JP2004035207A - 挿入シートの供給装置、シート処理装置、および画像形成装置 - Google Patents

挿入シートの供給装置、シート処理装置、および画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004035207A
JP2004035207A JP2002196480A JP2002196480A JP2004035207A JP 2004035207 A JP2004035207 A JP 2004035207A JP 2002196480 A JP2002196480 A JP 2002196480A JP 2002196480 A JP2002196480 A JP 2002196480A JP 2004035207 A JP2004035207 A JP 2004035207A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
feed
image
paper
roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002196480A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirosuke Obuchi
大渕 裕輔
Takeshi Moriyama
森山 剛
Takayuki Fujii
藤井 隆行
Yuzo Matsumoto
松本 祐三
Koji Shimizu
清水 孝治
Masaharu Nemura
根村 雅晴
Norifumi Miyake
三宅 範書
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2002196480A priority Critical patent/JP2004035207A/ja
Publication of JP2004035207A publication Critical patent/JP2004035207A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
  • Conveyance By Endless Belt Conveyors (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Abstract

【課題】挿入シートが重送された場合にも、時間、電力、工数等の無駄を生じることなく、挿入シートを1枚ずつ分離して供給することができる挿入シートの供給装置、シート処理装置、および画像形成装置を提供すること。
【解決手段】トレイ250上の挿入シート251を搬送ローラ253と分離ローラ254とによって1枚ずつ分離して供給し、挿入シート251が1枚ずつ分離されずに重送されたときに、その重送の挿入シート251をUターンパス259を通してサブトレイ265上に搬送してから、再度、搬送ローラ253と分離ローラ254とによって1枚ずつ分離して供給する。
【選択図】    図21

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シート群における所定位置に挿入される挿入シートを供給する挿入シートの供給装置と、その供給装置を備えたシート処理装置と、そのシート処理装置を備えた画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、複写機などの画像形成装置においては、表紙モード,合紙モードなどのモードが設定されている。これらのモードでは、連続的に画像を形成する複数枚の用紙(以下、単に「シート」ともいう)の先頭頁、最終頁または途中頁に、画像形成装置に設けられたカセット、又は、給紙用のトレイから供給された用紙(挿入シート)を挿入することが可能である。そのため、単一の給紙段から給紙される挿入シートだけではなく、具体的には、他の給紙段から給紙される“表紙”、“合紙”、“裏表紙”としての挿入シートの挿入処理が可能である。また、挿入シートを載置する特殊のトレイから、その挿入シートを給紙することで、それを同様に挿入処理することも可能である。挿入シートの挿入処理は、単なるシート搬送動作であるため、用紙束(シート群)に対する挿入シートの挿入位置、および挿入枚数を任意に設定することができる。そして、この挿入シートが挿入された用紙束に対しては、画像形成装置本体に装着されたフィニッシャ等において、用紙束としての加工、つまり、用紙束の排出処理、綴じ処理、折り処理、製本処理などの後処理を施すことができる。
【0003】
以下、“表紙”、“合紙”、“裏表紙”に、挿入シート段から給紙されるシートを挿入する動作モードを総じて“合紙モード”ともいう。
【0004】
挿入シートをカセットから供給する方法では、この挿入シートの挿入タイミングに合わせて、画像が形成される用紙(シート)と同じ搬送路に、カセットからの挿入シートを給紙する。その搬送路を経て挿入シートは排紙される。その搬送路の途中には定着部が配置されており、挿入シートは用紙と同様に定着部を通過する。
【0005】
その挿入シートとして、カラー画像が印刷された原稿が用いられる場合には、その挿入シートが定着部を通過する際に熱圧を受けると、その印刷画像の品位が損なわれることがある。近年、パソコンの普及によりカラー画像が増加し、挿入シートとしてカラーコピー紙/カラープリント紙が用いられる場合が多くなっている。このようなカラーコピー紙をカセットから供給すると、このカラーコピー紙の表面に付着したオイルなどの影響により給紙機構の搬送機能が低下し、用紙の搬送に対する信頼性が著しく低下することがある。
【0006】
また、近年においては、挿入シートフィーダをフィニッシャ(後処理装置)に設け、このフィニッシャから挿入シートを供給するものが出現している。この種の装置としては、例えば、特開昭60−180894号公報、特開昭60−191932号公報、特開昭60−204564号公報などに記載のものがある。これらに記載の装置では、具体的には、挿入シートを所望のタイミングで挿入シートフィーダからフィニッシャに供給し、その挿入シートをフィニッシャ内の中間トレイに搬送して積載する。画像形成装置本体から排紙された用紙もフィニッシャ内に導き、中間トレイに搬送して積載する。このような動作を行う場合には、挿入シートフィーダの収納部において、予め、画像内容に応じて挿入シートの頁順を合わせておき、それをシート束の部数分積み重ねておく必要がある。挿入シートフィーダを用いて合紙モードを利用する場合には、挿入シートフィーダから給紙される挿入シートが1枚1枚確実にフィニッシャ内に給紙されなければならない。挿入シートは、その紙/画像の種類が多様なため、自動で分離/搬送する動作を行う際に、その安定性の点において転写紙との違いが生じる。例えば、挿入シートフィーダにて1枚給紙されるはずの挿入シートが2枚同時に給紙されてしまう、いわゆる“重送”が発生する場合がある。その場合には、その重送の発生以降に作成される用紙束の順序が狂ってしまう。
【0007】
このような問題の対策として、例えば、挿入シートの厚さ等の情報により、挿入シートフィーダから給紙される挿入シートが重送されていないか否かを自動的に判断する装置が開発されている。この種の装置としては、重送が検知された場合に、直ちに挿入シートの挿入処理を中断して、ユーザにジャム処理を行わせる装置や、重送が検知されたときに処理中の用紙を不良用のスタッカへ排出して、挿入シートの挿入処理を継続して行う装置が一般的であった。
【0008】
【本発明が解決しようとする課題】
