JP6514933B2 - エアジェット紡糸機の紡糸ユニット、およびエアジェット紡糸機の紡糸ノズルに固定されるトップフレーム - Google Patents

エアジェット紡糸機の紡糸ユニット、およびエアジェット紡糸機の紡糸ノズルに固定されるトップフレーム Download PDF

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Description

本発明は、紡糸ノズルを有するエアジェット紡糸機の紡糸ユニットに関する。紡糸ユニットは、紡糸ノズルに供給される繊維複合体から糸を生成する。紡糸ノズルは、繊維複合体の導入路と、渦室と、渦室内に突出する糸形成部と、渦室内で生成された糸の導出路と、を有する。
本発明は、さらに、エアジェット紡糸機の紡糸ノズルに取り付けられるトップフレームを提案する。紡糸ノズルは、紡糸ノズルに供給された繊維複合体から糸を生成する。紡糸ノズルは、繊維複合体の導入路と、渦室と、渦室内に突出する糸形成部と、渦室内で生成された糸の導出路と、を有する。
エアジェット紡糸機が紡糸ユニットを有し、繊維複合体を引き伸ばして糸を生成することは知られている。繊維複合体の外側の繊維は、渦室内の空気ノズルによって生成された渦気流により、糸形成部の導入路の開口の付近で、中心部分の繊維に巻き付きつく。これにより、糸の所望の強度を決定付ける巻き付き繊維となる。撚りをかけて生成された糸は、最終的に渦室からの排出路を通じて排出され、例えばスリーブに巻き取られる。
通常、本発明において、「糸」という用語は、繊維の少なくとも一部が中心コアの周りに巻き付いた状態の繊維複合体を意味する。すなわち、「糸」は一般的な意味に解され、たとえば織機により布に加工され得る糸を含む。しかしながら、本発明は、いわゆる「粗糸」を用いるエアジェット紡糸機にも関する。この種の糸は、後工程の織機に搬送されるとともにそこでさらに延伸可能となるために十分とされている、ある程度の強度を持つという特徴を有する。したがって、粗糸は、最終的に糸として生成される前に、織機の延伸システムにおいて織り加工のためにたとえばリング精紡機といった延伸装置により延伸されてよい。
ポリエステルなどの合成繊維を製造する場合、または天然繊維と合成繊維との混紡を製造する場合、糸形成部の表面に堆積物が生じる。合成繊維の生成には、製造過程の中に「連続繊維の調製」と呼ばれる工程が含まれる。通常、油にさまざまな添加剤を混ぜた調製剤が連続繊維に適用されることにより、例えば連続繊維を高速で延伸するような処理が可能になる。このような調製剤は、その後の処理の段階においても合成繊維に付着していることがあり、エアジェット紡糸機内にも混入する。繊維複合体としてエアジェット紡糸機内に供給された繊維は、通常、紡糸ノズルの一対の搬送ローラによって搬送される。一対の搬送ローラは、延伸システムの一対の出力ローラと対応してよい。延伸システムは、紡糸ノズルに入る前に繊維複合体をさらに細くするために用いられる。
一般的に、紡糸ノズルの入口付近には繊維ガイド部が配置され、この繊維ガイド部を通じて繊維複合体は紡糸ノズルへ導かれ、最終的に糸形成部の付近へ導かれる。多くの場合、内部に排出路を有するスピンドルが糸形成部として用いられる。糸形成部の先端には、紡糸ノズルのハウジング壁部を通じて圧縮空気が導入される。これにより、特定の回転を有する渦気流が生じる。その結果、繊維複合体において外側の個々の繊維は、繊維複合体から分離されるようにして繊維ガイド部から排出され、糸形成部の先端部分の上に反転される。さらに、分離されたこれらの繊維は、糸形成部の表面の上で回転する。続いて、繊維複合体の中心部分の繊維が前進すると、回転している繊維が該中心部分の繊維の周りに巻き付く。これにより、糸が形成される。しかしながら、このような糸形成部の表面上での個々の繊維の動きによって、製造過程における繊維の付着物が糸形成部の上に堆積する。同じ理由から、紡糸ノズルの内面や繊維ガイド部の内面にも堆積物が生じる。これらの付着物によって糸形成部の表面状態が劣化する。これにより、生成される糸の品質も劣化する。したがって、紡績糸の品質を一定に保つには、使用された表面を定期的にクリーニングする必要がある。
