JP6282132B2 - エアジェット紡績機の紡出部 - Google Patents

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Description

本発明は、繊維束を糸の形状に紡糸するためのエアジェット紡績機の紡出部に関する。紡出部は、デリバリーローラ対と、紡糸ノズルとを備え、紡糸ノズルは、糸形成要素と、繊維案内要素とを備える。複合繊維は、デリバリーローラ対によって紡糸ノズルに送達され、繊維案内要素を介して紡糸ノズルまで案内される。次いで、糸形成要素によって、繊維束から糸が形成される。
目的に応じて装備された紡出部を備えたエアジェット紡績機は、先行技術において周知であり、長く伸ばした繊維束からの糸形成に役立つ。ここで、繊維束の外側の繊維は、空気噴射装置を介して紡糸ノズル内部に生成され、糸形成要素の入口開口部の領域にある渦流の力で、内側に位置するコア繊維に巻き付けられ、最終的には、糸の強度に決定的となる巻き付き繊維を形成する。これによって、ねじれの生じた糸が形成され、最終的には、糸案内路を通過して紡糸ノズルからかかる糸を吐出し、たとえばスプールに巻き付けることが可能となる。
広義の紡出部は、先行技術において周知であり、本発明の目的では、糸という用語は、一般的には、少なくとも繊維の一部が内側に位置するコア繊維に巻き付けられた繊維束と理解されている。それゆえ、たとえば編み機を用いて布地に加工することが可能である従来の意味での糸も含まれる。同様に、本発明は、エアジェット紡績機の紡出部として、これを用いていわゆる粗糸(別表記:スラブ糸)を製造することが可能となる紡出部に関する。かかる粗糸は、後続の繊維機械まで粗糸を搬送するのに十分なある程度の強度にもかかわらず、それでも延伸可能であることを特徴とする。すなわち、粗糸が最終的に糸として形成されるのに先立って、粗糸を加工する繊維機械、たとえばリング精紡機の延伸装置、たとえば引張ユニットの力で、粗糸を延伸することが可能である。本発明の目的では、糸という用語は、エアジェット紡績機を用いて製造される糸又は粗糸の意味で理解されている。
化学繊維、たとえばポリエステルか、又は天然繊維と化学繊維との混合物の製造において、糸形成要素の表面に堆積物が発生する。化学繊維の製造は、製造プロセス中に単繊維のいわゆる調製を含み、ここで、単繊維に調製剤、多くの場合、さまざまな添加物を加えたオイルが添加され、この調製剤によって、単繊維の高速での加工、たとえば延伸が可能となる。この調製剤の一部から、その後の処理においても、化学繊維に付着し続け、エアジェット紡績機においては不純物が発生する。通常、エアジェット紡績機に繊維束の形で送達される繊維は、デリバリーローラ対によって紡糸ノズルに送達される。デリバリーローラ対は、延伸装置の出口ローラ対であってもよい。延伸装置は、提供される繊維束が紡糸ノズルに進入するのに先立って、これを精錬するために用いられる。
紡糸ノズルの入口領域には、繊維案内要素が設けられ、この繊維案内要素を介して、繊維束が、紡糸ノズルの糸形成要素まで案内される。糸形成要素として、内部に位置する糸案内路を備えた複数のスピンドルが使用される。糸形成要素の頂部では、回転する渦流が発生するように、圧縮空気ノズルによって、紡糸ノズルのハウジング壁面を経て紡糸ノズル内部スペースまで圧縮空気が供給される。上記の結果として、繊維案内要素を離れた繊維束から、外側に位置する個々の繊維が離脱し、糸形成要素の頂部を介して折り返される。その後の経過の中で、上記のばらばらになった繊維は、糸形成要素の表面で回転する。結果として、繊維束のコア繊維の前方への移動によって、回転する繊維がコア繊維に巻きつけられることで、糸が形成される。個々の繊維が糸形成要素の表面全体に移動することで、製造プロセスからの繊維への付着物が原因で、糸形成要素の上に堆積物が形成される。糸形成要素上の堆積物は、損傷した繊維によっても引き起こされることがある。堆積物は、同様の理由から、紡糸ノズルの内部または繊維案内要素の表面にも発生することがある。上記の付着物は、糸形成要素の表面状態の悪化をもたらし、かつ形成される糸の品質の低下を引き起こす。紡績された糸の一定のレベルを保った品質を維持することを可能にするために、傷んだ表面の均一な洗浄が必要である。