しかしながら、挿入シートの重送が検知されたときに直ちに挿入処理を中断する装置の場合には、重送による不良品の製作は行わないものの、ユーザは、ジャム処理を行ってから装置を再度起動し直さなければならず、その間の時間が生産性の悪化を招いてしまうという問題がある。また、挿入シートの重送が検知されたときに、処理中の用紙を不良品スタッカへ排出する装置の場合には、重送が発生した回数分だけ、用紙の不良品が生じることになる。ユーザは、そのように不良品スタッカへ排出された用紙の中から、必要な合紙を抽出した後に、不良品スタッカに排出された用紙分の画像記録を行わなければならない。そのため、無駄な時間、電力、工数が必要になだけでなく、合紙の間に挟まれる用紙(複写用紙など)が無駄になるという問題があった。
【0009】
本発明の目的は、挿入シートが重送された場合にも、時間、電力、工数等の無駄を生じることなく、挿入シートを1枚ずつ分離して供給することができる挿入シートの供給装置、シート処理装置、および画像形成装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の挿入シートの供給装置は、シート群における所定位置に挿入される挿入シートを供給する挿入シートの供給装置において、前記挿入シートを積載する挿入シート積載手段と、前記挿入シート積載手段から供給される前記挿入シートを1枚ずつ分離する挿入シート分離手段と、前記挿入シート分離手段によって分離された前記挿入シートの重送を検知するための重送検知手段と、前記重送検知手段によって重送が検知された前記挿入シートを1枚ずつ分離してから供給する重送シート分離供給手段と、を備えたことを特徴とする。
【0011】
本発明のシート処理装置は、本発明の挿入シート供給手段と、前記挿入シート供給手段から供給された前記挿入シートを複数のシート群の所定位置に挿入する手段と、を備えたことを特徴とする。
【0012】
本発明の画像形成装置は、本発明のシート処理装置と、前記シート群を形成するシートに画像を形成する手段と、を備えたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づき詳細に説明する。
【0014】
(装置全体の機械的な構成)
図1は、本例の画像形成装置における主要部の構成を示す縦断面図である。
【0015】
本例の画像形成装置は、画像形成装置本体10と、折り装置400と、フィニッシャ500とから構成され、画像形成装置本体10は、原稿画像を読取るイメージリーダ200とプリンタ300を備える。
【0016】
イメージリーダ200には、原稿給送装置100が搭載されている。原稿給送装置100は、原稿トレイ上に上向きにセットされた所望枚数の原稿を先頭頁から順に1枚ずつ左方向へ給紙し、湾曲したパスを介して、その原稿をプラテンガラス102上にて左から右に搬送して、原稿の流し読取り位置を通過させてから、外部の排紙トレイ112に向けて排出する。この原稿がプラテンガラス102上の流し読取り位置を左から右へ向けて通過するときに、この原稿の画像は、流し読取り位置に対応する位置に保持されたスキャナユニット104により読取られる。この読取り方法は、一般的に、原稿流し読みと呼ばれる。具体的には、原稿が流し読取り位置を通過する際に、原稿の読取り面(画像の記録面)にスキャナユニット104のランプ103の光が照射され、その原稿からの反射光がミラー105、106、107を介してレンズ108に導かれる。このレンズ108を通過した光は、イメージセンサ109の撮像面に結像する。
【0017】
このように流し読取り位置を左から右へ通過するように原稿を搬送することによって、原稿の搬送方向に対して直交する方向を主走査方向とし、搬送方向を副走査方向とする原稿読取り走査が行われる。すなわち、原稿が流し読取り位置を通過する際に、原稿画像を主走査方向に1ライン毎にイメージセンサ109で読取りながら、原稿を副走査方向に搬送することによって、原稿画像全体の読取りが行われる。そして、光学的に読取られた画像は、イメージセンサ109によって画像データに変換されて出力される。イメージセンサ109から出力された画像データは、後述する画像信号制御部202において所定の処理が施された後に、プリンタ300の露光制御部110にビデオ信号として入力される。
【0018】
なお、原稿給送装置100により原稿をプラテンガラス102上に搬送して所定位置に停止させ、この状態でスキャナユニット104を左から右へ走査させることにより原稿画像を読取ることも可能である。この読取り方法は、いわゆる原稿固定読みと呼ばれる。
【0019】
原稿給送装置100を使用しないで原稿を読取る場合には、まず、ユーザが原稿給送装置100を持ち上げて、原稿をプラテンガラス102上に載置する。そして、スキャナユニット104を左から右へ走査させることにより、原稿画像の読取りを行う。したがって、原稿給送装置100を使用しないで原稿を読取るときには、原稿固定読みが行われる。
【0020】
プリンタ300の露光制御部110は、入力されたビデオ信号に基づきレーザ光を変調して出力する。そのレーザ光は、ポリゴンミラー110aにより走査されながら、感光ドラム111上に照射される。感光ドラム111には、走査されたレーザ光に応じた静電潜像が形成される。ここで、露光制御部110は、後述するように、原稿固定読み時には、正しい画像(鏡像でない画像)が形成されるようにレーザ光を出力する。
【0021】
感光ドラム111上の静電潜像は、現像器113から供給される現像剤によって現像剤像として可視像化される。また、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、各カセット114、115、手差給紙部125、または両面搬送パス124から用紙(シート)が給紙され、この用紙が感光ドラム111と転写部116との間に搬送される。感光ドラム111に形成された現像剤像は、給紙された用紙上に転写部116により転写される。
【0022】
現像剤像が転写された用紙は定着部117に搬送され、定着部117は、その用紙を熱圧することによって、その用紙上に現像剤像を定着させる。定着部117を通過した用紙は、フラッパ121および排出ローラ118を経て、プリンタ300から外部(折り装置400)に向けて排出される。
【0023】
ここで、用紙をその画像形成面が下向きになる状態(フェイスダウン)で排出するときには、定着部117を通過した用紙を、フラッパ121の切換動作により一旦反転パス122内に導く。そして、その用紙の後端がフラッパ121を通過した後に、その用紙をスイッチバックさせて、排出ローラ118によりプリンタ300から排出する。以下、この排紙形態を反転排紙と呼ぶ。この反転排紙は、原稿給送装置100を使用して読取った画像を用紙に形成するとき、またはコンピュータから出力された画像を用紙に形成するときなどのように、先頭頁から順に画像形成するときに行われ、その排紙後の用紙順序は正しい頁順になる。
【0024】
また、手差給紙部125からOHPシートなどの硬い用紙を給紙して、その用紙に画像を形成したときには、その用紙を反転パス122に導くことなく、その用紙の画像形成面を上向きにした状態(フェイスアップ)で排出ローラ118により排出する。
【0025】
さらに、用紙の両面に画像形成を行う両面記録モードが設定されている場合には、フラッパ121の切換動作により用紙を反転パス122に導いた後に、その用紙を両面搬送パス124へ搬送する。その両面搬送パス124へ導かれた用紙は、上述したタイミングで感光ドラム111と転写部116との間に再度給紙される。
【0026】
プリンタ300から排出された用紙は折り装置400に送られる。この折り装置400は、用紙をZ形に折りたたむ処理を行う。例えば、用紙がA3サイズやB4サイズであってかつ折り処理が指定されている場合には、折り装置400にて用紙の折り処理を行い、それ以外の場合には、プリンタ300から排出された用紙は折り装置400を通過してフィニッシャ500に送られる。このフィニッシャ500には、画像が形成された用紙の間に挿入するための表紙、合紙などの特殊用紙(挿入シート)を給送するインサータ900が設けられている。フィニッシャ500は、製本処理、綴じ処理、穴あけなどの各後処理を行う。
