JP2015170805A - 板状物の加工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】切削ブレードを1か所に位置付けて切削し、切込溝と分割予定ラインとのズレ量を求めるとともに切削ブレードの切り込み量または直径を求めることができる板状物の加工方法を提供する。
【解決手段】所定数の分割予定ラインに対して切削工程を実施したならば、割り出し送りされた切削ブレード6で板状物10の外周部または板状物を支持する保護テープTに僅かに切込溝を形成し、撮像手段によって切込溝の位置と分割予定ラインの位置とを撮像してズレの有無を検出するズレ検出工程を実施するとともに、ズレ検出工程においては切込溝を形成した際の切削ブレードの回転中心のX座標(X0)と切込溝の終点の座標(X1)と切削ブレードの半径(R)とによって切削ブレードによる切り込み量(ΔZ)を次式で求める。

【選択図】図6

Description

本発明は、複数の分割予定ラインが形成された板状物を複数の分割予定ラインに沿って切削する板状物の加工方法に関する。
半導体デバイス製造工程においては、略円板形状である半導体ウエーハの表面に格子状に配列された分割予定ラインによって複数の領域が区画され、この区画された領域にIC、LSI等のデバイスを形成する。このように構成された半導体ウエーハは、複数のデバイスが形成されたデバイス領域と、該デバイス領域を囲繞する外周余剰領域とを備えている。そして、半導体ウエーハを分割予定ラインに沿って切断することによりデバイスが形成された領域を分割して個々のデバイスを製造している。また、サファイア基板や炭化珪素基板の表面に窒化ガリウム系化合物半導体等が積層された光デバイスウエーハも分割予定ラインに沿って切断することにより個々の発光ダイオード、レーザーダイオード等の光デバイスに分割され、電気機器に広く利用されている。
上述した半導体ウエーハや光デバイスウエーハ等の分割予定ラインに沿った切断は、通常、ダイサーと呼ばれている切削装置によって行われている。この切削装置は、半導体ウエーハや光デバイスウエーハ等の被加工物を保持する保持面を備えたチャックテーブルと、該チャックテーブルの保持面に保持された被加工物を切削するための切削手段と、チャックテーブルと切削手段とを相対的に加工送り方向(X軸方向)に加工送りする加工送り手段と、チャックテーブルと切削手段とを加工送り方向(X軸方向)と直交する割り出し送り方向(Y軸方向)に相対的に割り出し送りする割り出し送り手段と、切削手段をチャックテーブルの保持面と垂直な切り込み送り方向(Z軸方向)に切り込み送りする切り込み送り手段と、チャックテーブルの保持面に保持された被加工物を撮像する撮像手段を具備している。切削手段は、回転スピンドルと該回転スピンドルに装着された切削ブレードおよび回転スピンドルを回転駆動する駆動機構を含んでいる。切削ブレードは円盤状の基台と該基台の側面外周部に装着された環状の切れ刃からなっており、切れ刃は例えば粒径3μm程度のダイヤモンド砥粒を電鋳によって基台に固定し厚さ30μm程度に形成されている。
上述した切削装置によってウエーハを分割予定ラインに沿って切削作業を実施すると、時間経過に伴う温度変化などに起因して切削ブレードの割り出し送り方向(Y軸方向)位置が分割予定ラインからズレることがあり、所定本数の分割予定ラインに沿って切削したら定期的にウエーハの外周余剰領域に制御手段に記憶された割り出し送り量に従って切削ブレードを位置付け僅かに切り込んで切込溝を形成し、その切込溝と分割予定ラインとを撮像手段によって撮像して切込溝と分割予定ラインのズレ量を求め、そのズレ量を補正して分割予定ラインに沿って適正に切削ブレードが位置付けられるようにしている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
また、切削ブレードは使用により摩耗することから定期的に直径を検出して切り込み量を求めている。この切削ブレードの直径の検出は、ウエーハを保持したチャックテーブルの加工送り方向(X軸方向)の相対的な移動を停止し、切削手段を割り出し送り方向(Y軸方向)に移動してウエーハの割り出し送り方向(Y軸方向)最外側の外周余剰領域またはウエーハの裏面に貼着されたダイシングテープに切削ブレードを位置付けて切り込み送りすることにより切込溝(チョッパーカット)を形成し、その切込溝の長さ(L1)と切削ブレードの中心のZ軸方向位置(Z1)とウエーハの上面のZ軸方向位置(Z0)とによって切削ブレードの直径(R)または切削ブレードのウエーハに対する切り込み量(ΔZ)を次式によって求めている。
