JP2016213342A - 切削ブレードの外径サイズ検出方法 - Google Patents

切削ブレードの外径サイズ検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】切削痕と共に疵等を撮像しても、正確な切削ブレード外径を算出する。【解決手段】切削ブレード63を第1の下降位置Z1まで切込ませ第1の切削痕M1を形成する第1の切削痕形成工程と、第1の切削痕の長さM1wを測定し切削ブレード63の第1の外径2r1を算出する第1の切削ブレード外径算出工程と、第1の切削ブレード外径算出工程後少なくとも1回以上実施され該切削ブレード63を第1の下降位置Z1より深い下降位置まで切込ませ第1の切削痕M1より長い切削痕を形成する後期切削痕形成工程と、後期切削痕形成工程で形成した切削痕の長さを測定し切削ブレード63の外径を算出する後期切削ブレード外径算出工程と、切削ブレード63の第1の外径2r1と後期切削ブレード外径算出工程で算出した切削ブレード63の外径とを比較し最小の切削ブレードの外径を正確なものとする切削ブレード外径選択工程と、を実施する。【選択図】図3

Description

本発明は、切削装置に備える切削ブレードの外径サイズを検出する方法に関する。
切削ブレードを板状ワークに切込ませて切削する切削装置を用いて板状ワークをフルカットする場合には、粘着テープに貼着した板状ワークを保持テーブルの保持面上で保持してから、保持された板状ワークに対して回転する切削ブレードを切込ませ、切削ブレードの先端が粘着テープに至るまで切削することで板状ワークを完全に切断している。このように、板状ワークをフルカットする場合には、少なくとも粘着テープに切削ブレードの先端が切込まれていればよいため、切削ブレードの先端位置の認識に誤差があったとしても、その誤差が、板状ワークへの切込み時に切削ブレードの先端位置が粘着テープの厚みの範囲内に位置する誤差であれば許容される。しかし、板状ワークを完全切断せずに板状ワークの厚みの半分程度の深さまで切溝を入れるハーフカットを行う場合には、切削ブレードを板状ワークの厚みの所定の深さまで切込ませる必要があるため、より精度の高い切削ブレードの先端位置認識が要求される。
そこで、切削ブレードの先端をより高精度に認識するために、停止している板状の切削痕形成用被加工物に対して、切削ブレードを上方から切込ませて切削痕を形成し、形成した切削痕の長さから切削ブレードの外径を算出して、切削ブレードの先端を認識する方法がある(例えば、特許文献1参照)。上記特許文献1に記載されている切削ブレードの先端認識方法においては、形成した切削痕を撮像手段が撮像し、取得した画像情報から切削痕の長さを測定する。
特開2013−41972号公報
しかし、撮像する切削痕の延在方向付近に、切削屑を含んだ水(ウォータマーク)、切削屑又は切削屑が飛び散ること等で生じる疵等が存在していると、撮像手段がウォータマーク、切削屑又は切削屑が飛び散ること等で生じる疵等を含んで切削痕を撮像する場合が生じえる。この場合には、CPU等からなり撮像された撮像画から切削痕の長さを測定する算出手段が、ウォータマーク、切削屑又は切削屑が飛び散ること等で生じる疵も切削痕の一部と判断してしまうことで、測定した切削痕の長さが実際の切削痕の長さよりも長く測定される場合がある。その結果、実際の切削ブレードの外径よりも大きく切削ブレードの外径が算出されて先端位置の認識が行われることにより、切削工程において切削ブレードによる板状ワークへの切込み深さが足りなくなるという不具合が発生している。
よって、切削痕と一緒にウォータマーク、切削屑又は切削屑が飛び散ること等で生じる疵等が撮像され、実際の切削痕の長さよりも長く切削痕の長さが測定された場合であっても、正確な切削ブレードの外径を算出して、切削ブレードの先端位置を高精度に認識するという課題がある。
