JP2016521683A5

JP2016521683A5 -

Info

Publication number: JP2016521683A5
Application number: JP2016514523A
Authority: JP
Filing date: 2014-05-22
Publication date: 2017-06-29

Claims

抗体の作成のための式Ｉの免疫化合物：

（式中、Ｒは、アルキル、アルコキシ、アルコキシアルキル、アミノアルキル、アミドアルキル、カルボキシアルキル、置換カルボキシアルキルからなる群から選択されるメンバーであり、
Ｒ^１、Ｒ^２、Ｒ^３、Ｒ^４、Ｒ^５、Ｒ^６、Ｒ^７、及びＲ^８は各々、水素、アルキル、ハロ、ヒドロキシル、アルコキシ、アミノ、アロイル、アルカノイル、アミド、置換アミド、シアノ、カルボキシル、アルコキシカルボニル、スルホネート、アルコキシアルキル、カルボキシ、カルボキシアルキル、アルコキシカルボニルアルキル、スルホネートアルキル、Ｌ、及びＲ^１１Ｂからなる群から独立に選択されるメンバーであり、
Ｌは、リンカーであり、
Ｒ^１１は、化合物と生体分子との間に生じる接続部であり、
Ｂは、タンパク質又は免疫原性ペプチドである生体分子であり、
Ｒ ^１、Ｒ ^２、Ｒ ^３、Ｒ ^４、Ｒ ^５、Ｒ ^６、及びＲ ^７の群の少なくとも１つのメンバーがＲ ^１１Ｂである）。
Ｒが、アミノアルキル、カルボキシアルキル、及び置換カルボキシアルキルからなる群から選択されるメンバーである、請求項１に記載の化合物。
Ｒが、−ＣＨ_２ＣＨ_２ＮＨ_２、−ＣＨ_２ＣＨ_２ＣＯ_２Ｈ、及びＣＨ_２ＣＨ（ＮＨ_２）ＣＯ_２Ｈからなる群から選択されるメンバーである、請求項１に記載の化合物。
Ｒ ^３がＲ^１１Ｂである、請求項１に記載の化合物。
抗体を作成するための方法であって、
（ａ）請求項１〜４のいずれか一項に記載の免疫化合物を含む免疫原を提供するステップと、
（ｂ）動物の免疫系が抗体を作成する条件下で、動物を免疫原で免疫化するステップと、
（ｃ）抗体を動物から除去するステップと
を含み、前記動物がウサギ、マウス、ヒツジ、ニワトリ、及びヤギからなる群より選択される、抗体を作成するための方法。
抗体がポリクローナル抗体又はモノクローナル抗体である、請求項１〜５のいずれか一項に記載の方法によって作成された抗体又はそのフラグメント。
Ｆａｂ又はＦａｂ２フラグメントである、請求項６に記載の抗体又はそのフラグメント。
組換え抗体である、請求項６に記載の抗体又はそのフラグメント。
５−ヒドロキシトリプタミン（５−ＨＴ）に特異的に結合する抗体又はそのフラグメントであって、前記抗体が、トリプトファン、５−ヒドロキシトリプトファン、及び５−ヒドロキシインドール酢酸からなる群から選択されるメンバーに対して１％未満の交差反応性を有する、請求項６〜８のいずれか一項に記載の抗体又はそのフラグメント。
５−ヒドロキシトリプトファン（５−ＯＨ）に特異的に結合する抗体又はそのフラグメントであって、前記抗体が、トリプトファン、５−ヒドロキシトリプタミン、及び５−ヒドロキシインドール酢酸からなる群から選択される１つ又は複数のメンバーに対して１％未満の交差反応性を有する、請求項６〜８のいずれか一項に記載の抗体又はそのフラグメント。
５−トリプトファンに特異的に結合する抗体又はそのフラグメントであって、前記抗体が、５−ヒドロキシトリプトファン、５−ヒドロキシトリプタミン、及び５−ヒドロキシインドール酢酸からなる群から選択される１つ又は複数のメンバーに対して１％未満の交差反応性を有する、請求項６〜８のいずれか一項に記載の抗体又はそのフラグメント。
５−ヒドロキシインドール酢酸に特異的に結合する抗体又はそのフラグメントであって、前記抗体が、トリプトファン、５−ヒドロキシトリプトファン、及び５−ヒドロキシトリプタミンからなる群から選択される１つ又は複数のメンバーに対して１％未満の交差反応性を有する、請求項６〜８のいずれか一項に記載の抗体又はそのフラグメント。
哺乳動物からの体液又は組織試料中の、セロトニン（５−ＨＴ）、５−ヒドロキシインドール酢酸（５−ＨＩＡＡ）、５−ヒドロキシトリプトファン（５−ＨＴＰ）、及びこれらの組合せからなる群から選択される代謝産物をアッセイするための方法であって、方法が、
試料を、セロトニン（５−ＨＴ）、５−ヒドロキシインドール酢酸（５−ＨＩＡＡ）、５−ヒドロキシトリプトファン（５−ＨＴＰ）、及びこれらの組合せからなる群から選択される代謝産物に特異的に結合する、請求項９〜１２のいずれか一項に記載の抗体と混合するステップと、
抗体が代謝産物に特異的に結合するか否かを決定するステップであり、特異的な抗体の結合が、代謝産物が試料中に存在することの指標である、ステップと
を含む方法。
前記アッセイは競合ＥＬＩＳＡであり、前記試料中の前記代謝産物が標識化したハプテンと競合する、請求項１３に記載の方法。
前記標識化したハプテンは下記からなる群より選択されるメンバーである、請求項１４に記載の方法。