、乗用型直播機の機体の後部において、側面視で前側から施肥装置、薬剤供給装置及び播種装置の順序で前後方向に配置した場合、施肥装置の肥料ホッパーの上端部を、播種装置の種子ホッパーの上端部よりも上側に配置することにより、播種装置を比較的低位置に配置し、施肥装置及び薬剤供給装置を比較的高位置に配置している。
これにより、施肥装置が薬剤供給装置よりも低位置に配置されるので、施肥装置の肥料ホッパーが、比較的大型となり補給された肥料により重いものになっても、施肥装置が乗用型直播機の機体の後部(施肥装置、薬剤供給装置及び播種装置)の重量バランスに悪影響を及ぼすことが少ない。
本発明において、
側面視で、前記薬剤ホッパーの上端部が前記肥料ホッパーの上端部よりも上側に配置されていると好適である。
本発明によると、薬剤供給装置の薬剤ホッパーの上端部を施肥装置の肥料ホッパーの上端部よりも上側に配置することにより、施肥装置の肥料ホッパーが薬剤供給装置の薬剤ホッパーよりも低位置に配置されるので、施肥装置の肥料ホッパーが、比較的大型となり補給された肥料により重いものになっても、施肥装置が乗用型直播機の機体の後部(施肥装置、薬剤供給装置及び播種装置)の重量バランスに悪影響を及ぼすことがさらに少なくなる。
本発明において、
側面視で、前記薬剤ホッパーの後部が前記薬剤繰り出し部から後側に張り出し、前記種子ホッパーの前部が前記種子繰り出し部から前側に張り出しており、
平面視で、前記薬剤ホッパーの後部と前記種子ホッパーの前部とが重複していると好適である。
本発明によると、平面視で、薬剤供給装置の薬剤ホッパーの後部と播種装置の種子ホッパーの前部とを重複させることにより、薬剤供給装置と施肥装置とを前後方向で接近させて配置することができる。
これにより、乗用型直播機の機体の後部(施肥装置、薬剤供給装置及び播種装置)の前後長さを抑えて、乗用型直播機の機体の後部(施肥装置、薬剤供給装置及び播種装置)の重量バランスを良いものにすることができる。
本発明において、
前後方向視で、前記肥料ホッパーと前記薬剤ホッパーとが重複し、
側面視で、前記肥料ホッパーの前部が前記肥料繰り出し部から前側に張り出し、
側面視で、前記薬剤ホッパーの後部が前記薬剤繰り出し部から後側に張り出していると好適である。
前述のように、薬剤供給装置の薬剤繰り出し部を施肥装置の肥料繰り出し部よりも上側に配置した場合、本発明によると、前後方向視で、施肥装置の肥料ホッパーと薬剤供給装置の薬剤ホッパーとが重複するように構成して、薬剤供給装置があまり高位置に配置されないようにしている。これにより、乗用型直播機の機体の後部(施肥装置、薬剤供給装置及び播種装置)の重量バランスを良いものにすることができる。
同様に側面視で、薬剤供給装置の薬剤ホッパーの後部を薬剤繰り出し部から後側に張り出すことにより、薬剤供給装置の薬剤ホッパーの容量確保の為に、薬剤供給装置の薬剤ホッパーの前部を薬剤繰り出し部から前側に張り出す必要がないようにしている。
本発明において、
前記薬剤繰り出し部から横側に張り出した前記薬剤ホッパーの底部の下側を通して、後側から前記肥料ホッパーが目視できるように、前記施肥装置及び前記薬剤供給装置が配置されていると好適である。
本発明によると、後側から薬剤供給装置の薬剤ホッパーの下側を通して、施肥装置の肥料ホッパーを目視することができるので、施肥装置の肥料ホッパーの状態(例えば肥料の残量等)を容易に確認することができて、作業性の良いものとなる。
本発明において、
前記肥料ホッパーの上端部である蓋部が、前記肥料ホッパーの前部の左右方向の横軸芯周りに開閉自在に支持され、前記蓋部を閉位置で固定及び固定解除自在な固定部が前記肥料ホッパーの後部に備えられており、
前記薬剤繰り出し部から横側に張り出した前記薬剤ホッパーの底部の下側を通して、後側から前記固定部が目視できるように、前記施肥装置及び前記薬剤供給装置が配置されていると好適である。