上記課題を解決するための本発明は、板状ワークを保持する保持テーブルと、該保持テーブルが保持する板状ワークを切削する切削ブレードを回転可能に装着する切削手段と、該保持テーブルと該切削手段とを相対的に板状ワークの上面に対して垂直な方向に接近及び離間させる切込み送り手段と、該切込み送り手段が該切削ブレードを切削痕形成用被加工物に切込ませて形成した切削痕を撮像する撮像手段と、該撮像手段が撮像した該切削痕の長さから該切削ブレードの外径を算出する算出手段とを備える切削装置を用いた切削ブレードの外径サイズ検出方法であって、該切込み送り手段が該切削ブレードを第1の下降位置まで切込ませ第1の切削痕を形成する第1の切削痕形成工程と、該第1の切削痕形成工程で形成した該第1の切削痕を該撮像手段が撮像して該第1の切削痕の長さを測定し、該算出手段が該切削ブレードの第1の外径を算出する第1の切削ブレード外径算出工程と、該第1の切削ブレード外径算出工程を実施した後、少なくとも1回以上実施され、該切込み送り手段が該切削ブレードを該第1の下降位置より深い下降位置まで切込ませ該第1の切削痕より長い切削痕を形成する後期切削痕形成工程と、該後期切削痕形成工程で形成した切削痕を該撮像手段が撮像して該第1の切削痕より長い切削痕の長さを測定し、該算出手段で該切削ブレードの外径を算出する後期切削ブレード外径算出工程と、該第1の切削ブレード外径算出工程で算出した該切削ブレードの第1の外径と、該後期切削ブレード外径算出工程で算出した該切削ブレードの外径と、を比較して最も小さい該切削ブレードの外径を正確な切削ブレードの外径として選択する切削ブレード外径選択工程と、を含む切削ブレードの外径サイズ検出方法である。
本発明は、撮像手段が撮像した切削痕の長さから切削ブレードの外径を算出する算出手段を備える切削装置を用いた切削ブレードの外径サイズ検出方法であって、切削痕形成用被加工物に対して、切削ブレードを少なくとも2回以上異なる下降位置まで切込ませ、少なくとも2つ以上の異なる長さの切削痕を形成させ、形成された各切削痕の長さからそれぞれ切削ブレードの外径を算出し、算出した切削ブレードの外径から最も小さい切削ブレードの外径を選択することで、撮像した切削痕の長さが、ウォータマーク、切削屑又は切削屑が飛び散ること等で生じる疵等に実際よりも長く測定されてしまう場合でも、正確な切削ブレードの外径を検出することが可能となる。
切削装置の一例を示す斜視図である。 切削装置に備える切削手段とチャックテーブルとの配置を示す断面図である。 切削ブレードが切削痕形成用被加工物に切込んでいる状態を説明する側面視説明図である。 形成された切削痕の状態を説明する平面図である。
本実施形態において使用する図1に示す切削装置1は、保持テーブル30に保持された板状ワークWに切削手段6によって切削加工を施す装置である。
図1に示す保持テーブル30に保持される板状ワークWは、例えば、外形が円形状の半導体ウエーハであり、板状ワークWの上面Wa上には、分割予定ラインSによって区画された格子状の領域に多数のデバイスDが形成されている。なお、板状ワークWの形状及び種類は、本実施形態に限定されるものではない。そして、板状ワークWは、板状ワークWの下面に貼着されたダイシングテープTを介してリングフレームFに支持された状態で保持テーブル30に保持される。
保持テーブル30は、例えば、その外形が円形状であり、図示しない吸引源に連通し、水平な保持面上で板状ワークWを吸引保持する。保持テーブル30は、保持テーブル30の下側に配設された回転手段31により回転可能となっている。また、保持テーブル30の周囲には、リングフレームFを固定する固定手段32が配設されている。
切削装置1の基台10上には、保持テーブル30をX軸方向に切削送りする切削送り手段5が配設されている。切削送り手段5は、X軸方向の軸心を有するボールネジ50と、ボールネジ50と平行に配設された一対のガイドレール51と、制御部13からのパルス信号によりボールネジ50を回動させるパルスモータ52と、内部のナットがボールネジ50に螺合し底部がガイドレール51に摺接する可動板53とから構成され、パルスモータ52がボールネジ50を回動させると、これに伴い可動板53がガイドレール51にガイドされてX軸方向に移動し、可動板53上に配設された保持テーブル30が可動板53の移動に伴いX軸方向に切削送りされる。
