JP2022021212A - 車両 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022021212000001
【課題】 手動昇降式の窓ガラスを採用した車両において、下限位置にある窓ガラスの振動を抑制し得る技術を提供する。
【解決手段】 車両は、車体と、車体に対して開閉可能に設けられたドアと、ドア又は車体に設けられた窓枠と、窓枠に設けられた手動昇降式の窓ガラスであって、窓枠の開口を閉塞する上限位置と窓枠の開口を開放する下限位置との間を移動可能に支持された窓ガラスと、窓ガラスが下限位置にあるときに、窓ガラスの下縁を受け入れる溝を有するロアサポートと、ロアサポートの溝に設けられており、窓ガラスを両面から挟持する防振部材とを備える。
【選択図】図5

Description

本明細書に開示する技術は、車両に関する。
特許文献1に、一人乗りの小型な車両が開示されている。この車両では、ドアの本体が合成樹脂で構成されており、それによって車両の軽量化が図られている。
特開2007-30706号公報
一般的な車両では、ドアに設けられた窓ガラスが、昇降装置によって開閉される。窓ガラスの昇降装置は、ドアの内部に配置されており、モータの動作又はユーザの操作に応じて、窓ガラスを上下方向に移動させる機構を有する。これに対して、上記のような小型の車両では、手動昇降式の窓ガラスを採用することが考えられる。手動昇降式の窓ガラスとは、昇降装置が介在することなく、ユーザが上下方向へ直接操作する窓ガラスを意味する。手動昇降式の窓ガラスを採用すると、上述した昇降装置が不要となるので、例えば車両の軽量化を図ることができる。なお、手動昇降式の窓ガラスは、ドアに設けられた窓枠に限られず、車体に設けられた窓枠にも採用することができる。
手動昇降式の窓ガラスは、窓枠の開口を閉鎖する上限位置と、窓枠の開口を開放する下限位置との間で移動可能に構成される。上限位置では、窓ガラスの自重による落下を避けるために、窓ガラスを窓枠に対してロックすることが望ましい。それに対して、下限位置では、窓ガラスの位置が自重によって維持されるので、窓ガラスを窓枠に対してロックする必要は必ずしもない。しかしながら、窓ガラスがロックされてないと、例えば車両が走行しているときに、窓ガラスが振動しやすいという問題がある。
上記を鑑み、本明細書は、手動昇降式の窓ガラスを採用した車両において、下限位置にある窓ガラスの振動を抑制し得る技術を提供する。
本明細書が開示する車両は、車体と、車体に対して開閉可能に設けられたドアと、ドア又は車体に設けられた窓枠と、窓枠に設けられた手動昇降式の窓ガラスであって、窓枠の開口を閉塞する上限位置と、窓枠の開口を開放する下限位置との間を移動可能に支持された窓ガラスと、窓ガラスが下限位置にあるときに、窓ガラスの下縁を受け入れる溝を有するロアサポートと、ロアサポートの溝に配置されているとともに、窓ガラスを両面から挟持するように構成された、粘弾性を有する防振部材とを備える。手動昇降式の窓ガラスとは、例えば昇降装置といった機構が介在することなく、ユーザが上下方向へ直接操作する窓ガラスを意味する。
上記した車両では、ドア又は車体に設けられた窓枠に、手動昇降式の窓ガラスが採用されている。この窓ガラスは、窓枠の開口を閉鎖する上限位置と、窓枠の開口を開放する下限位置との間で、ユーザによって上下方向へ直接的に操作される。窓ガラスが下限位置にあるときは、窓ガラスの下縁がロアサポートの溝内に収容される。これにより、窓ガラスの位置が安定する。さらに、ロアサポートの溝には、窓ガラスを両面から挟持する防振部材が設けられている。これにより、例えば車両の走行中において、窓ガラスが振動することを抑制することができる。
車両10の全体を模式的に示す側面図であって、車両10の右側面を主に示す。 車両10の内側(即ち、キャビン側)から見たドア20を、その内部構造とともに示す図であって、窓ガラス32は上限位置に配置されている。 車両10の内側(即ち、キャビン側)から見たドア20を、その内部構造とともに示す図であって、窓ガラス32は下限位置に配置されている。 図2中のIV-IV線における断面図であって、特に、ロアサポート40及び防振部材44を示す。 図3中のV-V線における断面図であって、特に、ロアサポート40、防振部材44及び窓ガラス32を示す。