糸形成部の表面および繊維ガイド部の表面は、糸形成部を定期的に分解することによって手動でクリーニングすることができるが、実質的な手間がかかると共に、そのために作業を中断しなければならない。
これに対し、特許文献1は、機械を止めることなく自動的にクリーニングする装置を開示している。クリーニングのために、紡糸ノズル内で渦気流を生成するための圧縮空気に添加剤を混合する。添加剤が圧縮空気によって糸形成部へと導かれ、その結果、糸形成部の表面をクリーニングする。
特許文献2は、糸形成部のクリーニングのさらなる形態を開示している。紡糸ノズル内で渦を生じるために用いられる圧縮空気に添加剤が加えられ、添加剤が圧縮空気により紡糸ノズルに導かれた後に糸形成部へと導かれる。この開示の形態では、添加剤の供給は、紡糸ユニットごとに別々に加えられている。
これらのクリーニングシステムの欠点は、添加剤の供給量が、空気ノズルから供給される圧縮空気に依存することである。よって、供給量は、圧縮空気と無関係に設定することができない。
原理上、繊維複合体から生成される糸の特性を高める目的で、例えば密度または強度を高める目的で、繊維複合体に添加剤を供給した場合にも同じ問題が生じる。この場合でも、繊維複合体の個々の部分に適用される添加剤の目標量と比べて多くも少なくもならないように、添加量を非常に正確に調整しなければならない。
欧州特許公開公報第2450478号 日本特許公開公報第2008−095208号
したがって、本発明の課題は、紡糸ノズルに添加剤を安定的に供給すること、またはその供給量を正確に調整できるようにすることにある。
この課題は、特許請求の範囲の独立項に記載された特徴を有するエアジェット紡糸機の紡糸ユニットおよびトップフレームによって解決される。
本発明によれば、紡糸ユニットには、紡糸ノズルに添加剤を供給するよう設計された添加剤供給部が設けられる。添加剤供給部は、紡糸ノズルに取り付けられる少なくとも1つのトップフレームを含み、添加剤供給部の添加剤供給ラインから供給される添加剤は、このトップフレームを通じて紡糸ノズルへと送られる。したがって、添加剤は、従来技術として知られている紡糸ノズルの空気ノズルを通じては導入されない。むしろ、空気ノズルを介して流れる圧縮空気とは無関係に添加剤を供給できる独立したトップフレームを提案する。トップフレームは、1つのパーツまたは複数のパーツからなる。対応する固定要素がある場合、トップフレームは、紡糸ノズルに実際に取り付けられてよい。トップフレームが対応する添加剤供給ラインに接続される場合、例えば、(例えば)圧力タンクまたは他の添加剤リザーバに原始的に貯蔵されていた添加剤は、所望の量で紡糸ノズルに送られる。好ましくは、トップフレームに設けられる添加剤の導出路は、紡糸ノズルの導入路の付近に配置され、これにより添加剤ノズルに入って来る繊維複合体へ添加剤を供給してよい。
ここで、トップフレームが、(例えば)クリップ固着により、紡糸ノズルに着脱可能に取り付けられることは有利である。この場合、トップフレームは、紡糸ノズルから容易に取り外すことができ、他のフレームと交換することができる。その結果、添加剤または繊維複合体の種類に応じて、複数種類のトップフレームを用いてよい。これにより、トップフレームを介して供給される添加剤の量は、各々の条件に基づいて調整することができる。トップフレームは、たとえば1つ以上のポジティブロック部材によって固定されてよい。トップフレームは、取り付けられる際に紡糸ノズルに押し付けられ、カチッと嵌めることにより又はクリップで固着することにより最終的に保持される。あるいは、例えばトップフレームと紡糸ノズルまたはそのハウジングとの間を接着して、分離不能に固定してもよい。
