JP2007328101A - 画像形成装置及びその定着装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 定着ローラのゴム層の歪みを小さくし、ウォームアップ時間に影響を与えることなくゴム層を厚くし、耐久性を向上させた定着ローラを提供する。
【解決手段】 定着ローラ10は金属円筒体の芯金11の表面にシリコーンゴム層12と、離型層13が形成されている。芯金11の軸方向の中央部Aは直径D1 に形成され、両端部附近に形成された細径部Cは直径D2 に形成され、中央部Aと細径部Cは所定の距離Lだけ離れており、中央部Aと細径部Cとの間はテーパ部Bで滑らかに連結される。定着ローラ10の外径は、中央部A、テーパ部B、細径部Cとも一定の外径Dmに仕上げられ、中央部Aのゴム層12の厚みd1は、細径部Cのゴム層12の厚みd2よりも薄くなり、テーパ部Bではゴム層12の厚みが細径部Cに向けて次第に厚くなっている。両端部附近に発生するゴム層の歪みを小さくし、ゴム層の耐久性を向上させることができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、電子複写機、プリンタ、ファクシミリ装置やその複合機などの画像形成装置及びそれに使用される定着装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置では、像担持体(感光体)上に形成された画像潜像をトナーで現像し、形成されたトナー像を中間転写ベルト等の中間転写体に転写した後、更に記録媒体に転写し、或いは直接記録媒体に転写し、トナー像が転写された記録媒体を定着装置で定着処理して画像を形成する工程をとる。
図6は、公知の画像形成装置の構成の一例を説明する図で、画像形成装置100は、感光体101の周辺に帯電装置102、露光装置103、現像装置104、転写装置105、クリーニング装置106が配置されている。
また、画像形成装置100の本体下側には、記録媒体Pを収納した給紙カセット107が配置されており、転写装置105に向けて記録媒体Pを搬送する搬送路108が形成され、転写装置105の記録媒体Pの搬送方向下流側には、後述する定着装置120が配置されている。
画像形成装置100の動作を簡単に説明する。電源の投入により感光体101が矢印a方向に一定速度で回転を開始すると、感光体101の表面は帯電装置102により均一に帯電され、帯電された感光体101の表面に露光装置103から画像信号で変調されたレーザ光が投射され、画像潜像が形成される。
感光体101表面の画像潜像は、現像装置104に装填されているトナーで現像される。感光体101表面に形成されたトナー像が転写位置に到達するタイミングに合わせて給紙カセット107から記録媒体Pが給紙され、転写位置において転写装置105の作用によりトナー像が記録媒体Pに転写される。
トナー像が転写された記録媒体Pは、定着装置120に搬送されて定着処理され、定着処理された記録媒体Pは排出部109に排出される。この後、感光体101表面の残留トナーはクリーニング装置106により清掃され、画像形成動作は終了する。
定着装置102としては、芯金の内部に熱源、たとえばハロゲンランプを備え、芯金の外側に耐熱ゴム層を設けた加熱ローラと、芯金の外側に耐熱ゴム層を設けた加圧ローラとを圧接配置し、両者の間のニップ部にトナー像が転写された記録媒体を通過させて定着処理するヒートローラ形式のもの、セラミックヒータの外側に可撓性スリーブを配置した加熱体と、芯金の外側に耐熱ゴム層を設けた加圧ローラとを圧接配置し、両者の間のニップ部にトナー像が転写された記録媒体を通過させて定着処理するオンデマンド形式のもの等が使用されている。
図7は、公知のヒートローラ形式の定着装置120の構成の一例を説明する断面図で、加熱ローラ121は円筒状の芯金122の表面に耐熱ゴム層123を設け、その表面に離型層124が形成されており、芯金122の内部には熱源であるハロゲンランプ125が配置されている。また、加圧ローラ131は円筒状の芯金132の表面に耐熱ゴム層133を設け、その表面に離型層134が形成されている。