本技術の一実施形態では、防振部材が、窓ガラスの一方の面に当接する第1のリップと、窓ガラスの他方の面に当接する第2のリップとを有してもよい。この場合、第1のリップと第2のリップとは、ロアサポートの溝の長手方向に沿って、互いに平行に延びていてもよい。このような構成によると、防振部材が窓ガラスの下縁に長い範囲で接触することになり、窓ガラスの振動が効果的に抑制される。
上記した実施形態において、第1のリップには、第2のリップに向けて下方に傾斜する第1のガイド面が設けられていてもよい。第2のリップには、第1のリップに向けて下方に傾斜する第2のガイド面が設けられていてもよい。このような構成によると、窓ガラスが下限位置へ移動してきたときに、それらのガイド面によって窓ガラスの下縁を二つのリップの間へ案内することができる。
上記に加え、又は代えて、第1のリップは、溝の一方側に位置するロアサポートの第1の上面を覆っていてもよく、第2のリップは、溝の他方側に位置するロアサポートの第2の上面を覆っていてもよい。このような構成によると、窓ガラスが下限位置へ移動してきたときに、窓ガラスの下縁が、ロアサポートの上面に接触することが禁止される。
本技術の一実施形態では、防振部材の少なくとも一部が、ゴム材料で構成されていてもよい。ゴム材料は、窓ガラスの振動を抑制する上で、適度な粘弾性を有する材料の一つである。ゴム材料は、天然ゴムであってもよいし、合成ゴムであってもよい。なお、ここでいうゴム材料には、エラストマと称されるものも含む。
本技術の一実施形態では、窓枠が、ドアに設けられていてもよい。このような構成によると、窓ガラスが下限位置にある状態でドアが開閉されるときに、ロアサポートと防振部材によって窓ガラスを安定して支持することができる。但し、窓枠は、ドアに限られず、車体に設けられていてもよい。この場合、窓枠は、車体の外面に限られず、車体の内部に設けられてもよく、その窓ガラスが、二つのシートの間を区切るパーテーションであってもよい。
上記した実施形態において、ドアの内部には、窓ガラスの一対の側縁を摺動可能に支持する一対のガイドレールが設けられていてもよい。このような構成によると、ドアが開閉されるときに、下限位置にある窓ガラスをさらに安定して支持することができる。
本技術の一実施形態では、窓ガラスに、ユーザが把持するノブが設けられていてもよい。このような構成によると、ユーザは、ノブを用いて窓ガラスを操作しやすい。但し、ノブは必ずしも必要とされず、他の実施形態として、例えばユーザが指を掛けるための凹部が、窓ガラスに直接設けられていてもよい。
上記した実施形態において、ノブには、ユーザによって操作される可動式のフックが設けられていてもよい。この場合、窓枠には、窓ガラスが上限位置にあるときに、フックと係合するフックレシーバが設けられていてもよい。これにより、上限位置にある窓ガラスが、下降しないようにロックされる構成であってもよい。
図面を参照して、実施例の車両10について説明する。本実施例の車両10は、いわゆる自動車であって、路面を走行する車両である。ここで、図面における方向FRは、車両10の前後方向(長手方向)における前方を示し、方向RRは車両10の前後方向における後方を示す。また、方向LHは車両10の左右方向(幅方向)における左方を示し、方向RHは車両10の左右方向における右方を示す。そして、方向UPは車両10の上下方向(高さ方向)における上方を示し、方向DNは車両10の上下方向における下方を示す。なお、本明細書では、車両10の前後方向、左右方向及び上下方向を、それぞれ単に前後方向、左右方向及び上下方向と称することがある。
図1に示すように、車両10は、車体12と、複数の車輪14f、14rとを含む。車体12は、特に限定されないが、金属材料及び樹脂材料を用いて構成されている。複数の車輪14f、14rは、車体12に対して回転可能に取り付けられている。複数の車輪14f、14rには、一対の前車輪14fと、一対の後車輪14rとが含まれる。なお、車輪14f、14rの数については、四つに限定されない。本実施例における車両10は、一人乗りの小型なサイズを有するが、車両10のサイズや搭乗人数についても特に限定されない。
車両10は、走行用モータ16と、バッテリユニット18とをさらに備える。走行用モータ16は、一対の後車輪14rに接続されており、一対の後車輪14rを駆動することができる。なお、走行用モータ16は、一対の後車輪14rに限られず、複数の車輪14f、14rの少なくとも一つを駆動するように構成されていればよい。バッテリユニット18は、電力供給回路(図示省略)を介して走行用モータ16に接続されており、走行用モータ16へ電力を供給する。バッテリユニット18は、複数の二次電池セルを内蔵しており、外部の電力によって繰り返し充電可能に構成されている。なお、車両10は、バッテリユニット18に加えて、又は代えて、燃料電池ユニットや太陽電池パネルといった他の電源を備えてもよい。また、車両10は、走行用モータ16に加えて、又は代えて、エンジンといった他の原動機を備えてもよい。
