JP2005136292A - 板状物の加工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】切削ブレードを備えた切削装置において、切削ブレードの切り込み方向の位置調整用の切削溝と割り出し方向の位置調整のための切削溝とを確実に区別できるようにする。
【解決手段】小片板状物W1に、切削ブレードの切り込み方向の位置調整用の第一の切削溝G1〜G5と割り出し方向の位置調整用の第二の切削溝G6とを非平行に形成する。
【選択図】図8

Description

本発明は、切削装置の調整のために行う板状物の加工方法に関するものである。
ICやLSI等の回路がストリートによって区画されて表面に複数形成された半導体ウェーハは、ストリートを縦横に切削(ダイシング)することにより個々の半導体チップに分割され、各種電子機器に利用されている。近年は、電子機器の軽量化、小型化を可能とするために、半導体チップの厚さを100μm以下、50μm以下というように極めて薄く形成することが求められており、そのために、先ダイシングと称される技術が開発され、実用に供されている。
この先ダイシングとは、半導体チップの厚さに相当する深さの切削溝を半導体ウェーハの表面に形成し、その後半導体ウェーハの裏面を研削して切削溝を裏面側から表出させることにより個々の半導体チップに分割する技術であり、表面に切削溝を形成する際には、高速回転可能な切削ブレードを有する切削装置が用いられる。
例えば図12に示す切削装置200においては、半導体ウェーハWを保持するチャックテーブル201と、チャックテーブル201に保持された半導体ウェーハWに対して切削加工を施す切削手段202と、半導体ウェーハWの切削すべき位置を検出するアライメント手段203とを備えており、アライメント手段203は切削手段202に固定されている。チャックテーブル201はX軸方向(送り方向)に移動可能であり、アライメント手段203は切削手段202と共にY軸方向(割り出し方向)及びZ軸方向(切り込み方向)に移動可能である。切削手段202においては、スピンドル204の先端に切削ブレード205が装着されており、スピンドル204の回転に伴って切削ブレード205も回転する構成となっている。
半導体ウェーハWはテープTを介してフレームFと一体となった状態でチャックテーブル201に保持されており、半導体ウェーハWは、チャックテーブル201の+X方向の移動により最初に撮像部206の直下に位置付けられ、表面が撮像されて予めアライメント手段203に記憶されたキーパターンとのパターンマッチング等の処理によって切削すべき位置が検出されると共に、その位置と切削ブレード205の割り出し方向の位置との位置合わせがなされる。そして更にチャックテーブル201を+X方向に移動させると共に、切削手段202を下降させることにより、検出された切削すべき位置に高速回転する切削ブレード205が切り込んでその位置が切削される。
先ダイシングにおいては切削溝の深さが最終的な半導体チップの厚さに相当するため、切削溝形成時の切り込み深さを正確に制御する必要がある。そこで、切削ブレードを垂直に下降させダミーウェーハを切削して切削溝を形成し、その切削溝の送り方向の長さに基づき切削溝の深さを算出するようにしている。そして、算出された深さと所望の深さとが合致しない場合は、その差の分だけ切削ブレード205の切り込み方向の位置をずらしたり、切削溝形成時の切削手段202の切り込み方向の制御を調整することにより、所望の深さの切削溝を形成できるようにしている。
図13に示すように、撮像部206には位置合わせのためのアライメント基準線207が形成されている。基準線207の+X方向の延長線上には切削ブレード205が配置され、アライメント手段203と切削手段202とは固定されており、これらは連動してY軸方向に移動するため、切削すべき位置と切削ブレード205とのY軸方向の位置合わせをする際には、その切削すべき位置とアライメント基準線207とが合致するようにすればよい。そこで、実際の切削を行う前には、ダミーウェーハを切削して切削溝を形成し、アライメント手段203によってその切削溝を検出し、アライメント基準線207とその切削溝とが合致するように調整される(例えば特許文献1参照)。
