JP2015179073A - 画像検査装置、画像検査システム及び画像検査プログラム - Google Patents

画像検査装置、画像検査システム及び画像検査プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】読取画像と検査用の画像との差分に基づいて画像形成出力の結果を検査するシステムにおいて、検査精度をより向上させること。【解決手段】画像形成出力対象の画像に基づいて記録媒体上に画像形成出力された画像を読み取り生成された読取画像の検査を行う画像検査装置であって、読取画像の検査を行うための複数の検査用画像を生成する検査用画像生成部と、読取画像と生成された複数の検査用画像のうちの少なくとも1つの検査用画像との差分を示す差分画像に基づいて、読取画像の欠陥を判定する欠陥判定部とを備えることを特徴とする。【選択図】図11

Description

本発明は、画像検査装置、画像検査システム及び画像検査プログラムに関し、特に、検査精度を向上させることを目的とした検査用の画像の生成処理及び読取画像の欠陥判定処理に関する。
従来、印刷物の検品は人手によって行われてきたが、近年オフセット印刷の後処理として、検品を行う装置が用いられている。このような検品装置では、印刷物の読取画像の中から良品のものを人手によって選択して読み取ることにより基準となるマスター画像を生成し、このマスター画像と検査対象の印刷物の読取画像の対応する部分を比較し、これらの差分の程度により印刷物の欠陥を判別している。
しかし、近年普及が進んでいる電子写真などの無版印刷装置は少部印刷を得意としており、バリアブル印刷など毎ページ印刷内容の異なるケースも多く、オフセット印刷機のように印刷物からマスター画像を生成して比較対象とすることは非効率である。この問題に対応するため、印刷データからマスター画像を生成することが考えられる。これにより、バリアブル印刷に効率的に対応可能である。
また、このような検査装置において、検査精度の向上を目的として、読取画像の幾何学的歪みや暈けが生じている場合に、読取画像の幾何学的形状や暈け具合に応じてマスター画像に補正処理を行うことが提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
人間の視覚によって認識可能な画像の解像度には限界がある。そのため、異なる画素配置によって表現された画像であっても、人間の視覚では同一の画像として認識される場合がある。そのような人間の視覚によって認識不可能な画像の差異まで欠陥として判定することは非効率である。しかしながら、画像を構成する画素の配置が異なるため、単純な画素毎の比較による差分画像の判断では欠陥と判定されてしまう可能性がある。
例えば、画像の検査処理において、検査対象の印刷物の読取処理が行われるたびに読取位置が微小に変わることで、その位置に応じて読取装置の受光素子の取得値も異なる。そのため、同じ印刷物であっても、それぞれの読取画像中の同じ位置の画素の画素値に差異が生じる。このような読取画像を構成する画素の配置のばらつきを考慮せずに生成された検査用の画像であるマスター画像を用いて検査処理が行われると、マスター画像の画素値と差異が生じる場合がある。その結果、印刷物に欠陥がないにも関わらず欠陥であると誤判定される場合があり、検査精度が悪くなる。
特許文献1に開示された技術を用いることにより、マスター画像の幾何学的形状や暈け具合を読取画像に合わせることはできる。しかしながら、上述した読取位置の変化により生じる読取画像を構成する画素の配置のばらつきを考慮したマスター画像の補正処理を行うことはできないので、上述のような誤判定を回避することは困難であり、依然として検査精度は不十分である。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、読取画像と検査用の画像との差分に基づいて画像形成出力の結果を検査するシステムにおいて、検査精度をより向上させることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、画像形成出力対象の画像に基づいて記録媒体上に画像形成出力された画像を読み取り生成された読取画像の検査を行う画像検査装置であって、前記読取画像の検査を行うための複数の検査用画像を生成する検査用画像生成部と、前記読取画像と生成された前記複数の検査用画像のうちの少なくとも1つの前記検査用画像との差分を示す差分画像に基づいて、前記読取画像の欠陥を判定する欠陥判定部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、読取画像と検査用の画像との差分に基づいて画像形成出力の結果を検査するシステムにおいて、検査精度をより向上させることができる。
本発明の実施形態に係る検査装置を含む画像検査システムの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る検査装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るDFE、エンジンコントローラ、プリントエンジン、検査装置の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る比較検査の態様を示す図である。 本発明の実施形態に係るプリントエンジン、検査装置及びスタッカの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係るマスター画像処理部の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る多値画像を例示する図である。 本発明の実施形態に係る多値画像の領域分割の態様を例示する図である。 本発明の実施形態に係る解像度変換画像を例示する図である。 本発明の実施形態に係る検査制御部の機能構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る各構成部による欠陥判定に関する一連の処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る解像度変換処理部による複数の解像度変換画像の生成動作を例示するフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。本実施形態においては、画像形成出力による出力結果を読み取った読取画像とマスター画像とを比較することにより出力結果を検査する検査装置を含む画像検査システムにおいて、検査精度をより向上させるための機能について説明する。図1は、本実施形態に係る画像検査システムの全体構成を示す図である。
