JP2017173000A - 検査装置、検査方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】スジ状欠陥の検出精度を向上させることができる検査装置、検査方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】スジ状欠陥検出対象画像を構成する各画素について、第1の方向で所定の画素数離れた画素との画素値の差分値を算出し、算出した各差分値を画素値として構成される第2の差分画像を生成する第2の差分画像生成部214と、第2の差分画像内のスジ状欠陥検出対象領域を構成し、第1の方向と直交する第2の方向の複数の画素列それぞれについて、当該画素列を構成する複数の画素のうち、画素値が第1の閾値よりも大きい画素の第1の画素数と、画素値が第1の閾値よりも小さい画素の第2の画素数と、を算出する算出部215と、画素列毎の第1の画素数と第2の画素数との比率に基づいて、スジ状欠陥検出対象領域内において、1以上の画素列により構成されるスジ状欠陥が存在するか否かを判定する判定部216と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、検査装置、検査方法及びプログラムに関する。
プロダクションプリンティングなど高品質が要求される印刷では、印刷物に対する品質検査が要求されている。例えば、印刷物を電気的に読み取ることで生成した読取画像に基づいて印刷物上に存在する欠陥を検出し、検出した欠陥に基づいて印刷物の品質を検査する検査装置が知られている。
印刷物上に存在する欠陥としては、ポチ、スジ、及びムラなどが挙げられるが、スジ状欠陥は、プリンタなどの印刷装置やスキャナなどの読取装置が備えるドラムやローラなどのキズや汚れが原因であり、継続して発生することが多いため、検出要求が高い。
例えば特許文献1には、このようなスジ状欠陥をフィルタ処理等で検出する技術が開示されている。
ところで、スジ状欠陥は大域に渡って発生する欠陥であるため、濃度の薄いものについても検出することが要求される。
しかしながら、上述したような従来技術で濃度の薄いスジ状欠陥を検出しようとすると、印刷や読み取り過程で生じた強いノイズと濃度の薄いスジ状欠陥とを判別できず、ノイズをスジ状欠陥として誤検出してしまうおそれがある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、スジ状欠陥の検出精度を向上させることができる検査装置、検査方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様にかかる検査装置は、印刷物の検査基準となる基準画像を取得する基準画像取得部と、前記印刷物を読み取った読取画像を取得する読取画像取得部と、前記基準画像と前記読取画像との差分を示す第1の差分画像を生成する第1の差分画像生成部と、前記基準画像、前記読取画像、及び前記第1の差分画像の少なくともいずれかであるスジ状欠陥検出対象画像を構成する各画素について、第1の方向で所定の画素数離れた画素との画素値の差分値を算出し、算出した各差分値を画素値として構成される第2の差分画像を生成する第2の差分画像生成部と、前記第2の差分画像内のスジ状欠陥検出対象領域を構成し、前記第1の方向と直交する第2の方向の複数の画素列それぞれについて、当該画素列を構成する複数の画素のうち、画素値が第1の閾値よりも大きい画素の画素数である第1の画素数と、画素値が前記第1の閾値よりも小さい画素の画素数である第2の画素数と、を算出する算出部と、前記画素列毎の前記第1の画素数と前記第2の画素数との比率に基づいて、前記スジ状欠陥検出対象領域内において、1以上の前記画素列により構成されるスジ状欠陥が存在するか否かを判定する判定部と、を備える。
本発明によれば、スジ状欠陥の検出精度を向上させることができるという効果を奏する。
図1は、本実施形態の印刷物検査システムの一例を示す模式図である。 図2は、本実施形態の印刷物検査装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図3は、本実施形態の印刷装置及び印刷物検査装置の構成の一例を示すブロック図である。 図4は、本実施形態のノイズの一例を示す説明図である。 図5は、本実施形態のスジ状欠陥の一例を示す説明図である。 図6は、本実施形態の第1の差分画像の一例を示す説明図である。 図7は、本実施形態の第2の差分画像の一例を示す説明図である。 図8は、図7に示す第2の差分画像の画素列毎の第1の画素数と第2の画素数との算出結果を示す図である。 図9は、本実施形態の印刷物検査システムで行われる基準画像生成処理の手順の流れの一例を示すフローチャートである。 図10は、本実施形態の印刷物検査システムで行われる検査処理の手順の流れの一例を示すフローチャートである。 図11は、図10に示すフローチャートのステップS217で行われる欠陥判定処理の手順の流れの一例を示すフローチャートである。 図12は、図11に示すフローチャートのステップS301で行われるスジ状欠陥判定の手順の流れの一例を示すフローチャートである。 図13は、変形例1の説明図である。 図14は、変形例2の説明図である。 図15は、変形例2の説明図である。 図16は、変形例4の検出強度(レベル)設定画面の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明にかかる検査装置、検査方法及びプログラムの実施形態を詳細に説明する。
図1は、本実施形態の印刷物検査システム1の一例を示す模式図である。図1に示すように、印刷物検査システム1は、印刷装置100と、印刷物検査装置200(検査装置の一例)と、スタッカ300と、を備える。
印刷装置100は、オペレーションパネル101と、感光体ドラム103Y、103M、103C、103Kと、転写ベルト105と、二次転写ローラ107と、給紙部109と、搬送ローラ対111と、定着ローラ113と、反転パス115と、を備える。
オペレーションパネル101は、印刷装置100に対して各種操作入力を行ったり、各種画面を表示したりする操作表示部である。
感光体ドラム103Y、103M、103C、103Kは、それぞれ、作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程、及びクリーニング工程)が行われることによりトナー像が形成され、形成されたトナー像を転写ベルト105に転写する。本実施形態では、感光体ドラム103Y上にイエロートナー像が形成され、感光体ドラム103M上にマゼンダトナー像が形成され、感光体ドラム103C上にシアントナー像が形成され、感光体ドラム103K上にブラックトナー像が形成されるものとするが、これに限定されるものではない。
転写ベルト105は、感光体ドラム103Y、103M、103C、及び103Kから重畳して転写されたトナー像(フルカラーのトナー画像)を二次転写ローラ107の二次転写位置に搬送する。本実施形態では、転写ベルト105には、まず、イエロートナー像が転写され、続いて、マゼンダトナー像、シアントナー像、ブラックトナー像が順次重畳して転写されるものとするが、これに限定されるものではない。
給紙部109は、複数の用紙が重ね合わせて収容されており、用紙を給紙する。
搬送ローラ対111は、給紙部109により給紙された用紙を搬送路a上で矢印s方向に搬送する。
二次転写ローラ107は、転写ベルト105により搬送されたフルカラーのトナー画像を、搬送ローラ対111により搬送された用紙上に二次転写位置で一括転写する。
定着ローラ113は、フルカラーのトナー画像が転写された用紙を加熱及び加圧することにより、フルカラーのトナー画像を用紙に定着する。