トップフレームの少なくとも一部がプラスチック製であることは有利である。プラスチック材料を選択することにより、トップフレームは、多種多様な添加剤を使用した場合でもこれらに対して高いレベルでの耐性を有する。(添加剤は、液体若しくは固体又はそれらの混合物でよく、好ましくは水または水溶液でよい)。トップフレームを例えば射出成形部品として作製することも考えられる。トップフレームは、1つ以上のコーティングが施され、その表面の品質を向上させてよい。トップフレームが金属によって作製されても、あるいは複数のパーツから形成されてもよいことは言うまでもない。複数のパーツについての個々の構成要素は、各種の材料により形成されてもよく、および/または、互いに着脱可能な状態で組み合わされてもよい。
トップフレームが少なくとも1つのチャネルを有していること、好ましくは内部にそれを有していることは、非常に有利である。チャネルは、添加剤供給ラインと流体連通するチャネル入口と、紡糸ノズルと流体連通するチャネル出口と有する。このように、トップフレームはチャネル壁を形成し、これによりチャネルを少なくとも部分的に囲む。あるいは、トップフレームは、その1つの表面に形成された凹部を有し、この凹部がチャネルの一部をなしてもよい。この場合、チャネルの第2の部分は、紡糸ノズルについての一表面であって(例えば中間ガスケットを介して)トップフレームが当接する表面により形成されてよい。これにより、トップフレームと紡糸ノズルとは、共同して実際のチャネルを形成する。さらに、チャネル入口は、例えば接続部品の態様で、接続領域を有してよい。接続領域は、特定の添加剤供給ラインに接続されうる。
チャネル出口が紡糸ノズルの導入路の付近に配置されていることは、有利である。この場合、トップフレームのチャネル出口から出た添加剤は、紡糸ノズルに入って行く繊維複合体へ直接的に供給されてよい。好ましくは、チャネル出口は、導入路又はその周囲の部分を形成している環状部分または一部環状部分に配置されてよい。これにより、添加剤は、繊維複合体の搬送方向に対して垂直に供給されるか、あるいは、その搬送方向に対してある角度を持って供給される。添加剤は、供給される量に応じて、糸形成部をクリーニングする目的で、または、繊維複合体から生成される糸の特定の特性を向上させる目的で、用いられる。
チャネル出口が、紡糸ノズルの入口付近に配置される繊維ガイド部の付近に配置されることは、とりわけ有利である。これにより、チャネルを通じて流れる添加剤は、繊維ガイド部を通じて紡糸ノズルへ導入される繊維複合体と、繊維ガイド部の付近において接触する。繊維ガイド部は、紡糸ユニットへ入って行く繊維複合体を誘導する目的に使用される。繊維ガイド部は、繊維複合体を包囲し、好ましくはその特定の搬送方向と垂直である周方向に沿って設けられている。トップフレームのチャネル出口は、渦室とは反対方向となる、繊維ガイド部の正面側となる領域に配置されてよい。また、チャネル出口は、繊維ガイド部によって形成される通路に通じることも考えられる。該通路は、繊維複合体が紡糸ノズルに入る際に通過する。
トップフレームがチャネル出口を囲む端部を有し、この端部によりチャネル出口が繊維ガイド部の付近、好ましくは繊維ガイド部自体に固定されることは、特に有利である。端部は、1つのパーツまたは複数のパーツから形成されてよく、ポジティブロック式または圧力嵌めによって繊維ガイド部に固定されてよい。例えば、端部は、繊維ガイド部の環状外周部に対して差し込まれるかまたはクリップ固着されてよい。
端部が少なくとも部分的に環状に形成され、かつ、保持部に固定されること、好ましくはポジティブロック式で保持部に固定されることは、有利である。端部は、(例えば、着脱可能に)保持部に接続されてよい。保持部は、繊維ガイド部の一構成要素であっても、またはトップフレームの一構成要素であってもよい。あるいは、保持部は、紡糸ノズルから独立した部分、例えば紡糸ノズルのハウジングであってもよい。特に、端部が保持部を囲み、かつ、ポジティブロック式または圧力嵌めによって保持部に連結されることは、有利である。
