JP2014021268A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014021268A
JP2014021268A JP2012159601A JP2012159601A JP2014021268A JP 2014021268 A JP2014021268 A JP 2014021268A JP 2012159601 A JP2012159601 A JP 2012159601A JP 2012159601 A JP2012159601 A JP 2012159601A JP 2014021268 A JP2014021268 A JP 2014021268A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
image forming
processing
post
interval
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2012159601A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014021268A5 (ja
Inventor
Satoyuki Miyake
聡行 三宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2012159601A priority Critical patent/JP2014021268A/ja
Priority to KR1020130080759A priority patent/KR20140011261A/ko
Priority to US13/943,017 priority patent/US20140023417A1/en
Priority to EP13176814.5A priority patent/EP2687915A2/en
Priority to CN201310303262.0A priority patent/CN103576488B/zh
Publication of JP2014021268A publication Critical patent/JP2014021268A/ja
Publication of JP2014021268A5 publication Critical patent/JP2014021268A5/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/65Apparatus which relate to the handling of copy material
    • G03G15/6582Special processing for irreversibly adding or changing the sheet copy material characteristics or its appearance, e.g. stamping, annotation printing, punching
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/65Apparatus which relate to the handling of copy material
    • G03G15/6538Devices for collating sheet copy material, e.g. sorters, control, copies in staples form
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/00362Apparatus for electrophotographic processes relating to the copy medium handling
    • G03G2215/00535Stable handling of copy medium
    • G03G2215/00556Control of copy medium feeding
    • G03G2215/00586Control of copy medium feeding duplex mode

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
  • Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)

Abstract

【課題】バッファリング処理を行わずに、バッファリング処理と同等のシート出力の生産性向上を図ることが可能となる画像形成装置を提供する。
【解決手段】印刷ジョブが、複数のシートに対して両面印刷を行うことを指定している場合には、印刷対象シートのサイズから各シートについての画像形成間隔Tsが算出され(ステップS4)、印刷ジョブによって示される後処理モードから後処理シート間隔Tpdと後処理シート束間隔Tbdが算出される(ステップS5,S6)。Tpd>Tp1(=Ts)であれば、シートの両面循環方式が「交互循環」に設定される(ステップS10)。一方、Tpd≦Tp1(=Ts)且つTbd >Tp2(=Ts × (N+1))であれば、両面循環方式が「交互循環」に設定され(ステップS10)、Tpd≦Tp1(=Ts)かつTbd≧Tsであれば、両面循環方式が「ブロック循環」に設定される(ステップS9)。
【選択図】図10

