JP2016080990A - ローラ、定着装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】径が端部に向かうに従い小さくなるローラにおいて、端部付近においてローラの弾性層の硬度が異常に高くなることを抑制する。
【解決手段】定着装置に用いるローラ24であって、硬度の異なる複数の弾性層24a、24bを有し、軸線方向の端部に形成されたテーパ部を有するローラ24において、テーパ部は、複数の弾性層のうち第1の弾性層24aよりも硬度の高い第2の弾性層24bの厚さの割合が、最も外径の大きい部分の近傍から端部側に向かうにつれて小さくなる領域を有することを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、ローラ、ローラを備える定着装置に関するものである。
電子写真式のプリンタや複写機に搭載する定着装置として、ハロゲンヒータと、ハロゲンヒータにより加熱される加熱部材としての定着ローラと、定着ローラと接触してニップ部を形成する加圧ローラと、を有する熱ローラ方式のものがある。また、定着装置として、セラミックス製の基板上に発熱抵抗体を有するヒータと、このヒータに接触しつつ移動する定着フィルムと、その定着フィルムを介してヒータとニップ部を形成する加圧ローラと、を有するフィルム加熱方式のものがある。
熱ローラ方式又はフィルム加熱方式の定着装置は、何れも未定着トナー画像を担持する記録材をニップ部で挟持搬送しつつ記録材にトナー画像を加熱定着するものである。上記熱ローラ方式の定着装置を搭載するプリンタで小サイズの記録材を大サイズの記録材と同じプリント間隔で連続プリントすると、定着ローラにおいて記録材が通過しない領域(非通紙領域)が過度に昇温することが知られている。また、上記フィルム加熱方式の定着装置を搭載するプリンタで小サイズの記録材を大サイズの記録材と同じプリント間隔で連続プリントする場合においても、ヒータにおいて記録材が通過しない領域(非通紙領域)が過度に昇温することが知られている。
定着ローラの非通紙領域、又はヒータの非通紙領域が過昇温すると、定着装置を構成している各パーツにダメージを与える可能性がある。また、非通紙領域が過昇温している状態で大サイズの記録材にプリントすると、その記録材において非通紙領域と対応する部分でトナーが溶け過ぎ高温オフセットが発生してしまう。特に、フィルム加熱方式の定着装置の場合、ヒータの熱容量が熱ローラ方式の定着装置に比べて小さいので、ヒータの非通紙領域の昇温も大きい。そのため、加圧ローラの耐久性能が低下したり、高温オフセットが発生しやすくなったりする。また、フィルムの回転駆動が不安定になったり、フィルムが捻れてフィルムにシワなどが発生しやすくなったりする。
また、プリンタの処理速度(プロセススピード)が速くなるほど非通紙領域の昇温は発生しやすい。なぜなら、高速化に伴い記録材がニップ部を通過する時間が短くなるので、トナー画像を記録材に加熱定着するために必要な定着温度を高くせざるを得ないからである。また、連続プリント工程中はニップ部に記録材が介在しない時間(所謂、紙間時間)がプリンタの高速化に伴い減少するので、紙間時間中に温度分布ムラを均すことが難しくなるからである。
上記熱ローラ方式の定着装置には、上記非通紙部昇温による高温オフセットの他に、記録材上のトナーが、記録材が定着装置を通過する際に、定着ローラや定着フィルム表面に静電的に付着する静電オフセットという現象が発生することも知られている。この静電オフセットは、転写後の記録材上の未定着トナーと記録材との静電付着力が弱い場合や、記録材の通紙により定着ローラや定着フィルムの表面がトナーと逆極性に帯電することで生じることが知られている。これらの対策としては、定着ローラや定着フィルムの表面から加圧ローラ表面に向かってトナーを記録材側へ静電的に押しつける方向に電界を発生させるオフセット防止用電圧を定着ローラや定着フィルムまたは加圧ローラに印加する構成が多く用いられている。
