JP2016047980A - エアジェット紡糸機の紡糸ユニットおよびその動作 - Google Patents

エアジェット紡糸機の紡糸ユニットおよびその動作 Download PDF

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Abstract

【課題】糸を作るための紡糸ノズルを有する紡糸ユニットを備えるエアジェット紡糸機を動作させる方法。【解決手段】繊維複合材3は、所定の搬送方向において、導入路4を通じて紡糸ノズル1へ供給され、紡糸ノズル1の渦室5内の繊維複合材3は、空気の渦流によって撚られ、繊維複合材から糸2が形成され、導出路6を通じて紡糸ノズル1から取り出され、スプール装置7によりスリーブに巻かれ、糸の製造の中断後には、スプール側にある糸の端部23は、搬送方向Tと逆へ移動され、紡糸ノズル1を通過した後に繊維複合材3の端部24と重なり、この端部24とともに導入路4を通じて紡糸ノズル1の内側へ入り、継ぎ合わせを終えた後、通常動作の再開によって糸2の製造が続けられる。継ぎ合わせプロセス中に少なくとも一時的に、添加剤8が繊維複合材3の端部24へ供給され、さらに、この方法を実施する紡糸機が供給される。【選択図】図5

Description

本発明は、エアジェット紡糸機を動作させるための方法に関する。このエアジェット紡糸機は、糸を作るための紡糸ノズルを有する少なくとも1つの紡糸ユニットを備える。
紡糸ユニットの通常動作中、繊維複合材が所定の搬送方向において導入路から紡糸ノズルへ供給される。紡糸ノズルにおける渦室の内部では、繊維複合材が空気の渦流によって撚られ、それによって繊維複合材から糸が形成される。この糸は、最終的には導出路を通って紡糸ノズルから取り出され、スプール装置によってスリーブの上に巻かれる。
糸の製造の中断後には、継ぎ合わせプロセスが行われる。この継ぎ合わせプロセスにおいて、スプール側における糸の端部は、紡糸ノズルを通って搬送方向と逆へ移動し、紡糸ノズルを通過した後に繊維複合材の端部と部分的に重なり、繊維複合材の端部と共に導入路を通って紡糸ノズルの中へ入る。
継ぎ合わせプロセスにおけるステップを終えると、通常動作の再開によって糸の製造が続けられる。
さらに、エアジェット紡糸機として、紡糸ノズルへ供給された繊維複合材から糸を作るための紡糸ノズルを有する、少なくとも1つの紡糸ユニットを備えるものが提供される。この紡糸ノズルは、繊維複合材のための導入路と、内部の渦室と、渦室の中に突出している糸形成部と、空気の渦流によって渦室の中で作られた糸の導出路と、を備える。
このタイプのエアジェット紡糸機は、渦室に対して互いに対称的に設けられた複数のエアノズルにより生成される空気の渦流を伴って、細長い繊維複合材から糸を作るものである。そのため、一般的にスピンドル形状を有する糸形成部の導入路の導入口付近において、繊維複合材についての外側の繊維が、内側の繊維(コア)のまわりに巻きつく。これにより、安定な糸が形成される。糸は、最終的には引出路を通じて渦室から離れる方へ引き出され、スプール装置によってスリーブの上に巻かれ得る。
紡糸プロセス中に、(糸の太い部分や細い部分、糸のちぎれ、繊維複合材の不十分な供給などの)不具合が生じた場合、または、ある程度の期間で紡糸機が停止したりした場合、糸の製造を中断するような各種の事態が生じる毎に継ぎ合わせプロセスが必要となる。この場合、すでに作られたスプール側の糸の端部(すなわち、糸の製造を中断する前に最後に巻き取られた糸の端部)は、(上述した搬送方向に対応する)実際の紡糸方向とは逆へ向かって供給され、引出路を通じて渦室へ戻され、さらにそこから渦室の導入路の部分(または、この部分に配置された繊維ガイド部)へ戻される。戻された後、糸は、紡糸ノズルの外側において、サービスロボット、紡糸ユニットにおけるデバイス、または手動により、繊維複合材の端部と接触し、それら端部同士が互いに重なる。