印刷装置100は、片面印刷の場合、フルカラーのトナー画像が定着された用紙である印刷物を印刷物検査装置200へ送る。一方、印刷装置100は、両面印刷の場合、フルカラーのトナー画像が定着された用紙を反転パス115へ送る。
反転パス115は、送られた用紙をスイッチバックすることにより用紙の表面・裏面を反転して矢印t方向に搬送する。反転パス115により搬送された用紙は、搬送ローラ対111により再搬送され、二次転写ローラ107により前回と逆側の面にフルカラーのトナー画像が転写され、定着ローラ113により定着され、印刷物として、印刷物検査装置200へ送られる。
印刷物検査装置200は、読取部201A、201Bと、オペレーションパネル240と、を備える。
オペレーションパネル240は、印刷物検査装置200に対して各種操作入力を行ったり、各種画面を表示したりする操作表示部である。なお、オペレーションパネル240を省略してもよい。この場合、オペレーションパネル101がオペレーションパネル240を兼ねるようにしてもよいし、外部接続されたPC(Personal Computer)がオペレーションパネル240を兼ねるようにしてもよい。
読取部201Aは、印刷装置100から送られた印刷物の一方の面を電気的に読み取り、読取部201Bは、当該印刷物の他方の面を電気的に読み取る。読取部201A、201Bは、例えば、ラインスキャナ等により実現できる。そして印刷物検査装置200は、読み取りが完了した印刷物をスタッカ300へ排紙する。
スタッカ300は、トレイ301を備える。スタッカ300は、印刷物検査装置200により排紙された印刷物をトレイ301にスタックする。
図2は、本実施形態の印刷物検査装置200のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、印刷物検査装置200は、コントローラ910とエンジン部(Engine)960とをPCIバスで接続した構成となる。コントローラ910は、印刷物検査装置200の全体の制御、描画、通信、及び操作表示部920からの入力を制御するコントローラである。エンジン部960は、PCIバスに接続可能なエンジンであり、例えば、スキャナ等のスキャナエンジンなどである。エンジン部960には、エンジン部分に加えて、誤差拡散やガンマ変換などの画像処理部分も含まれる。
コントローラ910は、CPU(Central Processing Unit)911と、ノースブリッジ(NB)913と、システムメモリ(MEM−P)912と、サウスブリッジ(SB)914と、ローカルメモリ(MEM−C)917と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)916と、ハードディスクドライブ(HDD)918とを有し、ノースブリッジ(NB)913とASIC916との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス915で接続した構成となる。また、MEM−P912は、ROM912aと、RAM912bとをさらに有する。
CPU911は、印刷物検査装置200の全体制御を行うものであり、NB913、MEM−P912およびSB914からなるチップセットを有し、このチップセットを介して他の機器と接続される。
NB913は、CPU911とMEM−P912、SB914、AGPバス915とを接続するためのブリッジであり、MEM−P912に対する読み書きなどを制御するメモリコントローラと、PCIマスタおよびAGPターゲットとを有する。
MEM−P912は、プログラムやデータの格納用メモリ、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いるシステムメモリであり、ROM912aとRAM912bとからなる。ROM912aは、プログラムやデータの格納用メモリとして用いる読み出し専用のメモリであり、RAM912bは、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いる書き込みおよび読み出し可能なメモリである。
SB914は、NB913とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。このSB914は、PCIバスを介してNB913と接続されており、このPCIバスには、ネットワークインタフェース(I/F)部なども接続される。
ASIC916は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGPバス915、PCIバス、HDD918およびMEM−C917をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。このASIC916は、PCIターゲットおよびAGPマスタと、ASIC916の中核をなすアービタ(ARB)と、MEM−C917を制御するメモリコントローラと、ハードウェアロジックなどにより画像データの回転などをおこなう複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)と、エンジン部960との間でPCIバスを介したデータ転送をおこなうPCIユニットとからなる。このASIC916には、PCIバスを介してUSB940、IEEE1394(the Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)インタフェース(I/F)950が接続される。操作表示部920はASIC916に直接接続されている。
MEM−C917は、コピー用画像バッファ、符号バッファとして用いるローカルメモリであり、HDD918は、画像データの蓄積、プログラムの蓄積、フォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。
AGPバス915は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレーターカード用のバスインターフェースであり、MEM−P912に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレーターカードを高速にするものである。
図3は、本実施形態の印刷装置100及び印刷物検査装置200の構成の一例を示すブロック図である。図3に示すように、印刷装置100は、RIP(Raster Image Processor)部121と、印刷制御部123と、印刷部125と、を備える。印刷物検査装置200は、読取部201と、基準画像登録部203と、記憶部205と、読取画像取得部207と、基準画像取得部209と、検査部210と、出力部219と、を備える。検査部210は、位置合わせ部211と、特定部212と、第1の差分画像生成部213と、第2の差分画像生成部214と、算出部215と、判定部216と、を含む。
なお本実施形態では、印刷装置100が、RIP部121を備える場合を例に取り説明するが、これに限定されず、DFE(Digital Front End)など印刷装置100とは異なる装置がRIP部121を備えるようにしてもよい。
また本実施形態では、印刷装置100と印刷物検査装置200とは、USB(Universal Serial Bus)やPCIe(Peripheral Component Interconnect Express)等のローカルなインタフェースによって接続されていることを想定しているが、印刷装置100と印刷物検査装置200との接続形態は、これに限定されるものではない。
