JP2015080070A - 発振回路、発振器、電子機器および移動体 - Google Patents

発振回路、発振器、電子機器および移動体 Download PDF

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Abstract

【課題】スイッチによる排他的な切り替え制御をすることなく出力イネーブルの制御を実現できる、少なくともシリアルインターフェースおよび出力イネーブル機能を持つ発振回路、発振器、電子機器および移動体を提供する。
【解決手段】発振素子(水晶振動子26)を発振させて発振信号124を生成する発振回路12であって、少なくとも周波数を含む発振信号124の特性を制御する特性制御データが入力されるとともに、発振信号の出力を制御する第1の出力制御信号が入力される第1の端子T7を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、発振回路、発振器、電子機器および移動体に関する。
近年、シリアルインターフェースを備えた発振器が用いられることがある。このような発振器では、発振器内のレジスターをシリアルインターフェースから入力される信号により操作することで、例えばPLL(phase locked loop)の逓倍数設定等を変更して出力周波数を変えるといった使い方が可能である。
このような発振器ではシリアルインターフェース用の端子が必要になるが、一般的に発振器は小型であることが求められている。例えば、特許文献1の発明は、水晶振動子の検査端子と発振器の機能端子とをスイッチで切り替えて兼用することで小型化を実現している。ここで、特許文献1の発明の実施形態において、機能端子はスタンバイ端子であるが、これは出力イネーブル端子と機能が同じで論理が逆の端子である。
特開2009−201097号公報
しかし、特許文献1の発明では、兼用端子を切り替えるのにスイッチの制御が必要である。つまり、発振器の外部からスイッチを制御するための信号を与える必要があるので、スイッチ制御のための回路や配線を用意しなくてはならず、切り替えの処理が冗長になる、発振器を制御するための配線が増える等の問題がある。
本発明は、以上の事を鑑みてなされたものであり、本発明のいくつかの態様によれば、スイッチによる排他的な切り替え制御をすることなく出力イネーブルの制御(発振信号を出力するか否かの制御)を実現できる、少なくともシリアルインターフェースおよび出力イネーブル機能を持つ発振回路、発振器、電子機器および移動体を提供することができる。
本発明は前述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の態様又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
本適用例に係る発振回路は、発振素子を発振させて発振信号を生成する発振回路であって、少なくとも周波数を含む前記発振信号の特性を制御する特性制御データが入力されるとともに、前記発振信号の出力を制御する第1の出力制御信号が入力される第1の端子を備えている。
ここで、特性制御データは、発振信号の特性を制御するのに用いられるデータである。発振信号の特性は、周波数をはじめとして、例えば振幅、波形等も含まれる。本適用例に係る発振回路は、例えばPLLを含む場合に、帰還ループの分周器の分周比、VCO(Voltage-Controlled Oscillator:電圧制御発振器)の変換利得等を、特性制御データによって変更することで、発振信号の特性を制御してもよい。
本適用例に係る発振回路は、特性制御データが、シリアルデータによって第1の端子に入力されるので、パラレルデータが入力される場合と比較して端子数を少なくすることができる。そして、本適用例に係る発振回路は、第1の出力制御信号も、特性制御データと同じように第1の端子に入力される。このとき、スイッチで排他的な切り替え制御をすることをせずに、第1の出力制御信号に基づいて出力イネーブルの制御(発振信号を出力するか停止するかの制御)を実現できる。したがって、スイッチ制御のための回路や配線を必要とせず、切り替えの処理が冗長になる、発振器を制御するための配線が増えるといった問題も生じない。