最後に、エアノズルをスイッチオンするとともにスプール装置を始動させることによって、糸の端部と繊維複合材の端部とは、渦室の内側へ移動し、渦室の内側で空気の渦流にさらされる。(この時点では、繊維複合材を送出するデバイスは、好ましくは紡糸ノズルについての搬送方向の上流側に位置するドラフティングシステムは、動作を開始し又は既に動作を開始しており、繊維複合材は、紡糸ノズルの導入路の方向へ運ばれている。糸の端部と繊維複合材の端部との連結部または互いの重なり部分は、最終的にはスピンドルの導入路を通過する。次いで紡糸プロセスは通常通り続行し、紡糸ユニットは通常モードを再開して糸を製造する。
上述した継ぎ合わせプロセスは受け入れられているものであり、継ぎ合わせるという意味においては十分な結果を上げている。しかしながら、糸の端部と繊維複合材の端部との連結部は、継ぎ合わせプロセス中に損なわれる恐れがある。または、紡糸ノズルを通過する前に再度ゆるむ可能性がある。この場合、継ぎ合わせプロセスをもう一度実施しなければならない。可能であるならば、紡糸ノズルの洗浄後に再度行わなければならない。
このように、継ぎ合わせプロセスの信頼性を改善する方法が求められている。
本発明の目的は、従来技術における継ぎ合わせプロセスを改善することにあり、また、このような改善された継ぎ合わせプロセスを実行するエアジェット紡糸機を提供することにある。
この目的は、独立請求項の特徴を有するエアジェット紡糸機およびその方法によって達成される。
本発明の方法は、継ぎ合わせプロセス中に添加剤が繊維複合材の端部に少なくとも一時的に加えられることを特徴とする。(この繊維複合材の端部には糸の端部が重ねられるか、すでに接触している。)従来技術と異なり、糸の端部が重ねられて、この糸の端部と共に紡糸のノズルの中に導入されるか又は吸い込まれることになる、繊維複合材の端部は、継ぎ合わせプロセス中に添加剤でぬらされる。添加剤は、水を含んでよく、1つまたは複数のさらなる物質を含み得る水溶液を含んでもよい。たとえば、界面活性剤(酸やアルカリの溶液、ならびに漂白剤)、または、プロトン溶媒もしくは非プロトン溶媒が考えられる。さらに、固体の添加剤や懸濁液を液体の添加剤に加えて用いてもよい。いずれの場合においても、継ぎ合わせプロセス中に(すなわち、糸の端部を戻してから通常動作に戻るまでの間に)添加剤を付加することにより、糸の端部と繊維複合材の端部との重なり部分には、安定性と補強とがもたらされる。これらの端部同士の連結部は、非常に安定した連結部分となり得る。これにより、継ぎ合わせプロセス中もしくはその後の通常動作中に、連結部がゆるむことがほとんどなくなる。また、連結部の構造は、添加剤の付加によってプラスの方向に影響を及ぼされ、仕上がった糸の連結部は、もはやほとんど区別不能となる。添加剤は、繊維複合材の端部へ、たとえば噴霧されてよい。添加剤貯蔵装置は、添加剤の選択に応じて設計されてよく、紡糸ユニット毎に割り当てられたタンク、配給システム、または充填カートリッジなどとして、形成されてよい。さらに、1つまたは複数の添加剤供給路が設けられ、この添加剤供給路を通じて添加剤貯蔵装置が添加剤の送出部と連結される。送出部は、たとえば中空針や噴霧ヘッドによって形成されてよく、あるいはチャネル部分のうちの添加剤放出口などによって形成されてよい。最後に、継ぎ合わせプロセス中の添加剤の付加は、紡糸ノズルへ向かって繊維複合材の端部が移動している段階で実施され、繊維複合材へ添加剤を均一に付加してもよい。
