JPH0674530B2 - 紡績装置 - Google Patents
紡績装置Info
- Publication number
- JPH0674530B2 JPH0674530B2 JP3212748A JP21274891A JPH0674530B2 JP H0674530 B2 JPH0674530 B2 JP H0674530B2 JP 3212748 A JP3212748 A JP 3212748A JP 21274891 A JP21274891 A JP 21274891A JP H0674530 B2 JPH0674530 B2 JP H0674530B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fiber bundle
- spindle
- fiber
- inlet
- yarn
- Prior art date
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H1/00—Spinning or twisting machines in which the product is wound-up continuously
- D01H1/11—Spinning by false-twisting
- D01H1/115—Spinning by false-twisting using pneumatic means
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H4/00—Open-end spinning machines or arrangements for imparting twist to independently moving fibres separated from slivers; Piecing arrangements therefor; Covering endless core threads with fibres by open-end spinning techniques
- D01H4/02—Open-end spinning machines or arrangements for imparting twist to independently moving fibres separated from slivers; Piecing arrangements therefor; Covering endless core threads with fibres by open-end spinning techniques imparting twist by a fluid, e.g. air vortex
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、ドラフト装置によっ
てドラフトされた無撚の短繊維束に旋回気流を作用させ
て加撚することにより紡績糸を製造する装置、特に、長
繊維用紡績装置に関するものである。
てドラフトされた無撚の短繊維束に旋回気流を作用させ
て加撚することにより紡績糸を製造する装置、特に、長
繊維用紡績装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】出願人は、主として綿等の短繊維用の実
撚状紡績糸の製造に適する空気式紡績装置を先に提案
し、すでに別途出願（実願平３−２９９０４号）してい
る。
撚状紡績糸の製造に適する空気式紡績装置を先に提案
し、すでに別途出願（実願平３−２９９０４号）してい
る。
【０００３】その装置は、図１に示すように、ドラフト
装置を出た繊維束に旋回気流を作用させるノズル３を有
するノズルブロック２と、繊維束通路８を有し、回転ロ
ーラー７等の駆動装置によって回転するスピンドル６
（回転させなくてもよい）と、ノズルブロック２内に固
定されたガイド部材支持体４と、スピンドル入口６ａへ
先端を向けて突出し、ガイド部材支持体４に取り付けら
れたガイド部材５とよりなるものである。
装置を出た繊維束に旋回気流を作用させるノズル３を有
するノズルブロック２と、繊維束通路８を有し、回転ロ
ーラー７等の駆動装置によって回転するスピンドル６
（回転させなくてもよい）と、ノズルブロック２内に固
定されたガイド部材支持体４と、スピンドル入口６ａへ
先端を向けて突出し、ガイド部材支持体４に取り付けら
れたガイド部材５とよりなるものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の紡績装