特許文献1には、上記の非通紙領域が過昇温する非通紙部昇温を低減させる手段の一つ
として、加圧ローラの弾性層をローラの芯金を中心に同心円状に熱伝導率が異なる2つの弾性層で構成した加圧ローラが開示されている。特許文献1の加圧ローラでは、表層側の弾性層に長さ1mm以下の高熱伝導性フィラーを長手方向に沿って配向配合することで、加圧ローラの長手方向の熱伝導率を高め、加圧ローラの長手方向の熱の高低差を低減している。それに加えて、下層の弾性層の熱伝導率を表層のそれより大幅に下げることで、芯金へ熱の流失も抑制している。この構成により、加圧ローラを単一の弾性層で構成し、その長手方向の熱伝導率を上げたときよりもプリント時の加圧ローラの表面温度を高い温度に維持できる。そのため、特許文献1の加圧ローラでは、記録材が定着装置を通過するときに発生する水蒸気が、表面温度が低下した加圧ローラ表面へ結露することで発生する記録材の搬送不良をも防止している。
特許文献2には、特許文献1に記載の加圧ローラの製造方法が開示されており、弾性層が2層で形成された加圧ローラを少ない製造工数で製造することを可能にしている。特許文献3には、上記オフセット防止用電圧を用いたときに問題となる定着ローラや定着フィルムの端面と加圧ローラ端面間でのリークを防止する技術が開示されている。具体的には加圧ローラ端部にテーパー状のC面処理を施した加圧ローラ構成が開示されており、端部間のリーク防止と定着装置の小型化を可能にしている。
特開2009−31772号公報 特開2010−151960号公報 特開平11−24479号公報
上記の特許文献1に代表される弾性層を機能に応じて少なくても2層以上で構成した加圧ローラに、特許文献3に記載の構成のテーパー形状を用いた場合、以下のような新たな問題点が発生することが分かった。
端部にテーパー形状を施した弾性層が2層で構成される加圧ローラをフィルム加熱方式の定着装置に装着して連続プリント動作を行った場合、テーパー部近傍が当接する定着フィルムの表面において、その他の部分より明らかに早期に表層の磨耗が観測された。この定着フィルムの表面に生じる摩耗を以下、表層摩耗という。また、この表層磨耗の発生領域では、定着フィルムの内面においてもヒータおよびフィルムガイドとの摺擦によるフィルム内面の磨耗も他の部分より進行していた。この定着フィルムの内面に生じる摩耗を以下、フィルム摩耗という。
これにより、上記加圧ローラを装着した定着装置では、表層磨耗によりトナーの離型性が低下するため、この領域でのトナーのオフセットが悪化してしまう。また、フィルム磨耗により定着フィルム自体の強度が低下し、定着フィルムの座屈などが早期に発生し、定着装置の寿命を著しく低下してしまう。また、上記表層磨耗は、熱ローラ方式の定着装置に上記加圧ローラを装着して連続プリント動作を行った場合にも同様に発生し、表層磨耗によるオフセットが他の部分より早期に発生し、定着装置の寿命が著しく低下してしまう。
本発明者が、表層磨耗が発生した領域に当接する加圧ローラの長手方向における硬度変化をマイクロ硬度計を用いて詳細に測定した結果を図7(a)に示す。図7(a)に示すように、テーパー形状近傍での加圧ローラ硬度がテーパー部に近づくにつれて異常に高くなる硬度異常領域HAが観測された。また、この加圧ローラを用いた定着装置のニップ部
Nでの圧分布を感圧紙を用いて観察した結果を図7(b)に示す。図7(b)に示すように上記硬度異常領域HAの部分においてニップ部Nの圧力も部分的に上昇していることが観測された。
以上説明したように特許文献1、3に記載の構成を取り入れた端部にテーパー形状を施した弾性層が2層で構成される加圧ローラでは、回転軸方向における加圧ローラに硬度異常領域HAが生じてしまう。その結果、表層磨耗やフィルム磨耗が発生してしまい、定着装置の寿命が低下する問題点があった。
