JP2016108240A - 坩堝 - Google Patents

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芳竹 深谷
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昌宏 加藤
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慎 渡辺
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謙一 岡本
亮 後藤
Ryo Goto
亮 後藤
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Abstract

【課題】効率よく大きな単結晶サファイヤを製造することが可能なモリブデンまたはその合金製の坩堝を提供する。
【解決手段】モリブデンまたはその合金製の坩堝であって、開口11が設けられた有底円筒形状の下部坩堝10と、開口11に嵌まり合う上部坩堝20とを備え、下部坩堝20の側壁が鉛直方向に対して2から10°の角度θ1をなし、下部坩堝20は、開口11に近づくにつれて大きくなる内径を有する。
【選択図】図2

Description

この発明は、坩堝およびそれを用いた単結晶サファイヤの製造方法に関し、より特定的には、モリブデンまたはその合金製の坩堝およびそれを用いた単結晶サファイヤの製造方法に関する。
従来、坩堝に関しては、特開昭64−42388号公報(特許文献1)では、シリコン単結晶引き上げ装置用石英坩堝が開示されている。
また、特開2002−170780号公報(特許文献2)では、ルツボおよびそれを使用した多結晶シリコンの成長方法が開示されている。
特開昭64−42388号公報 特開2002−170780号公報
サファイア単結晶育成にモリブデン坩堝が使用されている。坩堝内容積限度まで原料アルミナを充填しても、溶解・凝固後のサファイアインゴット体積は坩堝の内容積の50%程度に減少してしまう。単結晶サファイアウエファーをインゴットから高い数量歩留まりで製造するために、体積の大きなインゴットの製造が望まれている。
単結晶育成に使用するアルミナ原料は、直径数mm程度の粒状或いは数mmから十数mmの大きさの塊状であり、坩堝内に充填時に大きな空隙が生まれてしまう。この空隙が坩堝内容積の有効利用を阻害することは自明であり、坩堝内容積を増大させる工夫を各結晶メーカーが行っている。先行技術の特許文献1および2は共にシリコン結晶(単結晶並びに多結晶)に関しての考案であり、坩堝内容積の有効活用について鋭意工夫し、カバーリング或いは上部坩堝などの補助具を開示している。
特許文献1ではカバーリングなるセラミックス製(炭素、炭化ケイ素、石英など)の原料充填補助具を開示している。カバーリング下部にフランジ構造を設けるとともに、坩堝本体である下部坩堝の上縁部にもフランジを設け、両者をバヨネット方式で着脱自在ならしめている。
このようなフランジ構造は、厚手の部材や部品を刃具による切削加工によって形成され、薄手の材料には不向きである。また、サファイア溶融は2050℃を越える超高温下で行われるので、セラミックスは耐久性能に不安がある。
特許文献2には、黒鉛製の原料保持坩堝が開示されている。この考案による接続構造の一例は、原料保持坩堝の下端外周部を坩堝本体である下部坩堝上縁部内周側にスカート状に垂れさげて嵌めこむ簡便な方式である。
他の一例として、原料保持坩堝を坩堝本体である下部坩堝上に載せ置く、これも簡便なる方式である。原料保持坩堝の下端部にП字状の溝を彫りこみ、下部坩堝上縁部に嵌めこめるよう工夫されている。
原料保持坩堝下端部を下部坩堝内周側に嵌めこむ方式は、高温加熱時の熱膨張によって固着したり割れが生じる恐れがあり、姿勢の安定性にも不安がある。
原料保持坩堝の下端部にП字状の溝を彫りこむ加工は刃具による切削加工が必要であり、厚さ数mm程度の薄い坩堝には不向きである。