添加剤が、繊維複合材の端部が糸の端部と部分的に重なった後に、繊維複合材の端部に加えられることは、特に有利である。添加剤の付加が、(たとえば)ドラフティングシステムによって繊維複合材が紡糸ノズルの導入路の方向に送出された後のすぐに又は直後に始まることは、特に有利である。このことにより、糸の端部と繊維複合材の端部との連結部は、渦室内部における空気の渦流の部分に到達する前に補強される。代替的には、添加剤が、糸の端部と重ねられる前に繊維複合材の端部に加えること、も考えられる。
添加剤を繊維複合材の端部に加えることが、導入路の内部において、又は、紡糸ノズルの導入路についての搬送方向の手前側において実施されることは、特に有利である。たとえば、添加剤の付加が、紡糸ノズルの導入路と、紡糸ノズルの上流に位置する繊維複合材を送出するデバイス、たとえばドラフティングシステムとの間において実施されることは、特に有利である。この場合、添加剤を与えられた繊維複合材の端部が、繊維複合材を送出するデバイスと接触することがないので、これに関連して考え得る不具合を避けることができる。特に、添加剤は、紡糸ノズルの導入路についての前記手前側である中間的な部分において、繊維複合材の端部に加えられる必要がある。究極的には、添加剤は、紡糸ノズルの導入路を形成している繊維ガイド部の内部において、糸の端部と繊維複合材の端部との連結部へ供給することも考えられる。この場合、繊維ガイド部は、繊維ガイド部の内側に配置された添加剤放出口を備えてよい。この添加剤放出口は、通路につながっている。この通路を通じて、上述した連結部と、その後の搬送される繊維複合材とは、紡糸ノズルの渦室の中へ到達する。
供給される添加剤の体積流量が、継ぎ合わせプロセスの間に少なくとも一時的に、0.001ml/分と2.0ml/分との間の量、好ましくは0.01ml/分と1.0ml/分との間の量となり、かつ/または、供給される添加剤の質量流量が、継ぎ合わせプロセスの間に少なくとも一時的に、0.001g/分と2.0g/分との間の量、好ましくは0.01g/分と1.0g/分との間の量となると特に有利である。比較的高い体積流量または質量流量では、上述した連結部と紡糸ユニットについてのそれと接触する部分とがくっつく可能性があるが、糸の端部と繊維複合材の端部との連結部の信頼性を確実にし得る。
添加剤の付加中に添加剤の体積流量または質量流量が、少なくとも1つの弁によって調整されることは、有利である。弁は、その動作中に、1秒に少なくとも1回で開閉されてよい。これにより、弁に供給された添加剤は、弁をパルス状に通過する。添加剤は、従来の弁と異なり、弁を連続的に通過することがない。その代わり、添加剤の流れは、小さい複数のドロップレット又は(液体ではなく気体や固体が用いられる場合には)小さな単位により構成される。これらは、急速な弁の開閉動作により生成されて、弁から取り出される。弁は、1秒に1回、または1秒に数回開閉する。添加剤の流れは、実際には互いに前後に近接して弁から取り出される複数の個々のドロップレットで構成されているのであるが、結果的には連続的な添加剤の流れに対応する。ドロップレットもしくは単位の体積または質量が極めて小さくて、また弁のスイッチング周波数(すなわち、1秒あたりの開閉動作の数)が高い精度で調整可能である場合、繊維複合材に加えられる添加剤の量も非常に正確となり、また再現性良く調整可能となる。弁が閉位置に維持される場合に弁が即座に完全に閉じることは、有利である。液体の添加剤が用いられる場合、体積の小さい個々のドロップレットに起因する添加剤の漏れを抑制できる。
継ぎ合わせプロセス中に供給される添加剤の体積流量または質量流量が、少なくとも一時的に、継ぎ合わせプロセスに続く紡糸ユニットの通常動作における体積流量または質量流量より高くなることは、特に有利である。たとえば、継ぎ合わせプロセス中には上述した体積流量または質量流量を選択し、それ以後の通常動作では最大値を1.0ml/分(または、g/分)、好ましくは0.5ml/分(または、g/分)とすること、が考えられる。正確な値は、繊維複合材の特性、および/または、紡糸ユニットへの繊維複合材の供給速度、および/または、紡糸ユニットからの糸の引き出し速度に応じて選択してよい。この値は用途に応じて変化し得る。
