JP2015216260A - プラズマ処理装置およびそれに用いる排気構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】載置台に高パワーの高周波電力を印加する場合にも、処理室内の不所望部分での放電や排気領域へのプラズマの侵入を効果的に防止する。
【解決手段】処理室4内で載置台23の載置面に基板Gを載置して、処理室4内で基板Gに対し、載置台23にバイアス用の高周波電力を印加しつつプラズマ処理を行うプラズマ処理装置であって、載置面の下方位置に設けられ、処理室4を、基板Gに対してプラズマ処理を行う処理領域41と排気系に繋がる排気領域42とに仕切る、導電性材料からなる複数の仕切り部材50を有し、複数の仕切り部材50は、接地電位に接続され、かつ開口部を有さず、隣接するものどうしが、その間に、処理領域41に供給された処理ガスを排気領域42に導く間口60が形成されるように離間して配置されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、基板に対してプラズマ処理を行うプラズマ処理装置およびそれに用いる排気構造に関する。
半導体デバイスやフラットパネルディスプレイ(FPD)の製造工程においては、基板に対しプラズマエッチングや成膜処理等のプラズマ処理を行う工程が存在する。
このようなプラズマ処理には、プラズマエッチング装置やプラズマCVD成膜装置等の種々のプラズマ処理装置が用いられる。プラズマ処理装置でプラズマ処理を行う際には、真空に保持される処理室内に設けられた載置台上に基板を載置した状態で、処理室内に所定のガスのプラズマを生成し、基板に対してプラズマ処理を施す。
プラズマ処理装置においては、処理室内の処理領域におけるプラズマが排気領域に侵入して排気路や排気路に設けられた部材に放電が生じることを防止するために、処理室の内壁と載置台との間に、全面にパンチング穴やスリット等の開口部を形成してガス通路を確保したバッフル板を設けるとともに、バッフル板を接地する技術が知られている(例えば特許文献1)。
特開2010−238980号公報
ところで、このようなプラズマ処理装置では、プラズマ中のイオンを効果的に引き込むために、載置台に高周波バイアスを印加する場合がある。大型基板のプラズマ処理においては、このような高周波バイアスを高パワーにする必要があるが、載置台に高パワーの高周波電力を印加した上でバッフル板を接地すると、バッフル板に形成されたパンチング穴でグロー放電が生じたり、グロー放電が動き回ったりという現象が生じ、プラズマが不安定になることがある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであって、大型基板を処理する場合のように載置台に高パワーの高周波電力を印加する場合にも、処理室内の不所望部分での放電や排気領域へのプラズマの侵入を効果的に防止することができるプラズマ処理装置、およびそのようなプラズマ処理装置に用いられる排気構造を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明の第1の観点は、基板を収容してプラズマ処理を施す処理室と、前記処理室内で基板が載置される載置面を有する載置台と、前記処理室内に処理ガスを供給する処理ガス供給系と、前記処理室内を排気する排気系と、前記載置台に載置された基板に対してプラズマ処理を行うためのプラズマを生成するプラズマ生成機構と、前記載置台にバイアス用の高周波電力を印加するための高周波電源と、前記載置面の下方位置に設けられ、前記処理室を、基板に対してプラズマ処理を行う処理領域と前記排気系に繋がる排気領域とに仕切る、導電性材料からなり開口部を有さない複数の仕切り部材とを有し、前記複数の仕切り部材は、接地電位に接続され、隣接するものどうしが、その間に、前記処理領域に供給された処理ガスを前記排気領域に導く間口が形成されるように離間して配置されていることを特徴とするプラズマ処理装置を提供する。
また、本発明の第2の観点は、基板を収容してプラズマ処理を施す処理室と、前記処理室内で基板が載置される載置面を有する載置台と、前記処理室内に処理ガスを供給する処理ガス供給系と、前記処理室内を排気する排気系と、前記載置台に載置された基板に対してプラズマ処理を行うためのプラズマを生成するプラズマ生成機構と、前記載置台にバイアス用の高周波電力を印加するための高周波電源とを有するプラズマ処理装置において、前記処理室に供給された処理ガスを前記排気系に導く排気構造であって、前記載置面の下方位置に設けられ、前記処理室を、基板に対してプラズマ処理を行う処理領域と前記排気系に繋がる排気領域とに仕切る、導電性材料からなり開口部を有さない複数の仕切り部材を有し、前記複数の仕切り部材は、接地電位に接続され、隣接するものどうしが、その間に、前記処理領域に供給された処理ガスを前記排気領域に導く間口が形成されるように離間して配置されていることを特徴とする排気構造を提供する。