上記したように、定着装置で使用される加熱ローラや加圧ローラ(以下、両者を含めて定着ローラという)は、芯金の外側に耐熱ゴム層を設けて構成されるが、芯金端部の外径を中央部分の外径よりも細く、即ち芯金の長手方向の形状をテーパー形状にすることによって、定着処理するとき発生しやすい紙しわや、定着不良を防止する技術が提案されている(特許文献1参照)。
また、定着ローラの芯金表層に薄いゴム層を設けるとき、加硫するまでにゴムが流れて外径が大きくなってしまい、定着不良が発生することを防止するため、芯金端部の外径を中央部分の外径よりも細く構成したものが提案されている(特許文献2参照)。
特開2005−316443号公報。 特開2004−219774号公報。
上記したように、定着ローラの芯金端部の外径を中央部分の外径よりも細く構成するときは、定着ローラのゴム層の厚みが厚くなるため、定着ローラの熱容量が大きくなってしまい、加熱に時間がかかる等の不都合が発生する。一方、最近の定着装置では、ウォームアップ時間を短くすることが求められ、このために定着ローラの熱容量を小さくする必要から定着ローラの芯金の厚みを薄くし、外側のゴム層の厚みを薄く構成し、更に、高速定着処理を実現するために定着ローラに挟まれるニップ時間を長くすることが求められ、このために定着ローラ相互間に高い圧接力を加えることが必要となる。
しかし、上記したように定着ローラの芯金の厚みを薄くすると曲げ剛性が低下し、これに高い圧接力を加えると、定着ローラに撓みが発生し、端部に近付くほど外側のゴム層の歪み量が大きくなる。ところがゴム層の軸方向最端部は、軸方向外側に変形することで圧縮歪みが緩和されるため、ゴム層の軸方向最端部よりも少し内側にゴム層の歪み量が最大となる部分が発生し、この周辺のゴム層に作用する繰り返し応力に耐えられず、ゴム層が劣化してしまう現象が確認されている。この発明は、ウォームアップ時間に影響を与えることなく、ゴム層の軸方向両端部のみを厚くしてゴム層の耐久性を向上させ、上記した不都合を解決するものである。
この発明は上記課題を解決するもので、請求項1の発明は、一対の定着ローラを相互に圧接して形成されるニップ部にトナー像が形成された記録媒体を通過させて定着処理する定着装置において、前記定着ローラは、その芯金が定着ローラの軸方向両端部に近いほど外径が小さい複数の円筒体と、隣接する円筒体相互を滑らかに接続するテーパ状円筒体とから構成され、定着ローラ外径が一定寸法又は逆クラウン形状に仕上げられるよう、芯金外側には厚みの異なるゴム層が形成されていることを特徴とする定着装置である。
そして、前記ゴム層の上には離型層が形成されているものとする。
また、前記ゴム層は、定着ローラ外径が一定寸法又は逆クラウン形状に仕上げられるように、外径が小さい芯金円筒体上のゴム層ほど厚く形成されているものとする。
また、前記定着ローラ芯金の隣接する円筒体相互を滑らかに接続するテーパ状円筒体の端部は、定着ローラの軸方向両端部から所定距離隔てられているものとする。
請求項5の発明は、定着ローラと定着ベルトを相互に圧接して形成されるニップ部にトナー像が形成された記録媒体を通過させて定着処理する定着装置において、前記定着ローラは、その芯金が定着ローラの軸方向両端部に近いほど外径が小さい複数の円筒体と、隣接する円筒体相互を滑らかに接続するテーパ状円筒体とから構成され、定着ローラ外径が一定寸法又は逆クラウン形状に仕上げられるよう、芯金外側には厚みの異なるゴム層が形成されていることを特徴とする定着装置である。
そして、前記ゴム層の上には離型層が形成されているものとする。
また、前記ゴム層は、定着ローラ外径が一定寸法又は逆クラウン形状に仕上げられるように、外径が小さい芯金円筒体上のゴム層ほど厚く形成されているものとする。
また、前記定着ローラ芯金の隣接する円筒体相互を滑らかに接続するテーパ状円筒体の端部は、定着ローラの軸方向両端部から所定距離隔てられているものとする。
さらに、前記定着ローラは、内部に熱源を備えた加熱ローラ又は加圧ローラである。
請求項10の発明は、前記請求項1乃至9のいずれかに記載の定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置である。
この発明によれば、定着ローラの芯金の軸方向両端部を細径に構成し、この部分のゴム層の厚みを厚くしてゴム層の軸方向最端部よりも少し内側に発生していたゴム層の歪みを小さくすることができるので、ゴム層の耐久性を向上させた定着ローラを提供することができる。