そこで、本発明は、複数の弾性層を有し、径が端部に向かうに従い小さくなるローラにおいて、端部付近においてローラの弾性層の硬度が異常に高くなることを抑制することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明に係るローラは、
定着装置に用いるローラであって、硬度の異なる複数の弾性層を有し、軸線方向の端部に形成されたテーパ部を有するローラにおいて、
前記テーパ部は、前記複数の弾性層のうち第1の弾性層よりも硬度の高い第2の弾性層の厚さの割合が、最も外径の大きい部分の近傍から前記端部側に向かうにつれて小さくなる領域を有することを特徴とする。
また、本発明に係るローラは、
定着装置に用いるローラであって、硬度の異なる複数の弾性層を有し、軸線方向の端部に形成されたテーパ部を有するローラにおいて、
前記複数の弾性層は、第1弾性層と、前記弾性層よりも硬度の高い第2弾性層とを有し、
前記第1弾性層と前記第2弾性層は、前記テーパ部の傾きに沿って前記端部に向かうに従い外径が小さくなり、前記第1弾性層の外径が小さくなり始める位置が前記第2弾性層の外径が小さくなり始める位置よりも前記端部側にあることを特徴とする。
本発明によれば、複数の弾性層を有し、径が端部に向かうに従い小さくなるローラにおいて、端部付近においてローラの弾性層の硬度が異常に高くなることを抑制することができる。
本実施例に係る画像形成装置の構成を示す概略断面図 本実施例の定着装置の構成を示す概略断面図 実施例1の加圧ローラの概略断面図 実施例1の加圧ローラの回転軸方向の端部付近を示す概略断面図 実施例1の加圧ローラにおけるマイクロ硬度の長手硬度分布図 実施例2の加圧ローラの回転軸方向の端部付近を示す概略断面図 従来例の加圧ローラにおけるマイクロ硬度の長手硬度分布図
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
(本実施例)
まず、図1を参照して、本実施例に係る画像形成装置としての電子写真方式のレーザビームプリンタの構成の概略について説明する。図1は、本実施例に係る画像形成装置の構成を示す概略断面図である。
本実施例に係る画像形成装置は、回転ドラム型の像担持体としての電子写真感光体(以下、感光ドラムという)1を有する。感光ドラム1は、OPC、アモルファスSe、アモルファスSi等の感光材料層を、アルミニウムやニッケルなどのシリンダ(ドラム)状の導電性基体の外周面に形成した構成から成る。
感光ドラム1は、図1中の矢印R1方向(時計回り方向)に所定の周速度(プロセススピード)にて回転駆動され、その回転過程で感光ドラム1の外周面(表面)が帯電手段としての帯電ローラ2により所定の極性、電位に一様に帯電処理される。その感光ドラム1表面の一様帯電面に対してレーザービームスキャナ3から出力される、画像情報に応じて変調制御(ON/OFF制御)されたレーザービームLBによる走査露光がなされる。これによって、感光ドラム1表面に目的の画像情報に応じた静電潜像が形成される。
感光ドラム1の表面に形成された潜像は、現像手段としての現像装置4によりトナーTが供給されることによって現像される。現像された潜像は可視化され、感光ドラム1の表面に現像剤像としてのトナー画像が形成される。現像方法としては、ジャンピング現像法、2成分現像法、FEED現像法などが用いられ、イメージ露光と反転現像との組み合わせで用いられることが多い。
一方、給送ローラ8の駆動により給送カセット9内に積載収納されている記録材Pが一枚ずつ繰り出されガイド10、レジストローラ11を有するシートパスを通ってレジストローラ11に搬送される。レジストローラ11は、その記録材Pを感光ドラム1表面と転写ローラ5の外周面(表面)との間の転写ニップ部に所定の制御タイミングにて給送する。記録材Pは、写ニップ部Tで挟持搬送され、その搬送過程において転写ローラ5に印加される転写バイアスによって感光ドラム1表面のトナー画像が順次に記録材上に転写されていく。これによって記録材Pは未定着のトナー画像を担持する。