Description

本発明は、複写機やプリンタなどの、搬送されるシートに画像形成を行う画像形成装置に関する。
画像形成装置に、シートの搬送方向に対して下流側に後処理装置を接続し、後処理装置により、画像形成装置から搬送される、画像形成がなされたシートに対してステイプル処理やパンチ処理などの後処理を施すようにした画像形成システムは、従来から知られている。
また、後処理装置として、画像形成装置から受け取ったシートを、積載トレイの上流に設けられた中間トレイ(以下「処理トレイ」という)に順次積載して行き、冊子を構成するすべてのシートの積載が完了した後、処理トレイ上で、当該シート束に対してステイプル処理や中綴じ製本などの後処理を行うようにしたものがある。処理トレイ上で後処理が完了したシート束は、処理トレイから積載トレイへ排出される。
また、先行のシート束に対する後処理を行っている間に、後続のシートを複数枚重ね合わせる処理(以下「バッファリング処理」という)を行うことにより、シート出力の生産性を向上させるようにした画像形成装置がある(たとえば、特許文献1参照)。より具体的には、後処理を行う処理トレイの上流に設けられた巻き付けローラにシートを巻きつけた後、当該ローラを停止して待機させ、後続のシートが到達するタイミングで当該ローラを再び駆動することにより、巻き付けられたシートと後続のシートを重ね合わせる。このように、後続のシート束を構成するシートを所定枚数重ね合わせることにより、処理トレイ上で、先行のシート束に対する後処理を行っている最中に、後続のシート束を構成するシートが処理トレイへ排出されないようにする。その結果、画像形成装置におけるシートの搬送間隔を広げなくても、シート束の後処理が可能となり、シート出力の生産性が低下しない。
特開平9−48545号公報
しかし、上記従来の画像形成装置では、A3などのラージサイズのシートや、SRA(supplementary raw format A)3などのノビサイズのシートをバッファリング処理するためには、装置の大型化や製造コストの増大がともなう。したがって、オフィスに設置するような小型の画像形成装置には、スモールサイズのシートしかバッファリング処理することができないものや、そもそもバッファリング処理することができないものもある。このような画像形成装置によって画像形成されたシート束に対して、上述のように、後処理装置によってステイプル処理や中綴じ製本などの後処理を行うと、シート出力の生産性は低下する。
また、画像形成装置がラージサイズのシートをバッファリング処理できるように構成されていたとしても、コート紙や厚紙などの特殊なシートは、シート同士の貼りつきによる整合不良や、シートの剛性の上昇に伴う搬送パスとシートとの擦れによる画像キズの発生などの問題により、バッファリング処理を行えない場合がある。このような場合に、上述のような後処理を行うと、同様に、シート出力の生産性は低下する。
本発明は、この点に着目してなされたものであり、バッファリング処理を行わずに、バッファリング処理と同等のシート出力の生産性向上を図ることが可能となる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、シートを収納する収納手段と、シートに画像を形成する画像形成手段と、シートの第1面に画像を形成するように前記収納手段からシートを前記画像形成手段に搬送するとともに、前記第1面に画像が形成されたシートを、前記第1面と異なる第2面にも画像を形成するように前記画像形成手段に再搬送する搬送手段と、前記画像形成手段によって画像が形成されたシートに対して後処理を行う後処理装置を接続する接続手段と、前記接続手段によって接続される後処理装置に行わせる後処理の内容を取得する取得手段と、複数枚のシートの前記第1面および前記第2面の両面に画像を形成する場合に、前記収納手段から搬送される第1の所定枚数のシートの第1面への画像形成を連続して行った後、再搬送される第1面に画像形成された前記第1の所定枚数のシートの第2面への画像形成を連続して行う画像形成を繰り返す第1の両面画像形成処理と、前記収納手段から搬送される第2の所定枚数のシートの第1面への画像形成を連続して行った後、再搬送される第1面に画像形成されたシートの第2面への画像形成と前記収納手段から搬送される別のシートの第1面への画像形成とを交互に行う画像形成を繰り返し、最後に再搬送される前記第2の所定枚数のシートの第2面への画像形成を連続して行う第2の両面画像形成処理とのいずれかで両面画像形成処理を実行させる制御手段と、両面画像形成処理を行う場合に、前記取得手段によって取得された後処理の内容に基づいて前記第1の両面画像形成処理と前記第2の両面画像形成処理の一方を選択する選択手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、シートに両面印刷を行う場合に、当該シートに対する後処理の内容に応じて、「交互循環」または「ブロック循環」のいずれかの両面循環方式を選択するようにしたので、後処理装置の構成に依存することなく、バッファリング処理と同等のシート出力の生産性向上を図ることが可能となる。
本発明の一実施の形態に係る画像形成装置を適用した画像形成システムの概略構成を示す一部断面図である。 図1中のフィニッシャの詳細な構成を示す断面図である。 図1中の操作表示装置の操作面の外観を示す平面図である。 図3中の液晶表示部に表示された表示画面の一例を示す図である。 図1の画像形成システム全体の制御を司るコントローラの制御構成を示すブロック図である。 図5中のフィニッシャ制御部の制御構成を示すブロック図である。 ある印刷ジョブが指示された場合に、図1中の転写部がシートにトナー像を転写するスケジュールの一例を示す図である。 「交互循環」が選択されたときに、図1中の画像形成装置内の搬送路を搬送中のシートの様子を示す図である。 「交互循環」が選択されたときに、図1中の画像形成装置内の搬送路を搬送中のシートの様子を示す図である。 「交互循環」が選択されたときに、図1中の画像形成装置内の搬送路を搬送中のシートの様子を示す図である。 「交互循環」が選択されたときに、図1中の画像形成装置内の搬送路を搬送中のシートの様子を示す図である。 「ブロック循環」が選択されたときに、図1中の画像形成装置内の搬送路を搬送中のシートの様子を示す図である。 「ブロック循環」が選択されたときに、図1中の画像形成装置内の搬送路を搬送中のシートの様子を示す図である。 「ブロック循環」が選択されたときに、図1中の画像形成装置内の搬送路を搬送中のシートの様子を示す図である。 「ブロック循環」が選択されたときに、図1中の画像形成装置内の搬送路を搬送中のシートの様子を示す図である。 図1中の画像形成装置、特にCPU回路部のCPUが実行する循環方式選択処理の手順を示すフローチャートである。 中綴じ製本モードが指定された場合に、図1中の転写部がシートにトナー像を転写するスケジュールの一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る画像形成装置を適用した画像形成システム1000の概略構成を示す一部断面図である。
同図に示すように、画像形成システム1000は、搬送されるシートに画像形成を行う画像形成装置10と、シートの搬送方向に対して下流側に接続された後処理装置であるフィニッシャ500とによって構成されている。
画像形成装置10の具体例としては、複写機、ファクシミリ、プリンタ、およびこれらを複合した複合機などがあるが、いずれかに特定されるものではなく、いずれを採用してもよい。
フィニッシャ500は、画像形成装置10から排出されたシートを順に取り込み、取り込んだ複数のシートを整合して1つのシート束に束ねる処理、そのシート束の後端を穿孔するパンチ処理、当該後端をステイプルで綴じるステイプル処理、ソート処理、ノンソート処理などの各種後処理を行う。
図1に示すように本実施の形態では、画像形成装置10とフィニッシャ500とは別体で構成され、フィニッシャ500はオプションとして選択できるようになっているので、画像形成装置10は単独でも使用できるようになっている。ただし、これに限らず、画像形成装置10とフィニッシャ500とを一体に構成してもよい。
画像形成装置10は、原稿から画像を読み取るイメージリーダ200と、読み取った画像をシート上に形成するプリンタ300とを備えている。
イメージリーダ200には、原稿給送装置100が搭載されている。原稿給送装置100は、原稿トレイ101上に上向きにセットされた原稿を先頭頁から順に1枚ずつ図1上、左方向へ給紙する。給紙された原稿は、湾曲したパスを通り、プラテンガラス102上を左から、流し読み取り位置を経て右へ搬送された後、外部の排紙トレイ112に向けて排出される。この原稿がプラテンガラス102上の流し読み取り位置を左から右へ向けて通過するときに、原稿画像が、流し読み取り位置に対応する位置に保持されたスキャナユニット104によって読み取られる。この読み取り方法は、一般的に「原稿流し読み」と呼ばれる。より具体的には、原稿が流し読み取り位置を通過する際に、原稿の読取面がスキャナユニット104のランプ103の光で照射され、その原稿からの反射光がミラー105〜107を介してレンズ108に導かれる。このレンズ108を通過した光は、イメージセンサ109の撮像面に結像する。