車両10は、ドア20をさらに備える。ドア20は、車体12の右側に位置しており、車体12に対して開閉可能に設けられている。ドア20は、ユーザが車両10に乗り降りするためのドアである。ドア20は、ヒンジ(図示省略)を介して車体12に取り付けられており、水平方向に揺動可能に構成されている。ドア20には、窓枠22が設けられている。窓枠22は、ドア20の上部に位置している。窓枠22の内側には、二つの桟24、26が設けられている。二つの桟24、26は、互いに平行であって、概して上下方向に延びている。窓枠22及び二つの桟24、26は、三つの窓開口28a、28b、28cを画定している。なお、ドア20の位置は、車体12の左側に設けられてもよい。ドア20の位置は、国又は地域の法令等に応じて設計されることができる。
三つの窓開口28a、28b、28cは、第1の窓開口28aと、第2の窓開口28bと、第3の窓開口28cとを含んでいる。第1の窓開口28aは、最も前方に位置しており、窓枠22と一方の桟24によって取り囲まれている。第1の窓開口28aには、第1の窓ガラス30が設けられている。第1の窓ガラス30は、開閉不能な窓ガラスであって、窓枠22と一方の桟24に対して固定されている。第2の窓開口28bは、中間に位置しており、窓枠22と二つの桟24、26によって取り囲まれている。第2の窓開口28bには、第2の窓ガラス32が設けられている。第2の窓ガラス32は、開閉可能な窓ガラスであって、二つの桟24、26の間を上下方向へ移動可能に取り付けられている。第3の窓開口28cには、第3の窓ガラス34が設けられている。第3の窓ガラス34は、開閉不能な窓ガラスであって、窓枠22と他方の桟26に対して固定されている。ここで、窓ガラス30、32、34の各々は、ガラスに限定されず、例えばアクリル樹脂といった、透明又は半透明な他の材料で構成されてもよい。
第2の窓ガラス32は、手動昇降式の窓ガラスである。手動昇降式の窓ガラスとは、例えば従来の昇降装置といった機構が介在することなく、ユーザが上下方向へ直接操作する窓ガラスを意味する。以下では、図2-図5を参照して、第2の窓ガラス32及びそれに関連する構成について詳細に説明する。なお、以下の説明では、第2の窓開口28bを単に窓開口28bと称し、第2の窓ガラス32を単に窓ガラス32と称することがある。
図2、図3に示すように、窓ガラス32は、窓開口28bを閉鎖する上限位置と、窓開口28bを開放する下限位置との間で、ユーザによって上下方向へ直接的に操作される。窓ガラス32の側縁32bは、二つの桟24、26によって摺動可能に支持されている。また、ドア20の内部にも、窓ガラス32の側縁32bを摺動可能に支持する一対のレール38が設けられている。窓ガラス32には、ユーザが把持するノブ60が設けられている。ノブ60は、窓ガラス32の内面に取り付けられており、窓ガラス32の内面から突出している。ユーザは、ノブ60を用いて窓ガラス32を容易に操作することができる。即ち、ユーザは、ノブ60を把持して窓ガラス32を持ち上げたり、ノブ60を把持して窓ガラス32を下ろしたりすることができる。
ノブ60には、ユーザによって操作される可動式のフック62が設けられている。一方、窓枠22には、フック62に対応するフックレシーバ64が設けられている。フックレシーバ64は、窓ガラス32が上限位置にあるときに、フック62と係合する。これにより、上限位置にある窓ガラス32が、例えば自重によって下降しないようにロックされる。ここで、ノブ60、フック62及びフックレシーバ64の位置は特に限定されない。例えば、ノブ60とフック62とが、互いに異なる位置に設けられていてもよい。あるいは、フック62が窓枠22に設けられるとともに、フックレシーバ64が窓ガラス32に設けられてもよい。