未定着トナー画像を担持した記録材Pは感光ドラム1表面から順次に分離して転写ニップ部から排出され、搬送ガイド12を通じて定着装置6のニップ部Nに導入される。その記録材Pは定着装置6のニップ部Nにより熱と圧力を受けることによってトナー画像が記録材Pの面に加熱定着される。定着装置6を出た記録材Pは搬送ローラ13とガイド14と排出ローラ15とを有するシートパスを通って、排出トレイ16に排出される。
また、記録材P分離後の感光ドラム1表面はクリーニング手段としてのクリーニング装置7により転写残りトナー等の付着汚染物の除去処理を受けて清浄面化され、繰り返して作像に供される。本実施例の画像形成装置は、A3サイズ紙対応のプリンタであって、プリントスピードを50枚/分(A4横)とした。また、トナーとしては、スチレンアクリル樹脂を主材とし、これに必要に応じて荷電制御剤、磁性体、シリカ等を内添、外添したガラス転移点55〜65℃のものを使用した。
次に、図2を参照した、本実施例に係る画像形成装置が備える定着装置の構成の詳細について説明する。図2は、本実施例の定着装置の構成を示す概略断面図である。なお、以下の説明において、長手方向とは、加圧ローラ24の回転軸方向であって記録材の搬送方向Qと直交する方向をいう。
本実施例に定着装置6は、フィルム加熱方式の定着装置である。図2に示すように、定着装置6は、フィルムガイド部材21、加熱体としてのヒータ22、加熱部材としてのフィルム23、加圧部材としての加圧ローラ24を有している。
フィルムガイド部材(ステイ)21は、長手方向に沿って形成され、長手方向の断面における形状が半円弧状の樋型の部材である。ヒータ22は、フィルムガイド部材21の下面の略中央に長手方向に沿って形成される溝内に保持されている。フィルム23は、可撓性であって、フィルムガイド部材21にルーズに外嵌されるエンドレスベルト状(円筒状)の耐熱性フィルムである。加圧ローラ24は、駆動源Mの駆動力が不図示のギア等の動力伝達機構を介して伝達されて、所定の周速度で矢印R3方向(反時計回り方向)に回転駆動される。フィルム23と加圧ローラ24とは、記録材Pを挟持搬送し、記録材P上に未定着トナーを定着する定着ニップ部Nを形成する。
フィルムガイド部材21は、例えば、PPS(ポリフェニレンサルファイト)や液晶ポリマー等の耐熱性樹脂の成形品である。ヒータ22は、全体に低熱容量のセラミックス製のヒータである。本実施例に示すヒータ22は、アルミナ等の横長、薄板状のヒータ基板22aと、その表面側(フィルム摺動面側)に長手に沿って形成具備させた線状あるいは細帯状のAg/Pdなどの通電発熱体(抵抗発熱体)22bと、を有する。また、ヒータ22は、通電発熱体22bを覆って保護するガラス層等の薄い表面保護層22cを有する。そしてヒータ基板22aの裏面側にサーミスタ等の検温素子25などが設けられている。このヒータ22は、通電発熱体22bに対する電力供給により迅速に昇温した後、検温素子25を含む電力制御系(不図示)により所定の定着温度(目標温度)を維持するように制御される。
フィルム23は、熱容量を小さくして装置のクイックスタート性を向上させるために、膜厚を総厚100μm以下、好ましくは60μm以下20μm以上とした単層フィルム、又はベースフィルムの表面に離型層をコーティングした複合層フィルムである。単層フィルムの材料としては、耐熱性、離型性、強度、耐久性等のあるPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)・PFA(テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル)・PPS等が用いられる。ベースフィルムの材料としては、ポリイミド・ポリアミドイミド・PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)・PES(ポリエーテルスルホン)等が用いられる。離型層の材料としては、PTFE・PFA・FEP(テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル)等が用いられる。
