JP2016208914A - 葉物野菜洗浄方法および葉物野菜洗浄装置 - Google Patents

葉物野菜洗浄方法および葉物野菜洗浄装置 Download PDF

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【課題】食感を損なうことなく小型の装置で野菜から異物を除去できる葉物野菜洗浄方法を提供する。【解決手段】葉物野菜Vの洗浄方法であって、コンベア10に載置した葉物野菜を搬送する工程と、コンベアの上方に配置した噴霧部40からコンベアにおける洗浄処理面12に向けて洗浄液Lを噴霧する工程と、を含み、洗浄液を噴霧する工程では、洗浄処理面における噴霧領域45が円形状または多角形状の面形状で洗浄液を噴霧する。【選択図】図1

Description

本発明は、葉物野菜洗浄方法および葉物野菜洗浄装置に関するものである。
近年、喫食サイズにカットされ、袋詰めされて販売されるカット野菜の需要が伸びている。カット野菜は、消費者が洗うことなく食べられるという利便性をそなえさせるために、予め虫や泥等の異物を除去する洗浄処理が施されている。洗浄処理としては、例えば、野菜をホール状態(全球状)で、または半割りや4等分等にカットした状態で洗浄液に浸漬させ、さらに空気等を曝気することにより、異物を浮上分離させる方法(特許文献1参照)や、野菜表面に殺菌剤をシャワー状に噴射して洗浄する方法(特許文献2)が開示されている。
特開2012−24051号公報 特開2003−235945号公報
しかしながら、上述した曝気処理では十分に異物を除去できないことに加えて、野菜を浸漬するために多量の殺菌液および殺菌液用の貯留槽が必要になり、コストの増加および装置の大型化を招いてしまう。また、野菜表面に殺菌液をシャワー状に噴射すると、シャワーノズルひとつひとつから吐出された殺菌液が野菜表面の特定の領域に集中して衝突するため、異物は取れても食感を損なうという問題が生じる。特に、葉物野菜のように厚さが小さい葉にシャワーノズル孔とほぼ同じ面積に殺菌液が集中して衝突すると、野菜が水っぽくなってしまい食感を損なうことになる。
本発明は、以上のような点を考慮してなされたもので、食感を損なうことなく小型の装置で葉物野菜から異物を除去できる葉物野菜洗浄方法および葉物野菜洗浄装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に従えば、コンベアに載置した葉物野菜を搬送する工程と、前記コンベアの上方に配置した噴霧部から前記コンベアにおける洗浄処理面に向けて洗浄液を噴霧する工程と、を含み、前記洗浄液を噴霧する工程では、前記洗浄処理面における噴霧領域が円形状または多角形状の面形状で前記洗浄液を噴霧する葉物野菜洗浄方法が提供される。
本発明の葉物野菜洗浄方法においては、前記噴霧部を複数配置し、複数の前記噴霧領域によって前記洗浄処理面の全面を網羅することが好ましい。
本発明の葉物野菜洗浄方法においては、前記洗浄液を噴霧する工程では、前記コンベアの下方に配置した第2噴霧部から前記洗浄処理面に向けて前記洗浄液を噴霧することが好ましい。
本発明の葉物野菜洗浄方法においては、前記葉物野菜は、キャベツまたはレタスであることが好ましい。
本発明の葉物野菜洗浄方法においては、洗浄液供給源からの洗浄液を、前記噴霧部に供給する第1流路と前記第2噴霧部に供給する第2流路とに分岐させ、前記噴霧部から噴霧された前記洗浄液の前記洗浄処理面における第1圧力を前記第1流路において調整する工程と、前記第2噴霧部から噴霧された前記洗浄液の前記洗浄処理面における第2圧力を前記第2流路において調整する工程と、を含むことが好ましい。
本発明の葉物野菜洗浄方法においては、前記噴霧部に前記洗浄液を供給する第1洗浄液供給源と、前記第2噴霧部に前記洗浄液を供給する第2洗浄液供給源とを個別に設け、前記第1洗浄液供給源の駆動を調整して、前記噴霧部から噴霧された前記洗浄液の前記洗浄処理面における第1圧力を調整する工程と、前記第2洗浄液供給源の駆動を調整して、前記第2噴霧部から噴霧された前記洗浄液の前記洗浄処理面における前記第2圧力を調整する工程と、を含むことが好ましい。