光学的に読み取られた原稿画像は、イメージセンサ109によって画像データに変換されて出力される。イメージセンサ109から出力された画像データは、画像信号制御部922(図5参照)によって所定の処理が施された後、ビデオ信号としてプリンタ300の露光制御部110に入力される。
プリンタ300の露光制御部110は、入力されたビデオ信号に基づいてレーザ光を変調し、変調したレーザ光を出力する。出力されたレーザ光は、ポリゴンミラー110aによって走査されながら感光ドラム111上に照射される。感光ドラム111上には、走査されたレーザ光に応じた静電潜像が形成される。ここで、露光制御部110は、「原稿固定読み」時には、感光ドラム111上に正立像(鏡像でない画像)が形成されるようにレーザ光を出力する。
感光ドラム111上の静電潜像は、現像器113から供給される現像剤(トナー)によってトナー像として可視像化される。また、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、上段カセット114、下段カセット115、手差給紙部125または両面搬送パス124からシートが給紙される。上段カセット114、下段カセット115または手差給紙部125は、シートを収納する収納手段として機能する。
給紙されたシートは、ローラ119に到達すると、一旦停止される。画像形成装置10のCPU回路部900(図5参照)は、ジョブ情報を参照し、一時停止されているシートとその直前に搬送されたシート(直前シート)の紙サイズや後処理モードを比較し、自装置10内で必要な後処理時間を算出し、直前シートとのシート間隔を決定する。このように本実施の形態では、画像形成装置10のCPU回路部900が、ジョブ情報の内容に基づいてシート間隔を決定する。しかしこれに限らず、CPU回路部900が通信線L1(図6参照)を介してフィニッシャ500の制御部(以下「フィニッシャ制御部」という)951(図6参照)へジョブ情報を通知し、フィニッシャ制御部951が、このジョブ情報に基づいて決定し、出力したシート間隔を、通信線L1を介して取得しするようにしてもよい。なお、ジョブ情報には、紙サイズや坪量、シート材種別、後処理モードなどが含まれる。
一時停止されたシートは、決定されたシート間隔に相当する時間が経過するまで停止状態が継続される。シート間隔に相当する時間が経過すると、当該シートは、停止状態が解除されて、感光ドラム111と転写部116との間に搬送される。そして、転写部116は、感光ドラム111上に形成されたトナー像をシート上に転写する。
トナー像が転写されたシートは、定着部117に搬送され、定着部117は、シートを熱圧することによってトナー像をシート上に定着させる。定着部117を通過したシートは、フラッパ121および排出ローラ118を経てプリンタ300から画像形成装置10の外部、つまりフィニッシャ500に向けて排出される。
ここで、シートをその画像形成面が下向きになる状態(フェイスダウン)で排出するときには、定着部117を通過したシートを、フラッパ121の切り替え動作により一旦反転パス122内に導く。そして、そのシートの後端がフラッパ121を通過した後に、シートをスイッチバックさせて排出ローラ118によりプリンタ300から排出する。この排紙態様を「反転排紙」と呼ぶ。「反転排紙」は、原稿給送装置100を使用して原稿から読み取った画像をシートに形成するとき、またはコンピュータ905(図5参照)から出力された画像をシートに形成するときなどのように、先頭頁から順に画像形成するときに行われ、その排紙後のシート順序は正しい頁順になる。
また、シートの両面に画像形成を行う両面印刷ジョブが指示されている場合には、フラッパ121の切り替え動作によりシートを反転パス122に導き、さらに両面反転パス123に搬送した後、一旦停止させる。そして、このシートをスイッチバックさせて両面搬送パス124へ搬送し、上述したタイミングで感光ドラム111と転写部116との間に再度給紙する。この場合は、シートを反転パス122に導くことなく、画像形成面を上向きにした状態(フェイスアップ)で排出ローラ118により排出する。
プリンタ300から排出されたシートはフィニッシャ500内に搬送される。フィニッシャ500は、このシートに対して前記各種後処理を行う。
図2は、フィニッシャ500の詳細な構成を示す断面図である。
同図において、画像形成装置10から排出されたシートは、フィニッシャ500の入口ローラ対502に受け渡される。入口ローラ対502は、入口モータM1(図6参照)によって駆動され、画像形成装置10からのシートをフィニッシャ500の内部に取り込む。入口ローラ対502によって取り込まれたシートは、同様に入口モータM1によって駆動される搬送ローラ対503および504により、バッファローラ505に向けて搬送される。入口ローラ対502と搬送ローラ対503との間の搬送路の所定位置には、搬送センサ531が設けられ、搬送センサ531は、その位置におけるシートの通過を検出する。
搬送ローラ対503と搬送ローラ対504の間の所定位置には、パンチユニット580が設けられている。シートの後端部を穿孔する場合には、その後端部がパンチユニット580に到達したところでシートを停止させ、パンチモータM11(図6参照)によってパンチユニット580を駆動させて穿孔する。
バッファローラ505は、バッファモータM2(図6参照)によって駆動される。バッファローラ505は、その外周に、搬送ローラ対503および504によって搬送されて来たシートを所定枚数積層して巻き付けるローラである。搬送されて来たシートは、バッファローラ505が回転することで、その外周に各押下コロ512〜514を介して巻き付けられる。巻き付けられたシートは、バッファローラ505の回転方向に搬送される。バッファローラ505が巻き付け可能なシートのサイズは、本実施の形態では、搬送方向の長さが216mm以下である。したがって、A3サイズ(420mm×297mm)のシートは、バッファローラ505に巻き付けることができない。
押下コロ513と押下コロ514との間には、ソレノイドS1(図6参照)によって駆動される切換フラッパ511が配置され、押下コロ514の下流側には、ソレノイドS2(図6参照)によって駆動される切換フラッパ510が配置されている。
切換フラッパ511は、バッファローラ505に巻き付けられたシートをバッファローラ505から剥離して、ノンソートパス521またはソートパス522に導くためのものである。
切換フラッパ510は、バッファローラ505に巻き付けられたシートをバッファローラ505から剥離してソートパス522に、またはバッファローラ505に巻き付けられたシートを巻き付けられた状態でバッファパス523に導くためのものである。
バッファローラ505に巻き付けられたシートをノンソートパス521に導くときには、切換フラッパ511が動作して、バッファローラ505に巻き付けられたシートをバッファローラ505から剥離し、ノンソートパス521に導く。ノンソートパス521に導かれたシートは、排紙モータM3(図6参照)によって駆動される搬送ローラ対509によりサンプルトレイ701上に排紙される。ノンソートパス521の所定位置には、ノンソートパス521上のシートの搬送状態を検出するための搬送センサ533が設けられている。
バッファローラ505に巻き付けられたシートをバッファパス523に導くときには、切換フラッパ510および切換フラッパ511はともに動作せず、シートはバッファローラ505に巻き付けられた状態でバッファパス523に搬送される。バッファパス523の所定位置には、バッファパス523上のシートの搬送状態を検出するための搬送センサ532が設けられている。
バッファローラ505に巻き付けられたシートをソートパス522に導くときには、切換フラッパ511は動作せずに、切換フラッパ510が動作して、バッファローラ505巻き付けられたシートをバッファローラ505から剥離し、ソートパス522に導く。ソートパス522に導かれたシートは、排紙モータM3(図6参照)によって駆動される搬送ローラ対506と、ソレノイドS3(図6参照)によって駆動される切換フラッパ512を介して、下排紙パス524または製本パス525に排出される。
切換フラッパ512によって下排紙パス524へ導かれたシートは、搬送ローラ対507により処理トレイ630へ排出される。処理トレイ630上に排出されたシートは、搬送ローラ対507と同期して駆動されるローレットベルト661と、パドルモータM7(図6参照)によって駆動されるパドル660によって、搬送方向の後端側へと引き戻される。引き戻されたシートは、ストッパ631に突き当たり、停止する。