切削装置1の基台10上の後方側(−X方向側)には、壁部11が立設されており、壁部11には、切削手段6をY軸方向に往復移動させる割り出し送り手段7が配設されている。割り出し送り手段7は、Y軸方向の軸心を有するボールネジ70と、ボールネジ70と平行に配設された一対のガイドレール71と、制御部13からのパルス信号によりボールネジ70を回動させるパルスモータ72と、内部のナットがボールネジ70に螺合し側部がガイドレール71に摺接する可動板73とから構成される。そして、パルスモータ72がボールネジ70を回動させると、これに伴い可動板73がガイドレール71にガイドされてY軸方向に移動し、可動板73上に配設された切削手段6が可動板73の移動に伴いY軸方向に割り出し送りされる。
可動板73上には、Z軸方向(板状ワークWの上面Waに対して垂直な方向)に切削手段6を往復移動させる切込み送り手段8が配設されている。切込み送り手段8は、Z軸方向の軸心を有するボールネジ80と、ボールネジ80と平行に配設された一対のガイドレール81と、制御部13からのパルス信号によりボールネジ80を回動させるパルスモータ82と、内部のナットがボールネジ80に螺合し側部がガイドレール81に摺接する昇降部83とから構成される。そして、パルスモータ82がボールネジ80を回動させると、これに伴い昇降部83がガイドレール81にガイドされてZ軸方向に移動し、昇降部83に配設された切削手段6が昇降部83の移動に伴いZ軸方向に切込み送りされる。なお、例えば、切込み送り手段8は、パルスモータ82に対して制御部13から送られたパルス信号数で切削ブレード63のZ軸方向における位置を制御することができる。
切削手段6は、図2に示すように、X軸方向に対し水平方向に直交する方向(Y軸方向)の回転軸を有したスピンドル61と、スピンドル61を回転可能に支持するハウジング62と、スピンドル61に固定され回転可能な切削ブレード63と、切削ブレード63を保護するブレードカバー64とを備えている。
切削ブレード63は、フランジ630によって挟持され、ナット65によってスピンドル61の先端部分に固定されている。スピンドル61は、例えば、スラストプレート等が一体となって形成されており、ハウジング62からスピンドル61に対して高圧エアを噴出する図示しないスラスト軸受部及びラジアル軸受部により非接触状態で支持されている。切削ブレード63のY軸方向前後には、ブレードカバー64に配設され切削ブレード63の板状ワークWに対する加工点に対して切削液を供給する図示しない一対の切削液ノズルが設けられており、切削液ノズルから噴出される切削液は、切削ブレード63と板状ワークWとの接触部位を冷却する。
図1に示すように、例えば、ハウジング62の側面には、撮像手段68が配設されている。撮像手段68は、例えば、CCDイメージセンサを用いたカメラ等であるが、これに限定されるものではない。また、例えば、撮像手段68は、保持テーブル30上に保持された板状ワークWの切削すべき分割予定ラインSを検出する図示しないアライメント手段に接続されており、アライメント手段は、撮像手段68で取得した画像に基づいてパターンマッチング等の画像処理を実行し、板状ワークWの切削すべき分割予定ラインSを検出することができる。
撮像手段68によって撮像された撮像画は、例えば、撮像手段68に接続されメモリ等で構成される記憶部12に記憶され、記憶部12から算出手段14へとデジタル信号として伝達される。算出手段14は、例えば、CPU及びメモリ等によって構成されている。
例えば、可動板53上には、切削ブレード63を切込ませて切削痕を形成することにより切削ブレード63の外径の算出に供する切削痕形成用被加工物Bを吸引保持するチャックテーブル40が、保持テーブル30と共に配設されている。図2に示すようにチャックテーブル40は、例えば、ポーラス部材等で形成され切削痕形成用被加工物Bを吸着する吸着部400と、吸着部400を支持する枠体401とを備える。吸着部400の下部は真空発生装置等で構成される吸引源41に連通し、吸引源41で生み出された吸引力が吸着部400の露出面であり枠体401の上面と面一に形成されている保持面400aに伝達されることで、チャックテーブル40は、切削痕形成用被加工物Bを保持面400a上で吸引保持する。