本発明の第2の態様に従えば、葉物野菜の洗浄装置であって、載置された上記の葉物野菜を搬送するコンベアと、前記コンベアの上方に配置され前記コンベアにおける洗浄処理面に向けて前記洗浄液を噴霧する噴霧部とを備え、前記噴霧部は、前記洗浄処理面における噴霧領域が円形状または多角形状の面形状で前記洗浄液を噴霧することを特徴とする葉物野菜洗浄装置が提供される。
本発明の葉物野菜洗浄装置においては、前記噴霧部は、前記噴霧領域が前記洗浄処理面の全面を網羅するように複数配置されることが好ましい。
本発明の葉物野菜洗浄装置においては、前記コンベアの下方に配置され前記洗浄処理面に向けて前記洗浄液を噴霧する第2噴霧部を備えることが好ましい。
本発明の葉物野菜洗浄装置においては、洗浄液供給源と、前記洗浄液供給源からの洗浄液を、前記噴霧部に供給する第1流路と前記第2噴霧部に供給する第2流路とに分岐する分岐部と、前記第1流路に設けられ前記第1圧力を調整する第1調整部と、前記第2流路に設けられ前記第2圧力を調整する第2調整部と、を備えることが好ましい。
本発明の葉物野菜洗浄装置においては、前記噴霧部に前記洗浄液を供給する第1洗浄液供給源と、前記第1洗浄液供給源の駆動を調整して前記第1圧力を調整する第1調整部と、前記第2噴霧部に前記洗浄液を供給する第2洗浄液供給源と、前記第2洗浄液供給源の駆動を調整して前記第2圧力を調整する第2調整部と、を備えることが好ましい。
本発明の葉物野菜洗浄装置においては、前記葉物野菜は、キャベツまたはレタスであることが好ましい。
本発明では、食感を損なうことなく小型の装置で葉物野菜から異物を除去することが可能になる。
本発明の実施の形態を示す図であって、葉物野菜洗浄装置1の正面断面図である。 図1の左側断面図である。 コンベア10を上方から視た平面図である。 ポンプ30から上段ノズル40および下段ノズル50に洗浄液Lを供給するための供給系を模式的に示す図である。 実施例1及び比較例1〜2の仕様及び評価を示す図である。 実施例2及び比較例3〜4の仕様及び評価を示す図である。 実施例3及び比較例5の仕様及び評価を示す図である。
以下、本発明の葉物野菜洗浄方法および葉物野菜洗浄装置の実施の形態を、図1ないし図7を参照して説明する。
図1は、葉物野菜Vを洗浄する葉物野菜洗浄装置1の正面断面図であり、図2は、図1の左側断面図である。
葉物野菜を洗浄するための洗浄システムは、洗浄前工程である第一の工程、第二の工程と洗浄処理を実施する第三の工程とを含む。
第一の工程で葉物野菜の非可食部となる外葉を除去する。外葉部分を取り除くことにより、後の洗浄工程において洗浄液が直接泥などの異物に作用しやすくなることで異物除去効果を向上させることが出来る。
第二の工程で、葉物野菜の芯部分を取り除く、または喫食サイズ前のサイズにカットする。キャベツ、レタスの葉物野菜は、葉が外側に向かい巻いた状態となっているため、洗浄液を葉物野菜の内部により多く浸透させるためには、芯を取り除き葉物野菜の中心部を露出させる工程もしくは喫食前サイズにカットする工程が洗浄液を噴霧する前には必要となる。芯部分を取り除く工程は、ナイフ等を用いてカットする方法や芯部分を強く引き抜くことで取り除く工程など、その実施の形態には限定されない。また、喫食サイズカット前のサイズにカットにおいては、半割り、4つ割り、8つ割り等のサイズなど特にカットサイズ、カット方法には限定されない。
次に、第三の工程について説明する。第三の工程では下記に示す装置を用いて洗浄を行う。
図1に示すように、葉物野菜洗浄装置1は、コンベア10、洗浄液タンク20、ポンプ(洗浄液供給源)30、上段ノズル(噴霧部)40、下段ノズル(第2噴霧部)50および洗浄室カバー60を備えている。なお、図2においては、便宜上、洗浄液タンク20、ポンプ30および洗浄室カバー60の図示を省略している。
コンベア10は、例えば、ワイヤー等の線材により、開口部を有するネット状に形成されたネットコンベアであり、無端帯状に形成されている。コンベア10は、スプロケット11の回転駆動によって、上面10aに載置された葉物野菜Vを水平面に沿った方向(図1中、右側方向)に搬送する。