そこで、この発明は上述のような課題を解決するためになされたものであり、効率よく大きな単結晶サファイヤを製造することが可能なモリブデンまたはその合金製の坩堝を提供することを目的とするものである。
この発明に従った坩堝は、モリブデンまたはその合金製の坩堝であって、開口が設けられた有底円筒形状の下部坩堝と、開口に嵌まり合う上部坩堝とを備え、上部坩堝は、モリブデンまたはその合金製の板材を曲げて板材の両端部を接合することで形成される。
この発明に従った坩堝は、モリブデンまたはその合金製の坩堝であって、開口が設けられた有底円筒形状の下部坩堝と、開口に嵌まり合う上部坩堝とを備え、上部坩堝は、モリブデンまたはその合金製の板材が継ぎ目なく周方向に連続することで形成される。
この発明に従えば、大きな単結晶サファイヤインゴットを安定して作成することができる坩堝およびそれを用いた単結晶サファイヤの製造方法を提供することができる。
実施の形態1に従った坩堝の平面図である。 図1中のII−II線に沿った断面図である。 実施の形態1に従った坩堝の斜視図である。 実施の形態2に従った坩堝の平面図である。 図4中のV−V線に沿った断面図である。 図5中のVI−VI線に沿った断面図である。 実施の形態2に従った坩堝の斜視図である。 実施の形態3に従った坩堝の平面図である。 図8中のIX−IX線に沿った断面図である。 実施の形態3に従った坩堝の斜視図である。 実施の形態4に従った坩堝の平面図である。 図11中のXII−XII線に沿った断面図である。 図12中のXIII−XIII線に沿った断面図である。 実施の形態4に従った坩堝の斜視図である。 実施の形態5に従った坩堝の平面図である。 図15中のXVI−XVI線に沿った断面図である。 実施の形態5に従った坩堝の斜視図である。 実施の形態6に従った坩堝の平面図である。 図18中のXIX−XIX線に沿った断面図である。 図19中のXX−XX線に沿った断面図である。 実施の形態6に従った坩堝の斜視図である。 実施の形態7に従った坩堝の平面図である。 図22中のXXIII−XXIII線に沿った断面図である。 実施の形態7に従った坩堝の斜視図である。 実施の形態8に従った坩堝の平面図である。 図25中のXXVI−XXVI線に沿った断面図である。 図26中のXXVII−XXVII線に沿った断面図である。 実施の形態8に従った坩堝の斜視図である。 実施の形態9に従った坩堝の平面図である。 図29中のXXX−XXX線に沿った断面図である。 実施の形態9に従った坩堝の斜視図である。 実施の形態10に従った坩堝の平面図である。 図32中のXXXIII−XXXIII線に沿った断面図である。 図33中のXXXIV−XXXIV線に沿った断面図である。 実施の形態10に従った坩堝の斜視図である。 実施の形態11に従った坩堝の平面図である。 図36中のXXXVII−XXXVII線に沿った断面図である。 実施の形態11に従った坩堝の斜視図である。 実施の形態12に従った坩堝の平面図である。 図39中のXL−XL線に沿った断面図である。 図40中のXLI−XLI線に沿った断面図である。 実施の形態12に従った坩堝の斜視図である。 実施の形態13に従った坩堝の平面図である。 図43中のXLIV−XLIV線に沿った断面図である。 実施の形態13に従った坩堝の斜視図である。 実施の形態14に従った坩堝の平面図である。 図46中のXLVII−XLVII線に沿った断面図である。 図47中のXLVIII−XLVIII線に沿った断面図である。 実施の形態14に従った坩堝の斜視図である。 実施の形態15に従った坩堝の平面図である。 図50中のLI−LI線に沿った断面図である。 実施の形態15に従った坩堝の斜視図である。 実施の形態16に従った坩堝の平面図である。 図53中のLIV−LIV線に沿った断面図である。 実施の形態16に従った坩堝の斜視図である。 実施の形態17に従った坩堝の平面図である。 図56中のLVII−LVII線に沿った断面図である。 実施の形態17に従った坩堝の斜視図である。 実施の形態18に従った坩堝の平面図である。 図59中のLX−LX線に沿った断面図である。 実施の形態18に従った坩堝の斜視図である。 実施の形態19に従った坩堝の平面図である。 図62中のLXIII−LXIII線に沿った断面図である。 実施の形態19に従った坩堝の斜視図である。 実施の形態20に従った坩堝の平面図である。 図65中のLXVI−LXVI線に沿った断面図である。 実施の形態20に従った坩堝の斜視図である。 実施の形態21に従った坩堝で用いられる上部坩堝側フランジ部の写真である。