このようにして切削ブレードの直径(R)および切削ブレードのウエーハに対する切り込み量(Δz)を求めることにより、切り込み量の補正および切削ブレードの摩耗量に基づく切削ブレードの交換時期を把握している(例えば、特許文献3参照)。
特開2005−197492号公報 特開2006−205317号公報 特開2013−27949号公報
而して、切削ブレードを2か所にそれぞれ位置付けて切削し、切込溝と分割予定ラインとのズレ量を求めるとともに切削ブレードの直径または切り込み量を求めているので、生産性が悪いという問題がある。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術的課題は、切削ブレードを1か所に位置付けて切削し、切込溝と分割予定ラインとのズレ量を求めるとともに切削ブレードの直径または切り込み量を求めことができる板状物の加工方法を提供することにある。
上記主たる技術課題を解決するため、本発明によれば、板状物を保持する保持面を有するチャックテーブルと、該チャックテーブルの保持面に保持され板状物を切削する切削ブレードを備えた切削手段と、該チャックテーブルと該切削手段とを相対的にX軸方向に移動するX軸移動手段と、該チャックテーブルと該切削手段とを相対的にX軸方向と直交するY軸方向に移動するY軸移動手段と、該切削手段をX軸方向およびY軸方向と直交するZ軸方向に移動するZ軸移動手段と、該X軸移動手段による該チャックテーブルまたは該切削ブレードの移動位置を検出するX軸方向位置検出手段と、該Y軸移動手段による該チャックテーブルまたは該切削ブレードの移動位置を検出するY軸方向位置検出手段と、Z軸移動手段による該切削手段のZ軸方向位置を検出するZ軸方向位置検出手段と、該チャックテーブルの保持面に保持された板状物を撮像する撮像手段と、板状物に平行に形成された複数の分割予定ラインの間隔を記憶するメモリを備えた制御手段と、を具備する切削装置を用いて、該チャックテーブルの保持面に保持された板状物を分割予定ラインに沿って切削する板状物の加工方法であって、
板状物に形成された分割予定ラインに該切削ブレードを位置付けて該X軸移動手段を作動することにより板状物を分割予定ラインに沿って切削する切削工程と、該制御手段のメモリに記憶された分割予定ラインの間隔に従って該Y軸移動手段を作動し該チャックテーブルと該切削ブレードをY軸方向に相対的に割り出し送りする割り出し送り工程と、を交互に実施する際に、
所定数の分割予定ラインに対して該切削工程を実施したならば、割り出し送りされた該切削ブレードで板状物の外周部または板状物を支持する保護テープに僅かに切込溝を形成し、該撮像手段によって該切込溝の位置と分割予定ラインの位置とを撮像してズレの有無を検出するズレ検出工程を実施するとともに、
該ズレ検出工程においては、該切込溝を形成した際の該切削ブレードの回転中心のX座標(X0)と該切込溝の終点の座標(X1)と切削ブレードの半径(R)とによって切削ブレードによる切り込み量(ΔZ)を次式により求める、
ことを特徴とする切削装置における板状物の加工方法が提供される。
上記切削ブレードの半径(R)は、該切削ブレードの回転中心のZ座標(Z1)と該チャックテーブルに保持された板状物または該保護テープの表面のZ座標(Z0)と該切削ブレードの回転中心のX座標(X0)と該切込溝の終点の座標(X1)とによって次式により求める、
本発明による板状物の加工方法は、板状物に形成された分割予定ラインに切削ブレードを位置付けて該軸移動手段を作動することにより板状物を分割予定ラインに沿って切削する切削工程と、制御手段のメモリに記憶された分割予定ラインの間隔に従ってY軸移動手段を作動しチャックテーブルと切削ブレードをY軸方向に相対的に割り出し送りする割り出し送り工程と、を交互に実施する際に、