RIP部121及び印刷制御部123は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などの処理装置にプログラムを実行させること、即ち、ソフトウェアにより実現してもよいし、ICやASICなどのハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェア及びハードウェアを併用して実現してもよい。印刷部125は、例えば、感光体ドラム103Y、103M、103C、103K、転写ベルト105、二次転写ローラ107、及び定着ローラ113などにより実現されるが、これに限定されるものではない。このように本実施形態では、電子写真方式で画像を印刷するが、これに限定されず、インクジェット方式で画像を印刷するようにしてもよい。
読取部201は、読取部201A、201Bで構成され、例えば、エンジン部960などにより実現できる。基準画像登録部203、読取画像取得部207、基準画像取得部209、検査部210(位置合わせ部211、特定部212、第1の差分画像生成部213、第2の差分画像生成部214、算出部215、及び判定部216)、及び出力部219は、例えば、CPU911、システムメモリ912、ASIC916、操作表示部920、及びエンジン部960などにより実現できる。記憶部205は、例えば、システムメモリ912などにより実現できる。
以下では、印刷装置100及び印刷物検査装置200の動作について、最初に、印刷物の検査基準となる基準画像(マスター画像)の生成動作について説明し、その後に、生成した基準画像を用いて当該印刷物の品質を検査する検査動作について説明する。
まず、基準画像の生成動作について説明する。
RIP部121は、ホスト装置などの外部装置から印刷データを受け取り、受け取った印刷データをRIP処理し、RIP画像を生成する。本実施形態では、印刷データは、PostScript(登録商標)などのページ記述言語(PDL:Page Description Language)で記述されたジョブ情報やTIFF(Tagged Image File Format)形式の画像データなどを含んで構成されるが、これに限定されるものではない。また本実施形態では、RIP画像は、CMYKのRIP画像データであるものとするが、これに限定されるものではない。
印刷制御部123は、RIP部121により生成されたRIP画像を印刷部125へ送信する。
印刷部125は、作像プロセスなどの印刷処理プロセスを実行し、RIP画像に基づく印刷画像を用紙に印刷し、印刷物を生成する。
読取部201は、印刷部125により生成された印刷物を読み取って読取画像を生成する。具体的には、読取部201は、RIP画像に基づく印刷画像が印刷された印刷物を読み取って読取画像を生成する。本実施形態では、読取画像は、RGBの画像データであるものとするが、これに限定されるものではない。
基準画像登録部203は、読取部201から読取画像を取得し、取得した読取画像を基準画像として、記憶部205に登録する。具体的には、基準画像登録部203は、取得した読取画像のうち登録を指示された読取画像を基準画像として、記憶部205に登録する。
例えば、基準画像登録部203は、取得した読取画像に関する情報をオペレーションパネル240に表示する。読取画像に関する情報は、読取画像を識別可能な情報であればよく、画像であっても、画像を識別するIDなどの情報であってもよい。そして、検査者が、読取画像の生成に用いられた印刷物の印刷面を目視などにより確認し、オペレーションパネル240から、良品と判定した読取画像を基準画像として登録することを指示する操作入力を行う。これにより、基準画像登録部203は、指示された読取画像を基準画像として記憶部205に登録する。
このように、本実施形態では、良品の読取画像を基準画像とする例について説明したが、基準画像の生成手法は、これに限定されず、例えば、RIP画像から基準画像を生成するようにしてもよい。
なお本実施形態では、印刷物検査装置200に基準画像登録モードが設定されている場合に、読取部201から基準画像登録部203に読取画像が出力され、基準画像登録部203は、上述の動作を行う。印刷物検査装置200に対するモードの設定は、例えば、検査者がオペレーションパネル240から行い、設定されたモードを示すモード情報は、例えば、システムメモリ912に記憶されている。
次に、検査動作について説明する。
RIP部121の動作は、基準画像の生成動作時の動作と同様である。但し、RIP部121が生成するRIP画像は、基準画像の生成動作時に生成したRIP画像と同様の画像であるため、新たにRIP画像を生成せずに、基準画像の生成動作時に生成したRIP画像を用いてもよい。
印刷制御部123は、RIP部121により生成されたRIP画像を印刷部125へ送信するとともに、RIP部121により受信された印刷データに含まれるジョブ情報を印刷物検査装置200へ送信する。
また印刷制御部123は、印刷物検査装置200から送信される(フィードバックされる)検査結果を用いて、例えば、スタッカ300に対して品質検査に合格しなかった印刷物の排紙先の指定や品質検査に合格しなかった印刷物へのマーキングを行ったり、印刷部125に対して差し替え印刷を指示したりする。
印刷部125の動作は、基準画像の生成動作時の動作と同様であり、読取部201の動作も、基準画像の生成動作時の動作と同様である。
読取画像取得部207は、読取部201から読取画像を取得し、取得した読取画像を検査部210へ出力する。なお本実施形態では、印刷物検査装置200に検査モードが設定されている場合に、読取部201から読取画像取得部207に読取画像が出力され、読取画像取得部207は、上述の動作を行う。
基準画像取得部209は、印刷物の検査基準となる基準画像を取得する。具体的には、基準画像取得部209は、読取画像取得部207により読取画像が取得されると、記憶部205から基準画像を取得し、取得した基準画像を検査部210へ出力する。
検査部210は、読取画像取得部207から出力された読取画像と基準画像取得部209から出力された基準画像とを比較して、印刷装置100により生成された印刷物の品質を検査する。
位置合わせ部211は、読取画像取得部207から出力された読取画像と基準画像取得部209から出力された基準画像との位置合わせを行う。
特定部212は、位置合わせ部211による位置合わせ後の基準画像から、当該基準画像を構成する各領域の種別を特定する。
本実施形態では、特定部212は、基準画像に対し、標準偏差計算などを行うことで、当該基準画像を構成する各画素の種別が、エッジ領域を構成する画素か、平坦領域を構成する画素であるか、又は絵柄領域を構成する画素であるかを特定することで、当該基準画像を構成する各領域の種別が、エッジ領域か、平坦領域か、又は絵柄領域かを特定する。そして特定部212は、基準画像を構成する各領域の種別を特定可能な領域種画像を生成する。なお、平坦領域は、画素の濃度変動が予め定められ範囲内に収まる(濃度が均一な)領域であり、絵柄領域は、エッジが存在し、かつ画素の濃度変動が予め定められ範囲内に収まる領域である。
なお、基準画像を構成する各画素に対する標準偏差計算は、例えば、数式(1)及び(2)を用いて行えばよい。
ここで、Nは、n×n画素で構成される領域種判定窓(n×n)を表す。
具体的には、特定部212は、基準画像を構成する画素毎に、当該画素を中心画素とする領域種判定窓(n×n)を設定し、設定された領域種判定窓(n×n)によって指定された領域の標準偏差σを、数式(1)及び(2)を用いて算出する。
そして特定部212は、基準画像を構成する画素毎に、求められた複数の標準偏差σのうち値が最大のものを当該画素の標準偏差に確定し、基準画像を構成する各画素の標準偏差を閾値判定することで、基準画像を構成する各領域の種別を特定する。