[本願発明の実施形態の説明]
坩堝は、モリブデンまたはその合金製の坩堝であって、開口が設けられた有底円筒形状の下部坩堝と、開口に嵌まり合う上部坩堝とを備え、上部坩堝は、モリブデンまたはその合金製の板材を曲げて板材の両端部を接合することで形成される。
好ましくは、下部坩堝は、モリブデンまたはその合金製の板材を絞り加工することで形成され、開口には円筒の外周方向に延在する、円周方向に連続する下部坩堝側フランジ部が設けられている。
好ましくは、上部坩堝は、開口の内周側に嵌め合わせられて下部坩堝に係合する係合部を有し、上部坩堝は下部坩堝に対して着脱自在に設けられる。
好ましくは、上部坩堝の下部には、円筒の半径方向に延在する上部坩堝側フランジ部が設けられている。
坩堝は、モリブデンまたはその合金製の坩堝であって、開口が設けられた有底円筒形状の下部坩堝と、開口に嵌まり合う上部坩堝とを備え、上部坩堝は、モリブデンまたはその合金製の板材が継ぎ目なく周方向に連続することで形成される。
好ましくは、下部坩堝は、モリブデンまたはその合金製の板材を絞り加工することで形成され、開口には円筒の外周方向に延在する、円周方向に連続する下部坩堝側フランジ部が設けられている。
好ましくは、上部坩堝は、下部坩堝に近い側の小径部と、下部坩堝から遠い側の大径部とを有し、小径部が下部坩堝の内側に嵌まり合う。
好ましくは、大径部と小径部との間には内周側に向かって下方向に傾斜するテーパー面が設けられている。
好ましくは、小径部の下端に内側へ延在する縮径部が設けられている。
単結晶サファイヤの製造方法は、上記のいずれかに記載のモリブデンまたはその合金製の坩堝の下部坩堝および上部坩堝に原料を充填する工程と、原料を溶融させたのち凝固させることで下部坩堝内に単結晶サファイヤを生成する工程とを備える。
[本願発明の実施形態の詳細]
以下、本発明の実施形態の詳細について、図面を参照して説明する。
(実施の形態1)
図1から3を参照して、実施の形態1に従った坩堝1は、モリブデンまたはその合金製であり、開口11が設けられた有底円筒形状の下部坩堝10と、開口11に嵌まり合う上部坩堝20とを備え、上部坩堝20は、モリブデンまたはその合金製の板材23を曲げて板材の両端部を接合することで形成される。下部坩堝10は、モリブデンまたはその合金製の板材13を絞り加工することで形成され、開口11には円筒の外周方向に延在する、円周方向に連続する下部坩堝側フランジ部12が設けられている。上部坩堝20は、開口11の内周側に嵌め合わせられて下部坩堝10に係合する係合部28を有し、上部坩堝20は下部坩堝10に対して着脱自在に設けられる。上部坩堝20の下部には、円筒の半径方向に延在する上部坩堝側フランジ部30が設けられている。
板材23の両端部が当て板40に溶接されている。下部坩堝10の側壁が鉛直方向に対してなす角度θ1は、約10°であり、上部坩堝20の側壁は鉛直方向とほぼ平行に配置される。上部坩堝20に底は無く、上部坩堝20と下部坩堝10とが連通している。
(実施の形態2)
図4から7を参照して、実施の形態2に従った坩堝1では、上部坩堝20の側壁が鉛直方向に対してなす角度θ2が約10°である点で、実施の形態1に従った坩堝1と異なる。
(実施の形態3)
図8から10を参照して、実施の形態3に従った坩堝1では、下部坩堝10の側壁が鉛直方向に対してなす角度θ1が約2°である点で、実施の形態1に従った坩堝1と異なる。さらに、下部坩堝10にフランジが設けられていない点で、実施の形態1に従った坩堝1と異なる。
