JPH0512488A - 図形データ読取装置 - Google Patents
図形データ読取装置Info
- Publication number
- JPH0512488A JPH0512488A JP3051667A JP5166791A JPH0512488A JP H0512488 A JPH0512488 A JP H0512488A JP 3051667 A JP3051667 A JP 3051667A JP 5166791 A JP5166791 A JP 5166791A JP H0512488 A JPH0512488 A JP H0512488A
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】原稿上の図形データを簡単な構成で拡大・縮小
できるようにする。 【構成】ハンドスキャナ３には、１次元イメージセンサ
４とともに、スキャナ３が一定距離移動される毎に移動
パルスＰ1 を出力する移動パルス発生器５が設けられて
いる。そして、この移動パルス発生器５から出力する移
動パルスＰ1 の周期は周期変換回路７で所定の変換率に
変換され、この周期変換回路７から出力するサンプリン
グ用パルスＰ2 をサンプリングタイミング信号としてデ
ータ処理回路６に入力し、データ処理回路６はこれによ
ってイメージスキャナ３から出力される読取データＤ0
をサンプリングする。
できるようにする。 【構成】ハンドスキャナ３には、１次元イメージセンサ
４とともに、スキャナ３が一定距離移動される毎に移動
パルスＰ1 を出力する移動パルス発生器５が設けられて
いる。そして、この移動パルス発生器５から出力する移
動パルスＰ1 の周期は周期変換回路７で所定の変換率に
変換され、この周期変換回路７から出力するサンプリン
グ用パルスＰ2 をサンプリングタイミング信号としてデ
ータ処理回路６に入力し、データ処理回路６はこれによ
ってイメージスキャナ３から出力される読取データＤ0
をサンプリングする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、１次元イメージセン
サを内蔵する読取器を用いて２次元の図形データを読取
る図形データ読取装置に関し、特に読取った図形データ
を所定の縮尺に拡大または縮小できる図形データ読取装
置に関する。
サを内蔵する読取器を用いて２次元の図形データを読取
る図形データ読取装置に関し、特に読取った図形データ
を所定の縮尺に拡大または縮小できる図形データ読取装
置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種装置としては、例えば図２
に示すように、手持で操作できるように構成された読取
器，いわゆるハンドスキャナ３を文字やマーク等の図形
データ１が描かれた原稿２上にて移動させることによ
り、その図形データを読取る装置が知られている。この
場合、そのハンドスキャナ３には１次元イメージセンサ
が内蔵され、そのセンサの走査方向Ｙと直交方向Ｘに原
稿２上を移動されることにより、Ｘ，Ｙ２次元の図形デ
ータを読取ることができる。ところで、この場合、その
ハンドスキャナ３は手動で移動操作されるために、その
移動速度は必ずしも一定せず、むしろ大きく変動する。
に示すように、手持で操作できるように構成された読取
器，いわゆるハンドスキャナ３を文字やマーク等の図形
データ１が描かれた原稿２上にて移動させることによ
り、その図形データを読取る装置が知られている。この
場合、そのハンドスキャナ３には１次元イメージセンサ
が内蔵され、そのセンサの走査方向Ｙと直交方向Ｘに原
稿２上を移動されることにより、Ｘ，Ｙ２次元の図形デ
ータを読取ることができる。ところで、この場合、その
ハンドスキャナ３は手動で移動操作されるために、その
移動速度は必ずしも一定せず、むしろ大きく変動する。
【０００３】そこで、従来においても走査速度に見合っ
たサンプリングパルスを発生させ、これにより正確な文
字読取を可能とした読取装置が特開昭５１−６８１３１
号公報に、またロータリーエンコーダを用いて一定移動
距離毎に移動パルスを得てそれをサンプリング信号に使
用するとともにサンプリング間隔を切り換える機構を持
つ読取装置が特開昭５６−３３７７２号公報に提案され
ている。
たサンプリングパルスを発生させ、これにより正確な文
字読取を可能とした読取装置が特開昭５１−６８１３１
号公報に、またロータリーエンコーダを用いて一定移動
距離毎に移動パルスを得てそれをサンプリング信号に使
用するとともにサンプリング間隔を切り換える機構を持
つ読取装置が特開昭５６−３３７７２号公報に提案され
ている。
【０００４】また、ロータリーエンコーダからの信号を
加工してサンプリングパルスを得ることは例えば特開昭
５１−３６０３２号公報等に記載されている。
加工してサンプリングパルスを得ることは例えば特開昭