図1に示すように、本実施形態に係る画像検査システムは、DFE(Digital Front End)1、エンジンコントローラ2、プリントエンジン3、検査装置4及びインタフェース端末5を含む。DFE1は、受信した印刷ジョブに基づいて印刷出力するべき画像データ、即ち出力対象画像であるビットマップデータを生成し、生成したビットマップデータをエンジンコントローラ2に出力する画像処理装置である。
エンジンコントローラ2は、DFE1から受信したビットマップデータに基づいてプリントエンジン3を制御して画像形成出力を実行させる。また、エンジンコントローラ2は、DFE1から受信したビットマップデータを、プリントエンジン3による画像形成出力の結果を検査装置4が検査する際に参照するための検査用画像の元となる情報として検査装置4に送信する。
プリントエンジン3は、エンジンコントローラ2の制御に従い、ビットマップデータに基づいて記録媒体である用紙に対して画像形成出力を実行する画像形成装置である。尚、記録媒体としては、上述した用紙の他、フィルム、プラスチック等のシート状の材料で、画像形成出力の対象物となるものであれば採用可能である。
検査装置4は、エンジンコントローラ2から入力されたビットマップデータに基づいてマスター画像を生成する。そして、検査装置4は、プリントエンジン3が出力した用紙を読取装置で読み取って生成した読取画像を上記生成したマスター画像と比較することにより、出力結果の検査を行う画像検査装置である。すなわち、マスター画像は、画像形成出力対象の画像であり、読取画像は、画像形成出力対象の画像に基づいて記録媒体上に画像形成出力された画像を読取装置で読み取ることにより生成される。
検査装置4は、出力結果に欠陥があると判断した場合、欠陥として判定されたページを示す情報をエンジンコントローラ2に通知する。これにより、エンジンコントローラ2によって欠陥ページの再印刷制御が実行される。
インタフェース端末5は、検査装置4による欠陥判定結果を確認するためのGUI(Graphical User Interface)や、検査におけるパラメータを設定するためのGUIを表示するための情報処理端末であり、PC(Personal Computer)等の一般的な情報処理端末によって実現される。
ここで、本実施形態に係るDFE1、エンジンコントローラ2、プリントエンジン3、検査装置4及びインタフェース端末5を構成するハードウェアについて、図2を参照して説明する。図2は、本実施形態に係る検査装置4のハードウェア構成を示すブロック図である。図2においては、検査装置4のハードウェア構成を示すが、他の装置についても同様である。
図2に示すように、本実施形態に係る検査装置4は、一般的なPC(Personal Computer)やサーバ等の情報処理装置と同様の構成を有する。即ち、本実施形態に係る検査装置4は、CPU(Central Processing Unit)10、RAM(Random Access Memory)20、ROM(Read Only Memory)30、HDD(Hard Disk Drive)40及びI/F50がバス90を介して接続されている。また、I/F50にはLCD(Liquid Crystal Display)60、操作部70及び専用デバイス80が接続されている。
CPU10は演算手段であり、検査装置4全体の動作を制御する。RAM20は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPU10が情報を処理する際の作業領域として用いられる。ROM30は、読み出し専用の不揮発性記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムが格納されている。HDD40は、情報の読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体であり、OS(Operating System)や各種の制御プログラム、アプリケーション・プログラム等が格納されている。
I/F50は、バス90と各種のハードウェアやネットワーク等を接続し制御する。LCD60は、ユーザが検査装置4の状態を確認するための視覚的ユーザインタフェースである。操作部70は、キーボードやマウス等、ユーザが検査装置4に情報を入力するためのユーザインタフェースである。
専用デバイス80は、エンジンコントローラ2、プリントエンジン3及び検査装置4において、専用の機能を実現するためのハードウェアであり、プリントエンジン3の場合は、画像形成出力対象の用紙を搬送する搬送機構や、紙面上に画像形成出力を実行するプロッタ装置である。また、エンジンコントローラ2、検査装置4の場合は、高速に画像処理を行うための専用の演算装置である。このような演算装置は、例えばASIC(Application Specific Integrated Circuit)として構成される。また、紙面上に出力された画像を読み取る読取装置も、専用デバイス80によって実現される。
このようなハードウェア構成において、ROM30に格納されているプログラムや、HDD40若しくは図示しない光学ディスク等の記録媒体からRAM20に読み出されたプログラムに従ってCPU10が演算を行うことにより、ソフトウェア制御部が構成される。このようにして構成されたソフトウェア制御部と、ハードウェアとの組み合わせによって、本実施形態に係るDFE1、エンジンコントローラ2、プリントエンジン3、検査装置4及びインタフェース端末5の機能を実現する機能ブロックが構成される。
図3は、本実施形態に係るDFE1、エンジンコントローラ2、プリントエンジン3及び検査装置4の機能構成を示すブロック図である。図3においては、データの送受信を実線で、用紙の流れを破線で示している。図3に示すように、本実施形態に係るDFE1は、ジョブ情報処理部101及びRIP処理部102を含む。また、エンジンコントローラ2は、データ取得部201、エンジン制御部202、ビットマップ送信部203を含む。また、プリントエンジン3は、印刷処理部301を含む。また、検査装置4は、読取装置400、読取画像取得部401、マスター画像処理部402、検査制御部403及び比較検査部404を含む。