上記第1の観点および第2の観点において、前記仕切り部材と異なる高さ位置に、平面視した場合に前記間口の少なくとも一部を遮蔽するように設けられ、導電性材料からなるとともに開口部を有さず、かつ接地電位に接続された遮蔽部材をさらに有することが好ましい。前記遮蔽部材は、前記仕切り部材の下方位置に設けられることが好ましく、平面視した場合に前記間口の全部を遮蔽するように設けることが好ましい。
前記仕切り部材は、前記処理室の内壁とそれに対向する前記載置台の側壁との間に設けることができる。この場合に、前記処理室は平面形状が矩形状の空間を有し、前記載置台は平面形状が矩形状をなし、前記仕切り部材は前記載置台の各側壁に対応して設けられ、前記間口は前記矩形状の空間の隅部に形成されるようにすることができる。
また、前記プラズマ生成機構は、前記処理領域に誘導結合プラズマを生成するため高周波アンテナを有するものであることが好ましい。この場合に、前記高周波アンテナは、前記処理室の上部に誘電体窓を介して設置されるものであってよく、また、前記処理室の上部に金属窓を介して設置されるものであってもよい。
本発明によれば、載置面の下方位置に、処理室を、基板に対してプラズマ処理を行う処理領域と排気系に繋がる排気領域とに仕切る、導電性材料からなる開口部を有さない複数の仕切り部材を設け、複数の仕切り部材を、接地電位に接続し、隣接するものどうしを、その間に、処理領域に供給された処理ガスを排気領域に導く間口が形成されるように離間するようにして配置する。これにより、仕切り部材がバイアス用高周波電力の対向電極として機能して、排気領域へプラズマが侵入して排気系の排気経路に存在する部材で放電することを抑制することができ、しかも仕切り部材は開口部を有さないので、処理室内の不所望の放電を生じ難くすることができる。このため、処理領域に生成されたプラズマを全体的に安定させることができる。
本発明の一実施形態に係るプラズマ処理装置を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係るプラズマ処理装置を示す水平断面図である。 プラズマ処理装置における排気口の配置の他の例を示す水平断面図である。 本発明の他の実施形態に係るプラズマ処理装置を示す断面図である。 本発明の他の実施形態に係るプラズマ処理装置を示す水平断面図である。 本発明の他の実施形態に係るプラズマ処理装置における仕切り部材と遮蔽部材との位置関係を示す斜視図である。 実験例の結果を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。図1は本発明の一実施形態に係るプラズマ処理装置を示す垂直断面図、図2は本発明の一実施形態に係るプラズマ処理装置を示す水平断面図である。このプラズマ処理装置は、誘導結合プラズマを生成して、例えばFPD用ガラス基板のような矩形基板に対しエッチング処理やアッシング処理等の誘導結合プラズマ処理を行う誘導結合プラズマ処理装置として構成される。
このプラズマ処理装置は、導電性材料、例えば、内壁面が陽極酸化処理されたアルミニウムからなる角筒形状の気密な本体容器1を有する。この本体容器1は分解可能に組み立てられており、接地線1aにより接地されている。本体容器1は、誘電体壁2により上下にアンテナ室3および処理室4に区画されている。誘電体壁2は処理室4の天井壁を構成している。誘電体壁2は、Al23等のセラミックス、石英等で構成されている。
本体容器1におけるアンテナ室3の側壁3aと処理室4の側壁4aとの間には内側に突出する支持棚5が設けられており、この支持棚5の上に誘電体壁2が載置される。
誘電体壁2の下側部分には、処理ガス供給用のシャワー筐体11が嵌め込まれている。シャワー筐体11は十字状に設けられており、誘電体壁2を下から支持する構造、例えば梁構造となっている。なお、上記誘電体壁2を支持するシャワー筐体11は、複数本のサスペンダ(図示せず)により本体容器1の天井に吊された状態となっている。金属支持棚5およびシャワー筐体11は誘電体部材で被覆されていてもよい。
