JP2016016965A - シート処理装置、画像形成システム - Google Patents
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Abstract
【課題】搬送経路の切り替えの頻度を低くする。
【解決手段】上パスフラッパ518は、シートを上トレイ536に繋がる上排紙パス517に導く第1の位置とシートを下トレイ537に繋がる下排紙パス521に導く第2の位置とに切り替わることで搬送経路を切り替える。上排紙パス517または下排紙パス521に先端が一旦進入し、後端がバッファフラッパ507を通り過ぎた後に反転搬送されるシートがバッファパス540に受け入れられる。フィニッシャ制御部553は、シートを重ねて下トレイ537に排出する場合は下排紙パス521を利用してシートを重ね合わせ、シートを重ねて上トレイ536に排出する場合は、原則として上排紙パス517を利用してシートを重ね合わせる。
【選択図】図9
【解決手段】上パスフラッパ518は、シートを上トレイ536に繋がる上排紙パス517に導く第1の位置とシートを下トレイ537に繋がる下排紙パス521に導く第2の位置とに切り替わることで搬送経路を切り替える。上排紙パス517または下排紙パス521に先端が一旦進入し、後端がバッファフラッパ507を通り過ぎた後に反転搬送されるシートがバッファパス540に受け入れられる。フィニッシャ制御部553は、シートを重ねて下トレイ537に排出する場合は下排紙パス521を利用してシートを重ね合わせ、シートを重ねて上トレイ536に排出する場合は、原則として上排紙パス517を利用してシートを重ね合わせる。
【選択図】図9
Description
本発明は、シートを処理するシート処理装置等に関する。
従来、シートにステイプル処理等の後処理を施す後処理部を有したシート処理装置が知られており、一般に、シート処理装置は画像形成装置の後段に接続される。後処理の実行中には後続シートを後処理部へ搬送できなくなるため生産性が低下する。生産性低下を回避するために、後処理の実行中に後処理部の搬送方向上流側で後続シートを一時待機させて複数枚のシートを重ね合わせる技術が提案されている。
特許文献1では、先行するシートの後処理の期間中に、後続するシートのうち最初のシートを反転させて搬送路内で待機させ、このシートとその次に搬送されてきたシートとを重ね合わせる重ね合わせ処理を行うことで生産性を維持している。
近年ではシートの種類の多様化が進み、シート処理装置においても厚いシートから薄いシートまで対応することが要求されている。薄いシートは剛性が低くいわゆるコシが弱いため、シート処理装置において積載トレイに薄いシートを積載する場合、積載性が低下する。なお、積載性とは、シートの搬送方向及び搬送方向に直交する方向における複数のシートの各々の積載位置のばらつき度合いを表すものであり、ばらつき度合いが小さいほど積載性が良いものとする。そこで、後処理が実施されない場合においても、コシが弱く積載性が低下しやすいシートについては、前述した重ね合わせ処理を行い、シートを複数枚重ねた状態で積載トレイ上へ排出する技術が一般的に知られている。
特許文献1のシート処理装置は、画像形成装置から受け取ったシートを排出する上排紙口及び下排紙口を有し、それぞれの排紙口にシートを搬送するための2つの搬送路を有している。一方の搬送路(下側の搬送路)は後処理部へ導かれ、後処理部の搬送方向下流側が下排紙口に繋がっている。他方の搬送路(上側の搬送路)は後処理部を介さずに上排紙口に繋がっている。フラッパがとる位置によって、搬送経路がこれら2つの搬送路のいずれかに切り替わる。重ね合わせ処理は下側の搬送路を利用して行われる。
しかしながら、前述したように、薄いシートについては、後処理が実施されない場合であっても積載性向上のために重ね合わせ処理を適用するのが望ましい。重ね合わせ処理が行われた複数枚のシートは、後処理の要否に応じた排紙口へと搬送する必要がある。すなわち、後処理が必要なシートは下排紙口へ搬送し、後処理が不要なシートは上排紙口へと搬送する必要がある。
特許文献1のシート処理装置は、下側の搬送路を用いてスイッチバック搬送を行い、重ね合わせ処理を行っている。すなわち、一旦、下側の搬送路に進入した後に反転搬送されるシートをバッファ部に受け入れ、このシートと後続のシートとを重ね合わせて搬送する。このようにシートの重ね合わせにスイッチバック搬送を行う構成では、重ね合わせたシートを上排紙口へと搬送するためには、搬送経路を切り替えるためにフラッパの切り替え動作が必要となる。例えば、フラッパの初期位置が下排紙口へ導く位置であるとすると、搬送経路を上排紙口に切り替えるためにフラッパを駆動する必要がある。
そのため、排紙動作の度にフラッパ切り替え動作が発生する。フラッパ切り替え動作は騒音を発生させる。ジョブの対象シートを複数の単位に分けて重ねる場合は特に、ジョブ中において、重ねる単位毎にフラッパ切り替え動作が発生するため、騒音発生の頻度が高くなる。
装置に静音化が求められる昨今、フラッパ切り替え動作音の発生頻度は低い方がよい。しかし、特に小サイズのシートにおいては一般的に、搬送の時間間隔が短いため、搬送経路の切り替え動作が頻繁に行われ、フラッパ切り替え動作音の発生頻度が高くなるという問題がある。
一方、フラッパ切り替え動作音の発生頻度を低くする必要があっても、重ね合わせ処理の段階でシートが排紙口から一時的に飛び出すことは回避しなければならない。特に、大サイズのシートの重ね合わせ処理においてはその点に留意する必要がある。
本発明は上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、搬送経路の切り替えの頻度を低くすることにある。
上記目的を達成するために本発明は、排出されるシートを積載する第1の積載手段と、排出されるシートを積載する第2の積載手段と、前記第1の積載手段へと繋がる第1の搬送路と、前記第2の積載手段へと繋がる第2の搬送路と、シートを搬送する搬送手段と、シートを前記第1の搬送路に導く第1の位置とシートを前記第2の搬送路に導く第2の位置とに切り替わることで搬送経路を切り替える切り替え手段と、前記切り替え手段よりも上流側に設けられ、前記第1の搬送路または前記第2の搬送路に一旦進入した後に反転搬送されるシートを受け入れるバッファパスと、前記搬送手段及び前記切り替え手段を制御して、前記搬送手段により搬送されるシートを、前記第1の搬送路または前記第2の搬送路と前記バッファパスとを利用して複数重ね合わせるバッファ処理を実行する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記バッファ処理によりシートを重ねて前記第2の積載手段に排出する場合は、前記第2の搬送路を利用してシートを重ね合わせ、シートを重ねて前記第1の積載手段に排出する場合は、前記第1の搬送路を利用してシートを重ね合わせることを特徴とする。