糸形成要素、紡糸ノズル内部スペース、及び繊維案内要素の表面の洗浄は、糸形成要素を定期的に解体することによって、手動で行うことが可能であるが、このように手動で表面を洗浄した場合には、応分の故障が発生することと相まって、少なからざるメンテナンスの手間という結果がもたらされる。
これに反して、特許文献1は、機械の停止を伴わずに自動洗浄を実施することを可能にした装置を開示している。上記の目的で、紡糸ノズルの内部の渦流空気形成のために使用される圧縮空気には、添加物が混合される。混合物は、圧縮空気によって糸形成要素に案内され、糸形成要素の表面を洗浄する。上に開示された洗浄システムの不都合は、添加物の供給のために、エアジェット紡績機の全ての紡出部への追加の圧縮空気の供給が必要となり、これを原因として、個々の紡出部の停止時に添加物の過剰供給を回避するために、費用のかさむ添加物配量制御装置を設けることが必要となる点にある。さらに、添加物は、高い周囲圧力で、つまり、紡出部への空気の供給を伴いながら周辺領域に送達される必要があるため、即座に一般的な周囲圧力に調節するための配量装置が必要となる。
糸形成要素の洗浄の他の実施形態は、特許文献2によって開示されている。同様に、添加物が、紡糸ノズル内の渦流形成のために使用される圧縮空気に送達され、かかる圧縮空気によって紡糸ノズル、さらには糸形成要素まで案内される。上記に開示された実施形態においては、添加物の配量及び添加は、個々の紡出部について別々に行われる。また、上記実施形態においては、添加物は、高い周囲圧力で周辺領域に送達される必要があるため、配量装置が必要となる。
欧州特許出願公開第2450478号 日本国特開第2008095208号
本発明の課題は、添加物を用いた糸形成要素、繊維案内要素、及び紡糸ノズル内部スペースの洗浄を可能にする装置を備えることにより、紡糸ノズル内の圧力条件に影響されることなく添加物の送達及び配量を行うことが可能な紡出部を創出することである。
上記の課題は、各独立請求項の特徴部分の技術的特徴によって解決される。
上記の課題の解決のために、新規の紡出部が提案される。この紡出部は、デリバリーローラ対と、紡糸ノズルとを備え、紡糸ノズルは、糸形成要素と、入口がデリバリーローラ対と向かい合い、出口がデリバリーローラ対と反対方向を向いた繊維案内要素とを備える。繊維束は、デリバリーローラ対によって紡糸ノズルに送達され、繊維案内要素を介して紡糸ノズルの内部に案内される。次いで、糸形成要素によって繊維束から糸が形成される。デリバリーローラ対と繊維案内要素の出口との間には、繊維束に添加物を供給するための装置が備えられる。
多くの場合、エアジェット紡績機は、複数の紡出部を備える。ここで、各紡出部において、他の紡出部とは独立して、提供された繊維束から糸が形成される。ここで、各紡出部の独立性は、隣接する紡出部において、異なる糸が形成されるか、又はそれぞれの糸が異なる材料から形成されることが可能となる程度とする。
ここで、提供された繊維束は、繊維束の長さ方向に整列された個々の繊維の集合体から成る。ここで、繊維束の繊維は、異なる材料から成るとすることが可能である。ここで多くの場合使用されるのは、各種プラスチックから成る化学繊維及び木綿繊維、並びにその混合物である。化学繊維又は、たとえばポリエステルといった化学繊維を含む混合物を使用する場合には、紡糸ノズル内部には、化学繊維の製造に由来する不純物が堆積する。このような、繊維によってもたらされた付着物は、製造プロセスの理由から回避することはできない。同様に、損傷した繊維による堆積物の形成も回避することができない。