ジョブ情報処理部101は、DFE1外部からネットワークを介して入力される印刷ジョブや、オペレータの操作によりDFE1内部に格納された画像データに基づいて生成される印刷ジョブに基づき、画像形成出力の実行を制御する。画像形成出力の実行に際して、ジョブ情報処理部101は、印刷ジョブに含まれる画像データに基づき、RIP処理部102にビットマップデータを生成させる。
RIP処理部102は、ジョブ情報処理部101の制御に従い、印刷ジョブに含まれる画像データに基づいてプリントエンジン3が画像形成出力を実行するためのビットマップデータを生成する。ビットマップデータは、画像形成出力するべき画像を構成する各画素の情報である。
本実施形態に係るプリントエンジン3は、CMYK(Cyan,Magenta,Yellow,blacK)各色二値の画像に基づいて画像形成出力を実行する。これに対して、一般的に、印刷ジョブに含まれる画像のデータは、一画素が256階調等の多階調で表現された多値画像である。そのため、RIP処理部102は、印刷ジョブに含まれる画像データを多値画像から少値画像に変換して、CMYK各色二値のビットマップデータを生成し、エンジンコントローラ2に送信する。
データ取得部201は、DFE1から入力されるビットマップデータを取得し、エンジン制御部202及びビットマップ送信部203夫々を動作させる。エンジン制御部202は、データ取得部201から転送されたビットマップデータに基づき、プリントエンジン3に画像形成出力を実行させる。ビットマップ送信部203は、データ取得部201が取得したビットマップデータを、マスター画像生成の為に検査装置4に送信する。
印刷処理部301は、エンジンコントローラ2から入力されるビットマップデータを取得し、印刷用紙に対して画像形成出力を実行し、印刷済みの用紙を出力する画像形成部である。本実施形態に係る印刷処理部301は、電子写真方式の一般的な画像形成機構によって実現されるが、インクジェット方式等の他の画像形成機構を用いることも可能である。
読取装置400は、印刷処理部301によって印刷が実行されて出力された印刷用紙の紙面上に形成された画像を読み取り、読取画像を出力する画像読取部である。読取装置400は、例えば印刷処理部301によって出力された印刷用紙の、検査装置4内部における搬送経路に設置されたラインスキャナであり、搬送される印刷用紙の紙面上を走査することによって紙面上に形成された画像を読み取る。
読取装置400によって生成された読取画像が検査装置4による検査の対象となる。読取画像は、画像形成出力によって出力された用紙の紙面を読み取って生成された画像であるため、出力結果を示す画像となる。読取画像取得部401は、印刷用紙の紙面が読取装置400によって読み取られて生成された読取画像の情報を取得する。読取画像取得部401が取得した読取画像の情報は、比較検査のために比較検査部404に入力される。尚、比較検査部404への読取画像の入力は検査制御部403の制御によって実行される。その際、検査制御部403が読取画像を取得してから比較検査部404に入力する。
マスター画像処理部402は、上述したようにエンジンコントローラ2から入力されたビットマップデータを取得し、上記検査対象の画像と比較するための検査用画像であるマスター画像を生成する。即ち、マスター画像処理部402が、読取画像の検査を行うための検査用画像であるマスター画像を出力対象画像に基づいて生成する検査用画像生成部として機能する。マスター画像処理部402によるマスター画像の生成処理については後に詳述する。
検査制御部403は、検査装置4全体の動作を制御する制御部であり、検査装置4に含まれる各構成は検査制御部403の制御に従って動作する。比較検査部404は、読取画像取得部401から入力される読取画像とマスター画像処理部402が生成したマスター画像とを比較し、意図した通りの画像形成出力が実行されているか否かを判断する。比較検査部404は、膨大な計算量を迅速に処理するために上述したASICによって構成される。本実施形態においては、検査制御部403が、比較検査部404を制御することによって画像検査部として機能すると共に、比較検査部404による検査結果を取得する検査結果取得部として機能する。
比較検査部404においては、上述したようにRGB各色8bitで表現された200dpiの読取画像及びマスター画像を対応する画素毎に比較し、夫々の画素毎に上述したRGB各色8bitの画素値の差分値を算出する。そのようにして算出した差分値の絶対値(以降、単に「差分値」とする)と閾値との大小関係に基づき、検査制御部403は、読取画像における欠陥の有無を判断する。即ち、検査制御部403が検査装置4に含まれる各部を制御することにより画像検査部として機能する。
尚、読取画像とマスター画像との比較に際して、比較検査部404は、図4に示すように、所定範囲毎に分割されたマスター画像を、分割された範囲に対応する読取画像に重ね合わせて各画素の画素値、即ち濃度の差分算出を行う。このような処理は、検査制御部403が、重ね合わせる範囲の画像をマスター画像及び読取画像夫々から取得し、比較検査部404に入力することによって実現される。
更に、検査制御部403は、分割された範囲を読取画像に重ね合わせる位置を縦横にずらしながら、即ち、読取画像から取得する画像の範囲を縦横にずらしながら、算出される差分値の合計値が最も小さくなる位置を正確な重ね合わせの位置として決定すると共に、その際に算出された各画素の差分値を比較結果として採用する。そのため、比較検査部404は、各画素の差分値と共に、重ね合わせの位置として決定した際の縦横のずれ量を出力することが可能である。
図4に示すように方眼上に区切られている夫々のマスが、上述した各画素の差分値を合計する所定範囲である。また、図4に示す夫々の分割範囲のサイズは、例えば、上述したようにASICによって構成される比較検査部404が一度に画素値の比較を行うことが可能な範囲に基づいて決定される。
このような処理により、読取画像とマスター画像とが位置合わせされた上で差分値が算出される。このように算出された差分値が所定の閾値と比較されることにより、画像の欠陥が判定される。また、例えば、読取画像全体とマスター画像全体とで縮尺に差異があったとしても、図4に示すように範囲毎に分割して位置合わせを行うことにより、縮尺の際による影響を低減することが可能となる。