所定数の分割予定ラインに対して切削工程を実施したならば、割り出し送りされた切削ブレードで板状物の外周部または板状物を支持する保護テープに僅かに切込溝を形成し、撮像手段によって切込溝の位置と分割予定ラインの位置とを撮像してズレの有無を検出するズレ検出工程を実施するとともに、
該ズレ検出工程においては、切込溝を形成した際の切削ブレードの回転中心のX座標(X0)と切込溝の終点の座標(X1)と切削ブレードの半径(R)とによって切削ブレードによる切り込み量(ΔZ)を、
で求めるので、ズレ検出工程で検出した切込溝によって直ちに切削ブレードによる切り込み量(ΔZ)を求めることができ、切削ブレードを2か所に位置付けて切込溝を形成する必要がなく生産性が向上する。
また、切り込み量(ΔZ)を求める際に切削ブレードの半径(R)が判っていない場合には、切削ブレードの回転中心のZ座標(Z1)とチャックテーブルに保持された板状物または保護テープの表面のZ座標(Z0)と切削ブレードの回転中心のX座標(X0)と切込溝の終点の座標(X1)とによって切削ブレードの半径(R)を、
で求めることができる。
本発明による板状物の加工方法を実施するための切削装置の斜視図。 図1に示す切削装置に装備される制御手段のブロック図。 板状物としての半導体ウエーハの斜視図。 図3に示す半導体ウエーハを環状のフレームに装着された保護テープの表面に貼着された状態を示す斜視図。 本発明による板状物の加工方法における切削工程の説明図。 本発明による板状物の加工方法におけるズレ検出工程の説明図。 本発明による板状物の加工方法におけるズレ検出工程が実施された半導体ウエーハの平面図。 本発明による板状物の加工方法におけるズレ検出工程において表示手段に表示される画像の説明図。
以下、本発明による切削装置における板状物の加工方法の好適な実施形態について、添付図面を参照して更に詳細に説明する。
図1には、本発明による切削装置における板状物の加工方法を実施するための切削装置の斜視図が示されている。
図1に示された切削装置は、静止基台2と、該静止基台2に矢印Xで示すX軸方向に移動可能に配設され被加工物を保持するチャックテーブル機構3と、静止基台2にX軸方向と直交する矢印Yで示すY軸方向に移動可能に配設されたスピンドル支持機構4と、該スピンドル支持機構4にX軸方向およびY軸方向と直交する矢印Zで示すZ軸方向(後述するチャックテーブルの保持面に対して垂直な方向)に移動可能に配設された加工手段である切削手段としてのスピンドルユニット5が配設されている。
上記チャックテーブル機構3は、静止基台2上にX軸方向に沿って平行に配設された一対の案内レール31、31と、該案内レール31、31上にX軸方向に移動可能に配設された第一の滑動ブロック32と、該第1の滑動ブロック32上にY軸方向に移動可能に配設された第2の滑動ブロック33と、該第2の滑動ブロック33上に円筒部材34によって支持されたカバーテーブル35と、被加工物保持手段としてのチャックテーブル36を具備している。このチャックテーブル36は多孔性材料から形成された吸着チャック361を具備しており、吸着チャック361の上面である保持面上に被加工物である例えば円盤状の半導体ウエーハを図示しない吸引手段によって保持するようになっている。このように構成されたチャックテーブル36は、円筒部材34内に配設されたパルスモータ340によって回転せしめられる。なお、チャックテーブル36には、後述する環状のフレームを固定するためのクランプ362が配設されている。
上記第1の滑動ブロック32は、その下面に上記一対の案内レール31、31と嵌合する一対の被案内溝321、321が設けられているとともに、その上面にY軸方向に沿って平行に形成された一対の案内レール322、322が設けられている。このように構成された第1の滑動ブロック32は、被案内溝321、321が一対の案内レール31、31に嵌合することにより、一対の案内レール31、31に沿ってX軸方向に移動可能に構成される。図示の実施形態におけるチャックテーブル機構3は、第1の滑動ブロック32を一対の案内レール31、31に沿ってX軸方向に移動させるためのX軸移動手段37を具備している。X軸移動手段37は、上記一対の案内レール31と31の間に平行に配設された雄ネジロッド371と、該雄ネジロッド371を回転駆動するためのパルスモータ372等の駆動源を含んでいる。雄ネジロッド371は、その一端が上記静止基台2に固定された軸受ブロック373に回転自在に支持されており、その他端が上記パルスモータ372の出力軸に伝動連結されている。なお、雄ネジロッド371は、第1の滑動ブロック32の中央部下面に突出して設けられた図示しない雌ネジブロックに形成された貫通雌ネジ穴に螺合されている。従って、パルスモータ372によって雄ネジロッド371を正転および逆転駆動することにより、第1の滑動ブロック32は案内レール31、31に沿ってX軸方向に移動せしめられる。