加圧ローラ24は、鉄やアルミニウム等の材質の芯金24dと、後で詳述する材料、製造法にて得られる複数の弾性層を有する。加圧ローラ24は、加圧ローラ24表面がフィルム23を介してヒータ22の表面保護層22cに対して所定の加圧機構(不図示)により所定の加圧力で加圧されている。その加圧力に応じて加圧ローラ24の高熱伝導弾性層24bが弾性変形し、加圧ローラ24表面とフィルム23表面との間に所定幅のニップ部Nが形成される。
フィルム23は、少なくとも画像形成実行時に加圧ローラ24が図2中矢印R2方向(反時計回り方向)に回転駆動されることにより、加圧ローラ24の回転に従動する。つまり、加圧ローラ24を回転駆動するとニップ部Nにおいて加圧ローラ24の外周面(表面)とフィルム23の外周面(表面)との摩擦力でフィルム23に回転力が作用する。フィルム23が回転している際には、フィルム23の内周面(内面)がニップ部Nにおいてヒータ22の表面保護層22cに当接して摺動する。この場合、フィルム23内面とヒータ22の表面保護層22cとの摺動抵抗を低減するために両者間に耐熱性グリス等の潤滑剤を介在させるとよい。
このようにして、加圧ローラ24の回転駆動によりフィルム23が回転され、かつヒータ22が所定の定着温度に立ち上がって温調された状態において、未定着トナー画像tを担持した記録材Pがニップ部Nに導入される。その記録材Pはニップ部Nでフィルム23表面と加圧ローラ24表面とにより挟持搬送される。その搬送過程においてトナー画像tにはヒータ22の熱がフィルム23を介して付与されるとともにニップ部Nのニップ圧が付与される。これによって、トナー画像tは記録材Pの面に加熱定着される。ニップ部Nを出た記録材Pはフィルム23表面から分離されて搬送され、定着装置6から排出される。
本実施例のようなフィルム加熱方式の定着装置6は、熱容量が小さく昇温の速いヒータを用いているために、ヒータ22が所定の定着温度に達するまでの時間を大幅に短縮できる。そのため、常温からでも容易に高温の定着温度に立ち上げることができる。従って、非プリント時において定着装置6が待機状態にあるときにスタンバイ温調をする必要がなく省電力化できる。また、回転するフィルム23にはニップ部N以外には実質的にテンションが作用しないこと、定着装置6の簡略化等の理由で、フィルム寄り移動規制手段としてフィルム23の端部を受け止めるだけのフランジ部材(不図示)のみを配設している。
(実施例1)
さらに、図3、図4を参照して、実施例1の加圧ローラの詳細について説明する。図3は、実施例1の加圧ローラの回転軸方向の断面を示す図であって、層構成を示す模式図である。図4は、実施例1の加圧ローラの回転軸方向に垂直方向の断面を示す図であって、回転軸方向の端部付近を示す断面図である。なお、説明の便宜上、図4において図3に示すものよりも各弾性層の厚みを厚く描いているが、実際の各弾性層の厚みは芯金24dの径の大きさに対して十分に薄い。
<加圧ローラの層構成>
実施例1の加圧ローラ24は、丸軸の芯金24dと、芯金24dの外周に設けられ、相対的に硬度が小さく熱伝導性を有する第1弾性層としてのソリッドゴム弾性層(耐熱性ゴム層)24aと、を有する。また、加圧ローラ24は、ソリッドゴム弾性層24aよりも熱伝導性の高く相対的に硬度が大きい第2弾性層としての高熱伝導弾性層24bをソリッドゴム弾性層24aの外周に有する(径方向の外側に有する)。さらに、加圧ローラ24は、熱伝導性層24bの外周に離型層24cを有する。