本発明によれば、搬送経路の切り替えの頻度を低くすることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係るシート処理装置を含んで成る画像形成システムの一例の断面図である。
この画像形成システム1000は、画像形成装置10、イメージリーダ200、原稿給送装置100、操作表示装置400及びシート処理装置500を備える。シート処理装置500は画像形成装置10の後段(シート排出側)に接続される。
画像形成装置10の露光制御部110は、入力されたビデオ信号に基づきレーザ光を変調して出力し、該レーザ光はポリゴンミラー110aにより走査されながら感光ドラム111上に照射される。感光ドラム111には走査されたレーザ光に応じた静電潜像が形成される。この感光ドラム111上の静電潜像は、現像器113から供給される現像剤によって現像剤像として可視像化される。
また、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、各カセット114、115、手差給紙部125または両面搬送パス124から用紙が給紙され、この用紙は感光ドラム111と転写部116との間に搬送される。感光ドラム111に形成された現像剤像は転写部116に給紙された用紙上に転写される。
現像剤像が転写された用紙は定着部117に搬送され、定着部117は用紙を熱圧することによって現像剤像を用紙上に定着させる。定着部117を通過した用紙はフラッパ121および排出ローラ118を経て画像形成装置10から外部に向けて排出される。
ここで、用紙をその画像形成面が下向きになる状態(フェイスダウン)で排出されるときには、画像形成装置10は、定着部117を通過した用紙をフラッパ121の切り替え動作により一旦、反転パス122内に導く。そして画像形成装置10は、その用紙の後端がフラッパ121を通過した後に、用紙をスイッチバックさせ、さらに排出ローラ118により画像形成装置10から排出する。この排紙形態は反転排紙と呼ばれる。
また、手差給紙部125からOHPシート等の硬い用紙が給紙され、この用紙に画像を形成するときには、画像形成装置10は、用紙を反転パス122に導くことなく、画像形成面を上向きにした状態(フェイスアップ)で排出ローラ118により排出する。
さらに、用紙の両面に画像形成を行う両面記録が設定されている場合には、画像形成装置10は、フラッパ121の切り替え動作により用紙を反転パス122に導いた後に両面搬送パス124へ搬送する。そして画像形成装置10は、両面搬送パス124へ導かれた用紙を上述したタイミングで感光ドラム111と転写部116との間に再度給紙する制御を行う。
図2は、シート処理装置500の断面図である。
シート処理装置500は、画像形成装置10から排出された用紙(以下、シートと呼称する)を受け入れ、必要な処理を施して機外に排出する。排出したシートを積載する積載手段として、上トレイ536、下トレイ537の上下2つのトレイが設けられる。
画像形成装置10から排出されたシートは、シート処理装置500の入口ローラ対502に受け渡される。この時、入口センサ501によりシートの受渡しタイミングも同時に検知される。入口ローラ対502により搬送されるシートは、搬送路503を通って第1搬送ローラ対504、第2搬送ローラ対505、第3搬送ローラ対510によって搬送される。第1、第2、第3搬送ローラ対504、505、510は搬送モータM701によって駆動される。また、第2搬送ローラ対505と第3搬送ローラ対510との間にはパスセンサ506が配置されている。
第3搬送ローラ対510と、それより下流に配設される第2バッファローラ対515との間には、バッファパス切り替えフラッパ507が配置される。また、第2バッファローラ対515より下流において、搬送経路が上排紙パス517(第1の搬送路)と下排紙パス521(第2の搬送路)とに分岐する位置に、切り替え手段としての上パス切り替えフラッパ518が配置される。パス長を比較すると、下排紙パス521は上排紙パス517よりも長い。
バッファパス切り替えフラッパ507(以下、バッファフラッパ507と略記することもある)は、バッファソレノイドSL801(図3参照)によって駆動されてそのフラッパ位置を変位させる。上パス切り替えフラッパ518(以下、上パスフラッパ518と略記することもある)は、上排紙ソレノイドSL802(図3参照)によって駆動されてそのフラッパ位置を変位させる。
バッファフラッパ507を経て第2バッファローラ対515により搬送されたシートは、第2バッファローラ対515の下流に配置されたバッファセンサ508によって検知される。
シートが上トレイ536に排出される場合は、上トレイ536に繋がる上排紙パス517にシートを導く位置(後述する第1の位置)に上パスフラッパ518が位置する。シートは上排紙パス517に導かれた後にで、上排紙センサ509を通過して上排紙ローラ対520により上トレイ536に排出される。上排紙ローラ対520は排紙モータM703によって駆動される。
シートが上トレイ536に排出されない場合は、下排紙パス521にシートを導く位置(後述する第2の位置)に上パスフラッパ518が位置する。バッファフラッパ507を経て第2バッファローラ対515により搬送されたシートは、下排紙パス521に導かれた後、第3バッファローラ対522、第1下排紙ローラ対524により順次搬送パス内を通過していく。第3バッファローラ対522と第1下排紙ローラ対524の間には下パスセンサ513が配置されている。
搬送路における上パスフラッパ518の上流側であってバッファフラッパ507の付近には、バッファパス540が繋がって設けられる。後述するシート重ね合わせ処理においては、上排紙パス517または下排紙パス521に先端が一旦進入し、後端がバッファフラッパ507を通り過ぎた後に反転搬送されるシートが、バッファパス540に受け入れられる。バッファフラッパ507は、第1、第2、第3搬送ローラ対504、505、510によりシートを搬送するための位置と、バッファパス540にシートを導く位置とに切り替わる。
バッファパス540には第1バッファローラ対512が配置されている。第1バッファローラ対512、第2バッファローラ対515、第3バッファローラ対522はバッファモータM702により駆動される。バッファパス540を用いたシート重ね合わせ処理については後述する。
第1下排紙ローラ対524に搬送されたシートは、束搬送パス526に搬送される。第2下排紙ローラ対528により中間処理トレイ538に排出された複数枚のシートは中間処理トレイ538上で整合処理される。その後、整合されたシートは、必要に応じて後処理部としてのステイプラ532により綴じ処理が施された後に、束排紙ローラ対530によりシート束として下トレイ537に排出される。