処理トレイ630上に、シートの搬送方向に直交する幅方向の手前側と奥側に設けられた整合部材641はそれぞれ、前整合モータM5および後整合モータM6(ともに図6参照)によって幅方向に移動する。ここで、「手前」とは、図2に記載されている向きでフィニッシャ500を見て紙面手前になる部分を言い、「奥」とは、紙面奥の部分を言う(以下、同様)。
処理トレイ630上に積載されたシートは、整合部材641によって整合処理が施され、必要に応じてステイプル処理などが施された後に、排出ローラ680aおよび680bからなる排出ローラ対680によりスタックトレイ700上に排出される。
排出ローラ対680は、束排紙モータM4(図6参照)によって駆動される。排出ローラ680bは、揺動ガイド650に支持されている。揺動ガイド650は、揺動モータM8(図6参照)によって駆動され、排出ローラ680bを処理トレイ630上の最上部のシートに当接させるように揺動する。排出ローラ680bが処理トレイ630上の最上部のシートに当接された状態にあるときには、排出ローラ680bは、排出ローラ680aと協働して処理トレイ630上のシート束をスタックトレイ700に向けて排出する。
スタックトレイ700は、トレイ昇降モータM12(図6参照)によって昇降する。スタックトレイ700の表面またはスタックトレイ700上のシートの最上面は、紙面検知センサ540(図6参照)によって検出される。トレイ昇降モータM12は、紙面検知センサ540からのセンサ出力に基づいて、上記表面または最上面が一定の位置になるように駆動制御される。なお、サンプルトレイ701は、スタックトレイ700のように昇降せず、図2に示された位置に固定されている。
ステイプル処理は、ステイプラ601により行われる。ステイプラ601は、ステイプルモータM9(図6参照)によって駆動され、処理トレイ630上に積載されたシート束の、搬送方向に対する後端部を綴じる処理、つまりステイプル処理を行う。またステイプラ601は、ステイプラ移動モータM10(図6参照)により、処理トレイ630の外周に沿ってシートの搬送方向に対して垂直方向に移動可能に構成され、ユーザが指定した綴じ位置に、シートが到達する前に移動する。
切換フラッパ512によってソートパス522から製本パス525へ導かれたシートは、排紙モータM3によって駆動されるローラ対802により製本処理トレイ830へ排出される。製本パス525の所定位置には、製本入口センサ831が設けられている。
製本処理トレイ830には、排紙モータM3によって駆動される中間ローラ803と、用紙位置決めモータM13(図6参照)によって駆動され、製本トレイ830に沿って上下に移動する用紙位置決め部材816が設けられている。用紙位置決め部材816は、サドルステイプラ810によってステイプル処理を行う位置からシート長の1/2となる位置で待機し、製本処理トレイ830へ進入するシートを受け止める。
製本処理トレイ830の手前側と奥側に設けられるサドル整合部材(図示せず)は、サドル整合モータM14(図6参照)により、シートの搬送方向に対して垂直方向に移動し、製本処理トレイ830上に積載されたシートに対して整合処理を行う。
また、サドルステイプラ810と対向する位置にはアンビル811が設けられている。サドルステイプラ810は、サドルステイプルモータM15(図6参照)によって駆動され、アンビル811と協働して、製本処理トレイ830上に積載されたシート束にステイプル処理を行う。
ステイプラ810の下流側には、折りモータM16(図6参照)によって駆動される折りローラ対804と、折りローラ対804と対向する位置に突き出し部材815が設けられている。突き出し部材815は、突きモータM17(図6参照)によって駆動され、製本処理トレイ830に収納されたシート束に向けて突出されて、そのシート束を折りローラ対804間に押し出す。
折りローラ対804は、押し出されたシート束を折りながら下流方向へ搬送する。折り込まれたシート束はさらに、折りモータM16によって駆動される折りローラ対805によって搬送され、製本トレイ702に排出される。
製本トレイ702に排出されたシート束は、コンベアモータM18(図6参照)によって、順次下流方向へ搬送されて行く。
図3は、図1の操作表示装置400の操作面の外観を示す平面図である。
同図に示すように、操作表示装置400には、画像形成動作(印刷ジョブ)を開始するためのスタートキー402、画像形成動作を中断するためのストップキー403、数値設定等を行うためのテンキー404〜412,414、ID(identification)キー413、クリア(C)キー415およびリセット(Reset)キー416などが配置されている。また上部には、タッチパネルからなる液晶表示部420が配置され、画面上に各種ソフトウェアキーが表示されている。
画像形成システム1000は、後処理モードとして、ノンソートモード、ソートモード、ステイプルソートモード(綴じモード)および製本モードなどの各種モードを備えている。このような後処理モードの選択設定は、操作表示装置400からのユーザによる入力操作に応じて行われる。ユーザが、たとえば、図3の初期画面上、ソフトウェアキーの1つである「応用モード」キー420aを押すと、「応用モード」キー420aが反転表示された後、図4(a)に示すように、「応用モードの選択」画面が液晶表示部420に表示される。ユーザは、「応用モードの選択」画面に表示された複数のモードのうちのいずれかを操作することで、目的のモードを選択設定することができる。
ここでユーザが、たとえば「パンチ」キー420bを押すと、図4(a)に示すように「パンチ」キー420bが反転表示され、パンチモードが設定される。その後、ユーザが「OK」キー420cを押すと、応用モードの設定が完了し、図3の初期画面が再度表示される。そして、ユーザがスタートキー402を押すと、パンチ処理が開始される。
一方、ユーザが「製本」キー420dを押すと、図4(b)に示すように「製本」キー420dが反転表示された後、「給紙段の設定」画面が表示される。「給紙段の設定」画面には、図4(c)に示すように、各種サイズのシートを収納したカセットのいずれかを選択するキーが表示される。ユーザが、使用するサイズ、たとえばA3のシートが収納されたカセットを選択するキー420eを押した後、「次へ」キー420fを押すと、図4(d)に示すように「中綴じの設定」画面が表示される。
製本モードが選択されると、少なくとも中折りが行われるが、中綴じを行うか否かは、ユーザが選択できるようになっている。このため、製本モードが選択されると、「中綴じの設定」画面が表示される。「中綴じの設定」画面には「中綴じする」キー420gと「中綴じしない」キー420hが表示され、ユーザは「中綴じする」または「中綴じしない」のいずれかを選択する。ユーザが、たとえば「中綴じする」キー420gを押した後、「OK」キー420cを押すと、中綴じ設定が完了し、図3の初期画面が再度表示される。製本モードの設定が完了し、ユーザがスタートキー602を押すと、製本処理が開始される。なお、中綴じ製本モードが設定された場合には、両面モードが自動的に設定される。
なお本実施の形態では、フィニッシャ500は、中綴じ製本が可能なシートとして、搬送方向の長さが279.4mm以上であることを条件にしている。そして、バッファローラ505が巻き付け可能シートのサイズは、前述のように、搬送方向の長さが216mm以下である。したがって、フィニッシャ500により中綴じ製本処理を行う場合には、バッファリング処理を行うことができない。
図5は、画像形成システム1000全体の制御を司るコントローラ800の制御構成を示すブロック図である。
同図に示すように、コントローラ800は、CPU回路部900を備え、CPU回路部900は、CPU(central processing unit)901、ROM(read only memory)902およびRAM(random access memory)903を内蔵する。CPU901は、たとえばROM902に格納された制御プログラムを実行することにより、画像形成システム1000全体、具体的には、各制御部911,921,922,931,941および951を総括的に制御する。RAM903は、制御データを一時的に保持し、また制御に伴う演算処理の作業領域として用いられる。
原稿給送装置制御部911は、原稿給送装置100をCPU回路部900からの指示に基づいて駆動制御する。イメージリーダ制御部921は、スキャナユニット104およびイメージセンサ109などに対する駆動制御を行い、イメージセンサ109から出力されるアナログ画像信号を画像信号制御部922に転送する。