継ぎ合わせプロセス中に供給される添加剤の体積流量または質量流量が、少なくとも一時的に、最初の量に比べて低減されることは、特に有利である。この低減は、特に継ぎ合わせプロセスの最後に行われてよい。これにより、継ぎ合わせプロセス中に供給される添加剤の量を、紡糸ユニットにおける次の通常動作において望まれる量まで徐々に低減することが可能である。
また、供給される添加剤の体積流量または質量流量における低減が、連続的に行われると有利である。この低減は、いくつかのステージにおいて急激に行われても、徐々に(すなわち、均一に)行われてもよい。たとえば、繊維複合材の端部に加えられる添加剤の量が直線的に低減することが考えられる。さらに、糸の端部と繊維複合材の端部との連結部が添加剤供給部の添加剤放出口を通過した場合、添加剤の供給量の低減は、通常動作用に設けられている量まで遅れることなく実施される。その後に続く繊維複合材には、上述した連結部における添加剤の量より少ない量が供給される。
本発明によるエアジェット紡糸機は、エアジェット紡糸機における少なくとも1つの紡糸ユニット(当然ながら、複数の紡糸ユニットであってもよい)に対して、添加剤供給部が割り当てられることと、この添加剤供給部により糸の製造中断後に生じた繊維複合材の端部へ添加剤を供給すること、に特徴づけられる。さらに、添加剤を供給するために、少なくとも1つの添加剤貯蔵装置と、紡糸ノズルの内部に開口する添加剤放出口と、これらと動作可能に接続された制御ユニットと、を備える。制御ユニットは、糸の製造中断後に、上述した又は以下に記載した説明に従う継ぎ合わせプロセスを開始するように構成される。継ぎ合わせプロセス中には、少なくとも一時的に、添加剤が繊維複合材の端部へ供給される。添加剤の付加は、上述した又は下記における個々の態様、またはすべての態様に従って行われてもよく、このうち特に紡糸ユニットは、説明された物理的な特徴を備え得る。
本発明におけるさらなる利点は、以下の実施形態で説明される。
通常動作中における、本発明によるエアジェット紡糸機の紡糸ユニットの概略図である。 本発明によるエアジェット紡糸機の紡糸ユニットにおける紡糸ノズルの断面図である。 糸の製造中断後における、図1の紡糸ユニットの概略図である。 糸の端部を搬送方向と逆へ戻した後の、図1の紡糸ユニットの図である。 繊維複合材の端部へ添加剤を加える継ぎ合わせプロセス中の図1の紡糸ユニットの図である。
図1は、本発明によるエアジェット紡糸機についての紡糸ユニットの部分を示す。(このエアジェット紡糸機は、当然ながら、好ましくは互いに隣接して配置された複数の紡糸ユニットを備えてよい。)必要であれば、幾つかのドラフティングシステム13を含んでよい。ドラフティングシステム13には、たとえば二重スライバ(doubled sliver)の形態で繊維複合材3が供給される。さらに、図示した紡糸ユニットは、図2にさらに詳細に示すように内部に渦室5が形成された紡糸ノズル1を含む。繊維複合材3又は繊維複合材3における繊維の少なくとも一部には、紡糸ノズル1の導入路4を通過した後に、渦室5において撚りがかけられる。(紡糸ユニットの正確な動作モードは、以下でさらに詳しく説明する)。
さらに、エアジェット紡糸機は、紡糸ノズル1の下流側に位置する一対の引出ローラ14と、一対の引出ローラ14の下流側に位置するスプール装置7と、を備えてよい。スプール装置7は、紡糸ユニットから送り出された糸2をスリーブに巻く。本発明による紡糸ユニットは、ドラフティングシステム13を必ずしも備える必要はない。また、一対の引出ローラ14も必ずしも必要ではなく、代替の引出ユニットに置き換えられてもよい。