保持部の少なくとも一部が環状に形成されることは、有利である。例えば、保持部がその外周部分で繊維ガイド部を囲み、これにより繊維ガイド部に差し込まれることは有利である。同様に、保持部は、繊維ガイド部と共に、紡糸ノズルの入口チャネルを形成してもよい。繊維複合体は、入口チャネルを通じて渦室に入る。好ましくは、保持部は、外側へ向いた溝または突出部を有し、この溝または突出部により紡糸ノズルの一部、トップフレーム、またはこれらの一部と着脱可能に係合してよい。この場合、保持部自体がトップフレームの一部となっていてもよい。
保持部が、繊維ガイド部を少なくとも部分的に囲むこと、または、繊維ガイド部として形成されることは、有利である。前者の場合、繊維ガイド部は保持部を貫通する。後者の場合、繊維ガイド部は、(例えば)トップフレームを繊維ガイド部に固定するための固定部を有する。
保持部が、トップフレームの一構成要素であることは有利である。その場合、保持部は、トップフレームの基体に(好ましくは着脱可能に)連結される。保持部は、少なくとも部分的に、トップフレームとは異なる材料で形成される。例えば、基体をプラスチック製とし、保持部を異なる材料とすることが考えられる。保持部はそもそも繊維複合体と接触するので、特に耐摩耗性の材料とするとよい。
保持部が、紡糸ノズルの導入路へ通じるチャネル部分を有することは、有利である。保持部がトップフレームの一部である場合、トップフレームのチャネル出口は保持部の付近に位置することになる。これに対し、トップフレームが保持部とは別の構成要素である場合、トップフレームのチャネル部分は、保持部のチャネル部分とともに、実際のチャネルを形成する。実際のチャネルでは、トップフレームへ供給された添加剤が、チャネル出口を出て繊維複合体と接触する前に通過する。
保持部のチャネル部分が、紡糸ノズルに導入される繊維複合体の特定の搬送方向に対して向けられていることは、有利である。例えば、保持部のチャネル部分は、搬送方向に対して20度〜80度、好ましくは30度〜70度の角度を有する。この場合、添加剤は、チャネル部分を出ると同時に添加剤の供給方向へ向きを変え、繊維複合体により渦室内へ搬送される。
トップフレームが、少なくとも一部において、紡糸ノズルの紡糸空気入口部に固定されていることは、有利である。この紡糸空気入口部は、例えば、接続部品として設計されてよい。接続部品を通じて空気供給ラインが紡糸ノズルに接続される。また、接続部品を通じて、撚りをかけるために必要な圧縮空気が紡糸ノズルに流入する。例えば、トップフレームが裂け目または他の自由空間を有し、ここに接続部品が差し込まれるかまたは取り付けられ、最終的にはポジティブロック式で保持させることが考えられる。
トップフレームのチャネルまたはトップフレームの内部のチャネルが、少なくとも部分的に、湾曲または折り曲げられて設けられていることは、特に有利である。内部チャネルおよび/またはトップフレームは、例えば紡糸ノズルの側面部から紡糸ノズルについての導入路が形成される正面にかけて延在してよい。この場合、チャネルは、最初は繊維複合体の搬送方向に沿って延び、その後に導入路へ向かう方向に延びる。いずれの場合でも、チャネルおよび/またはトップフレームの湾曲部分または折り曲げ部分は、トップフレームのチャネルの出口から又は紡糸ノズルの導入路から離れた位置からの添加剤の供給を可能にする。
紡糸ノズルに設けられる本発明のトップフレームは、少なくとも1つのチャネルを、好ましくは内部に有する。チャネルは、チャネル入口およびチャネル出口を1つずつ有する。このチャネルを通じて、添加剤供給ラインから供給される添加剤は、トップフレームが取り付けられた紡糸ノズルへ供給される。トップフレームの考えうる特徴については、以上および以下の記載を参照されたい。これらの特徴は、互いに矛盾しない範囲において個別にまたはいかなる組み合わせでも実現可能である。特に、トップフレームは、添加剤供給ラインとの接続を可能にする接続部品をチャネル入口付近に有する必要がある。