(実施の形態4)
図11から14を参照して、実施の形態4に従った坩堝1では、上部坩堝20の側壁が鉛直方向に対してなす角度θ2が約2°である点で、実施の形態2に従った坩堝1と異なる。さらに、下部坩堝10にフランジが設けられていない点で、実施の形態2に従った坩堝1と異なる。
(実施の形態5)
図15から17を参照して、実施の形態5に従った坩堝1では、上部坩堝20の端部がリベット50により当て板40に接合されている点で、実施の形態1に従った坩堝1と異なる。リベット50は2列に並列に配置され、縦方向に8つのリベット50が設けられている。
(実施の形態6)
図18から21を参照して、実施の形態6に従った坩堝1では、上部坩堝20の側壁が鉛直方向に対してなす角度θ2が約10°である点で、実施の形態5に従った坩堝1と異なる。
(実施の形態7)
図22から24を参照して、実施の形態7に従った坩堝1では、当て板40において、リベット50は2列に千鳥状に配置され、縦方向に4つのリベット50が設けられている点で、実施の形態5に従った坩堝1と異なる。
(実施の形態8)
図25から28を参照して、実施の形態8に従った坩堝1では、上部坩堝20の側壁が鉛直方向に対してなす角度θ2が約10°である点で、実施の形態7に従った坩堝1と異なる。
(実施の形態9)
図29から31を参照して、実施の形態9に従った坩堝1では、当て板40において、リベット50は2列に並列に配置され、縦方向に4つのリベット50が設けられている点で、実施の形態5に従った坩堝1と異なる。
(実施の形態10)
図32から35を参照して、実施の形態10に従った坩堝1では、上部坩堝20の側壁が鉛直方向に対してなす角度θ2が約10°である点で、実施の形態9に従った坩堝1と異なる。
(実施の形態11)
図36から38を参照して、実施の形態11に従った坩堝1では、当て板40において、リベット50は2列に並列に配置され、縦方向に12個のリベット50が設けられている点で、実施の形態5に従った坩堝1と異なる。
(実施の形態12)
図39から42を参照して、実施の形態12に従った坩堝1では、上部坩堝20の側壁が鉛直方向に対してなす角度θ2が約10°である点で、実施の形態11に従った坩堝1と異なる。
(実施の形態13)
図43から45を参照して、実施の形態13に従った坩堝1では、当て板40において、リベット50は2列に千鳥状に配置され、縦方向に6つのリベット50が設けられている点で、実施の形態5に従った坩堝1と異なる。
(実施の形態14)
図46から49を参照して、実施の形態14に従った坩堝1では、上部坩堝20の側壁が鉛直方向に対してなす角度θ2が約10°である点で、実施の形態13に従った坩堝1と異なる。
(実施の形態15)
図50から52を参照して、実施の形態15に従った坩堝1は、モリブデンまたはその合金製の坩堝1であって、開口11が設けられた有底円筒形状の下部坩堝10と、開口11に嵌まり合う上部坩堝20とを備え、上部坩堝20は、モリブデンまたはその合金製の板材23が継ぎ目なく周方向に連続することで形成される。
下部坩堝10は、モリブデンまたはその合金製の板材13を絞り加工することで形成され、開口11には円筒の外周方向に延在する、円周方向に連続する下部坩堝側フランジ部12が設けられている。上部坩堝20は、下部坩堝10に近い側の小径部25と、下部坩堝10から遠い側の大径部27とを有し、小径部25が下部坩堝10の内側に嵌まり合う。大径部27と小径部25との間には内周側に向かって下方向に傾斜するテーパー面26が設けられている。小径部25の下端に内側へ延在する縮径部24が設けられている。
下部坩堝10の側壁が鉛直方向に対してなす角度θ1は、約10°であり、上部坩堝20の側壁が鉛直方向に対してなす角度θ2は約10°である。上部坩堝20に底は無く、上部坩堝20と下部坩堝10とが連通している。
(実施の形態16)
図53から55を参照して、実施の形態16に従った坩堝1では、上部坩堝20に縮径部24が設けられていない点で、実施の形態15に従った坩堝1と異なる。