このように、切削ブレード205の切り込み方向の位置を調整するためにダミーウェーハに切削溝を形成する必要があり、切削ブレード205とアライメント基準線207とを合致させて割り出し方向の位置を調整するためにもダミーウェーハに切削溝を形成する必要がある。そこで、チャックテーブルに隣接して補助テーブルを配設し、補助テーブルに保持された一枚のダミーウェーハを試し切りして切削溝を形成することによりダミーウェーハへの切削溝の形成を行い、その切削溝の長さや方向に基づいた調整も行われている(例えば特許文献2参照)。
特開平11−260763号公報 特開2001−308034号公報
しかしながら、切削ブレードの外周の刃が磨耗したり、切削ブレードを交換したりした際には、その都度ダミーウェーハに切削溝を形成する必要があるため、1枚のダミーウェーハにはいくつもの切削溝が平行に形成されることになる。そして、アライメント手段は、それぞれの切削溝が、切り込み方向の位置調整のためのものなのか、割り出し方向の位置調整のためのものなのかを判別できない。従って、切り込み方向の位置調整のために形成した切削溝を割り出し方向の位置調整のために使用してしまったり、逆に、割り出し方向の位置調整のために形成した切削溝を切り込み方向の位置調整のために使用してしまったりすることもある。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、切り込み方向の位置調整用の切削溝と割り出し方向の位置調整のための切削溝とを確実に区別できるようにすることである。
本発明は、板状物を保持するチャックテーブルと、小片板状物を保持して回転可能な補助テーブルと、チャックテーブルに保持された板状物を切削する切削ブレードを備えた切削手段と、板状物の表面を撮像する撮像部を有するアライメント手段とを少なくとも備え、チャックテーブル及び補助テーブルと切削手段とは相対的に送り方向、割り出し方向及び切り込み方向に移動可能であり、撮像部には切削ブレードの送り方向の延長線上にアライメント基準線が形成された切削装置において、回転する切削ブレードを小片板状物に対して切り込み方向に切り込ませ第一の切削溝を形成して第一の切削溝の長さと切削ブレードの直径とから切削ブレードの切り込み深さを算出する切り込み深さ算出工程と、小片板状物を水平方向に回転させ小片板状物に第一の切削溝と非平行の第二の切削溝を形成して第二の切削溝とアライメント手段に形成された基準線との位置合わせを行う位置合わせ工程とを含むことを主要な特徴とする。
位置合わせ工程は、少なくとも切削ブレードを新たなものに交換した後には遂行されるが、それ以外の時期に遂行してもよい。また、位置合わせ工程においてアライメント基準線と非平行な第一の切削溝が検出された際には、アライメント基準線に平行な第二の切削溝を走査してアライメント基準線と第二の切削溝とを位置合わせすることが望ましい。
切削手段に第一の切削手段と第二の切削手段とを備えている場合は、第一の切削手段によって形成された第二の切削溝と第二の切削手段によって形成された第二の切削溝とを更に非平行に形成することが望ましい。
本発明においては、小片板状物に対し、切削ブレードの切り込み方向の位置を認識するために形成される切削溝と、切削ブレードの割り出し方向の位置を認識するための切削溝とを非平行に形成するため、後に撮像手段によって小片板状物を撮像したときに、どちらの切削溝なのかを明確に区別することができ、誤認識することがなくなる。
図1に示す切削装置100における板状物の加工方法を例に挙げて説明する。この切削装置1は、切削しようとする板状物及び切削済の板状物を収容するカセット1と、カセット1からの板状物の搬出及びカセット1への板状物の搬入を行う搬出入手段2と、板状物を保持するチャックテーブル3と、チャックテーブル3に隣接する位置に配設されダミーウェーハのような小片板状物を保持する補助テーブル4と、チャックテーブル3または補助テーブル4に保持された板状物に切削を施す切削手段5と、チャックテーブル3に保持された板状物を撮像して切削すべき位置の検出等を行う第一のアライメント手段60、61と、切削後の板状物を洗浄する洗浄手段7と、切削後の板状物を洗浄手段7に搬送する搬送手段8とを備えている。
カセット1は、カセット載置台10の上に載置されている。カセット載置台10の内部に備えたナット(図示せず)は、Z軸方向に配設されたボールネジ11に螺合しており、ボールネジ11がパルスモータ(図示せず)に駆動されて回動するのに伴いカセット載置台10が昇降し、カセット10を適宜の高さに位置付けることができる。