また、図4に示すように分割された夫々の範囲において、隣接する範囲の位置ずれ量は比較的近いことが予測される。従って、分割された夫々の範囲についての比較検査を行う際、隣接する領域の比較検査によって決定された位置ずれ量を中心として上述した縦横にずらしながらの計算を行うことにより、縦横にずらしながら計算を行う回数を少なくしても、正確な重ね合わせ位置による計算が実行される可能性が高く、全体として計算量を減らすことができる。
次に、プリントエンジン3、検査装置4及びスタッカ6の機械的な構成及び用紙の搬送経路について、図5を参照して説明する。図5に示すように、本実施形態に係るプリントエンジン3に含まれる印刷処理部301は、無端状移動手段である搬送ベルト11に沿って各色の感光体ドラム12Y、12M、12C、12K(以降、総じて感光体ドラム12とする)が並べられた構成を備えるものであり、所謂タンデムタイプといわれるものである。すなわち、給紙トレイ13から給紙される用紙(記録媒体の一例)に転写するための中間転写画像が形成される中間転写ベルトである搬送ベルト11に沿って、この搬送ベルト11の搬送方向の上流側から順に、感光体ドラム12Y、12M、12C、12Kが配列されている。
各色の感光体ドラム12の表面においてトナーにより現像された各色の画像が、搬送ベルト11に重ね合わせられて転写されることによりフルカラーの画像が形成される。そのようにして搬送ベルト11上に形成されたフルカラー画像は、図中に破線で示す用紙の搬送経路と最も接近する位置において、転写ローラ14の機能により、経路上を搬送されてきた用紙の紙面上に転写される。
紙面上に画像が形成された用紙は更に搬送され、定着ローラ15にて画像を定着された後、検査装置4に搬送される。また、両面印刷の場合、片面上に画像が形成されて定着された用紙は反転パス16に搬送され、反転された上で再度転写ローラ14の転写位置に搬送される。
読取装置400は、検査装置4内部における用紙の搬送経路において、印刷処理部301から搬送された用紙の夫々の面を読み取り、読取画像を生成して検査装置4内部の情報処理装置によって構成される読取画像取得部401に出力する。また、読取装置400によって紙面が読み取られた用紙は検査装置4内部を更に搬送され、スタッカ6に搬送され、排紙トレイ601に排出される。尚、図5においては、検査装置4における用紙の搬送経路において、用紙の片面側にのみ読取装置400が設けられている場合を例としているが、用紙の両面の検査を可能とするため、用紙の両面側に夫々読取装置400を配置しても良い。
次に、本実施形態に係るマスター画像処理部402の機能構成について説明する。図6は、マスター画像処理部402内部の構成を示すブロック図である。図6に示すように、マスター画像処理部402は、少値多値変換処理部421、解像度変換処理部422、色変換処理部423及び画像出力処理部424を含む。尚、本実施形態に係るマスター画像処理部402は、図2において説明した専用デバイス80、即ち、ASICとして構成されたハードウェアが、ソフトウェアの制御に従って動作することにより実現される。
少値多値変換処理部421は、有色/無色で表現された二値画像に対して少値/多値変換処理を実行して多値画像を生成する。本実施形態に係るビットマップデータは、プリントエンジン3に入力するための情報であり、プリントエンジンはCMYK(Cyan,Magenta,Yellow,blacK)各色二値の画像に基づいて画像形成出力を実行する。これに対して検査対象の画像である読取画像は、基本三原色であるRGB(Red,Green,Blue)各色多階調の多値画像であるため、少値多値変換処理部421により先ず二値画像が多値画像に変換される。多値画像としては、例えばCMYK各8bitで表現された画像を用いることができる。
少値多値変換処理部421は、少値/多値変換処理として、8bit拡張処理、平滑化処理を行う。8bit拡張処理は、0/1の1bitであるデータを8bit化し、「0」は「0」のまま、「1」は「255」に変換する処理である。平滑処理は、8bit化されたデータに対して平滑化フィルタを適用し、画像を平滑化する処理である。
尚、本実施形態においては、プリントエンジン3がCMYK各色二値の画像に基づいて画像形成出力を実行する場合を例とし、マスター画像処理部402に少値多値変換処理部421が含まれる場合を例とするが、これは一例である。即ち、プリントエンジン3が多値画像に基づいて画像形成出力を実行する場合は、少値多値変換処理部421は省略可能である。
また、プリントエンジン3が1bitではなく2bit等の少値の画像に基づいて画像形成出力を行う機能を有する場合もあり得る。その場合、8bit拡張処理の機能を変更することにより対応することができる。即ち、2bitの場合、階調値は0、1、2、3の4値である。従って、8bit拡張に際しては、「0」は「0」、「1」は「85」、「2」は「170」、「3」は「255」に変換する。
解像度変換処理部422は、少値多値変換処理部421によって生成された多値画像の解像度を、検査対象の画像である読取画像の解像度に合わせるように解像度変換を行う。本実施形態においては、読取装置400は200dpiの読取画像を生成するため、解像度変換処理部422は、少値多値変換処理部421によって生成された多値画像の解像度を200dpiに変換する。
また、本実施形態に係る解像度変換処理部422は、少値多値変換処理部421によって生成された多値画像の解像度を変換する際に画素値を平均化する画素領域の分割位置を変化させて解像度変換された異なる複数の画像を生成する。詳細は後述する。また、本実施形態に係る解像度変換処理部422は、解像度変換に際して、印刷処理部301によって出力される用紙の収縮等を考慮して予め定められた倍率に基づいて解像度変換後の画像のサイズを調整する。
色変換処理部423は、解像度変換処理部422によって解像度が変換された画像を取得して階調変換及び色表現形式の変換を行う。階調変換処理は、印刷処理部301によって紙面上に形成される画像の色調及び読取装置400によって読み取られて生成される画像の色調に、マスター画像の色調を合わせるための色調の変換処理である。
このような処理は、例えば、様々な階調色のカラーパッチを含む画像が印刷処理部301によって紙面上に形成され、その用紙を読み取って生成された読取画像における各カラーパッチの階調値と、夫々のカラーパッチを形成するための元の画像における階調値とが関連付けられた階調変換テーブルを用いて行われる。即ち、色変換処理部423は、このような階調変換テーブルに基づき、解像度変換処理部422が出力した画像の各色の階調値を変換する。