(実施の形態17)
図56から58を参照して、実施の形態17に従った坩堝1では、上部坩堝20の側壁が鉛直方向に対してなす角度θ2が約2°である点で、実施の形態16に従った坩堝1と異なる。
(実施の形態18)
図59から61を参照して、実施の形態18に従った坩堝1では、下部坩堝10の側壁が鉛直方向に対してなす角度θ1が2°であり、下部坩堝側フランジが存在しない点で、実施の形態15に従った坩堝1と異なる。
(実施の形態19)
図62から64を参照して、実施の形態19に従った坩堝1では、上部坩堝20に縮径部24が設けられていない点で、実施の形態18に従った坩堝1と異なる。
(実施の形態20)
図65から67を参照して、実施の形態20に従った坩堝1では、上部坩堝20の側壁が鉛直方向に対してなす角度θ2が約2°である点で、実施の形態16に従った坩堝1と異なる。
上記の実施の形態1から20では、下部坩堝10本体の内容積を有効に利用し、大きな単結晶サファイアインゴットを製作できるように、原料充填量を増加させ得る上部坩堝20を追加している。坩堝1の材質は融点2600℃超の耐高温性能に優れる金属モリブデン及びその合金であり、高温変形に強く、数mm程度の厚さで原料アルミナの溶解に耐え得る特性を有している。
(実施の形態21)
図68を参照して、実施の形態21では、上部坩堝側フランジ部30は、複数の爪部310,320,330,340と、それらの爪部310.320.330.340が接続される胴部300とを有する。複数の爪部310,320,330,340を設け、各々の爪部310,320,330,340の間に隙間が設けられている。そのため、爪部が一枚の板材により構成されている構造と比較して、上部坩堝側フランジ部30を容易に製造することができる。
この実施の形態21では4つの爪部310,320,330,340が開示されているが、さらに多い爪部または少ない爪部が設けられていてもよい。実施の形態21に従った上部坩堝側フランジ部30を、他の実施の形態にも適用してよい。
胴部300はリベット50により板材23に固定されている。胴部300が溶接、ロウ材など、リベット以外で板材23に固定されていてもよい。
(坩堝の構造)
実施の形態1から20で示す、モリブデン製及びその合金製の坩堝1を用いて単結晶サファイアを製造することができる。厚さ数mm程度のモリブデン板材或いはモリブデン合金板材を板金加工によって丸め成形後リベット50で接合し(実施の形態5から14)、或いは溶接して(実施の形態1から4)、円筒或いは中空円錐台を作る。また、或いは絞り成型して(実施の形態15から20)上部坩堝20を作り、当該上部坩堝20の底部を切削加工によって除去し、円筒或いは中空円錐台となす。これらを本体として、外周部の数か所にリベット接合又は溶接によって上部坩堝側フランジ部30を後付けし(板金加工の場合)、或いは外周部の全周にフランジ(テーパー面26)を形成し(絞り成型の場合)、これらのフランジを介して下部坩堝10上縁部に上部坩堝20が載せ置かれる。
(坩堝の製造方法)
上部坩堝の製造方法を、A;リベット接合、B;溶接、C;絞り成型の3種類に分けて記述する。
A;リベット接合による、厚さ3mmx上端外径330mmx下端外径300mmx高さ200mmの中空円錐台状坩堝(突き出し幅20mmで長さ50mmの4等配フランジ付き)の製造方法。
工程A1;坩堝用および当て板用の各板材
冷間圧延仕上げされた表面粗さRa5μm程度のモリブデン板材、或いは酸化ランタン添加合金、TZM合金などのモリブデン合金板材を準備する。坩堝用の冷間圧延板材サイズは、厚さ3mmx幅250mmx長さ1100mmである。この圧延板材を放電ワイヤーカット機などを用いて、扇状の丸め加工用素材に素材展開図に基づいて切り出す。この丸め加工用素材には展開図に基づき、リベット接合用のドリル貫通穴(直径3mm、当て板接合用、フランジ接合用ともに)をボール盤を用いて開けておく。