紡糸ノズルに設けられる本発明のトップフレームは、内部チャネルにおける内外径比に応じた色識別子、あるいは、チャネル入口および/またはチャネル出口の内外径比に応じた色識別子を備えていることは有利である。このために、トップフレームのある位置に一意の識別子が設けられてもよい。または、トップフレーム自体がある特定の色で作製されてもよい。さまざまな用途に対して色識別子の異なるトップフレームを用いることにより、取り違えがなくなる。供給される添加剤の体積流量または質量流量は、さまざまな領域または供給タイプでトップフレームを用いることによって変化し得る。
トップフレームが端部を有し、該端部にチャネル出口が含まれることは有利である。端部は、好ましくは、少なくとも部分的に環状に形成されている。端部は、保持部を有し、この保持部は、好ましくはポジティブロック式で、紡糸ノズルの導入路の付近に取り付けられる。例えば、保持部は、紡糸ノズルの繊維ガイド部に固定されてよい。さらに、トップフレームのチャネルまたはトップフレームの内部チャネルが、少なくとも部分的に、湾曲されるか折り曲げられて設けられていることは有利である。それにより、添加剤は、例えば紡糸ノズルの側面部から導入路の付近までにかけて搬送されることができる。
本発明のさらなる利点は、以下の実施形態で説明される。
エアジェット紡糸機の紡糸ユニットを示す断面図である。 本発明によるトップフレームを有する紡糸ユニットを示す。 本発明による他のトップフレームを有する紡糸ノズルを示す。 本発明によるトップフレームを有する紡糸ノズルを示す部分断面図である。 本発明の他の実施形態にしたがうトップフレームを有する他の紡糸ノズルを示す部分断面図である。
図1は、本発明によるエアジェット紡糸機の紡糸ユニットを示す断面図である。(エアジェット紡糸機は、複数の紡糸ユニットを有してよく、好ましくは互いに隣接して配置された複数の紡糸ユニットを有してよい)。エアジェット紡糸機は、必要であれば、例えば、伸縮テープのような繊維複合体3が供給される延伸システムを有する。さらに、図に示す紡糸ユニットは、紡糸ノズル1を含む。紡糸ノズル1は渦室5を有し、繊維複合体3の少なくとも一部には、紡糸ノズル1の導入路4を通過した後、この渦室5内において撚りがかけられる(紡糸ユニットの詳細な動作については後ほど詳しく説明する)。
さらに、エアジェット紡糸機は、紡糸ノズル1の下流に配置された(不図示の)一対の排出ローラと、この一対の排出ローラの下流に配置された(不図示の)巻き取り装置と、を有してよい。巻き取り装置は、紡糸ユニットから排出された糸2を巻き取るためのスリーブを有する。本発明による紡糸ユニットは、延伸システムを必ずしも必要としない。一対の排出ローラも必須ではない。
一般的に、図に示す紡糸ユニットは、空気紡糸工程に従って稼働する。糸2を形成するために、繊維複合体3は、指定導入路4の開口が設けられている繊維ガイド部18を通じて、紡糸ノズル1の渦室5内へ導かれる。ここで、繊維複合体3は撚りをかけられる。つまり、繊維複合体3の繊維についての少なくとも自由端の部分は、渦室5を囲む渦室壁に配置された空気ノズル22によって生成された渦気流に、捕えられる。(空気ノズル22には、空気供給ライン25から空気分散器23に流入する圧縮空気が、例えば空気分散器23を介して供給されている)。それによって、繊維の一部が少なくともある程度まで繊維複合体3から引き出され、渦室5内に突出している糸形成部6の先端に巻き付く。
繊維複合体3が糸形成部6の導入路を通じて糸形成部6内に設けられている排出路24に引き出され、渦室5から排出され、最終的に導出路7を介して紡糸ノズル1から取り出される。繊維の自由端も導入路の方向に延伸され、これによりいわゆる「巻き付け繊維」が中心部の繊維の回りに巻き付き、結果的に所望の撚りがかけられた糸2となる。空気ノズル22を介して導入された圧縮空気は、空気ノズル22を介して紡糸ノズル1を出るが、必要に応じて、真空源に接続された空気導出路26が設けられてもよい。