例えば、特定部212は、エッジ判定閾値SEと絵柄判定閾値SI(SE>SI)との2種類の閾値を用いた閾値判定を行い、判定対象画素の標準偏差がエッジ判定閾値SEより大きければエッジ領域を構成する画素、判定対象画素の標準偏差がエッジ判定閾値SE以下かつ絵柄判定閾値SIより大きければ絵柄領域を構成する画素、判定対象画素の標準偏差が絵柄判定閾値SI以下であれば平坦領域を構成する画素とする。
そして特定部212は、基準画像に対応する対応画像を用意し、基準画像上のエッジ領域を構成する画素に対応する対応画像上の画素には、エッジ領域を構成することを示す画素値、基準画像上の絵柄領域を構成する画素に対応する対応画像上の画素には、絵柄領域を構成することを示す画素値、基準画像上の平坦領域を構成する画素に対応する対応画像上の画素には、平坦領域を構成することを示す画素値を配置して、領域種画像を生成する。
第1の差分画像生成部213は、位置合わせ部211による位置合わせ後の基準画像と読取画像とを画素単位で比較して画素値の差分値で構成される第1の差分画像を生成する。
検査部210は、第1の差分画像に基づいて、各種欠陥判定を行い、欠陥判定毎に欠陥判定情報を生成する。欠陥判定情報としては、例えば、基準画像上の欠陥部分に着色するなどして作成した欠陥判定画像や欠陥の位置などが挙げられる。そして検査部210は、各種欠陥判定で生成された各種欠陥判定情報を、例えば論理和を取ることにより統合し、統合された欠陥判定情報を用いて最終的な欠陥判定を行う。例えば、差分値の大きい箇所(画素群)や差分のある面積が広い箇所(画素群)が最終的な欠陥となる。
各種欠陥判定としては、スジ状欠陥か否かを判定するスジ状欠陥判定、ポチ状欠陥か否かを判定するポチ状欠陥判定、及びムラ状欠陥か否かを判定するムラ状欠陥判定などが挙げられる。但し、本実施形態の要旨はスジ状欠陥判定であるため、本実施形態では、スジ状欠陥判定に特化して説明し、ポチ状欠陥判定やムラ状欠陥判定などの他の欠陥判定については説明を省略する。
スジ状欠陥判定は、一般的には、スジの発生方向に長いフィルタを用いて移動平均を計算することが一般的である。しかしながら、この方法では、スジの発生方向に強いノイズが発生している場合、当該ノイズをスジとして誤検出してしまうおそれがある。
ここで、人間は、隣接する画素の濃淡の関係がある程度の長さにおいて同一の状態で連続しているものをスジ状欠陥と認識する傾向が強い。例えば、図4及び図5に示す画像は、いずれも中央3列の画素値の平均値は同じだが、図5に示す画像では、中央3列の画素の配置を並べ替え、中央1列の画素値(濃度)が隣接する画素列の隣接画素よりも暗い状態を連続させている。
このため、図4及び図5に示す例の場合、図4に示す画像についてはスジ状欠陥が発生していない(ノイズである)と判定され、図5に示す画像についてはスジ状欠陥が発生していると判定されることが望ましいが、上述したようなフィルタを用いた方法では、いずれもスジ状欠陥が発生していると判定されるか、いずれもスジ状欠陥が発生していないと判定されてしまう。
従って本実施形態では、スジの発生方向に発生した強いノイズをスジ状欠陥として誤検出してしまうことを回避できるスジ状欠陥判定を説明する。
第2の差分画像生成部214は、位置合わせ部211による位置合わせ後の基準画像、読取画像、及び第1の差分画像生成部213により生成された第1の差分画像の少なくともいずれかであるスジ状欠陥検出対象画像を構成する各画素について、第1の方向で所定の画素数離れた画素との画素値の差分値を算出し、算出した各差分値を画素値として構成される第2の差分画像を生成する。
本実施形態では、スジ状欠陥検出対象画像が第1の差分画像である場合を例に取り説明するが、これに限定されるものではない。また本実施形態では、第1の方向が横方向である場合を例に取り説明するが、これに限定されるものではない。また本実施形態では、所定の画素数が1であり、所定の画素数離れた画素が隣接画素である場合を例に取り説明するが、これに限定されるものではない。また本実施形態では、差分値が0を略中心とする符号付き差分値である場合を例に取り説明するが、これに限定されるものではない。
例えば、図6に示す第1の差分画像がスジ状欠陥検出対象画像である場合、第2の差分画像生成部214は、スジ状欠陥検出対象画像を構成する各画素について、横方向(右方向)で隣接する隣接画素との差分値を算出し、図7に示す第2の差分画像を生成する。
なお、図6に示す第1の差分画像上の数値は画素値を示し、図6に示す第1の差分画像上には、枠401内に縦方向の薄い白スジ(スジ状欠陥)が発生しているものとする。また、図7に示す第2の差分画像上の数値は、算出された差分値である画素値を示し、画素値が正の値の画素を白、画素値が負の値の画素を黒、画素値が0の画素をグレーで表している。
算出部215は、第2の差分画像生成部214により生成された第2の差分画像内のスジ状欠陥検出対象領域を構成し、第1の方向と直交する第2の方向の複数の画素列それぞれについて、当該画素列を構成する複数の画素のうち、画素値が第1の閾値よりも大きい画素の画素数である第1の画素数と、画素値が第1の閾値よりも小さい画素の画素数である第2の画素数と、を算出する。
本実施形態では、第2の差分画像の全領域がスジ状欠陥検出対象領域である場合を例に取り説明するが、これに限定されるものではない。例えば、第2の差分画像を構成する画素毎に、当該画素を中心画素とする所定範囲の領域をスジ状欠陥検出対象領域としてもよい。また本実施形態では、前述の通り、第1の方向が横方向であるため第2の方向が縦方向である場合を例に取り説明するが、これに限定されるものではない。また本実施形態では、スジ状欠陥検出対象領域を構成する各画素列が、幅1ピクセルかつ長さ24ピクセルの画素列である場合を例に取り説明するが、これに限定されるものではない。特に、長さ(スジ状欠陥検出対象領域の縦方向の長さ)は、第2の差分画像の解像度にも依るが、少なくとも10ピクセル以上であればよい。また本実施形態では、第1の閾値が0である場合を例に取り説明するが、これに限定されるものではない。
図8は、図7に示す第2の差分画像(スジ状欠陥検出対象領域)の画素列毎の第1の画素数と第2の画素数との算出結果を示す図である。図8に示す例では、第1の画素数が正(正の画素数)、第2の画素数が負(負の画素数)として表されている。
判定部216は、算出部215により算出された画素列毎の第1の画素数と第2の画素数との比率に基づいて、スジ状欠陥検出対象領域内において、1以上の画素列により構成されるスジ状欠陥が存在するか否かを判定する。
具体的には、判定部216は、画素列における第1の画素数に対する第2の画素数の比率が第1の値以上の場合、又は画素列における第2の画素数に対する第1の画素数の比率が第1の値以上の場合、画素列により構成されるスジ状欠陥が存在すると判定する。なお、以下では、第1の値を変数Xで表す。
本実施形態では、判定部216は、まず、画素列において第1の画素数と第2の画素数のいずれの方が大きいかを判定し、第2の画素数の方が大きい場合、第2の画素数が第1の画素数のX倍以上であるかを判定し、第1の画素数の方が大きい場合、第1の画素数が第2の画素数のX倍以上であるかを判定する。
つまり、判定部216は、第2の画素数の方が大きい場合、第2の画素数が第1の画素数のX倍以上であるかを判定することで、第1の画素数に対する第2の画素数の比率がX以上であるか否かを判定し、第1の画素数の方が大きい場合、第1の画素数が第2の画素数のX倍以上であるかを判定することで、第2の画素数に対する第1の画素数の比率がX以上であるか否かを判定する。