また、本適用例に係る発振回路は、特性制御データと第1の出力制御信号とを同じシリアルデータで受け取り、同じ通信部の処理に集約させることができる。そのため、本適用例に係る発振回路は、特性制御データによる発振信号の特性の変更と、第1の出力制御信号に基づく発振信号の出力のタイミングの前後関係を容易に関連付けることが可能である。
[適用例2]
上記適用例に係る発振回路において、前記発振信号の出力を制御する第2の出力制御信号が入力される第2の端子を備えていてもよい。
本適用例に係る発振回路によれば、第2の端子を有しており、発振信号の出力を制御する第2の出力制御信号を第2の端子から受け取ることができる。このとき、第2の端子からの第2の出力制御信号は、第1の出力制御信号と同じように出力イネーブルの制御を実現できる。第1の出力制御信号を用いて出力イネーブルの制御を実現する場合と、第2の出力制御信号を用いて出力イネーブルの制御を実現する場合とでは、発振回路の外部から制御開始を指示してから発振信号が出力される(または出力が停止される)までの時間が異なる場合がある。
よって、本適用例に係る発振回路によれば、第1の出力制御信号と第2の出力制御信号とを使い分けることで、発振信号が出力される(または出力が停止される)までの時間も選択することができる。例えば、特性制御データが更新されている場合、第1の出力制御信号を用いるならば、少なくとも特性制御データの更新が完了するまで発振信号を出力(または発振信号の出力を停止)することはできない。しかし、第2の出力制御信号を用いるならば、特性制御データが更新されているか否かにかかわらず、直ちに発振信号を出力(または発振信号の出力を停止)することが可能である。
[適用例3]
上記適用例に係る発振回路において、前記特性制御データおよび前記第1の出力制御信号が記憶される記憶部を含んでもよい。
[適用例4]
上記適用例に係る発振回路において、前記記憶部に記憶された前記特性制御データおよび前記第1の出力制御信号に基づいて、前記発振信号の特性および前記発振信号の出力が制御されてもよい。
本適用例に係る発振回路によれば、特性制御データおよび第1の出力制御信号が記憶される記憶部(例えばレジスター等)を含む。また、記憶部の値に基づいて、発振信号の特性および発振信号の出力が制御される。特性制御データおよび第1の出力制御信号が記憶部の値として集約されるため、例えば発振回路の外部から記憶部を参照することで、発振信号の特性および出力状態を把握できる。そのため、例えば本適用例に係る発振回路を制
御するプログラムを簡略化することができる。
[適用例5]
上記適用例に係る発振回路において、前記発振信号を生成する発振部と、前記発振部から前記発振信号が入力される出力バッファーと、を含み、前記第1の端子に前記発振信号の出力の停止を指示する前記第1の出力制御信号が入力されて、前記出力バッファーからの出力を停止させて、前記発振信号の出力を停止してもよい。
本適用例に係る発振回路によれば、第1の出力制御信号の指示内容に従って、出力バッファーを制御する。具体的には、第1の端子に発振信号の出力の停止を指示する第1の出力制御信号が入力されて、出力バッファーから出力される信号を停止させて、発振信号の出力を停止させる。このとき、発振信号を生成する発振部は動作を継続しているため、再び発振信号の出力を指示された場合に、素早く発振信号の出力を再開することができる。
[適用例6]
上記適用例に係る発振回路において、前記発振信号を生成する発振部と、前記発振部から前記発振信号が入力される出力バッファーと、を含み、前記第1の端子に前記発振信号の出力の停止を指示する前記第1の出力制御信号が入力されて、前記発振部の動作を停止させて、前記発振信号の出力を停止してもよい。
本適用例に係る発振回路によれば、第1の出力制御信号の指示内容に従って、発振部の動作を制御する。具体的には、第1の端子に発振信号の出力の停止を指示する第1の出力制御信号が入力されて、例えば発振部への電源供給を行わないことで発振部の動作を停止させて、発振信号の出力を停止させる。発振信号を出力しない場合に、発振部の動作を停止させるので、消費電力を低減することができる。
[適用例7]