図3は、コンベア10を上方から視た平面図である。
コンベア10は、上面10aに葉物野菜Vに対して洗浄処理を施す洗浄処理面12が設定されている。洗浄処理面12は、コンベア10の上面10aのうち、搬入側の端部と搬出側の端部との間に設定された矩形の領域である。
上段ノズル40は、上方から洗浄処理面12に向けて洗浄液Lを噴霧するものであり、コンベア10の上方に配置されている。上段ノズル40は、噴霧形状が円錐状であり、円錐内の全体に亘って霧状の洗浄液Lを噴霧する充円錐ノズルである。充円錐ノズルは、一例として、回転子もしくはスリットを用いてノズル内に形成した旋回液流を用いて円錐状に液滴を噴霧する。
上段ノズル40から噴霧された洗浄液Lは、図3に示すように、噴霧領域45がコンベア10の洗浄処理面12を含む上面10aにおいて円形の面形状で噴霧される。
本実施形態において上段ノズル40は、複数配置されている。より詳細には、上段ノズル40は、葉物野菜Vの搬送方向(図1中、右側方向;以下、搬送方向と称する)に間隔をあけて5列、搬送方向と直交するコンベア10の幅方向(図2中、左右方向;以下、幅方向と称する)に間隔をあけて2列の合計10個配置されている。10個の上段ノズル40は、図3に示すように、噴霧領域45が洗浄処理面12の全面を網羅するように配置されている。
複数の上段ノズル40を配置する構成としては、一例として、搬入側でコンベア10の幅方向の外側に配置され鉛直方向に延びる柱部15と、柱部15の上端部から搬送方向に沿って延びる梁部16と、搬送方向に所定間隔をあけて梁部16から幅方向に延び上段ノズル40を支持する支持体17とを用いる構成が挙げられる。
下段ノズル50は、下方からコンベア10の開口部を介して洗浄処理面12に向けて洗浄液Lを噴霧するものであり、コンベア10の下方に複数配置されている。下段ノズル50としては、上段ノズル40と同様に充円錐ノズルが用いられている。
より詳細には、下段ノズル50は、図1に示すように、搬送方向については、上段ノズル40と同じ位置に5列設けられ、幅方向については、図2に示すように、上段ノズル40が中間に位置するように3列設けられている。
複数の下段ノズル50を配置する構成としては、一例として、柱部15におけるコンベア10の上面10aと下面10bとの間の位置から搬送方向に沿って延びる梁部18と、搬送方向に所定間隔をあけて梁部18から幅方向に延び下段ノズル50を支持する支持体19とを用いる構成が挙げられる。
洗浄液タンク20は、上段ノズル40および下段ノズル50から噴霧される洗浄液Lを一括的に貯留するものであり、コンベア10の下方に設置されている。洗浄液タンク20の内部には、洗浄液Lに含まれる異物を除去するためのフィルタ21が設けられている。洗浄液Lとしては、葉物野菜Vに悪影響を及ぼさない液体であれば適宜用いることができる。本実施形態では、調達の容易さ、大量使用時のコスト等を考慮して水が用いられている。
ポンプ30は、洗浄液タンク20に貯留された洗浄液Lを上段ノズル40および下段ノズル50に供給するものである。図4は、ポンプ30から上段ノズル40および下段ノズル50に洗浄液Lを供給するための供給系を模式的に示す図である。
洗浄液タンク20に貯溜された洗浄液Lは、ポンプ30の駆動により上述した柱部15、梁部16、18、支持体17、19に設けられた配管(図示せず)等の流路31を介して上段ノズル40および下段ノズル50に供給される。流路31は、洗浄液Lを上段ノズル40に供給する第1流路32と、洗浄液Lを下段ノズル50に供給する第2流路33とに分岐部34において分岐されている。
第1流路32には、上段ノズル40が洗浄処理面12に洗浄液Lを噴霧する際の噴圧を調整するために第1調整部41が設けられている。第1調整部41は、一例として流量制御弁を含む。第2流路33には、下段ノズル50が洗浄処理面12に洗浄液Lを噴霧する際の噴圧を調整するために第2調整部51が設けられている。第2調整部51は、一例として流量制御弁を含む。第1調整部41および第2調整部51を操作して、上段ノズル40および下段ノズル50に供給される洗浄液Lの流量をそれぞれ調整することにより、上述した第1圧力および第2圧力が調整される。