画像信号制御部922は、イメージセンサ109からのアナログ画像信号をデジタル画像信号に変換した後、各種信号処理を施し、このデジタル画像信号をビデオ信号に変換して、プリンタ制御部931に出力する。また、画像信号制御部922は、コンピュータ905から外部インターフェース(I/F)904を介して入力されたデジタル画像信号に各種信号処理を施し、このデジタル画像信号をビデオ信号に変換して、プリンタ制御部931に出力する。この画像信号制御部922による処理動作は、CPU回路部900により制御される。プリンタ制御部931は、入力されたビデオ信号に基づいて露光制御部110を駆動する。
操作表示装置制御部941は、操作表示装置400とCPU回路部900との間で情報のやり取りを行う。操作表示装置400は、各キー402〜416(図3参照)の操作(各ソフトウェアキーの操作も含む)に対応するキー信号をCPU回路部900に出力するとともに、CPU回路部900からの信号に基づいて、対応する情報を液晶表示部420に表示する。
フィニッシャ制御部951は、フィニッシャ500に搭載され、CPU回路部900と情報のやり取りを行うことによってフィニッシャ500全体の駆動制御を行う。
図6は、このフィニッシャ制御部951の制御構成を示すブロック図である。
同図に示すように、フィニッシャ制御部951は、CPU952,ROM953およびRAM954を備えている。フィニッシャ制御部951は、通信IC(integrated circuit)(図示せず)および通信線L1を介して画像形成装置10のCPU回路部900と通信し、ジョブ情報や、シートの受け渡し通知などのデータ交換を行う。そしてフィニッシャ制御部951は、CPU回路部900からの指示に応じて、ROM953に格納されている各種プログラムを実行し、フィニッシャ500の駆動制御を行う。
フィニッシャ500は、前述のようにシートの搬送のために、入口モータM1、バッファモータM2、排紙モータM3、ソレノイドS1〜S3および搬送センサ531〜534を備えている。またフィニッシャ500は、前述のようにソートやパンチ、ステイプルなどの後処理を行うために、束排紙モータM4、前整合モータM5、後整合モータM6、パドルモータM7、揺動モータM8、ステイプルモータM9、ステイプラ移動モータM10、パンチモータM11およびトレイ昇降モータM12を設けている。さらにフィニッシャ500は、前述のように製本処理を行うために、搬送センサ831,832、用紙位置決めモータM13、サドル整合モータM14、サドルステイプルモータM15、折りモータM16、突きモータM17およびコンベアモータM18を備えている。各種モータM1〜M18およびソレノイドS1〜S3の制御は、各種センサ531〜534,831および832からのセンサ出力に基づいて、フィニッシャ制御部951によってなされるので、フィニッシャ制御部951には、各種モータM1〜M18、ソレノイドS1〜S3および各種センサ531〜534,831,832が接続されている。
画像形成システム1000は、「交互循環」(第2の両面画像形成処理)と「ブロック循環」(第1の両面画像形成処理)の2種類の両面画像形成処理(両面循環方式)を備え、所定の条件に応じて、この2種類の両面画像形成処理のいずれかに切り替える。以下、
給 紙 元 :下段カセット115(用紙サイズ:A3);
印刷 枚数 :3枚×3部;
後処理モード:ノンソートモード;
という印刷ジョブが指示されたとして、「交互循環」と「ブロック循環」の各両面画像形成処理を説明する。
まず、「交互循環」の両面画像形成処理について、図7(a)および図8A〜図8Dを用いて説明する。
図7は、上記印刷ジョブが指示された場合に、転写部116がシートにトナー像を転写するスケジュールの一例を示す図であり、同図中、横軸が時間を示している。そして、図7(a)は「交互循環」が選択されたときのスケジュールを示し、図7(b)は「ブロック循環」が選択されたときのスケジュールを示している。
図7中の各ブロック内にそれぞれ記載されている“m−n”(ただし、m,nは、1〜3のいずれかの整数)は、各部が3枚のシートからなる3部のシート束のうち、m部目のシート束のn枚目のシートを示している。そして、「1面目」は、対応するシートの第1面目を示し、「2面目」は、対応するシートの第2面目を示している。
図8A〜図8Dは、「交互循環」が選択されたときに、画像形成装置10内の搬送路を搬送中のシートの様子を示す図である。図8A〜図8D中のシートm−n(k)(ただし、m,nは、1〜3のいずれかの整数;kは、1,2のいずれかの整数)は、画像形成の対象がm部目のシート束のn枚目のシートの第k面目であることを示している。なお「画像形成の対象」は、本実施の形態では、画像形成をこれから行うものに限らず、画像形成がなされたものも含むとする。
「交互循環」が開始されると、まず図8Aに示すように、下段カセット115からシートが第2の所定の枚数だけ、つまり3枚だけ連続して給紙され、各シートの第1面(1面目)にそれぞれ画像が形成される。
そして、1面目に画像形成がなされた1枚目のシートが再給紙パス124に戻ってくると、それ以降、図8Bに示すように、画像形成パス120へ搬送させるシートを、画像形成の対象が第1面であるものと、第2面であるものとを1枚ずつ交互に切り替えて搬送するように、再給紙パス124からのシートの再搬送と下段カセット115からの給紙が制御される。
その後は、図8Cに示すように、1面目と2面目の両面に画像形成されたシートは、フィニッシャ500に向けて搬送され、1面目にのみ画像形成されたシートは、反転パス122から両面反転パス123に向けて搬送される。
そして図8Dに示すように、シートが、印刷ジョブで指定された枚数だけ、つまり3枚×3部=9枚(複数枚数)だけ、下段カセット115から給紙されるまで繰り返される。
「交互循環」では、図7(a)に示すように、1部目の3枚(第2の所定枚数)のシートの1面目に連続して画像形成がなされた後、1部目の1枚目のシートの2面目“1−1(2面目)”に画像形成がなされ、それ以降は、1面目への画像形成と2面目への画像形成が交互になされる。そして、3部目の3枚目のシートの1面目“3−3(1面目)”への画像形成がなされると、3部目の3枚(第2の所定枚数)のシートの2面目に連続して画像形成がなされる。このとき、転写部116がシートに画像形成する間隔(以下「画像形成間隔」という)を“Ts”とすると、下流のフィニッシャ500へシートが排出される間隔(以下「シート排出間隔」という)Tpは、
Tp =Ts ×2
となる。
次に、「ブロック循環」の両面画像形成処理について、図7(b)および図9A〜図9Dを用いて説明する。
図9A〜図9Dは、「ブロック循環」が選択されたときに、画像形成装置10内の搬送路を搬送中のシートの様子を示す図である。
「ブロック循環」が開始されると、まず図9Aに示すように、下段カセット115から連続して複数枚、たとえば3枚(第1の所定枚数)のシートが給紙され、各シートの第1面(1面目)にそれぞれ画像が形成される。
そして、1面目に画像形成がなされたシート群(ブロック)の先頭のシートが、定着器117、反転パス122および両面反転パス123を経て、再給紙パス124に到達した時点で、下段カセット115からの連続給紙が停止される。
その後、図9Bに示すように、1面目に画像が形成された1枚目のシートが、再給紙パス124から画像形成パス120に再搬送され、その第2面(2面目)に画像が形成され、フィニッシャ500に搬送される。
このように、第1の所定枚数のシートからなるシート群に対する両面印刷において、第1の所定枚数の最後のシートが再給紙パス124から画像形成パス120に搬送されると、図9Cに示すように、次の第1の所定枚数のシート群に対する両面印刷を開始するべく、下段カセット115から次の第1の所定枚数のシート群の最初のシートが給紙される。
それ以降、図9Dに示すように、第1の所定枚数を1群として両面印刷が繰り返される。
「ブロック循環」では、図7(b)に示すように、第1の所定枚数のシートの各第1面(1面目)に連続して画像形成がなされると、第1の所定枚数の最後のシートの1面目“1−3(1面目)”の次に1枚目のシートの第2面(2面目)“1−1(2面目)”に画像形成がなされ、第1の所定枚数の最後のシートの2面目“1−3(2面目)”の次に次の第1の所定枚数のシートの1面目“2−1(1面目)”に画像形成がなされる。
そして、第1の所定枚数の最後のシートと次の第1の所定枚数のシートとの間隔が、それ以前のシート間隔よりも広くなるように給紙タイミングが制御される。
このとき、転写部116がシートに画像形成する間隔、つまり「画像形成間隔」を“Ts”とすると、循環の切れ目でない時点におけるシート排出間隔Tp1と、循環の切れ目の時点におけるシート排出間隔Tp2は、
Tp1 = Ts
Tp2 = Ts ×(N+1)
となる。なお、循環の切れ目でない時点におけるシート排出間隔Tp1とは、第1の所定枚数のシートの第2面への連続した像形成を行っているときの第1の所定枚数のシートの排出間隔である。また、循環の切れ目の時点におけるシート排出間隔Tp2とは、第1の所定枚数の最後のシートから次の第1の所定枚数の最初のシートまでの排出間隔である。ただし“N”は、循環枚数を示している。なお、循環枚数N>1群を構成するシート枚数の場合には、循環枚数Nは、1群を構成するシート枚数となる。