本発明によると、後側から薬剤供給装置の薬剤ホッパーの下側を通して、施肥装置の肥料ホッパーを目視することができるのに加えて、施肥装置の肥料ホッパーにおける蓋部の固定部も目視することができるので、施肥装置の肥料ホッパーにおける蓋部の開閉操作が容易に行えるようになって、作業性の良いものとなる。
本発明において、
前記施肥装置において、左右方向に沿った肥料支持フレームが配置されて、前記肥料支持フレームに前記肥料繰り出し部が支持され、
前記薬剤供給装置において、前記薬剤繰り出し部を支持する薬剤支持フレームが、前記肥料支持フレームに連結されていると好適である。
前述のように、薬剤供給装置の薬剤ホッパーは比較的小さなものでよいことが多く、薬剤供給装置はあまり重いものにならない。
これに対して、施肥装置の肥料ホッパーは比較的大型になることが多く、施肥装置が全体的に重いものなるので、施肥装置の肥料繰り出し部を支持する肥料支持フレームは、充分な強度を備えたものに構成される。
本発明において、
前記薬剤供給装置において、隣接する前記薬剤繰り出し部に亘って前記薬剤支持フレームが連結されており、
隣接する前記薬剤繰り出し部の一方側及び他方側に配置された連結部材により、前記薬剤支持フレームが前記肥料支持フレームに連結されていると好適である。
本発明によると、薬剤供給装置の隣接する薬剤繰り出し部に亘って薬剤支持フレームを連結して、薬剤供給装置の薬剤繰り出し部を支持する場合、薬剤供給装置の隣接する薬剤繰り出し部の一方側及び他方側に配置された連結部材により、薬剤支持フレームが肥料支持フレームに安定して連結されて支持される。
本発明において、
前記薬剤支持フレームに連結された薬剤ホッパー支持フレームに、前記薬剤ホッパーが支持されていると好適である。
本発明によると、薬剤供給装置の薬剤繰り出し部を支持する薬剤支持フレームに、薬剤供給装置の薬剤ホッパーが薬剤ホッパー支持フレームを介して支持されるのであり、薬剤供給装置の薬剤ホッパーも、薬剤支持フレーム及び薬剤ホッパー支持フレームを介して、無理なく肥料支持フレームに支持される。
本発明において、
前記薬剤供給装置において、機体の左右中央に対して右側に配置された右の薬剤供給装置と、機体の左右中央に対して左側に配置された左の薬剤供給装置とが備えられており、
前記右の薬剤供給装置において、動力の出力部から右の中継部材への右の第1伝動機構と、前記右の中継部材から前記右の薬剤供給装置への右の第2伝動機構とが備えられて、動力が前記右の第1伝動機構、前記右の中継部材及び前記右の第2伝動機構を介して、前記右の薬剤供給装置に伝達され、
前記左の薬剤供給装置において、動力の出力部から左の中継部材への左の第1伝動機構と、前記左の中継部材から前記左の薬剤供給装置への左の第2伝動機構とが備えられて、動力が前記左の第1伝動機構、前記左の中継部材及び前記左の第2伝動機構を介して、前記左の薬剤供給装置に伝達されており、
前後方向視で、前記右の第1伝動機構と前記左の第1伝動機構とが、同じ形状に構成され、
前後方向視で、前記右の第2伝動機構と前記左の第2伝動機構とが、機体の左右中央に対して左右対称の形状に構成されていると好適である。
本発明によると、薬剤供給装置において、機体の左右中央に対して右側に配置された右の薬剤供給装置と、機体の左右中央に対して左側に配置された左の薬剤供給装置とを備えた場合、動力が右(左)の第1伝動機構、右(左)の中継部材及び右(左)の第2伝動機構を介して、右(左)の薬剤供給装置に伝達されるように構成している。
これにより、本発明によると、右の第1伝動機構と左の第1伝動機構とを同じ形状(同じもの)に構成することにより、出力部及び右の第1伝動機構と、出力部及び左の第1伝動機構とを同じ形状(同じもの)に構成することができて、構造の簡素化の面で有利なものとなる。