ここで、画素列において、第2の画素数が第1の画素数のX倍以上である場合や、第1の画素数が第2の画素数のX倍以上である場合、隣接画素間の濃淡関係がこの画素列内でほぼ同一であると判断できるため(図5参照)、判定部216は、この画素列をスジ状欠陥と判定する。
例えば、図8に示す算出結果において、X=3.5とした場合、図8に示すように、枠402内の画素列、即ち、図7に示す第2の差分画像(スジ状欠陥検出対象領域)の中央4列の画素列がスジ状欠陥と判定され、図6に示す第1の差分画像上の枠401内に発生している縦方向の薄い白スジが、スジ状欠陥と正しく判定される。
このようなスジ状欠陥判定の結果は、上述したように、検査部210において、他の欠陥判定の結果と統合され、最終的な欠陥判定が行われ、最終的な欠陥判定の結果が出力部219により印刷装置100に出力されたり、システムメモリ912に記憶されたりする。
図9は、本実施形態の印刷物検査システム1で行われる基準画像生成処理の手順の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、印刷装置100は、印刷処理を行い、印刷物を生成する(ステップS101)。
続いて、印刷物検査装置200の読取部201は、印刷装置100により生成された印刷物の読取画像を生成する(ステップS103)。
続いて、基準画像登録部203は、読取部201から読取画像を取得し、オペレーションパネル240からの検査者の登録指示に基づいて、取得した読取画像を基準画像として記憶部205に登録する(ステップS105)。
図10は、本実施形態の印刷物検査システム1で行われる検査処理の手順の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、ステップS201〜S203までの処理は、図9に示すフローチャートのステップS101〜S103までの処理と同様である。
続いて、読取画像取得部207は、読取部201から読取画像を取得し、取得した読取画像を検査部210へ出力する(ステップS205)。
続いて、基準画像取得部209は、読取画像取得部207により読取画像が取得されると、記憶部205から基準画像を取得し、取得した基準画像を検査部210へ出力する(ステップS207)。
続いて、位置合わせ部211は、読取画像取得部207から出力された読取画像と基準画像取得部209から出力された基準画像との位置合わせを行う(ステップS211)。
続いて、特定部212は、位置合わせ部211による位置合わせ後の基準画像に基づいて、当該基準画像を構成する各領域の種別を特定可能な領域種画像を生成する(ステップS213)。
続いて、第1の差分画像生成部213は、位置合わせ部211による位置合わせ後の基準画像と読取画像とを画素単位で比較して画素値の差分値で構成される第1の差分画像を生成する(ステップS215)。
続いて、検査部210は、第1の差分画像生成部213により生成された第1の差分画像に基づいて、欠陥判定処理を行う(ステップS217)。
続いて、出力部219は、欠陥判定処理結果に基づく検査部210の最終的な欠陥判定の結果を印刷装置100に出力する(ステップS219)。
図11は、図10に示すフローチャートのステップS217で行われる欠陥判定処理の手順の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、検査部210は、第1の差分画像生成部213により生成された第1の差分画像に基づいて、スジ状欠陥判定(検出)を行う(ステップS301)。
続いて、検査部210は、第1の差分画像生成部213により生成された第1の差分画像に基づいて、その他の欠陥判定(検出)を行う(ステップS303)。その他の欠陥判定とは、ポチ状欠陥判定やムラ状欠陥判定などであり、検査部210は、例えば、閾値処理などにより、ポチ状欠陥判定やムラ状欠陥判定をまとめて行う。なお、検査部210は、ポチ状欠陥判定やムラ状欠陥判定を個別に行ってもよい。また、ステップS301とステップS303との処理順序はこれに限定されず、例えば、処理順序を逆にしてもよいし、並列して行ってもよい。
続いて、検査部210は、スジ状欠陥判定の結果とその他の欠陥判定の結果とを統合(合成)し(ステップS305)、統合した欠陥判定の結果を用いて最終的な欠陥判定を行う(ステップS307)。
図12は、図11に示すフローチャートのステップS301で行われるスジ状欠陥判定の手順の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、第2の差分画像生成部214は、第1の差分画像生成部213により生成された第1の差分画像であるスジ状欠陥検出対象画像を構成する各画素について、横方向で隣接画素との画素値の符号付き差分値を算出し、算出した各符号付き差分値を画素値として構成される第2の差分画像を生成する(ステップS401)。
続いて、算出部215は、第2の差分画像生成部214により生成された第2の差分画像内のスジ状欠陥検出対象領域において、当該スジ状欠陥検出対象領域を構成する縦方向の複数の画素列のうち未処理の画素列がある場合(ステップS405でYes)、当該画素列を構成する複数の画素のうち、画素値が0よりも大きい画素の画素数である第1の画素数(正の画素の個数)と、画素値が0よりも小さい画素の画素数である第2の画素数(負の画素の個数)と、を算出する(ステップS407)。
続いて、判定部216は、第1の画素数(正の画素の個数)>第2の画素数(負の画素の個数)の場合(ステップS409でYes)、第1の画素数(正の画素の個数)>第2の画素数(負の画素の個数)×Xであれば(ステップS411でYes)、当該画素列をスジ状欠陥と判定し(ステップS413)、第1の画素数(正の画素の個数)>第2の画素数(負の画素の個数)×Xでなければ(ステップS411でNo)、当該画素列をスジ状欠陥でない判定する(ステップS415)。
同様に、判定部216は、第1の画素数(正の画素の個数)>第2の画素数(負の画素の個数)でない場合(ステップS409でNo)、第2の画素数(負の画素の個数)>第1の画素数(正の画素の個数)×Xであれば(ステップS417でYes)、当該画素列をスジ状欠陥と判定し(ステップS413)、第2の画素数(負の画素の個数)>第1の画素数(正の画素の個数)×Xでなければ(ステップS417でNo)、当該画素列をスジ状欠陥でないと判定する(ステップS415)。
そして未処理の画素列がなくなるまで、ステップS405〜ステップS417の処理が繰り返され、未処理の画素列がなくなると(ステップS405でNo)、処理は終了となる。
なお、スジ状欠陥検出対象領域が複数存在する場合、各スジ状欠陥検出対象領域に対し、ステップS405〜ステップS417の処理が行われる。
以上のように本実施形態によれば、印刷や読み取り過程で生じた強いノイズをスジ状欠陥として誤検出してしまうことを回避できるため、スジ状欠陥の検出精度を向上させることができる。
(変形例1)
上記実施形態では、スジ状欠陥検出対象領域において、基準画像を構成する各領域の種別を考慮していなかったが、各領域の種別を考慮するようにしてもよい。
例えば、基準画像のエッジ領域を構成する画素に対応するスジ状欠陥検出対象画像(第2の差分画像)上の画素をスジ状欠陥検出対象領域から除外するようにしてもよい。基準画像のエッジ領域を構成する画素に対応するスジ状欠陥検出対象画像(第2の差分画像)上の画素は、第2の差分画像を生成する際の基準画像と読取画像との1ピクセル以下の微小なずれなどの影響により、意図しない差分値が出現する可能性があるためである。