上記適用例に係る発振回路において、前記発振信号を出力する複数の出力端子を備え、前記第1の出力制御信号は、複数ビットの値のデータであり、前記複数ビットの値のそれぞれの値により、前記複数の出力端子からの前記発振信号の出力を独立に制御してもよい。
本適用例に係る発振回路によれば、第1の出力制御信号はシリアルデータであるので、そのデータサイズによらず第1の端子だけで受け取ることができる。よって、発振信号を出力する複数の出力端子を含む場合、入力端子(例えば、上記の第2の端子)の数を増やさずに、複数の出力端子から発振信号を出力するか出力を停止するかを第1の出力制御信号で独立に制御することが可能である。なお、発振信号を出力するとは、発振信号をそのまま出力するだけでなく、所定の変換を行って(例えば差動出力に変換して)出力することも含む。「複数ビットの値」とは2ビット以上の値であり、「複数ビットの値のそれぞれの値」とは各ビットの値である。
[適用例8]
本適用例に係る発振器は、前記適用例に係る発振回路と、前記発振素子と、を含む。
[適用例9]
本適用例に係る電子機器は、前記適用例に係る発振回路、または前記適用例に係る発振器を含む。
[適用例10]
本適用例に係る移動体は、前記適用例に係る発振回路、または前記適用例に係る発振器
を含む。
本適用例に係る発振器、電子機器、移動体によれば、特性制御データおよび第1の出力制御信号が第1の端子に入力される発振回路を含む。そのため、スイッチで排他的な切り替え制御をすることをせずに、第1の出力制御信号に基づいて出力イネーブルの制御を実現できる。また、特性制御データによる発振信号の特性の変更と、第1の出力制御信号に基づく発振信号の出力のタイミングの前後関係を容易に関連付けることが可能であり、制御プログラムを簡略化することができる。
第1実施形態の発振回路を含む発振器のブロック図。 図2(A)は従来例の発振回路を含む発振器の外観図、図2(B)は第1実施形態の発振回路を含む発振器の外観図。 第2実施形態の発振回路を含む発振器のブロック図。 図4(A)は第2実施形態の発振回路を含む発振器の外観図、図4(B)は第2実施形態の発振回路を含む発振器の別の外観図。 第3実施形態の発振回路を含む発振器のブロック図。 第3実施形態の発振回路を含む発振器の外観図。 図7(A)、図7(B)は1線式シリアル通信が可能な場合の発振器の外観図。 従来例の発振回路を含む発振器のブロック図。 電子機器の機能ブロック図。 電子機器の外観の一例を示す図。 移動体の一例を示す図。 整数分周PLLを用いた発振回路の構成例を示す図。
以下、本発明の好適な実施形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また以下で説明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
1.発振回路、発振器
1.1.第1実施形態
1.1.1.全体構成について
図1は、第1実施形態の発振回路12を含む発振器200のブロック図である。発振回路12は、発振素子を発振させて発振信号124を生成する発振部220と、発振部220から発振信号124が入力されて所定の出力形式に変換して出力する出力制御部221と、外部からシリアルデータが入力される通信部222と、入力されたシリアルデータによって外部からデータ内容が更新可能なレジスターを含む記憶部223と、を含む。なお、記憶部223は外部からデータ内容が更新可能なものであれば、例えば、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)やフラッシュメモリーなどの書き換え可能な種々の公知の不揮発性メモリーで構成されていてもよいし、不揮発性メモリーとレジスターとを含んで構成されていてもよい。
本実施形態では、発振素子としてはATカットの水晶振動子26を用いているが、これに限定されるものではなく、例えばSCカットの水晶振動子、音叉型水晶振動子、SAW(Surface Acoustic Wave)共振子、その他の圧電振動子やMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)振動子などを用いることができる。
発振回路12は発振器200の一部を構成する。発振器としては、TCXO(temperat