搬出入手段2は、Y軸方向に配設されたボールネジ20及びガイドレール21と、ボールネジ20の一端に連結されボールネジ20を回動させるパルスモータ22と、内部に設けたナット(図示せず)がボールネジ20に螺合しボールネジ20の回動によりガイドレール21にガイドされてY軸方向(割り出し方向)に移動する移動部23と、移動部23に対して垂直方向に昇降可能な昇降部24と、昇降部24の先端から水平方向に延び板状物を保持する保持部25とから構成され、パルスモータ22に駆動されてボールネジ20が回動するのに伴い移動部23がガイドレール21にガイドされてY軸方向に移動し、昇降部24が昇降することにより保持部25が適宜の高さに位置付けられる構成となっている。パルスモータ22は制御部9に接続されており、制御部9から供給されるパルスによって動作する。
チャックテーブル3は、送り部30によってX軸方向(送り方向)に移動可能となっていると共に、回転駆動部31によって駆動されて回転可能となっている。送り部30は、X軸方向に配設されたボールネジ300及びガイドレール301と、ボールネジ300の一端に連結されボールネジ300を回動させるパルスモータ(図示せず)と、内部に設けたナット(図示せず)がボールネジ300に螺合しボールネジ300の回動によりガイドレール301にガイドされてX軸方向(送り方向)に移動する移動基台302と、移動基台302に対してY軸方向に移動可能な移動部303とから構成される。ボールネジ300に連結されたパルスモータは、制御部9から供給されるパルスによって動作する。また、回転駆動部31も制御部9によって制御される。
補助テーブル4は、図示の例ではチャックテーブル3に隣接する位置に配設されている。補助テーブル4は、ダミーウェーハ等の小片板状物を保持することができ、チャックテーブル3に保持された板状物を切削する際に邪魔にならない位置に配設されていることが望ましい。図示の例では、補助テーブル4は、チャックテーブル3の側部に固定されており、チャックテーブル3のX軸方向の移動に伴って同方向に移動し、チャックテーブル3の回転に伴って回転する構成となっている。なお、補助テーブル4は、チャックテーブル3とは別個に独立してX軸方向の移動及び回転をするように構成してもよい。
切削手段5には、図示の例では第一の切削手段50と第二の切削手段51とを備えている。第一の切削手段50は、Y軸方向に配設されたスピンドル500の先端に切削ブレード501が装着され、スピンドル500の回転に伴って切削ブレード501が回転する構成となっている。第一の切削手段50は、全体として第一の割り出し送り部52によってY軸方向(割り出し方向)に移動可能であると共に、第一の切り込み送り部53によってZ軸方向(切り込み方向)に移動可能となっている。
一方、第二の切削手段51は、Y軸方向に配設されたスピンドル510の先端に切削ブレード511が装着され、スピンドルの回転に伴って切削ブレードが回転する構成となっている。なお、第二の切削手段51を構成するスピンドル510及び切削ブレード511は図1においては図示されていないが、図2において示す。第二の切削手段51は、全体として第二の割り出し送り部54によってY軸方向(割り出し方向)に移動可能であると共に、第二の切り込み送り部55によってZ軸方向(切り込み方向)に移動可能となっている。
第一の割り出し送り部52には、Y軸方向に配設されたボールネジ520と、ボールネジ520の一端に連結されたパルスモータ521と、ボールネジ520と平行に配設されたガイドレール522と、ガイドレール522と平行に配設されたリニアスケール523と、内部のナットがボールネジ520に螺合した移動部524とを備えており、パルスモータ521に駆動されてボールネジ520が回動するのに伴い移動部524がY軸方向に移動する構成となっている。パルスモータ521は制御部9に接続されており、制御部9から供給されるパルスによって動作する。また、移動部524の位置はリニアスケール523によって計測され、制御部9における制御に供される。