【0027】
(装置全体の制御系の構成)
次に、本画像形成装置全体の制御を司るコントローラの構成について、図2を参照しながら説明する。図2は、図1の画像形成装置全体の制御を司るコントローラの構成を示すブロック図である。
【0028】
コントローラはCPU回路部150を有している。そのCPU回路部150は、CPU(図示せず)、ROM151、RAM152を内蔵しており、ROM151に格納されている制御プログラムにより、各ブロック部101、153、201、202、209、301、401、501を総括的に制御する。RAM152は、制御データを一時的に保持したり、制御に伴う演算処理の作業領域として用いられる。
【0029】
原稿給送装置制御部101は、原稿給送装置100をCPU回路部150からの指示に基づいて駆動制御する。イメージリーダ制御部201は、上述のスキャナユニット104、イメージセンサ109などに対する駆動制御を行い、イメージセンサ109から出力されたアナログ画像信号を画像信号制御部202に転送する。
【0030】
画像信号制御部202は、イメージセンサ109からのアナログ画像信号をデジタル信号に変換してから各処理を施し、その後のデジタル信号をビデオ信号に変換してプリンタ制御部301に出力する。また、画像信号制御部202は、コンピュータ210から外部I/F209を介して入力されたデジタル画像信号に各種処理を施し、このデジタル画像信号をビデオ信号に変換してプリンタ制御部301に出力する。この画像信号制御部202による処理動作は、CPU回路部150により制御される。プリンタ制御部301は、入力されたビデオ信号に基づき上述の露光制御部110を駆動する。
【0031】
操作部153は、画像形成に関する各種機能を設定する複数のキー、設定状態を示す情報を表示するための表示部などを有し、各キーの操作に対応するキー信号をCPU回路部150に出力するとともに、CPU回路部150からの信号に基づいて、対応する情報を表示部に表示する。
【0032】
折り装置制御部401は折り装置400に搭載され、CPU回路部150と情報のやり取りを行うことによって、折り装置全体の駆動制御を行う。また、フィニッシャ制御部501はフィニッシャ500に搭載され、CPU回路部150と情報のやり取りを行うことによって、フィニッシャ全体の駆動制御を行う。このフィニッシャ500の制御内容については後述する。
【0033】
(折り部)
次に、折り装置400の構成について図3を参照しながら説明する。図3は、図1の折り装置400およびフィニッシャ500の構成を示す図である。
【0034】
折り装置400は、プリンタ300から排出された用紙を導入して、それをフィニッシャ500側に導くための折り搬送水平パス402を有する。折り搬送水平パス402上には、搬送ローラ対403および搬送ローラ対404が設けられている。また、折り搬送水平パス402の出口部(フィニッシャ500側)には、折りパス選択フラッパ410が設けられている。この折りパス選択フラッパ410は、折り搬送水平パス402上の用紙を折りパス420またはフィニッシャ側500に導くための切換動作を行う。
【0035】
折り処理を行う場合には、折りパス選択フラッパ410がオンとされて、用紙が折りパス420に導かれる。折りパス420に導かれた用紙は、折りローラ421まで搬送されてZ形に折りたたまれる。これに対し、折り処理を行わない場合には、折りパス選択フラッパ410がオフとされて、用紙がプリンタ300から折り搬送水平パス402を介してフィニッシャ500に直接送られる。
【0036】
(フィニッシャのメイン部)
次に、フィニッシャ500のメイン部の構成について図3を参照しながら説明する。
【0037】
フィニッシャ500は、折り装置400を介して排出された用紙を順に取り込み、取り込んだ複数の用紙を整合して1つの束に束ねる処理、束ねた用紙束の後端をステイプルで綴じるステイプル処理、取り込んだ用紙の後端付近に孔あけをするパンチ処理、ソート処理、ノンソート処理、製本処理などの各シート後処理を行う。
【0038】
フィニッシャ500は、図3に示すように、プリンタ300から折り装置400を介して排出された用紙を内部に導くための入口ローラ対502を有する。この入口ローラ対502の下流には、用紙をフィニッシャパス552、または第1製本パス553に導くための切換フラッパ551が設けられている。フィニッシャパス552に導かれた用紙は、搬送ローラ対503を介してバッファローラ505に向けて送られる。搬送ローラ対503とバッファローラ505は、正逆転可能に構成されている。
【0039】
入口ローラ対502と搬送ローラ対503間には、入口センサ531が設けられている。また、入口センサ531の用紙搬送方向の上流側近傍においては、第2製本パス554がフィニッシャパス552から分岐している。以下、この分岐点を分岐Aと呼ぶ。この分岐Aは、入口ローラ対502から搬送ローラ対503に用紙を搬送するための搬送路中に位置し、搬送ローラ対503が逆転して用紙を搬送ローラ対503側から入口センサ531側に搬送する際には、その用紙を第2製本パス554側のみに搬送するようなワンウェイ機構を有する。
【0040】
搬送ローラ対503とバッファローラ505間にはパンチユニット550が設けられており、このパンチユニット550は、必要に応じて動作して、搬送されてきた用紙の後端付近に穿孔する。
【0041】
バッファローラ505は、その外周に送られた用紙を所定枚数積層して巻き付け可能なローラであって、必要に応じて、このローラ505の外周には、各押下コロ512、513、514によって用紙が巻き付けられる。バッファローラ505に巻き付けられた用紙は、そのローラ505の回転方向に搬送される。
【0042】
押下コロ513、514間には切換フラッパ510が配置されており、また押下コロ514の下流には切換フラッパ511が配置されている。切換フラッパ510は、バッファローラ505に巻き付けられた用紙をバッファローラ505から剥離して、ノンソートパス521、またはソートパス522に導くためのフラッパである。切換フラッパ511は、バッファローラ505に巻き付けられた用紙をバッファローラ505から剥離してソートパス522に導いたり、またはバッファローラ505に巻き付けられた用紙をその巻き付けられた状態のままバッファパス523に導くためのフラッパである。
【0043】
切換フラッパ510によりノンソートパス521に導かれた用紙は、排出ローラ対509を介してサンプルトレイ701上に排紙される。ノンソートパス521の途中には、ジャム検出などのための排紙センサ533が設けられている。
【0044】
切換フラッパ510によりソートパス522に導かれた用紙は、搬送ローラ506、507を介して中間トレイ(以下、「処理トレイ」という)630上に積載される。処理トレイ630上に束状に積載された用紙は、必要に応じて整合処理、ステイプル処理などが施された後に、排出ローラ680a、680bによりスタックトレイ700上に排出される。処理トレイ630上に束状に積載された用紙を綴じるステイプル処理には、ステイプラ601が用いられる。このステイプラ601の動作については後述する。スタックトレイ700は、上下方向に自走可能に構成されている。
【0045】
(フィニッシャの製本部)
次に、フィニッシャ500の製本部の構成について図3を参照しながら説明する。
【0046】