ここで、実施例1においては、ソリッドゴム弾性層24aに使用されるゴム材のゴム硬度H1と、高熱伝導弾性層24bに使用されるゴム材のゴム硬度H2との間には、H1<H2の関係が成り立っている。具体的には、実施例1においては、ソリッドゴム弾性層24aとしてJISA硬度17°のシリコーンゴムを用い、高熱伝導弾性層24bとして高熱伝導性フィラーを長手方向に配向分散したJISA硬度60°のシリコーンゴムを用いた。
ここで、加圧ローラ24に用いられるソリッドゴム弾性層24aの厚み(径方向の幅)d1と、高熱伝導弾性層24bの厚み(径方向の幅)d2とを合計した弾性層全体の厚みdは、2〜10mmであることが好ましい。実施例1においては、加圧ローラ24の中央部(テーパ部以外(縮径部以外)の部分)におけるソリッドゴム弾性層24aの厚みd1bを3mm、高熱伝導弾性層24bの厚みd2bを1mmとし、弾性層全体の厚みdが4mmとなるように構成した。なお、このように構成した加圧ローラ24の硬度をAscker−C硬度計で測定した結果、56°であった。
<加圧ローラの端部の層構成>
実施例1において、加圧ローラ24の両端部の径を中央部の径よりも小さくした。すな
わち、図4に示すように断面上で見た時、回転軸方向において端部に向かうに従い径が小さくなる縮径部としてのテーパー部(テーパ部)を有する構成とした。図4に示すように、加圧ローラ全体として外径が小さくなり始める位置をテーパー開始点Aとする。また、ソリッドゴム弾性層24aの外径が小さく始める位置(厚さが薄くなり始める位置)をテーパー開始点a、高熱伝導弾性層24bの外径が小さくなり始める位置(厚さが薄くなり始める位置)をテーパー開始点bとする。また、端面Sにおけるソリッドゴム弾性層24aの厚みをd1s、高熱伝導弾性層24bの厚みd2sとする。
そして、弾性層の端面Sの回転軸方向における位置を0とし、端面Sからテーパー開始点A、a、bまでの距離をそれぞれ距離A、a、bとする。この場合、距離A、a、bの間には、a≦b=Aの関係が成り立つように構成した。実施例1において、具体的には、テーパー開始点Aの距離A及びテーパー開始点bの距離bを1.5mmとし、テーパー開始点aの距離aを1.0mmとした。
実施例1において、ソリッドゴム弾性層24aの外径が端面Sに近づくにつれて小さくなる傾きと、高熱伝導弾性層24bの外径が端面Sに近づくにつれて小さくなる傾きとを略同一とした。また、テーパー開始点aにおける、ソリッドゴム弾性層24aの厚みd1aと高熱伝導弾性層24bの厚みd2aとの比率と、テーパー開始点bにおける、ソリッドゴム弾性層24aの厚みd1bと高熱伝導弾性層24bの厚みd2bとの比率は、次の関係となる。すなわち、d2a/d1a≦d2b/d1bの関係を満たす。
また、テーパー開始点Aからテーパー開始点aまでの間の任意の位置xにおけるソリッドゴム弾性層24aの厚みをd1x、高熱伝導弾性層24bの厚みをd2xとする。これらは、d2a/d1a≦d2x/d1x≦d2b/d1bの関係を満たす。すなわち、硬
度の大きい高熱伝導弾性層24bの厚さの割合が、テーパー開始点A(テーパー開始点b)からテーパー開始点a(端部側)に向かうに従い小さくなっている。したがって、テーパー開始点A近傍における弾性層全体としての硬度が小さくなり柔らかくなっている。
<本発明の効果>
実施例1の構成を採用したことによる効果について説明する。図4に示すように、実施例1においては、加圧ローラ24の外径が小さくなり始めるテーパー開始点Aから端部に向かうに従い、硬度の小さいソリッドゴム弾性層24aに対する硬度の大きい高熱伝導弾性層24bの厚さの割合が小さくなるように構成した。すなわち、硬度の小さいソリッドゴム弾性層24aに対する硬度の大きい高熱伝導弾性層24bの厚さの割合が、端部に向かうに従い、テーパー部以外の部分よりもテーパー部において小さくなるように構成した。
