JP2011181623A - 板状物の加工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】切削手段の各構成部材が熱膨張して切削ブレードの高さ位置が変位しても、板状物に所定深さの切削溝を正確に形成することができる加工方法を提供する。
【解決手段】チャックテーブルに保持された被加工物に形成された複数の切削予定ライン101,102における複数箇所の高さ位置を検出し、高さ位置が検出された複数箇所の少なくとも一箇所の基準箇所の表面に切削ブレードを作用せしめることにより切削窪みを形成し、切削窪みが形成された状態における切削ブレードの高さ位置を求めるとともに、切削窪みの長さを計測し切削窪みの長さと切削ブレードの半径から切削窪みの深さを求め、切削窪みの深さと切削ブレードの高さ位置に基づいて所定深さの切削溝を形成するために切削ブレードの切り込み送り位置を設定し、切り込み送り位置と切削予定ラインの高さ方向の傾斜に基づいて切削ブレードの切り込み送り位置を調整しつつ板状物を切削する。
【選択図】図9

Description

本発明は、板状の被加工物に所定深さの切削溝を形成する板状物の加工方法に関する。
例えば、半導体デバイス製造工程においては、略円板形状である半導体ウエーハの表面に格子状に形成されたストリートと呼ばれる分割予定ラインによって区画された多数の領域にIC、LSI等のデバイスを形成し、該デバイスが形成された各領域をストリートに沿って切断することにより個々のデバイスを製造している。
また、上述したように製造されるデバイスの抗折強度を向上するためウエーハを個々のデバイスに分割する前に、V字溝形成用の切削ブレードを用いてストリート上に所定深さのV字溝を形成することによりデバイスの周縁に面取りを施す切削加工が実施されている。
また、矩形に形成された圧電素子基板やフェライト基板に表面から所定深さの切削溝を格子状に形成する場合にも切削装置が用いられている(例えば下記特許文献1参照)。
このように板状の被加工物をストリートに沿って切削する切削装置は、被加工物を保持する被加工物保持面を備えたチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持され被加工物を切削する切削ブレードを備えた切削手段と、該切削手段とチャックテーブルを相対的に加工送り方向に加工送りする加工送り手段と、切削手段とチャックテーブルを加工送り方向と直交する割り出し送り方向に相対的に割り出し送りする割り出し送り手段と、切削手段とチャックテーブルを被加工物保持面に対して垂直な切り込み送り方向に相対的に切り込み送りする切り込み送り手段を具備している。
しかるに、被加工物の厚みにバラつきがあったり、被加工物を固定するサブストレートや被加工物をサブストレートに固定するための接着剤層の厚みにバラつきがあると、被加工物の表面から所定深さの切削溝を形成することが困難である。
このような問題を解消するために、チャックテーブルに保持され被加工物の表面の高さ位置を検出し、この高さ位置に対応して切り込み送り手段を制御するようにした切削装置が下記特許文献2に開示されている。
特開2009−27052号公報 特開2001−298003号公報
而して、切削ブレードを備えた切削手段は稼動していると各構成部材が熱膨張して切削ブレードの高さ位置が変位するため、上述したようにチャックテーブルに保持され被加工物の表面の高さ位置を検出し、この高さ位置に対応して切り込み送り手段を制御しても、表面から所定深さの切削溝を形成することができない。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術課題は、切削ブレードを備えた切削手段の各構成部材が稼動により熱膨張して切削ブレードの高さ位置が変位しても、板状物の表面から所定深さの切削溝を正確に形成することができる板状物の加工方法を提供することにある。
上記主たる技術課題を解決するため、本発明によれば、チャックテーブルに保持された板状物に、切削ブレードにより複数の切削予定ラインに沿って所定深さの切削溝を形成する板状物の加工方法であって、
チャックテーブルに保持された板状物の複数の切削予定ラインにおける少なくとも2本の切削予定ラインのそれぞれ少なくとも2箇所の高さ位置を高さ検出手段によって検出する高さ位置検出工程と、