当て板用の圧延板材は坩堝用板材と同材質で、厚さ3mmx幅80mmx長さ150mmに放電ワイヤーカット機或いはシェアカッターなどで寸法だし切断する。展開図に基づきリベット用の貫通穴を、上述のとおり事前に設けておく。
工程A2;フランジ用およびリベット用の板・棒材
坩堝素材と同質で、同様の表面粗度の板材(厚さ3mmx幅50mmx長さは任意で200mm〜1000mm程度)および棒材(直径3mmx長さ1000mm程度)を用いる。
フランジ用部品は、4個分を長さ200mmで切断しておく。フランジ取り付けに用いるリベット用の棒材もフランジ用板材と同材質で準備し、砥石刃切断或いは放電ワイヤカット機などで長さ12mmに切断した後、切断バリを砥石などで除去しておく。
工程A3;丸め、L字曲げなどの板金加工
工程A1および工程A2で準備した素材或いは部品の成型加工について、順次記載する。
工程A1で準備した丸め加工用素材を、市販のローラーベンダーで円錐台形状に丸め加工を施し、確実に突き合うことを確認する。
当て板についてはブレーキプレス(KOMAT’SU製PAS5020)で、坩堝外面の曲率に合わせて丸め加工を施した。突き合せ部の外側に当て板をあてがい、リベット穴の微小変形修正、相互位置などを確認した。穴の微小変形はダイヤモンドやすりなどで手修正する。
工程A2で準備した50mm幅板材を2:3の幅になるように、長さ方向に沿ってL字状にブレーキプレスによって曲げ加工を実施した。このL字状部品から、4個の長さ50mmL型フランジを切断して得た。L字の幅が広い側にリベット用貫通穴を4穴、直線状にボール盤を用いて開ける。その後、ブレーキプレスを用いて、穴付き側を坩堝外面曲率に合わせて曲げ加工する。曲げ加工によって微小変形した穴は、やすりなどで修正しておく。
工程A4;組み立て加工
上部坩堝本体は、製作した各部品をリベット接合によって組み付けることで完成する。先ず上部坩堝本体を組み上げる。補助治具類を用いて坩堝を仮組みしておき、当て板を坩堝上縁部基準にして、直線または千鳥状に配列された穴に棒材を通し、内側に3mm突き出させて小径バーナーで加熱して小ハンマーで叩いて潰す。全ての穴を埋めた後、外側に3mm突き出した棒を小ハンマーで叩いて潰し、リベット接合を完成させる。
次に、4個のフランジを組み付ける。当て板の下端部外の4等配外周面に、当て金を組み付ける要領で作業を行い、フランジの組みつけを完成させる。
この際、潰した部分のバリは、小型リューター或いはマイクロ研磨機を用いて除去する。こうして、リベット接合による4等配フランジ付き上部坩堝が完成する。
B;溶接による、厚さ3mmx上端外径330mmx下端外径300mmx高さ200mmの中空円錐台状坩堝(突き出し幅20mmで長さ50mmの4等配フランジ付き)の製造方法。
工程B1;坩堝用板材
上記A1と同じ材質・規格・品質の板材を用いる。冷間圧延仕上げされた表面粗さRa5μm程度のモリブデン板材、或いは酸化ランタン添加合金、TZM合金などのモリブデン合金板材を準備する。坩堝用の冷間圧延板材サイズは、厚さ3mmx幅250mmx長さ1100mmである。この圧延板材を放電ワイヤーカット機などを用いて、扇状の丸め加工用素材に素材展開図に基づいて切り出す。この丸め加工用素材には展開図に基づき、リベット接合用のドリル貫通穴(直径3mm、フランジ接合用)をボール盤を用いて開けておく。全ての接合を溶接工法で行う場合は、貫通穴加工は不要である。
工程B2;フランジ用板材
坩堝素材と同質で、同様の表面粗度の板材(厚さ3mmx幅50mmx長さは任意で200mm〜1000mm程度)を用いる。フランジ用部品は、4個分を長さ200mmで切断しておく。棒材(直径3mmx長さ1000mm程度)を用いる。
フランジ取り付けに用いるリベット用の棒材も、フランジ用板材と同材質で準備し、砥石刃切断或いは放電ワイヤカット機などで長さ12mmに切断した後、切断バリを砥石などで除去しておく。なお、フランジを坩堝本体に溶接工法で取り付ける場合は棒材は不要である。
工程B3;丸め、L字曲げなどの板金加工