一般的に、糸2に所望の強度を与えるために、繊維複合体3から製造されるいかなる糸2も、外側部分の繊維(いわゆる「巻き付け繊維」)が内側部分の繊維に巻きつけられていることを指摘しておく。なお、内側部分の繊維は、好ましくは撚りをかけられていなくても、必要に応じて撚りをかけられていてもよい。本発明は、また、いわゆる「粗糸」の生成ができるエアジェット紡糸機を提供する。粗糸は、巻き付け繊維の割合が比較的低い糸2からなるか、あるいは、糸2をさらに延伸できるように巻き付け繊維が繊維中心部に対して比較的ゆるく巻き付けられている糸2からなる。このことは、生成した糸2をさらに加工するために、次段階の繊維機械(例えばリング精紡機)において延伸システム37により更に延伸する必要がある場合には重要なことである。
また、単なる注意事項ではあるが、空気ノズル22は、一方向へ回転する空気の流れを生成するために、各空気ノズル22から出力される空気の流れが略該回転方向に沿って揃うように互いに位置合わせをされていなければならない。好ましくは、空気ノズル22は、互いに回転対称となるように揃えて配置され、これにより渦室5内へ接線方向から空気を流入させるように配置されてよい。
本発明によれば、紡糸ユニットには添加剤供給部8が設けられる。添加剤供給部8は、1つ以上の添加剤リザーバ28と、1つ以上の添加剤供給ライン14と、を含む。好ましくは、添加剤供給ライン14は少なくとも部分的に可撓性であり、これを通じて各添加剤リザーバ28(例えば添加剤9および圧縮空気で満たされる圧力タンク)と紡糸ノズル1の付近または内側に配置された添加剤放出部30とが流体連通してよい。(添加剤9については過去の記載を参照されたい)。
好ましくは、添加剤放出部30は、紡糸ノズル1の導入路4の付近に配置される。(これにより、添加剤9は繊維複合体3へ供給される。)本発明の添加剤放出部30は、図2〜5に示すトップフレーム10により実現される。以下に詳細に説明する。
添加剤放出部30を通じて添加剤9を正確かつ再現性高く供給するために、また、供給される添加剤9の体積流量または質量流量を各々の条件に合わせて調整するために、添加剤放出部30は、少なくとも1つの弁27を有してよい。弁27は、好ましくは対応する添加剤供給ライン14と一体化され、添加剤9を通過させることができる。
図2は、本発明の第1の実施形態に係るトップフレーム10を示す。トップフレーム10は、チャネル入口13を有する。添加剤9は、(このトップフレーム10に接続された)図示しない添加剤供給ライン14から、チャネル入口13を通じて、トップフレーム10の内部に設けられたチャネル12(図4および図5参照)へ導入される。添加剤9は、チャネル12を通過して紡糸ノズル1の導入路4の付近に達し、そこで繊維複合体3へ供給される。その後繊維複合体3は、図に示す搬送方向Tに沿って紡糸ノズル1内へ入る。
トップフレーム10およびチャネル12は、湾曲または屈曲して設けられてよい。これにより、チャネル入口13が紡糸ノズル1の側面に位置する。添加剤9は、導入路4が形成された正面付近へ搬送される。図2の場合、トップフレーム10は繊維ガイド部18に当接し、例えば接着剤で又はポジティブロック式で紡糸ノズル1に取り付けられる。図2に示す本発明の一形態において、トップフレーム10は、(図3に示すように、)紡糸空気入口部15と接続するための開口部を有してよい。紡糸空気入口部15は、例えば空気ノズル22に圧縮空気を供給するための圧縮空気ライン(図示せず)と連結される。
図4は、紡糸ノズル1と、当該紡糸ノズル1に着脱可能に取り付けられたトップフレーム10とを示す部分断面図である。トップフレーム10は、端部19を有する。端部19は、例えば少なくとも部分的な環状に形成されており、繊維ガイド部18に対してクリップ固着11により連結される。また、図4に示すように、トップフレーム10の内部に設けられたチャネル12は、チャネル出口17を有する。チャネル出口17は、繊維ガイド部18の入口チャネル31と境界をなす。これにより、添加剤9は、最終的に繊維ガイド部18内の繊維複合体3へ供給される。内部のチャネル12、チャネル入口13、または、チャネル出口17のさまざまな比率または形状により、添加剤を供給する範囲が調整されうる。