該高さ位置検出工程において高さ位置が検出された検出箇所の少なくとも一箇所の表面に対して垂直な方向に切削ブレードを作用せしめて切削窪みを形成する切削窪み形成工程と、
該切削窪み形成工程が実施された状態における切削ブレードの高さ位置を検出する切削ブレード位置検出工程と、
該切削窪み形成工程によって形成された切削窪みの長さを計測し、該切削窪みの長さと切削ブレードの半径からピタゴラスの定理により切削窪みの深さを求める切削窪み深さ検出工程と、
該切削窪み深さ検出工程によって求められた切削窪みの深さと該切削ブレード位置検出工程によって検出された切削ブレードの高さ位置に基づいて、所定深さの切削溝を形成するために切削ブレードの切り込み送り位置を設定する基準切り込み送り位置設定工程と、
該高さ位置検出工程において検出された検出箇所の高さ位置に基づいて、複数の切削予定ラインの高さ方向の傾斜を求め切削予定ライン傾斜マップを作成する切削予定ライン傾斜マップ作成工程と、
基準切り込み送り位置設定工程において求められた切削ブレードの切り込み送り位置および切削予定ライン傾斜マップに基づいて、切削ブレードの切り込み送り位置を調整しつつ板状物を切削予定ラインに沿って切削することにより所定深さの切削溝を形成する切削工程と、を含む、
ことを特徴とする板状物の加工方法が提供される。
本発明による板状物の加工方法においては、チャックテーブルに保持された被加工物に形成された複数の切削予定ラインにおける複数箇所の高さ位置を検出し、高さ位置が検出された複数箇所の少なくとも一箇所の基準箇所の表面に切削手段を作動して切削ブレードを作用せしめることにより切削窪みを形成し、切削窪みが形成された状態における切削ブレードの高さ位置を求めるとともに、切削窪みの長さを計測し該切削窪みの長さと切削ブレードの半径からピタゴラスの定理により切削窪みの深さを求め、該切削窪みの深さと切削ブレードの高さ位置に基づいて所定深さの切削溝を形成するために切削ブレードの切り込み送り位置を設定し、この切削ブレードの切り込み送り位置と切削予定ラインの高さ方向の傾斜に基づいて切削ブレードの切り込み送り位置を調整しつつ板状物を切削予定ラインに沿って切削するので、切削手段の各構成部材が稼動により熱膨張して切削ブレードの高さ位置が変位しても、被加工物の表面から所定深さの切削溝を正確に形成することができる。
本発明による板状物の加工方法を実施するための切削装置の斜視図。 図1に示す切削装置に装備される制御手段のブロック構成図。 板状物としての圧電素子基板の平面図。 図3に示す圧電素子基板を環状のフレームに装着されたダイシングテープに貼着した状態を示す斜視図。 本発明による板状物の加工方法における高さ位置検出工程によって作成された高さマップの説明図。 本発明による板状物の加工方法における切削窪み形成工程が実施された圧電素子基板の斜視図。 本発明による板状物の加工方法における切削窪み深さ検出工程の説明図。 本発明による板状物の加工方法における基準切り込み送り位置設定工程によって作成された切り込み送りマップの説明図。 本発明による板状物の加工方法における切削予定ライン傾斜マップ作成工程の説明図。 本発明による板状物の加工方法における切削予定ライン傾斜マップ作成工程によって作成された切削予定ライン傾斜マップの説明図。 本発明による板状物の加工方法における切削工程の説明図。
以下、本発明による板状物の加工方法の好適な実施形態について、添付図面を参照して、更に詳細に説明する。
図1には、本発明による板状物の加工方法を実施するための切削装置の斜視図が示されている。
図1に示された切削装置は、静止基台2と、該静止基台2に加工送り方向(X軸方向)である矢印Xで示す方向に移動可能に配設され被加工物を保持するチャックテーブル機構3と、静止基台2に加工送り方向(X軸方向)と直交する割り出し送り方向(Y軸方向)である矢印Yで示す方向に移動可能に配設されたスピンドル支持機構4と、該スピンドル支持機構4に後述するチャックテーブルの被加工物保持面に対して垂直な切り込み送り方向(Z軸方向)である矢印Zで示す方向に移動可能に配設されたスピンドルユニット5が配設されている。