切削装置1においては、チャックテーブル40の保持面400aとスピンドル61が原点位置Z0にある場合の回転中心とのZ軸方向における位置関係(保持面400aから原点位置Z0にある場合のスピンドル61の回転中心までのZ軸方向における距離)及びチャックテーブル40の保持面400aと図1に示す保持テーブル30の保持面とのZ軸方向における位置関係は、あらかじめ定まっており、例えば、記憶部12に記憶され把握されている。なお、原点位置Z0とは、例えば、切込み送り手段8による切削手段6の切込み送りがされていない場合において、切削手段6に備えるスピンドル61の回転中心のZ軸上の位置である。また、切削痕形成用被加工物Bは、例えば、外形が直方体形状で、Z軸方向における厚みが均一に形成されている。すなわち、切削痕形成用被加工物Bの上面Baから切削手段6に備えるスピンドル61の回転中心までの距離も定めることができ、その距離が、記憶部12に記憶され把握されている。
以下に、図1〜4を用いて、図1に示す切削装置1に備える切削ブレード63の外径サイズを検出する方法の各工程及び切削装置1の動作について説明する。なお、図2〜3においては、切削装置1の切込み送り手段8等の各構成を一部簡略化して示している。
(1)第1の切削痕形成工程
切削ブレード63の外径サイズ検出方法では、最初に、切削装置1に備える切込み送り手段8が切削ブレード63を第1の下降位置まで切込ませ第1の切削痕を形成する第1の切削痕形成工程を実施する。
まず、図1に示すように、チャックテーブル40の保持面400a上に切削痕形成用被加工物Bを載置した後、吸引源41を駆動して保持面400a上で切削痕形成用被加工物Bを吸引保持する。次いで、切削送り手段5によりチャックテーブル40を−X方向に送り出し、同時に切削手段6が割り出し送り手段7によってY軸方向に駆動され、切削痕形成用被加工物BとY軸方向における位置合わせがなされる。チャックテーブル40上の切削痕形成用被加工物Bを切削手段6に備える切削ブレード63の下方に位置付けてから、チャックテーブル40の−X方向の送り出しを停止する。
次いで、切込み送り手段8が切削手段6を−Z方向に下降させていく。また、図示しないモータがスピンドル61を高速回転させることで、スピンドル61に固定された切削ブレード63がスピンドル61の回転に伴って高速回転をしながら切削ブレード63の下方に位置付けられた切削痕形成用被加工物Bに切込んでいく。例えば、切込み送り手段8は、パルスモータ82に対して制御部13から送られたパルス信号数で切削ブレード63の下降位置を制御し、図3に示すように、切削ブレード63を第1の下降位置Z1まで切込ませ第1の切削痕M1を形成する。ここで、第1の下降位置Z1とは、切削ブレード63の下端が切削痕形成用被加工物Bの上面Baに切込み、かつ切削ブレード63がチャックテーブル40の保持面400aに切込まないZ軸方向の位置であり、スピンドル61の回転中心を基準として定められ、例えば制御部13からパルスモータ82に供給されるパルス信号数で把握が可能となる。本実施形態における第1の下降位置Z1は、例えば、切削ブレード63を切削痕形成用被加工物Bの上面Baから−Z方向へ15μm切込ませる量のパルス信号が制御部13からパルスモータ82へと供給されることで定まるスピンドル61の回転中心の位置となる。
(2)第1の切削ブレード外径算出工程
第1の切削痕形成工程を実施した後、第1の切削痕形成工程で形成した図3に示す第1の切削痕M1を撮像手段68が撮像して第1の切削痕M1の長さM1wを測定し、算出手段14が切削ブレード63の第1の外径2r1を算出する第1の切削ブレード外径算出工程を実施する。
まず、図3に示すように、切込み送り手段8が、第1の下降位置Z1まで下降した切削ブレード63を+Z方向へ原点位置Z0まで引き上げて切削痕形成用被加工物Bから離間させる。次いで、図1に示す切削送り手段5がチャックテーブル40をX軸方向に移動させ、割り出し送り手段7が撮像手段68をY軸方向に移動させて切削痕形成用被加工物Bの上方に位置付ける。そして、撮像手段68が切削痕形成用被加工物Bの上面Baに形成された第1の切削痕M1を撮像する。