このシャワー筐体11は導電性材料、望ましくは金属、例えば汚染物が発生しないようにその内面または外面が陽極酸化処理されたアルミニウムで構成されている。このシャワー筐体11には水平に伸びるガス流路12が形成されており、このガス流路12には、下方に向かって延びる複数のガス吐出孔12aが連通している。一方、誘電体壁2の上面中央には、このガス流路12に連通するようにガス供給管20aが設けられている。ガス供給管20aは、本体容器1の天井からその外側へ貫通し、処理ガス供給源およびバルブシステム等を含む処理ガス供給系20に接続されている。したがって、プラズマ処理においては、処理ガス供給系20から供給された処理ガスがガス供給管20aを介してシャワー筐体11内に供給され、その下面のガス吐出孔12aから処理室4内へ吐出される。
アンテナ室3内には、高周波(RF)アンテナ13が配設されている。高周波アンテナ13は、銅やアルミニウム等の良導電性の金属からなるアンテナ線13aを環状や渦巻状等の従来用いられる任意の形状に配置して構成される。複数のアンテナ部を有する多重アンテナであってもよい。
アンテナ線13aの端子22にはアンテナ室3の上方へ延びる給電部材16が接続されている。給電部材16の上端には、給電線19より高周波電源15が接続されている。また、給電線19には整合器14が介装されている。さらに、高周波アンテナ13は絶縁部材からなるスペーサ17により誘電体壁2から離間している。そして、高周波アンテナ13に、高周波電源15から例えば周波数が13.56MHzの高周波電力が供給されることにより、処理室4内に誘導電界が形成され、この誘導電界によりシャワー筐体11から供給された処理ガスがプラズマ化され、誘導結合プラズマが生成される。
処理室4内の下方には、誘電体壁2を挟んで高周波アンテナ13と対向するように、矩形状の基板Gを載置するための載置面を有する載置台23が設けられている。載置台23は、導電性材料、例えば表面が陽極酸化処理されたアルミニウムで構成された本体23aと、本体23aを収容するように設けられた絶縁体枠23bとを有している。載置台23に載置された基板Gは、静電チャック(図示せず)により吸着保持される。
載置台23は、中空の支柱25に支持される。支柱25は本体容器1の底部を貫通し、本体容器1外に配設された昇降機構(図示せず)に支持され、基板Gの搬入出時に昇降機構により載置台23が上下方向に駆動される。載置台23の絶縁体枠23bと本体容器1の底部4bとの間には、支柱25を気密に包囲するベローズ26が配設されており、これにより、載置台23の上下動によっても処理室4内の気密性が保証される。また処理室4の四つの側壁4aのうち一つには、基板Gを搬入出するための搬入出口27aおよびそれを開閉するゲートバルブ27が設けられている。なお、載置台に昇降機構を設けず固定する構造としてもよい。
載置台23の本体23aには、中空の支柱25内に設けられた給電線25aにより、整合器28を介して高周波電源29が接続されている。この高周波電源29は、プラズマ処理中に、バイアス用の高周波電力、例えば周波数が6MHzの高周波電力を載置台23に印加する。このバイアス用の高周波電力により、処理室4内に生成されたプラズマ中のイオンが効果的に基板Gに引き込まれる。
さらに、載置台23内には、基板Gの温度を制御するため、セラミックヒータ等の加熱手段や冷媒流路等からなる温度制御機構と、温度センサーとが設けられている(いずれも図示せず)。これらの機構や部材に対する配管や配線は、いずれも中空の支柱25を通して本体容器1外に導出される。
処理室4の内壁(側壁4aの内側部分)と載置台23との間には、処理室4内を処理領域41と排気領域42とに仕切る4枚の仕切り部材50が設けられている。仕切り部材50は、開口部を有さない矩形状をなす金属等の導電性材料からなる板材で構成されている。各仕切り部材50は、載置台23の各側面に対応して設けられており、接地線50aにより接地電位に接続されている。なお、仕切り部材50を側壁4aと電気的に接続させて、本体容器1を介して接地するようにしてもよい。隣接する仕切り部材50どうしは、その間に、処理領域41に供給されたガスを排気領域に導く間口60が形成されるように離間して配置されており、間口60は仕切り部材50形成面の四隅に存在している。
処理領域41は、処理室4のうち仕切り部材50よりも上の領域であり、基板Gをプラズマ処理するための誘導結合プラズマが形成される領域である。また、排気領域42は、処理室4のうち仕切り部材50よりも下の領域であり、処理領域41からの処理ガスが導かれ、それを排気するための領域である。