第1製本パス553と第2製本パス554からの用紙は、搬送ローラ対813によって収納ガイド820に収納され、さらに用紙先端が可動式のシート位置決め部材823に接するまで搬送される。搬送ローラ対813の上流側には、製本入口センサ817が配置されている。また、収納ガイド820の途中位置には、2対のステイプラ818が設けられており、このステイプラ818は、それに対向するアンビル819と協働して用紙束の中央を綴じるように構成されている。
【0047】
ステイプラ818の下流位置には、折りローラ対826が設けられている。折りローラ対826の対向位置には、突出し部材825が設けられている。収納ガイド820に収納された用紙束に向けて、この突出し部材825を突出させることにより、その用紙束は、折りローラ対826間に押し出され、この折りローラ対826によって折りたたまれた後に、折り紙排紙ローラ827を介してサドル排出トレイ832に排出される。折り紙排紙ローラ827の下流側には、製本排紙センサ830が配置されている。
【0048】
また、ステイプラ818で綴じられた用紙束を折る場合には、ステイプル処理終了後に、用紙束のステイプル位置が折りローラ対826の中央位置になるように、位置決め部材823を所定距離分下降させる。
【0049】
(フィニッシャのインサータ部)
次に、フィニッシャ500のインサータ部の構成について図3を参照しながら説明する。
【0050】
インサータ900は、フィニッシャ500の上部に設けられ、トレイ901上に積載された表紙、合紙を成す特殊用紙(挿入シート)の束から、その特殊用紙を順次分離して、フィニッシャパス552、または製本パス553に搬送する。インサータ900のトレイ901上の特殊用紙は、操作者から正視される状態で積載される。すなわち、特殊用紙は、その表面が上に向けられた状態でトレイ901上に積載される。
【0051】
このトレイ901上の特殊用紙は、給紙ローラ902によって、搬送ローラ903および分離ベルト904からなる分離部に搬送され、最上位のものから1枚づつ順次分離されて搬送される。この分離部の下流側には引き抜きローラ対905が配置され、この引き抜きローラ対905により、分離された特殊用紙が安定して搬送パス908に導かれる。引き抜きローラ対905の下流側には給紙センサ907が設けられ、また給紙センサ907と入口ローラ対502との間には、搬送パス908上の特殊用紙を入口ローラ対502に導くための搬送ローラ906が設けられている。
【0052】
(フィニッシャの制御系)
次に、フィニッシャ500を駆動制御するフィニッシャ制御部501の構成について、図4を参照しながら説明する。図4は、図2のフィニッシャ制御部の構成を示すブロック図である。
【0053】
フィニッシャ制御部501は、CPU511、ROM512、RAM513などで構成されるCPU回路部510を有する。CPU回路部510は、通信IC514を介して、画像形成装置本体側に設けられたCPU回路部150と通信してデータの交換を行い、CPU回路部150からの指示に基づき、ROM512に格納されている各種プログラムを実行してフィニッシャ500の駆動制御を行う。
【0054】
フィニッシャ500の駆動制御を行う際には、CPU回路部150に各種センサからの検出信号が取り込まれる。この各種センサとしては、入口センサ531、製本入口センサ817、製本排紙センサ830、給紙センサ907、用紙セットセンサ910がある。この用紙セットセンサ910は、インサータ900のトレイ901上に特殊用紙がセットされているか否かを検出するためのセンサである。CPU回路部510にはドライバ520が接続され、ドライバ520は、CPU回路部510からの信号に基づきモータおよびソレノイドを駆動する。また、CPU回路部510はクラッチを駆動する。
【0055】
ドライバ520によって駆動されるモータとしては、入口ローラ対502、搬送ローラ対503、および搬送ローラ対906の駆動源である入口モータM1と、バッファローラ505の駆動源であるバッファモータM2と、搬送ローラ対506、排出ローラ対507、および排出ローラ対509の駆動源である排紙モータM3と、各排出ローラ680a、680bを駆動する束排出モータM4と、搬送ローラ対813の駆動源である搬送モータM10と、シート位置決め部材823の駆動源である位置決めモータM11と、突出し部材825、折りローラ対826、および折り紙排紙ローラ対827の駆動源である折りモータM12と、インサータ900の給紙ローラ902、搬送ローラ903、分路ベルト904、および引き抜きローラ対905の駆動源である給紙モータM20と、がある。
【0056】
入口モータM1、バッファモータM2、および排紙モータM3はステッピングモータからなり、励磁パルスレートを制御することによって、駆動対象のローラ対を等速で回転させたり、独自の速度で回転させたりすることができる。また、入口モータM1、およびバッファモータM2は、ドライバ520により正逆のそれぞれの回転方向に駆動可能である。
【0057】
搬送モータM10、および位置決めモータM11はステッピングモータからなり、折りモータM12はDCモータからなる。なお、搬送モータM10は、入口モータM1と速度同期して用紙搬送が可能なように構成されている。給紙モータM20は、ステッピングモータからなり、入口モータM1と速度同期して用紙搬送が可能なように構成されている。
【0058】
ドライバ520によって駆動されるソレノイドとしては、切換フラッパ510の切換を行うソレノイドSL1、切換フラッパ511の切換を行うソレノイドSL2、切換フラッパ551の切換を行うソレノイドSL10、インサータ900の給紙シャッタ(図3には図示せず)を駆動するソレノイドSL20、インサータ900の給紙ローラ902を昇降駆動するソレノイドSL21がある。
【0059】
CPU回路部510によって駆動されるクラッチとしては、折りモータM12の駆動を突出し部材825に伝達するためのクラッチCL1、給紙モータM20の駆動を給紙ローラ902に伝達するためのクラッチCL10がある。
【0060】
(後処理モードの選択操作例)
次に、操作部153を用いての後処理モードの選択操作例について、図5を参照しながら説明する。図5は、図1の画像形成装置における操作部153の後処理モード選択に関する画面の表示例を示す図である。
【0061】
本画像形成装置では、後処理モードとして、ノンソート、ソート、ステイプルソート(綴じモード)、製本モードなどの各処理モードを有すると共に、また合紙モードとして、用紙束の表紙や最終紙として特殊用紙(挿入シート)を挿入したり、あるいは用紙束の途中位置に特殊用紙(挿入シート)に挿入するモードが設定されている。
【0062】
このような処理モードの設定などは、操作部153からの入力操作により行われる。例えば、後処理モードを設定する際には、図5(a)に示すメニュー選択画面が操作部153に表示され、このメニュー選択画面を用いて処理モードの設定が行われる。また、例えば、合紙モードの設定の際には、図5(b)に示す画面が挿入設定操作部153に表示され、この画面を用いて、特殊用紙の挿入をインサータ900から行うか、あるいは手差し給紙部125から行うかを設定し、そして図5(c)に示す画面にて、特殊用紙を用紙束内の何枚目に挿入するかを設定する。特殊用紙を表紙として給紙する場合は「1」のみ選択し、特殊用紙の挿入枚数が複数あるときは、それを挿入する所望の枚数目を選択して設定することが可能である。
【0063】
(フィニッシャの動作の概要)
次に、ソートモード時に、インサータ900およびプリンタ300からフィニッシャ500内の処理トレイ630へ用紙を搬送する動作について、図6から図11を参照しながら説明する。
【0064】