第1の切削痕M1の撮像画は、記憶部12に記憶され、記憶部12から算出手段14へとデジタル信号として伝達される。算出手段14は、例えば撮像画中における第1の切削痕M1の画素数にもとづき、第1の切削痕M1の長さM1wを測定する。
次いで、算出手段14は、測定した第1の切削痕M1の長さM1wと第1の下降位置Z1とから切削ブレード63の第1の外径2r1を算出する。すなわち、記憶部12に記憶されているZ軸方向における切削痕形成用被加工物Bの上面Baの位置から第1の下降位置Z1までの距離h1が、算出手段14による演算処理で算出される。そして、算出手段14は、次の計算式により、切削ブレード63の第1の外径2r1を算出する。なお、切削ブレード63の第1の外径2r1は、切削ブレード63の第1の半径r1を二倍したものである。
r1=(1/2×M1w)+h1・・・・・・・・・・・・(式1)
2r1=2(1/4×M1w+h11/2・・・・・・・・・(式2)
ここで、式(1)はピタゴラスの定理を用いたものであり、式(2)は式(1)を変形したものである。
(3)後期切削痕形成工程(第2の切削痕形成工程)
本実施形態においては、例えば、第1の切削ブレード外径算出工程を実施した後、切込み送り手段8が切削ブレード63を第1の下降位置Z1より深い第2の下降位置Z2まで切込ませ第1の切削痕M1より長い第2の切削痕M2を形成する後期切削痕形成工程である第2の切削痕形成工程を実施する。
切削痕形成用被加工物Bを切削手段6に備える切削ブレード63の下方に位置付けるまでは、第1の切削痕形成工程と同様に行う。ここで、例えば、切削ブレード63及び切削痕形成用被加工物BのX軸方向及びY軸方向における位置は、第1の切削痕形成工程における位置と同位置となり、図4に示すように第2の切削痕M2は第1の切削痕M1上に重なるように形成する。
次いで、切込み送り手段8が切削手段6を−Z方向に下降させていく。また、切削ブレード63がスピンドル61の回転に伴って高速回転をしながら切削ブレード63の下方に位置付けられた切削痕形成用被加工物Bに切込んでいく。ここで、図3に示すように、例えば、切込み送り手段8は、パルスモータ82に対して制御部13(図3には不図示)から送られたパルス信号数で切削ブレード63の下降位置を制御し、切削ブレード63を第2の下降位置Z2まで切込ませ第2の切削痕M2を形成する。ここで、第2の下降位置Z2とは、切削ブレード63の下端が切削痕形成用被加工物Bの上面Baに切込み、かつ切削ブレード63がチャックテーブル40の保持面400aに切込まないZ軸方向の位置であり、スピンドル61の回転中心を基準として定められ、制御部13からパルスモータ82に供給されるパルス信号数で把握が可能となる。そして、第2の下降位置Z2は、例えば、制御部13からパルスモータ82へ供給されるパルス信号数が、第1の切削痕形成工程において供給されるパルス信号数よりも多くなることで、第1の下降位置Z1よりも深い下降位置となる。本実施形態における第2の下降位置Z2は、例えば、切削ブレード63を切削痕形成用被加工物Bの上面Baから−Z方向へ30μm切込ませる量のパルス信号が制御部13からパルスモータ82へと供給されることで定まるスピンドル61の回転中心の位置となる。
(4)後期切削ブレード外径算出工程(第2の切削ブレード外径算出工程)
第2の切削痕形成工程を実施した後、第2の切削痕形成工程で形成した第1の切削痕M1より長い第2の切削痕M2を撮像手段68が撮像して第2の切削痕M2の長さM2wを測定し、算出手段14が切削ブレード63の外径2r2(第2の外径2r2)を算出する第2の切削ブレード外径算出工程を実施する。
第2の切削痕M2の長さM2wを測定するまでは、第1の切削ブレード外径算出工程と同様に行う。算出手段14は、測定した第2の切削痕M2の長さM2wと第2の下降位置Z2とから切削ブレード63の第2の外径2r2を算出する。すなわち、記憶部12に記憶されているZ軸方向における切削痕形成用被加工物Bの上面Baの位置から第2の下降位置Z2までの距離h2が、算出手段14による演算処理で算出される。そして、算出手段14は、次の計算式により、切削ブレード63の第2の外径2r2を算出する。なお、切削ブレード63の第2の外径2r2は、切削ブレード63の第2の半径r2を二倍したものである。