上記チャックテーブル機構3は、静止基台2上に矢印Xで示す加工送り方向(X軸方向)に沿って平行に配設された一対の案内レール31、31と、該案内レール31、31上に矢印Xで示す加工送り方向(X軸方向)に移動可能に配設された第一の滑動ブロック32と、該第1の滑動ブロック32上に矢印Yで示す割り出し送り方向(Y軸方向)に移動可能に配設された第2の滑動ブロック33と、該第2の滑動ブロック33上に円筒部材34によって支持されたカバーテーブル35と、被加工物保持手段としてのチャックテーブル36を具備している。このチャックテーブル36は多孔性材料から形成された吸着チャック361を具備しており、吸着チャック361上に被加工物である例えば円盤状の半導体ウエーハを図示しない吸引手段によって保持するようになっている。このように構成されたチャックテーブル36は、円筒部材34内に配設されたパルスモータ340(M1)によって回転せしめられる。なお、チャックテーブル36には、後述する環状のフレームを固定するためのクランプ362が配設されている。
上記第1の滑動ブロック32は、その下面に上記一対の案内レール31、31と嵌合する一対の被案内溝321、321が設けられているとともに、その上面に矢印Yで示す割り出し送り方向(Y軸方向)に沿って平行に形成された一対の案内レール322、322が設けられている。このように構成された第1の滑動ブロック32は、被案内溝321、321が一対の案内レール31、31に嵌合することにより、一対の案内レール31、31に沿って矢印Xで示す加工送り方向(X軸方向)に移動可能に構成される。図示の実施形態におけるチャックテーブル機構3は、第1の滑動ブロック32を一対の案内レール31、31に沿って矢印Xで示す加工送り方向(X軸方向)に移動させるための加工送り手段37を具備している。加工送り手段37は、上記一対の案内レール31と31の間に平行に配設された雄ネジロッド371と、該雄ネジロッド371を回転駆動するためのパルスモータ372(M2)等の駆動源を含んでいる。雄ネジロッド371は、その一端が上記静止基台2に固定された軸受ブロック373に回転自在に支持されており、その他端が上記パルスモータ372(M2)の出力軸に伝動連結されている。なお、雄ネジロッド371は、第1の滑動ブロック32の中央部下面に突出して設けられた図示しない雌ネジブロックに形成された貫通雌ネジ穴に螺合されている。従って、パルスモータ372(M2)によって雄ネジロッド371を正転および逆転駆動することにより、第1の滑動ブロック32は案内レール31、31に沿って矢印Xで示す加工送り方向(X軸方向)に移動せしめられる。
図示の実施形態におけるチャックテーブル機構3は、チャックテーブル36のX軸方向位置を検出するためのX軸方向位置検出手段374を具備している。X軸方向位置検出手段374は、上記案内レール31に沿って配設されたリニアスケール374aと、第1の滑動ブロック32に配設され第1の滑動ブロック32とともにリニアスケール374aに沿って移動する読み取りヘッド374b(LS1)とからなっている。このX軸方向位置検出手段374の読み取りヘッド374b(LS1)は、図示に実施形態においては1μm毎に1パルスのパルス信号を後述する制御手段に送る。
上記第2の滑動ブロック33は、その下面に上記第1の滑動ブロック32の上面に設けられた一対の案内レール322、322と嵌合する一対の被案内溝331、331が設けられており、この被案内溝331、331を一対の案内レール322、322に嵌合することにより、矢印Yで示す割り出し送り方向(Y軸方向)に移動可能に構成される。図示の実施形態におけるチャックテーブル機構3は、第2の滑動ブロック33を第1の滑動ブロック32に設けられた一対の案内レール322、322に沿って矢印Yで示す割り出し送り方向(Y軸方向)に移動させるための第1の割り出し送り手段38を具備している。第1の割り出し送り手段38は、上記一対の案内レール322と322の間に平行に配設された雄ネジロッド381と、該雄ネジロッド381を回転駆動するためのパルスモータ382(M3)等の駆動源を含んでいる。雄ネジロッド381は、その一端が上記第1の滑動ブロック32の上面に固定された軸受ブロック383に回転自在に支持されており、その他端が上記パルスモータ382(M3)の出力軸に伝動連結されている。なお、雄ネジロッド381は、第2の滑動ブロック33の中央部下面に突出して設けられた図示しない雌ネジブロックに形成された貫通雌ネジ穴に螺合されている。従って、パルスモータ382(M3)によって雄ネジロッド381を正転および逆転駆動することにより、第2の滑動ブロック33は案内レール322、322に沿って矢印Yで示す割り出し送り方向(Y軸方向)に移動せしめられる。