図示の実施形態におけるチャックテーブル機構3は、チャックテーブル36のX軸方向位置を検出するためのX軸方向位置検出手段374を具備している。X軸方向位置検出手段374は、上記案内レール31に沿って配設されたリニアスケール374aと、第1の滑動ブロック32に配設され第1の滑動ブロック32とともにリニアスケール374aに沿って移動する読み取りヘッド374bとからなっている。このX軸方向位置検出手段374の読み取りヘッド374bは、図示の実施形態においては1μm毎に1パルスのパルス信号を後述する制御手段に送る。
上記第2の滑動ブロック33は、その下面に上記第1の滑動ブロック32の上面に設けられた一対の案内レール322、322と嵌合する一対の被案内溝331、331が設けられており、この被案内溝331、331を一対の案内レール322、322に嵌合することにより、Y軸方向に移動可能に構成される。図示の実施形態におけるチャックテーブル機構3は、第2の滑動ブロック33を第1の滑動ブロック32に設けられた一対の案内レール322、322に沿ってY軸方向に移動させるための第1のY軸移動手段38を具備している。第1のY軸移動手段38は、上記一対の案内レール322と322の間に平行に配設された雄ネジロッド381と、該雄ネジロッド381を回転駆動するためのパルスモータ382等の駆動源を含んでいる。雄ネジロッド381は、その一端が上記第1の滑動ブロック32の上面に固定された軸受ブロック383に回転自在に支持されており、その他端が上記パルスモータ382の出力軸に伝動連結されている。なお、雄ネジロッド381は、第2の滑動ブロック33の中央部下面に突出して設けられた図示しない雌ネジブロックに形成された貫通雌ネジ穴に螺合されている。従って、パルスモータ382によって雄ネジロッド381を正転および逆転駆動することにより、第2の滑動ブロック33は案内レール322、322に沿ってY軸方向に移動せしめられる。
図示の実施形態におけるチャックテーブル機構3は、上記第2の滑動ブロック33(チャックテーブル36)のY軸方向位置を検出するためのY軸方向位置検出手段384を備えている。Y軸方向位置検出手段384は、案内レール322に沿って配設されたリニアスケール384aと、第2の滑動ブロック33に配設され第2の滑動ブロック33とともにリニアスケール384aに沿って移動する読み取りヘッド384bとからなっている。このY軸方向位置検出手段384の読み取りヘッド384bは、図示の実施形態においては1μm毎に1パルスのパルス信号を後述する制御手段に送る。
上記スピンドル支持機構4は、静止基台2上に矢印Yで示すY軸方向に沿って平行に配設された一対の案内レール41、41と、該案内レール41、41上にY軸方向に移動可能に配設された可動支持基台42を具備している。この可動支持基台42は、案内レール41、41上に移動可能に配設された移動支持部421と、該移動支持部421に取り付けられた装着部422とからなっている。装着部422は、一側面にチャックテーブル36の被加工物保持面に対して垂直な矢印Zで示す切り込み送り方向であるZ軸方向に延びる一対の案内レール423、423が平行に設けられている。図示の実施形態におけるスピンドル支持機構4は、可動支持基台42を一対の案内レール41、41に沿ってY軸方向に移動させるための第2のY軸移動手段43を具備している。第2のY軸移動手段43は、上記一対の案内レール41、41の間に平行に配設された雄ネジロッド431と、該雄ネジロッド431を回転駆動するためのパルスモータ432等の駆動源を含んでいる。雄ネジロッド431は、その一端が上記静止基台2に固定された図示しない軸受ブロックに回転自在に支持されており、その他端が上記パルスモータ432の出力軸に伝動連結されている。なお、雄ネジロッド431は、可動支持基台42を構成する移動支持部421の中央部下面に突出して設けられた図示しない雌ネジブロックに形成された雌ネジ穴に螺合されている。このため、パルスモータ432によって雄ネジロッド431を正転および逆転駆動することにより、可動支持基台42は案内レール41、41に沿ってY軸方向に移動せしめられる。