置は、短繊維用としては、巻付繊維量が極めて多く、外
観、強力特性共にリング糸に遜色のない糸を製造するこ
とができる優れたものであるが、ウール等の長繊維を紡
績する場合には、芯繊維が多く、巻付け繊維の少ない、
図８に示すような結束紡績糸が製造される。それは、ウ
ールの場合には、繊維長が長くて太く、糸を構成する繊
維の本数が少ないことによるものと思われる。
置は、短繊維用としては、巻付繊維量が極めて多く、外
観、強力特性共にリング糸に遜色のない糸を製造するこ
とができる優れたものであるが、ウール等の長繊維を紡
績する場合には、芯繊維が多く、巻付け繊維の少ない、
図８に示すような結束紡績糸が製造される。それは、ウ
ールの場合には、繊維長が長くて太く、糸を構成する繊
維の本数が少ないことによるものと思われる。
【０００５】この発明は、長繊維用に適する空気式紡績
装置を提供することを目的としている。
装置を提供することを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の紡績装置は、ドラフト装置を出た繊維束
に旋回気流を作用させるノズルを有するノズルブロック
と、繊維束通路を有するスピンドルと、スピンドル入口
へ先端を向けて突出するガイド部材と、複数に分割され
た繊維束通路を有しノズルブロック入口側に固定された
導入管とよりなり、フロントローラーニップ点からスピ
ンドル入口までの距離が供給繊維束の平均繊維長の０．
７５〜１．２５倍に設定されたものである。
に、この発明の紡績装置は、ドラフト装置を出た繊維束
に旋回気流を作用させるノズルを有するノズルブロック
と、繊維束通路を有するスピンドルと、スピンドル入口
へ先端を向けて突出するガイド部材と、複数に分割され
た繊維束通路を有しノズルブロック入口側に固定された
導入管とよりなり、フロントローラーニップ点からスピ
ンドル入口までの距離が供給繊維束の平均繊維長の０．
７５〜１．２５倍に設定されたものである。
【０００７】
【作 用】上記のように構成された紡績装置において
は、ドラフト装置を出た繊維束は、ノズルから噴出する
空気流の作用によって、複数に分割された導入管の繊維
束通路のそれぞれの空間を通って、装置内に引き込ま
れ、繊維束の全ての繊維の前端は、ガイド部材の周囲か
ら、糸に形成されつつある繊維束に引かれてスピンドル
内に導かれる。また、繊維の後端側は、スピンドル入口
から反転すると共に各繊維に分離される。後端の分離し
た繊維は、ノズルから噴出する旋回気流にさらされ、糸
の走行に伴って、糸に形成されつつある繊維束の周囲に
らせん状に巻き付いて実撚状の紡績糸となる。
は、ドラフト装置を出た繊維束は、ノズルから噴出する
空気流の作用によって、複数に分割された導入管の繊維
束通路のそれぞれの空間を通って、装置内に引き込ま
れ、繊維束の全ての繊維の前端は、ガイド部材の周囲か
ら、糸に形成されつつある繊維束に引かれてスピンドル
内に導かれる。また、繊維の後端側は、スピンドル入口
から反転すると共に各繊維に分離される。後端の分離し
た繊維は、ノズルから噴出する旋回気流にさらされ、糸
の走行に伴って、糸に形成されつつある繊維束の周囲に
らせん状に巻き付いて実撚状の紡績糸となる。
【０００８】
【実施例】図１ないし図３を参照し、この発明の紡績装
置の実施例について説明する。
置の実施例について説明する。
【０００９】この紡績装置は、図１に示す紡績装置本体
と、そのノズルブロック２入口部に固定された導入部
（図２及び図３参照）とよりなり、バックローラ、エプ
ロンを有するミドルローラ、フロントローラよりなるド
ラフトパートの次に配置されている。
と、そのノズルブロック２入口部に固定された導入部
（図２及び図３参照）とよりなり、バックローラ、エプ
ロンを有するミドルローラ、フロントローラよりなるド
ラフトパートの次に配置されている。
【００１０】まず、図１を参照して、この紡績装置の本
体について説明する。
体について説明する。
【００１１】これは、ケーシング１の内部に配された、
ノズル３を有するノズルブロック２と、その内部に固定
されガイド部材５を有するガイド部材支持体４及び入口
側がケーシング１内に挿入された回転スピンドル６より
なっている。
ノズル３を有するノズルブロック２と、その内部に固定
されガイド部材５を有するガイド部材支持体４及び入口
側がケーシング１内に挿入された回転スピンドル６より
なっている。
【００１２】スピンドル６は３つのローラー７（１つは
図１の手前側にあり、図示されていない）に囲まれて外
接軸受けされている。その内の１つは駆動ローラーであ
