JP2017088031A - 自動車用ガラスラン - Google Patents

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Abstract

【課題】ウインドガラスの摺動抵抗を低く抑えながら、ラトル音の発生も抑制できるようにする。
【解決手段】ガラスラン1は、車室外側リップ20と車内側リップ21と車内側補助リップ22とを有している。ウインドガラスGが車外側リップ20と車内側リップ21との間に挿入される。車内側リップ21と車内側補助リップ22とが重なる部分に、車内側リップ21及び車内側補助リップ22を構成する材料よりも軟らかい材料からなる軟質部23が介在している。軟質部23は、車内側リップ21と車内側補助リップ22の少なくとも一方に設けることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、自動車のドアのウインドフレームに取り付けられるガラスランに関し、特に、ウインドガラスに接触してシール性を得るためのシールリップを備えた構造の技術分野に属する。
一般に、自動車のドアにウインドガラスが昇降可能に設けられる場合には、該ウインドガラスの外周部を支持する枠状のウインドフレームと、該ウインドフレームに取り付けられるガラスランとを備えている(例えば特許文献1参照)。図9に示すように、特許文献1のガラスラン100は、基部101と車室外側壁部102と車室内側壁部103とを有するチャンネル状に形成されており、車室外側壁部102には車外側リップ102aが設けられ、車室内側壁部103には車内側リップ103aが設けられている。また、車室内側壁部103には、車内側リップ103aの内側面に対向するように高発泡スポンジ104が設けられている。そして、車外側リップ102aと車内側リップ103aとの間にウインドガラスの外周部が挿入され、車外側リップ102aと車内側リップ103aがウインドガラスの外周部に対して車室外側及び内側からそれぞれ接触してシール性が得られるようになっている。
特開2001−130265号公報
ところで、ウインドガラスを少しだけ開ける場合があるが、この場合、ウインドガラスの上部がウインドフレームから下方へ離れて、ウインドガラスの前縁部及び後縁部だけがガラスランを介してウインドフレームに支持されることになるので、全閉時に比べてウインドガラスが車室内外方向に振れやすい状態になる。この状態で、例えば自動車のドアを閉めたときや、自動車が悪路を走行しているときのように、ウインドガラスに車幅方向の加振力が作用すると、ウインドガラスが車室内外方向に振れ、特許文献1のガラスランではウインドガラスに接触している車内側リップ103aも同様に振れることになる。特許文献1では、高発泡スポンジ104が車内側リップ103aに対向するように設けられているので、車内側リップ103aが車室内側壁部103に接触するときに発生するカタカタ音、いわゆるラトル音は小さくなるものと考えられる。
しかし、高発泡スポンジ104の反発力は弱いので、ウインドガラスの振動が速い場合には、高発泡スポンジ104がウインドガラスの動き、即ち車内側リップ103aの動きに追従できず、その結果、車内側リップ103aと高発泡スポンジ104とが離れては接触することを素早く繰り返し、このときに離着音と呼ばれる異音が発生することがある。近年では、特にハイブリッド自動車や電気自動車等、電動モーターで低速走行しているときのように車室内の静粛性が極めて高い状況があり、このような場合には上述した離着音が異音として顕著に感じられるようになるので対策が必要である。
この対策として、例えば高発泡スポンジ104の車室内外方向の寸法を大きく設定して高発泡スポンジ104を大型化する方法がある。こうすることで、高発泡スポンジ104を車内側リップ103aに強く押し当てることができるので、ウインドガラスの振動が速い場合であっても車内側リップ103aと高発泡スポンジ104とが離れ難くなり、離着音を抑制できると考えられる。