搬送モータM701、バッファモータM702、排紙モータM703にはパルスモータが用いられ、駆動パルス数によって各モータの進み量が制御される。
図3は、画像形成システム1000の制御系を示すブロック図である。
画像形成装置10は、画像形成装置10全体の制御を司るCPU回路部150を備えている。CPU回路部150は、CPU150A、ROM151、RAM152を内蔵し、ROM151に格納されている制御プログラムにより各ブロック101,201,202,301,401,553を制御する。RAM152は制御データを一時的に保持する作業領域として用いられる。
原稿給送装置制御部101は、CPU回路部150からの指示に基づき原稿給送装置100を駆動制御する。イメージリーダ制御部201は、イメージリーダ200に対する駆動制御を行い、画像バス203を介して画像信号を画像信号制御部202に転送する。画像信号制御部202は、画像信号に各処理を施し、それをビデオ信号として画像バス204を介してプリンタ制御部301に出力する。プリンタ制御部301は、画像信号制御部202から入力されたビデオ信号に基づき露光制御部110(図1参照)を駆動する。操作部401は、操作表示装置400からの各キーの操作に対応するキー信号をCPU回路部150に出力すると共に、CPU回路部150からの指示に従い操作表示装置400の表示部に表示を行わせる。
フィニッシャ制御部553は、シート処理装置500に搭載され、シート処理装置500全体の駆動制御を行う。フィニッシャ制御部553は、CPU550、ROM551、RAM552等を有する。フィニッシャ制御部553は、不図示の通信ICを介してCPU回路部150と通信し、CPU回路部150からの指示に基づきROM551に格納された各種プログラムを実行してシート処理装置500を制御する。
また、フィニッシャ制御部553は、入口センサ501、パスセンサ506、バッファセンサ508、下パスセンサ513、上排紙センサ509等、不図示のセンサを含む各種センサの状態検知を行う。フィニッシャ制御部553は、搬送モータM701、バッファモータM702、排紙モータM703等、不図示のモータを含む各種駆動部の駆動制御を行う。これらの駆動部にはさらに、バッファソレノイドSL801(以下、バッファSL801と略記することもある)、上排紙ソレノイドSL802(以下、上排紙SL802と略記することもある)が含まれる。これら各種駆動部及び各種ローラが協働して、シートを搬送する搬送手段として機能する。
図4〜図6で、シート処理装置500が複数枚のシートをバッファ処理して下トレイ537にシートを排出する(以下、下排紙と称す)、または上トレイ536にシートを排出する(以下、上排紙と称す)場合の動作を説明する。
図4(a)〜(e)は、スモールサイズの一例としてA4サイズのシートを2枚バッファ処理し、重ねて下排紙を実行する場合の流れを示す図である。
ここで、バッファフラッパ507は、バッファSL801から駆動力を受けない初期状態(オフ状態)では、第1、第2、第3搬送ローラ対504、505、510によりシートを下流側へ搬送できる「搬送用位置」(図4(a)に示す位置)にある。バッファフラッパ507は、バッファSL801のオンにより駆動されると、反転搬送されるシートをバッファパス540に導くことができる「バッファ用位置」(図4(c)に示す位置)に切り替わる。この場合、バッファフラッパ507から第2バッファローラ対515までの搬送路がバッファパス540に連通する。
また、上パスフラッパ518は、上排紙SL802から駆動力を受けない初期状態(オフ状態)では、下排紙パス521にシートを導ける位置(第2の位置)に上パスフラッパ518が位置する(図4(a)に示す位置)。上パスフラッパ518は、上排紙SL802のオンにより駆動されると、上排紙パス517にシートを導ける位置(第1の位置)に切り替わる(図5(a)に示す位置)。
ジョブにおいて、処理対象となる複数のシートに対して後処理の要否及び施すべき後処理の内容が指定されると共に、シートを下排紙するか上排紙するかが指定される。ジョブの開始直前においては、バッファフラッパ507及び上パスフラッパ518は、初期状態となっている。
シート処理装置500がA4サイズのシートを2枚重ねて下排紙を実行する場合、まず、1枚目のシートP1が第1搬送ローラ対504、第2搬送ローラ対505によって搬送される(図4(a))。シートP1が搬送用位置にあるバッファフラッパ507を経て第2バッファローラ対515を通過し、シートP1のシート搬送方向下流側端(シート先端)がバッファセンサ508に到達すると、バッファセンサ508がオン(紙有り)となる。
バッファセンサ508がオンとなってからシートP1が所定量搬送されたところでバッファモータM702の駆動が停止することで、バッファローラ対515、522が停止する(図4(b))。ここで、上記所定量は、シートP1のシート搬送方向上流側端(シート後端)がバッファフラッパ507を十分に通過するまでシートP1を搬送するための搬送量とする。
次にバッファフラッパ507がバッファ用位置へ切り替わり、バッファモータM702は停止してから所定時間の経過後に反転を開始すると、シートP1がバッファパス540へと搬送され、第1バッファローラ対512によりさらに搬送される。その後、バッファセンサ508がオフ(紙無)となってからシートP1が所定量搬送されたところでバッファモータM702による駆動が停止する。すると、第1バッファローラ対512が停止し、シートP1は第1バッファローラ対512に挟持された状態で一時的に待機する(図4(c))。
第1バッファローラ対512が停止すると、バッファフラッパ507が搬送用位置へ切り替わる。そして、パスセンサ506に2枚目のシートP2の先端が到達し、パスセンサ506がオン(紙有り)となる。その時点から所定時間経過後にバッファモータM702が動作することで、シートP1を挟持した第1バッファローラ対512が正転を開始し、シートP1とシートP2とが重ね合わされて下流側へ搬送される(図4(d))。
次に、重ね合わされたシートP1、P2からなるシート束は第2バッファローラ対515によって搬送され、バッファセンサ508にシート束の先端が到達すると、バッファセンサ508はオン(紙有り)となる。シート束はさらに第3バッファローラ対522、第1下排紙ローラ対524により下流へと搬送される(図4(e))。搬送されたシート束は中間処理トレイ538に積載される。
その後、シートP1、P2は中間処理トレイ538上で整合処理され、必要に応じてステイプラ532により綴じ処理が施された後に、束排紙ローラ対530により下トレイ537に排出される。
ラージサイズ(例えばA3サイズ)のシートについても同様の動作でシート重ね合わせ処理が実施され、重ねられたシートが中間処理トレイ538を経て下トレイ537に排出される。