つまり、1群を3枚のシートとして、ブロック循環を行った場合には、1群目の3枚目“1−3”のシートと、2群目の1枚目“2−1”のシートとの排紙間隔は、Tp2 =4Tsとなり、「交互循環」が選択されたときのシート排紙間隔Tpの2倍となる。
図10は、画像形成装置10、特にCPU回路部900のCPU901が実行する両面印刷のシートの循環方式選択処理の手順を示すフローチャートである。
同図において、まずCPU901は、画像形成ジョブ(印刷ジョブ)を受信するまで待ち(ステップS1)、印刷ジョブを受信すると、当該印刷ジョブによって両面印刷が指示されたかどうかを判定する(ステップS2)。その判定の結果、片面印刷が指示された場合には、CPU901は、本循環方式選択処理を終了する一方、両面印刷が指示された場合には、CPU901は、処理をステップS3に進める。
ステップS3では、CPU901は、当該印刷ジョブによって、印刷すべき各シート束の構成シート枚数として、複数枚が指示されているかどうかを判定する。この判定の結果、各シート束の構成シート枚数として1枚が指示されている場合には、CPU901は、循環方式を「交互循環」に設定した(ステップS10)後、本循環方式選択処理を終了する。
一方、ステップS3の判定の結果、各シート束の構成シート枚数として複数枚が指示されている場合には、CPU901は、処理をステップS4へ進める。
ステップS4では、CPU901は、印刷対象シートのサイズから、各シートについての画像形成間隔Tsを算出する。たとえば、A3サイズのシートに30PPM(page per minute)の印刷速度で画像を形成する場合には、画像形成間隔Ts=2000(msec)というように算出する。この画像形成間隔Tsは、前記RAM903に保管する。なお、画像形成間隔Tsを算出して設定する方法に限らず、シートサイズと画像形成間隔とを対応付けたテーブルを予め用意して前記ROM902に記憶させておき、このテーブルから印刷対象シートに対応する画像形成間隔を読み出して、画像形成間隔Tsに設定するようにしてもよい。
続くステップS5では、CPU901は、前記ステップS1で受信した印刷ジョブによって示される後処理モードから、後処理シート間隔Tpdを算出する。後処理シート間隔Tpdは、シート1枚ごとの後処理間隔である。この後処理シート間隔Tpdは、RAM903に保管する。後処理シート間隔Tpdは、算出して設定する方法に限らず、後処理モードと後処理シート間隔とを対応付けたテーブルを予め用意してROM902に記憶させておき、このテーブルから印刷ジョブによって示される後処理モードに対応する後処理シート間隔を読み出して、後処理シート間隔Tpdに設定するようにしてもよい。あるいは、前記通信線L1(図6参照)を介してフィニッシャ制御部951から取得した後処理シート間隔を後処理シート間隔Tpdに設定するようにしてもよい。
続くステップS6では、CPU901は、ステップS1で受信した印刷ジョブによって示される後処理モードから、後処理シート束間隔Tbdを算出する。この後処理シート束間隔Tbdは、RAM903に保管する。後処理シート束間隔Tbdは、シート束1部ごとの後処理間隔である。後処理シート束間隔Tbdも同様に、ROM902に予め記憶されたテーブルから読み出して設定してもよいし、あるいは、通信線L1を介してフィニッシャ制御部951から取得して設定してもよい。
そしてCPU901は、RAM903に保管された後処理シート間隔Tpdと、前記「ブロック循環」における循環の切れ目でない時点におけるシート排出間隔Tp1(=Ts)を比較し(ステップS7)、Tpd>Tp1(=Ts)であれば、循環方式を「交互循環」に設定する(ステップS10)。一方、Tpd≦Tp1(=Ts)であれば、CPU901は、処理をステップS8へ進める。
ステップS8では、CPU901は、RAM903に保管された後処理シート束間隔Tbdと、前記「ブロック循環」における循環の切れ目の時点におけるシート排出間隔Tp2(=Ts × (N+1))を比較し、Tbd ≧Tp2(=Ts × (N+1))であれば、循環方式を「交互循環」に設定する(ステップS10)。一方、Tbd <Tp2(=Ts × (N+1))であれば、CPU901は、循環方式を「ブロック循環」に設定する(ステップS9)。その後、CPU901は、本循環方式選択処理を終了する。
ステップS9またはS10で設定された循環方式は、本循環方式選択処理が終了する前に、RAM903に保管される。このようして設定された循環方式に従って、順次、画像形成が行われる。
パンチモードのように、シート1枚毎に後処理を行うモードでは、後処理シート間隔Tpdが大きくなり、また、後処理シート束間隔Tbdは後処理シート間隔Tpdと同じになる。一方、中綴じ製本モードのように、シート束(1部)毎に後処理を行うモードでは、後処理シート束間隔Tbdは大きくなるものの、後処理シート間隔Tpdは大きくならない。
印刷ジョブとして、シートサイズ:A3;印刷対象面:両面;印刷枚数:3枚×3部;後処理モード:パンチモード;というジョブが指示された場合、CPU901は、後処理シート間隔Tpdおよび後処理シート束間隔Tbdをそれぞれ、次のように算出して設定する。
Tpd =Ts ×1.3
Tbd =Tpd
一方、印刷ジョブとして、シートサイズ:A3;印刷対象面:両面;印刷枚数:3枚×3部;後処理モード:中綴じ製本モード;というジョブが指示された場合、CPU901は、後処理シート間隔Tpdおよび後処理シート束間隔Tbdをそれぞれ、次のように算出して設定する。
Tpd =Ts
Tbd =Ts ×3
パンチモードの指定された印刷ジョブが指示された場合には、図10の循環方式選択処理のステップS7の判定で、Tpd>Tp1となるため、処理はステップS7からステップS10へ進み、循環方式として「交互循環」が設定される。
一方、中綴じ製本モードの指定された印刷ジョブが指示された場合には、循環方式選択処理のステップS7の判定で、Tpd≦Tp1となるため、処理はステップS7からステップS8へ進む。そして、ステップS8において、
Tp2 = Ts ×(N+1)
= Ts ×4
である結果、Tbd <Tp2となるため、処理はステップS8からステップS9へ進み、循環方式として「ブロック循環」が設定される。
図11は、中綴じ製本モードが指定された場合に、転写部116がシートにトナー像を転写するスケジュールの一例を示す図である。同図(a)は「交互循環」が選択されたときのスケジュールを示し、同図(b)は「ブロック循環」が選択されたときのスケジュールを示している。
「交互循環」が選択されると、前記図7(a)に示すように、“1−3(2面目)”のシートと“2−1(2面目)”のシートとのシート間隔は、シート排出間隔Tp (=2Ts )しか空いていない。このため、図11(a)に示すように、“1−3(2面目)”のシートから後処理シート束間隔Tbd(=Ts ×3)だけシート間隔が空くように、ローラ119によって“2−1(2面目)”のシートを“Tbd −2Ts”だけ待機させる必要がある。この結果、その待機時間“Tbd −2Ts”分、シート出力の生産性が低下する。
この場合、「ブロック循環」では、前記図7(b)に示すように、“1−3(2面目)”のシートと“2−1(2面目)”のシートとのシート間隔は、シート排出間隔Tp2(=Ts×4)だけ空いており、この時間“Ts ×4”は、後処理シート束間隔Tbdより大きい。したがって、“2−1(2面目)”のシートをローラ119によって待機させる必要はない。このような印刷ジョブでは、この時間分だけ「ブロック循環」の方の生産性が向上することになる。これは、A3サイズのシートをバッファリング処理できるフィニッシャにおいて、A3サイズのシートを2枚、バッファリング処理したときに奏するシート出力の生産性向上効果と同じである。
なお、1部のシート束を構成するシート枚数が、循環枚数Nで割り切れない場合には、循環枚数を変更するようにしてもよい。本実施の形態では、循環枚数Nとして、最大で3枚としているが、たとえば、1部が5枚のシートによって構成される場合には、3枚循環+2枚循環としてもよい。また、1部が4枚のシートによって構成される場合には、2枚循環+2枚循環としてもよい。
あるいは、1部を構成する枚数が、循環枚数Nで割り切れる場合のみ「ブロック循環」を選択し、それ以外は「交互循環」を選択するようにしてもよい。
10 画像形成装置
104 スキャナユニット
110 露光制御部
111 感光ドラム
113 現像器
117 定着部
119 ローラ
200 イメージリーダ
300 プリンタ
500 フィニッシャ
800 コントローラ
900 CPU回路部
951 フィニッシャ制御部
1000 画像形成システム