この場合、第2の差分画像生成部214は、差分値の算出に用いられたいずれかの画素が基準領域のエッジ領域を構成する画素に対応する場合、差分値の値を第1の閾値(0)とすればよい。なお、差分値の算出に用いられたいずれかの画素が基準領域のエッジ領域を構成する画素に対応するか否かは、特定部212により生成された領域種画像を参照すれば判別できる。
また例えば、基準画像の絵柄領域を構成する画素に対応する第1の差分画像上の画素の画素値を緩和するようにしてもよい。この場合、第1の差分画像生成部213は、基準領域の絵柄領域を構成する画素に対応する画素の画素値を緩和用の値で緩和すればよい。緩和用の値は、予め定められた定数であってもよいし、特定部212が領域種画像を生成する際に算出した標準偏差から算出してもよい。なお、基準領域の絵柄領域を構成する画素に対応する画素であるか否かは、特定部212により生成された領域種画像を参照すれば判別できる。
例えば、図13に示すように、読取画像1401と基準画像1402とから第1の差分画像1403が生成されているとする。なお、第1の差分画像1403において、斜線で示された領域1411は、基準画像1402のエッジ領域に対応する領域であり、他の領域は、基準画像1402の絵柄領域に対応する領域であるとする。
この場合、第2の差分画像生成部214は、第1の差分画像1403から第2の差分画像1404を生成する際に、基準画像1402のエッジ領域に対応する領域1411を構成する画素を用いて算出した差分値は、第1の閾値(0)に修正する。また、第1の差分画像生成部213は、基準画像1402の絵柄領域に対応する領域を構成する画素の画素値を緩和し、第2の差分画像生成部214は、緩和後の画素値の差分を示す差分値を算出する。図13に示す例では、第1の差分画像1403の左から2、3列目の画素列において画素値が緩和されることで、この2列の画素値の差分を示す差分値が0となっている。
(変形例2)
上記実施形態では、色境界におけるフレアなどがスジ状欠陥として検出されてしまう場合があるが、フレアをスジ状欠陥として検出しないようにしてもよい。フレアも欠陥の一種ではあるが、スジ状欠陥ほど高精度な検出は必要とされておらず、フレアをスジ状欠陥として検出することが過剰検知にもつながるためである。
例えば、図14に示すように、読取画像1501と基準画像1502とから第1の差分画像1503が生成され、第1の差分画像1503から第2の差分画像1504が生成されているとする。なお、読取画像1501には、スジ状欠陥が発生し、基準画像1502は、全て平坦領域であるものとする。図14に示す例では、読取画像1501の中央列にスジ状欠陥が発生しているため、第2の差分画像1504の中央を境に、右側が負(黒)、左側が正(白)となっている。このように、スジ状欠陥の場合、正連続によるスジ状欠陥と負連続によるスジ状欠陥とが近接する。
一方、図15に示すように、読取画像1601と基準画像1602とから第1の差分画像1603が生成され、第1の差分画像1603から第2の差分画像1604が生成されているとする。なお、読取画像1601にはフレアが発生し、第1の差分画像1603において、斜線で示された領域1611は、基準画像6402のエッジ領域に対応する領域であるとする。図15に示す例では、読取画像1601の中央左側部分にフレアが発生し、第2の差分画像1604の中央左側が正(白)となっている。このように、フレアの場合、正連続によるスジ状欠陥又は負連続によるスジ状欠陥のみが集合する。
このため、判定部216は、画素列における第1の画素数に対する第2の画素数の比率が第1の値以上であり、かつ第2の方向で予め定められた距離内に第2の画素数に対する第1の画素数の比率が第1の値以上である他の画素列が存在する場合、又は画素列における第2の画素数に対する第1の画素数の比率が第1の値以上であり、かつ第2の方向で予め定められた距離内に第1の画素数に対する第2の画素数の比率が第1の値以上である他の画素列が存在する場合、画素列により構成されるスジ状欠陥が存在すると判定すれば、フレアをスジ状欠陥として検出することを回避できる。
変形例2では、予め定められた距離が3ピクセルである場合を想定しているが、これに限定されるものではない。
なお、スジ状欠陥の片側でエッジがぼけていたりする場合、第2の差分画像1504のように、正連続によるスジ状欠陥と負連続によるスジ状欠陥とが近接しない場合がある。このため、正連続によるスジ状欠陥と近接する負連続によるスジ状欠陥を探索する場合、又は負連続によるスジ状欠陥と近接する正連続によるスジ状欠陥を探索する場合、第1の値(X)を緩和した第2の値を用いてスジ状欠陥の判定を行うようにしてもよい。
つまり、判定部216は、画素列における第1の画素数に対する第2の画素数の比率が第1の値以上であり、かつ第2の方向で予め定められた距離内に第2の画素数に対する第1の画素数の比率が第1の値よりも小さい第2の値以上である他の画素列が存在する場合、又は画素列における第2の画素数に対する第1の画素数の比率が第1の値以上であり、かつ第2の方向で予め定められた距離内に第1の画素数に対する第2の画素数の比率が第2の値以上である他の画素列が存在する場合、画素列により構成されるスジ状欠陥が存在すると判定すればよい。
(変形例3)
上記実施形態では、第1の値(X)が固定値である場合を例に取り説明したが、第1の値(X)を調整してもよい。例えば、読取画像上のノイズの発生状況に基づいて、第1の値(X)を調整してもよい。この場合、判定部216は、基準画像の平坦領域に対応する読取画像上の領域におけるノイズの発生状況に基づいて、第1の値を決定すればよい。具体的には、判定部216は、基準画像の平坦領域に対応する読取画像上の領域における分散値からノイズの発生状況を求め、ノイズの発生が多い場合、第1の値(X)を小さくし、ノイズの発生が少ない場合、第1の値(X)を大きくしてもよい。
(変形例4)
上記実施形態において、スジ状欠陥の検出強度を調整するため、閾値処理を行って、第1の画素数(正の画素の個数)及び第2の画素数(負の画素の個数)を算出するようにしてもよい。
具体的には、第1の画素数を、画素値が第1の閾値よりも大きく、かつ画素値の絶対値が第2の閾値よりも大きい画素の画素数とし、第2の画素数を、画素値が第1の閾値よりも小さく、かつ画素値の絶対値が第2の閾値よりも大きい画素の画素数とすればよい。
なお、第2の閾値の値は、外部入力に基づいて設定されてもよく、例えば、図16に示すような検出強度(レベル)設定画面上で検査者が設定すればよい。
(変形例5)
上記実施形態において、スジ状欠陥検出対象画像を読取画像とし、算出部215は、基準画像の平坦領域に対応する第2の差分画像内の領域をスジ状欠陥検出対象領域としてもよい。
(変形例6)
上記実施形態において、絵柄領域に対応する領域で発生したスジ状欠陥を検出するため、基準画像及び読取画像それぞれをスジ状欠陥検出対象画像とし、基準画像であるスジ状欠陥検出対象画像から生成した第2の差分画像のスジ状欠陥検出対象領域でのスジ状欠陥判定結果、及び読取画像であるスジ状欠陥検出対象画像から生成した第2の差分画像のスジ状欠陥検出対象領域でのスジ状欠陥判定結果を比較して、スジ状欠陥を判定するようにしてもよい。両スジ状欠陥検出対象領域で共通のスジ状欠陥があれば、画像の絵柄であり、読取画像に基づくスジ状欠陥検出対象領域のみでスジ状欠陥があれば、スジ状欠陥と判定できる。