図示の実施形態におけるスピンドルユニット5は、ユニットホルダ51と、該ユニットホルダ51に取り付けられたスピンドルハウジング52と、該スピンドルハウジング52に回転可能に支持された回転スピンドル53を具備している。ユニットホルダ51は、上記装着部422に設けられた一対の案内レール423、423に摺動可能に嵌合する一対の被案内溝511、511が設けられており、この被案内溝511、511を上記案内レール423、423に嵌合することにより、チャックテーブル36の保持面に対して垂直な切り込み送り方向であるZ軸方向に移動可能に支持される。上記回転スピンドル53はスピンドルハウジング52の先端から突出して配設されており、この回転スピンドル53の先端部に切削ブレード6が装着されている。なお、切削ブレード6を装着した回転スピンドル53は、サーボモータ54等の駆動源によって回転駆動せしめられる。
図示の実施形態におけるスピンドルユニット5は、ユニットホルダ51を2本の案内レール423、423に沿ってZ軸方向に移動させるためのZ軸移動手段55を具備している。Z軸移動手段55は、上記X軸移動手段37や第1のY軸移動手段38および第2のY軸移動手段43と同様に案内レール423、423の間に配設された雄ネジロッド(図示せず)と、該雄ネジロッドを回転駆動するためのパルスモータ552等の駆動源を含んでおり、パルスモータ552によって図示しない雄ネジロッドを正転および逆転駆動することにより、ユニットホルダ51とスピンドルハウジング52および回転スピンドル53を案内レール423、423に沿ってZ軸方向に移動せしめる。
図示の実施形態におけるスピンドルユニット5は、切削ブレード6のZ軸方向位置(切り込み送り位置)を検出するためのZ軸方向位置検出手段56を具備している。Z軸方向位置検出手段56は、上記案内レール423、423と平行に配設されたリニアスケール56aと、上記ユニットホルダ51に取り付けられユニットホルダ51とともにリニアスケール56aに沿って移動する読み取りヘッド56bとからなっている。このZ軸方向位置検出手段56の読み取りヘッド56bは、図示の実施形態においては1μm毎に1パルスのパルス信号を後述する制御手段に送る。
図示の実施形態における切削装置は、上記スピンドルハウジング52の前端部に配設された撮像手段7を備えている。この撮像手段7は、顕微鏡やCCDカメラ等の光学手段からなっており、撮像した画像信号を後述する制御手段に送る。このように構成された撮像手段7は、撮像領域の中心が上記切削ブレード6とX軸方向の同一線上に配設されている。
図示の実施形態における切削装置は、図2に示すように制御手段9を具備している。制御手段9はコンピュータによって構成されており、制御プログラムに従って演算処理する中央処理装置(CPU)91と、制御プログラム等を格納するリードオンリメモリ(ROM)92と、演算結果等を格納する読み書き可能なランダムアクセスメモリ(RAM)93と、入力インターフェース94および出力インターフェース95とを備えている。このように構成された制御手段9の入力インターフェース94には、図2に示すX軸方向位置検出手段374の読み取りヘッド374b、Y軸方向位置検出手段384の読み取りヘッド384b、Z軸方向位置検出手段56の読み取りヘッド56b、撮像手段7、入力手段901等からの検出信号が入力される。また、出力インターフェース95からは上記チャックテーブル36を回転するパルスモータ340、X軸移動手段37のパルスモータ372、第1のY軸移動手段38のパルスモータ382、第2のY軸移動手段43のパルスモータ432、Z軸移動手段55のパルスモータ552、表示手段902等に制御信号を出力する。なお、上記ランダムアクセスメモリ(RAM)93は、後述する板状物に平行に形成された複数の分割予定ラインの間隔を記憶する記憶領域93aや他の記憶領域を備えている。