ところが、高発泡スポンジ104を車内側リップ103aに強く押し当てると、車内側リップ103aがウインドガラスに強く接触することになるので、昇降時のウインドガラスの摺動抵抗が増大し、例えば極低温時におけるウインドガラスの昇降が不能になる恐れがある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ウインドガラスの摺動抵抗を低く抑えながら、ラトル音や離着音の発生も抑制できるようにすることにある。
上記目的を達成するために、本発明では、ウインドガラスに接触する車内側リップとは別に車内側に弾性変形部を設け、この弾性変形部と車内側リップとの間に軟質部を介在させるようにした。
第1の発明は、
自動車のドアに昇降可能に設けられたウインドガラスの外周部を支持するウインドフレームに取り付けられる自動車用ガラスランにおいて、
基部と、該基部の車室外側から延びる車外側側壁部と、該基部の車室内側から延びる車内側側壁部とを有するガラスラン本体部と、
上記ガラスラン本体部の上記車外側側壁部から車室内側、かつ、上記基部へ接近する方向へ延び、上記ウインドガラスの車室外面に接触する車外側リップと、
上記ガラスラン本体部の上記車内側側壁部から車室外側、かつ、上記基部へ接近する方向へ延び、上記ウインドガラスの車室内面に接触する車内側リップと、
上記ガラスラン本体部の上記車内側側壁部から突出し、上記車内側リップの車室内側に対向するように配置されて車室内外方向に弾性変形する弾性変形部とを備え、
上記車内側リップと上記弾性変形部との間には、上記ウインドガラスが上記車外側リップと上記車内側リップとの間に挿入されている状態で該車内側リップと該弾性変形部が車室内外方向視で重複する部分に、該車内側リップ及び該弾性変形部を構成する材料よりも軟らかい材料からなる軟質部が介在することを特徴とする。
この構成によれば、ウインドガラスを閉めた状態では、ウインドガラスが車外側リップと車内側リップとの間に挿入され、車外側リップ及び車内側リップがウインドガラスの車室外面及び内面にそれぞれ接触してシール性が得られる。そして、ウインドガラスを少しだけ開いた状態でドアを閉めたり、悪路走行等すると、ウインドガラスが車室内外方向に振動し、これにより、車内側リップが車室内外方向に振動する。この車内側リップの振動に弾性変形部が追従して車室内外方向に弾性変形するのでラトル音が抑制される。さらに、車内側リップと弾性変形部との間に軟質部が介在しているので、ウインドガラスが速く振動したとしても、軟質部の存在によって車内側リップと弾性変形部との離着音が抑制される。よって、弾性変形部による反発力を格段に強くしなくてもラトル音や離着音が抑制されるので、ウインドガラスの摺動抵抗を低く抑えることが可能になる。
第2の発明は、第1の発明において、
上記弾性変形部は、上記ガラスラン本体部の上記車内側側壁部から車室外側へ向かうように突出し、かつ、該車内側側壁部に対して傾斜して延びるリップで構成され、
上記弾性変形部に上記軟質部が一体に設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、弾性変形部が車内側側壁部に対して傾斜するリップからなるものであるため、弾性変形部の車室内外方向の弾性変形量が大きく確保される。よって、ウインドガラスの振幅が大きくてもその振幅に追従するように弾性変形部が弾性変形する。また、弾性変形部に軟質部が一体に設けられているので、軟質部が車内側リップと弾性変形部との間から逃げてしまうことはなく、軟質部による離着音の抑制効果が十分に発揮される。
第3の発明は、第1の発明において、
上記車内側リップにおける車室内側の面に上記軟質部が一体に設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、軟質部が車内側リップと弾性変形部との間から逃げてしまうことはなく、軟質部による離着音の抑制効果が十分に発揮される。
第4の発明は、第2の発明において、
上記軟質部は、上記弾性変形部の突出方向先端側にのみ設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、ウインドガラスが車外側リップと車内側リップとの間に挿入されている状態では、弾性変形部の突出方向先端側が車内側リップに最も接近することになり、この先端側にのみ軟質部を設けていることで、軟質部を設ける範囲を必要最小限にしながら十分な離着音の抑制効果が得られる。