続いて、上記構成の葉物野菜洗浄装置1を用いて葉物野菜Vを洗浄する動作について説明する。
まず、第一の工程として、洗浄対象となる葉物野菜の非可食部である外葉を取り除く。外葉を除去することで、葉物野菜の芯部分の切断面付近に複雑に入り組んだ泥を後の工程で除去しやすくなる。次に第二の工程として、葉物野菜の芯を取り除く、または喫食サイズカット処理を行う前の適切なサイズにプレカットする。芯を取り除き、プレカットを行うことで、葉物野菜の内部に洗浄液が浸透しやすくなり、異物の除去効率が向上する。非可食部を取り除かれ、喫食サイズカット処理を行う前の適切なサイズにプレカットされた葉物野菜Vは、コンベア10の上面10aにおける搬入側(図1中、左側)に、連続的または間欠的あるいは断続的に載置され、スプロケット11の回転によるコンベア10の移動に伴い洗浄処理面12を通過する。洗浄処理面12において葉物野菜Vは、上段ノズル40および下段ノズル50から洗浄液Lを噴霧される。葉物野菜Vへの洗浄液Lの噴霧は面形状であるため、洗浄液Lの液滴は葉物野菜Vの表面に全面的に付着する。そして、コンベア10による搬送時に葉物野菜Vには、連続的に洗浄液Lの液滴が付着することから、付着した液滴が葉物野菜表面を流動液膜を形成しながら流れることになり、葉物野菜Vの表面に付着した異物を効率的に除去可能である。また、葉物野菜Vに対しては、上段ノズル40および下段ノズル50により上方および下方の両方から洗浄液Lが噴霧されるため、露出する表面が洗浄される。
このとき、上段ノズル40および下段ノズル50から噴霧される洗浄液Lの噴霧圧力は0.10MPa以上0.15MPa以下であることが好ましい。噴霧圧力が0.1MPa未満であるとノズルの噴霧角度が小さくなり噴霧される洗浄液Lが葉物野菜Vを濡らす範囲が狭くなるため、葉物野菜Vの表面を液膜で十分に濡らすことができず、十分な異物除去効果が得られなくなる。また、噴霧角度が小さくなることにより、葉物野菜Vの表面を満遍なく濡らすためにはノズルの数を多く設けなければならずコスト増の一因になりかねない。一方、噴霧圧力が0.15MPaを超えると水っぽくなり食感を損なってしまう。
また、上段ノズル40のノズル先端部と葉物野菜Vとの距離(上段ノズル噴霧距離)は100mm以上、200mm以下であることが好ましい。上段ノズル噴霧距離が100mm未満になると噴霧される洗浄液Lが葉物野菜Vを濡らす範囲が狭くなり、十分な異物除去効果が得られなくなる。また、噴霧角度が小さくなることにより、葉物野菜Vの表面を満遍なく濡らすためにはノズルの数を多く設けなければならずコスト増の一因になりかねない。上段ノズル噴霧距離が200mmを超えると葉物野菜V表面に伝わる噴霧される洗浄液Lの流体エネルギーが低下し、十分な異物除去効果が得られなくなる。また、上段ノズル噴霧距離が200mmを超えると洗浄液Lが噴霧される面積が広くなり、ノズルとコンベアとの距離も長くなるため、装置全体の大型化を招いてしまう。
上段ノズル40および下段ノズル50から噴霧される洗浄液Lの液滴径は直径100μm以上1000μm以下の範囲内であることが好ましい。前述の液滴径で噴霧された洗浄液Lは、葉物野菜Vの表面を傷つけることなくその全面をまんべんなく濡らし、葉物野菜V表面上に異物を洗い流す流動液膜を形成することができる。
ここで、洗浄液Lの液滴径が100μmより小さい場合、葉物野菜V表面に適切な流動液膜が形成されず、異物除去効果が著しく低下してしまう。また、洗浄液Lの液滴径が1000μmより大きい場合、葉物野菜Vの表面に加わる洗浄液Lの流体エネルギーが大きくなり、葉物野菜Vの表面が水っぽくなり、食感を損ねてしまう。
上段ノズル40および下段ノズル50から噴霧される洗浄液Lの噴霧液量はノズル一つあたり5L/分以上20L/分以下が好ましい。この範囲で洗浄液Lを噴霧した場合、食感を損なうことなく十分な異物除去効果を得ることができる。