図示の実施形態における切削装置は以上のように構成されており、以下その作用について説明する。
図3には、板状物としての半導体ウエーハの斜視図が示されている。図3に示す半導体ウエーハ10は、例えば厚みが150μmのシリコンウエーハからなっており、表面10aには格子状に形成された複数の分割予定ライン101によって区画された複数の領域にIC、LSI等のデバイス102が形成されている。このように形成された半導体ウエーハ10は、図4に示すように環状のフレームFに装着されたポリオレフィン等の合成樹脂シートからなる例えば厚みが100μmの保護テープTに裏面10b側を貼着する(ウエーハ貼着工程)。従って、保護テープTに貼着された半導体ウエーハ10は、表面10aが上側となる。なお、複数の分割予定ライン101の間隔の設計値が入力手段901から入力され、ランダムアクセスメモリ(RAM)93の記憶領域93aに格納される。
上述したウエーハ貼着工程を実施したならば、図1に示す切削装置のチャックテーブル36上に半導体ウエーハ10の保護テープT側を載置する。そして、図示しない吸引手段を作動することにより、保護テープTを介して半導体ウエーハ10をチャックテーブル36上に吸引保持する(ウエーハ保持工程)。従って、チャックテーブル36に保持された半導体ウエーハ10は、表面10aが上側となる。また、環状のフレームFは、クランプ362によって固定される。
上述したように半導体ウエーハ10を吸引保持したチャックテーブル36は、X軸移動手段37によって撮像手段の直下に位置付けられる。このようにしてチャックテーブル36が撮像手段の直下に位置付けられると、撮像手段および制御手段9によって半導体ウエーハ10の切削加工すべき加工領域を検出するアライメント作業を実行する。即ち、撮像手段7および制御手段9は、半導体ウエーハ10の所定方向に形成されている分割予定ライン101と、該分割予定ライン101に沿って切削加工する切削ブレード6との位置合わせを行うためのパターンマッチング等の画像処理を実行し、切削加工位置のアライメントを遂行する。また、半導体ウエーハ10に形成されている上記分割予定ライン101に対して直交する方向に延びる分割予定ライン101に対しても、同様に切削加工位置のアライメントが遂行される。
以上のようにしてチャックテーブル36上に保持されている半導体ウエーハ10の切削領域を検出するアライメントが行われたならば、半導体ウエーハ10を保持したチャックテーブル36を切削作業領域に移動し、図5の(a)に示すように所定の分割予定ライン101の一端を切削ブレード6の直下より図5の(a)において僅かに右側に位置付ける。次に、切削ブレード6を矢印6aで示す方向に回転するとともに、Z軸移動手段55を作動して切削ブレード6を2点鎖線で示す退避位置から矢印Zaで示す方向に所定量切り込み送りする。この切り込み送り位置は、切削ブレード6の外周縁が保護テープTに達する位置に設定されている。このようにして、切削ブレード6の切り込み送りを実施したならば切削ブレード6を矢印6aで示す方向に回転しつつX軸移動手段37を作動してチャックテーブル36を図5の(a)において矢印X1で示す方向に所定の切削送り速度(例えば50mm/秒)で移動し、チャックテーブル36に保持された半導体ウエーハ10の他端が図5の(b)に示すように切削ブレード6の直下より僅かに左側に達したら、チャックテーブル36の移動を停止するとともに、切削ブレード6を矢印Zbで示す方向に2点鎖線で示す退避位置まで上昇せしめる。この結果、半導体ウエーハ10は所定の分割予定ライン101に沿って切削溝110が形成され切断される(切削工程)。次に、第1のY軸移動手段38を作動してチャックテーブル36をランダムアクセスメモリ(RAM)93の記憶領域93aに格納されている分割予定ライン101の間隔に相当する量だけY軸方向(図5において紙面に垂直な方向)に割り出し送りする(割り出し送り工程)とともに、X軸移動手段37を作動してチャックテーブル36を図5の(b)において矢印X2で示す方向に移動して図5の(a)の状態にする。そして、上述したように切断された分割予定ライン101に隣接する分割予定ライン101に沿って上記切削工程を実施する。