同様に、第二の割り出し送り部54には、Y軸方向に配設されたボールネジ540と、ボールネジ540の一端に連結されたパルスモータ541と、内部のナットがボールネジ540に螺合した移動部542とを備えており、パルスモータ541に駆動されてボールネジ540が回動するのに伴い移動部542がY軸方向に移動する構成となっている。なお、ボールネジ540と平行に配設されたガイドレール522及びリニアスケール523は、第一の割り出し送り部52と兼用されている。パルスモータ541は制御部9に接続されており、制御部9から供給されるパルスによって動作する。移動部542の位置はリニアスケール523によって計測され、制御部9における制御に供される。
第一の切り込み送り部53は、Z軸方向に配設されたボールネジ530と、ボールネジ530に連結されたパルスモータ531と、ボールネジ530と平行に配設されたガイドレール532と、図示しない内部のナットがボールネジ530に螺合すると共にガイドレール532に摺動可能に係合した昇降板533とから構成されており、パルスモータ531に駆動されてボールネジ530が回動するのに伴い昇降板533がガイドレール532にガイドされて昇降する構成となっている。パルスモータ531は制御部9に接続されており、制御部9から供給されるパルスによって動作する。また、昇降板533には第一の切削手段50が固定されており、昇降板533の昇降に伴って第一の切削手段50が昇降する。
一方、第二の切り込み送り部55は、Z軸方向に配設されたボールネジ550と、ボールネジ550に連結されたパルスモータ551と、ボールネジ550と平行に配設されたガイドレール552と、図示しない内部のナットがボールネジ550に螺合すると共にガイドレール552に摺動可能に係合した昇降板553とから構成されており、パルスモータ551に駆動されてボールネジ550が回動するのに伴い昇降板553がガイドレール552にガイドされて昇降する構成となっている。パルスモータ551は制御部9に接続されており、制御部9から供給されるパルスによって動作する。また、昇降板553には第二の切削手段51が固定されており、昇降板553の昇降に伴って第二の切削手段51が昇降する。
第一のアライメント手段60には、板状物の表面を撮像する撮像部600と、撮像部600が取得した画像に基づき切削すべき領域を検出する等の処理を行う処理部601とを備えている。第一のアライメント手段60は、図示の例では第一の切削手段50に固定されている。同様に、第二のアライメント手段61には、板状物の表面を撮像する撮像部610と、撮像部610が取得した画像に基づく処理を行う処理部611とを備えている。第二のアライメント手段61は、図示の例では第二の切削手段51に固定されている。
洗浄手段7には、切削後の板状物を保持して回転可能な保持テーブル70と、洗浄水を噴出するノズル(図示せず)とを備えており、保持テーブル70に保持された板状物が洗浄水によって洗浄され、切削屑が除去される。
搬送手段8は、Y軸方向に配設されたボールネジ80と、ボールネジ80の一端に連結されたパルスモータ81と、ボールネジ80と平行に配設されたガイドレール82と、図示しない内部のナットがボールネジ80に螺合した移動部83と、移動部83に対してZ軸方向に昇降可能な保持部84とから構成され、パルスモータ81に駆動されてボールネジ80が回動するのに伴い移動部83がガイドレール82にガイドされてY軸方向に移動する構成となっている。パルスモータ81は制御部9に接続されており、制御部9から供給されるパルスによって動作する。
図2に示すように、撮像部600及び610を構成する光学系には、アライメント基準線602、612がそれぞれ形成されている。アライメント基準線602、612は、切削すべき領域と切削ブレード501、511との位置合わせに用いられるもので、撮像部600を構成するアライメント基準線602のX軸方向の延長線上には、第一の切削手段50を構成する切削ブレード501が位置していなければならない。即ち、アライメント基準線602と切削ブレード501とは割り出し方向の位置(Y座標)が等しくなるように調整される。同様に、撮像部610を構成するアライメント基準線612のX軸方向の延長線上には、第二の切削手段51を構成する切削ブレード511が位置していなければならず、アライメント基準線612と切削ブレード511とは割り出し方向の位置(Y座標)が等しくなるように調整される。