特殊用紙(挿入シート)Cを表紙として、画像形成後の用紙に挿入する場合には、図6(b)に示すように、特殊用紙Cがインサータ900のトレイ901上にセットされる。このとき、トレイ901上の特殊用紙Cは、図6(a)に示すように、画像面が上向きとされ、かつ綴じ位置が図6(a)中の左側つまり操作者から見て左側になるようにセットされ、そして図中右方の矢印方向へ給紙される。この特殊用紙Cのセット状態は、原稿給装置100における原稿のセット状態で同じであるため、特殊用紙Cのセットを行う際の操作性を向上させることができる。
【0065】
特殊用紙Cがトレイ901にセットされると、図7に示すように、その最上段の特殊用紙C1の給紙が開始され、切換フラッパ551はフィニッシャパス552側に切り換えられる。C2は、最上段から2枚目の特殊用紙である。最上段の特殊用紙C1は、搬送パス908から入口ローラ対502を経てフィニッシャパス552内に導かれる。この特殊用紙C1の先端が入口センサ531により検出されると、プリンタ300からの画像形成後の用紙(図8に示す用紙P1)の給送が開始される。
【0066】
次いで、図8に示すように、プリンタ300から給紙された用紙P1がフィニッシャ500内に導かれると共に、特殊用紙C1はバッファローラ505を介してソートパス522に導かれる。このとき、切換フラッパ510、511はいずれもソートパス522側に切り換えられている。
【0067】
このソートパス522に導かれた用紙C1は、図9および図10に示すように、処理トレイ630上に収納される。このとき、プリンタ300からの用紙P1は、フィニッシャパス522内に導かれている。この用紙P1は、図10に示すように、用紙C1と同様に、バッファローラ505を介してソートパス522に導かれ、処理トレイ630に向けて搬送される。また、この用紙P1に続く用紙P2がフィニッシャパス552内に導かれている。そして、図11に示すように、用紙P1は既に処理トレイ630に収納されている用紙C1上に積み重ねられて収納され、それに続く用紙P2が用紙P1上に積み重ねられて収納される。
【0068】
ここで、プリンタ300からの各用紙P1、P2には鏡像処理された画像が形成されており、それらの用紙P1、P2は、画像の形成面を下向きにして排紙(反転排紙)される。そのため、各用紙P1、P2は、用紙C1と同様に、画像の形成面を下向きにし、かつその綴じ位置をステイプラ601側に向けて処理トレイ630に収納される。本例の場合は、用紙P1,P2の束に対して、特殊用紙C1が表紙として挿入される。次の用紙の束に対して挿入する特殊用紙があるときには、図11には示していないが、現在の用紙の束を構成する用紙P1,P2の給送中に、その特殊用紙を搬送パス908に給送して待機させる。このように構成することにより、ソートモード処理時における生産性を向上させることができる。
【0069】
(製本動作の概要)
次に、製本モード時の画像形成について図12を参照しながら説明する。
【0070】
製本モードが指定されると、原稿給送装置100にセットされた原稿は、その先頭頁から順に読取られ、読取られた原稿の画像は順にハードディスク206に格納され、同時に、その読取った原稿枚数がカウントされる。
【0071】
原稿の読取りが終了すると、読取った原稿画像を次の(1)式により分類し、画像形成順と画像形成位置を決定する。
M=n×4−k               …(1)
M:原稿枚数
n:1以上の整数で用紙枚数
k:0、1、2、3のいずれかの値
なお、画像形成順と画像形成位置の制御に関しては、詳細な説明を省略する。
【0072】
以下、この製本モード時における画像形成として、読取原稿枚数が8枚の場合を例にして説明する。
【0073】
まず、図12(a)に示すように、ハードディスク206には、8頁分の原稿画像データ(R1からR8)が読取られた順番に格納される。各原稿画像データ(R1からR8)に関して、その画像形成順と画像形成位置が決定される。これにより、図12(b)に示すように、上述した鏡像処理が施された後に、1頁目の用紙P1の第1面(表面)には、その左半分にR4画像(原稿画像データR4の画像)、右半分にR5画像(原稿画像データR5の画像)が形成されてから、この用紙P1は両面搬送パス124に導かれる。そして、この用紙P1は再度転写部116に給送され、その第2面(裏面)の左半分にR6画像(原稿画像データR6の画像)、右半分にR3画像(原稿画像データR3の画像)が形成される。このようにして両面に画像が形成された用紙P1は、反転排紙により反転されて排紙(反転排紙)された後に、フィニッシャ500の製本パス553に送られる。この反転排紙により、用紙P1は、図12(c)に示すように、R6画像およびR3画像が形成されている第2面を上向きにし、かつR6画像を先頭にして、図中の矢印方向に搬送される。
【0074】
次いで、2頁目の用紙P2の第1面(表面)に対して、その左半分にR2画像(原稿画像データR2の画像)、右半分にR7画像(原稿画像データR7の画像)が形成されてから、この用紙P2は両面搬送パス124に導かれる。この用紙P2は再度転写部116に給送され、その第2面(裏面)の左半分にR8画像(原稿画像データR8の画像)、右半分にR1画像(原稿画像データR1の画像)が形成される。そして、この用紙P2は、反転されて排紙(反転排紙)された後に、フィニッシャ500の第1製本パス553に送られる。この反転排紙により、用紙P2は、図12(c)に示すように、R8画像およびR1画像が形成されている第2面を上向きにし、かつR8画像を先頭にして、図中の矢印方向に搬送される。
【0075】
各用紙P1、P2は、フィニッシャ500の製本パス553を介して収納ガイド820内に導かれて収納される。この収納ガイド820内においては、図12(d)に示すように、用紙P1が突出し部材825側に、用紙P2が折りローラ対826側に、それぞれ収納される。また、各用紙P1、P2の第1面は、突出し部材825側に向けて収納される。
【0076】
収納ガイド820内における各用紙P1、P2の位置決めは、位置決め部材823により行われる。
【0077】
(製本時におけるインサータの動作の概要)
製本モード時のインサータ900の動作、およびプリンタ300からフィニッシャ内の収納ガイド820への用紙の搬送について、図13から図20を参照しながら説明する。図13ないし図19は、図1の画像形成装置における製本モード時のインサータの動作、およびプリンタからフィニッシャ内の収納ガイドへの用紙の流れを説明するための図、図20は、図3のフィニッシャ内の折り処理および綴じ処理により製本化する例を示す図である。
【0078】
特殊用紙C1を表紙として、それを画像形成後の用紙の束に挿入して製本化する場合には、図13(b)に示すように、特殊用紙C1がインサータ900のトレイ901にセットされる。このとき、特殊用紙C1は、図13(a)に示すように、画像Rおよび画像Fが形成されている画像面を上向きにしてトレイ901にセットされ、そして画像Fを先頭にして給送される。すなわち、特殊用紙C1は、画像形成装置の図13(b)中の手前側に立つ操作者から見て、画像RおよびFが正視される状態にセットされる。この特殊用紙C1のセット状態は、原稿給装置100における原稿のセット状態で同じである。よって、特殊用紙C1のセットを行う際の操作性を向上させることができる。
【0079】
特殊用紙Cがトレイ901にセットされると、図14に示すように、その最上段の特殊用紙C1の給紙が開始され、切換フラッパ551がフィニッシャパス552側に切り換えられる。特殊用紙C1は、搬送パス908から入口ローラ対502を経てフィニッシャパス552内に導かれ、この用紙C1の先端が入口センサ531により検出されると、プリンタ300からの画像形成後の用紙(図15に示す用紙P)の給送が開始される。
【0080】