右(左)の第2伝動機構は、動力の出力部から離れており、出力部の構造の影響を受け難いので、前述のように右及び左の第2伝動機構を左右対称の形状に構成することは比較的容易であり、右及び左の第2伝動機構を左右対称の形状に構成することにより、右及び左の薬剤供給装置への伝動系の左右のバランスを良いものにすることができる。
本発明において、
前記出力部が、前記種子繰り出し部の動力を取り出すもので、左右方向の回転軸周りに回転する回転体であり、
前記中継部材が左右方向の揺動軸周りに揺動する揺動体であり、
前記回転軸と前記揺動軸とに亘って接続されて、前記回転軸及び前記揺動軸を支持する支持部材が備えられていると好適である。
本発明によると、出力部を回転体で構成し、中継部材を揺動体で構成した場合、出力部の回転軸と中継部材の揺動軸とに亘って支持部材が接続されることにより、出力部の回転軸と中継部材の揺動軸との間隔が精度良く決められる。
これにより、出力部から中継部材への動力の伝達が精度良く行われるようになるのであり、薬剤供給装置の薬剤繰り出し部における薬剤の繰り出し精度を向上させることができる。
乗用型直播機の全体構成について説明する。
図1,2,3に示すように、右及び左の前輪1、右及び左の後輪2を備えた機体の後部に、リンク機構3及びリンク機構3を昇降駆動する油圧シリンダ4が備えられ、リンク機構3の後部に、4条型式の施肥装置5、4条型式の薬剤供給装置6、4条型式の播種装置7、薬剤散布装置8及びフロート9が支持されて、4条型式の乗用型直播機が構成されている。
次に、施肥装置5の支持構造について説明する。
図2,4,5に示すように、フィードケース11の支持ケース11aの右及び左部に、右及び左の支持フレーム16が連結されて上側に延出されており、左右方向に沿った肥料支持フレーム17が、右及び左の支持フレーム16の上部に亘って連結されている。
次に、薬剤供給装置6の支持構造について説明する(その1)。
図1,2,6に示すように、薬剤供給装置6は、粉粒状の薬剤(殺虫剤や殺菌剤等)を貯留する2個の薬剤ホッパー24と、薬剤ホッパー24の薬剤を繰り出して圃場に供給する4個の薬剤繰り出し部25とを備えている。
以上の構造により、薬剤支持フレーム30が、連結部材32,33を介して肥料支持フレーム17に連結された状態となっている。
次に、薬剤供給装置6の支持構造について説明する(その2)。
図2,6,7に示すように、4個の薬剤溝切り板26、4個の薬剤供給部27及び4個の薬剤覆土部材28が、フロート9に備えられており、薬剤繰り出し部25と薬剤供給部27とに亘って、薬剤パイプ29,76が接続されている。図2,4,6に示すように、後述する[11]に記載の支持部材69の前部に、支持部材77が連結されており、支持部材77に薬剤パイプ76が連結されて支持されている。
次に、播種装置7の支持構造について説明する。
図2,3,4に示すように、伝動ケース12の後部に、右及び左のブラケット38が連結されており、左右方向に沿った種子支持フレーム34が、右及び左のブラケット38に亘って連結されている。
次に、薬剤散布装置8の支持構造について説明する。
図3〜図6に示すように、肥料支持フレーム17における機体の左右中央CL(図7参照)の部分に、ブラケット39が連結されている。支持フレーム40がブラケット39に連結されて後側に延出されて、種子支持フレーム34における機体の左右中央CLの部分に、支持フレーム40が連結されており、支持フレーム40の後部にブラケット43が連結されている。
次に、施肥装置5、薬剤供給装置6、播種装置7及び薬剤散布装置8の位置関係について説明する(その1)。
図2,5,7に示すように、背面視及び平面視で機体の左右中央CLに対して右側に、右の施肥装置5(2個の肥料繰り出し部19及び1個の肥料ホッパー18、2個の肥料溝切り板20、2個の肥料作溝器21、2個の肥料覆土部材22及び2個の肥料パイプ23)が配置された状態となっている。