繊維束を糸として形成するエアジェット紡績機の紡出部は、少なくとも一対のデリバリーローラ対と、紡糸ノズルとを備える。デリバリーローラ対は、延伸装置が存在する場合には、この延伸装置の出口ローラ対であってもよい。しかし、紡糸ノズルに繊維束を送達するために、上記とは別にデリバリーローラ対を設けることも可能である。紡糸ノズルは糸形成要素と繊維案内要素とを備えており、これらは紡糸ノズルのハウジングの中に設けられている。ハウジングの中に設けられた孔を介して、圧縮空気が紡糸ノズルの内部スペースへと注入される。孔は、ハウジング内に回転する渦流空気が発生し、この渦流空気が糸形成要素の力で繊維束の糸又は粗糸への変形を生ぜしめるように配置される。繊維束は、繊維案内要素を介して紡糸ノズルの内部に案内される。繊維案内要素は、入口がデリバリーローラ対と向かい合い、出口がデリバリーローラ対と反対方向を向いている。デリバリーローラ対によって紡糸ノズルに送達された繊維束は、繊維案内要素を通過し、糸形成要素あるいは回転する渦流まで案内される。
繊維案内要素の形状としては、さまざまなものが知られている。例えば、繊維束を平坦な、あるいは湾曲した摺動面上に案内する繊維案内要素が用いられている。紡糸ノズルに案内された圧縮空気の一部は、紡糸ノズルから離れ、糸を伴い、排気ダクトを通じて紡糸ノズルから離脱する。紡糸ノズル内での空気の伝達と、これにより生じた流動条件により、繊維案内要素内に吸引が生じる。紡糸ノズル内の空気の流動条件により、周辺領域の空気が繊維案内要素を通じて紡糸ノズル内に引き込まれる。これにより、繊維案内要素の入口付近の繊維束には吸引力が働く。周辺領域における吸引効果は、繊維束が繊維案内要素内に移動することによってさらに強まる。本発明は、繊維束に添加物を供給するための装置が、デリバリーローラ対と繊維案内要素の出口との間に配置されることから生じたかかる状況を利用したものである。
そのため、添加物は、紡出部の周辺領域においてわずかに減圧された領域に導入される。さらに、添加物は、繊維に伴って紡出部内に送達される。繊維束への添加物の添加が、デリバリーローラ対の終端と繊維案内要素の出口との間で行われることにより、添加物を送達するための装置の選択や添加物の配量がより簡易になる。そして、その領域では、紡績性能が変化しても、圧力条件はわずかにしか変化しない。
第一の実施形態では、添加物の送達装置は、輸送ラインと中空針を有する。輸送ラインによって、添加物が添加物保管装置から中空針に送達される。添加物保管装置は、選択される添加物に従って設計され、また、例えばタンクや分配システム、各紡出部ごとに割り当てられた保管カートリッジなどを備えていてもよい。様々な材料を用いた種々のタイプの保管装置が考えられる。中空針は、内径0.01mmから1.0mm、外径0.2mmから1.5mmのダクトである。中空針の材料は、使用される添加物に応じて選択される。ここで、中空糸は、金属やその合金、あるいはプラスチックでできていてもよい。ホースまたはホース状の原料物質から柔軟な、あるいは可撓性の中空針を作製してもよい。
中空針は、輸送ラインに接続されており、末端部に排出口を有する。排出口は、繊維束に対して向けられている。添加物は、排出口から排出されると、紡出部の内部に空気が引き込まれることで生じる吸引力により、繊維束に伴って繊維案内要素を通過する。中空針の断面寸法や材料、排出口の構造は、添加される添加物の特性や量に応じて選択することができる。
中空針の排出口の構造は、様々なものが考えられる。例えば、中空針の軸に対して傾斜した部分を有していてもよい。また、ノズル形状や、開口部にふくらみを持たせた拡大排出口も考えられる。さらに、排出口は、追加的にスプレーヘッドを備えていてもよい。スプレーヘッドは、添加物を微細な構成要素にまで拡散させることにより、添加物の分配性を高めるために用いられる。好ましい実施形態では、中空針は、繊維束に対向するスロット形状の排出口を有する。これにより、添加物は、中空針を通過する繊維束の全幅に渡って均等に分配される。