り、スピンドル６をベルトで直接回転させるもの（３万
ｒｐｍ）に比べて５万〜２０万ｒｐｍものはるかに高速
の回転を得ることができる。
図１の手前側にあり、図示されていない）に囲まれて外
接軸受けされている。その内の１つは駆動ローラーであ
り、スピンドル６をベルトで直接回転させるもの（３万
ｒｐｍ）に比べて５万〜２０万ｒｐｍものはるかに高速
の回転を得ることができる。
【００１３】スピンドル６の中心には繊維束通路８が貫
通形成してあり、この通路８の中心とケーシング１の各
中心は、共に繊維束の走行路と一致する同一直線上に位
置している。スピンドル６の入口６ａの外径は充分に小
さく、入口６ａに続く部分は、外径が下流側に向けて増
大する円錐状部６ｂとしている。
通形成してあり、この通路８の中心とケーシング１の各
中心は、共に繊維束の走行路と一致する同一直線上に位
置している。スピンドル６の入口６ａの外径は充分に小
さく、入口６ａに続く部分は、外径が下流側に向けて増
大する円錐状部６ｂとしている。
【００１４】ケーシング１のスピンドル円錐状部６ｂを
覆う部分は、スピンドル円錐状部６ｂの外径に沿ってラ
ッパ状に開いたテーパー部１ａとしてあり、スピンドル
円錐状部６ｂとの間に環状の空間９を形成している。
覆う部分は、スピンドル円錐状部６ｂの外径に沿ってラ
ッパ状に開いたテーパー部１ａとしてあり、スピンドル
円錐状部６ｂとの間に環状の空間９を形成している。
【００１５】ケーシング１の入口側には、ノズルブロッ
ク２が嵌め込まれており、その内部には繊維束通路１０
が貫通形成してある。この繊維束通路１０は、テーパー
部２ａにより中間が狭窄しており、下流側にもケーシン
グ１のテーパー部１ａへ続くテーパー部２ｂが形成され
ている。
ク２が嵌め込まれており、その内部には繊維束通路１０
が貫通形成してある。この繊維束通路１０は、テーパー
部２ａにより中間が狭窄しており、下流側にもケーシン
グ１のテーパー部１ａへ続くテーパー部２ｂが形成され
ている。
【００１６】ケーシング１の内部には、ノズルブロック
２との間に中空の空気溜１１を形成している。ノズルブ
ロック２には、空気溜１１に連通し、スピンドル入口６
ａから僅か離れた下流に向き、かつ繊維束通路１０に対
して接線方向を向いた４つの空気噴射ノズル３が形成し
てあり、空気溜１１には、孔１２を介してエアホース１
３が接続してある。ノズル３の向きは、スピンドル６の
回転方向と同一に設定してある。
２との間に中空の空気溜１１を形成している。ノズルブ
ロック２には、空気溜１１に連通し、スピンドル入口６
ａから僅か離れた下流に向き、かつ繊維束通路１０に対
して接線方向を向いた４つの空気噴射ノズル３が形成し
てあり、空気溜１１には、孔１２を介してエアホース１
３が接続してある。ノズル３の向きは、スピンドル６の
回転方向と同一に設定してある。
【００１７】ケーシング１の環状空間９の下流側には、
環状の中空室１４とそれに続く接線方向の空気逃し孔１
５が形成してある。この空気逃し孔１５には空気吸引パ
イプが連結されている。
環状の中空室１４とそれに続く接線方向の空気逃し孔１
５が形成してある。この空気逃し孔１５には空気吸引パ
イプが連結されている。
【００１８】ホース１３から供給される圧縮空気は、空
気溜１１に流入した後、ノズル３からケーシング１の環
状空間９に噴出し、スピンドル入口６ａの近傍に高速の
旋回気流を生じさせる。この空気流は、環状空間９内部
で旋回した後、中空室１４から逃し孔１５へと導かれ、
排出される。同時に、この空気流は、導入管１７を介し
て、フロントローラーのニップ点からケーシング１の中
空部内へと流入する吸引空気流を発生させる。
気溜１１に流入した後、ノズル３からケーシング１の環
状空間９に噴出し、スピンドル入口６ａの近傍に高速の
旋回気流を生じさせる。この空気流は、環状空間９内部
で旋回した後、中空室１４から逃し孔１５へと導かれ、
排出される。同時に、この空気流は、導入管１７を介し
て、フロントローラーのニップ点からケーシング１の中
空部内へと流入する吸引空気流を発生させる。
【００１９】ノズルブロック２とガイド部材支持体４と
の間には、間隙１６が存在し、繊維束のガイド通路とし
ている。また、ガイド部材支持体４の長手方向には、ス
ピンドル６の通路８の中心線に合致する細孔を穿設し、
その細孔内にピン状のガイド部材５を挿通している。
の間には、間隙１６が存在し、繊維束のガイド通路とし
ている。また、ガイド部材支持体４の長手方向には、ス
ピンドル６の通路８の中心線に合致する細孔を穿設し、
その細孔内にピン状のガイド部材５を挿通している。