処理室4の底部4bには、処理室4の各側壁4aに沿って2個ずつ、合計8個の排気口30が設けられており、各排気口30には排気管31が接続されている。各排気管31には自動圧力制御バルブ(APC)32および真空ポンプ33が接続されている。そして、真空ポンプ33により処理室4内が排気され、プラズマ処理中、自動圧力制御バルブ(APC)32の開度を調整して処理室4内を所定の真空雰囲気に設定、維持される。これらの排気配管31、自動圧力制御バルブ(APC)32および真空ポンプ33により排気系が構成される。なお、排気口30の数や位置は、装置の大きさに応じて適宜設定される。例えば、図3の水平断面図に示すように、排気口30を処理室4の底部4bの四隅に設けるようにしてもよい。
載置台23に載置された基板Gの裏面側には冷却空間(図示せず)が形成されており、一定の圧力の熱伝達用ガスとしてHeガスを供給するためのHeガス流路35が設けられている。このように基板Gの裏面側に熱伝達用ガスを供給することにより、真空下において基板Gの温度上昇や温度変化を回避することができるようになっている。
また、プラズマ処理装置は、マイクロプロセッサ(コンピュータ)からなる制御部100、ユーザーインターフェース101、記憶部102を有している。制御部100は、プラズマ処理装置の各構成部、例えばバルブ、高周波電源、真空ポンプ等に指令を送り、これらを制御するようになっている。また、ユーザーインターフェース101は、オペレータによるプラズマ処理装置を管理するためのコマンド入力等の入力操作を行うキーボードや、プラズマ処理装置の稼働状況を可視化して表示するディスプレイ等を有し、制御部100に接続されている。記憶部102は、プラズマ処理装置で実行される各種処理を制御部100の制御にて実現するための制御プログラムや、処理条件に応じてプラズマ処理装置の各構成部に処理を実行させるためのプログラムすなわち処理レシピが格納されており、制御部100に接続されている。処理レシピは記憶部102の中の記憶媒体に記憶されている。記憶媒体は、コンピュータに内蔵されたハードディスクや半導体メモリであってもよいし、CDROM、DVD、フラッシュメモリ等の可搬性のものであってもよい。また、他の装置から、例えば専用回線を介してレシピを適宜伝送させるようにしてもよい。そして、必要に応じて、ユーザーインターフェース101からの指示等にて任意の処理レシピを記憶部102から呼び出して制御部100に実行させることで、制御部100の制御下で、プラズマ処理装置での所望の処理が行われる。
次に、以上のように構成されるプラズマ処理装置を用いて基板Gに対してプラズマ処理、例えばプラズマエッチングやプラズマアッシングを施す際の処理動作について説明する。
まず、ゲートバルブ27を開にした状態で搬入出口27aから搬送機構(図示せず)により基板Gを処理室4内に搬入し、載置台23の載置面に載置した後、静電チャック(図示せず)により基板Gを載置台23上に固定する。次に、処理ガス供給系20からシャワー筐体11のガス吐出孔12aを介して処理ガスを処理室4内に供給するとともに、自動圧力制御バルブ(APC)32により圧力を制御しつつ排気口30から排気管31を介して真空ポンプ33により処理室4内を真空排気することにより、処理室内を例えば0.66〜26.6Pa程度の圧力雰囲気に維持する。
また、このとき基板Gの裏面側の冷却空間には、基板Gの温度上昇や温度変化を回避するために、Heガス流路35を介して、熱伝達用ガスとしてHeガスを供給する。
次いで、高周波電源15から例えば13.56MHzの高周波を高周波アンテナ13に印加し、これにより誘電体壁2を介して処理室4内に均一な誘導電界を形成する。このようにして形成された誘導電界により、処理室4内で処理ガスがプラズマ化し、高密度の誘導結合プラズマが生成される。このプラズマにより、基板Gに対してプラズマ処理、例えば基板Gの所定の膜に対しプラズマエッチングやプラズマアッシングが行われる。このとき、高周波電源29からバイアス用の高周波電力として、例えば周波数が6MHzの高周波電力を載置台23に印加して、処理室4内に生成されたプラズマ中のイオンが効果的に基板Gに引き込まれるようにする。
処理ガスは、処理室4内の処理領域41でプラズマ化してプラズマ処理に供された後、真空ポンプ33により吸引されることにより、隣接する仕切り部材50の間に形成された間口60から排気領域42に至り、排気口30から排気管31を経て排気される。