上述した切削工程と割り出し送り工程を交互に実施すると、時間経過に伴う温度変化などに起因して切削ブレード6の割り出し送り方向(Y軸方向)位置が分割予定ライン101からズレることがある。このため、例えば10本の分割予定ライン101に沿って上記切削工程を実施したならば、切削ブレード6と分割予定ライン101とのズレの有無を検出するズレ検出工程を実施する。即ち、10本の分割予定ライン101に沿って上記切削工程を実施したならば、上述したようにランダムアクセスメモリ(RAM)93の記憶領域93aに格納されている分割予定ライン101の間隔に相当する量だけY軸方向に割り出し送りする割り出し送り工程を実施するとともに、X軸移動手段37を作動して図6に示すようにチャックテーブル36に保持された半導体ウエーハ10の外周部を切削ブレード6の直下に位置付ける。次に、切削ブレード6を矢印6aで示す方向に回転するとともに、Z軸移動手段55を作動して切削ブレード6を2点鎖線で示す退避位置から矢印Z1で示す方向に所定量切り込み送りする。この切り込み送り位置は、切削ブレード6の外周縁が保護テープTに達する位置に設定されている。この結果、図示の実施形態においては図7に示すように半導体ウエーハ10の外周部および保護テープTに僅かに切込溝120が形成される。
上述したように、半導体ウエーハ10の外周部および保護テープTに僅かに切り込み切込溝120が形成されたならば、X軸移動手段37を作動して切込溝120が形成されたチャックテーブル36に保持された半導体ウエーハ10の切込溝120が形成された領域を撮像手段7の直下に位置付ける。次に、撮像手段7を作動して半導体ウエーハ10の切込溝120が形成された領域を撮像し、撮像した画像信号を制御手段9に送る。制御手段9は、入力した画像信号に基づいて切込溝120と分割予定ライン101との関係を示す画像を図8に示すように表示手段902に表示するとともに、分割予定ライン101の幅方向中心101aと切込溝120とのズレ量(Δy)を求め、このズレ量(Δy)をランダムアクセスメモリ(RAM)93に格納する。このようにして求められた分割予定ライン101と切込溝120とのズレ量(Δy)に基づいて、次に切削する分割予定ライン101に対する割り出し送り量を補正する。
上述したズレ検出工程においては、制御手段9は撮像した切込溝120に基づいて切込溝120を形成した際の切削ブレード6による切り込み量(ΔZ)を求める。即ち、図6に示すように切削ブレード6の回転中心のX座標を(X0)とし、切込溝120の終点のX座標を(X1)とし、切削ブレード6の半径を(R)とすると、切り込み量(ΔZ)は次式によって求めることができる。
なお、切削ブレード6の半径(R)が予め実測値で判っている場合には、実測値を用いる。
また、ブレード6の回転中心のZ座標(Z1)はZ軸方向位置検出手段56からの検出信号によって求めることができ、切削ブレード6の回転中心のX座標を(X0)と切込溝120の終点のX座標(X1)はX軸方向位置検出手段374からの検出信号および撮像手段7によって撮像された切込溝120の画像信号に基づいて求めることができる。また、チャックテーブル36に保持された半導体ウエーハ10の上面のZ座標(Z0)は、チャックテーブル36の表面高さ位置が決められており、保護テープTの厚み(図示の実施形態においては100μm)および半導体ウエーハ10の厚み(図示の実施形態においては150μm)が判っているので容易に求めることができる。
以上のようにして切り込み量(ΔZ)を求めることにより、切削ブレード6による切り込み深さを適正に調整することができる。
上述した切り込み量(ΔZ)を求める際に切削ブレード6の半径(R)が判っていない場合には、制御手段9は撮像した切込溝120に基づいて切込溝120を形成した際の切削ブレード6の半径(R)を求める。即ち、図6に示すように切削ブレード6の回転中心のZ座標を(Z1)とし、チャックテーブル36に保持された半導体ウエーハ10の上面のZ座標を(Z0)とし、切削ブレード6の回転中心のX座標を(X0)とし、切込溝120の終点のX座標を(X1)とすると、切削ブレード6の半径(R)は次式によって求めることができる。