図示の実施形態におけるチャックテーブル機構3は、上記第2の滑動ブロック33(チャックテーブル36)のY軸方向位置を検出するためのY軸方向位置検出手段384を備えている。Y軸方向位置検出手段384は、案内レール322に沿って配設されたリニアスケール384aと、第2の滑動ブロック33に配設され第2の滑動ブロック33とともにリニアスケール384aに沿って移動する読み取りヘッド384b(LS2)とからなっている。このY軸方向位置検出手段384の読み取りヘッド384b(LS2)は、図示に実施形態においては1μm毎に1パルスのパルス信号を後述する制御手段に送る。
上記スピンドル支持機構4は、静止基台2上に矢印Yで示す割り出し送り方向(Y軸方向)に沿って平行に配設された一対の案内レール41、41と、該案内レール41、41上に矢印Yで示す方向に移動可能に配設された可動支持基台42を具備している。この可動支持基台42は、案内レール41、41上に移動可能に配設された移動支持部421と、該移動支持部421に取り付けられた装着部422とからなっている。装着部422は、一側面に矢印Zで示すチャックテーブル36の被加工物保持面に対して垂直な切り込み送り方向(Z軸方向)に延びる一対の案内レール423、423が平行に設けられている。図示の実施形態におけるレーザー光線照射ユニット支持機構4は、可動支持基台42を一対の案内レール41、41に沿って矢印Yで示す割り出し送り方向(Y軸方向)に移動させるための第2の割り出し送り手段43を具備している。第2の割り出し送り手段43は、上記一対の案内レール41、41の間に平行に配設された雄ネジロッド431と、該雄ネジロッド431を回転駆動するためのパルスモータ432(M4)等の駆動源を含んでいる。雄ネジロッド431は、その一端が上記静止基台2に固定された図示しない軸受ブロックに回転自在に支持されており、その他端が上記パルスモータ432(M4)の出力軸に伝動連結されている。なお、雄ネジロッド431は、可動支持基台42を構成する移動支持部421の中央部下面に突出して設けられた図示しない雌ネジブロックに形成された雌ネジ穴に螺合されている。このため、パルスモータ432(M4)によって雄ネジロッド431を正転および逆転駆動することにより、可動支持基台42は案内レール41、41に沿って矢印Yで示す割り出し送り方向(Y軸方向)に移動せしめられる。
図示の実施形態のおけるスピンドルユニット5は、ユニットホルダ51と、該ユニットホルダ51に取り付けられたスピンドルハウジング52と、該スピンドルハウジング52に回転可能に支持された回転スピンドル53を具備している。ユニットホルダ51は、上記装着部422に設けられた一対の案内レール423、423に摺動可能に嵌合する一対の被案内溝511、511が設けられており、この被案内溝511、511を上記案内レール423、423に嵌合することにより、矢印Zで示すチャックテーブル36の被加工物保持面に対して垂直な切り込み送り方向(Z軸方向)に移動可能に支持される。上記回転スピンドル53はスピンドルハウジング52の先端から突出して配設されており、この回転スピンドル53の先端部に切削ブレード54が装着されている。なお、切削ブレード54を装着した回転スピンドル53は、サーボモータ530(M4)等の駆動源によって回転駆動せしめられる。上記スピンドルハウジング52の前端部には、撮像手段6(SD)が配設されている。この撮像手段6(SD)は、複数個の画素からなる撮像素子(CCD)および顕微鏡等の光学系等を備えており、撮像した画像信号を後述する制御手段に送る。このように構成された撮像手段6(SD)は、上記切削ブレード54とX軸方向において同一線上に配設されている。
図示の実施形態における切削装置は、チャックテーブル36に保持された被加工物の高さ位置を検出するための高さ位置検出手段7(HS)を具備している。この高さ位置検出手段7(HS)は、上記撮像手段6のケース61に装着されており、検出信号を後述する制御手段に送る。なお、高さ位置検出手段7(HS)としては、例えば上記特開2001−298003号公報に開示された背圧式センサーやレーザー側長センサー等を用いることができる。