図1に示すように、背面視及び平面視で、機体の左右中央CLに、薬剤散布装置8(1個の薬剤散布部42及び1個の薬剤ホッパー41)が配置された状態となっている。
次に、施肥装置5、薬剤供給装置6、播種装置7及び薬剤散布装置8の位置関係について説明する(その2)。
図1及び図2に示すように、側面視で、前側から施肥装置5、薬剤供給装置6、播種装置7及び薬剤散布装置8の順序で前後方向に配置されている。
同様に図5に示すように、施肥装置5において、2個の肥料繰り出し部19の上部に亘って1個の肥料ホッパー18が連結されることにより、肥料ホッパー18の底部18Bが肥料繰り出し部19から横側に張り出した状態となっている。
次に、フィードケース11(支持ケース11a)の内部の伝動構造について説明する。
図1,2,8に示すように、機体に搭載されたエンジン(図示せず)の動力が、伝動軸44を介して、フィードケース11の入力軸45に伝達されている。
クラッチ部材58が、スプライン構造により伝動軸52と一体回転及びスライド自在に伝動軸52に支持されており、クラッチ部材58を伝動軸53との咬合側に付勢するバネ59が、伝動軸52に取り付けられている。
次に、施肥装置5への伝動構造について説明する。
図5及び図8に示すように、左の施肥装置5において、第1条L1及び第2条L2に対応する肥料繰り出し部19に亘って、肥料繰り出し軸63が架設されている。右の施肥装置5において、第3条L3及び第4条L4に対応する肥料繰り出し部19に亘って、肥料繰り出し軸63が架設されている。図4及び図5に示すように、肥料支持フレーム17のブラケット17aに軸受け部60が備えられ、ブラケット39に軸受け部64が備えられており、肥料繰り出し軸63が軸受け部60,64に回転自在に支持されている。
次に、播種装置7への伝動構造について説明する。
図2,3,8に示すように、伝動ケース12の後部に、円筒状の伝動軸67が回転自在に支持されており、伝動軸51,52のスプロケット51b,52bと、伝動軸67のスプロケット67aとに亘って、伝動チェーン72が取り付けられている。
次に、薬剤供給装置6への伝動構造について説明する(その1)。
図10,11,12は、左の薬剤供給装置6への伝動系を示しており、図13及び図14は、右の薬剤供給装置6への伝動系を示している。
図6,13,14に示すように、右の支持部材78を種子支持フレーム34に連結する連結部78cが、ブラケット38と種子支持フレーム34との連結部分を上側から跨ぐように湾曲する形状となっている。
この場合、接続部材99の接続ピン99aが挿入される中継部材82の接続孔82aを変更して、中継部材82における連係部材81(接続部材99)の接続位置を、中継部材82の長手方向に沿って変更することができるのであり、これによって中継部材82の揺動範囲を大小に変更することができる。
次に、薬剤供給装置6への伝動構造について説明する(その2)。
図6,8,10に示すように、左の薬剤供給装置6(右の薬剤供給装置6)において、第1条L1及び第2条L2に対応する薬剤繰り出し部25に亘って、薬剤繰り出し軸83が架設され、第3条L3及び第4条L4に対応する薬剤繰り出し部25に亘って、薬剤繰り出し軸83が架設されている。
この場合、連係部材87が薬剤繰り出し部25側に押し操作されて、一方向クラッチ85が逆方向に回転駆動されるのであるが、一方向クラッチ85の機能により、薬剤繰り出し軸83が逆方向に回転駆動されることはない。
この場合、連係部材86が薬剤繰り出し部25側に押し操作されて、一方向クラッチ84が逆方向に回転駆動されるのであるが、一方向クラッチ84の機能により、薬剤繰り出し軸83が逆方向に回転駆動されることはない。
薬剤繰り出し軸83が回転駆動されることにより、薬剤繰り出し部25の内部の繰り出し体(図示せず)が回転駆動されて、薬剤ホッパー24の薬剤が薬剤繰り出し部25から繰り出される。