第5の発明は、第2の発明において、
上記車内側リップにおける車室内側には、上記軟質部が接触する接触面が設けられ、
上記接触面は、車室外側へ向けて湾曲していることを特徴とする。
この構成によれば、軟質部を車内側リップに確実に接触させて、軟質部が車内側リップと弾性変形部との間から逃げないようにすることが可能になる。
第1の発明によれば、車内側リップの車室内側に対向するように配置されて車室内外方向に弾性変形する弾性変形部をガラスラン本体部の車内側側壁部に設け、車内側リップと弾性変形部との間に軟質部を介在させるようにしたので、ウインドガラスの摺動抵抗を低く抑えながら、ラトル音及び離着音を抑制することができる。
第2の発明によれば、ガラスラン本体部の車内側側壁部に対して傾斜するリップによって弾性変形部を構成したので、ウインドガラスの振幅が大きくてもその振幅に追従するように弾性変形部を弾性変形させることができる。そして、弾性変形部に軟質部を一体に設けたので、軟質部が車内側リップと弾性変形部との間から逃げてしまうことはなく、軟質部による離着音の抑制効果を十分に発揮させることができる。
第3の発明によれば、車内側リップにおける車室内側の面に軟質部を一体に設けたので、軟質部が車内側リップと弾性変形部との間から逃げてしまうことはなく、軟質部による離着音の抑制効果を十分に発揮させることができる。
第4の発明によれば、軟質部を弾性変形部の突出方向先端側にのみ設けたので、軟質部の設ける範囲を必要最小限にしながら十分な離着音の抑制効果を得ることができる。
第5の発明によれば、軟質部が接触する接触面を湾曲させたので、軟質部を車内側リップと弾性変形部との間に確実に配置することができる。
実施形態に係る自動車用ガラスランを備えたドアの側面図である。 図1におけるI−I線断面図であり、ウインドガラスがガラスランに挿入されていない状態を示す。 ウインドガラスがガラスランに挿入された状態の図2相当図である。 図1におけるII−II線断面図であり、ウインドガラスがガラスランに挿入されていない状態を示す。 ウインドガラスがガラスランに挿入された状態の図4相当図である。 実施形態の変形例1に係る図2相当図である。 実施形態の変形例2に係る図2相当図である。 実施形態の変形例3に係る図2相当図である。 従来のガラスランの断面図である。 図3に示す断面近傍のラトル音の音圧を示すグラフである。 図5に示す断面近傍のラトル音の音圧を示すグラフである。 図3に示す断面近傍のラトル音の周波数と音圧との関係を示すグラフである。 図5に示す断面近傍のラトル音の周波数と音圧との関係を示すグラフである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
(ドアの構成)
図1は、本発明の実施形態に係る自動車用ガラスラン1を備えたドア200を車室外側から見た側面図である。ドア200は、自動車(図示せず)の側部に配設されるものであり、自動車の側部において前側に形成された開口部(図示せず)を開閉する。この実施形態の説明では、車両前側を単に「前」といい、車両後側を単に「後」というものとする。
ドア200は、該ドア200の略下半部を構成するドア本体201と、略上半部を構成するウインドフレーム202とを有しており、このドア200には、ウインドガラスGが昇降可能に設けられている。ドア本体201の前端部は、図示しないが、上下方向に延びる回動軸を有するヒンジを介して車体に取り付けられている。ドア本体201の内部には、ウインドガラスGを昇降動作させるためのウインドレギュレータ(図示せず)が収容されている。また、ウインドガラスGは、下降した状態で開状態となり、ドア本体201の内部に収容される。
尚、本実施形態では、自動車の前側に設けられるドア200に本発明を適用する場合について説明するが、図示しないリヤドアに本発明を適用することもでき、また、図示しないスライドドアに本発明を適用することもできる。つまり、昇降動作するウインドガラスを有するドアであれば本発明を適用することができ、実施形態に記載されたものに限定されない。