一方、シャワー洗浄では、シャワーノズル孔から吐出される洗浄液Lが、葉物野菜Vの表面でノズル孔とほぼ同じ大きさ面積の領域に集中するため、葉物野菜Vの特定の表面に加わる洗浄液Lの流体エネルギーが大きくなり、結果として葉物野菜Vの表面が水っぽくなって食感を損なってしまう。
また、葉物野菜V表面において洗浄液Lが接していない部分は、流動液膜が形成されず、十分な異物除去効果を得ることができない。
よって前述の噴霧条件を用いた本実施形態では、例えば、レタスのような葉肉の厚さが小さい葉物野菜Vを洗浄する場合でも、水っぽくなって食感を損なうことを防止できる。また、本実施形態では、上段ノズル40の噴霧領域45が洗浄処理面12の全面を網羅しているため、洗浄処理面12に搬送された葉物野菜Vに洗浄不良箇所が生じることを防止できる。
葉物野菜洗浄装置1において洗浄水Lで洗浄された葉物野菜Vは、後工程で喫食サイズへのカット、殺菌処理等が施される。
以上説明したように、本実施形態の葉物野菜洗浄装置1では、洗浄液Lを噴霧して葉物野菜V表面全体を洗浄するため、処理対象となる葉物野菜Vを十分に浸漬するために葉物野菜V以上の体積の洗浄液Lを必要とする浸漬式の洗浄方法と比較して装置を小型化できる。また、本実施形態の葉物野菜洗浄装置1では、シャワーのように洗浄液Lがシャワーノズル孔とほぼ同じ面積で葉物野菜V表面に集中せず、液膜を形成して表面を流れるように洗浄するため、葉物野菜Vが水っぽくなって食感を損なうことを防止できる。
上述した葉物野菜の洗浄方法においては、葉物野菜は、葉物野菜の非可食部である外葉を取り除く第一の工程、芯を取り除き、または喫食サイズカットに適したサイズにカットする第二の工程を実施することにより、葉物野菜Vに対する異物除去の効果を向上させることができる。
なお、本実施形態において処理された野菜は、次工程にて喫食サイズへのカット処理、カット処理後の洗浄工程などを適宜追加することは可能である。
以下、実施例を示して本発明を詳細に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で適宜変更して実施することができる。
(実施例1、比較例1〜2)
被洗物である葉物野菜Vとしてキャベツを用い、上段ノズル40と被洗物との距離、上段ノズル40の噴圧を図5に示す仕様に従い、上記充円錐ノズル(実施例1)、噴霧領域が線状の扇形ノズル(比較例1)およびシャワー(比較例2)のそれぞれで洗浄処理を行ってキャベツの食感を調べた。
各例の評価は、被洗物に60秒間噴霧処理を行い、食感への影響がない場合を○とし、食感がわずかに損ねられた場合を△とし、食感が大きく損ねられた場合を×とした。
図5に示されるように、比較例1〜2では、噴圧が大きい場合、あるいは被洗物との距離が小さい場合には葉物野菜Vが洗浄液Lの液滴から受ける流体エネルギーが大きくなり食感が損なわれた。これに対して、充円錐の噴霧パターンで噴霧処理が行われる実施例1では、食感が損なわれずに良好な結果が得られた。
(実施例2、比較例3〜4)
被洗物である葉物野菜Vとしてレタスを用い、上段ノズル40と被洗物との距離、上段ノズル40の噴圧を図6に示す仕様に従い、上記充円錐ノズル(実施例2)、噴霧領域が線状の扇形ノズル(比較例3)およびシャワー(比較例4)のそれぞれで洗浄処理を行ってレタスの食感を調べた。
各例の評価は、被洗物に60秒間噴霧処理を行い、食感への影響がない場合を○とし、食感がわずかに損ねられた場合を△とし、食感が大きく損ねられた場合を×とした。
図6に示されるように、比較例3〜4では、噴圧が大きい場合、あるいは被洗物との距離が小さい場合には葉物野菜Vが洗浄液Lの液滴から受ける流体エネルギーが大きくなり食感が損なわれた。これに対して、充円錐の噴霧パターンで噴霧処理が行われる実施例2では、比較例3〜4と比較して良好な結果が得られた。
(実施例3、比較例5)
被洗物である葉物野菜Vとしてキャベツを用い、上段ノズル40と被洗物との距離、上段ノズル40の噴圧を図7に示す仕様に従い、上記充円錐ノズル(実施例3)、噴霧領域が線状の扇形ノズル(比較例5))のそれぞれで洗浄処理を行ってキャベツに付着する異物の除去率を調査した。