【００２０】ガイド部材５は、ガイド部材支持体４の細
孔から突出して先端をフリー状態とし、スピンドル入口
６ａに臨ませている。その直径は、スピンドル入口６ａ
の通路直径よりも小さく、先端は滑らかな曲線で形成し
ている。
孔から突出して先端をフリー状態とし、スピンドル入口
６ａに臨ませている。その直径は、スピンドル入口６ａ
の通路直径よりも小さく、先端は滑らかな曲線で形成し
ている。
【００２１】ガイド部材５の先端は、図では、スピンド
ル入口６ａから通路８内部へ若干入った位置にある場合
を示しており、その状態が最も好ましく、製造される糸
も、最もリング糸に近い外観を呈している。しかしなが
ら、条件によっては入口６ａ端面から離反した位置をと
ることも可能であり、リング糸に近い外観を有する糸を
製造することができる。これらの糸は、強力特性におい
てもリング糸と比べて遜色がない。
ル入口６ａから通路８内部へ若干入った位置にある場合
を示しており、その状態が最も好ましく、製造される糸
も、最もリング糸に近い外観を呈している。しかしなが
ら、条件によっては入口６ａ端面から離反した位置をと
ることも可能であり、リング糸に近い外観を有する糸を
製造することができる。これらの糸は、強力特性におい
てもリング糸と比べて遜色がない。
【００２２】次に、導入部について説明する。
【００２３】導入部は、ノズルブロック２入口部の外径
と同径の繊維束通路２０を有する円筒状の導入管１７
と、その繊維束通路２０内に固定され、分割壁１８ａを
有する繊維分割体１８と、偏平な入口１９ａを有し、導
入管１７の入口に嵌められたキャップ１９とよりなって
いる。
と同径の繊維束通路２０を有する円筒状の導入管１７
と、その繊維束通路２０内に固定され、分割壁１８ａを
有する繊維分割体１８と、偏平な入口１９ａを有し、導
入管１７の入口に嵌められたキャップ１９とよりなって
いる。
【００２４】繊維分割体１８の分割壁１８ａは、図２の
導入管１７内に描かれた横断面形状をしている。この例
は、導入管１７の繊維束通路２０を２つに分割するもの
であるが、繊維分割体１８は、この他に、図４ないし図
６に示すような、分割壁１８ａが２以上存在するもので
もよい。更に、ガイド部材支持体４も繊維分割体１８の
分割壁１８ａを延長した外観に形成してある。そして、
この紡績装置においては、分割壁１８ａで仕切られた空
間の数に等しい本数のドラフトされた繊維束がそれぞれ
独立してキャップ入口１９ａから導入される。
導入管１７内に描かれた横断面形状をしている。この例
は、導入管１７の繊維束通路２０を２つに分割するもの
であるが、繊維分割体１８は、この他に、図４ないし図
６に示すような、分割壁１８ａが２以上存在するもので
もよい。更に、ガイド部材支持体４も繊維分割体１８の
分割壁１８ａを延長した外観に形成してある。そして、
この紡績装置においては、分割壁１８ａで仕切られた空
間の数に等しい本数のドラフトされた繊維束がそれぞれ
独立してキャップ入口１９ａから導入される。
【００２５】ドラフトパートのフロントローラーのニッ
プ点からスピンドル入口６ａまでの距離は、従来の綿糸
紡績においては、供給繊維束の平均繊維長よりいくぶん
短めに設定されていたが、この発明においては、実験に
よれば、平均繊維長の０．７５〜１．２５倍に設定する
ことによって、好ましい紡績結果が得られる。
プ点からスピンドル入口６ａまでの距離は、従来の綿糸
紡績においては、供給繊維束の平均繊維長よりいくぶん
短めに設定されていたが、この発明においては、実験に
よれば、平均繊維長の０．７５〜１．２５倍に設定する
ことによって、好ましい紡績結果が得られる。
【００２５】このように構成された紡糸装置において
は、ドラフト装置のフロントローラーを出た数本の繊維
束は、ノズル３から噴出する空気流の作用によって、分
割壁１８ａで仕切られた導入管１７の繊維束通路２０の
それぞれの空間を通って、ノズルブロック２とガイド部
材支持体４との間隙１６からケーシング１内に引き込ま
れ、繊維束の全ての繊維の前端は、ガイド部材５の周囲
から、糸に形成されつつある繊維束に引かれてスピンド
ル内に導かれる。また、繊維の後端側は、スピンドル入
口６ａから反転すると共に各繊維に分離される。後端の
分離した繊維は、ノズル３から噴出する旋回気流にさら
され、糸の走行に伴って、糸に形成されつつある繊維束
の周囲にらせん状に巻き付いて、図７に示すような実撚
状の紡績糸となる。このときのガイド部材５は、糸形成
過程における撚の伝播の阻止し、あるいは中心繊維束の
代わりを一時的に果たす、いわゆる疑似芯の働きをな
し、従来の空気式結束紡績糸に顕著に現れる無撚の芯繊