ウインドフレーム202は、ウインドガラスGの外周部を支持するサッシュとして機能する枠状のものである。この実施形態のウインドフレーム202は、図2や図4等に示すように鋼板等をプレス成形してなるチャンネル部材203と、第1パネル材207と、第2パネル材208とを組み合わせて構成されたものである。尚、ウインドフレーム202は、例えばロール成形法によって構成されたものであってもよい。
図1に示すように、チャンネル部材203は、前辺部204及び後辺部205と、上辺部206とを有している。前辺部204は、ドア200の前部において上下方向に延びており、その断面は後側に開放されている。後辺部205は、ドア200の後部において上下方向に延びており、その断面は前側に開放されている。前辺部204及び後辺部205の下部はドア本体201の内部に達しており、ウインドガラスGを下降させた際にドア本体201の内部まで案内することができるようになっている。また、上辺部206は、前辺部204の上端部から後辺部205の上端部まで延びており、ドアフレーム202の形状に対応して後側へ行くほど上に位置するように傾斜している。
ウインドガラスGは、全閉状態にあるときには、該ウインドガラスGの上部が上辺部206に挿入されてガラスラン1を介して上辺部206に支持され、また、ウインドガラスGの前部及び後部がそれぞれ前辺部204及び後辺部205に挿入されてガラスラン1を介して前辺部204及び後辺部205に支持される。ウインドガラスGが図1に示すように少しだけ開いている場合は、該ウインドガラスGの上部が上辺部206から離れる一方、ウインドガラスGの前部及び後部が図3及び図5に示すようにそれぞれ前辺部204及び後辺部205に挿入されてガラスラン1を介して前辺部204及び後辺部205に支持された状態になる。
図2に示すように、チャンネル部材203の前辺部204は、車室内外方向に延びる基板部204aと、該基板部204aの車室外側から後方へ延びる外壁部204bと、該基板部204aの車室内側から後方へ延びる内壁部204cとを備えている。外壁部204bには、前後方向の中間部に、外側段部204dが形成されており、その外側段部204dよりも後側は前側に比べて車室内側に位置している。内壁部204cには、前後方向の中間部に、内側段部204eが形成されており、その内側段部204eよりも後側は前側に比べて車室外側に位置している。
図4に示すように、チャンネル部材203の後辺部205は、車室内外方向に延びる基板部205aと、該基板部205aの車室外側から前方へ延びる外壁部205bと、該基板部205aの車室内側から前方へ延びる内壁部205cとを備えている。外壁部205bの前側は車室内側へ折り返されており、これにより、外壁部205bの内面に段部205dが形成される。内壁部205cには、前後方向の中間部に、車室外側へ突出する凸部205eが形成されている。また、後辺部205の内壁部205cの車室内側には、第1パネル材207と、第2パネル材208とが重ね合わされた状態で溶接されている。
(ガラスランの構成)
ガラスラン1は、その大部分がチャンネル部材203の内部に収容された状態で該チャンネル部材203に取り付けられる。つまり、ガラスラン1は、チャンネル部材203を介してウインドフレーム202に取り付けられることになる。
そして、ガラスラン1は、全体としてチャンネル部材203の前辺部204から上辺部206、後辺部205に沿って延びるように形成されており、前辺部204に沿って延びる部分、上辺部206に沿って延びる部分、後辺部205に沿って延びる部分が、それぞれの境界部分を除いて押出成形された押出成形部とされる一方、前辺部204に沿って延びる部分と上辺部206に沿って延びる部分との境界部分と、上辺部206に沿って延びる部分と後辺部205に沿って延びる部分との境界部分とが金型で成形された型成形部とされている。ガラスラン1は、例えば熱可塑性エラストマーやゴム等の弾性材からなり、後述するように部位によって硬度や材料を変更している。