図示の実施形態におけるスピンドルユニット5は、ホルダ51を2本の案内レール423、423に沿って切り込む送り方向(Z軸方向)に移動させるための切り込み送り手段55を具備している。切り込み送り手段55は、上記切削送り手段37や第1の割り出し送り手段38および第2の割り出し送り手段43と同様に案内レール423、423の間に配設された雄ネジロッド(図示せず)と、該雄ネジロッドを回転駆動するためのパルスモータ552(M6)等の駆動源を含んでおり、パルスモータ552(M6)によって図示しない雄ネジロッドを正転および逆転駆動することにより、ユニットホルダ51とスピンドルハウジング52および回転スピンドル53を案内レール423、423に沿ってZ軸方向に移動せしめる。
図示の実施形態におけるスピンドルユニット5は、切削ブレード6のZ軸方向位置(切り込み送り位置)を検出するためのZ軸方向位置検出手段56を具備している。Z軸方向位置検出手段56は、上記案内レール423、423と平行に配設されたリニアスケール56aと、上記ユニットホルダ51に取り付けられユニットホルダ51とともにリニアスケール56aに沿って移動する読み取りヘッド56b(LS3)とからなっている。このZ軸方向位置検出手段56の読み取りヘッド56b(LS3)は、図示に実施形態においては1μm毎に1パルスのパルス信号を後述する制御手段に送る。
図示の実施形態における切削装置は、図2に示すように制御手段20を具備している。制御手段20はコンピュータによって構成されており、制御プログラムに従って演算処理する中央処理装置(CPU)201と、制御プログラム等を格納するリードオンリメモリ(ROM)202と、演算結果等を格納する読み書き可能なランダムアクセスメモリ(RAM)203と、入力インターフェース204および出力インターフェース205とを備えている。このように構成された制御手段20の入力インターフェース204には、図2に示すX軸方向位置検出手段374の読み取りヘッド374b(LS1)、Y軸方向位置検出手段384の読み取りヘッド384b(LS2)、Z軸方向位置検出手段56の読み取りヘッド56b(LS3)、撮像手段6(SD)、高さ位置検出手段7(HS)等からの検出信号が入力される。また、出力インターフェース205からは上記パルスモータ340(M1)、パルスモータ372(M2)、パルスモータ382(M3)、パルスモータ432(M4)、サーボモータ530(M5)、パルスモータ552(M6)に制御信号を出力する。
図示の実施形態における切削装置は以上のように構成されており、以下その作用について説明する。
図3には被加工物としての矩形に形成された圧電素子基板の平面図が示されている。図3に示す圧電素子基板10の表面には、第1の方向に延びる複数の第1の切削予定ライン101a〜101nが所定の間隔を持って形成されているとともに、該第1の切削予定ライン101a〜101nと直交する方向に延びる複数の第2の切削予定ライン102a〜102nが所定の間隔を持って形成されている。このように形成された圧電素子基板10の複数の第1の切削予定ライン101a〜101nおよび複数の第2の切削予定ライン102a〜102nの座標値は、ランダムアクセスメモリ(RAM)203に格納されている。なお、圧電素子基板10には切削予定ラインが必ずしも形成されていない場合もあるが、切削予定ラインに対応する位置の座標値がランダムアクセスメモリ(RAM)203に格納される。このように形成された圧電素子基板10は、図4に示すように環状のフレームFに装着された粘着テープTに貼着される(ウエーハ支持工程)。このように環状のフレームFに装着された粘着テープTに貼着された圧電素子基板10に、第1の切削予定ライン101a〜101nおよび第2の切削予定ライン102a〜102nに沿って表面から例えば500μmの深さの切削溝を形成する方法について説明する。
図4に示すように環状のフレームFに装着された粘着テープTに貼着され圧電素子基板10は、図1に示す切削装置のチャックテーブル36上に粘着テープT側を載置する。次に、図示しない吸引手段を作動することにより、チャックテーブル36上に粘着テープTを介して圧電素子基板10を吸引保持する。そして、環状のフレームFはチャックテーブル36に配設されたクランプ362によって固定される。