一般的に、図示されている紡糸ユニットは、エア紡糸プロセスに従って動作する。糸2を形成するために、繊維複合材3は、搬送方向Tにしたがって、導入路4を形成することにより形成される開口を有する繊維ガイド部15を通り、紡糸ノズル1の渦室5の中に導かれる。この場所で、繊維複合材3は撚られる。すなわち、繊維複合材3において束縛されていない繊維の自由端のうちの少なくとも一部は、渦室5を取り囲んでいる渦室5の壁に対称に配置された複数のエアノズル18により生成された空気の渦流により、捕らえられる。エアノズル18には、(たとえばリング形である、エア供給路16に接続された)エア分配装置17を通じて圧縮空気が供給される。これにより、繊維の一部が、繊維複合材3から外へ少なくともある程度まで引き出され、渦室5の中に突出している糸形成部10の上部のまわりに巻きつく。繊維複合材3は、糸形成部10の導入路29から引き出され、糸形成部10の中に配置された引出路22を通り、最終的に導出路6を通って、渦室5の外へ出る。束縛されていない繊維の端部は、最終的には導入路29の内側に引き込まれ、いわゆる「巻き付き繊維」として、中心のコアファイバのまわりに巻き付き、所望の撚りを特徴とする糸2を形成する。エアノズル18を通じて導入された圧縮空気は、最終的には、引出路22と、必要に応じて真空用の動力源に接続された排気口19とを通じて、紡糸ノズル1から排出される。
複数のエアノズル18は、単なる注意事項として述べるが、互いに揃えられて、吹き出す空気流が1つの方向となり、回転方向において単一方向の空気流を生成する、べきである。好ましくは、複数のエアノズル18の各々は、互いに回転対称に配置され、空気を渦室5に対してその接線方向の流れとして入り込ませるとよい。
糸の製造中、様々な理由により、糸2に太い部分や細い部分が生じることは避けられない。この場合、糸の製造が制御ユニット25により中断され、スプール側において糸の端部23が生成される。糸の製造中断後、糸の端部23は、スプール装置7のスプール面の上に位置している場合もあれば、スプール装置7と紡糸ノズル1との間に位置している場合もある。好ましくは、紡糸ノズル1の導出路6と引出ローラ14との間に位置している(図3参照)。糸の製造中、望ましくない糸のちぎれが生じることもある。この結果として、糸の端部23と、繊維複合材3の端部24とがもたらされる。繊維複合材3の端部24は、停止しているドラフティングシステム13の中で止まる。
糸の製造(すなわち、紡糸ユニットの通常動作)を再開するためには、糸の端部23は、繊維複合材3の端部24と連結される必要がある。このために、糸の端部23は、搬送方向Tとは逆に供給されて、紡糸ノズル1を通過する。スプール装置7のスプールは、逆向きに駆動されて、それに対応する長さの糸を送り出す。糸の端部23は、または、不具合のある糸の部分を取り除いたことによって新たに生じた糸の端部23は、この段階では、機械的手段または空気圧式手段により紡糸ノズル1の導出路6の内部へ運び込まれ、引出路22に生成された負圧の助けにより紡糸ノズル1の中へ吸い込まれる。糸の端部23は、紡糸ノズル1の導入路4を通じて、紡糸ノズル1についての(搬送方向Tの)手前側の領域までさらに運ばれる。特に、糸の端部23が、ドラフティングシステム13における導出側の2つのドラフティングシステム用ローラ12の間に位置するまで移動することは、有利である。(このため、繊維複合材を伸ばすためのユニットローラ12は、糸の端部23が通過する前に互いに離れ、この特別な通過を可能とする。糸の端部23が通過した後、図4に示される位置へ戻り、クランプされた状態で保持される。)