図2、図4に示すように、ガラスラン1の前辺部204に沿って延びる部分と後辺部205に沿って延びる部分(共に押出成形部)とは断面形状が異なっているが、基本的な構成は殆ど同じある。すなわち、ガラスラン1は、ガラスラン本体部10と、外側シールリップとして機能する車外側リップ20と、内側シールリップとして機能する車内側リップ21と、弾性変形部としての車内側補助リップ22と、軟質部23とを備えている。図4に示すように、ガラスラン1の後辺部205に沿って延びる部分は、カバー部30と、外端リップ31とを更に備えている。
図2に示すように、ガラスラン1における前辺部204に沿って延びる部分のガラスラン本体部10は、基部11と、該基部11の車室外側から延びる車外側側壁部12と、該基部11の車室内側から延びる車内側側壁部13とを有している。基部11は、車室内外方向に延びており、前辺部204の基板部204aに沿うように延びている。基部11には、厚肉部11aが設けられており、この厚肉部11aが前辺部204の基板部204aに当接している。車外側側壁部12は、前辺部204の外壁部204bに沿って該外壁部204bよりも後側まで延びている。車外側側壁部12の車室外面には、凸部12aが形成されており、この凸部12aが、チャンネル部材203の外壁部204bの外側段部204dに嵌まるようになっている。車内側側壁部13は、前辺部204の内壁部204cに沿って延びている。車内側側壁部13の車室内面には、係止リップ13aが形成されており、この係止リップ13aが、チャンネル部材203の内壁部204cの内側段部204eに嵌まるようになっている。
車外側リップ20は、ガラスラン本体部10の車外側側壁部12における後端部に一体成形されており、該後端部から車室内側、かつ、基部11へ接近する方向へ延び、図3に示すように、車外側リップ20の主に先端側がウインドガラスGの車室外面に接触する。車外側リップ20は、車室内側へ行くほど前に位置するように全体として緩やかに湾曲している。
車内側リップ21は、ガラスラン本体部10の車内側側壁部13における後端部に一体成形されており、該後端部から車室外側、かつ、基部11へ接近する方向へ延び、図3に示すように、車内側リップ21の主に先端側がウインドガラスGの車室内面に接触する。車内側リップ21は、車室外側へ行くほど前に位置するように全体として緩やかに湾曲している。図2に示すように、チャンネル部材203に取り付けた状態において、ガラスラン1の前辺部204に沿って延びる部分では、車外側リップ20と車内側リップ21との先端部同士が接触している。
車内側補助リップ22は、ガラスラン本体部10の車内側側壁部13から車室外側へ向けて車内側リップ21の車室内側に対向するように突出し、車内側リップ21の先端部よりも車室内側に配置されて車室内外方向に弾性変形可能に構成されている。車内側補助リップ22は、車室外側へ行くほど後に位置するように、車内側側壁部13に対して傾斜した傾斜リップで構成されている。図2に示すように、チャンネル部材203に取り付けた状態において、車内側補助リップ22の先端部は車内側リップ21の先端部から車室内側に離れている。
車内側リップ21と車内側補助リップ22との間には、図3に示すようにウインドガラスGが車外側リップ20と車内側リップ21との間に挿入されている状態で該車内側リップ21と該車内側補助リップ22が車室内外方向視で重複する部分に、軟質部23が介在している。軟質部23は、車内側リップ21及び車内側補助リップ22を構成する材料よりも軟らかい材料からなる。
すなわち、図2に示す境界線S1及びS2よりも前側のガラスラン本体部10の大部分は、スチレン系熱可塑性エラストマー(TPS)のソリッド材で構成されており、この部分の硬さはJIS K6253のタイプAデュロメータで測定した場合、74である。この部分の硬さは、JIS K6253のタイプAデュロメータで測定した場合に例えば70以上80以下とするのが好ましい。ソリッド材とは、気泡を有していない材料のことである。また、スチレン系熱可塑性エラストマーのソリッド材以外にも、各種熱可塑性エラストマーやゴムのソリッド材または発泡材であってもよい。