５１−３６０３２号公報等に記載されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、まず、
特開昭５１−６８１３８号公報に示すものでは、ある区
間における走査速度を記憶しておき、この１区間に後続
する文字の区間でのサンプリングパルスの発生周期を上
記記憶した走査速度から決定することにより、常に定位
置でサンプリングを行ない、正確に文字等を読取れるよ
うにし、また、特開昭５６−３３７７２号公報に示すも
のでは、イメージセンサが読取る副走査方向の読取間隔
を切換える切換手段を設け、原稿によって解像度を切換
えることができるようにしているものの、いずれも原稿
画像を拡大または縮小することはできないという不具合
があった。
特開昭５１−６８１３８号公報に示すものでは、ある区
間における走査速度を記憶しておき、この１区間に後続
する文字の区間でのサンプリングパルスの発生周期を上
記記憶した走査速度から決定することにより、常に定位
置でサンプリングを行ない、正確に文字等を読取れるよ
うにし、また、特開昭５６−３３７７２号公報に示すも
のでは、イメージセンサが読取る副走査方向の読取間隔
を切換える切換手段を設け、原稿によって解像度を切換
えることができるようにしているものの、いずれも原稿
画像を拡大または縮小することはできないという不具合
があった。
【０００６】この発明は、上記の如き従来の課題に鑑み
てなされたもので、その目的とするところは、読取器の
移動速度が変化してもその変化に応じて適切なタイミン
グで図形データの読取が可能であるとともに、図形デー
タの拡大・縮小も可能な図形データ読取装置を提供する
ことにある。
てなされたもので、その目的とするところは、読取器の
移動速度が変化してもその変化に応じて適切なタイミン
グで図形データの読取が可能であるとともに、図形デー
タの拡大・縮小も可能な図形データ読取装置を提供する
ことにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために、内蔵された１次元イメージセンサの走
査方向Ｙと直交方向Ｘに原稿上を移動されてＸ，Ｙ２次
元の図形データを読取る読取器と、この読取器がＸ方向
に一定距離移動される毎に移動パルスを出力する移動パ
ルス発生器と、この移動パルスに基づいて読取器から出
力される読取データをサンプリングするデータ処理回路
とを備える図形データ読取装置において、上記移動パル
ス発生器から出力される移動パルスの周期を所定の変換
率で変換する周期変換回路を設け、上記周期変換回路の
出力をサンプリングタイミング信号として上記データ処
理回路に供給することにより、データ処理回路は読取器
で読み取られた図形データを所定の縮尺で拡大または縮
小してサンプリングできることを特徴とする。
達成するために、内蔵された１次元イメージセンサの走
査方向Ｙと直交方向Ｘに原稿上を移動されてＸ，Ｙ２次
元の図形データを読取る読取器と、この読取器がＸ方向
に一定距離移動される毎に移動パルスを出力する移動パ
ルス発生器と、この移動パルスに基づいて読取器から出
力される読取データをサンプリングするデータ処理回路
とを備える図形データ読取装置において、上記移動パル
ス発生器から出力される移動パルスの周期を所定の変換
率で変換する周期変換回路を設け、上記周期変換回路の
出力をサンプリングタイミング信号として上記データ処
理回路に供給することにより、データ処理回路は読取器
で読み取られた図形データを所定の縮尺で拡大または縮
小してサンプリングできることを特徴とする。
【０００８】
【作用】この発明では、移動パルス発生器から出力され
るパルスの周期を周期変換回路に設定された変換率によ
って変換し、この変換後のパルス周波数に応じて読取器
から出力された画像データをデータ処理回路内に取込む
ので、周期変換回路で設定した変換率で図形データを拡
大・縮小できる。
るパルスの周期を周期変換回路に設定された変換率によ
って変換し、この変換後のパルス周波数に応じて読取器
から出力された画像データをデータ処理回路内に取込む
ので、周期変換回路で設定した変換率で図形データを拡
大・縮小できる。
【０００９】
【実施例】以下、この発明を図面に基づいて説明する。
【００１０】図１はこの発明が適用された一実施例の全
体的な構成を示すブロック図である。
体的な構成を示すブロック図である。
【００１１】まず、構成を説明すると、３は手動走査読
取器すなわちハンドスキャナで、ＣＣＤの如き１次元イ
メージセンサ４とともに、スキャナ３が走査方向Ｙと直
交方向Ｘに一定距離移動される毎に移動パルスＰ1 を出
力する移動パルス発生器５を備えている。
取器すなわちハンドスキャナで、ＣＣＤの如き１次元イ
メージセンサ４とともに、スキャナ３が走査方向Ｙと直
交方向Ｘに一定距離移動される毎に移動パルスＰ1 を出
力する移動パルス発生器５を備えている。
【００１２】また、６はデータ処理回路で、移動パルス
発生器５から出力される移動パルスＰ1 に基づいてハン