この場合、第2の差分画像生成部214は、基準画像であるスジ状欠陥検出対象画像、及び読取画像であるスジ状欠陥検出対象画像それぞれに対し、第2の差分画像を生成し、算出部215は、基準画像であるスジ状欠陥検出対象画像から生成した第2の差分画像のスジ状欠陥検出対象領域、及び読取画像であるスジ状欠陥検出対象画像から生成した第2の差分画像のスジ状欠陥検出対象領域、それぞれに対し、画素列毎の第1の画素数と第2の画素数を算出し、判定部216は、基準画像であるスジ状欠陥検出対象画像から生成した第2の差分画像のスジ状欠陥検出対象領域、及び読取画像であるスジ状欠陥検出対象画像から生成した第2の差分画像のスジ状欠陥検出対象領域それぞれにおける、画素列毎の第1の画素数と第2の画素数との比率に基づいて、スジ状欠陥検出対象領域内において、スジ状欠陥が存在するか否かを判定すればよい。
なお、基準画像側のスジ状欠陥判定は、読取画像側のスジ状欠陥判定結果を利用し、スジ状欠陥と判定された領域に絞って行ってもよい。このようにすれば、処理量を削減でき、高速化を図れる。
つまり、算出部215は、読取画像であるスジ状欠陥検出対象画像から生成した第2の差分画像のスジ状欠陥検出対象領域に対し、画素列毎の第1の画素数と第2の画素数を算出し、判定部216は、画素列毎の第1の画素数と第2の画素数との割合に基づいて、スジ状欠陥検出対象領域内において、スジ状欠陥が存在するか否かを判定する第1判定を行う。
そして算出部215は、第1判定の結果、スジ状欠陥が存在する場合、基準画像であるスジ状欠陥検出対象画像から生成した第2の差分画像のスジ状欠陥検出対象領域に対し、画素列毎の前記第1の画素数と前記第2の画素数を算出し、判定部216は、画素列毎の第1の画素数と第2の画素数との割合に基づいて、スジ状欠陥検出対象領域内において、スジ状欠陥が存在するか否かを判定する第2判定を行い、第1判定及び第2判定結果に基づいて、スジ状欠陥検出対象領域内において、スジ状欠陥が存在するか否かを判定すればよい。
(変形例7)
上記実施形態において、スジ状欠陥のエッジがぼけている場合、隣接画素との濃度関係がうまく一定とならずスジ状欠陥が検出できない場合が考えられる。このため、差分値を算出する画素を隣接画素ではなく、第1の方向で所定の画素数離れた画素とし、ぼけたエッジ部を避け、濃淡関係をうまく取得するようにしてもよい。
所定の画素数は、経験的に求めた定数としても良いが、例えば、第1の値(X)を小さく設定して過剰気味にスジ状欠陥を検出し、検出したスジ状欠陥について、スジの幅方向の分布を調べてエッジのぼけ具合を算出し、エッジ部をスキップできる距離を画素間の距離として設定してスジ状欠陥検出箇所に対して再検査を実施するなどしてもよい。
(プログラム)
上記実施形態及び各変形例の検査装置で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、CD−R、メモリカード、DVD(Digital Versatile Disk)、フレキシブルディスク(FD)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記憶されて提供される。
また、上記実施形態及び各変形例の検査装置で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するようにしてもよい。また、上記実施形態及び各変形例の検査装置で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するようにしてもよい。また、上記実施形態及び各変形例の検査装置で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するようにしてもよい。
上記実施形態及び各変形例の検査装置で実行されるプログラムは、上述した各部をコンピュータ上で実現させるためのモジュール構成となっている。実際のハードウェアとしては、例えば、CPUがROMからプログラムをRAM上に読み出して実行することにより、上記各機能部がコンピュータ上で実現されるようになっている。
なお、上記実施形態及び変形例は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。上記新規な実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更、及び少なくとも一部のクラウド化などを行うことができる。これらの実施の形態は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 印刷物検査システム
100 印刷装置
101 オペレーションパネル
103Y、103M、103C、103K 感光体ドラム
105 転写ベルト
107 二次転写ローラ
109 給紙部
111 搬送ローラ対
113 定着ローラ
115 反転パス
121 RIP部
123 印刷制御部
125 印刷部
200 印刷物検査装置
201、201A、201B 読取部
203 基準画像登録部
205 記憶部
207 読取画像取得部
209 基準画像取得部
210 検査部
211 位置合わせ部
212 特定部
213 第1の差分画像生成部
214 第2の差分画像生成部
215 算出部
216 判定部
219 出力部
240 オペレーションパネル
300 スタッカ
301 トレイ
910 コントローラ
911 CPU
912 システムメモリ
912a ROM
912b RAM
913 ノースブリッジ
914 サウスブリッジ
915 AGPバス
916 ASIC
917 ローカルメモリ
918 ハードディスクドライブ
920 操作表示部
940 USB
950 IEEE1394インタフェース
960 エンジン部
特開2014−71045号公報

Claims (15)

  1. 印刷物の検査基準となる基準画像を取得する基準画像取得部と、
    前記印刷物を読み取った読取画像を取得する読取画像取得部と、
    前記基準画像と前記読取画像との差分を示す第1の差分画像を生成する第1の差分画像生成部と、
    前記基準画像、前記読取画像、及び前記第1の差分画像の少なくともいずれかであるスジ状欠陥検出対象画像を構成する各画素について、第1の方向で所定の画素数離れた画素との画素値の差分値を算出し、算出した各差分値を画素値として構成される第2の差分画像を生成する第2の差分画像生成部と、
    前記第2の差分画像内のスジ状欠陥検出対象領域を構成し、前記第1の方向と直交する第2の方向の複数の画素列それぞれについて、当該画素列を構成する複数の画素のうち、画素値が第1の閾値よりも大きい画素の画素数である第1の画素数と、画素値が前記第1の閾値よりも小さい画素の画素数である第2の画素数と、を算出する算出部と、
    前記画素列毎の前記第1の画素数と前記第2の画素数との比率に基づいて、前記スジ状欠陥検出対象領域内において、1以上の前記画素列により構成されるスジ状欠陥が存在するか否かを判定する判定部と、
    を備える検査装置。
  2. 前記所定の画素数は、1であり、
    前記所定の画素数離れた画素は、隣接画素である請求項1に記載の検査装置。
  3. 前記基準画像からエッジ領域を特定する特定部を更に備え、
    前記第2の差分画像生成部は、前記差分値の算出に用いられたいずれかの画素が前記エッジ領域を構成する画素に対応する場合、前記差分値の値を前記第1の閾値とする請求項1又は2に記載の検査装置。
  4. 前記判定部は、前記画素列における前記第1の画素数に対する前記第2の画素数の比率が第1の値以上の場合、又は前記画素列における前記第2の画素数に対する前記第1の画素数の比率が前記第1の値以上の場合、前記画素列により構成されるスジ状欠陥が存在すると判定する請求項1〜3のいずれか1つに記載の検査装置。