以下、この発明の実施の形態の定着ローラについて説明する。この発明の実施の形態の定着ローラは、先に背景技術において説明した画像形成装置にも適用できるものであるから、画像形成装置については説明を省略し、この発明の特徴部分である定着ローラについて説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、この発明の第1の実施の形態の定着ローラ10の横断面形状を説明する断面図で、定着ローラ10は金属円筒体の芯金11の表面にシリコーンゴム層12が形成され、その表面にPFA等の離型層13が形成されている。
図2は、参考として示した従来の定着ローラ150の横断面形状を説明する断面図で、定着ローラ150は金属円筒体の芯金151の表面にシリコーンゴム層152が形成され、その表面にPFA等の離型層153が形成されている。芯金151のシリコーンゴム層152及び離型層153が形成される有効部分は、軸心に平行な円筒体に構成され、シリコーンゴム層152も均一の厚みに形成されている。
これに対し、第1の実施の形態の定着ローラ10の芯金11は、図1に示すようにその軸方向の中央部Aは直径D1 に形成され、両端部附近に形成された細径部Cは直径D2 に形成され、中央部Aと細径部Cは所定の距離Lだけ離れており、中央部Aと細径部Cとの間はテーパ部Bで連結されている。細径部Cの軸方向外側は支承部Fに形成され、図示しない軸受により支承され、或いは駆動軸に連結される。
定着ローラ10の外径は、中央部A、テーパ部B、細径部Cとも一定の外径Dmに仕上げられているから、中央部Aのシリコーンゴム層12の厚みd1は、細径部Cのシリコーンゴム層12の厚みd2よりも薄くなり、テーパ部Bではシリコーンゴム層12の厚みが細径部Cに向けて次第に厚くなっている。
ここで、第1の実施の形態の定着ローラの各部寸法の具体例を示す。定着ローラ10の外径Dmは40mm、芯金11の中央部Aの直径D1 は37.2mm(中央部Aの厚み1.0mm)、細径部Cの直径D2 は35.2mm、細径部Cの軸方向長さ15mm、テーパ部Bの軸方向長さ(L)は5mmである。
また、シリコーンゴム層12の厚みは、中央部Aのゴム層の厚みd1は1.4mm、細径部Cのゴム層の厚みd2は2.4mmである。
図3は、図1に示す第1の実施の形態の定着ローラの軸方向歪みの大きさの一例を説明する図であって、横軸は、定着ローラの軸方向中心位置からの距離(mm)、縦軸は歪みの大きさ即ち撓み量(mm)であって、線(A)で示した。また、参考として図2に示す従来の定着ローラの軸方向歪みも同時に、線(B)で示した。
従来の定着ローラでは、軸方向端部から10mm位の位置(図3の横軸寸法160mm)に歪み最大値があるが、第1の実施の形態の定着ローラでは歪み最大値が低下していることが分かる。実験の結果によれば、歪みが約0.35mm以下であれば、高い圧接力を加えても所望の耐久力が得られることが分かっている。
定着ローラ(加熱ローラと加圧ローラ)の長さは同じ長さを前提としているが、加圧ローラが短い場合でも同様の効果が得られる。また、定着ローラの曲げ剛性の低下を可能な限り小さくするため、ローラの軸方向長さは短いほうが好ましい。
テーパ部Bは、定着ローラの軸方向端部から20mm位の位置からテーパ形状を開始するのが適当である。実験によれば、ゴム層が劣化する部分は定着ローラの軸方向端部から15mm前後が圧倒的に多いため、その部分の歪みを減らすためには、定着ローラの軸方向端部から20mm位の位置からテーパ形状を開始すれば十分である。
テーパ形状を開始する位置がこれよりも定着ローラの軸方向中心部の場合は、定着ローラの曲げ剛性が低下してかえって歪みが大きくなってしまう不都合の発生が考えられる。また、ゴム層の厚みが増加するため、定着ローラの熱容量が大きくなり、ウォームアップ時間に影響を与えることが考えられる。このため、テーパ形状を開始する位置は定着ローラの軸方向端部に近い方がよい。また、テーパの角度は、上記実施例に示すように15°以下、0.3°以上に設定するとよい。
なお、芯金の材料は、鉄芯金(STKM12)の例を示したが、その他の鉄、アルミニウム、その他の金属であっても同様の効果が得られる。ゴム層の材料も、ここではシリコーンゴムの結果を示したが、フッ素ゴムでも同様の効果が得られる。