維束の形成を阻止して事実上巻付繊維のみによって糸を
形成する働きをなすものである。
は、ドラフト装置のフロントローラーを出た数本の繊維
束は、ノズル３から噴出する空気流の作用によって、分
割壁１８ａで仕切られた導入管１７の繊維束通路２０の
それぞれの空間を通って、ノズルブロック２とガイド部
材支持体４との間隙１６からケーシング１内に引き込ま
れ、繊維束の全ての繊維の前端は、ガイド部材５の周囲
から、糸に形成されつつある繊維束に引かれてスピンド
ル内に導かれる。また、繊維の後端側は、スピンドル入
口６ａから反転すると共に各繊維に分離される。後端の
分離した繊維は、ノズル３から噴出する旋回気流にさら
され、糸の走行に伴って、糸に形成されつつある繊維束
の周囲にらせん状に巻き付いて、図７に示すような実撚
状の紡績糸となる。このときのガイド部材５は、糸形成
過程における撚の伝播の阻止し、あるいは中心繊維束の
代わりを一時的に果たす、いわゆる疑似芯の働きをな
し、従来の空気式結束紡績糸に顕著に現れる無撚の芯繊
維束の形成を阻止して事実上巻付繊維のみによって糸を
形成する働きをなすものである。
【００２６】以上、スピンドル６を回転させる例を説明
したが、スピンドル６は糸に撚りを掛ける補助をするも
のであって、これが回転しなくても糸によっては製造可
能であるので、スピンドル６は必ずしも回転するもので
ある必要はない。
したが、スピンドル６は糸に撚りを掛ける補助をするも
のであって、これが回転しなくても糸によっては製造可
能であるので、スピンドル６は必ずしも回転するもので
ある必要はない。
【００２７】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載するような効果を奏する。
れているので、以下に記載するような効果を奏する。
【００２８】即ち、綿糸紡績の場合と同様に、巻付繊維
量が極めて多く、外観、強力特性共にリング糸に遜色の
ない糸を製造することができる。
量が極めて多く、外観、強力特性共にリング糸に遜色の
ない糸を製造することができる。
【図１】紡績装置本体部の縦断面図である。
【図２】 （１）は導入部の縦断面図、（２）
はその繊維分割体の横断面図である。
はその繊維分割体の横断面図である。
【図３】導入部を入口側からみた図である。
【図４】繊維束通路を３分割する繊維分割体を備えた導
入部の横断面図である。
入部の横断面図である。
【図５】繊維束通路を４分割する繊維分割体を備えた導
入部の横断面図である。
入部の横断面図である。
【図６】繊維束通路を５分割する繊維分割体を備えた導
入部の横断面図である。
入部の横断面図である。
【図７】 この発明の紡績装置によって製造さ
れた実撚風紡績糸の側面図である。
れた実撚風紡績糸の側面図である。
【図８】 結束紡績糸の側面図である。
１ ケーシング ２ ノズルブロック ３ ノズル ４ ガイド部材支持体 ５ ガイド部材 ６ スピンドル ６ａ スピンドル入口 １７ 導入管 １８ 繊維分割体 １８ａ 分割壁
Claims (1)
- 【請求項１】ドラフト装置を出た繊維束に旋回気流を作
用させるノズルを有するノズルブロックと、繊維束通路
を有するスピンドルと、スピンドル入口へ先端を向けて
突出するガイド部材と、複数に分割された繊維束通路を
有しノズルブロック入口側に固定された導入管とよりな
り、フロントローラーニップ点からスピンドル入口まで
の距離が供給繊維束の平均繊維長の０．７５〜１．２５
倍に設定された紡績装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3212748A JPH0674530B2 (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 紡績装置 |
| US07/920,789 US5295349A (en) | 1991-07-30 | 1992-07-28 | Introduction device for a spinning apparatus |
| DE4225243A DE4225243C2 (de) | 1991-07-30 | 1992-07-30 | Spinnvorrichtung |
| ITRM920580A IT1263224B (it) | 1991-07-30 | 1992-07-30 | Apparecchio di filatura. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3212748A JPH0674530B2 (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 紡績装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0544117A JPH0544117A (ja) | 1993-02-23 |