次に、薬剤供給装置6への伝動の位置関係について説明する(その1)。
前項[10][11]に記載のように、少数条クラッチ61,62の伝動下手側に、少数条クラッチ61,62に対応する第1条L1〜第4条L4の肥料繰り出し部19及び薬剤繰り出し部25が備えられた状態となっており、種子繰り出し部36の伝動下手側に薬剤繰り出し部25が配置された状態となっている。
次に、薬剤供給装置6への伝動の位置関係について説明する(その2)。
図6及び図10〜図14に示すように、左の薬剤供給装置6及び右の薬剤供給装置6において、左の伝動ギヤ79、調節部80、連係部材81及び中継部材82と、右の伝動ギヤ79、調節部80、連係部材81及び中継部材82とは、同じものが使用されている。
これにより、前後方向視(背面視)で、左の伝動ギヤ79、調節部80、連係部材81及び中継部材82と、右の伝動ギヤ79、調節部80、連係部材81及び中継部材82とが、同じ位置関係で配置されている。
左の薬剤供給装置6の連係部材86と右の薬剤供給装置6の連係部材86とが、左右逆向きに構成されている。同様に、左の薬剤供給装置6の連係部材87と右の薬剤供給装置6の連係部材87とが、左右逆向きに構成されている。
次に、薬剤散布装置8の作動について説明する。
図9に示すように、フィードケース11に伝動軸88が回転自在に支持されており、フィードケース11の外部において、伝動軸46に連結された伝動ギヤ89と、伝動軸88に連結された伝動ギヤ90とが咬合している。伝動軸88にアーム部88aが連結されている。
前述の[発明を実施するための形態]において、肥料ホッパー18の蓋部18a(上端部)と薬剤ホッパー24の蓋部24a(上端部)とが、側面視で同じ高さに配置されるように構成してもよい。
播種装置7の点播及び条播の状態において、肥料や薬剤と同様に、圃場面に形成された溝に種子を供給し、種子が供給された溝が種子覆土部材(図示せず)によって埋められるように構成してもよい。
6 薬剤供給装置
7 播種装置
17 肥料支持フレーム
18 肥料ホッパー
18a 肥料ホッパーの上端部、蓋部
18b 固定部
18F 肥料ホッパーの前部
19 肥料繰り出し部
24 薬剤ホッパー
24a 薬剤ホッパーの上端部
24B 薬剤ホッパーの底部
24R 薬剤ホッパーの後部
25 薬剤繰り出し部
30 薬剤支持フレーム
31 薬剤ホッパー支持フレーム
32 連結部材
33 連結部材
35 種子ホッパー
35a 種子ホッパーの上端部
35F 種子ホッパーの前部
36 種子繰り出し部
78 支持部材
78a 回転軸
78b 揺動軸
79 出力部、回転体
80 出力部、回転体
81 第1伝動機構
82 中継部材、揺動体
84 第2伝動機構
85 第2伝動機構
86 第2伝動機構
87 第2伝動機構
CL 機体の左右中央
P3 横軸芯
Claims (11)
- 肥料を貯留する肥料ホッパー及び前記肥料ホッパーの肥料を繰り出して圃場に供給する肥料繰り出し部を備えた施肥装置と、
薬剤を貯留する薬剤ホッパー及び前記薬剤ホッパーの薬剤を繰り出して圃場に供給する薬剤繰り出し部を備えた薬剤供給装置と、
種子を貯留する種子ホッパー及び前記種子ホッパーの種子を繰り出して圃場に供給する種子繰り出し部を備えた播種装置とが備えられて、
側面視で、前側から前記施肥装置、前記薬剤供給装置及び前記播種装置の順序で前後方向に機体の後部に配置され、
側面視で、前記肥料ホッパーの上端部が前記種子ホッパーの上端部よりも上側に配置され、且つ、前記薬剤繰り出し部が前記肥料繰り出し部よりも上側に配置されている乗用型直播機。 - 側面視で、前記薬剤ホッパーの上端部が前記肥料ホッパーの上端部よりも上側に配置されている請求項1に記載の乗用型直播機。
- 側面視で、前記薬剤ホッパーの後部が前記薬剤繰り出し部から後側に張り出し、前記種子ホッパーの前部が前記種子繰り出し部から前側に張り出しており、