調査方法は、キャベツに付着したアブラムシ群に霧吹きを5回行い、葉上に残ったアブラムシ群に上記葉物野菜洗浄装置1により60秒間噴霧処理を行った。
各例の評価は、葉上に残ったアブラムシ1の個体数を確認し、除去率が95%以上の場合を○とし、除去率が90%以上95%未満の場合を△とし、除去率が90%未満の場合を×とした。
図7に示されるように、比較例5では噴圧が大きく、且つ、被洗物との距離が小さい場合以外は、キャベツに付着した異物を除去しきれなかった。これに対して、充円錐の噴霧パターンで噴霧処理が行われる実施例3では、比較例5と比較して良好な結果が得られた。
(実施例4、比較例6、7)
被洗物である葉物野菜Vとしてレタスを用い、非可食部である外葉を取り除く第一の工程、芯部分を取り除く第二の工程、コンベアに載置した上記の葉物野菜を搬送しながら、前記コンベアの上方および下方に配置した噴霧部から前記コンベアにおける洗浄処理面に向けて洗浄液を噴霧する第三の工程による処理を行い、異物除去効果を調べた(実施例4)。比較として、第一の工程を実施せず、第二の工程、第三の工程を実施した場合(比較例6)、第二の工程を実施せず、第一の工程、第三の工程を実施した場合(比較例7)についても調査した。
調査の結果、実施例4はレタスに付着した泥などの異物が取り除かれた。これに対し、比較例6は外葉の内面に複雑に入り組んだ泥などの異物が残存し、異物除去効果は不十分であった。比較例7は、レタス内面に付着した泥などの異物が残存し、異物除去効果は不十分であった。
以上、添付図面を参照しながら本発明に係る好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。上述した例において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態では、充円錐ノズルを用いて円形状の噴霧領域45に洗浄液Lの液滴を噴霧する構成を例示したが、この構成に限定されるものではなく、圧縮気体と加圧液体(洗浄液)の二つの流体を吐出部の上流側で混合することにより微細な液滴を噴霧する二流体スプレーや、スリットの刻まれたノズル先端部分が回転することにより液滴を立体的に噴霧する回転洗缶ノズルを用いる構成であってもよい。
また、上記実施形態では、上段ノズル40および下段ノズル50が洗浄処理面12において円形状の面形状で液滴を噴霧する構成を例示したが、これに限られるものではなく、多角形状の面形状で液滴を噴霧する構成としてもよい。
例えば、洗浄処理面12が矩形(長方形)の場合には、上段ノズル40および下段ノズル50が四角形状の噴霧領域に洗浄液Lの液滴を噴霧する充角錐ノズルを用いることが好ましい。この構成を採ることにより、複数の噴霧領域によって矩形の洗浄処理面12の全面を網羅するために設置するノズルの数を最小限に抑えることが可能となり装置のコストダウンに寄与できる。
また、上記実施形態では、ポンプ30から上段ノズル40および下段ノズル50に洗浄液Lを供給する流路31を第1流路32と第2流路33とに分岐し、各流路32、33に配置した第1調整部41、第2調整部51によって、噴霧した洗浄液Lの洗浄処理面12における圧力を調整する構成としたが、この構成の他に、例えば、上段ノズル40に洗浄液Lを供給する第1洗浄液供給源と、下段ノズル50に洗浄液Lを供給する第2洗浄液供給源とを個別に設け、第1洗浄液供給源の駆動と第2洗浄液供給源の駆動とを独立して制御することにより、噴霧した洗浄液Lの洗浄処理面12における圧力をそれぞれ調整する構成としてもよい。
この構成を採ることにより、洗浄処理面12における圧力調整を上段ノズル40および下段ノズル50のぞれぞれでより高精度に実施することが可能になり、洗浄対象となる野菜Vに応じた最適な洗浄液噴霧を実現できる。
また、上記実施形態では、葉物野菜Vとしてキャベツおよびレタスの葉物野菜を例示して説明したが、サニーレタスやほうれん草等の他の葉物野菜にも適用可能である。
1…葉物野菜洗浄装置、 10…コンベア、 12…洗浄処理面、 30…ポンプ(洗浄液供給源)、 32…第1流路、 33…第2流路、 34…分岐部、 40…上段ノズル(噴霧部)、 41…第1調整部、 45…噴霧領域、 50…下段ノズル(第2噴霧部)、 51…第2調整部、 L…洗浄液、 V、Vs…葉物野菜