このとき、従来は、パンチング穴やスリット等の開口部によりガス通路を確保したバッフル板を設けるとともに、バッフル板を接地することにより、プラズマ放電が開口部を通過して排気領域に至ることを抑制する技術が知られていた。しかしながら、大型基板のプラズマ処理の場合のように載置台に高パワーの高周波電力を印加した上でバッフル板を接地すると、バッフル板に形成されたパンチング穴でグロー放電が生じたり、グロー放電が動き回ったりしてプラズマが不安定になる現象が生じることがあった。すなわち、大型基板の処理においては、バッフル板を接地しない場合には開口部を通過して排気領域へプラズマが侵入することを効果的に防止できず、結果的に排気路等における放電につながり、バッフル板を接地した場合にもパンチング穴でグロー放電が生じるというように、いずれも問題が生じる。
そのため、プラズマの排気領域への侵入と、パンチング穴でのグロー放電の両方を防止することを目的として、バッフル板の代わりに開口部のない板状の仕切り部材を設け、仕切り板を電気的にフローティング状態(フロート電位)とすることが試みられた。これにより、ある程度までの大きさのバイアス用高周波電力まで効果があることが確認されたが、基板が一層大型化してバイアス用の高周波パワーが益々大きくなってくると、排気領域へのプラズマの侵入を十分に防止できず、自動圧力制御バルブ(APC)等の排気経路に設けられた部材においてアーキングが発生することがあった。この原因について検討した結果、誘導結合型のプラズマ処理装置の場合、バイアス用高周波電力が印加される電極の対向電極の面積が小さいためであることに想到した。
そこで、さらに検討した結果、バッフル板の代わりに開口部のない仕切り部材を複数設けることと、これらの仕切り部材を接地電位に接続することとを両方を行うことが有効であるとの結論が得られた。すなわち仕切り部材を接地することにより仕切り部材がバイアス用高周波電力の対向電極として機能して、自動圧力制御バルブ(APC)等での放電(アーキング)が抑制され、しかも開口部のない仕切り部材は、接地しても、バッフル板のようなグロー放電が生じ難いことが判明した。
このため、本実施形態では、従来バッフル板が設けられていた、処理室4の内壁(側壁4aの内側部分)と載置台23との間の位置に、開口部を有さない複数の仕切り部材50を接地して設け、これら仕切り部材50の隣接するものどうしを、それらの間に排気領域42に至る間口60が形成されるように離間して配置する。これにより、高パワーのバイアス用高周波電力を載置台23に印加しても、仕切り部材50近傍でのグロー放電を抑制することができ、さらに排気領域42にプラズマが侵入して自動圧力制御バルブ(APC)等の排気経路に設けられた部材での放電(アーキング)を抑制することができる。また、このように不所望の放電を抑制できることにより、処理領域41に生成されたプラズマを全体的に安定させることができる。
なお、従来のパンチ穴やスリット等の開口部を有するバッフル板は、もともと円形の基板を扱う半導体処理装置などにおいて基板の周縁部から均等に排気することを目的として発達してきた技術であり、矩形基板を処理する矩形の処理室においては、周縁部から均等に排気するよりも、むしろ処理室の四隅に気流をガイドし四隅から排気する方が構造上都合がよい。したがって、矩形基板を処理する処理装置においては、この点からも開口を有さない仕切り部材によって四隅に排気のための間口を設ける構成が好適である。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。図4は本発明の他の実施形態に係るプラズマ処理装置を示す垂直断面図、図5は本発明の他の実施形態に係るプラズマ処理装置を示す水平断面図、図6はそのプラズマ処理装置における仕切り部材と遮蔽部材との位置関係を示す斜視図である。このプラズマ処理装置は、隣接する仕切り部材50の間に形成される間口60の下方位置に遮蔽部材52が設けられている他は、従前の実施形態と同様に構成されている。
具体的には、遮蔽部材52は金属等の導電性材料からなる板材で構成され、処理室4の内壁(側壁4aの内側部分)と載置台23との間の四隅であって、仕切り部材50の下方位置にそれぞれ配置されている。遮蔽部材52は、平面視した場合に、その少なくとも一部が仕切り部材50と重なるように配置され、間口60を遮蔽するようになっている。また、遮蔽部材52は、接地線52aにより接地電位に接続されている。なお、遮蔽部材52を本体容器1または仕切り部材50を介して接地してもよい。
