JP2017075183A5 - - Google Patents

Claims (14)

1. ２５−ヒドロキシビタミンＤ₃および任意選択で２５−ヒドロキシビタミンＤ₂を含む医薬組成物であって、２５−ヒドロキシビタミンＤと１，２５−ジヒドロキシビタミンＤの両方の血中濃度が高まるまたは維持され、２５-ヒドロキシビタミンＤ ₃ が循環中の支配的なプロホルモンとなることを含む方法により、ステージ３〜５の慢性腎臓病を患う患者における続発性副甲状腺機能亢進症を治療および予防するための医薬組成物であって、経口的、静脈内、または経皮的投与製剤として患者に投与され、前記投与が毎日から１週に１回から３回の間欠的投与である、前記医薬組成物。
2. ２５−ヒドロキシビタミンＤ ₃ 、および任意選択で２５−ヒドロキシビタミンＤ ₂ 、およびさらに任意選択で必要なら１，２５−ジヒドロキシビタミンＤ ₂ を含む、続発性副甲状腺機能亢進症に対する維持／予防療法のための医薬組成物であって、２５−ヒドロキシビタミンＤの血中濃度が３０ng/mL以上に高まり、維持され、２５−ヒドロキシビタミンＤ ₃ が支配的なプロホルモンであり、１，２５−ジヒドロキシビタミンＤの血中濃度が１，２５−ジヒドロキシビタミンＤに関する患者の正常な経歴の生理学的範囲内に高まり、または維持され、高められた血漿中ｉＰＴＨ濃度が、異常に低い骨代謝回転速度を回避しながら低下または調節されるように、経口的、静脈内、または経皮的投与製剤として患者に投与され、前記投与が毎日から週に１回から３回の間欠的投与である、前記医薬組成物。
3. ２５−ヒドロキシビタミンＤ化合物が、２５−ヒドロキシビタミンＤの血中濃度が３０ｎｇ／ｍＬ以上に高まり、かつ、維持されるように投与される、請求項１記載の医薬組成物。
4. ２５−ヒドロキシビタミンＤ化合物が、２５−ヒドロキシビタミンＤの血中濃度が少なくとも３０日間３０ｎｇ／ｍＬ以上に維持されるように投与される、請求項１〜３のいずれか１項記載の医薬組成物。
5. ２５−ヒドロキシビタミンＤ化合物が、２５−ヒドロキシビタミンＤの血中濃度が少なくとも２ヶ月３０ｎｇ／ｍＬ以上に維持されるように投与される、請求項１〜４のいずれか１項記載の医薬組成物。
6. ２５−ヒドロキシビタミンＤ化合物が、患者の血清副甲状腺ホルモン濃度が慢性腎臓病ステージの目標範囲まで低下するように投与される、請求項１〜５のいずれか１項記載の医薬組成物。
7. ２５−ヒドロキシビタミンＤ化合物が、患者の血清副甲状腺ホルモン濃度が処置前に比較して少なくとも３０％低下するように投与される、請求項１〜６のいずれか１項記載の医薬組成物。
8. さらに、ビタミンDホルモン補充療法として１，２５−ジヒドロキシビタミンＤ ₂ が患者に投与される、請求項１〜７のいずれか１項記載の医薬組成物。
9. 患者がステージ３またはステージ４の慢性腎臓病を有する、請求項１〜８のいずれか１項記載の医薬組成物。
10. 患者がステージ５の慢性腎臓病を有する、請求項１〜９のいずれか１項記載の医薬組成物。
11. ２５−ヒドロキシビタミンＤ ₃ および任意的に２５−ヒドロキシビタミンＤ ₂ の用量が１週間に0.5μg〜400μgの量である、請求項１から１０のいずれか１項記載の医薬組成物。
12. 週に１〜３回患者に投与される、請求項１〜１１のいずれか１項記載の医薬組成物。
13. 維持放出組成物製剤である、請求項１〜１２のいずれか１項記載の医薬組成物。
14. ＰＴＨの過剰抑制が回避されるように２５−ヒドロキシビタミンＤ化合物が投与される、請求項１〜１３のいずれか１項記載の医薬組成物。