このような関係を満たすべく、実施例1においては、硬度の大きい高熱伝導弾性層24bのテーパー開始点bよりも、硬度の小さいソリッドゴム弾性層24aのテーパー開始点aの方が、回転軸方向の端部側にあるように構成した。そのため、高熱伝導弾性層24bのテーパー開始点bにおいて、ソリッドゴム弾性層24aの外径は小さくなっていない。すなわち、テーパー開始点bとテーパー開始点aとの間において、高熱伝導弾性層24bの外径が端部に向かうに従い小さくなっているが、ソリッドゴム弾性層24aの外径は変わらない。そのため、上記のように厚さの比率d2x/d1xは、テーパー開始点Aから端部に向かうに従って小さくなっている。以上のような構成を採用することにより、実施例1においては、テーパー開始点A近傍における弾性層全体の硬度が小さくなっている。
なお、実施例1においては、テーパー開始点aは、ソリッドゴム弾性層24aの厚さが薄くなり始める位置であり、ソリッドゴム弾性層の外径が小さくなり始める位置でもある。また、テーパー開始点bは、高熱伝導弾性層24bの厚さが薄くなり始める位置であり
、高熱伝導弾性層24bの外径が小さくなり始める位置でもある。
ここで、図5は、実施例1の加圧ローラにおけるマイクロ硬度の長手硬度分布図である。本図から判るように実施例1の加圧ローラでは、図7のようなテーパー部に近づくにつれて硬度が高くなる硬度異常領域HAが発生はしない。そのため実施例1の構成においては、表層磨耗やフィルム磨耗の発生がない加圧ローラを提供できると共に、それを用いた小型で長寿命な定着装置を提供できる。
(実施例2)
次に、図6を参照して、実施例2について説明する。図6は、実施例2の加圧ローラの回転軸方向に垂直方向の断面を示す図であって、回転軸方向の端部付近を示す断面図である。実施例1においては、ソリッドゴム弾性層24aのゴム硬度H1と、高熱伝導弾性層24bのゴム硬度H2との関係が、H1<H2の場合について説明した。これに対して、実施例2においては、H1>H2の関係となる場合について説明する。すなわち、実施例2においては、ソリッドゴム弾性層24aが第2弾性層に対応する構成であり、ソリッドゴム弾性層24aの径方向の外側に設けられる高熱伝導弾性層24bが第1弾性層に対応する構成である。
実施例2においては、加圧ローラ24のテーパー開始点A、ソリッドゴム弾性層24aのテーパー開始点a、高熱伝導弾性層24bにおける端面Sからの距離A、a、bの関係はA=b<aとなっている。
図6に示すように、実施例2においては、加圧ローラ24の外径が小さくなり始めるテーパー開始点Aから端部に向かうに従い、硬度の小さい高熱伝導弾性層24bに対する硬度の大きいソリッドゴム弾性層24aの厚さの割合が小さくなるように構成した。すなわち、テーパー部のうち最も外径の大きい部分の近傍であるテーパー開始点Aから端部に向かうに従って、d1x/d2xが小さくなるように構成した。
このような関係を満たすべく、実施例2においては、硬度の大きいソリッドゴム弾性層24aのテーパー開始点aよりも、硬度の小さい高熱伝導弾性層24bのテーパー開始点bの方が、回転軸方向の端部側にあるように構成した。そのため、テーパー開始点bから端部に向かうに従い、高熱伝導弾性層24bの厚さは変わらないが、ソリッドゴム弾性層24aは次第に薄くなっている。したがって、テーパー開始点Aから端部に向かうに従い、弾性層全体としての硬度は小さくなっている。
また、図6に示すように、テーパー開始点aとテーパー開始点b(テーパー開始点A)との間においては、端部に向かうに従い、ソリッドゴム弾性層24aの厚さが薄くなっており、高熱伝導弾性層24bの厚さは厚くなっている。したがって、テーパー開始点aからテーパー開始点Aに向かうに従い、弾性層全体としての硬度は小さくなっている。