あるいは、図5に示すように、紡糸ノズル1又はトップフレーム10は保持部20を含んでよい。保持部20は、紡糸ノズル1のハウジングまたは繊維ガイド部18に対して(例えばポジティブロック式、および/または、圧力嵌めによって)固定される。保持部20は、トップフレーム10の基体16に対して回転可能に連結されてよい。この場合、例えばクリップ固着11などにより、着脱可能に連結されてよい。
保持部20が(例えば)環状に形成されてチャネル部分21を有することは有利である。チャネル部分21は、トップフレーム10の基体16に設けられたチャネルについての、チャネルの延長部分を形成する。この場合、添加剤9が通過するチャネル12は、基体16におけるチャネル部分と、保持部20におけるチャネル部分21とからなる。チャネル出口17は、保持部20の付近に位置している。
本発明は、図示および記載の実施形態に限定されるものではない。明細書、特許請求の範囲の異なる部分、あるいは、異なる実施形態に例示され記載されているそれらの特徴のいかなる組み合わせも本発明の範囲内である。
1…紡糸ノズル
2…糸
3…繊維複合体
4…導入路
5…渦室
6…糸形成部
7…導出路
8…添加剤供給部
9…添加剤
10…トップフレーム
11…クリップ固着
12…チャネル
13…チャネル入口
14…添加剤供給ライン
15…紡糸ノズルの紡糸空気入口部
16…トップフレームの基体
17…チャネル出口
18…繊維ガイド部
19…端部
20…保持部
21…チャネル部分
22…空気ノズル
23…空気分散器
24…排出路
25…空気供給ライン
26…空気導出路
27…弁
28…添加剤リザーバ
29…延伸システムローラ
30…添加剤放出部
31…入口チャネル
T…搬送方向

Claims (15)

  1. 紡糸ノズル(1)を有し、前記紡糸ノズル(1)に供給された繊維複合体(3)から糸(2)を生成する、エアジェット紡糸機の紡糸ユニットであって、
    前記紡糸ノズル(1)は、前記繊維複合体(3)の導入路(4)と、内部の渦室(5)と、前記渦室(5)内に突出する糸形成部(6)と、前記渦室(5)内で生成された糸(2)の導出路(7)と、を有し、
    前記紡糸ユニットには、前記紡糸ノズル(1)へ添加剤(9)を供給するよう構成された添加剤供給部(8)が設けられ、
    前記添加剤供給部(8)は、前記紡糸ノズル(1)に取り付けられる少なくとも1つのトップフレーム(10)を含み、前記添加剤供給部(8)の添加剤供給ライン(14)から供給され前記添加剤(9)は、前記導入路(4)付近において、前記トップフレームを通じて、前記紡糸ノズル(1)の前記導入路(4)に搬送される前記繊維複合体(3)に供給可能である
    紡糸ユニット。
  2. 前記トップフレーム(10)は、クリップ固着(11)により、前記紡糸ノズル(1)に着脱可能に取り付けられる、
    請求項1に記載の紡糸ユニット。
  3. 前記トップフレーム(10)は、少なくとも一部がプラスチック製である、
    請求項1または2に記載の紡糸ユニット。
  4. 前記トップフレーム(10)は、少なくとも1つのチャネル(12)又は少なくとも1つの内部のチャネル(12)を有し、
    該チャネルは、前記添加剤供給ライン(14)と流体連通するチャネル入口(13)と、前記紡糸ノズル(1)と流体連通するチャネル出口(17)と、を有し、
    前記チャネル出口(17)は、前記紡糸ノズルの導入路(4)の付近に配置される、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の紡糸ユニット。
  5. 前記チャネル出口(17)が、前記紡糸ノズル(1)の前記導入路(4)の付近に配置された繊維ガイド部(18)の付近に配置され、これにより前記チャネル(12)を流通した前記添加剤(9)は、前記繊維ガイド部(18)の付近において、前記繊維ガイド部(18)を通じて前記紡糸ノズル(1)へ導入される前記繊維複合体(3)と接触する、