リベット接合によって製作する場合と同様工程A3の手順で、坩堝本体用部品の丸め加工およびフランジ用部品のL字曲げ加工を実施する。
工程B4;組み立て加工
溶接中の酸化脆化を防止するために、不活性ガスで置換したチャンバー内でTIG溶接を実施する。補助治具類で仮組みした坩堝本体を、先ず溶接する。丸め加工した突合せ部を3〜4箇所点止め溶接した後、突合せ部全域を溶接して本体坩堝を完成させる。
フランジを坩堝本体に溶接する場合も、治具類で仮固定した後、フランジ部外周を坩堝外周部に溶接する(4〜6箇所の点止めでも良い)。リベット接合する場合は工程A4の方法と同じである。
こうして、溶接による(或いは一部リベット接合による)4等配フランジ付き上部坩堝が完成する。
C;絞り加工による、厚さ3mmx上端外径330mmx下端外径300mmx高さ200mmの中空円錐台状坩堝(突き出し幅20mmで長さ50mmの4等配フランジ付き)の製造方法。
工程C1;坩堝用板材
上記と同じ材質・規格・品質の板材を用いる。冷間圧延仕上げされた表面粗さRa5μm程度のモリブデン板材、或いは酸化ランタン添加合金、TZM合金などのモリブデン合金板材を準備する。坩堝用の冷間圧延板材サイズは、厚さ3mmx□620mmである。この圧延板材を放電ワイヤーカット機や旋盤などを用いて、厚さ3mmx直径600mmの絞り成型用ブランク材を切り出す。
工程C2; フランジ用板材
坩堝素材と同質で、同様の表面粗度の板材(厚さ3mmx幅50mmx長さは任意で200mm〜1000mm程度)を用いる。フランジ用部品は、4個分を長さ200mmで切断しておく。棒材(直径3mmx長さ1000mm程度)を用いる。
フランジ取り付けに用いるリベット用の棒材も、フランジ用板材と同材質で準備し、砥石刃切断或いは放電ワイヤーカット機などで長さ12mmに切断した後、切断バリを砥石などで除去しておく。なお、フランジを坩堝本体に溶接工法で取り付ける場合は棒材は不要である。
工程C3;絞り成型加工およびL字曲げ加工
スピニングマシンを用いて、坩堝本体の絞り成型加工を行う。スピニングマシンは装置本体、中子となる金型、押し当て棒、およびローラーで主構成されている。被成型加工材であるブランク材を、ローラーによって金型外面に押しつけるようにして成型する加工方法である。
横型回転軸に金型が取り付けられ、直径600mmブランク材、押し当て棒が直列に並び、100〜300rpmで回転するブランク材をプロパンバーナーなどで赤熱しながら、側方から繰り出されるローラーによって、金型になぞらえて坩堝形状に成型する。被成型材が金型から外れる形状であれば、坩堝側壁が直線状のみならず階段状であっても成型可能である。円筒坩堝を製作するには、底部を設計した形状に仕上げる必要がある。仕上げは横型旋盤などを利用してバイトによって削り落し、任意の形状の底なし(中空)坩堝を得ることができる。
なお、坩堝底部にあたる部分に小径の穴をブランク材に事前に設けておくことができる。しかしながら、大径の穴を事前に設けておくと、絞り加工に際して亀裂発生の原因となるおそれがあり好ましくない。
このようにして、厚さ3mmx上端外径330mmx下端外径300mmx高さ200mmの中空円錐台状坩堝を得る。
フランジ用部品については、工程A2と同様であるので再掲した。工程A2で準備した50mm幅板材を2:3の幅になるように、長さ方向に沿ってL字状にブレーキプレスによって曲げ加工を実施した。このL字状部品から、4個の長さ50mmL型フランジを切断して得た。L字の幅が広い側にリベット用貫通穴を5穴、千鳥状にボール盤を用いて開ける。その後、ブレーキプレスを用いて、穴付き側を坩堝外面曲率に合わせて曲げ加工する。曲げ加工によって微小変形した穴は、やすりなどで修正しておく。
工程C4;組み立て加工
フランジはリベットによる接合、或いは溶接工法によっても取り付けができる。その方法・作業手順は上述のとおりである。坩堝本体外周に階段状のフランジ部分が形成されている坩堝においては、フランジ自体が不要である。