このように、仕切り部材50の下方位置に、間口60を遮蔽するように、接地された遮蔽部材52を設けることにより、排気経路を処理領域41に存在するプラズマから遮蔽することができ、自動圧力制御バルブ(APC)等の排気経路に設けられた部材での放電(アーキング)をより確実に抑制することができる。これにより、処理領域41に生成されたプラズマの全体的な安定性をより高めることができる。
なお、遮蔽部材52は間口60を完全に遮蔽するのではなく、間口60の一部を遮蔽してもある程度の遮蔽効果を得ることができる。また、遮蔽部材52は、仕切り部材50と異なる高さ位置に設けられていればよく、仕切り部材50の上方位置に設けてもよい。
次に、実験例について説明する。
ここでは、仕切り部材を設けた誘導結合型のプラズマ処理装置を用い、バイアス用高周波電力のパワー(バイアスパワー)を変化させてOアッシングを行った際における自動圧力制御バルブ(APC)でのアーキング発生の有無を把握した。ここでは、プラズマ処理装置として、フローティング状態の仕切り部材を設けたもの、接地した仕切り部材を設けたもの(図1および2に示す実施形態)、接地した仕切り部材の他に接地した遮蔽部材を設けたもの(図4および5に示す実施形態)の3種類を用い、ベースとなる条件をOガス流量:1000sccm、圧力:20mTorr、プラズマ生成用高周波電力パワーを40kWとして実験を行った。
その結果、図7に示すように、仕切り部材がフローティング状態の場合には、バイアスパワーが30kWに達すると自動圧力制御バルブ(APC)でアーキングが発生したのに対し、仕切り部材を接地することにより、バイアスパワーが40kWでも自動圧力制御バルブ(APC)でアーキングが発生しないことが確認された。また、接地した仕切り部材を設けた上で接地した遮蔽部材を設けることにより、バイアスパワーが50kWでも自動圧力制御バルブ(APC)でアーキングが発生しないことが確認された。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々変形可能である。例えば、上記実施形態では、バイアス用高周波電力が印加される電極の対向電極の面積が小さい誘導結合型のプラズマ処理装置に本発明が特に効果的に適用できることを示したが、これに限らず、マイクロ波を用いたプラズマ処理装置においても同様に効果的に本発明を適用することができ、また、バイアス用高周波電力が印加される電極の対向電極の面積が比較的大きい容量結合型(平行平板型)のプラズマ処理装置であっても適用可能である。
また、上記実施形態では、誘導結合型のプラズマ処理装置として処理室の上部に誘電体窓を介して高周波アンテナが設けられた場合について示したが、誘電体窓ではなく金属窓を介して高周波アンテナが設けられた場合についても適用できる。この場合、処理ガスの供給は、梁構造等の十字状のシャワー筐体からではなく金属窓にガスシャワーを設けて供給してもよい。
また、上記実施形態では本発明をプラズマエッチングやプラズマアッシングを行う装置に適用した場合について示したが、CVD成膜等の他のプラズマ処理装置に適用することができる。さらに、上記実施形態では、基板としてFPD用の矩形基板を用いた例を示したが、他の矩形基板を処理する場合にも適用可能であるし、矩形に限らず例えば半導体ウエハ等の円形の基板にも適用可能である。さらにまた、上記実施形態では、隣接する仕切り部材の間の間口を処理室の四隅に形成した例について示したが、これに限るものではなく、基板処理内容に応じた気流の最適化のために四隅以外に間口を設けた場合であっても適用可能である。また、仕切り部材の形状も矩形に限らず、例えば、基板が円形で処理室や載置台が円形の場合には、円弧状に形成することができる。
1;本体容器
2;誘電体壁(誘電体部材)
3;アンテナ室
4;処理室
13;高周波アンテナ
14;整合器
15;高周波電源
16;給電部材
19;給電線
20;処理ガス供給系
22;端子
23;載置台
30;排気口
31;排気配管
32;自動圧力制御バルブ(APC)
33;真空ポンプ
41;処理領域
42;排気領域
50;仕切り部材
50a,52a;接地線
52;遮蔽部材
60;間口
100;制御部
101;ユーザーインターフェース
102;記憶部
G;基板

Claims (16)

  1. 基板を収容してプラズマ処理を施す処理室と、
    前記処理室内で基板が載置される載置面を有する載置台と、
    前記処理室内に処理ガスを供給する処理ガス供給系と、
    前記処理室内を排気する排気系と、
    前記載置台に載置された基板に対してプラズマ処理を行うためのプラズマを生成するプラズマ生成機構と、
    前記載置台にバイアス用の高周波電力を印加するための高周波電源と、