図2-図5に示すように、ドア20の内部には、ロアサポート40と、防振部材44とが設けられている。ロアサポート40は、前後方向に延びる長手の部材であり、樹脂材料で構成されている。但し、ロアサポート40を構成する材料は、特に限定されない。ロアサポート40には、ロアサポート40の長手方向に沿って、即ち、車両10の前後方向に沿って、溝42が形成されている。溝42は、上方に向けて開口しており、窓ガラス32に下限位置にあるときに、窓ガラス32の下縁32aを受け入れる。これにより、下限位置にある窓ガラス32は、一対のレール38とロアサポート40により安定して支持される。ロアサポート40の溝42内には、複数のストッパ部材50が設けられている。各々のストッパ部材50は、窓ガラス32に下限位置にあるときに、窓ガラス32の下縁32aに当接する。特に限定されないが、ストッパ部材50は、ゴム材料といった粘弾性を有する材料で構成されている。
防振部材44は、ロアサポート40の溝42に配置されている。防振部材44は、ゴム材料で構成されており、粘弾性を有している。このゴム材料は、天然ゴムであってもよいし、合成ゴムであってもよいし、あるいは、それらの組み合わせであってもよい。なお、防振部材44を構成する材料は、ゴム材料に限定されない。防振部材44の少なくとも一部が、粘弾性を有する材料で構成されていればよい。この場合、防振部材44を構成する材料は、窓ガラス32を構成する材料よりも、柔軟である(即ち、剛性の低い)とよい。また、防振部材44を構成する材料は、ロアサポート40を構成する材料よりも、柔軟であるとよい。言い換えると、ロアサポート40は、例えば窓ガラス32よりも剛性の高い材料で構成されてもよく、これによって窓ガラス32がしっかりと支持される。このとき、ロアサポート40と窓ガラス32との間に防振部材44が介在することで、窓ガラス32がロアサポート40へ直接的に接触することが禁止される。これにより、ロアサポート40が比較的に高い剛性を有していても、窓ガラス32が破損するといったことが避けられる。
防振部材44は、第1のリップ46と、第2のリップ48とを有する。第1のリップ46は、窓ガラス32の一方の面32x(外面)に当接し、第2のリップ48は、窓ガラス32の他方の面32yに当接する。これにより、防振部材44は、下限位置にある窓ガラス32を、両面32x、32yから挟持するように構成されている。これにより、例えば車両10の走行中や、ドア20の開閉時において、窓ガラス32が振動することを抑制することができる。なお、本実施例における防振部材44の形状は一例である。防振部材44の具体的な形状は、特に限定されない。本実施例における防振部材44は、その長手方向に沿って(即ち、前後方向に沿って)、同一の断面形状を有している。しかしながら、他の実施形態として、防振部材44の断面形状は、防振部材44の長手方向に沿って連続的に、又は段階的に変化してもよい。
第1のリップ46と第2のリップ48とは、ロアサポート40の溝42の長手方向に沿って(即ち、前後方向に沿って)、互いに平行に延びている。このような構成によると、防振部材44が窓ガラス32の下縁32aに長い範囲で接触することで、窓ガラス32の振動が効果的に抑制される。但し、第1のリップ46と第2のリップ48は、溝42の長手方向に沿って、断続的に設けられていてもよい。また、第1のリップ46と第2のリップ48は、必ずしも隣り合う必要はなく、溝42の長手方向に沿って交互に形成されていてもよい。特に限定されないが、本実施例におけるリップ46、48は、それぞれ湾曲した薄板形状を有しており、弾性に優れた形状を有している。なお、ここでいう薄板形状とは、厚みが3ミリメートル以下の板形状を意味する。また、第1のリップ46と第2のリップ48は、左右対称であってもよいし、非対称であってもよい。
第1のリップ46には、第1のガイド面46aが設けられている。第1のガイド面46aは、第1のリップ46の上面の一部であって、隣接する第2のリップ48に向けて下方に傾斜している。同様に、第2のリップ48には、第2のガイド面48aが設けられている。第2のガイド面48aは、第2のリップ48の上面の一部であって、隣接する第1のリップ46に向けて下方に傾斜している。このような構成によると、窓ガラス32が下限位置へ移動してきたときに、それらのガイド面46a、48aによって窓ガラス32の下縁32aを二つのリップ46、48の間へ案内することができる。
加えて、図5に示すように、窓ガラス32の下縁32aは、窓ガラス32の厚み方向において、下方へ突出するように湾曲している。ここで、窓ガラス32の厚み方向は、車両10の左右方向に一致しており、防振部材44の二つのリップ46、48が互いに隣接する方向に一致する。従って、窓ガラス32の下縁32aのうち、第1のリップ46のガイド面46aに当接する範囲(即ち、車両外側の半分)は、そのガイド面46aに対応するように傾斜している。同様に、窓ガラス32の下縁32aのうち、第2のリップ48のガイド面48aに当接する範囲(即ち、車両内側の半分)は、そのガイド面48aに対応するように傾斜している。これにより、窓ガラス32が下限位置へ移動してきたときに、窓ガラス32の下縁32aが、二つのリップ46、48の間へスムーズに案内される。