さらなる実施形態では、添加物の送達装置は、輸送ラインと孔を有する。輸送ラインによって、添加物は、添加物保管装置から繊維案内要素の孔まで案内される。孔は、紡出ノズルにおける繊維案内要素の配置や使用する添加物の導入手段の選択に従って、紡糸ノズルのハウジングを貫通する。孔の排出口は、繊維案内要素を摺動して通過する繊維束に向けられる。孔の断面寸法や排出口の構造は、送達される添加物とその量に応じて選択される。さらに、孔の拡大排出口は、繊維案内要素の全幅が覆われるように構成することができる。ハウジングと繊維案内要素を貫通する孔は、添加物を繊維束に送達する様々な中空針を導入することができるように構成される。
本発明に係る紡出部の好ましい実施形態においては、配量装置は、輸送ライン中に配置される。配量装置は、添加物量の積極的な配量を行うための配量ユニットと、配量ユニットの調整を行うための制御要素とを有する。様々な構造のバルブ、例えばギヤポンプ、蠕動ポンプ、膜ポンプなどの配量ポンプが配量ユニットとして適切である。しかし、配量装置は、簡便かつ自動的にロック可能なスロットルや、例えば作業員の手動により機械的に作動されることによって機能する遮断弁からなるものであってもよい。
現在のエアジェット紡績機の紡績性能は、毎分糸200mから600mの範囲となる。紡出部の一時的な紡績性能に応じて、添加される添加物の配量される量が調節される。制御された配量によって、添加物の量を、紡出部ごとの紡績性能に合わせて調節することが可能となる。同様に、配量は、配量される添加物と糸を形成する材料の特性に応じて行われる。
添加物の選択の際に、製造される糸の特性に影響を及ぼす可能性も生じる。たとえば、繊維束に混合される添加物によって、製造される糸に対する一定の影響が得られることがある。さらに、繊維束及びこれに対応する添加物の材料選択の組み合わせで、同一の繊維束を用いるが、添加物の添加を行わずに糸製造を行う場合に比較して、たとえば強度又は外観といった一定の糸特性を高め、むしろ変化させることも可能となる。上記の側面に基づいて、天然繊維、たとえば木綿の加工に当てはまるように、糸形成要素の洗浄が全く必要ない場合においても、添加物の混合は重要となる。
添加物の種類には、液体又は固体粒子又はガス状媒体、さらには、これらのあらゆる混合物が含まれる。たとえば、添加物として、洗浄液又は水又は水に洗浄液を混合したものが、糸形成要素の強固な汚れの場合には有利となる。しかし、洗浄の目的で、固体粒子を混合することも想到可能である。製造される糸の特性、例えば、強度や外観を改善するために、様々な化学添加物が用いられる。上述の方法により、糸の品質を改良、変更し、糸形成要素の洗浄を行うことができる。
糸形成要素の洗浄の目的で液体の添加物を添加する上で、配量装置が1分当たり0.1mlから7.0mlの配量範囲を有するとした場合に、有利であることが証明された。特に好ましいのは、0.5mlから1.5mlの配量範囲である。
液体添加物を添加する上で、特に糸特性の改善のために、配量装置が1分当たり0.01mlから1.0mlの配量範囲を有するとした場合に、有利であることが証明された。改善された糸特性に加えてさらに、糸形成要素の洗浄を達成するために、好ましくは1分当たり最大7.0mlという上記よりも高い配量で、インターバル洗浄が提供される。ここで予定されるインターバルは、糸形成要素の汚染度に応じて調節され、1日1回から1時間数回の間で変動することが可能である。インターバルの長さは、必要とされる洗浄の手間に応じて調節され、コンマ何秒から数秒の間で変動することが可能である。
従って、洗浄及び糸特性の改善のために用いられる配量装置は、好ましくは1分当たり0.01mlから7.0mlの範囲で液体の配量を行う。