このようにバッファパス540でシートを複数重ねる処理がシート重ね合わせ処理(以下、重ね合わせ処理またはバッファ処理と呼称することもある)である。フィニッシャ制御部553は、上パスフラッパ518及びバッファフラッパ507の切り替え動作の制御と併せ、シートの搬送を制御することで、重ね合わせ処理を行う制御手段として機能する。なお、重ね合わせ処理においては、上排紙パス517または下排紙パス521にシートの先端が一旦進入する必要があり、バッファパス540に加えて上排紙パス517または下排紙パス521を利用することになる。
図4の例では、シート処理装置500が下排紙を実行する際、重ね合わせ処理において、下トレイ537に繋がる下排紙パス521が利用されている。上パスフラッパ518については、重ね合わせの前後において切り替わる必要がない。従って、ジョブの開始後で且つシートの重ね合わせ開始前からジョブの終了までの間、上パスフラッパ518は駆動される必要がなく、常に初期位置である第2の位置に位置する。ジョブの実行中に上パスフラッパ518の切り替えによる動作音は発生しない。
図5は、シート処理装置500が、スモールサイズの一例としてA4サイズのシートを2枚バッファ処理し、上排紙を実行する場合の流れを示す図である。この例の詳細は図7、図11でも述べる。
シート処理装置500が上排紙を行う場合は、シート搬送や重ね合わせ処理に先立って、上排紙SL802がオンされて上パスフラッパ518が第1の位置に切り替わる(図5(a))。1枚目のシートP1が第1搬送ローラ対504、第2搬送ローラ対505によって搬送される。
シートP1は、搬送用位置にあるバッファフラッパ507を経て第2バッファローラ対515を通過して、バッファセンサ508によってシートP1の先端が検知されると、バッファセンサ508がオン(紙有り)となる。上パスフラッパ518は第1の位置に位置しているので、搬送されてきたシートP1は上排紙パス517へと導かれる。
バッファセンサ508がオンとなってからシートP1が所定距離D1搬送されたところでバッファモータM702及び排紙モータM703の駆動が停止することで、第2バッファローラ対515及び上排紙ローラ対520が停止する(図5(b))。図5(b)の状態でシートP1が停止した際に、A4サイズのシートの先端が上トレイ536上に飛び出さないように、所定距離D1は設定される。
次にバッファフラッパ507がバッファ用位置へ切り替わり、バッファモータM702及び排紙モータM703が、各々停止してから所定時間t1の経過後に逆転して反転を開始する。すると、シートP1がバッファパス540へと搬送され、第1バッファローラ対512によりさらに搬送される。その後、バッファセンサ508がオフ(紙無)となってからシートP1が所定距離D2搬送されたところでバッファモータM702による駆動が停止する。すると、第1バッファローラ対512が停止し、シートP1は第1バッファローラ対512に挟持された状態で一時的に待機する(図5(c))。
第1バッファローラ対512が停止すると、バッファフラッパ507が搬送用位置へ切り替わる。そして、パスセンサ506が2枚目のシートP2の先端を検知し、パスセンサ506がオン(紙有り)となる。その時点からシートP2が所定距離D3搬送されると、バッファモータM702が動作することで、シートP1を挟持した第1バッファローラ対512が正転を開始し、シートP1とシートP2とが重ね合わされて下流側へ搬送される(図5(d))。
重ね合わされたシートP1、P2からなるシート束は第2バッファローラ対515によって搬送され、バッファセンサ508にシート束の先端が到達するとバッファセンサ508がオン(紙有り)となる。上パスフラッパ518は依然として第1の位置に位置しているので、搬送されてきたシート束は上排紙パス517へと導かれる。そしてシート束はさらに上排紙ローラ対520により下流へと搬送され(図5(e))、上トレイ536へ排出される。
図5の例では、シート処理装置500が上排紙を実行する際、重ね合わせ処理において、上トレイ536に繋がる上排紙パス517が利用されている。上パスフラッパ518については、重ね合わせの実施中において第1の位置をとる。仮に1つのジョブにおいて重ね合わせ処理及びシート排出が複数回実施される場合であっても、それらが実施される度に上パスフラッパ518を切り替える必要がない。従って、ジョブの開始後で且つシートの重ね合わせ開始前からジョブの終了までの間、上パスフラッパ518を第1の位置に維持すればよい。上パスフラッパ518の切り替えはジョブ開始時とジョブ終了時の2回で済む。よって、ジョブ開始前とジョブ終了後を除くジョブ実行中の動作音の発生頻度が低減される。
図6は、シート処理装置500が、ラージサイズの一例としてA3サイズのシートを2枚バッファ処理し、重ねて上排紙する場合の流れを示す図である。この例の詳細は図8、図12でも述べる。
まず、1枚目のシートP1が第1搬送ローラ対504、第2搬送ローラ対505によって搬送される(図6(a))。シートP1は、搬送用位置にあるバッファフラッパ507を経て第2バッファローラ対515を通過し、バッファセンサ508にシート先端が到達するとバッファセンサ508がオン(紙有り)となる。上パスフラッパ518は初期位置である第2の位置に位置しているので、搬送されてきたシートP1は下排紙パス521へと導かれる。
バッファセンサ508がオンとなってからシートP1が所定距離D11搬送されたところでバッファモータM702の駆動が停止することで、バッファローラ対515、522が停止する(図6(b))。ここで、上記所定距離D11は、A3サイズのシートP1の後端がバッファフラッパ507を十分に通過するまでシートP1を搬送するための搬送量とする。
次にバッファフラッパ507がバッファ用位置へ切り替わり、バッファモータM702は、停止してから所定時間t11の経過後に反転を開始すると、シートP1がバッファパス540へと搬送され、第1バッファローラ対512によりさらに搬送される。その後、バッファセンサ508がオフ(紙無)となると、上パスフラッパ518が第1の位置に切り替わる。バッファセンサ508がオフ(紙無)となってからシートP1が所定距離D12搬送されたところでバッファモータM702による駆動が停止する。すると、第1バッファローラ対512が停止し、シートP1は第1バッファローラ対512に挟持された状態で一時的に待機する(図6(c))。
第1バッファローラ対512が停止すると、バッファフラッパ507が搬送用位置へ切り替わる。そして、パスセンサ506に2枚目のシートP2の先端が到達し、パスセンサ506がオン(紙有り)となる。その時点からシートが所定距離D13搬送されると、バッファモータM702が動作することで、シートP1を挟持した第1バッファローラ対512が正転を開始し、シートP1とシートP2とが重ね合わされて下流側へ搬送される(図6(d))。