第1のリップ46は、溝42の一方側(右方)に位置するロアサポート40の第1の上面40aを覆っている。第2のリップ48は、溝42の一他方側(左方)に位置するロアサポート40の第2の上面40bを覆っている。このような構成によると、窓ガラス32が下限位置へ移動してきたときに、窓ガラス32の下縁32aが、ロアサポート40の上面40a、40bに接触することが禁止される。これにより、例えば窓ガラス32が勢いよく操作されたときや、その自重によって落下したときでも、窓ガラス32が破損するといったことが回避される。
以上、実施形態について詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例をさまざまに変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独あるいは各種の組み合わせによって技術有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数の目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
10:車両
12:車体
14f、14r:車輪
16:走行用モータ
18:バッテリユニット
20:ドア
22:窓枠
24、26:桟
28a、28b、28c:窓開口
30:第1の窓ガラス
32:第2の窓ガラス(手動昇降式の窓ガラス)
34:第3の窓ガラス
38:レール
40:ロアサポート
40a、40b:ロアサポートの上面
42:ロアサポートの溝
44:防振部材
46:第1のリップ
46a:第1のリップのガイド面
48:第2のリップ
48a:第2のリップのガイド面
50:ストッパ部材
60:ノブ
62:フック
64:フックレシーバ

Claims (9)

  1. 車体と、
    前記車体に対して開閉可能に設けられたドアと、
    前記ドア又は前記車体に設けられた窓枠と、
    前記窓枠に設けられた手動昇降式の窓ガラスであって、前記窓枠の開口を閉塞する上限位置と、前記窓枠の開口を開放する下限位置との間を移動可能に支持された窓ガラスと、
    前記窓ガラスが前記下限位置にあるときに、前記窓ガラスの下縁を受け入れる溝を有するロアサポートと、
    前記ロアサポートの前記溝に配置されているとともに、前記窓ガラスを両面から挟持するように構成された、粘弾性を有する防振部材と、
    を備える車両。
  2. 前記防振部材は、前記窓ガラスの一方の面に当接する第1のリップと、前記窓ガラスの他方の面に当接する第2のリップとを有し、
    前記第1のリップと前記第2のリップとは、前記ロアサポートの前記溝の長手方向に沿って、互いに平行に延びている、請求項1に記載の車両。
  3. 前記第1のリップには、前記第2のリップに向けて下方に傾斜する第1のガイド面が設けられており、
    前記第2のリップには、前記第1のリップに向けて下方に傾斜する第2のガイド面が設けられている、請求項2に記載の車両。
  4. 前記第1のリップは、前記溝の一方側に位置する前記ロアサポートの第1の上面を覆っており、
    前記第2のリップは、前記溝の他方側に位置する前記ロアサポートの第2の上面を覆っている、請求項2又は3に記載の車両。
  5. 前記防振部材は、ゴム材料で構成されている、請求項1から4のいずれか一項に記載の車両。
  6. 前記窓枠は、前記ドアに設けられている、請求項1から5のいずれか一項に記載の車両。
  7. 前記ドアの内部には、前記窓ガラスの一対の側縁を摺動可能に支持する一対のガイドレールが設けられている、請求項1から6のいずれか一項に記載の車両。
  8. 前記窓ガラスには、ユーザが把持するノブが設けられている、請求項1から7のいずれか一項に記載の車両。
  9. 前記ノブには、前記ユーザによって操作される可動式のフックが設けられており、
    前記窓枠には、前記窓ガラスが前記上限位置にあるときに、前記フックと係合して前記窓ガラスをロックするフックレシーバが設けられている、請求項8に記載の車両。
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