平面視で、前記薬剤ホッパーの後部と前記種子ホッパーの前部とが重複している請求項1又は2に記載の乗用型直播機。 - 前後方向視で、前記肥料ホッパーと前記薬剤ホッパーとが重複し、
側面視で、前記肥料ホッパーの前部が前記肥料繰り出し部から前側に張り出し、
側面視で、前記薬剤ホッパーの後部が前記薬剤繰り出し部から後側に張り出している請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載の乗用型直播機。 - 前記薬剤繰り出し部から横側に張り出した前記薬剤ホッパーの底部の下側を通して、後側から前記肥料ホッパーが目視できるように、前記施肥装置及び前記薬剤供給装置が配置されている請求項1〜4のうちのいずれか一項に記載の乗用型直播機。
- 前記肥料ホッパーの上端部である蓋部が、前記肥料ホッパーの前部の左右方向の横軸芯周りに開閉自在に支持され、前記蓋部を閉位置で固定及び固定解除自在な固定部が前記肥料ホッパーの後部に備えられており、
前記薬剤繰り出し部から横側に張り出した前記薬剤ホッパーの底部の下側を通して、後側から前記固定部が目視できるように、前記施肥装置及び前記薬剤供給装置が配置されている請求項5に記載の乗用型直播機。 - 前記施肥装置において、左右方向に沿った肥料支持フレームが配置されて、前記肥料支持フレームに前記肥料繰り出し部が支持され、
前記薬剤供給装置において、前記薬剤繰り出し部を支持する薬剤支持フレームが、前記肥料支持フレームに連結されている請求項1〜6のうちのいずれか一項に記載の乗用型直播機。 - 前記薬剤供給装置において、隣接する前記薬剤繰り出し部に亘って前記薬剤支持フレームが連結されており、
隣接する前記薬剤繰り出し部の一方側及び他方側に配置された連結部材により、前記薬剤支持フレームが前記肥料支持フレームに連結されている請求項7に記載の乗用型直播機。 - 前記薬剤支持フレームに連結された薬剤ホッパー支持フレームに、前記薬剤ホッパーが支持されている請求項7又は8に記載の乗用型直播機。
- 前記薬剤供給装置において、機体の左右中央に対して右側に配置された右の薬剤供給装置と、機体の左右中央に対して左側に配置された左の薬剤供給装置とが備えられており、
前記右の薬剤供給装置において、動力の出力部から右の中継部材への右の第1伝動機構と、前記右の中継部材から前記右の薬剤供給装置への右の第2伝動機構とが備えられて、動力が前記右の第1伝動機構、前記右の中継部材及び前記右の第2伝動機構を介して、前記右の薬剤供給装置に伝達され、
前記左の薬剤供給装置において、動力の出力部から左の中継部材への左の第1伝動機構と、前記左の中継部材から前記左の薬剤供給装置への左の第2伝動機構とが備えられて、動力が前記左の第1伝動機構、前記左の中継部材及び前記左の第2伝動機構を介して、前記左の薬剤供給装置に伝達されており、
前後方向視で、前記右の第1伝動機構と前記左の第1伝動機構とが、同じ形状に構成され、
前後方向視で、前記右の第2伝動機構と前記左の第2伝動機構とが、機体の左右中央に対して左右対称の形状に構成されている請求項1〜9のうちのいずれか一項に記載の乗用型直播機。 - 前記出力部が、前記種子繰り出し部の動力を取り出すもので、左右方向の回転軸周りに回転する回転体であり、
前記中継部材が左右方向の揺動軸周りに揺動する揺動体であり、
前記回転軸と前記揺動軸とに亘って接続されて、前記回転軸及び前記揺動軸を支持する支持部材が備えられている請求項10に記載の乗用型直播機。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016122678A JP2017225375A (ja) | 2016-06-21 | 2016-06-21 | 乗用型直播機 |
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