色表現形式の変換処理は、CMYK形式の画像をRGB形式の画像に変換する処理である。上述したように、本実施形態に係る読取画像はRGB形式の画像であるため、色変換処理部423は、階調変換処理のされたCMYK形式の画像をRGB形式に変換する。これにより、画素毎にRGB各色8bit(合計24bit)で表現された200dpiの多値画像が生成される。即ち、本実施形態においては、少値多値変換処理部421、解像度変換処理部422及び色変換処理部423が、検査用画像生成部として機能する。
画像出力処理部424は、色変換処理部423までの処理によって生成されたマスター画像を出力する。これにより、検査制御部403が、マスター画像処理部402からマスター画像を取得する。本実施形態においては、解像度変換処理部422により生成された複数の解像度変換された画像それぞれに対して、色変換処理部423による処理が行われ、複数のマスター画像が生成される。本実施形態に係る画像出力処理部424は、生成された複数のマスター画像を出力する。このような複数のマスター画像を生成することが、本実施形態に係る要旨の1つである。
次に、解像度変換処理部422による複数の解像度変換された画像(以降、「解像度変換画像」とする)の生成処理について説明する。図7は、少値多値変換処理部421によって生成された多値画像を例示する図である。図7においては、ドットでハッチングされた画素のほうが白抜きの画素よりも濃度が濃いものとする。
解像度変換処理部422は、図7に示した多値画像の解像度を、読取画像の解像度に合わせるように解像度変換を行う。本実施形態においては、多値画像の解像度が400dpi(dots per inch)であり、読取画像の解像度が200dpiである場合を例として説明する。この場合、解像度変換処理部422は、多値画像を50%縮小するために、図7に示した多値画像を2×2画素の領域に分割して、分割された領域の4画素の画素値の平均値を、解像度変換後の画像を構成する1画素の画素値として解像度変換画像を生成する。なお、本実施形態においては、多値画像が2×2画素の領域に分割される場合を例として説明しているが、分割する領域の画素数は一例であり、読取画像の解像度や変換後の解像度に応じて異なる画素数であってもよい。
また、本実施形態に係る解像度変換処理部422は、領域の分割位置を変化させた複数のパターンで図7に示した多値画像を分割して、複数の解像度変換画像を生成する解像度変換画像生成部として機能する。図12は、本実施形態に係る解像度変換処理部422による複数の解像度変換画像の生成動作を例示するフローチャートである。本説明においては、4つの異なる解像度変換画像を生成する場合を例として説明する。
図12に示すように、解像度変換処理部422は、ある1つのパターンの分割位置で多値画像を領域分割する(S1200)。図8は、多値画像を領域分割する位置を変化させた4つのパターンを例示する図であり、領域分割する線が太線で示されている。例えば、S1200の処理において、まず図8(a)に示したパターンの分割位置で多値画像を領域分割する場合を例とする。図8(a)は、図8に示した多値画素の上下左右1画素を除いて2×2画素の領域に分割するパターンを示す。
多値画像を領域分割した解像度変換処理部422は、分割した領域の4画素の画素値の平均値を分割した領域ごとに算出する(S1201)。分割した領域ごとに平均値を算出した解像度変換処理部422は、算出した平均値を1画素の画素値として解像度変換画像を生成する(S1202)。
解像度変換画像を生成した解像度変換処理部422は、予め定められた数(ここでは4つ)の異なる解像度変換画像を生成したか否かを判定する(S1203)。解像度変換処理部422は、予め定められた数の異なる解像度変換画像を生成した場合(S1203/YES)、処理を終了する。
一方、予め定められた数の異なる解像度変換画像を生成していない場合(S1203/NO)、解像度変換処理部422は、これまでに解像度変換画像を生成した際に用いた領域分割の位置をずらす(S1204)。そして、解像度変換処理部422は、領域分割の位置をずらした異なるパターンの分割位置で多値画像を領域分割し(S1200)、以降の処理を繰り返す。
4つの解像度変換画像を生成する場合、解像度変換処理部422は、図8(a)に示したパターンでS1200からS1202までの処理を行った後、例えば図8(b)〜(d)に示したパターンで、それぞれS1200からS1202までの処理を繰り返す。なお、図8(b)は、図8(a)に示した分割領域を左に1画素ずらしたパターンを示す。図8(c)は、図8(a)に示した分割領域を上に1画素ずらしたパターンを示す。図8(d)は、図8(b)に示した分割領域を上に1画素ずらしたパターンを示す。
図9は、図8に示した4つのパターンを用いて図12に示した処理により生成された複数の解像度変換画像を例示する図である。図9(a)から図9(d)は、それぞれ図8(a)から図8(d)に示したパターン分割された領域の画素の画素値に基づいて生成された解像度変換画像である。図8に示した各分割領域においてドットでハッチングされた画素の数が多いほど、図9に示した解像度変換画像の画素の濃度は濃くなる。図9においては、濃度の濃い画素ほど密度の高いドットでハッチングされているものとする。
解像度変換処理部422は、上述したように図9に示すような複数の解像度変換画像を生成する。そして、色変換処理部423は、生成された複数の解像度変換画像それぞれを上述のように色変換処理して、複数のマスター画像を生成する。画像出力処理部424は、色変換処理部423により生成された複数のマスター画像を出力する。
ここで、図9(a)〜図9(d)の解像度変換画像を比較すると、例えば、図9(a)に示した解像度画像の左から2つ目、上から2つ目の画素は画像中で最も濃度が濃いのに対し、図9(d)に示した解像度画像の左から2つ目、上から2つ目の画素は画像中で3番目に濃度が濃い。このように、同じ多値画像から生成された解像度画像であっても、多値画像の領域の分割パターンによって、図9(a)〜図9(d)に示すように、画像を構成する画素の濃度が異なる。そのため、解像度変換画像から生成される複数のマスター画像を構成する画素の濃度も異なる場合がある。
読取画像においても同様に、読取画像の元となる印刷物の読取位置が読取処理ごとに微小に変わるので、同じ印刷物であっても読取画像を構成する画素の濃度が異なる場合がある。そのため、例えば、ある読取画像と図9(a)に示した解像度画像に基づいて生成されたマスター画像との差分が小さく欠陥なしと判定される一方、同じ印刷物の別の読取画像と図9(a)に示した解像度画像に基づいて生成されたマスター画像との差分は大きく欠陥ありと判定される場合もある。