Claims (12)

  1. 葉物野菜の洗浄方法であって、
    コンベアに載置した上記の葉物野菜を搬送する工程と、
    前記コンベアの上方に配置した噴霧部から前記コンベアにおける洗浄処理面に向けて洗浄液を噴霧する工程と、
    を含み、
    前記洗浄液を噴霧する工程では、前記洗浄処理面における噴霧領域が円形状または多角形状の面形状で前記洗浄液を噴霧することを特徴とする葉物野菜洗浄方法。
  2. 前記噴霧部を複数配置し、複数の前記噴霧領域によって前記洗浄処理面の全面を網羅することを特徴とする請求項1記載の葉物野菜洗浄方法。
  3. 前記洗浄液を噴霧する工程では、前記コンベアの下方に配置した第2噴霧部から前記洗浄処理面に向けて前記洗浄液を噴霧することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の葉物野菜洗浄方法。
  4. 洗浄液供給源からの洗浄液を、前記噴霧部に供給する第1流路と前記第2噴霧部に供給する第2流路とに分岐させ、
    前記噴霧部から噴霧された前記洗浄液の前記洗浄処理面における第1圧力を前記第1流路において調整する工程と、
    前記第2噴霧部から噴霧された前記洗浄液の前記洗浄処理面における第2圧力を前記第2流路において調整する工程と、
    を含むことを特徴とする請求項3記載の葉物野菜洗浄方法。
  5. 前記噴霧部に前記洗浄液を供給する第1洗浄液供給源と、前記第2噴霧部に前記洗浄液を供給する第2洗浄液供給源とを個別に設け、
    前記第1洗浄液供給源の駆動を調整して、前記噴霧部から噴霧された前記洗浄液の前記洗浄処理面における第1圧力を調整する工程と、
    前記第2洗浄液供給源の駆動を調整して、前記第2噴霧部から噴霧された前記洗浄液の前記洗浄処理面における前記第2圧力を調整する工程と、
    を含むことを特徴とする請求項3記載の葉物野菜洗浄方法。
  6. 前記葉物野菜は、キャベツまたはレタスであることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の葉物野菜洗浄方法。
  7. 葉物野菜の洗浄装置であって、
    載置された上記の葉物野菜を搬送するコンベアと、
    前記コンベアの上方に配置され前記コンベアにおける洗浄処理面に向けて前記洗浄液を噴霧する噴霧部とを備え、
    前記噴霧部は、前記洗浄処理面における噴霧領域が円形状または多角形状の面形状で前記洗浄液を噴霧することを特徴とする葉物野菜洗浄装置。
  8. 前記噴霧部は、前記噴霧領域が前記洗浄処理面の全面を網羅するように複数配置されることを特徴とする請求項7記載の葉物野菜洗浄装置。
  9. 前記コンベアの下方に配置され前記洗浄処理面に向けて前記洗浄液を噴霧する第2噴霧部を備えることを特徴とする請求項7または請求項8記載の葉物野菜洗浄装置。
  10. 洗浄液供給源と、
    前記洗浄液供給源からの洗浄液を、前記噴霧部に供給する第1流路と前記第2噴霧部に供給する第2流路とに分岐する分岐部と、
    前記第1流路に設けられ前記第1圧力を調整する第1調整部と、
    前記第2流路に設けられ前記第2圧力を調整する第2調整部と、
    を備える請求項9記載の葉物野菜洗浄装置。
  11. 前記噴霧部に前記洗浄液を供給する第1洗浄液供給源と、
    前記第1洗浄液供給源の駆動を調整して前記第1圧力を調整する第1調整部と、
    前記第2噴霧部に前記洗浄液を供給する第2洗浄液供給源と、
    前記第2洗浄液供給源の駆動を調整して前記第2圧力を調整する第2調整部と、
    を備える請求項9記載の葉物野菜洗浄装置。
  12. 前記葉物野菜は、キャベツまたはレタスであることを特徴とする請求項7から請求項11のいずれか一項に記載の葉物野菜洗浄装置。
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