ドスキャナ３から出力される読取データＤ0 をサンプリ
ングする。
発生器５から出力される移動パルスＰ1 に基づいてハン
ドスキャナ３から出力される読取データＤ0 をサンプリ
ングする。
【００１３】一方、７は周期変換回路（分周器）で、移
動パルス発生器５から出力される移動パルスＰ1 の周期
を所定の変換率で変換してサンプリング用パルスＰ2 と
して出力する。
動パルス発生器５から出力される移動パルスＰ1 の周期
を所定の変換率で変換してサンプリング用パルスＰ2 と
して出力する。
【００１４】以上が本実施例の構成であるが、次にその
作用を説明する。
作用を説明する。
【００１５】まず、ハンドスキャナ３が図２に示す如き
図形データ１が描かれた原稿２上をＸ方向に移動される
場合、ハンドスキャナ３から出力される読取データＤ0
をデータ処理回路６がサンプリングするが、この場合、
本実施例では、移動パルス発生器５から出力される移動
パルスＰ1 を周期変換回路７で所定の変換率に変換して
サンプリング用パルスＰ2 として出力し、この周期変換
回路７の出力をサンプリングタイミング信号として上記
データ処理回路６に供給するようにしている。
図形データ１が描かれた原稿２上をＸ方向に移動される
場合、ハンドスキャナ３から出力される読取データＤ0
をデータ処理回路６がサンプリングするが、この場合、
本実施例では、移動パルス発生器５から出力される移動
パルスＰ1 を周期変換回路７で所定の変換率に変換して
サンプリング用パルスＰ2 として出力し、この周期変換
回路７の出力をサンプリングタイミング信号として上記
データ処理回路６に供給するようにしている。
【００１６】したがって、例えば周期変換回路７の変換
率を１／２に設定したとすると、上記移動パルスＰ1 の
２発に対し、１発の割合でサンプリング用パルスＰ2 が
発せられるようになる。すなわち、上記ハンドスキャナ
３が０．２ｍｍ移動する毎に上記移動パルスＰ1 が発せ
られるとすれば、ハンドスキャナ３が０．４ｍｍ移動す
る毎にサンプリング用パルスＰ2 が発せられ、読取デー
タＤ0 のサンプリングが行なわれる。これにより、原稿
２上の図形データ２は、そのサンプリング間隔が２倍に
伸びたことにより、ハンドスキャナ３の移動方向Ｘに関
して１／２に縮小されて読取られるようになる。同様
に、上記周期変換回路７の変換率を１／３にすれば、通
常の読取の場合に対して１／３の縮小率でもって読取が
行なわれる。また、移動パルスＰ1 の周期を予め１／２
の長さに設定しておけば、変換率が１のとき、すなわち
変換を行なわない時に２倍の拡大率を得ることができ
る。
率を１／２に設定したとすると、上記移動パルスＰ1 の
２発に対し、１発の割合でサンプリング用パルスＰ2 が
発せられるようになる。すなわち、上記ハンドスキャナ
３が０．２ｍｍ移動する毎に上記移動パルスＰ1 が発せ
られるとすれば、ハンドスキャナ３が０．４ｍｍ移動す
る毎にサンプリング用パルスＰ2 が発せられ、読取デー
タＤ0 のサンプリングが行なわれる。これにより、原稿
２上の図形データ２は、そのサンプリング間隔が２倍に
伸びたことにより、ハンドスキャナ３の移動方向Ｘに関
して１／２に縮小されて読取られるようになる。同様
に、上記周期変換回路７の変換率を１／３にすれば、通
常の読取の場合に対して１／３の縮小率でもって読取が
行なわれる。また、移動パルスＰ1 の周期を予め１／２
の長さに設定しておけば、変換率が１のとき、すなわち
変換を行なわない時に２倍の拡大率を得ることができ
る。
【００１７】こうして、本実施例では、データ処理回路
６はハンドスキャナ３の移動速度の変動に拘りなく、一
定の移動距離毎に読取データＤ0 のサンプリングを行な
うことができ、ハンドスキャナ３の移動速度が変化して
もその変化に応じて適切なタイミングで図形データの読
取が可能であるとともに、図形データの拡大・縮小も容
易にできることになる。。
６はハンドスキャナ３の移動速度の変動に拘りなく、一
定の移動距離毎に読取データＤ0 のサンプリングを行な
うことができ、ハンドスキャナ３の移動速度が変化して
もその変化に応じて適切なタイミングで図形データの読
取が可能であるとともに、図形データの拡大・縮小も容
易にできることになる。。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したように、この発明による図
形データ読取装置では、移動パルス発生器から出力され
る移動パルスの周期を所定の変換率で変換する周期変換
回路を設け、この周期変換回路の出力をサンプリングタ
イミング信号としてデータ処理回路に対して供給するよ
うにしたので、読取画像の縮小率あるいは拡大率を周期
変換回路で設定した変換率で自由に可変設定でき、原稿
上の図形データを簡単な構成で自由に拡大・縮小できる
という効果を有する。
形データ読取装置では、移動パルス発生器から出力され
る移動パルスの周期を所定の変換率で変換する周期変換