ure compensated crystal oscillator:温度補償型発振器)、VCXO(voltage-controlled crystal oscillator:電圧制御型発振器)、OCXO(oven-controlled crystal oscillator:恒温型発振器)といった圧電発振器(水晶発振器等)や、SAW発振器、シリコン発振器、原子発振器等が挙げられる。本実施形態では、発振回路12が、特に温度補償等を行わない水晶発振器であるSPXO(Simple Packaged Crystal Oscillator)の一部を構成するとして説明する。このとき、発振器200と発振回路12の構成要素の違いは水晶振動子26だけであるため、以下では特に断ることなく、発振器200についての説明をもって、発振回路12の説明とすることがある。
図1のように、発振回路12は集積回路(Integrated Circuit、IC)化されて、水晶振動子26と接続するための端子T1、T2を備えていてもよい。ここで、端子T1側の入力信号をXI、端子T2側の出力信号をXOとする。発振回路12は、発振信号124を差動出力するための端子T3、T4を備えていてもよい。ここで、端子T3側の非反転出力信号をOUTP、端子T4側の反転出力信号をOUTNとする。発振回路12は、それぞれ電源電圧VCC、接地電圧GNDを供給するための端子T5、T6を備えていてもよい。発振回路12は、2線式のシリアルインターフェースの端子T7、T8を備えていてもよい。本実施形態ではシリアルインターフェースの方式としてI2C(Inter-Integrated Circuit)を用いており、端子T7側のシリアルデータをSDA、端子T8側のシリアルクロックをSCLとする。また、発振回路12は、発振信号124を差動出力させるか否かを制御する第2の出力制御信号OE2を受け取るための端子T9を備えていてもよい。
なお、発振回路12は水晶振動子26を含めて一体化されて、パッケージングされた発振器200を構成してもよい。このとき、水晶振動子26と接続される端子T1、T2以外の端子T3〜T9は、そのまま発振器200の端子として用いられてもよい。また、2線式のシリアルインターフェースではなく、例えばSPI(Serial Peripheral Interface)といった3線式のシリアルインターフェースが用いられてもよいし、例えば1−WIRE(登録商標)といった1線式のシリアルインターフェースが用いられてもよい。また、本実施形態では、発振信号124を差動出力しているが、シングルエンド出力であってもよい。
1.1.2.発振部について
発振部220は、水晶振動子26を発振させて基発振信号122(発振信号124の基となる信号)を生成するメイン回路部と、フラクショナルN−PLL(図1のfpll)と、デルタシグマ変調器1220と、フラクショナルN−PLLから受け取った信号を分周して発振信号124として出力する出力分周器ODを含む。
メイン回路部は、アナログ反転増幅器として機能する帰還抵抗28を備えたインバーター24と、発振安定化容量43、44と、振幅制限抵抗29とが、図1のように接続されて構成されている。インバーター24の入力側、出力側は、それぞれ端子T1、T2を介して水晶振動子26と接続されており、水晶振動子26を発振させて基発振信号122を生成する。
フラクショナルN−PLL(図1のfpll)は、VCO1214の出力を分周する分周器1215の分周比を切り替えることにより、平均的には整数NINTとNINT+1との間の小数である分周比を実現するPLLである。フラクショナルN−PLLはPFD1211(Phase Frequency Detector:位相周波数比較器)、CP1212(Charge Pump:チャージポンプ)、LPF1213(Low-pass filter:ローパスフィルター)、VCO1214、分周器1215を含む。また、デルタシグマ変調器1220は、分周器1215の分周比の切り替えを指示する信号を生成する。
PFD1211は、基準信号として基発振信号122を受け取り、分周器1215から受け取る帰還信号との位相差を検出し、位相差に応じてUP信号、DOWN信号を出力する。CP1212は、UP信号、DOWN信号に応じた値の電流を出力する。LPF1213は、その電流から高周波雑音成分を取り除き、電圧に変換する事でVCO1214を制御する。VCO1214はLPF1213から出力される制御用電圧に応じて出力周波数を変化させる。分周器1215はVCO1214の出力信号を分周してPFD1211へ帰還信号として出力する。