上述したように被加工物としての圧電素子基板10を吸引保持したチャックテーブル36は、加工送り手段37によって高さ位置検出手段7(HS)の直下に位置付けられる。次に、制御手段20は、高さ位置検出手段7を作動してチャックテーブル36に保持された圧電素子基板10に形成された第1の切削予定ライン101a〜101nおよび第2の切削予定ライン102a〜102nにおけるそれぞれ少なくとも2本の切削予定ラインの少なくとも2箇所の高さ位置を検出する高さ位置検出工程を実行する。即ち、制御手段20は、図3に示す圧電素子基板10に指定された検出箇所である第1の切削予定ライン101a〜101nおよび第2の切削予定ライン102a〜102nにおけるそれぞれ最外側の切削予定ラインの交点位置、即ち第1の切削予定ライン101aと第2の切削予定ライン102aとの交点(No.1)、第1の切削予定ライン101aと第2の切削予定ライン102nとの交点(No.2)、第1の切削予定ライン101nと第2の切削予定ライン102aとの交点(No.3)、第1の切削予定ライン101nと第2の切削予定ライン102nとの交点(No.4)を順次高さ位置検出手段7(HS)の直下に位置付けて高さ位置を検出する(高さ位置検出工程)。そして制御手段20は、検出されたNo.1〜No.4位置の高さ位置(高さ位置検出手段7(HS)の原点位置からの位置)を図5に示す高さマップとしてランダムアクセスメモリ(RAM)203に格納する。
上述した高さ位置検出工程を実施したならば、チャックテーブル36に保持された圧電素子基板10の例えばNo.1の位置(基準箇所)を切削ブレード54の直下に位置付ける。次に、切り込み送り手段55を作動して圧電素子基板10の表面に対して垂直な方向に切り込み送りし、圧電素子基板10のNo.1の位置における第1の切削予定ライン101aに沿って僅かに切削して図6に示すように切削窪み110を形成する(切削窪み形成工程)。このとき、制御手段20は切削ブレード54の高さ位置(Z0)をZ軸方向位置検出手段56からの検出信号を入力し、この高さ位置(Z0)をランダムアクセスメモリ(RAM)203に格納する(切削ブレード位置検出工程)。
次に、チャックテーブル36に保持された圧電素子基板10における切削窪み101が形成されたNo.1の位置(基準箇所)を撮像手段6(SD)の直下に位置付ける。そして、撮像手段6(SD)を作動して切削窪み110を撮像し、撮像した切削窪み110の画像信号を制御手段20に送る(切削窪み撮像工程)。切削窪み110の画像信号を入力した制御手段20は、切削窪み110の長さ(L)を計測する(切削窪み長さ計測工程)。
上述した切削窪み長さ計測工程において計測した切削窪み110の長さ(L)と切削ブレード54との関係は図7に示す通りとなる。そして制御手段20は、切削窪み110の長さ(L)と切削ブレード54の半径(r)に基づいて切削窪み110の深さ(t)を求める(切削窪み深さ検出工程)。例えば、切削ブレード54の半径(r)が24.005mm、切削窪み110の長さ(L)が6.008mmとすると、ピタゴラスの定理により切削窪み110の深さ(t)は0.189mmとなる。従って、圧電素子基板10にNo.1位置に表面から例えば500μmの深さの切削溝を形成するは、切削ブレード54の切り込み送り位置を上記切削窪み110を形成した切削ブレード54の高さ位置(Z0)から更に311μm切り込み送りした位置(Z1)に設定すればよい(基準切り込み送り位置設定工程)。
上述したように圧電素子基板10のNo.1の位置における切削ブレード54の切り込み送り位置 (Z1)を求めたならば、制御手段20は上記図5に示す高さマップに基づいて圧電素子基板10のNo.1〜No.4位置における切削ブレード54の切り込み送り位置をNo.1の位置における切り込み送り位置 (Z1)を基準として算出し、図8に示すように切り込み送りマップを作成する。