糸特性の改善または糸形成要素の洗浄の目的で固体粒子を添加する上で、配量装置が1分当たり0.1gから7.0gの配量範囲を有するとした場合に、有利であることが証明された。特に好ましいのは、0.5gから1.5gの配量範囲である。
糸特性の改善の目的で蒸気などの気体添加物を添加する上で、配量装置が1分当たり0.1mlから7.0mlの配量範囲を有するとした場合に、有利であることが証明された。特に好ましいのは、0.5mlから1.5mlの配量範囲である。
糸形成要素の洗浄のためには、わずかな汚れの場合には、断続的な配量が提供されれば十分である。繊維束の処理される材料に基づいて、添加物送達時間、さらには、所望の糸形成要素及び紡糸ノズル内部スペースの洗浄を達成しながら、製造される糸の特性に不利な影響を与えないような、配量間の必要なインターバルを決定することが可能となる。しかし、連続的な添加物の送達を提供することも可能である。断続的な配量を行うため、例えばバルブにより、添加物の供給を行ったり止めたりすることができる。これによる利点は、添加物送達装置のオン/オフの切り替えにより、配量が変わらないことである。糸特性の改善を目的とする場合は配量を減らし、糸形成要素の洗浄を目的とする場合は一時的に配量を増やすために、同様の配量制御装置を配置してもよい。
本装置の有利な実施形態において、添加物送達装置は、異なる添加物の切換装置を備えることが可能である。これにより、製造される糸の特性を改善するために添加物を送達する際に、これを妨げることなく、洗浄剤を追加で短時間だけ添加することが可能となる。 また、製造される糸の特性を改善するための様々な添加物を一定のリズムで交互に供給することが可能となる。
デリバリーローラ対と紡糸ノズルとを備えるエアジェット紡績機の紡出部において繊維束に添加物を送達する方法によって、つまり、デリバリーローラ対と繊維案内要素の出口との間の繊維束に添加物が供給されることによって、本発明の課題が解決される。好ましい手順としては、添加物は、配量装置を有する輸送ラインによって供給され、繊維束に送達される。
本方法の第1の実施形態において、送達される添加物によって、糸形成要素の洗浄が行われるように、配量装置は制御される。他の実施形態においては、添加物の送達が、製造される糸の所望の品質や紡出部の一時的な紡績性能に合わせて行われるように、配量装置は制御される。
1つの紡出部における添加物の添加が、他の紡出部とは独立して行われることによって、エアジェット紡績機に、添加物の送達手段を備える単一又は複数の紡出部を装備することが可能になる。
エアジェット紡績機の好適な実施形態において、単一又は異なる紡出部において、異なる添加物の送達、又は繊維束への異なる添加物の送達手段の間で、切換装置が提供される。この実施形態において、たとえば、繊維束の別々の箇所に異なる添加物を送達することが可能となる。複数の添加物が相前後して又は交互に送達される必要があるが、きわめて迅速に入れ替わって交換が達成される必要がある場合には、上記は有利となり得る。
以下において、本発明は、例示的な実施形態を用いて説明され、図によってさらに詳細に説明される。
図1は、本発明に係るエアジェット紡績機の紡出部の概略図である。 図2は、本発明に係るエアジェット紡績機の紡出部の第一の概略図である。 図3は、本発明に係るエアジェット紡績機の紡出部の第二の概略図である。