[第2の実施の形態]
図4は、この発明の第2の実施の形態の定着ローラ10の横断面形状を説明する断面図で、第1の実施の形態と同様に、定着ローラ10は金属円筒体の芯金11の表面にシリコーンゴム層12が形成され、その表面にPFA等の離型層13が形成されている。
第2の実施の形態の定着ローラ10の芯金11は、図4に示すようにその軸方向の中央部Aは直径D1 に形成され、両端部に向かって直径D2 の細径部Cと、直径D3 の細径部Eとが形成され、中央部Aと細径部Cとの間はテーパ部Bで連結され、細径部Cと細径部Eとの間はテーパ部Dで連結されており、芯金11は軸方向端部に向かって2段階に次第に細径になるように絞られている。そして、細径部Cの軸方向外側は支承部Fに形成され、図示しない軸受により支承され、或いは駆動軸に連結される。
定着ローラ10の外径は、中央部A、テーパ部B、細径部C、テーパ部D、細径部Eとも一定の外径Dmに仕上げられているから、表面のシリコーンゴム層12の厚みは、軸方向端部に向かって中央部Aの厚みd1、細径部Cの厚みd2、細径部Eの厚みd3と、次第に厚くなっている。
ここで、第2の実施の形態の定着ローラの各部寸法の具体例を示す。定着ローラ10の外径Dmは40mm、芯金11の中央部Aの直径D1 は37.2mm(中央部Aの厚み1.0mm)、細径部Cの直径D2 は36.2mm、細径部Eの直径D3 は35.2mmである。そして、テーパ部B、細径部C、テーパ部D、細径部Eの間隔は5mmである。
また、シリコーンゴム層12の厚みは、中央部Aのゴム層の厚みd1は1.4mm、細径部Eのゴム層の厚みd2は2.4mmである。
第2の実施の形態の定着ローラは、その芯金11が軸方向端部に向かって2段階に次第に細径になるように絞られているが、この構成によっても前記した第1の実施の形態の定着ローラと同様の効果を得ることができる。
前記した第1及び第2の実施の形態の定着ローラは、加熱ローラに適用される構成として説明したが、加圧ローラに適用することができる構成でもある。
前記した定着ローラの芯金を軸方向端部に向かって細径になるように絞り、ゴム層の厚みを軸方向端部に向かって厚くする構成は、歪みの大きい側のローラ(ゴムの耐久劣化が生じ易いローラ)に適用するのがよい。また、定着装置の加熱ローラ及び加圧ローラの両方に、この構成のローラを使用してもよい。
なお、定着ローラの芯金は、その軸方向最端部にテーパ部を設けないことがよい。最端部にテーパ部を設けると、ゴム層の厚みが必要以上に厚くなり、熱容量が大きくなり過ぎるおそれがある。芯金の軸方向最端部にテーパ部を設けず、一定直径にすることでゴム層の厚みを必要以上に厚くすることがなく、熱容量の増加を抑えることができる。
[第3の実施の形態]
第3の実施の形態は、前記した定着ローラを加圧ローラとして使用した定着ベルト方式の定着装置である。
図5は、定着ベルト方式の定着装置20の構成を説明する断面図である。図5において定着ベルト21は、加熱ローラ22と巻掛けローラ23との間に架設され、図示しない駆動装置で矢印a方向に一定速度で移動するように構成されている。巻掛けローラ23に対向する位置には、定着ベルト21を挟んで加圧ローラ24が配置され、巻掛けローラ23と加圧ローラ24とは所定の圧接力で圧接されている。
定着ベルト21は、耐熱性樹脂あるいはニッケル合金等の金属材料で構成され、その表面はシリコーンゴム層及び離型層が形成されている。その厚みは0.05〜0.5mm程度とする。
加熱ローラ22は金属性の円筒体で、内部にハロゲンランプ等の熱源28が配置されているが、円筒体の表面は定着ベルトと摩擦接触して滑らないように仕上げられていればよい。一方、加圧ローラ24は、先に第1、第2の実施の形態で説明した定着ローラを使用するものとする。
なお、加熱ローラ22の表面温度はサーミスタ25で、加圧ローラ24の表面温度はサーミスタ26で検出され、所定の定着温度が維持されるように制御されるものとする。
以上の構成において、定着ベルト21と加圧ローラ24とが圧接されているニップ部に、トナー像Tが形成された記録媒体Pを通過させることで、トナー像Tを記録媒体Pの上に定着させることができる。
[第4の実施の形態]