次に、制御手段20は、上記図5に示す電素子基板10のNo.1〜No.4位置(検出箇所)の高さ位置情報に基づいて、第1の切削予定ライン101aおよび101nと第2の切削予定ライン102aおよび第2の切削予定ライン102nの高さ方向の傾斜(一次関数)を求める。そして、制御手段20は、電素子基板10のNo.1〜No.4位置の高さ位置情報および第1の切削予定ライン101a、101nと第2の切削予定ライン102a、102nの高さ方向の傾斜(一次関数)に基づいて、図9に示すように第1の切削予定ライン101aおよび101nと第2の切削予定ライン102a〜102nとの交点における高さ位置を求めるとともに、第2の切削予定ライン102aおよび102nと第1の切削予定ライン101a〜101nとの交点における高さ位置を求める。このようにして第1の切削予定ライン101aおよび101nと第2の切削予定ライン102a〜102nとの交点における高さ位置と、第2の切削予定ライン102aおよび102nと第1の切削予定ライン101a〜101nとの交点における高さ位置を求めることにより、第1の切削予定ライン101a〜101nおよび第2の切削予定ライン102a〜102nのそれぞれの高さ方向の傾斜(一次関数)を求めることができる(切削予定ライン傾斜マップ作成工程)。このようにして求めた各切削予定ラインの傾斜データは図10に示す切削予定ライン傾斜マップとしてランダムアクセスメモリ(RAM)203に格納する。なお、上述したように求めた第1の切削予定ライン101aおよび101nと第2の切削予定ライン102a〜102nとの交点における高さ位置と、第2の切削予定ライン102aおよび102nと第1の切削予定ライン101a〜101nとの交点における高さ位置情報に基づいて、該各交点における切削ブレード54の切り込み送り位置を上記No.2〜No.4位置における切削ブレード54の切り込み送り位置と同様に上記No.1の位置における切り込み送り位置 (Z1)を基準として算出して求め、切り込み送り位置マップ(図示せず)としてランダムアクセスメモリ(RAM)203に格納する。
なお、圧電素子基板10のNo.1〜No.4位置の高さ位置の外に、図9に示すように第1の切削予定ライン101a、101nと第2の切削予定ライン102a、102nのそれぞれ中間位置A、B、C、Dおよび中心位置Eの高さ位置を上記高さ位置検出工程において検出しておくことにより、電素子基板10の中央部が高くまたは低くなっている場合でも、各検出位置間の高さ方向の傾斜を求めることにより対応することができる。
上述したように切削予定ライン傾斜マップおよび切り込み送り位置マップを作成したならば、圧電素子基板10を吸引保持したチャックテーブル36を切削ブレード54の下方である切削加工領域の切削開始位置に移動する。そして、図11の(a)で示すように圧電素子基板10の切削すべき切削予定ライン(例えば、第1の切削予定ライン101a)の一端(図11の(a)において左端)が切削ブレード54の直下より所定量右側に位置するように位置付ける(加工送り開始位置位置付け工程)。このようにして圧電素子基板10を切削加工領域の切削開始位置に位置付けられたならば、切削ブレード54を矢印54aで示す方向に回転しつつ図11の(a)において2点鎖線で示す待機位置から下方に切り込み送りし、図11の(a)において実線で示すようにNo.1の位置における上記切り込み送り位置(Z1)に位置付ける。
次に、図11の(a)に示すように切削ブレード54を矢印54aで示す方向に回転しつつ所定の回転速度で回転せしめ、チャックテーブル36即ち圧電素子基板10を図11の(a)において矢印X1で示す方向に所定の加工送り速度で加工送りする。この加工送り時において制御手段20は、X軸方向位置検出手段374からの検出信号を入力しており圧電素子基板10の切削位置と上記図10に示す切削予定ライン傾斜マップに基づいて切り込み送り手段55を制御することにより、切削ブレード54の切り込み送り位置を調整する。そして、チャックテーブル36即ち圧電素子基板10の他端(図11の(b)において右端)が切削ブレード54の直下より所定量左側に位置するまで達したら、被加工物保持手段8の移動を停止する(切削工程)。そして、切り込み送り手段55を作動して切削ブレード54を上昇させ2点鎖線で示す退避位置に位置付ける(切削ブレード退避工程)。この結果、圧電素子基板10には図11の(b)に示すように第1の切削予定ライン101aに沿って表面から例えば500μmの深さの切削溝120が形成される。