図1は、本発明に係るエアジェット紡績機の紡出部1の概略図である。図示した紡出部1は、紡糸ノズル5と、デリバリーローラ対4とを備える。紡糸ノズル5は、ハウジング6と、少なくとも一部がハウジング6内に位置する糸形成要素7とを備える。ハウジング6には、デリバリーローラ対4に向かって、繊維案内要素8が貫通している。繊維案内要素8は、デリバリーローラ対4と向かい合う入口9と、デリバリーローラ対4と反対方向を向いた出口10とを備える。繊維案内要素8の出口10は、糸形成要素7と向かい合っている。図を参照すると、ハウジング6には、糸形成要素7の頂部に回転する渦流22を形成するため、紡糸ノズル5内に圧縮空気21を導入するための圧縮空気の供給口20が設けられている。繊維束2は、デリバリーローラ対4によって紡糸ノズル5に送達される。繊維束2は、繊維案内要素8によって、紡糸ノズル5の内部に案内される。繊維束2が紡糸ノズル5の内部に進入すると、渦流14により、個々の外側に位置する繊維23が、繊維束2から離れてばらばらになる。個々の繊維23が、一方の端部において糸形成要素7によって捕捉されるため、個々の繊維23の他方の端部が、糸形成要素7の頂部で折り返され、結果として、繊維束2の影響を受けていない内側に位置する繊維の周りに巻き付く。上記のように形成された糸3が、糸形成要素7の内部に設けられた糸案内路24を通過して、紡糸ノズル5から吐出される。
デリバリーローラ対4は、上流側の延伸装置の出口ローラ対(図示せず)と同一とすることが可能である。さらに、紡糸ノズル5の出口には、吐出ローラ対(図示せず)を設けることが可能である。
図2は、本発明に係るエアジェット紡績機の紡出部1の第一の概略図である。繊維束2は、デリバリーローラ対4によって、繊維案内要素8に送達される。繊維束2は、繊維案内要素8の入口9と出口10を通過し、紡糸ノズル5の内部に案内される。図を参照すると、繊維案内要素8は、その出口10の直後にピン30を備える。ピン30は、紡糸ノズル5内に進入した繊維束2の位置を変更するために用いられる。次いで、図1で述べたように、糸形成要素7によって繊維束2から糸3が形成される。
デリバリーローラ対4と繊維案内要素8の入口9との間には、添加物11の送達装置12が配置される。送達装置12は、輸送ライン13と中空針14とを有する。添加物は、輸送ライン13によって、中空針14に案内される。中空針14は、極細の管であり、繊維束2に対して添加物11を最小単位量で正確に配量することができる。中空針14の排出口15の幅は、添加物11の配量に合わせて調整される。輸送ライン13と中空針14は、バルブ16により隔てられている。配量装置17は、輸送ライン13に配置される。添加物11の量は、配量装置17によって制御され、添加物11の送達は、バルブ16によってスイッチオン/オフされる。
図3は、本発明に係るエアジェット紡績機の紡出部1の第二の概略図である。繊維束2は、デリバリーローラ対4によって、繊維案内要素8に送達される。繊維束2は、繊維案内要素8の入口9と出口10を通過し、紡糸ノズル5の内部に案内される。図3には、繊維案内要素8が図示されている。繊維案内要素8の形態は、例えば、案内面上を繊維束2が摺動して通過するものなど様々なものが考えられる。繊維束2が紡糸ノズル5の内部に入ると、図1で述べたように、糸形成要素7によって繊維束2から糸3が形成される。
繊維案内要素8の入口9と出口10との間には、繊維束2に添加物11を送達するための送達装置12が配置される。送達装置12は、輸送ライン13と、紡糸ノズル5のハウジング6及び繊維案内要素8を貫通した孔18とを有する。添加物11は、輸送ライン13によって孔18に案内される。輸送ライン13には、添加物11の配量のためにポンプ19が設けられる。
1 紡出部
2 繊維束
3 糸
4 デリバリーローラ対
5 紡糸ノズル
6 ハウジング
7 糸形成要素
8 繊維案内要素
9 繊維案内要素の入口
10 繊維案内要素の出口
11 添加物
12 添加物送達装置
13 輸送ライン
14 中空針
15 排出口
16 バルブ
17 配量装置
18 孔
19 ポンプ
20 圧縮空気供給口
21 圧縮空気
22 個々の繊維
23 渦流
24 糸案内路

Claims (13)

  1. 繊維束(2)を糸(3)として形成するためのエアジェット紡績機の紡出部(1)であって、
    デリバリーローラ対(4)と、紡糸ノズル(5)とを有し、