また、境界線S1及びS2よりも後側の部分、即ち、車外側リップ20、車内側リップ21及びガラスラン本体部10の後端部は、オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)のソリッド材で構成されており、この部分の硬さはJIS K6253のタイプAデュロメータで測定した場合、67である。また、境界線S3よりも車室外側の部分、即ち、車内側補助リップ22は、上記オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)のソリッド材で構成されている。この部分の硬さは、スチレン系熱可塑性エラストマーのソリッド材で構成された部分よりも軟らかくするのが好ましく、JIS K6253のタイプAデュロメータで測定した場合に例えば60以上70以下とするのが好ましい。また、オレフィン系熱可塑性エラストマーのソリッド材以外にも、各種熱可塑性エラストマーやゴムのソリッド材または発泡材であってもよい。
一方、軟質部23は、スチレン系熱可塑性エラストマーの発泡材からなり、比重が0.3となるように高い発泡率(気泡含有率)とされている。これにより、弾性を失うことなく、上記スチレン系熱可塑性エラストマーのソリッド材やオレフィン系熱可塑性エラストマーのソリッド材に比べて軟らかくすることができる。軟質部23の比重は、例えば0.05以上0.4以下に設定するのが好ましい。この範囲に設定することで、軟質部23を、内側リップ21及び車内側補助リップ22を構成する材料よりも十分に軟らかい材料とすることができ、後述する内側リップ21との離着音を抑制することができる。
また、軟質部23が、十分やわらかい材質であれば必ずしも発泡材でなくてもよい。例えば、JIS K6253のタイプAデュロメータで測定した場合、10以上30以下のオレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)のソリッド材(非発泡材)を使用してもよい。
この実施形態では、軟質部23が車内側補助リップ22の突出方向先端側のみ、つまり、車内側補助リップ22の突出方向中央部近傍から先端部に亘って設けられている。軟質部23は、車内側補助リップ22の押出成形時に同時に押し出し成形(同時押出成形)されており、車内側補助リップ22と一体に設けられている。軟質部23の厚みは、最大厚さを0.5mm以上1.0mm以下に設定するのが好ましい。
車内側リップ21における車室内側には、図3に示すようにウインドガラスGが車外側リップ20と車内側リップ21との間に挿入されている状態で軟質部23が接触する接触面21aが設けられている。接触面21aは、車室外側へ向けて湾曲している。
図4に示すように、ガラスラン1における後辺部205に沿って延びる部分のガラスラン本体部10は、図2に示す前辺部204に沿って延びる部分と同様に、基部11と、車外側側壁部12と、車内側側壁部13とを有している。基部11は、後辺部205の基板部205aに沿うように延びており、基部11の厚肉部11aが後辺部205の基板部205aに当接している。車外側側壁部12は、後辺部205の外壁部205bに沿って延びており、この車外側側壁部12の係止リップ12aが、チャンネル部材203の外壁部205bの段部205dに嵌まるようになっている。車内側側壁部13は、後辺部205の内壁部205cに沿って延びており、この車内側側壁部13の係止リップ13aが内壁部205cの凸部205eに嵌まるようになっている。
車外側リップ20は、図5に示すようにウインドガラスGの車室外面に接触する。また、車内側リップ21は、斜め後方へ直線状に延びており、ウインドガラスGの車室内面に接触する。図4に示すように、チャンネル部材203に取り付けた状態において、ガラスラン1の後辺部205に沿って延びる部分では、車外側リップ20と車内側リップ21との先端部同士が離れている。また、車内側リップ21の突出方向先端側には、凹面21bが設けられている。軟質部23は、車内側補助リップ22から盛り上がるように形成されており、図5に示すように、軟質部23の少なくとも一部が凹面21bの少なくとも一部に接触するようになっている。
図4に示すように、カバー部30は、後辺部205、第1パネル材207及び第2パネル材208の接合部分を覆うように形成されており、第2パネル材208の車室内側まで延びている。
尚、ガラスラン1におけるチャンネル部材203の上辺部206に沿って延びる部分には、軟質部23が設けられていない。
(実施形態の作用効果)