次に、切削装置1を用いて、板状物の一例である半導体ウェーハを切削しようとする場合について説明する。図1に示すように、カセット10には切削前の半導体ウェーハWが複数収容されており、搬出入手段2によってカセット10の内部から搬出され、チャックテーブル3に載置され保持される。次に、チャックテーブル3が+X方向に移動することにより、半導体ウェーハWが第一のアライメント手段60及び/または第二のアライメント手段61の直下に位置付けられる。ここで、第一の切削手段50と第二の切削手段51とを同時に半導体ウェーハWに作用させて切削を行う場合は、第一のアライメント手段60と第二のアライメント手段61とを双方とも半導体ウェーハWの直上に移動させるが、以下では一例として第一の切削手段50のみを使用して切削を行う場合について説明する。
半導体ウェーハWが第一のアライメント手段60の直下に位置付けられると、第一のアライメント手段60をY軸方向に移動させながら撮像部600によって半導体ウェーハWの表面を撮像する。そして、撮像部600が取得した画像から処理部601がパターンマッチング等の処理によって切削すべきストリートを検出し、そのストリートとアライメント基準線602(図2参照)とを合致させる。第一のアライメント手段60は第一の切削手段50に固定されているため、第一のアライメント手段60のY軸方向の移動によって第一の切削手段50も同方向に同じだけ移動し、更には図2に示したように切削ブレード501はアライメント基準線602の延長線上にある。従って、切削すべきストリートとアライメント基準線602とが合致したときは、そのストリートと切削ブレード501とのY軸方向の位置合わせがなされたことになる。
こうして切削すべきストリートと切削ブレード501との位置合わせがなされた後は、チャックテーブル3が+X方向に移動すると共に、切削ブレード501が高速回転しながら第一の切削手段50が下降することにより、高速回転する切削ブレード501が切削すべきストリートに切り込み、当該ストリートが切削される。
いわゆる先ダイシングの場合は、最終的な半導体チップの厚さに相当する深さの溝を形成しなければならないため、半導体ウェーハWに対する切削ブレード501の切り込み深さを高精度に制御する必要がある。そのためには、切削ブレード501の切り込み方向(Z軸方向)の位置を正確に認識しておく必要がある。そこで、実際の半導体ウェーハの切削を行う前に、例えばダミーウェーハを切削して切削溝を形成し、その切削溝の長さに基づいて切削溝の深さを算出することにより切削ブレード501の切り込み方向の位置を求める。
例えば切削溝の形成に第一の切削手段50を使用する場合は、チャックテーブル3と共に補助テーブル4を+X方向に移動させてダミーウェーハW1を切削ブレード501の直下に位置付け、図3に示すように、切削ブレード501を高速回転させると共に第一の切削手段50を下降させてダミーウェーハに対して切削ブレード501を所定量切り込ませることにより、切削溝を形成する。切削ブレード501は使用により外周が磨耗するため、一定時間の使用ごとに切削溝を形成して切削溝の深さを求めることがある。従って、例えば図4に示すように、1枚のダミーウェーハW1には複数の第一の切削溝G1、G2、G3、G4、G5が形成される。また、切削ブレード501を新しいものに交換した際には、その都度切削溝を形成して新たに装着した切削ブレードの切り込み方向の位置を認識する必要もある。
上記のようにして切削溝を形成した後は、補助テーブル4を−X方向に移動させることにより、図5に示すようにダミーウェーハW1を撮像部600の直下に位置付け、その表面を撮像して直前に形成した第一の切削溝G5を検出する。そのときの画像は例えば図6のようになる。図6において第一の切削溝G5のX軸方向の長さをL1とし、まず処理部601においてこの画像を構成する画素に基づいてL1の長さを求める。
図7に示すように、第一の切削溝G5の深さをD、長さをL1、切削ブレード501の半径をRとすると、第一の切削溝G5の深さDは、制御部9において以下の式により求めることができる(切り込み深さ算出工程)。
Figure 2005136292
第一の切削手段50の下降量は制御部9からパルスモータ531に供給されるパルス数によって定まるため、制御部9においてはそのパルス数に基づいて切削ブレード501の所望の切り込み量、即ち第一の切削溝G5の所望の深さを認識している。第一の切削溝G5の所望の深さをD0とすると、実際の第一の切削溝G5の深さDとの差(D―D0)の値が0でない場合には、切削ブレード501のZ軸方向の位置を調整するか、または切削時の切削ブレード501の切り込み方向の位置の制御を制御部9において(D―D0)だけ調整すればよい。こうして切削ブレード501の切り込み方向の位置を認識することによって切り込み量を高精度に制御することができる。