また、読取位置が変化しない場合であっても、読取画像を構成する画素の濃度が異なる場合があり、人間の視覚では同一の画像として認識されても、画素ごとの比較による差分画像の判断では、マスター画像の構成よって欠陥と判断されてしまう場合がある。例えば、ある読取画像と図9(a)に示した解像度画像に基づいて生成されたマスター画像との差分が小さく欠陥なしと判定される一方、読取位置が同じであるが画素の濃度が異なる別の読取画像と図9(a)に示した解像度画像に基づいて生成されたマスター画像との差分は大きく欠陥ありと判定される場合もある。
このように、図9に示した複数の解像度画像に基づいて生成された複数のマスター画像のうち1つのマスター画像のみに基づく検査処理では、印刷物に欠陥がないにも関わらず、欠陥があると誤判定してしまう可能性が高くなる。
本実施形態に係る要旨の1つは、それぞれ異なる複数のマスター画像を生成し、生成された複数のマスター画像に基づいて読取画像に対する欠陥判定を行うことにある。以下、本実施形態に係る構成として、検査制御部403の機能構成を、図10を参照して説明する。
図10は、本実施形態に係る検査制御部403の機能構成を示すブロック図である。図10に示すように、本実施形態に係る検査制御部403は、マスター画像群記憶処理部431、マスター画像群記憶部432、マスター画像取得部433、情報入力部434、欠陥判定部435、欠陥情報記憶部436、コントローラ通信部437及び表示情報生成部438を含む。
マスター画像群記憶処理部431は、マスター画像処理部402からマスター画像群を取得し、マスター画像群記憶部432に記憶させる。マスター画像群は、図10に示した解像度変換画像それぞれを色変換処理することにより生成された複数のマスター画像である。マスター画像群記憶部432は、マスター画像群記憶処理部431が取得したマスター画像群を格納する記憶媒体である。
マスター画像取得部433は、マスター画像群記憶部432に記憶されているマスター画像群のうちの1つを取得して、情報入力部434に対して出力する。また、マスター画像取得部433は、後述する欠陥判定部435からの通知に応じて、マスター画像群記憶部432に記憶されているマスター画像群のうちすでに取得したマスター画像とは異なる他のマスター画像の1つを取得して、情報入力部434に対して出力する。
なお、マスター画像取得部433がマスター画像群から取得するマスター画像の順序は、予め定められているものとする。例えば、マスター画像群のマスター画像の中からメインマスター画像及びサブマスター画像が定められ、マスター画像取得部433は、最初にメインマスター画像を取得して、情報入力部434に対して出力する。そして、マスター画像取得部433は、後述する欠陥判定部435からの通知に応じて、サブマスター画像のうちの1つを情報入力部434に対して出力する。
例えば、メインマスター画像は、解像度変換処理部422により予め定められた領域で多値画像が分割されて生成された図9(a)に示した解像度変換画像から生成されたマスター画像とする。また、サブマスター画像は、図9(b)〜図9(d)に示した解像度変換画像から生成されたマスター画像とする。
情報入力部434は、マスター画像取得部433から入力されたマスター画像を取得し、読取画像取得部401から読取画像を取得する。また、情報入力部434は、図4において示したように、取得したマスター画像及び読取画像からそれぞれ所定範囲の画像を抽出して比較検査部404に入力することにより、比較検査部404に画像の比較検査を実行させる。
比較検査部404による画像の比較検査により、読取画像を構成する各画素とマスター画像を構成する各画素との差分値を示す差分画像が生成される。欠陥判定部435は、生成された所定範囲の差分画像を取得し、取得した差分画像に基づいて欠陥判定を行う。また、欠陥判定部435は、判定結果に応じて、取得した差分画素の生成に用いられたマスター画像とは異なる他のマスター画像と読取画像との差分画像に基づいて再度欠陥判定を行う。
また、欠陥判定部435は、検査した所定範囲の読取画像に欠陥ありと判定した場合、欠陥の位置情報等を含む欠陥情報を欠陥情報記憶部436に記憶させる。なお、欠陥判定のこれらの一連の処理の詳細は後述する。
コントローラ通信部437は、欠陥判定部435による欠陥判定結果に基づいて再印刷要求等のエンジン制御を実行する。表示情報生成部438は、欠陥情報記憶部436に記憶されている欠陥情報をインタフェース端末5に表示させるための表示情報を生成し、インタフェース端末5に出力する。インタフェース端末5は表示情報生成部438から入力された表示情報に基づいて欠陥に関する情報を示す画面を表示する。
次に、図10に示した各構成部による欠陥判定に関する一連の処理の詳細を、図11を参照して説明する。図11は、図10に示した各構成部による欠陥判定に関する一連の処理の詳細を例示するフローチャートである。図11に示すように、まず、情報入力部434は、上述したようにマスター画像取得部433から入力されたマスター画像及び読取画像取得部401からそれぞれ所定範囲(検査対象範囲)の画像を抽出して比較検査部404に入力することにより、比較検査部404に画像の比較検査を実行させる(S1100)。
欠陥判定部435は、比較検査部404の比較検査により生成された検査対象範囲の差分画像を取得する(S1101)。差分画像を取得した欠陥判定部435は、取得した検査対象範囲の差分画像の各画素の画素値の合計値(あるいは平均値)(以降、「差分値」とする)を、閾値と比較することにより、検査対象範囲における読取画像の欠陥判定を行う(S1102)。欠陥判定部435は、欠陥なし(すなわち合計値が閾値よりも小さい)と判定した場合(S1102/NO)、欠陥は発生しておらず、またマスター画像及び読取画像のエッジ表現も一致しているため、欠陥判定を終了する。
一方、欠陥判定部435は、欠陥あり(すなわち合計値が閾値以上)と判定した場合(S1102/YES)、実際に欠陥が発生している可能性のほか、マスター画像と読取画像との微小なずれによりエッジの表現が異なることで過剰に欠陥検知されている可能性がある。そこで、まず、欠陥判定部435は、欠陥と判定した回数を示す欠陥判定数を更新する(S1103)。欠陥判定数は、例えば、初期値を0とし更新処理されるたびに値が1ずつ加算される。