次のステップでは、ドラフティングシステム用ローラ12と、引出ローラ14と、導出路側で糸の端部23を支えているスプール装置7とが通常動作に戻る。それにより、糸の端部23は搬送方向Tへ移動する。それと同時に又は一時的に遅れて、残りのドラフティングシステム用ローラ12が通常動作に戻る。それらの回転の開始と回転速度とが調整されて、繊維複合材3の端部24は、糸の端部23と部分的に重なって接触し、糸の端部23と共に紡糸ノズル1の中へ引き込まれ得る。
連結部27を補強するために、(すなわち、糸の端部23と繊維複合材3の端部24との部分的な重なり部分を補強するために、)または、該部分の繊維の向きを従来技術と比べて改善するために、本発明では、添加剤8が繊維複合材3の端部24へ供給される。
このため、紡糸ユニットは、添加剤供給部11を備える。添加剤供給部11は、(たとえば、圧力タンクの形態である)1つまたは複数の添加剤貯蔵装置21と、(少なくとも部分的に可撓性があることが好ましい)1つまたは複数の添加剤供給路20と、を含む。添加剤供給路20を通じて、添加剤貯蔵装置21は、紡糸ノズル1の付近に配置された添加剤放出口26と流体連通する。(添加剤8については以上の記載を参照。)好ましくは、添加剤放出口26は、紡糸ノズル1の導入路4の内部、または、繊維ガイド部15の内部に配置されてよい。特に、添加剤の供給は、(「糸の端部23から繊維複合材3の端部24」までの)連結部27が通過する位置においてなされるべきである。該部分を、添加剤8により補強または安定化できる。加えられる添加剤8の量は、たとえば添加剤供給路20の中に組み込まれた弁9の助けにより、調整されてよい。(考えられる弁9の細部については以上の記載を参照。)
本発明は、図示および説明されている実施形態に限定されない。説明された特徴が、明細書や特許請求の範囲において異なる部分、または異なる実施形態において図示および説明されていたとしても、たとえばそれらの特徴の任意の組み合わせである様々な変形の形態が、本願における特許請求の範囲の枠組みの中において可能である。
1 紡糸ノズル
2 糸
3 繊維複合材
4 紡糸ノズルの導入路
5 渦室
6 紡糸ノズルの導出路
7 スプール装置
8 添加剤
9 弁
10 糸形成部
11 添加剤供給部
12 ドラフティングシステム用ローラ
13 ドラフティングシステム
14 引出ローラ
15 繊維ガイド部
16 エア供給路
17 エア分配装置
18 エアノズル
19 排気口
20 添加剤供給路
21 添加剤貯蔵装置
22 引出路
23 糸の端部
24 繊維複合材の端部
25 制御ユニット
26 添加剤放出口
27 糸の端部と繊維複合材の端部との連結部
28 糸形成部の導入路
T 搬送方向

Claims (10)

  1. エアジェット紡糸機を動作させるための方法であって、
    前記エアジェット紡糸機が、糸(2)を作るための紡糸ノズル(1)を有する少なくとも1つの紡糸ユニットを備え、
    前記紡糸ユニットの通常動作中に、繊維複合材(3)が、所定の搬送方向(T)において導入路(4)から前記紡糸ノズル(1)へ供給され、
    前記繊維複合材(3)が前記紡糸ノズル(1)の渦室(5)の内部において空気の渦流によって撚られることにより前記繊維複合材(3)から糸(2)が形成され、前記糸(2)が最終的には導出路(6)を通じて前記紡糸ノズル(1)から取り出されてスプール装置(7)のスリーブに巻かれ、
    糸の製造中断後に継ぎ合わせプロセスが行われ、前記継ぎ合わせプロセスにおいて、スプール側の糸の端部(23)が、搬送方向(T)と逆へ移動して前記紡糸ノズル(1)を通過した後に、前記繊維複合材(3)の端部(24)と重なり、前記端部(24)と共に前記導入路(4)から紡糸ノズル(1)の中へ入り、
    前記継ぎ合わせプロセスにおけるステップを終えると、通常動作の再開によって前記糸(2)の製造が続けられ、
    前記継ぎ合わせプロセス中に、少なくとも一時的に、添加剤(8)が前記繊維複合材(3)の端部(24)へ供給される、