    前記載置面の下方位置に設けられ、前記処理室を、基板に対してプラズマ処理を行う処理領域と前記排気系に繋がる排気領域とに仕切る、導電性材料からなり開口部を有さない複数の仕切り部材とを有し、
    前記複数の仕切り部材は、接地電位に接続され、隣接するものどうしが、その間に、前記処理領域に供給された処理ガスを前記排気領域に導く間口が形成されるように離間して配置されていることを特徴とするプラズマ処理装置。
  2. 前記仕切り部材と異なる高さ位置に、平面視した場合に前記間口の少なくとも一部を遮蔽するように設けられ、導電性材料からなるとともに開口部を有さず、かつ接地電位に接続された遮蔽部材をさらに有することを特徴とする請求項1に記載のプラズマ処理装置。
  3. 前記遮蔽部材は、前記仕切り部材の下方位置に設けられることを特徴とする請求項2に記載のプラズマ処理装置。
  4. 前記遮蔽部材は、平面視した場合に前記間口の全部を遮蔽するように設けられていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のプラズマ処理装置。
  5. 前記仕切り部材は、前記処理室の内壁とそれに対向する前記載置台の側壁との間に設けられていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置。
  6. 前記処理室は平面形状が矩形状の空間を有し、前記載置台は平面形状が矩形状をなし、前記仕切り部材は前記載置台の各側壁に対応して設けられ、前記間口は前記矩形状の空間の隅部に形成されることを特徴とする請求項5に記載のプラズマ処理装置。
  7. 前記プラズマ生成機構は、前記処理領域に誘導結合プラズマを生成するため高周波アンテナを有することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置。
  8. 前記高周波アンテナは、前記処理室の上部に誘電体窓を介して設置されることを特徴とする請求項7に記載のプラズマ処理装置。
  9. 前記高周波アンテナは、前記処理室の上部に金属窓を介して設置されることを特徴とする請求項7に記載のプラズマ処理装置。
  10. 基板を収容してプラズマ処理を施す処理室と、前記処理室内で基板が載置される載置面を有する載置台と、前記処理室内に処理ガスを供給する処理ガス供給系と、前記処理室内を排気する排気系と、前記載置台に載置された基板に対してプラズマ処理を行うためのプラズマを生成するプラズマ生成機構と、前記載置台にバイアス用の高周波電力を印加するための高周波電源とを有するプラズマ処理装置において、前記処理室に供給された処理ガスを前記排気系に導く排気構造であって、
    前記載置面の下方位置に設けられ、前記処理室を、基板に対してプラズマ処理を行う処理領域と前記排気系に繋がる排気領域とに仕切る、導電性材料からなり開口部を有さない複数の仕切り部材を有し、
    前記複数の仕切り部材は、接地電位に接続され、隣接するものどうしが、その間に、前記処理領域に供給された処理ガスを前記排気領域に導く間口が形成されるように離間して配置されていることを特徴とする排気構造。
  11. 前記仕切り部材と異なる高さ位置に、平面視した場合に前記間口の少なくとも一部を遮蔽するように設けられ、導電性材料からなるとともに開口部を有さず、かつ接地電位に接続された遮蔽部材をさらに有することを特徴とする請求項10に記載の排気構造。
  12. 前記遮蔽部材は、前記仕切り部材の下方位置に設けられることを特徴とする請求項11に記載の排気構造。
  13. 前記遮蔽部材は、平面視した場合に前記間口の全部を遮蔽するように設けられていることを特徴とする請求項11または請求項12に記載の排気構造。
  14. 前記仕切り部材は、前記処理室の内壁とそれに対向する前記載置台の側壁との間に設けられていることを特徴とする請求項10から請求項13のいずれか1項に記載の排気構造。
  15. 前記処理室は平面形状が矩形状の空間を有し、前記載置台は平面形状が矩形状をなし、前記仕切り部材は前記載置台の各側壁に対応して設けられ、前記間口は前記矩形状の空間の隅部に形成されることを特徴とする請求項14に記載の排気構造。
  16. 前記プラズマ生成機構は、前記処理領域に誘導結合プラズマを生成するため高周波アンテナを有することを特徴とする請求項10から請求項15のいずれか1項に記載の排気構造。
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