    前記紡糸ノズル(5)は、ハウジング(6)と、糸形成要素(7)と、前記デリバリーローラ対(4)と向かい合う入口(9)と前記デリバリーローラ対(4)と反対方向を向いた出口(10)とを備える繊維案内要素(8)とを有し、
    前記繊維束(2)が、前記デリバリーローラ対(4)によって前記紡糸ノズル(5)に送達され、前記繊維案内要素(8)によって前記紡糸ノズル(5)の内部に導入され、次いで、前記糸形成要素(7)によって、前記繊維束(2)から前記糸(3)が形成され、
    液体添加物(11)を前記繊維束(2)に送達するための添加物送達装置(12)が、前記デリバリーローラ対(4)と前記繊維案内要素(8)の出口(10)との間に配置されることを特徴とする紡出部(1)。
  2. 前記添加物送達装置(12)が、輸送ライン(13)と中空針(14)とを備えることを特徴とする請求項1記載の紡出部(1)。
  3. 前記中空針(14)が、前記繊維束(2)に対向するスロット形状の排出口(15)を備えることを特徴とする請求項2記載の紡出部(1)。
  4. 前記添加物送達装置(12)が、輸送ライン(13)と、前記ハウジング(6)と前記繊維案内要素(8)とを貫通する孔(18)とを備えることを特徴とする請求項1記載の紡出部(1)。
  5. 前記添加物送達装置(12)が、輸送ライン(13)を備え、前記輸送ライン(13)には、配量装置(17,19)が配置されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項記載の紡出部(1)。
  6. 前記配量装置(17,19)が、ポンプ(19)またはバルブであることを特徴とする請求項5記載の紡出部(1)。
  7. 前記配量装置(17,19)が、1分当たり0.01mlから7.0mlの範囲で液体の配量を行うことを特徴とする請求項5または6記載の紡出部(1)。
  8. 前記配量装置(17,19)が、断続的な配量を行うことを特徴とする請求項5乃至のいずれか一項記載の紡出部(1)。
  9. 前記添加物送達装置(12)が、異なる液体添加物(11)の切換装置を備えることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項記載の紡出部(1)。
  10. デリバリーローラ対(4)と紡糸ノズル(5)とを備えるエアジェット紡績機の紡出部(1)において、繊維束(2)に液体添加物(11)を送達する方法であって、
    前記紡糸ノズル(5)は、ハウジング(6)と、糸形成要素(7)と、前記デリバリーローラ対(4)と向かい合う入口(9)と前記デリバリーローラ対(4)と反対方向を向いた出口(10)とを備える繊維案内要素(8)とを有し、
    前記繊維束(2)が、前記デリバリーローラ対(4)によって前記紡糸ノズル(5)に送達され、前記繊維案内要素(8)によって前記紡糸ノズル(5)の内部に導入され、次いで、前記糸形成要素(7)によって、前記繊維束(2)から前記糸(3)が形成され、
    前記液体添加物(11)が、前記デリバリーローラ対(4)と前記繊維案内要素(8)の出口(10)との間で前記繊維束(2)に送達されることを特徴とする方法。
  11. 前記液体添加物(11)は、配量装置(17,19)によって配量され、前記配量装置(17,19)は、前記液体添加物(11)により前記糸形成要素(7)の洗浄が行われるように制御されることを特徴とする請求項10記載の方法。
  12. 請求項1乃至のいずれか一項記載の紡出部(1)が設けられたことを特徴とするエアジェット紡績機。
  13. 単一又は異なる紡出部(1)において、異なる液体添加物(11)の送達、または前記液体添加物(11)を前記繊維束(2)に送達するための添加物送達装置(12)を切り換える切換装置が設けられたことを特徴とする請求項12記載のエアジェット紡績機。
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