次いで、図15に示すように、プリンタ300から給紙された用紙Pがフィニッシャ500内に導かれると共に、特殊用紙C1は、バッファローラ505を介してノンソートパス521側に導かれる。このとき、切換フラッパ510はノンソートパス521側に切り換えられている。
【0081】
さらに、特殊用紙C1がノンソートパス521側に導かれて、その後端が入口センサ531を通過するまで搬送されると、図15に示すように、特殊用紙C1は一旦停止される。このとき、プリンタ300からの用紙Pは、フィニッシャ500内に導かれる。そして、特殊用紙C1が停止された状態において、用紙Pは、図16に示すように、切換フラッパ551により第1製本パス553に導かれて、収納ガイド820内に収納され、この用紙Pに続く次の用紙Pが同様に第1製本パス553に導かれる。このとき、特殊用紙C1に続く次の特殊用紙C2は、分離されて搬送ローラ対906の手前まで搬送されて、所定枚数の用紙Pが収納ガイド820に収納されるまで待機される。
【0082】
所定枚数の用紙Pが収納ガイド820に収納されると、図17に示すように、特殊用紙C1が反転給送され、分岐Aおよび第2製本パス554を経由して収納ガイド820内に導かれる。このとき、特殊用紙C1は、図18に示すように、画像R側を先頭にして搬送され、そして既に収納ガイド820に収納されている用紙Pの束に重ね合わされて収納される。この特殊用紙C1が収納ガイド820に収納されると、その特殊用紙C1に続く次の特殊用紙C2の給送が開始される。ここで、例えば、特殊用紙C2が所定のサイズと異なるサイズであるような不適切な用紙であるときには、図19に示すように、図16の状態に一旦停止されることなく、サンプルトレイ701に排出される。
【0083】
収納ガイド820において、特殊用紙C1が用紙Pの束に重ね合わされて収納された後は、特殊用紙C1と用紙Pの束に対して突出し部材825が突出され、これらの束が折りローラ対826に向けて押し出される。これらの束は、その中央部(画像面の画像境界部分)が折りローラ対826により折り畳まれて、サドル排出トレイ832に排出される。このようにして折り畳まれた特殊用紙C1と用紙Pの束は、図20(b)に示すように、特殊用紙C1の画像Fが表紙頁に、また画像Rが最終頁に配置され、各用紙Pの画像が頁順に配置されることになる。また、特殊用紙C1の画像と用紙Pの各画像の向きが一致される。
【0084】
このように、インサータ900からの特殊用紙C1の給紙制御、プリンタ300からの用紙Pの搬送制御により、製本化したときに、用紙C1の画像Rが表紙頁に、また画像Rが最終頁に配置され、各用紙Pの画像が頁順に配置されると共に、それらの画像の向きが一致される。したがって、インサータ900からの特殊用紙の印刷品位、およびプリンタ300における用紙搬送の耐久性を損なわずに、用紙と特殊用紙とを合せて製本化することができる。また、このソートモード時には、フィニッシャ500により特殊用紙の挿入を一旦フィニッシャパス552内に待機させた後に、用紙を収納ガイド820内に導いて収納し、この用紙の収納後に、フィニッシャパス552内に待機している特殊用紙を収納ガイド820内に導いて収納するから、用紙と特殊用紙とを合せて製本化する際の生産性を向上させることができる。
【0085】
また、特殊用紙C1が用紙Pの束に重ね合わされて、それらが収納ガイド820に収納された状態において、必要に応じて、それらの束の中央部をステイプラ818により綴じることもできる。
【0086】
次に、合紙モードにおけるインターポーザの構成例について説明する。
【0087】
(インターポーザの第1構成例)
図21は、インターポーザの第1構成例の断面図である。
【0088】
トレイ250には、特殊用紙(挿入シート)としての合紙251が使用される順番に積載されている。図示しない本体制御部から合紙251の給紙信号が発せられると、給紙ローラ252が図示しないソレノイドにより合紙251の上面に降下されて、その最上位の合紙251を給紙する。給紙された合紙251は、給紙ローラ252の下流側にある搬送ローラ253と分離ローラ254により一枚ずつに分離された後に、更に下流側にある搬送ローラ256に搬送される。搬送ローラ253と分離ローラ254の下流側には、給紙された合紙251が確実に一枚に分離されて搬送されたか否かを判断するために、重送検知センサ255が設けられている。重送検知センサ255が「重送無し」、つまり合紙251が重なることなく1枚分離されたと判断すると、フラッパ257は図21中実線の位置を維持し、合紙251は、更に下流側の搬送ローラ258を通過した後に、前述したしように、フィニッシャ500に搬送されて所定の処理がなされる。本例のインターポーザは、インサータ900に組み込むこともできる。
【0089】
一方、例えば、分離ローラ254による合紙251の分離が不十分であるために、給紙される合紙251が重送して搬送された場合には、重送検知センサ255が「重送有り」の判断をする。すると、フラッパ257は図示しないソレノイドによって図中破線の位置に回転され、重送している合紙251をUターンパス259に搬送する。Uターンパス259に搬送された合紙251は、搬送ローラ260、261、262を通り、反転パス263へと導かれる。反転パス263へと導かれた合紙251は、搬送ローラ262が逆転することにより排紙ローラ264へと搬送され、その排紙ローラ264により、図中破線の矢印のようにサブトレイ265へと搬送される。
【0090】
サブトレイ265へ搬送された合紙251は、給紙ローラ266により再度給紙される。すなわち、図示しないソレノイドなどにより、給紙ローラ252が図中破線の位置に下降され、最上位の合紙251を搬送パス269に給紙する。搬送パス269を通過した合紙251は、再度、搬送ローラ253と分離ローラ254により分離されることになる。以下の処理は、合紙251の先の給紙に戻るため、その説明は省略する。重送検知センサ255により、合紙251の重送が再度検知された場合には、フラッパ257によりUターンパス259に再度搬送されることになる。
【0091】
給紙ローラ266により合紙251が再度給紙される際には、重送された合紙251が分離し易いような処理をする。本例においては、除電針267により合紙251の除電を行ったり、ファン268により合紙251の端部に風を吹付ける。このように、合紙251の分離補助動作を必要に応じて行ってもよい。
【0092】
(インターポーザの第2構成例)
図22は、インターポーザの第2構成例の断面図である。
【0093】
トレイ250には、特殊用紙(挿入シート)としての合紙251が使用される順番に積載されている。図示しない本体制御部から合紙251の給紙信号が発せられると、給紙ローラ252が図示しないソレノイドにより合紙251の上面に降下されて、その最上位の合紙251を給紙する。給紙された合紙251は、給紙ローラ252の下流側にある搬送ローラ253と分離ローラ254により一枚ずつに分離された後に、更に下流側にある搬送ローラ256に搬送される。搬送ローラ253と分離ローラ254の下流側には、給紙された合紙251が確実に一枚に分離されて搬送されたか否かを判断するために、重送検知センサ255が設けられている。重送検知センサ255が「重送無し」、つまり合紙251が重なることなく1枚分離されたと判断すると、フラッパ257は図21中実線の位置を維持し、合紙251は、更に下流側の搬送ローラ258を通過した後に、前述したしように、フィニッシャ500に搬送されて所定の処理がなされる。本例のインターポーザは、インサータ900に組み込むこともできる。
【0094】