r2=(1/2×M2w)+h2・・・・・・・・・・・・(式3)
2r2=2(1/4×M2w+h21/2・・・・・・・・・(式4)
ここで、式(3)はピタゴラスの定理を用いたものであり、式(4)は式(3)を変形したものである。
(5)後期切削痕形成工程(第3の切削痕形成工程)
本実施形態においては、例えば、第2の切削ブレード外径算出工程を実施した後、切込み送り手段8で切削ブレード63を第1の下降位置Z1及び第2の下降位置Z2より深い第3の下降位置Z3まで切込ませ第1の切削痕M1及び第2の切削痕M2より長い第3の切削痕M3を形成させる後期切削痕形成工程である第3の切削痕形成工程を実施する。
切削痕形成用被加工物Bを切削手段6に備える切削ブレード63の下方に位置付けるまでは、第1の切削痕形成工程と同様に行う。ここで、例えば、切削ブレード63及び切削痕形成用被加工物BのX軸方向及びY軸方向における位置は、第1の切削痕形成工程における位置と同位置となり、図4に示すように第3の切削痕M3は第3の切削痕M3上に重なるように形成される。
次いで、切込み送り手段8が切削手段6を−Z方向に下降させていく。また、切削ブレード63がスピンドル61の回転に伴って高速回転をしながら切削ブレード63の下方に位置付けられた切削痕形成用被加工物Bに切込んでいく。ここで、図3に示すように、例えば、切込み送り手段8は、パルスモータ82に対して制御部13から送られたパルス信号数で切削ブレード63の下降位置を制御し、切削ブレード63を第3の下降位置Z3まで切込ませ第3の切削痕M3を形成させる。ここで、第3の下降位置Z3とは、切削ブレード63の下端が切削痕形成用被加工物Bの上面Baに切込み、かつ切削ブレード63がチャックテーブル40の保持面400aに切込まないZ軸方向の位置であり、スピンドル61の回転中心を基準として定められ、制御部13からパルスモータ82に供給されるパルス信号数で把握が可能となる。また、第3の下降位置Z3は、例えば、制御部13からパルスモータ82へ供給されるパルス信号数が、第1の切削痕形成工程において供給されるパルス信号数及び第2の切削痕形成工程において供給されるパルス信号数よりも多くなることで、第1の下降位置Z1及び第2の下降位置Z2よりも深い下降位置となる。本実施形態における第3の下降位置Z3は、例えば、切削ブレード63を切削痕形成用被加工物Bの上面Baから−Z方向へ45μm切込ませる量のパルス信号が制御部13からパルスモータ82へと供給されることで定まるスピンドル61の回転中心の位置となる。
(6)後期切削ブレード外径算出工程(第3の切削ブレード外径算出工程)
第3の切削痕形成工程を実施した後、第1の切削痕M1及び第2の切削痕M2より長い第3の切削痕M3を撮像手段68が撮像して第3の切削痕M3の長さM3wを測定し、算出手段14が切削ブレード63の外径2r3(第3の外径2r3)を算出する第3の切削ブレード外径算出工程を実施する。
第3の切削痕M3の長さM3wを測定するまでは、第1の切削ブレード外径算出工程と同様に行う。算出手段14は、測定した第3の切削痕M3の長さM3wと第3の下降位置Z3とから切削ブレード63の第3の外径2r3を算出する。すなわち、記憶部12に記憶されているZ軸方向における切削痕形成用被加工物Bの上面Baの位置から第3の下降位置Z3までの距離h3が、算出手段14による演算処理で算出される。そして、算出手段14は、次の計算式により、切削ブレード63の第3の外径2r3を算出する。なお、切削ブレード63の第3の外径2r3は、切削ブレード63の第3の半径r3を二倍したものである。
r3=(1/2×M3w)+h3・・・・・・・・・・・・(式5)
2r3=2(1/4×M3w+h31/2・・・・・・・・・(式6)
ここで、式(5)はピタゴラスの定理を用いたものであり、式(6)は式(5)を変形したものである。
(7)切削ブレード外径選択工程