このようにして、溶接による(或いは一部リベット接合による)4等配フランジ付き上部坩堝が完成する。
(効果の確認)
製作した4等配フランジ付き上部坩堝(厚さ3mmx上端外径330mmx下端外径300mmx高さ200mmの中空円錐台状坩堝)を利用して、サファイア原料充填量増加の確認を行った。
下部坩堝はモリブデン製の厚さ5mmx開口径310mmx深さ400mmの坩堝である。従来通り下部坩堝のみでサファイア結晶を育成した場合、インゴットの大略サイズは外径300mmx高さ200mm、重量約60kgである。下部坩堝内容積の50%利用率である。
下部坩堝にフランジ付き上部坩堝を載せ置きした場合の全体構成は、総高さ550mmである。
サファイア原料を上部坩堝上縁部下65mm位置まで充填した後、融解・固化して得たインゴットの大略サイズは外径300mmx高さ280mm、重量約84kgであった。下部坩堝内容積の70%利用率である。
育成炉外へ取り出した全構成坩堝の上部坩堝は、両手で上方に持ち上げるだけで下部坩堝から分離でき、損傷も発生しなかった。また、サファイア融液が付着した痕跡もなく、繰り返し使用できる状態を保っていた。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 坩堝、10 下部坩堝、11 開口、12 下部坩堝側フランジ部、13,23 板材、20 上部坩堝、24 縮径部、25 小径部、26 テーパー面、27 大径部、28 係合部、30 上部坩堝側フランジ部、40 当て板、50 リベット。

Claims (10)

  1. モリブデンまたはその合金製の坩堝であって、
    開口が設けられた有底円筒形状の下部坩堝と、前記開口に嵌まり合う上部坩堝とを備え、
    前記上部坩堝は、モリブデンまたはその合金製の板材を曲げて板材の両端部を接合することで形成される、坩堝。
  2. 前記下部坩堝は、モリブデンまたはその合金製の板材を絞り加工することで形成され、前記開口には円筒の外周方向に延在する、円周方向に連続する下部坩堝側フランジ部が設けられている、請求項1に記載の坩堝。
  3. 前記上部坩堝は、前記開口の内周側に嵌め合わせられて前記下部坩堝に係合する係合部を有し、前記上部坩堝は前記下部坩堝に対して着脱自在に設けられる、請求項1または請求項2に記載の坩堝。
  4. 前記上部坩堝の下部には、円筒の半径方向に延在する上部坩堝側フランジ部が設けられている、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の坩堝。
  5. モリブデンまたはその合金製の坩堝であって、
    開口が設けられた有底円筒形状の下部坩堝と、前記開口に嵌まり合う上部坩堝とを備え、
    前記上部坩堝は、モリブデンまたはその合金製の板材が継ぎ目なく周方向に連続することで形成される、坩堝。
  6. 前記下部坩堝は、モリブデンまたはその合金製の板材を絞り加工することで形成され、前記開口には円筒の外周方向に延在する、円周方向に連続する下部坩堝側フランジ部が設けられている、請求項5に記載の坩堝。
  7. 前記上部坩堝は、前記下部坩堝に近い側の小径部と、前記下部坩堝から遠い側の大径部とを有し、前記小径部が前記下部坩堝の内側に嵌まり合う、請求項5または請求項6に記載の坩堝。
  8. 前記大径部と前記小径部との間には内周側に向かって下方向に傾斜するテーパー面が設けられている、請求項7に記載の坩堝。
  9. 前記小径部の下端に内側へ延在する縮径部が設けられている、請求項7または請求項8に記載の坩堝。
  10. 単結晶サファイヤの製造方法であって、
    請求項1から請求項9のいずれかに記載の坩堝の前記下部坩堝および前記上部坩堝に原料を充填する工程と、
    前記原料を溶融させたのち凝固させることで前記下部坩堝内に単結晶サファイヤを生成する工程とを備えた、単結晶サファイヤの製造方法。
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