次に、重ね合わされたシートP1、P2からなるシート束は第2バッファローラ対515によって搬送され、バッファセンサ508にシート束の先端が到達すると、バッファセンサ508がオン(紙有り)となる。上パスフラッパ518は第1の位置に位置しているので、搬送されてきたシート束は上排紙パス517へと導かれる。そしてシート束はさらに上排紙ローラ対520により下流へと搬送され(図6(e))、上トレイ536へ排出される。バッファセンサ508がオフとなった後には上パスフラッパ518は初期位置である第1の位置に戻る(図示せず)。
仮に、シート処理装置500がラージサイズのシートをスモールサイズのシートと同様に上排紙パス517を用いてバッファ処理を行うと、上排紙パス517のパス長が短いためにシート先端が機外へ飛び出すおそれがある。すると、上トレイ536に積載された既積載シートを押し出す等によって積載性が低下するおそれがある。一方、積載性を低下させないためにシート先端が機外へ飛び出すときのシートの搬送速度を遅く設定したとすると生産性が低下する。あるいは、上排紙パス517のパス長を長く確保したとすると装置が大型化する。
そこで、図6の例では、上排紙が実行される場合であっても、シートサイズが所定サイズ(A4サイズとする)より大きいときは、重ね合わせ処理において、上排紙パス517ではなく、下トレイ537に繋がる下排紙パス521が利用される。
上パスフラッパ518については、シートの重ね合わせ開始前には第2の位置に位置し、重ね合わせたシートの排出動作が開始される前には第1の位置に切り替わる。従って、重ね合わせたシートの排出が実施される度に上パスフラッパ518の切り替えが生じるから、図4の例と比べると、切り替えの動作音の発生頻度が高くなる。
ところが、スモールサイズに比し、ラージサイズのシートは、搬送や処理の時間間隔が長く、生産性が高くないため、一定時間あたりの上パスフラッパ518の切り替え回数(フラッパの動作間隔は長くなる)は少ない。そのため、動作音による騒音低減の効果はスモールサイズのシートの場合より劣るものの、シート搬送速度を特別に遅らせることなく、また装置を大型化することなく、シートの重ね合わせ処理前の機外へ飛び出しを回避することができる。
図7は、シート処理装置500がA4サイズのシートを2枚重ねて上排紙を実行する場合のタイミングチャートである。
上排紙を指定するジョブが開始されると、上排紙SL802がオンになることで(時刻T1)、上パスフラッパ518が第1の位置に切り替わり、搬送されてくるシートは上排紙パス517へ導かれる。1枚目のシートがバッファセンサ508で検知された時点(時刻T2)からシートが所定距離D1搬送された時にバッファモータM702及び排紙モータM703が減速を開始する。モータM702、M703が停止するとバッファSL801がオンする(時刻T3)。これによりバッファフラッパ507がバッファ用位置に切り替わる。
モータM702、M703は、停止してから所定時間t1の経過後に反転を開始する(時刻T4)。バッファSL801がオンとなっていてバッファフラッパ507がバッファ用位置にあるので、シートはバッファパス540へと導かれる。バッファセンサ508がオフ(紙無)となった時点(時刻T5)からシートが所定距離D2搬送されるとバッファモータM702は減速を開始する。
バッファモータM702が停止するとバッファパス540内でシートは待機すると共に、バッファSL801がオフとなることで、バッファフラッパ507が搬送用位置へ切り替わる(時刻T6)。搬送路503を通って搬送されてくる後続の2枚目のシートは下流へと導かれる。そして2枚目のシートの先端がパスセンサ506で検知されてから所定距離D3搬送されるとバッファモータM702の動作が開始され(時刻T7)、1枚目のシートと2枚目のシートが重ね合わされて上排紙パス517へと導かれる。
重ね合わされたシート束の先端が上排紙センサ509で検知されると(時刻T8)、それから所定距離D4搬送後に排紙モータM703が減速し(時刻T9)、シートは上トレイ536へ排出される。
次に、さらに後続のシートに対して上述した動作が繰り返し行われ、ジョブが終了すると、上排紙SL802がオフとなる(時刻T10)。
図8は、シート処理装置500がA3サイズのシートを2枚重ねて上排紙を実行する場合のタイミングチャートである。
1枚目のシートがバッファセンサ508で検知されると(時刻T12)、その時点からシートP1が所定距離D11搬送された後にバッファモータM702は減速を開始する。バッファモータM702が停止するとバッファSL801がオンになる(時刻T13)。これによりバッファフラッパ507がバッファ用位置に切り替わる。
バッファモータM702は、停止してから所定時間t11の経過後に反転を開始する(時刻T14)。バッファSL801がオンとなっていてバッファフラッパ507がバッファ用位置にあるので、シートはバッファパス540へと導かれる。バッファセンサ508がオフ(紙無)になると、上排紙SL802がオンになり、上パスフラッパ518が第1の位置に切り替わる(時刻T15)。
バッファセンサ508がオフ(紙無)になった時点(時刻T15)からシートが所定距離D12搬送されるとバッファモータM702は減速を開始する。バッファモータM702が停止するとバッファパス540内でシートは待機すると共に、バッファSL801がオフになることで、バッファフラッパ507が搬送用位置へ切り替わる(時刻T16)。
搬送路503を通って搬送されてくる後続の2枚目のシートは下流へと導かれる。そして2枚目のシートの先端がパスセンサ506で検知されてから所定距離D13搬送されるとバッファモータM702の動作が開始され(時刻T17)、1枚目のシートと2枚目のシートが重ね合わされて上排紙パス517へと導かれる。
バッファセンサ508がオフになると上排紙SL802がオフになって上パスフラッパ518が第2の位置に切り替わる(時刻T19)。一方、重ね合わされたシート束の先端が上排紙センサ509で検知されてから(時刻T18)、シート束の所定距離D14搬送後に排紙モータM703が減速し(時刻T20)、シート束は上トレイ536へ排出される。
次に、さらに後続のシートに対して上述した動作が繰り返し行われる。ラージサイズ(A3サイズ)では重ね合わせ処理を行う毎に上パスフラッパ518が切り替わる。
図9は、フィニッシャ制御部553が実行する搬送制御処理を示すフローチャートである。この処理は、ジョブが入力されると開始される。
まず、フィニッシャ制御部553は、ジョブにおいて上トレイ536へ排紙する上排紙が指定されているか否かを判別する(ステップS101)。なお、フィニッシャ制御部553は、ジョブにおける対象となる複数のシートに対して後処理の実施が指定されているか否かによって上排紙、下排紙のいずれが指定されているかを判別するようにしてもよい。例えば、後処理の実施が指定されていない場合は上排紙、後処理の実施が指定されている場合は下排紙が、それぞれ指定されていると判別してもよい。