次に、上記のように構成されたガラスラン1の作用効果について説明する。ウインドガラスGを全閉状態にすると、図3及び図5に示すようにウインドガラスGがガラスラン1の車外側リップ20と車内側リップ21との間に挿入され、車外側リップ20及び車内側リップ21がウインドガラスGの外周部の車室外面及び内面にそれぞれ接触してシール性が得られる。このとき、車内側リップ21の車室内面が軟質部23に接触して軟質部23を車室内側に押さえるので、車内側補助リップ22が車室内側へ弾性変形する。
そして、図1に示すように、ウインドガラスGを少しだけ開くと、ウインドガラスGの上部がチャンネル部材203に支持されていない状態になるので、ウインドガラスGが車室内外方向に振動し易くなる。この状態で、ドア200を閉めたり、悪路走行等すると、ウインドガラスGが車室内外方向に振動してしまう。ウインドガラスGが車室内外方向に振動すると、ウインドガラスGに接触している車外側リップ20及び車内側リップ21が弾性材からなるものなので、ウインドガラスGの振動に追従して同様に振動する。
ここで、図3及び図5に示すように、ウインドガラスGは、静止位置にあるとき、その厚み方向中心部Aがチャンネル部材203の車幅方向中心部Bよりも車室外側に位置するようになっている。これは、ウインドガラスGの車室外面と、ウインドフレーム202の車室外面との境界部分にできる段差を低くしてフラッシュサーフェース化を図るためである。このようにウインドガラスGが車室外側に偏位していることで、ウインドガラスGが静止位置から車室内外方向に振動した際、車外側リップ20よりも車内側リップ21の方が車室内外方向に大きく振動する。
このとき、車内側リップ21が車内側補助リップ22を車室内側へ押していて、車内側補助リップ22が弾性材からなるものなので、車内側リップ21の振動に車内側補助リップ22が追従して車室内外方向に弾性変形する。よって、ラトル音が抑制される。さらに、車内側リップ21と車内側補助リップ22との間に軟質部23が介在しているので、ウインドガラスGが速く振動したとしても、軟質部23の存在によって車内側リップ21と車内側補助リップ22の離着音が抑制される。よって、車内側補助リップ22による反発力を格段に強くしなくても上述したようにラトル音や離着音が抑制されるので、ウインドガラスGの摺動抵抗を低く抑えることが可能になる。
軟質部23が車内側補助リップ22に一体に設けられているので、車内側補助リップ22が振動する際に、軟質部23が車内側リップ21と車内側補助リップ22との間から逃げてしまうことはなく、軟質部23による離着音の抑制効果が十分に発揮される。
また、軟質部23を設ける範囲は、車外側リップ20と車内側リップ21と直接的な接触を回避できる最小限の範囲としているので、軟質部23を設ける範囲を最小にしながら、離着音の低減効果を十分に得ることができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
(ラトル音試験)
まず、ラトル音試験について説明する。ラトル音試験とは、図1に示すようなドアのモデルを用意して、ウインドガラスを周知の加振機(図示せず)によって加振し、そのときに発生した音をマイク(図示せず)によって検出した。実施例のガラスランの断面は図3及び図5に示す状態となっている。ウインドガラスの厚みは4mmとし、振幅は3mm、周波数は20Hzとした。加振点はウインドガラスの略中央部である。
図10は、図3に示す断面近傍の音圧を示しており、本発明の実施例では56.8dbという低い値であったのに対し、比較例では65.0dbという高い値であった。尚、比較例は、図2、図4に示すガラスランの断面形状を基本とし、軟質部を省略したものである。また、図11は、図5に示す断面近傍の音圧を示しており、本発明の実施例では40.6dbという低い値であったのに対し、比較例では50.5dbという高い値であった。つまり、実施例の場合、Aピラー部近傍及びBピラー部近傍の両方でラトル音(離着音も含む)を大幅に低減できることが分かる。