回路を設け、この周期変換回路の出力をサンプリングタ
イミング信号としてデータ処理回路に対して供給するよ
うにしたので、読取画像の縮小率あるいは拡大率を周期
変換回路で設定した変換率で自由に可変設定でき、原稿
上の図形データを簡単な構成で自由に拡大・縮小できる
という効果を有する。
【図１】この発明による図形データ読取装置の一実施例
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図２】図形データ読取装置の読取部分を示す平面図で
ある。
ある。
１ 文字やマーク等の図形データ ２ 原稿 ３ ハンドスキャナ（読取器） ４ １次元イメージセンサ ５ 移動パルス発生器 ６ データ処理回路 ７ 周期変換回路 Ｄ0 図形読取データ Ｐ1 移動パルス Ｐ2 サンプリング用パルス
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】内蔵された１次元イメージセンサの走査方
向Ｙと直交方向Ｘに原稿上を移動されてＸ，Ｙ２次元の
図形データを読取る読取器と、この読取器がＸ方向に一
定距離移動される毎に移動パルスを出力する移動パルス
発生器と、 この移動パルスに基づいて読取器から出力される読取デ
ータをサンプリングするデータ処理回路とを備える図形
データ読取装置において、 上記移動パルス発生器から出力される移動パルスの周期
を所定の変換率で変換する周期変換回路を設け、 上記周期変換回路の出力をサンプリングタイミング信号
として上記データ処理回路に供給することにより、デー
タ処理回路は読取器で読み取られた図形データを所定の
縮尺で拡大または縮小してサンプリングできることを特
徴とする図形データ読取装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3051667A JPH0512488A (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 図形データ読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3051667A JPH0512488A (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 図形データ読取装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56082095A Division JPS57197679A (en) | 1981-05-29 | 1981-05-29 | Graphic data reader |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0512488A true JPH0512488A (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=12893237
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3051667A Pending JPH0512488A (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 図形データ読取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0512488A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| USD771167S1 (en) | 2013-08-21 | 2016-11-08 | A.L.M.T. Corp. | Crucible |
| JPWO2015064505A1 (ja) * | 2013-10-30 | 2017-03-09 | 株式会社アライドマテリアル | 坩堝 |
-
1991
- 1991-03-15 JP JP3051667A patent/JPH0512488A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| USD771167S1 (en) | 2013-08-21 | 2016-11-08 | A.L.M.T. Corp. | Crucible |
| USD839444S1 (en) | 2013-08-21 | 2019-01-29 | A.L.M.T. Corp. | Crucible |
| USD872872S1 (en) | 2013-08-21 | 2020-01-14 | A.L.M.T. Corp. | Crucible |
| JPWO2015064505A1 (ja) * | 2013-10-30 | 2017-03-09 | 株式会社アライドマテリアル | 坩堝 |
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