一方、例えば、分離ローラ254による合紙251の分離が不十分であるために、給紙される合紙251が重送して搬送された場合には、重送検知センサ255が「重送有り」の判断をする。すると、フラッパ257は図示しないソレノイドによって図中破線の位置に回転され、重送している合紙251をUターンパス259に搬送する。Uターンパス259に搬送された合紙251は、搬送ローラ260、261、262を通り、反転パス263へと導かれる。反転パス263へと導かれた合紙251は、搬送ローラ262が逆転することにより排紙ローラ264へと搬送され、その排紙ローラ264により、図中破線の矢印のようにサブトレイ265へと搬送される。
【0095】
サブトレイ265へ搬送された合紙251は、給紙ローラ266により再度給紙され、搬送ローラ270と分離ローラ271により分離されることになる。その後、その再度給紙された合紙251は、重送検知センサ255により、一枚ずつに分離されたかどうかが判断される。以下の処理は、合紙251の先の給紙に戻るため、その説明は省略する。重送検知センサ255により合紙251の重送が再度検知された場合には、その合紙251は、フラッパ257によりUターンパス259に再度搬送されることになる。
【0096】
通常、用紙を1枚ずつ分離する分離装置において、その分離性能と耐久性能は表裏一体であり、分離性能を重視した設定にすると耐久性が損なわれ、逆に、耐久性を重視すると分離性が低下する。本例のように、合紙251の重送が検知された場合のみに用いられる分離装置、つまり搬送ローラ270と分離ローラ271を備えた分離装置に関しては、合紙251が頻繁に通紙される可能性が低いことが予測される。したがって、搬送ローラ270と分離ローラ271の構成は、耐久性能を削って分離性能に重点を置いた設定にすることも可能である。このように設定することにより、合紙251の重送が連続して発生することを防止することができる。
【0097】
また、上述したインターポーザの第1構成例のように、紙ローラ266により合紙251を再度給紙する際には、重送された合紙251を分離し易くするように、除電針267により合紙251の除電を行ったり、ファン268により合紙251の端部に風を吹付けたりして、合紙251の分離補助動作を必要に応じて行ってもよい。
【0098】
(インターポーザの第3構成例)
図23は、インターポーザの第3構成例の断面図である。
【0099】
トレイ250には、特殊用紙(挿入シート)としての合紙251が使用される順番に積載されている。図示しない本体制御部から合紙251の給紙信号が発せられると、給紙ローラ252が図示しないソレノイドにより合紙251の上面に降下されて、その最上位の合紙251を給紙する。給紙された合紙251は、給紙ローラ252の下流側にある搬送ローラ253と分離ローラ254により一枚ずつに分離される。搬送ローラ253と分離ローラ254の下流側には、給紙された合紙251が確実に一枚に分離されて搬送されたか否かを判断するために、重送検知センサ255が設けられている。重送検知センサ255が「重送無し」、つまり合紙251が重なることなく1枚分離されたと判断すると、フラッパ257は図21中実線の位置を維持し、合紙251は、更に下流側の搬送ローラ256,258を通過した後に、前述したしように、フィニッシャ500に搬送されて所定の処理がなされる。本例のインターポーザは、インサータ900に組み込むこともできる。
【0100】
一方、例えば、分離ローラ254による合紙251の分離が不十分であるために、給紙される合紙251が重送して搬送された場合には、重送検知センサ255が「重送有り」の判断をする。すると、フラッパ257は図示しないソレノイドによって図中破線の位置に回転され、重送している合紙251を重送パス272に搬送する。重送パス272に搬送された合紙251は、搬送ローラ273を通って排紙ローラ274へと搬送され、その排紙ローラ274により、図中破線の矢印のようにサブトレイ275へと搬送される。
【0101】
サブトレイ275へ搬送された合紙251は、給紙ローラ276により再度給紙され、搬送ローラ270と分離ローラ271により分離されることになる。搬送ローラ270と分離ローラ271により1枚ずつ分離された合紙251は、搬送ローラ277,258により搬送され、さらに下流側のフィニッシャ500に搬送されて、所定の処理がなされる。
【0102】
また、上述したインターポーザの第1,第2構成例のように、紙ローラ246により合紙251を再度給紙する際には、重送された合紙251を分離し易くするように、除電針267により合紙251の除電を行ったり、ファン268により合紙251の端部に風を吹付けたりして、合紙251の分離補助動作を必要に応じて行ってもよい。
【0103】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、挿入シートが重送しされた場合であっても、その挿入シートを再度1枚ずつ分離して供給するため、挿入シートの供給を中断することがない。また、挿入シートの重送によるジャムの発生を未然に防ぐことができるため、ジャムのリカバリー処理が不必要となり、不良品の発生もなくなる。また、従前のように、挿入シートの重送が発生した回数だけ、ユーザが挿入シートの供給処理や関連処理をやり直す必要もなくなり、挿入シートを用いた製品の生産性を向上させることができる。
【0104】
このように、挿入シートが重送された場合に、それを再度分離することにより、挿入シートの供給処理や関連処理に掛かる時間、電力、工数等を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の画像形成装置における主要部の断面図である。
【図2】図1の画像形成装置における制御系のブロック構成図である。
【図3】図1の画像形成装置における折り装置およびフィニッシャの断面図である。
【図4】図3におけるフィニッシャの制御系のブロック構成図である。
【図5】(a),(b),(c)は、図1の画像形成装置における後処理モードの選択画面の説明図である。
【図6】(a)は、挿入シートのセット状況を説明するための挿入シートの平面図、(b)は、図1の画像形成装置における挿入シートのセット状況を説明するための断面図である。
【図7】図1の画像形成装置における挿入シートの搬入時の断面図である。
【図8】図1の画像形成装置における用紙の搬入時の断面図である。
【図9】図1の画像形成装置における挿入シートの収納時の断面図である。
【図10】図1の画像形成装置における用紙の収納時の断面図である。
【図11】図1の画像形成装置における挿入シートおよび用紙の収納時の断面図である。
【図12】(a),(b),(c),(d)は、図1の画像形成装置における製本モード時の画像形成の説明図である。
【図13】(a)は、製本モード時における挿入シートのセット状況を説明するための挿入シートの平面図、(b)は、図1の画像形成装置の製本モード時における挿入シートのセット状況を説明するための断面図である。
【図14】図1の画像形成装置の製本モードにおける挿入シートの搬入時の断面図である。
【図15】図1の画像形成装置の製本モードにおける用紙の搬入時の断面図である。
【図16】図1の画像形成装置の製本モードにおける用紙の収納時の断面図である。
【図17】図1の画像形成装置の製本モードにおける挿入シートの収納開始時の断面図である。
【図18】図1の画像形成装置の製本モードにおける次の挿入シートの搬入時の断面図である。
【図19】図1の画像形成装置の製本モードにおけるサイズ違いの挿入シートの排出時の断面図である。
【図20】(a)は、製本モード時における折り畳み方向の説明図、(b)は、製本モードにより折り畳まれた用紙の斜視図である。
【図21】本発明におけるインターポーザの第1構成例を説明するための要部の断面図である。
【図22】本発明におけるインターポーザの第2構成例を説明するための要部の断面図である。