実施例2においては、以上のような構成を採用することで、実施例1と同様に、テーパー部近傍での加圧ローラ硬度の異常な上昇を抑制することができる。その結果、加圧ローラ24と共にニップ部を形成する加熱部材の表層摩耗やフィルム摩耗を抑制し、小型で長寿命の定着装置を提供することができる。
24…加圧ローラ(ローラ)、24a…ソリッドゴム弾性層(第1弾性層、第2弾性層)、24b…高熱伝導弾性層(第2弾性層、第1弾性層)、

Claims (11)

  1. 定着装置に用いるローラであって、硬度の異なる複数の弾性層を有し、軸線方向の端部に形成されたテーパ部を有するローラにおいて、
    前記テーパ部は、前記複数の弾性層のうち第1の弾性層よりも硬度の高い第2の弾性層の厚さの割合が、最も外径の大きい部分の近傍から前記端部側に向かうにつれて小さくなる領域を有することを特徴とするローラ。
  2. 前記テーパ部における前記割合が、前記ローラのうち前記テーパ部以外の部分における前記割合よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載のローラ。
  3. 前記第1弾性層の厚さが薄くなり始める位置が、前記第2弾性層の厚さが薄くなり始める位置よりも前記端部側にあることを特徴とする請求項1又は2に記載のローラ。
  4. 前記第1弾性層と前記第2弾性層は、前記テーパ部の傾きに沿って前記端部に向かうに従い外径が小さくなり、前記第1弾性層の外径が小さくなり始める位置が前記第2弾性層の外径が小さくなり始める位置よりも前記端部側にあることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のローラ。
  5. 定着装置に用いるローラであって、硬度の異なる複数の弾性層を有し、軸線方向の端部に形成されたテーパ部を有するローラにおいて、
    前記複数の弾性層は、第1弾性層と、前記弾性層よりも硬度の高い第2弾性層とを有し、
    前記第1弾性層と前記第2弾性層は、前記テーパ部の傾きに沿って前記端部に向かうに従い外径が小さくなり、前記第1弾性層の外径が小さくなり始める位置が前記第2弾性層の外径が小さくなり始める位置よりも前記端部側にあることを特徴とするローラ。
  6. 前記テーパ部は、前記第1弾性層の厚さに対する前記第2弾性層の厚さの割合が、最も外径の大きい部分の近傍から前記端部側に向かうに従い小さくなる領域を有することを特徴とする請求項5に記載のローラ。
  7. 前記テーパ部における前記割合が、前記ローラのうち前記テーパ部以外の部分における前記割合よりも小さいことを特徴とする請求項5又は6に記載のローラ。
  8. 前記第2弾性層が前記第1弾性層よりも径方向の外側に設けられ、
    前記第2弾性層の外径が小さくなり始める位置と、前記ローラの外径が小さくなり始める位置とが、前記回転軸方向の略同じ位置にあることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のローラ。
  9. 前記第1弾性層が前記第2弾性層よりも径方向の外側に設けられ、
    前記第1弾性層の外径が小さくなり始める位置と、前記ローラの外径が小さくなり始める位置とが、前記回転軸方向の略同じ位置にあることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のローラ。
  10. 請求項1乃至9のいずれか1項に記載のローラと、前記加熱部材とを有し、
    記録材上に形成される前記現像剤像を前記ニップ部で加熱し記録材上に定着させる定着装置。
  11. 前記加熱部材は、可撓性の筒状のフィルムであり、
    前記フィルムを加熱する加熱体が前記フィルムの内周面に当接して設けられることを特
    徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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