Claims (6)

  1. シートを収納する収納手段と、
    シートに画像を形成する画像形成手段と、
    シートの第1面に画像を形成するように前記収納手段からシートを前記画像形成手段に搬送するとともに、前記第1面に画像が形成されたシートを、前記第1面と異なる第2面にも画像を形成するように前記画像形成手段に再搬送する搬送手段と、
    前記画像形成手段によって画像が形成されたシートに対して後処理を行う後処理装置を接続する接続手段と、
    前記接続手段によって接続される後処理装置に行わせる後処理の内容を取得する取得手段と、
    複数枚のシートの前記第1面および前記第2面の両面に画像を形成する場合に、前記収納手段から搬送される第1の所定枚数のシートの第1面への画像形成を連続して行った後、再搬送される第1面に画像形成された前記第1の所定枚数のシートの第2面への画像形成を連続して行う画像形成を繰り返す第1の両面画像形成処理と、前記収納手段から搬送される第2の所定枚数のシートの第1面への画像形成を連続して行った後、再搬送される第1面に画像形成されたシートの第2面への画像形成と前記収納手段から搬送される別のシートの第1面への画像形成とを交互に行う画像形成を繰り返し、最後に再搬送される前記第2の所定枚数のシートの第2面への画像形成を連続して行う第2の両面画像形成処理とのいずれかで両面画像形成処理を実行させる制御手段と、
    両面画像形成処理を行う場合に、前記取得手段によって取得された後処理の内容に基づいて前記第1の両面画像形成処理と前記第2の両面画像形成処理の一方を選択する選択手段と
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記選択手段は、前記第1の両面画像形成処理において前記第1の所定枚数のシートの第2面への画像形成が連続して行われる場合のシートのシート排出間隔Tp1と、シート1枚ごとに前記後処理を行う際の各シートの間隔である後処理シート間隔Tpdと、前記第1の所定枚数の最後のシートと次の前記第1の所定枚数の最初のシートのシート排出間隔Tp2と、複数枚のシートからなる各シート束に対して前記後処理を行う際の各シート束の間隔である後処理シート束間隔Tbdとに基づいて、第1の両面画像形成処理と前記第2の両面画像形成処理のいずれかを選択することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記選択手段は、前記シート排出間隔Tp1が前記後処理シート間隔Tpdよりも小さい場合には、前記第2の両面画像形成処理を選択することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記選択手段は、前記後処理シート間隔Tpdが前記シート排出間隔Tp1以下であり、且つ、前記シート排出間隔Tp2が前記後処理シート束間隔Tbdよりも大きい場合には、前記第1の両面画像形成処理を選択する一方、前記後処理シート間隔Tpdが前記シート排出間隔Tp1以下であり、且つ、前記後処理シート束間隔Tbdが前記シート束排出間隔Tp2以上である場合には、前記第2の両面画像形成処理を選択することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 1部を構成するシートの枚数が1枚である場合、前記選択手段は、前記第2の両面画像形成処理を選択することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記後処理シート間隔Tpdおよび前記後処理シート束間隔Tbdは前記後処理装置から取得されることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
JP2012159601A 2012-07-18 2012-07-18 画像形成装置 Withdrawn JP2014021268A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012159601A JP2014021268A (ja) 2012-07-18 2012-07-18 画像形成装置
KR1020130080759A KR20140011261A (ko) 2012-07-18 2013-07-10 후처리 장치로 시트를 배출하는 화상 형성 장치 그리고 화상 형성 시스템
US13/943,017 US20140023417A1 (en) 2012-07-18 2013-07-16 Image forming apparatus that discharges sheets to post-processing apparatus, and image forming system
EP13176814.5A EP2687915A2 (en) 2012-07-18 2013-07-17 Image forming apparatus for discharging sheets to post-processing apparatus, and image forming system
CN201310303262.0A CN103576488B (zh) 2012-07-18 2013-07-18 将薄片排出至后处理设备的图像形成设备及系统