【図23】本発明におけるインターポーザの第3構成例を説明するための要部の断面図である。
【符号の説明】
10 画像形成装置本体
100 原稿給送装置
200 イメージリーダ
250 トレイ
251 挿入シート
252 給紙ローラ
253 搬送ローラ
254 分離ローラ
255 重送検知センサ
256 搬送ローラ
257 フラッパ
258 搬送ローラ
259 Uターンパス
260,261,262 搬送ローラ
263 反転パス
264 排紙ローラ
265 サブトレイ
266 給紙ローラ
267 除電針
268 ファン
300 プリンタ
400 折り装置
500 フィニッシャ

Claims (8)

  1. シート群における所定位置に挿入される挿入シートを供給する挿入シートの供給装置において、
    前記挿入シートを積載する挿入シート積載手段と、
    前記挿入シート積載手段から供給される前記挿入シートを1枚ずつ分離する挿入シート分離手段と、
    前記挿入シート分離手段によって分離された前記挿入シートの重送を検知するための重送検知手段と、
    前記重送検知手段によって重送が検知された前記挿入シートを1枚ずつ分離してから供給する重送シート分離供給手段と、
    を備えたことを特徴とする挿入シートの供給装置。
  2. 前記重送シート分離供給手段は、重送が検知された前記挿入シートを前記挿入シート分離手段に搬送する重送シート搬送路を備え、重送が検知された前記挿入シートを前記挿入シート分離手段によって1枚ずつ分離させてから供給することを特徴とする請求項1に記載の挿入シートの供給装置。
  3. 前記重送シート分離供給手段は、重送が検知された前記挿入シートを重送シート用分離手段によって1枚ずつ分離させてから供給することを特徴とする請求項1に記載の挿入シートの供給装置。
  4. 前記重送シート分離供給手段は、前記挿入シート分離手段よりも挿入シートの分離性能が高いことを特徴とする請求項3に記載の挿入シートの供給装置。
  5. 前記重送シート分離供給手段は、重送が検知された前記挿入シートを1枚ずつ分離する前に、該挿入シートを除電することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の挿入シートの供給装置。
  6. 前記重送シート分離供給手段は、重送が検知された前記挿入シートを1枚ずつ分離する前に、該挿入シートに風を吹き付けることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の挿入シートの供給装置。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載の挿入シートの供給装置と、
    前記挿入シート供給手段から供給された前記挿入シートを複数のシート群の所定位置に挿入する手段と、
    を備えたことを特徴とするシート処理装置。
  8. 請求項7に記載のシート処理装置と、
    前記シート群を形成するシートに画像を形成する手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
JP2002196480A 2002-07-04 2002-07-04 挿入シートの供給装置、シート処理装置、および画像形成装置 Pending JP2004035207A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002196480A JP2004035207A (ja) 2002-07-04 2002-07-04 挿入シートの供給装置、シート処理装置、および画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002196480A JP2004035207A (ja) 2002-07-04 2002-07-04 挿入シートの供給装置、シート処理装置、および画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004035207A true JP2004035207A (ja) 2004-02-05

Family

ID=31704557

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002196480A Pending JP2004035207A (ja) 2002-07-04 2002-07-04 挿入シートの供給装置、シート処理装置、および画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004035207A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115071137A (zh) * 2021-03-12 2022-09-20 株式会社理光 片材处理装置、层压处理装置、图像形成装置及图像形成系统

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115071137A (zh) * 2021-03-12 2022-09-20 株式会社理光 片材处理装置、层压处理装置、图像形成装置及图像形成系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3937947B2 (ja) 挿入シートの供給装置、供給方法および画像形成装置、画像形成方法
US7441774B2 (en) Sheet conveying apparatus
JP5473423B2 (ja) インサータ及び画像形成システム
JP4747138B2 (ja) 画像形成システム及び画像形成装置
JP2003261232A (ja) 画像形成装置
US7588241B2 (en) Sheet processing apparatus, sheet processing method, image forming apparatus, program for implementing the method, and storage medium storing the program
JP2006056712A (ja) シート後処理装置および画像形成装置
JP4878232B2 (ja) シート処理装置および画像形成システム
JP2004271633A (ja) シート処理装置
JP3728244B2 (ja) 画像形成装置
JP2014021268A (ja) 画像形成装置
JP2008094570A (ja) 画像形成システム
JP2007119123A (ja) 画像形成システム
JP2007045580A (ja) シート給送装置及びシートインサート装置
JP2007076850A (ja) シート挿入装置を備えた画像形成システム
JP2004035207A (ja) 挿入シートの供給装置、シート処理装置、および画像形成装置
JP3839981B2 (ja) 画像形成装置および製本化方法
JP3977296B2 (ja) 画像形成装置、シート処理装置およびシート処理方法
JP2005089100A (ja) シート処理装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2003160272A (ja) 画像形成装置
JP2005219829A (ja) シート積載機構、シート後処理装置、及びそれらを備えた画像形成装置
JP2004045464A (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP2003192215A (ja) 画像形成装置
JP2003204418A (ja) シート処理装置及び画像形成装置
JP2003095519A (ja) 画像形成装置