第4の実施の形態は、上記第1の実施の形態又は第2の実施の形態の定着ローラを使用した定着装置を備えた画像形成装置である。その構成は先に図6を参照して説明した画像形成装置100と同様で、その定着装置120を上記第1の実施の形態又は第2の実施の形態の定着ローラを使用した定着装置、或いは上記第3の実施の形態の定着装置としたものである。その特徴部分は前記した定着ローラにある。従って、その詳細な説明は省略する。
定着ローラ芯金の軸方向両端部を細径とし、芯金の軸方向両端部のゴム層の厚みを厚くし、ゴム層の歪みを小さくして耐久性を向上させた画像形成装置の定着ローラである。
第1の実施の形態の定着ローラの横断面形状を説明する断面図。 従来の定着ローラの横断面形状を説明する断面図。 第1の実施の形態の定着ローラの軸方向歪みの大きさの一例を説明する図。 第2の実施の形態の定着ローラの横断面形状を説明する断面図。 第3の実施の形態の定着ベルト方式の定着装置の構成を説明する断面図。 公知の画像形成装置の構成の一例を説明する図。 公知のヒートローラ形式の定着装置の構成の一例を説明する断面図。
符号の説明
10 定着ローラ
11 芯金
12 シリコーンゴム層(ゴム層)
13 離型層
20 定着ベルト方式の定着装置
21 定着ベルト
22 加熱ローラ
23 巻掛けローラ
24 加圧ローラ
25、26 サーミスタ
28 熱源

Claims (10)

  1. 一対の定着ローラを相互に圧接して形成されるニップ部にトナー像が形成された記録媒体を通過させて定着処理する定着装置において、
    前記定着ローラは、その芯金が定着ローラの軸方向両端部に近いほど外径が小さい複数の円筒体と、隣接する円筒体相互を滑らかに接続するテーパ状円筒体とから構成され、
    定着ローラ外径が一定寸法又は逆クラウン形状に仕上げられるよう、芯金外側には厚みの異なるゴム層が形成されていること
    を特徴とする定着装置。
  2. 前記ゴム層の上には離型層が形成されていること
    を特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記ゴム層は、定着ローラ外径が一定寸法又は逆クラウン形状に仕上げられるように、外径が小さい芯金円筒体上のゴム層ほど厚く形成されていること
    を特徴とする請求項1または2に記載の定着装置。
  4. 前記定着ローラ芯金の隣接する円筒体相互を滑らかに接続するテーパ状円筒体の端部は、定着ローラの軸方向両端部から所定距離隔てられていること
    を特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  5. 定着ローラと定着ベルトを相互に圧接して形成されるニップ部にトナー像が形成された記録媒体を通過させて定着処理する定着装置において、
    前記定着ローラは、その芯金が定着ローラの軸方向両端部に近いほど外径が小さい複数の円筒体と、隣接する円筒体相互を滑らかに接続するテーパ状円筒体とから構成され、
    定着ローラ外径が一定寸法又は逆クラウン形状に仕上げられるよう、芯金外側には厚みの異なるゴム層が形成されていること
    を特徴とする定着装置。
  6. 前記ゴム層の上には離型層が形成されていること
    を特徴とする請求項5に記載の定着装置。
  7. 前記ゴム層は、定着ローラ外径が一定寸法又は逆クラウン形状に仕上げられるように、外径が小さい芯金円筒体上のゴム層ほど厚く形成されていること
    を特徴とする請求項5または6に記載の定着装置。
  8. 前記定着ローラ芯金の隣接する円筒体相互を滑らかに接続するテーパ状円筒体の端部は、定着ローラの軸方向両端部から所定距離隔てられていること
    を特徴とする請求項5に記載の定着装置。
  9. 前記定着ローラは、内部に熱源を備えた加熱ローラ又は加圧ローラであること
    を特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の定着装置。
  10. 前記請求項1乃至9のいずれかに記載の定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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