一方、実際の半導体ウェーハの切削時に切削すべきストリートと切削ブレード501との位置合わせを行うためには、切削ブレード501とアライメント基準線602(図2参照)とが一直線上に位置していなければならないため、実際の切削を行う前に、予め切削ブレード501とアライメント基準線602との位置関係を確認し、この位置関係が崩れている場合には、調整を行う必要がある。
そこで、補助テーブル4に保持されたダミーウェーハW1を切削し、切削ブレード501の位置合わせ用の第二の切削溝を形成し、その第二の切削溝とアライメント基準線602との位置関係を調べることにより、切削ブレード501とアライメント基準線602との位置関係を求める。
第二の切削溝の形成時は、チャックテーブル3を回転させる。チャックテーブル3が回転すると、チャックテーブル3に固定された補助テーブル4も同じだけ回転する。この回転角度は180度または360度でなければ何度でもよい。
チャックテーブル3及び補助テーブル4を回転させた後の状態を維持したまま、チャックテーブル3と共に補助テーブル4を+X方向に移動させてダミーウェーハW1を切削ブレード501の直下に位置付け、切削ブレード501を高速回転させると共に第一の切削手段50を下降させてダミーウェーハに対して切削ブレード501を所定量切り込ませることにより、図8に示す第二の切削溝G6を形成する。図8に示すように、ダミーウェーハW1には、切削ブレード501の切り込み方向の調整用の第一の切削溝G1〜G5も含めて複数の切削溝が形成されているが、ここで形成した第二の切削溝G6は、補助テーブル4を回転させてから形成されたものであるため、第一の切削溝G1〜G5とは非平行となっている。
次に、補助テーブル4を回転させたままの状態で−X方向に移動させてダミーウェーハW1を撮像部600の直下に位置付け、その表面を撮像する。そして、図9に示すように、アライメント基準線602と平行でない切削溝を検出した場合は、その切削溝は第一の切削溝であると判断することができ、第二の切削溝と誤認することがない。図9に示すように第一の切削溝G5がアライメント基準線602と平行でない場合は、画像を走査して第二の切削溝G6を探し、図10に示すように第二の切削溝G6とアライメント基準線602とが合致した場合には、切削ブレード501とアライメント基準線602とが一直線上に位置していると判断できる。
一方、第二の切削溝G6とアライメント基準線602とが合致しない場合は、切削ブレード501とアライメント基準線602とが一直線上に位置していないと判断できる(位置合わせ工程)。この場合はそのままの状態で切削を行うとストリートの中心を外れたりストリート以外を切削してしまったりするため、第二の切削溝G6とアライメント基準線602とが一致するように切削ブレード501とアライメント基準線602との位置を調整する。
上記の例では、1つの切削ブレードの調整を行う場合について説明したが、図1の切削装置1のように切削ブレードを2つ備えた切削装置においては、第一の切削ブレード501の調整用の切削溝と第二の切削ブレード511の調整用の切削溝とをそれぞれ形成し、それぞれの切削ブレードについて切り込み方向及び割り出し方向の位置を調整しなければならない。
そこで、例えば図11に示すダミーウェーハW2のように、第一の切削ブレード501の切り込み方向の調整用の第一の切削溝G11、第一の切削ブレード501の割り出し方向の調整用の第二の切削溝12、第二の切削ブレード511の切り込み方向の調整用の第一の切削溝G21、第二の切削ブレード511の割り出し方向の調整用の第二の切削溝22を形成し、これらをすべて非平行とすれば、それぞれがどの調整用の切削溝なのかを明確に区別することができる。
なお、本実施形態においては、チャックテーブル3が送り方向に移動し、切削手段5及びアライメント手段6が割り出し方向及び切り込み方向に移動する場合を例に挙げて説明したが、これらは相対的にこれら3方向に移動すればよく、本実施形態で示した例には限定されない。
切削ブレードの切り込み方向及び割り出し方向の位置を正確に把握することができるため、高精度な切削が要求される切削装置に利用することができる。