第3の切削ブレード外径算出工程を実施した後、第1の切削ブレード外径算出工程で算出した切削ブレード63の第1の外径2r1と、第2の切削ブレード外径算出工程で算出した切削ブレード63の第2の外径2r2と、第3の切削ブレード外径算出工程で算出した切削ブレード63の第3の外径2r3と、を比較して最も小さい切削ブレード63の外径を正確な切削ブレードの外径として選択する切削ブレード外径選択工程を実施する。
本実施形態においては、例えば、図3に示す第1の切削痕M1の長さM1wが、第1の切削痕M1の延在方向にあった図示しないウォータマークにより、算出手段14により実際の長さよりも長く測定されており、また、第2の切削痕M2の長さM2wが、第2の切削痕M2の延在方向にあった図示しないウォータマークにより、算出手段14により実際の長さよりも長く測定されている。このため、例えば、以下の不等式が成立している。
第1の外径2r1>第2の外径2r2>第3の外径2r3・・・・・(式7)
切削ブレード外径選択工程においては、例えば、算出手段14が、切削ブレード63の第1の外径2r1と第2の外径2r2との差の絶対値|α|、第2の外径2r2と第3の外径2r3との差の絶対値|β|及び第3の外径2r3と第1の外径2r1との差の絶対値|γ|をそれぞれ算出する。
|2r1−2r2|=|α|・・・・・・・・・・・・(式8)
|2r2−2r3|=|β|・・・・・・・・・・・・(式9)
|2r3−2r1|=|γ|・・・・・・・・・・・・(式10)
また、例えば、算出手段14にはあらかじめ、各外径の差の許容値|δ|を指定しておく。そして、算出手段14が、差の絶対値|α|、差の絶対値|β|及び差の絶対値|γ|の各々と許容値|δ|とを比較して、各差の絶対値のいずれか1つでも許容値|δ|以下となるかを算出する。本実施形態においては、例えば、差の絶対値|β|が許容値|δ|以下となっている場合には、算出手段14が、第1の外径2r1、第2の外径2r2及び第3の外径2r3の中で最も小さい第3の外径2r3を正確な切削ブレード63の外径として選択する。
本実施形態において、例えば、差の絶対値|α|、差の絶対値|β|及び差の絶対値|γ|のいずれもが、許容値|δ|を超過している場合には、算出手段14は正確な切削ブレード63の外径を選択できないと判断し、再度第1の切削痕形成工程から同様の工程を実施する。
このように、切削ブレード63を少なくとも3つの異なる第1の下降位置Z1、第2の下降位置Z2及び第3の下降位置Z3まで切込ませ、少なくとも3つの異なる長さの第1の切削痕M1、第2の切削痕M2及び第3の切削痕M3を形成させ、形成された第1の切削痕M1の長さM1w、第2の切削痕M2の長さM2w及び第3の切削痕M3の長さM3wから、切削ブレード63の第1の外径2r1、第2の外径2r2及び第3の外径2r3を算出し、算出した切削ブレードの各外径から最も小さい切削ブレードの外径として第3の外径2r3を選択することで、撮像した第1の切削痕M1の長さM1w及び第2の切削痕M2の長さM2wが、ウォータマークの存在が加味されて実際よりも長く測定されてしまう場合でも、切削ブレード63の正確な外径を検出することが可能となる。
なお、本発明に係る切削ブレードの外径サイズ検出方法は上記実施形態に限定されるものではなく、また、添付図面に図示されている切削装置1の各構成の大きさや形状等についても、これに限定されず、本発明の効果を発揮できる範囲内で適宜変更可能である。例えば、切削装置1はチャックテーブル40を備えない構成とし、保持テーブル30が切削痕形成用被加工物Bを保持して本発明に係る切削ブレードの外径サイズ検出方法を行ってもよい。
また、本実施形態においては、後期切削痕形成工程として第2の切削痕形成工程及び第3の切削痕形成工程を実施し、また、それに伴い後期切削ブレード外径算出工程として第2の切削ブレード外径算出工程及び第3の切削ブレード外径算出工程を実施しているが、後期切削痕形成工程として第2の切削痕形成工程のみを行い、それに伴い後期切削ブレード外径算出工程として第2の切削ブレード外径算出工程を行った後に、切削ブレード外径選択工程を行うこととしてもよい。または、第3の切削ブレード外径算出工程を行った後に後期切削痕形成工程として第4の切削痕形成工程を実施し、それに伴い第4の切削ブレード外径算出工程を行うものとしてもよい。すなわち、後期切削痕形成工程及び後期切削ブレード外径算出工程を実施する回数は適宜変更可能となる。