その判別の結果、上排紙が指定されていない場合は、下排紙が指定されているので、フィニッシャ制御部553は、下排紙処理を実行して(ステップS108)、図9の処理を終了させる。この下排紙処理では、図4で例示した搬送制御が実行される。従って、フィニッシャ制御部553は、重ね合わせ処理において下排紙パス521を利用し、ジョブに応じて必要な後処理をシートに実施して下トレイ537に排紙するよう制御する。
一方、上排紙が指定されている場合は、フィニッシャ制御部553は、ジョブで設定された1部あたりの処理枚数(ジョブ枚数)が2枚以上であるか否かを判別する(ステップS102)。その判別の結果、ジョブ枚数が2枚以上でない場合は、フィニッシャ制御部553は、上トレイスルー処理(図10)を実行して(ステップS105)、図9の処理を終了させる。ここで上トレイスルー処理とは、搬送されたシートを重ね合わせ処理せずに1枚ずつ上トレイ536に排出する処理である。
一方、ジョブ枚数が2枚以上である場合は、フィニッシャ制御部553は、シートサイズが所定サイズ以下であるか否かを判別する(ステップS103)。所定サイズは例えばA4サイズとするが、これに限られない。その判別の結果、シートサイズが所定サイズ以下でない場合は、処理対象のシートはA3サイズ等のラージサイズであるので、フィニッシャ制御部553は、下パスバッファ処理(図12)を実行して(ステップS107)、図9の処理を終了させる。
ステップS103の判別の結果、シートサイズが所定サイズ以下である場合は、処理対象のシートはA4サイズ等のスモールサイズであるので、フィニッシャ制御部553は、処理対象のシートの坪量が所定量以上であるか否かを判別する(ステップS104)。スモールサイズで且つ剛性が低いためにコシが弱いシートは、1枚ずつ排出・積載したのでは積載性が低下するおそれがある。従って、所定量は、重ね合わせを実施しなくても問題がないシートの坪量の下限値よりも大きい値とする。所定量は例えば80g/m2とするが、それに限定されず、また、ステップS103で判別に用いる所定サイズに応じて変えてもよい。
その判別の結果、坪量が所定量以上である場合は、フィニッシャ制御部553は、上トレイスルー処理(図10)を実行して(ステップS105)、図9の処理を終了させる。一方、坪量が所定量未満である場合は、フィニッシャ制御部553は、上パスバッファ処理(図11)を実行して(ステップS106)、図9の処理を終了させる。
図10は、上トレイスルー処理を示すフローチャートである。
まず、フィニッシャ制御部553は、上排紙SL802をオンにして上パスフラッパ518を第1の位置に切り替え(ステップS201)、搬送モータM701、バッファモータM702及び排紙モータM703の駆動を開始する(ステップS202)。次に、フィニッシャ制御部553は、シートが搬送され、バッファセンサ508がオンとなった後にオフとなるのを待つ(ステップS203)。バッファセンサ508がOFF、即ち、シート後端が検知されると、フィニッシャ制御部553は、排紙モータM703の駆動信号に基づいてシート搬送量のカウントを開始する(ステップS204)。
次に、フィニッシャ制御部553は、シート搬送量が所定量に達するのを待ち(ステップS205)、シート搬送量が所定量に達すると、搬送速度を所定の搬送速度へと減速するよう排紙モータM703を制御する(ステップS206)。
次に、フィニッシャ制御部553は、上排紙センサ509がオンとなった後にオフになるのを待つ(ステップS207)。上排紙センサ509がオフ、即ち、シート後端が検知されると、フィニッシャ制御部553は、排紙モータM703の駆動信号に基づいてシート搬送量のカウントを開始する(ステップS208)。
次に、フィニッシャ制御部553は、シート搬送量が所定量に達するのを待ち(ステップS209)、シート搬送量が所定量に達すると、搬送速度を所定の搬送速度へと加速するよう排紙モータM703を制御する(ステップS210)。
次に、フィニッシャ制御部553は、今回搬送されたシートがジョブの最終紙であるか否かを判別し(ステップS211)。最終紙でない場合は処理をステップS203に戻す。一方、今回搬送されたシートがジョブの最終紙である場合は、フィニッシャ制御部553は、上排紙SL802をオフにして上パスフラッパ518を第2の位置に切り替える(ステップS212)。そしてフィニッシャ制御部553は、搬送モータM701、バッファモータM702、排紙モータM703の駆動を停止させる(ステップS213)。
図11は、上パスバッファ処理を示すフローチャートである。この処理を、図5、図7も併せて参照して説明する。
まず、フィニッシャ制御部553は、上排紙SL802をオンにし(ステップS301)、上パスフラッパ518を第1の位置に切り替える(図7の時刻T1)。次に、フィニッシャ制御部553は、搬送モータM701、バッファモータM702及び排紙モータM703の駆動を開始する(ステップS302)(図5(a))。
フィニッシャ制御部553は、1枚目のシートP1が搬送されバッファセンサ508がオンになるのを待つ(ステップS303)。バッファセンサ508がオンになると(図7の時刻T2)、フィニッシャ制御部553は、排紙モータM703の駆動信号に基づいてシート搬送量のカウントを開始する(ステップS304)。
フィニッシャ制御部553は、シート搬送量が所定距離D1に達するのを待ち(ステップS305)、シート搬送量が所定距離D1に達すると、排紙モータM703及びバッファモータM702を停止させる(ステップS306)。モータM702、M703が停止すると、シートP1はスイッチバック位置(これから反転するときの位置)に停止する(図5(b))。そしてフィニッシャ制御部553は、バッファSL801をオンにする(ステップS307)(図7の時刻T3)。これによりバッファフラッパ507がバッファ用位置に切り替わる。
フィニッシャ制御部553は、モータM702、M703が停止してから所定時間t1が経過したか否かを判別する(ステップS308)。そして所定時間t1が経過した場合は、フィニッシャ制御部553は、バッファモータM702を反転させてスイッチバック搬送を開始する(ステップS309)(図7の時刻T4)。バッファSL801がオンとなっていてバッファフラッパ507がバッファ用位置にあるので、シートP1はバッファパス540へと導かれる。