デルタシグマ変調器1220は、分周比の設定により、分周器1215における分周比を、NINTとNINT+1とで時間的に切り替える。基準信号(基発振信号122)の周波数をFREF、分周比の整数部分をNINT、分数部分(小数点以下の部分)をNFRAC/2とすると、VCO1214の出力信号の周波数FVCOは、以下の式(1)で表される。
Figure 2015080070
なお、“m”はNFRACのビット数であり、NFRAC/2は1未満の値となる。例えば、NFRACは24ビット(m=24)の値であってもよい。また、NINTは例えば6ビットの値であってもよい。
また、デルタシグマ変調器1220を用いることによって、非周期的に分周比を切り替えることができるため、切り替えの周期に応じた固有のスプリアスであるフラクショナルスプリアスが生じ難いという利点がある。なお、デルタシグマ変調器1220に代えてアキュムレータを用いるアキュムレータ型のフラクショナルN−PLLが使用されてもよい。
出力分周器ODは、フラクショナルN−PLLから受け取った信号を分周して発振信号124として出力する。出力分周器ODの分周比をODIVとすると、発振信号124の周波数Fは、以下の式(2)で表される。
Figure 2015080070
1.1.3.通信部および記憶部について
上記のように、発振信号124の周波数Fは、式(2)のパラメーターであるNINT、NFRAC、ODIVによって変化させることができる。このことは、発振回路12で様々な周波数の発振信号124を生成することを可能にし、ユーザーにとって使い勝手のよい発振回路12を提供する。ここで、端子の数を大きく増加させることなく、これらのパラメーターを更新するために、本実施形態の発振回路12ではシリアルインターフェースの方式として2線式のシリアル通信であるI2Cを用いる。
通信部222は、受け取ったシリアルデータをパラレルに変換し、また、発振回路12から出力するデータをシリアルデータに変換する。図1のように、通信部222は式(2)のパラメーターを受け取ると、記憶部223に出力し、パラメーターを更新する。記憶
部223には、NINT、NFRAC、ODIVのそれぞれを記憶するレジスターが含まれており、そのレジスターの値を更新することがパラメーターを更新することになる。
例えば、デルタシグマ変調器1220は、NINTおよびNFRACを記憶したレジスターの値を内部信号126として受け取ることで分周比の設定を把握し、分周器1215における分周比をNINTとNINT+1とで時間的に切り替える。また、例えば出力分周器ODは、ODIVを記憶したレジスターの値を内部信号127として受け取り、フラクショナルN−PLLから受け取った信号を分周して発振信号124を生成する。
なお、発振信号124の特性としては、周波数F以外にも例えば振幅、波形等が挙げられ、これらの特性を変更できるパラメーターが記憶部223でレジスターに記憶されてもよい。例えば、記憶部223は、VCO(Voltage-Controlled Oscillator:電圧制御発振器)の変換利得を定めるパラメーターを記憶するレジスターを含んでいてもよい。ここで、シリアルデータSDAのうち、このような発振信号124の特性を制御するのに用いられるパラメーターを、後述する第1の出力制御信号OE1と区別して特性制御データと呼ぶ。
1.1.4.出力制御部について
出力制御部221は、発振信号124を出力バッファーOBUFによって差動信号に変換して出力する。本実施形態の発振回路12は、端子T3から非反転出力信号OUTPを、端子T4から反転出力信号OUTNを出力する。そして、非反転出力信号OUTPおよび反転出力信号OUTNを出力するか否かは、出力イネーブル信号OEFで制御される。本実施形態の発振回路12では、出力イネーブル信号OEFがハイレベル(“1”)の場合に非反転出力信号OUTPおよび反転出力信号OUTNを出力し、出力イネーブル信号OEFがローレベル(“0”)の場合に非反転出力信号OUTPおよび反転出力信号OUTNを出力しない。例えば、発振信号124の振幅が十分に大きくなっておらず不安定な状態では、出力イネーブル信号OEFを“0”にして、非反転出力信号OUTPおよび反転出力信号OUTNが出力されない、すなわち非反転出力信号OUTPおよび反転出力信号OUTNの出力を停止させるように制御することができる。