欠陥判定数を更新した欠陥判定部435は、欠陥判定数が閾値以上であるか否かを判定する(S1104)。なお、欠陥判定数の閾値は、過去に行われた処理において採用された閾値の統計やユーザの指定等により予め定められているものとする。欠陥判定数が閾値よりも小さい場合(S1104/NO)、マスター画像取得部433は、欠陥判定部435からの通知に従って、欠陥ありと判定した差分画像の生成に用いられたマスター画像とは異なる他のマスター画像を、マスター画像群記憶部432から取得する(S1105)。
情報入力部434は、S1105においてマスター画像取得部433から入力された他のマスター画像及び読取画像からそれぞれ検査対象範囲の画像を抽出して比較検査部404に入力することにより、比較検査部404に画像の比較検査を再度実行させる(S1100)。なお、比較検査が再度実行される際に抽出される検査対象範囲の画像は、欠陥ありと判定された差分画像の検査対象範囲と同じ範囲の画像であるとする。
上述の処理と同様に、欠陥判定部435は、他のマスター画像と読取画像との差分画像に基づく欠陥判定の結果、欠陥なしと判定した場合(S1102/NO)、欠陥ありとの判定は誤判定であるとして、処理を終了する。
一方、欠陥ありと判定した場合(S1102/YES)、欠陥判定部435は、上述の処理と同様に、欠陥判定数を更新し(S1103)、欠陥判定数が閾値以上であるか否かを判定する(S1104)。欠陥判定数が閾値よりも小さい場合(S1104/NO)、マスター画像取得部433は、さらに異なる他のマスター画像を、マスター画像群記憶部432から取得して、同様の処理を繰り返す。
一方、欠陥判定数が閾値以上である場合(S1104/YES)、欠陥判定部435は、誤判定ではなく実際に欠陥があると最終判定する(S1106)。欠陥判定数、すなわち欠陥ありと判定された処理に用いられた異なるマスター画像の数が閾値以上である場合、欠陥ありとの判定が読取画像を構成する画素の配置のばらつきの影響による誤判定の可能性は低いからである。
欠陥があると最終判定した欠陥判定部435は、欠陥があると判定した画像の範囲を示す情報(例えば、範囲の左上の座標及び右下の座標)やその範囲における差分値等を含む欠陥情報を、欠陥情報記憶部436に記憶させる(S1107)。このような処理を、図4に示したそれぞれの分割範囲に対して行うことにより、本実施形態に係る画像検査動作が完了する。なお、S1102の処理において、欠陥判定部435が欠陥なしと判定した場合(S1102/NO)、他の分割範囲に対して処理を行うことなく画像検査動作を終了する。
以上説明したように、本実施形態に係る検査装置4においては、それぞれ異なる複数のマスター画像が生成され、1つのマスター画像と読取画像との差分画像に基づく欠陥判定で欠陥ありと判定された場合であっても、このマスター画像とは異なる他のマスター画像と読取画像との差分画像に基づく再度の欠陥判定で欠陥なしと判定された場合は、欠陥ありの判定が誤判定であると判断される。これにより、読取画像を構成する画素の配置のばらつきの影響による誤判定を軽減させることができ、検査精度をより向上させることができる。
また、本実施形態に係る検査装置4においては、生成された読取画像とは関係なく、マスター画像の生成過程において複数のマスター画像が生成される。そのため、例えば特許文献1に開示された技術のように、生成された読取画像の幾何学的形状や暈け具合に合わせるために読取画像が生成されてからマスター画像の生成処理を開始する必要はなく、読取画像の生成とマスター画像の生成とを並列して処理することができるので、迅速に検査処理を行うことが可能になる。
なお、上記実施形態においては、差分値による欠陥判定に用いられる閾値は画像の成分に関わらず同一の値である場合を例として説明した。その他、検査対象範囲の画像にエッジ成分が含まれている場合は、その範囲の差分値による欠陥判定に用いられる閾値は、他の範囲の閾値よりも大きく(例えば2倍)となるようにしてもよい。エッジ部分は濃度の変化が急激なので、読取位置の変化が微小であっても、同じ印刷物の読取画像において同じ位置の画素の画素値に大きなばらつきが生じる場合があることから、欠陥がない場合であっても、マスター画像との差分値がエッジ部分以外の部分よりも大きくなる場合がある。
そのため、エッジ部分の欠陥判定がより精度よく行われるために、エッジ部分を含む画像の欠陥判定における閾値を、それ以外の画像の欠陥判定における閾値よりも大きくすることで、エッジ部分の欠陥判定をより精度よく行うことが可能になる。この場合、検査対象範囲ごとに画像に対してラプラシアンフィルタ処理等のエッジ抽出処理が行われ、エッジが抽出された場合は、この範囲の画像の欠陥判定に用いられる閾値が他の閾値よりも大きくなるよう設定される。
また、上記実施形態においては、検査対象範囲の画像の成分に関わらず、すべての部分に対して、あるマスター画像に基づく欠陥判定で欠陥ありと判定された場合に、他のマスター画像に基づいて再度欠陥判定が行われる場合を例として説明した。その他、検査対象範囲の画像にエッジ成分が含まれている場合にのみ、図11に示した再度の欠陥判定が行われるようにしてもよい。
エッジ部分は濃度の変化が急激なので、読取位置の変化が微小であっても、同じ印刷物の読取画像において同じ位置の画素の画素値に大きなばらつきが生じる場合があることから、1つのマスター画像に基づく欠陥判定が行われると、エッジ成分が含まれない範囲よりも誤判定となる可能性が高い。そのため、検査対象範囲の画像にエッジ成分が含まれている場合にのみ再度の欠陥判定が行われるようにしても、多くの誤判定を軽減させることができ検査精度を向上させることが可能である。さらに、すべての画像に対して再度の欠陥判定が行われないようにすることで、再度の欠陥判定の処理コストを軽減させることができる。
また、上記実施形態においては、欠陥ありと判定された範囲の画像に対して、他のマスター画像に基づいて再度の欠陥判定が行われる場合を例として説明した。この場合、再度の欠陥判定も所定範囲の画像単位で行われるので、処理コストの増大を抑えることができる。しかしながら、この構成は必須ではなく、欠陥ありと判定された場合、読取画像のページ全体と他のマスター画像のページ全体との差分画像に基づいて欠陥判定が行われるようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、多値画像に対して解像度変換処理が行われ、解像度変換された画像に対して色変換処理が行われてマスター画像が生成される場合を例として説明した。その他、色変換処理が行われた画像に対して、さらに読取画像の暈け具合に合わせるためのフィルタリング処理が行われてマスター画像が生成されてもよい。