フィニッシャ制御部553は、バッファセンサ508がオフになるのを待つ(ステップS310)。そして、フィニッシャ制御部553は、バッファセンサ508がオフとなった時点(図7の時刻T5)からシートP1を所定距離D2搬送してから、バッファモータM702を停止させる(ステップS311)。すると、シートP1は第1バッファローラ対512に挟持された状態でバッファ待機位置で待機する(図5(c))。次に、フィニッシャ制御部553は、バッファSL801をオフにすることで、バッファフラッパ507を搬送用位置へ切り替える(ステップS312)(図7の時刻T6)。
次に、フィニッシャ制御部553は、後続の(2枚目の)シートP2が搬送されてパスセンサ506がオフからオンになるのを待つ(ステップS313)。パスセンサ506がオンになると、フィニッシャ制御部553は、搬送モータM701の駆動信号に基づいてシートP2の搬送量のカウントを開始する(ステップS314)。フィニッシャ制御部553は、シートP2が所定距離D3搬送されるのを待ち(ステップS315)、シートP2が所定距離D3搬送されると、バッファモータM702の駆動を開始する(ステップS316)(図7の時刻T7)。これにより、シートP1とシートP2とが重ね合わされて上排紙パス517へと導かれていく(図5(d)、(e))。
次に、フィニッシャ制御部553は、シートが搬送され、バッファセンサ508がオンとなった後にオフとなるのを待つ(ステップS317)。バッファセンサ508がオフになった後は、フィニッシャ制御部553は、図10のステップS204〜S213と同様の処理を実行する。ただし、ステップS211において、今回重ねて搬送したシートがジョブの最終紙でない場合は処理はステップS303に戻る。
図12は、下パスバッファ処理を示すフローチャートである。この処理を、図6、図8も併せて参照して説明する。
まず、フィニッシャ制御部553は、搬送モータM701、バッファモータM702及び排紙モータM703の駆動を開始する(ステップS401)(図6(a))。
フィニッシャ制御部553は、1枚目のシートP1が搬送されバッファセンサ508がオンになるのを待つ(ステップS402)。バッファセンサ508がオンになると(図8の時刻T12)、フィニッシャ制御部553は、排紙モータM703の駆動信号に基づいてシート搬送量のカウントを開始する(ステップS403)。
フィニッシャ制御部553は、シート搬送量が所定距離D11に達するのを待つ(ステップS404)。そしてシート搬送量が所定距離D11に達すると、フィニッシャ制御部553は、バッファモータM702を停止させることで、シートP1をスイッチバック位置に停止させる(ステップS405)(図8の時刻T13)(図6(b))。さらにフィニッシャ制御部553は、バッファSL801をオンにすることで、バッファフラッパ507をバッファ用位置に切り替える(ステップS406)。
次に、フィニッシャ制御部553は、バッファモータM702の停止から所定時間t11が経過したか否かを判別する(ステップS407)。そして所定時間t11が経過した場合は、フィニッシャ制御部553は、バッファモータM702を反転させてスイッチバック搬送を開始する(ステップS408)(図8の時刻T14)。バッファSL801がオンとなっていてバッファフラッパ507がバッファ用位置にあるので、シートP1はバッファパス540へと導かれる。
フィニッシャ制御部553は、バッファセンサ508がオフとなるのを待つ(ステップS409)。そして、フィニッシャ制御部553は、バッファセンサ508がオフになると、上排紙SL802をオンにして上パスフラッパ518を第1の位置に切り替える(ステップS410)(図8の時刻T15)。
フィニッシャ制御部553は、バッファセンサ508がオフになってからシートP1を所定距離D12搬送してから、バッファモータM702を停止させる(ステップS411)(図8の時刻T16)。すると、シートP1は第1バッファローラ対512に挟持された状態でバッファ待機位置で待機する(図6(c))。その際、フィニッシャ制御部553は、バッファSL801をオフにすることで、バッファフラッパ507を搬送用位置へ切り替える。
次に、フィニッシャ制御部553は、後続の(2枚目の)シートP2が搬送されてパスセンサ506がオフからオンになるのを待つ(ステップS413)。パスセンサ506がオンになると、フィニッシャ制御部553は、搬送モータM701の駆動信号に基づいてシートP2の搬送量のカウントを開始する(ステップS414)。フィニッシャ制御部553は、シートP2が所定距離D13搬送されるのを待ち(ステップS415)、シートP2が所定距離D13搬送されると、バッファモータM702の駆動を開始する(ステップS416)(図8の時刻T17)。これにより、シートP1とシートP2とが重ね合わされて上排紙パス517へと導かれていく(図6(d)、(e))。
次に、フィニッシャ制御部553は、シートが搬送され、バッファセンサ508がオンとなった後にオフとなるのを待ち(ステップS417)。バッファセンサ508がオフになると、上排紙SL802をオフにして上パスフラッパ518を第2の位置に切り替える(ステップS418)(図8の時刻T19)。その後、フィニッシャ制御部553は、図10のステップS204〜S213と同様の処理を実行する。ただし、ステップS211において、今回重ねて搬送したシートがジョブの最終紙でない場合は処理はステップS402に戻る。
本実施の形態によれば、シート処理装置500が複数のシートを重ねて下トレイ537に排出する場合は、フィニッシャ制御部553は、下排紙パス521を利用してシートを重ね合わせる(下排紙処理;図4)。一方、複数のシートを重ねて上トレイ536に排出する場合は、フィニッシャ制御部553は、原則として上排紙パス517を利用してシートを重ね合わせる(上パスバッファ処理(図11))。これにより、上パスフラッパ518の切り替え頻度を低く抑えることができる。よって、搬送経路の切り替えの頻度を低くして、騒音を抑制することができる。
ただし、シート処理装置500が複数のシートを重ねて上トレイ536に排出する場合であっても、所定サイズより大きいシートについては、長い方の下排紙パス521を利用して重ね合わせ処理がなされる(下パスバッファ処理(図12))。これにより、大きいシートが重ね合わせ前に上トレイ536へ飛び出すことを回避することができる。
また、シート処理装置500が複数のシートを上トレイ536に排出する場合において、処理対象のシートが所定サイズ以下で且つ当該シートの坪量が所定量未満のときに、上排紙パス517を利用して重ね合わせ処理がなされる(上パスバッファ処理(図11))。従って、後処理が不要であっても、小サイズでコシのないシートについては重ねて排出することができる。
一方、ジョブにおける処理対象のシートが複数枚であり且つ当該シートが所定サイズ以下であっても、当該シートの坪量が所定量以上である場合は、重ね合わせ処理がなされることなく上排紙パス517を経由して上トレイ536に排出される。この上トレイスルー処理(図10)により、小サイズでコシのあるシートについては重ねることなく排出することができる。