    方法。
  2. 前記繊維複合材(3)の端部(24)が前記糸の端部(23)と重なった後に、前記添加剤(8)が前記繊維複合材(3)の端部(24)へ供給される、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記添加剤(8)が、前記導入路(4)の内部において、または、前記紡糸ノズル(1)の前記導入路(4)についての前記搬送方向(T)の手前側において、前記繊維複合材(3)の端部(24)へ供給される、
    請求項1から2のいずれか一項に記載の方法。
  4. 供給される前記添加剤(8)の体積流量が、前記継ぎ合わせプロセスの間に少なくとも一時的に、0.001ml/分と2.0ml/分との間の量、好ましくは0.01ml/分と1.0ml/分との間の量であり、かつ/または、供給される前記添加剤(8)の質量流量が、前記継ぎ合わせプロセスの間に少なくとも一時的に、0.001g/分と2.0g/分との間の量、好ましくは0.01g/分と1.0g/分との間の量である、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 添加剤の付加中に、前記添加剤(8)の体積流量または質量流量が、少なくとも1つの弁(9)によって調整され、前記弁(9)の動作中には、前記弁(9)が1秒に少なくとも1回で開閉され、それによって、前記弁(9)に供給された前記添加剤(8)が前記弁(9)をパルス状に通過する、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記継ぎ合わせプロセス中に供給される前記添加剤(8)の体積流量または質量流量は、少なくとも一時的に、前記継ぎ合わせプロセスに続く前記紡糸ユニットの通常動作における体積流量または質量流量より高くなる、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記継ぎ合わせプロセス中に供給される前記添加剤(8)の体積流量または質量流量は、少なくとも一時的に、当初の量と比べて低減され、特に前記低減が前記継ぎ合わせプロセスの終了時に実施される、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 供給される前記添加剤(8)の体積流量または質量流量は連続的に低減される、
    請求項7に記載の方法。
  9. 紡糸ノズル(1)を有し、紡糸ノズル(1)へ供給された繊維複合材(3)から糸(2)を作るための、少なくとも1つの紡糸ユニットを備えるエアジェット紡糸機であって、
    前記紡糸ノズル(1)は、
    前記繊維複合材(3)の導入路(4)と、
    内部の渦室(5)と、
    前記渦室(5)の中に突出している糸形成部(10)と、
    空気の渦流によって前記渦室(5)の中で作られた前記糸(2)の導出路(6)と
    を備え、
    前記紡糸ユニットには添加剤供給部(11)が割り当てられ、前記添加剤供給部(11)は、糸の製造の中断後に生じた前記繊維複合材(3)の端部(24)へ添加剤(8)を供給し、
    前記添加剤供給部(11)は、制御ユニット(25)と制御可能に接続され、
    前記制御ユニットは、糸の製造の中断後に請求項1の方法に記載の継ぎ合わせプロセスを開始するように構成され、前記継ぎ合わせプロセス中に少なくとも一時的に、
    前記繊維複合材(3)の端部(24)へ添加剤(8)を供給する、
    エアジェット紡糸機。
  10. 前記制御ユニット(25)は、請求項1から8のいずれか一項に記載の添加剤(8)の供給方法を制御するように構成されている、
    請求項9に記載のエアジェット紡糸機。
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