また、上記実施形態においては、多値画像に対して解像度変換処理が行われる際に、多値画像の領域分割位置を変化させて複数の解像度変換画像が生成されることにより、複数のマスター画像が生成される場合を例として説明した。その他、上述のフィルタリング処理が行われる場合、解像度変換処理の際に複数の画像が生成される代わりに、フィルタリング処理が行われる際にフィルタリング係数等を変化させて画素の濃度が異なる複数のフィルタリング処理後の画像が生成されることにより、複数のマスター画像が生成されてもよい。
1 DFE
2 エンジンコントローラ
3 プリントエンジン
4 検査装置
5 インタフェース端末
6 スタッカ
10 CPU
20 RAM
30 ROM
40 HDD
50 I/F
60 LCD
70 操作部
80 専用デバイス
90 バス
11 搬送ベルト
12、12Y、10M、12C、12K 感光体ドラム
13 給紙トレイ
14 転写ローラ
15 定着ローラ
16 反転パス
101 ジョブ情報処理部
102 RIP処理部
201 データ取得部
202 エンジン制御部
203 ビットマップ送信部
301 印刷処理部
400 読取装置
401 読取画像取得部
402 マスター画像処理部
403 検査制御部
404 比較検査部
410 排紙トレイ
421 少値多値変換処理部
422 解像度変換処理部
423 色変換処理部
424 画像出力処理部
431 マスター画像群記憶処理部
432 マスター画像群記憶部
433 マスター画像取得部
434 情報入力部
435 欠陥判定部
436 欠陥情報記憶部
437 コントローラ通信部
438 表示情報生成部
601 排紙トレイ
特開2004−199542号公報

Claims (10)

  1. 画像形成出力対象の画像に基づいて記録媒体上に画像形成出力された画像を読み取り生成された読取画像の検査を行う画像検査装置であって、
    前記読取画像の検査を行うための複数の検査用画像を生成する検査用画像生成部と、
    前記読取画像と生成された前記複数の検査用画像のうちの少なくとも1つの前記検査用画像との差分を示す差分画像に基づいて、前記読取画像の欠陥を判定する欠陥判定部と
    を備えることを特徴とする画像検査装置。
  2. 前記検査用画像生成部は、画像を構成する画素の濃度が異なる複数の前記検査用画像を生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像検査装置。
  3. 前記検査用画像生成部は、前記読取画像の解像度に変換した画像である解像度変換画像を生成する際に、前記画像形成出力対象の画像を領域分割する位置を変化させることにより、異なる複数の前記解像度変換画像を生成する解像度変換画像生成を備える
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像検査装置。
  4. 前記欠陥判定部は、
    生成された前記複数の検査用画像のうちの1つの検査用画像と前記読取画像との差分を示す差分画像に基づいて、前記読取画像の欠陥を判定し、
    前記読取画像に欠陥があると判定された場合に、欠陥の判定に用いられた前記検査用画像とは異なる他の検査用画像と前記読取画像との差分を示す差分画像に基づいて、前記読
    取画像に対して再度の欠陥判定を行う
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像検査装置。
  5. 前記欠陥判定部は、欠陥があると判定された処理に用いられた異なる前記検査用画像の数が予め定められた閾値以上である場合に、前記読取画像に欠陥があると最終判定する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像検査装置。
  6. 前記欠陥判定部は、検査対象の前記読取画像にエッジ成分が含まれる場合に、前記複数の検査用画像それぞれと前記読取画像との差分画像に基づいて、前記読取画像の欠陥を判定する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像検査装置。
  7. 前記検査用画像生成部は、前記読取画像の暈け具合に合わせるためのフィルタリング処理を行い、前記複数の検査用画像を生成する
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像検査装置。
  8. 前記検査用画像生成部は、前記フィルタリング処理の際に用いられるフィルタリング係数を変化させて複数のフィルタリング処理後の画像を生成し、生成された前記複数のフィルタリング処理後の画像に基づいて、前記複数の検査用画像を生成する
    ことを特徴とする請求項7に記載の画像検査装置。
  9. 画像形成出力対象の画像に基づいて記録媒体上に画像形成出力された画像を読み取り生成された読取画像の検査を行う機能を有する画像検査システムであって、
    前記画像形成出力対象の画像に基づいて前記記録媒体に対して画像形成出力を行う画像形成部と、
    前記記録媒体上に形成された画像を読み取って前記読取画像を生成する画像読取部と、
    生成された前記読取画像を取得する読取画像取得部と、
    取得された前記読取画像の検査を行うための複数の検査用画像を生成する検査用画像生成部と、
    前記読取画像と生成された前記複数の検査用画像のうちの少なくとも1つの前記検査用画像との差分を示す差分画像に基づいて、前記読取画像の欠陥を判定する欠陥判定部と
    ことを特徴とする画像検査システム。
  10. 画像形成出力対象の画像に基づいて記録媒体上に画像形成出力された画像を読み取り生成された読取画像の検査を行う画像検査プログラムであって、
    前記読取画像の検査を行うための複数の検査用画像を生成するステップと、
    前記読取画像と生成された前記複数の検査用画像のうちの少なくとも1つの前記検査用画像との差分を示す差分画像に基づいて、前記読取画像の欠陥を判定するステップと
    を情報処理装置に実行させることを特徴とする画像検査プログラム。
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