なお、これまで、重ね合わせ処理で重ねるシート枚数が2枚である場合を例示して説明した。しかし、重ねる枚数は3枚以上であってもよく、上述したスイッチバックや重ね合わせ処理を繰り返し行うことで3枚以上重ねることができる。例えば、シートを3枚重ねる場合は、2枚重ねたシートに対して後続の3枚目のシートを重ねて搬送すればよい。
なお、上排紙の場合にジョブにおける処理対象シートを複数の単位に分けて重ねる場合、各単位において重ねるシート枚数は2枚等の固定値でもよい。あるいは重ねるシート枚数はユーザ指定で決めてもよいし、ジョブにおける処理対象の総枚数に応じてフィニッシャ制御部553が自動的に決めてもよい。
なお、シート処理装置500内で実施される後処理の内容については、例示した処理に限定されない。
なお、本発明が適用されるシート処理装置500は、画像形成装置10に通信可能に接続される構成としたが、画像形成手段を有するかまたは画像形成装置10と一体に構成されて、全体として画像形成装置と呼称される装置であってもよい。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
517 上排紙パス
518 上パスフラッパ
521 下排紙パス
536 上トレイ
537 下トレイ
540 バッファパス
553 フィニッシャ制御部
518 上パスフラッパ
521 下排紙パス
536 上トレイ
537 下トレイ
540 バッファパス
553 フィニッシャ制御部
Claims (11)
- 排出されるシートを積載する第1の積載手段と、
排出されるシートを積載する第2の積載手段と、
前記第1の積載手段へと繋がる第1の搬送路と、
前記第2の積載手段へと繋がる第2の搬送路と、
シートを搬送する搬送手段と、
シートを前記第1の搬送路に導く第1の位置とシートを前記第2の搬送路に導く第2の位置とに切り替わることで搬送経路を切り替える切り替え手段と、
前記切り替え手段よりも上流側に設けられ、前記第1の搬送路または前記第2の搬送路に一旦進入した後に反転搬送されるシートを受け入れるバッファパスと、
前記搬送手段及び前記切り替え手段を制御して、前記搬送手段により搬送されるシートを、前記第1の搬送路または前記第2の搬送路と前記バッファパスとを利用して複数重ね合わせるバッファ処理を実行する制御手段と、を有し、
前記制御手段は、前記バッファ処理によりシートを重ねて前記第2の積載手段に排出する場合は、前記第2の搬送路を利用してシートを重ね合わせ、シートを重ねて前記第1の積載手段に排出する場合は、前記第1の搬送路を利用してシートを重ね合わせることを特徴とするシート処理装置。 - 前記制御手段は、ジョブによる処理対象のシートを重ねて前記第2の積載手段に排出する場合、前記ジョブの開始後で且つシートの重ね合わせ開始前から前記ジョブの終了までの間、前記切り替え手段を前記第2の位置に維持することを特徴とする請求項1に記載のシート処理装置。
- 前記制御手段は、ジョブによる処理対象のシートを重ねて前記第1の積載手段に排出する場合、前記ジョブの開始後で且つシートの重ね合わせ開始前から前記ジョブの終了までの間、前記切り替え手段を前記第1の位置に維持することを特徴とする請求項1または2に記載のシート処理装置。
- 前記切り替え手段は、駆動力を受けない初期状態では前記第2の位置に位置することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のシート処理装置。
- 前記第1の搬送路よりも前記第2の搬送路は長く、
前記制御手段は、シートを重ねて前記第1の積載手段に排出する場合であっても、所定サイズより大きいシートについては、前記第1の搬送路を利用する代わりに前記第2の搬送路を利用して重ね合わせることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のシート処理装置。 - 前記制御手段は、前記所定サイズより大きいシートを前記第2の搬送路を利用して重ね合わせて前記第1の積載手段に排出する場合、シートの重ね合わせ開始前に前記切り替え手段を前記第2の位置に位置させ、重ね合わせたシートの前記第1の積載手段への排出動作を開始する前に前記切り替え手段を前記第1の位置に切り替えることを特徴とする請求項5に記載のシート処理装置。
- シートを重ねて前記第1の積載手段に排出する場合とは、処理対象のシートが所定サイズ以下で且つ当該シートの坪量が所定量未満の場合であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のシート処理装置。
- 前記処理対象のシートが複数枚であり且つ当該シートが前記所定サイズ以下であっても、当該シートの坪量が前記所定量以上である場合は、前記制御手段は、前記処理対象のシートを重ね合わせることなく前記第1の搬送路を経由して前記第1の積載手段に排出するよう制御することを特徴とする請求項7に記載のシート処理装置。
- 前記第2の搬送路、または前記第2の搬送路から前記第2の積載手段に繋がる経路に、シートに後処理を施す後処理部が設けられることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のシート処理装置。
- 請求項1〜9のいずれか1項に記載のシート処理装置と、前記シート処理装置を通信可能に接続し、画像形成を行ったシートを前記シート処理装置に排出する画像形成装置とを備えることを特徴とする画像形成システム。
- 排出されるシートを積載する第1の積載手段と、
排出されるシートを積載する第2の積載手段と、
前記第1の積載手段へと繋がる第1の搬送路と、
前記第2の積載手段へと繋がる第2の搬送路と、
シートを搬送する搬送手段と、
シートを前記第1の搬送路に導く第1の位置とシートを前記第2の搬送路に導く第2の位置とに切り替わることで搬送経路を切り替える切り替え手段と、
前記切り替え手段よりも上流側に設けられ、前記第1の搬送路または前記第2の搬送路に一旦進入した後に反転搬送されるシートを受け入れるバッファパスと、
前記搬送手段及び前記切り替え手段を制御して、前記搬送手段により搬送されるシートを、前記第1の搬送路または前記第2の搬送路と前記バッファパスとを利用して複数重ね合わせるバッファ処理を実行する制御手段と、
前記第1の搬送路または前記第2の搬送路に導かれる前のシートに画像を形成する画像形成手段と、を有し、
前記制御手段は、前記バッファ処理によりシートを重ねて前記第2の積載手段に排出する場合は、前記第2の搬送路を利用してシートを重ね合わせ、シートを重ねて前記第1の積載手段に排出する場合は、前記第1の搬送路を利用してシートを重ね合わせることを特徴とする画像形成装置。
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