    請求項4に記載の紡糸ユニット。
  6. 前記トップフレーム(10)は、前記チャネル出口(17)を囲む端部(19)を有し、
    前記トップフレームは、前記端部により、前記繊維ガイド部(18)の付近に又は前記繊維ガイド部(18)そのものに固定される、
    請求項5に記載の紡糸ユニット。
  7. 前記端部(19)は、少なくとも部分的な環状に形成され、前記端部(19)を保持する保持部(20)に対して好ましくはポジティブロック式で固定され、
    前記保持部(20)は、好ましくは少なくとも部分的な環状に形成される、
    請求項6に記載の紡糸ユニット。
  8. 前記保持部(20)は、前記繊維ガイド部(18)を少なくとも部分的に囲むか、あるいは、前記繊維ガイド部によって形成される、
    請求項7に記載の紡糸ユニット。
  9. 前記保持部(20)は、前記トップフレーム(10)の一構成要素として形成され、
    前記保持部(20)は、前記トップフレーム(10)の基体(16)に対して(好ましくは着脱可能に)接続され、前記トップフレーム(10)の材料とは少なくとも部分的に異なる材料で形成される、
    請求項7または8に記載の紡糸ユニット。
  10. 前記保持部(20)は、前記紡糸ノズル(1)の前記導入路(4)へ通じるチャネル部分(21)を有し、
    好ましくは前記保持部(20)の前記チャネル部分(21)は、前記紡糸ノズル(1)へ導入される前記繊維複合体(3)の搬送方向(T)に向かって設けられている、
    請求項7〜9のいずれか一項に記載の紡糸ユニット。
  11. 前記トップフレーム(10)は、少なくとも一部が、前記紡糸ノズル(1)の紡糸空気入口部(15)に取り付けられる、
    請求項1〜10のいずれか一項に記載の紡糸ユニット。
  12. 前記トップフレーム(10)のチャネル(12)は、前記トップフレーム(10)に沿って湾曲された部分または折り曲げられた部分を少なくとも有する、
    請求項4〜11のいずれか一項に記載の紡糸ユニット。
  13. エアジェット紡糸機の紡糸ノズル(1)に取り付けられるトップフレームであって、
    前記紡糸ノズル(1)は、前記紡糸ノズル(1)へ供給される繊維複合体(3)から糸(2)を生成し、
    前記紡糸ノズル(1)は、前記繊維複合体(3)の導入路(4)と、内部の渦室(5)と、前記渦室(5)内に突出する糸形成部(6)と、前記渦室(5)内で生成された糸(2)の導出路(7)と、を有し、
    前記トップフレーム(10)は、少なくとも1つのチャネル(12)または内部チャネルを有し、該チャネルは、1つのチャネル入口(13)と1つのチャネル出口(17)とを有し、
    添加剤供給ライン(14)から供給された添加剤(9)は、前記トップフレーム(10)が前記紡糸ノズル(1)に取り付けられた後に、前記導入路(4)付近において、前記紡糸ノズル(1)の前記導入路(4)に搬送される前記繊維複合体(3)に供給可能である
    トップフレーム。
  14. 前記トップフレーム(10)は、前記チャネル出口(17)を含む端部(19)を有し、
    前記端部(19)は、少なくとも部分的な環状に形成され、
    前記端部(19)は、前記端部(19)を保持する保持部(20)を含み、
    前記保持部(20)は、前記紡糸ノズル(1)の前記導入路(4)の付近において、好ましくはポジティブロック式で、前記紡糸ノズル(1)に固定される、
    請求項13に記載のトップフレーム。
  15. 前記トップフレーム(10)の前記チャネル(12)は、前記トップフレーム(10)に沿って湾曲された部分または折り曲げられた部分を少なくとも有する、
    請求項13または14に記載のトップフレーム。
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