このようにして切削ブレード6の半径(R)を求めることにより、切削ブレード6の摩耗を切削ブレード6の半径(R)の減少によって検出することができる。従って、切削ブレード6の摩耗による交換を適正に実施することができる。
以上のように、図示の実施形態においては、上述したズレ検出工程においては、撮像した切込溝120に基づいて切込溝120を形成した際の切削ブレード6による切り込み量(ΔZ)および切削ブレード6の半径(R)を求めることができるので、切削ブレードを2か所に位置付けて切込溝を形成する必要がなく生産性が向上する。
以上、本発明を図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明は実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨の範囲で種々の変形は可能である。例えば、上述した実施形態においては環状のフレームFに装着された保護テープTに貼着された板状物としての半導体ウエーハ10に対して本発明を実施する例を示したが、本発明は板状物をチャックテーブルに直接保持した状態で実施しても同様の作用効果が得られる。
2:静止基台
3:チャックテーブル機構
32:第1の滑動ブロック
33:第2の滑動ブロック
36:チャックテーブル
37:X軸移動手段
374:X軸方向位置検出手段
38:第1のY軸移動手段
384:Y軸方向位置検出手段
4:スピンドル支持機構
43:第2のY軸移動手段
5:スピンドルユニット
51:ユニットホルダ
52:スピンドルハウジング
53:回転スピンドル
55:Z軸移動手段
56:Z軸方向位置検出手段
6:切削ブレード
7:撮像手段
9:制御手段
10:半導体ウエーハ

Claims (2)

  1. 板状物を保持する保持面を有するチャックテーブルと、該チャックテーブルの保持面に保持され板状物を切削する切削ブレードを備えた切削手段と、該チャックテーブルと該切削手段とを相対的にX軸方向に移動するX軸移動手段と、該チャックテーブルと該切削手段とを相対的にX軸方向と直交するY軸方向に移動するY軸移動手段と、該切削手段をX軸方向およびY軸方向と直交するZ軸方向に移動するZ軸移動手段と、該X軸移動手段による該チャックテーブルまたは該切削ブレードの移動位置を検出するX軸方向位置検出手段と、該Y軸移動手段による該チャックテーブルまたは該切削ブレードの移動位置を検出するY軸方向位置検出手段と、Z軸移動手段による該切削手段のZ軸方向位置を検出するZ軸方向位置検出手段と、該チャックテーブルの保持面に保持された板状物を撮像する撮像手段と、板状物に平行に形成された複数の分割予定ラインの間隔を記憶するメモリを備えた制御手段と、を具備する切削装置を用いて、該チャックテーブルの保持面に保持された板状物を分割予定ラインに沿って切削する板状物の加工方法であって、
    板状物に形成された分割予定ラインに該切削ブレードを位置付けて該X軸移動手段を作動することにより板状物を分割予定ラインに沿って切削する切削工程と、該制御手段のメモリに記憶された分割予定ラインの間隔に従って該Y軸移動手段を作動し該チャックテーブルと該切削ブレードをY軸方向に相対的に割り出し送りする割り出し送り工程と、を交互に実施する際に、
    所定数の分割予定ラインに対して該切削工程を実施したならば、割り出し送りされた該切削ブレードで板状物の外周部または板状物を支持する保護テープに僅かに切込溝を形成し、該撮像手段によって該切込溝の位置と分割予定ラインの位置とを撮像してズレの有無を検出するズレ検出工程を実施するとともに、
    該ズレ検出工程においては、該切込溝を形成した際の該切削ブレードの回転中心のX座標(X0)と該切込溝の終点の座標(X1)と切削ブレードの半径(R)とによって切削ブレードによる切り込み量(ΔZ)を次式により求める、
    ことを特徴とする板状物の加工方法。
  2. 該切削ブレードの半径(R)は、該切削ブレードの回転中心のZ座標(Z1)と該チャックテーブルに保持された板状物または該保護テープの表面のZ座標(Z0)と該切削ブレードの回転中心のX座標(X0)と該切込溝の終点の座標(X1)とによって次式により求める、
    請求項1記載の板状物の加工方法。
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