また、切削ブレード外径選択工程においては、本実施形態においては、各差の絶対値のいずれか1つでも許容値以下となった場合には、算出手段14が最も小さい切削ブレードの外径を正確な切削ブレード63の外径として選択しているが、例えば、後期切削痕形成工程として第5の切削痕形成工程まで実施し、それに伴い後期切削ブレード外径算出工程として第5の切削ブレード外径算出工程まで実施した場合には、各差の絶対値として5つの値が算出される。この場合には、例えば、各差の絶対値のいずれか2つが許容値以下となった場合には、算出手段14が最も小さい切削ブレードの外径を正確な切削ブレード63の外径として選択するものとしてもよい。
さらに、切削ブレード外径選択工程においては、算出手段14の代わりにオペレータが正確な切削ブレード63の外径を選択するものとしてもよい。
1:切削装置 10:基台 11:壁部 12:記憶部 13:制御部 14:算出手段
30:保持テーブル 31:回転手段 32:固定手段
40:チャックテーブル 400:吸着部 400a:保持面 401:枠体
41:吸引源
5:切削送り手段
50:ボールネジ 51:ガイドレール 52:パルスモータ 53:可動板
6:切削手段
61:スピンドル 62:ハウジング 63:切削ブレード 630:フランジ
64:ブレードカバー 68:撮像手段
7:割り出し送り手段 70:ボールネジ 71:ガイドレール 72:パルスモータ 73:可動板
8:切込み送り手段
80:ボールネジ 81:ガイドレール 82:パルスモータ 83:昇降部
W:板状ワーク Wa:板状ワークの上面 S:分割予定ライン D:デバイス
T:ダイシングテープ F:リングフレーム
B:切削痕形成用被加工物 Ba:切削痕形成用被加工物の上面
M1:第1の切削痕 M2:第2の切削痕 M3:第3の切削痕
M1w:第1の切削痕の長さ M2w:第2の切削痕の長さ
M3w:第3の切削痕の長さ
Z0:原点位置 Z1:第1の下降位置 Z2:第2の下降位置 Z3:第3の下降位置
h1:距離 h2:距離 h3:距離
2r1:第1の外径 2r2:第2の外径 2r3:第3の外径

Claims (1)

  1. 板状ワークを保持する保持テーブルと、該保持テーブルが保持する板状ワークを切削する切削ブレードを回転可能に装着する切削手段と、該保持テーブルと該切削手段とを相対的に板状ワークの上面に対して垂直な方向に接近及び離間させる切込み送り手段と、該切込み送り手段が該切削ブレードを切削痕形成用被加工物に切込ませて形成した切削痕を撮像する撮像手段と、該撮像手段が撮像した該切削痕の長さから該切削ブレードの外径を算出する算出手段とを備える切削装置を用いた切削ブレードの外径サイズ検出方法であって、
    該切込み送り手段が該切削ブレードを第1の下降位置まで切込ませ第1の切削痕を形成する第1の切削痕形成工程と、
    該第1の切削痕形成工程で形成した該第1の切削痕を該撮像手段が撮像して該第1の切削痕の長さを測定し、該算出手段が該切削ブレードの第1の外径を算出する第1の切削ブレード外径算出工程と、
    該第1の切削ブレード外径算出工程を実施した後、少なくとも1回以上実施され、該切込み送り手段が該切削ブレードを該第1の下降位置より深い下降位置まで切込ませ該第1の切削痕より長い切削痕を形成する後期切削痕形成工程と、
    該後期切削痕形成工程で形成した切削痕を該撮像手段が撮像して該第1の切削痕より長い切削痕の長さを測定し、該算出手段が該切削ブレードの外径を算出する後期切削ブレード外径算出工程と、
    該第1の切削ブレード外径算出工程で算出した該切削ブレードの第1の外径と、該後期切削ブレード外径算出工程で算出した該切削ブレードの外径と、を比較して最も小さい該切削ブレードの外径を正確な切削ブレードの外径として選択する切削ブレード外径選択工程と、を含む切削ブレードの外径サイズ検出方法。
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