切削装置の一例を示す斜視図である。 切削ブレードとアライメント基準線との関係を示す説明図である。 ダミーウェーハに切削溝を形成する様子を示す説明図である。 第一の切削溝が形成されたダミーウェーハの一例を示す平面図である。 ダミーウェーハの表面を撮像する様子を示す正面図である。 撮像により取得した画像の一例を示す説明図である。 切削溝の長さ及び深さと切削ブレードの半径を示す説明図である。 第一の切削溝及び第二の切削溝が形成されたダミーウェーハの一例を示す平面図である。 撮像により取得した画像の一例を示す説明図である。 走査後の画像の一例を示す説明図である。 第一の切削溝及び第二の切削溝が形成されたダミーウェーハの別の例を示す平面図である。 アライメント手段によって半導体ウェーハの表面を撮像する様子を示す斜視図である。 切削ブレードとアライメント基準線との関係を示す説明図である。
符号の説明
1:カセット
10:カセット載置台 11:ボールネジ
2:搬出入手段
20:ボールネジ 21:ガイドレール 22:パルスモータ 23:移動部
24:昇降部 25:保持部
3:チャックテーブル
30:送り部
300:ボールネジ 301:ガイドレール 302:移動基台
303:移動部
31:回転駆動部
4:補助テーブル
5:切削手段
50:第一の切削手段
500:スピンドル 501:切削ブレード
51:第二の切削手段
510:スピンドル 511:切削ブレード
52:第一の割り出し送り部
520:ボールネジ 521:パルスモータ 522:ガイドレール
523:リニアスケール 524:移動部
53:第一の切り込み送り部
530:ボールネジ 531:パルスモータ 532:ガイドレール
533:昇降板
54:第二の割り出し送り部
540:ボールネジ 541:パルスモータ 542:移動部
55:第二の切り込み送り部
550:ボールネジ 551:パルスモータ 552:ガイドレール
553:昇降板
60:第一のアライメント手段
600:撮像部 601:処理部 602:アライメント基準線
61:第二のアライメント手段
610:撮像部 611:処理部 612:アライメント基準線
7:洗浄手段
70:保持テーブル
8:搬送手段
80:ボールネジ 81:パルスモータ 82:ガイドレール
83:移動部
9:制御部
100:切削装置
W:半導体ウェーハ
W1:ダミーウェーハ
G1〜G5:第一の切削溝 G6:第二の切削溝
W2:ダミーウェーハ
G11、G12、G21、G22:切削溝

Claims (4)

  1. 板状物を保持するチャックテーブルと、小片板状物を保持して回転可能な補助テーブルと、該チャックテーブルに保持された板状物を切削する切削ブレードを備えた切削手段と、該板状物の表面を撮像する撮像部を有するアライメント手段とを少なくとも備え、該チャックテーブル及び該補助テーブルと該切削手段とは相対的に送り方向、割り出し方向及び切り込み方向に移動可能であり、該撮像部には該切削ブレードの該送り方向の延長線上にアライメント基準線が形成された切削装置における、該切削ブレードの切り込み方向及び割り出し方向の位置を調整するための板状物の加工方法であって、
    回転する切削ブレードを小片板状物に対して該切り込み方向に切り込ませて第一の切削溝を形成し、該第一の切削溝の長さと該切削ブレードの直径とから該切削ブレードの切り込み深さを算出する切り込み深さ算出工程と、
    該小片板状物を水平方向に回転させ、該小片板状物に該第一の切削溝と非平行の第二の切削溝を形成し、該第二の切削溝と該アライメント手段に形成された基準線との位置合わせを行う位置合わせ工程と
    を少なくとも含む板状物の加工方法。
  2. 前記切削ブレードを新たな切削ブレードに交換した後に前記位置合わせ工程が遂行される請求項1に記載の板状物の加工方法。
  3. 前記位置合わせ工程において、前記アライメント基準線と非平行な第一の切削溝が検出された際には、該アライメント基準線に平行な第二の切削溝を走査して該アライメント基準線と該第二の切削溝とを位置合わせする
    請求項1または2に記載の板状物の加工方法。
  4. 前記切削手段には、第一の切削手段と第二の切削手段とを備え、該第一の切削手段によって形成された第二の切削溝と、該第二の切削手段によって形成された第二の切削溝とが更に非平行である
    請求項1、2または3に記載の板状物の加工方法。
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