また、図12は、図3に示す断面近傍の周波数と音圧との関係を示しており、本発明の実施例では測定周波数帯の広い範囲で比較例よりも低い音圧であった。特に、乗員の耳に付き易い1000Hz〜2000Hz帯での音圧低減効果が顕著である。また、図13は、図5に示す断面近傍の周波数と音圧との関係を示しており、本発明の実施例では測定周波数帯の広い範囲で比較例よりも低い音圧であった。特に、400Hzよりも上の帯域での音圧低減効果が顕著であることが分かる。
(その他の実施形態)
上記実施形態では、軟質部23を車内側補助リップ22に設けているが、これに限らず、例えば図6に示す変形例1のように、車内側リップ21の車室内側の面に一体に設けてもよい。また、図示は省略するが、軟質部23を車内側補助リップ22及び車内側リップ21の両方に設けてもよい。
また、例えば図7に示す変形例2のように、車内側補助リップ22の傾斜方向を逆方向、即ち、車室外側へ行くほど基部11に接近するように傾斜させてもよい。この場合も車内側補助リップ22に軟質部23を設けることができる。
また、例えば図8に示す変形例3のように、車内側補助リップ22を車室外側へ行くほど基部11に接近するように傾斜させる場合に、車内側リップ21の車室内側の面に軟質部23を設けてもよい。また、変形例2、3の場合に、図示は省略するが、軟質部23を車内側補助リップ22及び車内側リップ21の両方に設けてもよい。
上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
以上説明したように、本発明に係る自動車用ガラスランは、例えば自動車の側部に設けられる昇降可能なウインドガラスを備えたドアに使用することができる。
1 自動車用ガラスラン
10 ガラスラン本体部
11 基部
12 車外側側壁部
13 車内側側壁部
20 車外側リップ
21 車内側リップ
22 車内側補助リップ(弾性変形部)
23 軟質部
200 ドア
202 ウインドフレーム
G ウインドガラス

Claims (5)

  1. 自動車のドアに昇降可能に設けられたウインドガラスの外周部を支持するウインドフレームに取り付けられる自動車用ガラスランにおいて、
    基部と、該基部の車室外側から延びる車外側側壁部と、該基部の車室内側から延びる車内側側壁部とを有するガラスラン本体部と、
    上記ガラスラン本体部の上記車外側側壁部から車室内側、かつ、上記基部へ接近する方向へ延び、上記ウインドガラスの車室外面に接触する車外側リップと、
    上記ガラスラン本体部の上記車内側側壁部から車室外側、かつ、上記基部へ接近する方向へ延び、上記ウインドガラスの車室内面に接触する車内側リップと、
    上記ガラスラン本体部の上記車内側側壁部から突出し、上記車内側リップの車室内側に対向するように配置されて車室内外方向に弾性変形する弾性変形部とを備え、
    上記車内側リップと上記弾性変形部との間には、上記ウインドガラスが上記車外側リップと上記車内側リップとの間に挿入されている状態で該車内側リップと該弾性変形部が車室内外方向視で重複する部分に、該車内側リップ及び該弾性変形部を構成する材料よりも軟らかい材料からなる軟質部が介在することを特徴とする自動車用ガラスラン。
  2. 請求項1に記載の自動車用ガラスランにおいて、
    上記弾性変形部は、上記ガラスラン本体部の上記車内側側壁部から車室外側へ向かうように突出し、かつ、該車内側側壁部に対して傾斜して延びるリップで構成され、
    上記弾性変形部に上記軟質部が一体に設けられていることを特徴とする自動車用ガラスラン。
  3. 請求項1に記載の自動車用ガラスランにおいて、
    上記車内側リップにおける車室内側の面に上記軟質部が一体に設けられていることを特徴とする自動車用ガラスラン。
  4. 請求項2に記載の自動車用ガラスランにおいて、
    上記軟質部は、上記弾性変形部の突出方向先端側にのみ設けられていることを特徴とする自動車用ガラスラン。
  5. 請求項2に記載の自動車用ガラスランにおいて、
    上記車内側リップにおける車室内側には、上記軟質部が接触する接触面が設けられ、
    上記接触面は、車室外側へ向けて湾曲していることを特徴とする自動車用ガラスラン。
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