| JPH0674530B2 true JPH0674530B2 (ja) | 1994-09-21 |
Family
ID=16627772
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3212748A Expired - Fee Related JPH0674530B2 (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 紡績装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5295349A (ja) |
| JP (1) | JPH0674530B2 (ja) |
| DE (1) | DE4225243C2 (ja) |
| IT (1) | IT1263224B (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2023074347A1 (ja) | 2021-10-25 | 2023-05-04 | 伊澤タオル株式会社 | タオル生地及びその製造方法 |
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|---|---|---|---|---|
| JP2697575B2 (ja) * | 1993-09-08 | 1998-01-14 | 村田機械株式会社 | 紡績装置 |
| JP2708000B2 (ja) * | 1995-02-10 | 1998-02-04 | 村田機械株式会社 | 紡績装置 |
| JPH10204731A (ja) * | 1997-01-16 | 1998-08-04 | Murata Mach Ltd | 紡績装置 |
| US6250060B1 (en) * | 1997-04-18 | 2001-06-26 | Wellman, Inc. | Method of producing improved knit fabrics from blended fibers |
| US5950413A (en) * | 1997-04-18 | 1999-09-14 | Wellman, Inc. | Spinning apparatus, method of producing yarns, and resulting yarns |
| US5970700A (en) * | 1997-04-18 | 1999-10-26 | Wellman, Inc. | Drafting apparatus and method for producing yarns |
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| US7059110B2 (en) * | 2000-09-22 | 2006-06-13 | Maschinenfabrik Rieter Ag | Spinning device for production of spun thread from a fibre sliver |
| US20020152739A1 (en) * | 2000-12-22 | 2002-10-24 | Maschinenfabrik Rieter Ag | Spinning device |
| US6679044B2 (en) * | 2000-12-22 | 2004-01-20 | Maschinenfabrik Rieter Ag | Pneumatic spinning apparatus |
| DE50304912D1 (de) | 2002-03-20 | 2006-10-19 | Rieter Ag Maschf | Luftspinnvorrichtung mit Kanalauskleidung |
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| JP2005105430A (ja) * | 2003-09-29 | 2005-04-21 | Murata Mach Ltd | 紡績機 |
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