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012159601A JP2014021268A (ja) 2012-07-18 2012-07-18 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014021268A true JP2014021268A (ja) 2014-02-03
JP2014021268A5 JP2014021268A5 (ja) 2015-09-10

Family

ID=48793082

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012159601A Withdrawn JP2014021268A (ja) 2012-07-18 2012-07-18 画像形成装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20140023417A1 (ja)
EP (1) EP2687915A2 (ja)
JP (1) JP2014021268A (ja)
KR (1) KR20140011261A (ja)
CN (1) CN103576488B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10118420B2 (en) 2016-08-10 2018-11-06 Canon Kabushiki Kaisha Conveyance apparatus, control method, and non-transitory computer-readable medium storing a program for controlling an interval between a print medium to be used for single-sided printing and a print medium to be used for double-sided printing
JP2019018416A (ja) * 2017-07-13 2019-02-07 キヤノン株式会社 記録装置及びその記録制御方法

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6361605B2 (ja) * 2015-08-10 2018-07-25 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 シート処理装置、画像形成システム
US20180345693A1 (en) 2017-05-30 2018-12-06 Océ Holding B.V. Waste reduction in sheet printing systems
EP3480024B1 (en) * 2017-11-07 2020-05-13 Canon Production Printing Holding B.V. Printing system

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3415708B2 (ja) 1995-08-09 2003-06-09 キヤノンファインテック株式会社 シート積載装置及びそれを備えた画像形成装置
JP2000019792A (ja) * 1998-07-06 2000-01-21 Canon Inc 画像形成装置
JP2003337508A (ja) * 2002-05-20 2003-11-28 Canon Inc 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法
JP2010273022A (ja) * 2009-05-20 2010-12-02 Canon Inc 画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP2012098376A (ja) * 2010-10-29 2012-05-24 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及び制御方法
JP5522401B2 (ja) * 2010-12-21 2014-06-18 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10118420B2 (en) 2016-08-10 2018-11-06 Canon Kabushiki Kaisha Conveyance apparatus, control method, and non-transitory computer-readable medium storing a program for controlling an interval between a print medium to be used for single-sided printing and a print medium to be used for double-sided printing
JP2019018416A (ja) * 2017-07-13 2019-02-07 キヤノン株式会社 記録装置及びその記録制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP2687915A2 (en) 2014-01-22
CN103576488A (zh) 2014-02-12
CN103576488B (zh) 2016-01-20
US20140023417A1 (en) 2014-01-23
KR20140011261A (ko) 2014-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7584948B2 (en) Sheet processing apparatus and control method therefor
JP3937947B2 (ja) 挿入シートの供給装置、供給方法および画像形成装置、画像形成方法
US8714538B2 (en) Sheet stacking apparatus
US8727331B2 (en) Sheet buffer apparatus, post-processing apparatus, control method, and image forming apparatus
JPH11130328A (ja) シート処理装置
JP2010026506A (ja) インサータ及び画像形成システム
JP2009120398A (ja) シート処理装置及び画像形成装置
JP2014021268A (ja) 画像形成装置
JP3728244B2 (ja) 画像形成装置
JP5888987B2 (ja) シート後処理装置およびその制御方法
JP4307428B2 (ja) シート処理装置及び画像形成装置
JP2008094570A (ja) 画像形成システム
JP2007045580A (ja) シート給送装置及びシートインサート装置
JP2007119123A (ja) 画像形成システム
JP2007076850A (ja) シート挿入装置を備えた画像形成システム
JP3839981B2 (ja) 画像形成装置および製本化方法
JP5522922B2 (ja) シート搬送装置、シート処理装置及び画像形成装置
JP5578933B2 (ja) シート処理装置及び画像形成システム
JP2004045464A (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP2003160272A (ja) 画像形成装置
JP2004035207A (ja) 挿入シートの供給装置、シート処理装置、および画像形成装置
JP2005219829A (ja) シート積載機構、シート後処理装置、及びそれらを備えた画像形成装置
JP2004035228A (ja) シート搬送装置および画像形成システム
JP2004035227A (ja) シート搬送装置および画像形成システム
JP2003095519A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150721

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150721

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20160127