上述したように第1の切削予定ライン101aに沿って切削工程を実施したならば、制御手段20は第1の割り出し送り手段38を作動してチャックテーブル36をY軸方向に第1の切削予定ライン101の間隔だけ割り出し送りし(割り出し送り工程)、第1の切削予定ライン101aと隣接する第1の切削予定ライン101bに対して上記加工送り開始位置位置付け工程、切削工程および切削ブレード退避工程を実施する。以後、順次上記割り出し送り工程、加工送り開始位置位置付け工程、切削工程および切削ブレード退避工程を実施して圧電素子基板10の所定方向に形成された全ての第1の切削予定ライン101a〜101nに沿って切削溝を形成する。このようにして、圧電素子基板10の所定方向に形成された第1の切削予定ライン101a〜101nに沿って切削溝を形成したならば、制御手段20は上記パルスモータ340(M1)を作動してチャックテーブル36を90度回動して、圧電素子基板10に形成された第2の切削予定ライン102a〜102nをX軸方向に位置付ける。そして、第2の切削予定ライン102a〜102nに対して上記加工送り開始位置位置付け工程、切削工程および切削ブレード退避工程を実施する。この結果、圧電素子基板10には、第1の切削予定ライン101a〜101nおよび第2の切削予定ライン102a〜102nに沿って表面から例えば500μmの深さの切削溝120が形成される。
以上のように本発明による板状物の加工方法においては、板状物を切削する前に上記高さ位置検出工程、切削窪み形成工程、基準位置検出工程、切削窪み深さ検出工程、基準切り込み送り位置設定工程、基準切り込み送り位置設定工程を実行し、切削手段および加工送り手段を作動してチャックテーブルに保持された板状物に形成された複数の切削予定ラインに沿って切削工程を実施する際に、基準切り込み送り位置設定工程において求められた所定深さの切削溝に対応する切削ブレードの切り込み送り位置および切削予定ライン傾斜マップに基づいて切削ブレードの切り込み送り位置を調整するので、切削手段の各構成部材が稼動により熱膨張して切削ブレードの高さ位置が変位しても、板状物の表面から所定深さの切削溝を正確に形成することができる。
2:静止基台
3:チャックテーブル機構
32:第1の滑動ブロック
33:第2の滑動ブロック
36:チャックテーブル
37:加工送り手段
374:X軸方向位置検出手段
38:第1の割り出し送り手段
383:Y軸方向位置検出手段384
4:スピンドル支持機構
43:第2の割り出し送り手段
5:スピンドルユニット
51:ユニットホルダ
52:スピンドルハウジング
53:回転スピンドル
54:切削ブレード
55:切り込み送り手段
56:Z軸方向位置検出手段
6:撮像手段
7:高さ位置検出手段
10:圧電素子基板
20:制御手段
F:環状のフレーム
T:ダイシングテープ

Claims (1)

  1. チャックテーブルに保持された板状物に、切削ブレードにより複数の切削予定ラインに沿って所定深さの切削溝を形成する板状物の加工方法であって、
    チャックテーブルに保持された板状物の複数の切削予定ラインにおける少なくとも2本の切削予定ラインのそれぞれ少なくとも2箇所の高さ位置を高さ検出手段によって検出する高さ位置検出工程と、
    該高さ位置検出工程において高さ位置が検出された検出箇所の少なくとも一箇所の表面に対して垂直な方向に切削ブレードを作用せしめて切削窪みを形成する切削窪み形成工程と、
    該切削窪み形成工程が実施された状態における切削ブレードの高さ位置を検出する切削ブレード位置検出工程と、
    該切削窪み形成工程によって形成された切削窪みの長さを計測し、該切削窪みの長さと切削ブレードの半径からピタゴラスの定理により切削窪みの深さを求める切削窪み深さ検出工程と、
    該切削窪み深さ検出工程によって求められた切削窪みの深さと該切削ブレード位置検出工程によって検出された切削ブレードの高さ位置に基づいて、所定深さの切削溝を形成するために切削ブレードの切り込み送り位置を設定する基準切り込み送り位置設定工程と、
    該高さ位置検出工程において検出された検出箇所の高さ位置に基づいて、複数の切削予定ラインの高さ方向の傾斜を求め切削予定ライン傾斜マップを作成する切削予定ライン傾斜マップ作成工程と、
    基準切り込み送り位置設定工程において求められた切削ブレードの切り込み送り位置および切削予定ライン傾斜マップに基づいて、切削ブレードの切り込み送り位置を調整しつつ板状物を切削予定ラインに沿って切削することにより所定深さの切削溝を形成する切削工程と、を含む、
    ことを特徴とする板状物の加工方法。
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