  5. 前記判定部は、前記画素列における前記第1の画素数に対する前記第2の画素数の比率が第1の値以上であり、かつ前記第2の方向で予め定められた距離内に第2の画素数に対する第1の画素数の比率が前記第1の値以上である他の画素列が存在する場合、又は前記画素列における前記第2の画素数に対する前記第1の画素数の比率が前記第1の値以上であり、かつ前記第2の方向で予め定められた距離内に第1の画素数に対する第2の画素数の比率が前記第1の値以上である他の画素列が存在する場合、前記画素列により構成されるスジ状欠陥が存在すると判定する請求項1〜3のいずれか1つに記載の検査装置。
  6. 前記判定部は、前記画素列における前記第1の画素数に対する前記第2の画素数の比率が第1の値以上であり、かつ前記第2の方向で予め定められた距離内に第2の画素数に対する第1の画素数の比率が前記第1の値よりも小さい第2の値以上である他の画素列が存在する場合、又は前記画素列における前記第2の画素数に対する前記第1の画素数の比率が前記第1の値以上であり、かつ前記第2の方向で予め定められた距離内に第1の画素数に対する第2の画素数の比率が前記第2の値以上である他の画素列が存在する場合、前記画素列により構成されるスジ状欠陥が存在すると判定する請求項1〜3のいずれか1つに記載の検査装置。
  7. 前記基準画像から、画素の濃度変動が予め定められ範囲内に収まる平坦領域を特定する特定部を更に備え、
    前記判定部は、前記平坦領域に対応する前記読取画像上の領域におけるノイズの発生状況に基づいて、前記第1の値を決定する請求項4〜6のいずれか1つに記載の検査装置。
  8. 前記差分値は、符号付き差分値であり、
    前記第1の閾値は、0であり、
    前記第1の画素数は、画素値が前記第1の閾値よりも大きく、かつ前記画素値の絶対値が第2の閾値よりも大きい画素の画素数であり、
    前記第2の画素数は、画素値が前記第1の閾値よりも小さく、かつ前記画素値の絶対値が前記第2の閾値よりも大きい画素の画素数である請求項1〜7のいずれか1つに記載の検査装置。
  9. 前記第2の閾値の値は、外部入力に基づいて設定される請求項8に記載の検査装置。
  10. 前記スジ状欠陥検出対象画像は、前記第1の差分画像である請求項1〜9のいずれか1つに記載の検査装置。
  11. 前記スジ状欠陥検出対象画像は、前記読取画像であり、
    前記基準画像から、画素の濃度変動が予め定められ範囲内に収まる平坦領域を特定する特定部を更に備え、
    前記算出部は、前記平坦領域に対応する前記第2の差分画像内の領域を前記スジ状欠陥検出対象領域とする請求項1〜9のいずれか1つに記載の検査装置。
  12. 前記基準画像及び前記読取画像それぞれが前記スジ状欠陥検出対象画像であり、
    前記第2の差分画像生成部は、前記基準画像であるスジ状欠陥検出対象画像、及び前記読取画像であるスジ状欠陥検出対象画像それぞれに対し、前記第2の差分画像を生成し、
    前記算出部は、前記基準画像であるスジ状欠陥検出対象画像から生成した前記第2の差分画像の前記スジ状欠陥検出対象領域、及び前記読取画像であるスジ状欠陥検出対象画像から生成した前記第2の差分画像の前記スジ状欠陥検出対象領域、それぞれに対し、前記画素列毎の前記第1の画素数と前記第2の画素数を算出し、
    前記判定部は、前記基準画像であるスジ状欠陥検出対象画像から生成した前記第2の差分画像の前記スジ状欠陥検出対象領域、及び前記読取画像であるスジ状欠陥検出対象画像から生成した前記第2の差分画像の前記スジ状欠陥検出対象領域それぞれにおける、前記画素列毎の前記第1の画素数と前記第2の画素数との比率に基づいて、前記スジ状欠陥検出対象領域内において、前記スジ状欠陥が存在するか否かを判定する請求項1〜9のいずれか1つに記載の検査装置。
  13. 前記基準画像及び前記読取画像それぞれが前記スジ状欠陥検出対象画像であり、
    前記第2の差分画像生成部は、前記基準画像であるスジ状欠陥検出対象画像、及び前記読取画像であるスジ状欠陥検出対象画像それぞれに対し、前記第2の差分画像を生成し、
    前記算出部は、前記読取画像であるスジ状欠陥検出対象画像から生成した前記第2の差分画像の前記スジ状欠陥検出対象領域に対し、前記画素列毎の前記第1の画素数と前記第2の画素数を算出し、
    前記判定部は、前記画素列毎の前記第1の画素数と前記第2の画素数との割合に基づいて、前記スジ状欠陥検出対象領域内において、前記スジ状欠陥が存在するか否かを判定する第1判定を行い
    前記算出部は、前記スジ状欠陥が存在する場合、前記基準画像であるスジ状欠陥検出対象画像から生成した前記第2の差分画像の前記スジ状欠陥検出対象領域に対し、前記画素列毎の前記第1の画素数と前記第2の画素数を算出し、
    前記判定部は、前記画素列毎の前記第1の画素数と前記第2の画素数との割合に基づいて、前記スジ状欠陥検出対象領域内において、前記スジ状欠陥が存在するか否かを判定する第2判定を行い、前記第1判定及び前記第2判定結果に基づいて、前記スジ状欠陥検出対象領域内において、前記スジ状欠陥が存在するか否かを判定する請求項1〜9のいずれか1つに記載の検査装置。
  14. 印刷物の検査基準となる基準画像を取得する基準画像取得ステップと、
    前記印刷物を読み取った読取画像を取得する読取画像取得ステップと、
    前記基準画像と前記読取画像との差分を示す第1の差分画像を生成する第1の差分画像生成ステップと、
    前記基準画像、前記読取画像、及び前記第1の差分画像の少なくともいずれかであるスジ状欠陥検出対象画像を構成する各画素について、第1の方向で所定の画素数離れた画素との画素値の差分値を算出し、算出した各差分値を画素値として構成される第2の差分画像を生成する第2の差分画像生成ステップと、
    前記第2の差分画像内のスジ状欠陥検出対象領域を構成し、前記第1の方向と直交する第2の方向の複数の画素列それぞれについて、当該画素列を構成する複数の画素のうち、画素値が第1の閾値よりも大きい画素の画素数である第1の画素数と、画素値が前記第1の閾値よりも小さい画素の画素数である第2の画素数と、を算出する算出ステップと、
    前記画素列毎の前記第1の画素数と前記第2の画素数との比率に基づいて、前記スジ状欠陥検出対象領域内において、1以上の前記画素列により構成されるスジ状欠陥が存在するか否かを判定する判定ステップと、
    を含む検査方法。
  15. 印刷物の検査基準となる基準画像を取得する基準画像取得ステップと、
    前記印刷物を読み取った読取画像を取得する読取画像取得ステップと、
    前記基準画像と前記読取画像との差分を示す第1の差分画像を生成する第1の差分画像生成ステップと、
    前記基準画像、前記読取画像、及び前記第1の差分画像の少なくともいずれかであるスジ状欠陥検出対象画像を構成する各画素について、第1の方向で所定の画素数離れた画素との画素値の差分値を算出し、算出した各差分値を画素値として構成される第2の差分画像を生成する第2の差分画像生成ステップと、
    前記第2の差分画像内のスジ状欠陥検出対象領域を構成し、前記第1の方向と直交する第2の方向の複数の画素列それぞれについて、当該画素列を構成する複数の画素のうち、画素値が第1の閾値よりも大きい画素の画素数である第1の画素数と、画素値が前記第1の閾値よりも小さい画素の画素数である第2の画素数と、を算出する算出ステップと、
    前記画素列毎の前記第1の画素数と前記第2の画素数との比率に基づいて、前記スジ状欠陥検出対象領域内において、1以上の前記画素列により構成されるスジ状欠陥が存在するか否かを判定する判定ステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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