出力制御部221は、第1の出力制御信号OE1と第2の出力制御信号OE2とを受け取るOR回路の出力を出力イネーブル信号OEFとする。図1のように、第2の出力制御信号OE2は、端子T9(本発明の第2の端子に対応)から入力される信号である。一方、第1の出力制御信号OE1は、特性制御データと同じようにシリアルデータSDAとして端子T7(本発明の第1の端子に対応)から入力されて、記憶部223のレジスターに記憶された信号である。第1の出力制御信号OE1および第2の出力制御信号OE2の少なくとも一方が“1”の場合、出力イネーブル信号OEFが“1”となり、非反転出力信号OUTPおよび反転出力信号OUTNが出力される。
ここで、比較のために従来例の発振回路1012について説明する。図8は、従来例の発振回路1012を含む発振器1200のブロック図である。なお、図1と同じ要素には同じ符号を付しており説明を省略する。
図8のように、従来例の発振回路1012では、端子T9から入力される第2の出力制御信号OE2が、バッファーを介して、そのまま出力イネーブル信号OEFとなる。発振回路1012の外部で、第2の出力制御信号OE2を、例えば“0”から“1”へと変化させると、直ちに非反転出力信号OUTPおよび反転出力信号OUTNが出力される。つまり、遅延の少ない出力制御が可能である。
しかし、従来例の発振回路1012では、出力イネーブル信号OEF(すなわち、第2
の出力制御信号OE2)とNINT、NFRAC、ODIVといったパラメーターとは互いに無関係に設定される。そのため、例えば、NFRACを更新し、更新したNFRACに従う周波数の非反転出力信号OUTPおよび反転出力信号OUTNを出力したい場合、第2の出力制御信号OE2を“0”から“1”へと変化させるタイミングをNFRACの更新に合わせて調整する(遅延させる)必要がある。例えば、NFRACの更新と、第2の出力制御信号OE2の“0”から“1”への変化を同時に行った場合、更新前のNFRACに従った周波数の非反転出力信号OUTPおよび反転出力信号OUTNが出力されてしまう可能性があるからである。しかし、第2の出力制御信号OE2と特性制御データは、入力される端子も異なり、制御プログラム自体が別々であることが予想される。そのため、これらを関連づけてタイミングを合わせることは一般に困難である。また、NINT、NFRAC、ODIVといったパラメーターの更新がない場合には第2の出力制御信号OE2が変化するタイミングを遅延させなくてもよい。そのため、従来例の第2の出力制御信号OE2の制御は、常に特性制御データの更新状況を把握して場合分けを行う必要があり、制御が複雑になるとの問題がある。
ここで、再び図1を参照すると、本実施形態の発振回路12は、第1の出力制御信号OE1によって出力バッファーOBUFを制御可能である。第1の出力制御信号OE1は、特性制御データと同じようにシリアルデータSDAとして端子T7から入力されて、記憶部223のレジスターに記憶される信号である。そのため、本実施形態の発振回路12では、特性制御データと同じプログラムを用いて第1の出力制御信号OE1の値を変更することが可能である。このことは、特性制御データによる発振信号124の特性の変更と、第1の出力制御信号OE1に基づく非反転出力信号OUTPおよび反転出力信号OUTNの出力のタイミングの前後関係を容易に関連付けることを可能にし、従来例の発振回路1012における問題を解決するものである。また、特性制御データによる発振信号124の特性の変更時には、発振部220の動作が不安定になるため、例えば、発振信号124の振幅が過大になったり、非反転出力信号OUTPおよび反転出力信号OUTNが異常発振を起こして周波数が大幅にずれてしまう可能性がある。本実施形態では、特性制御データによる発振信号124の特性の変更時に、第1の出力制御信号OE1が“0”である場合には、出力イネーブル信号OEFを“0”にして、出力バッファーOBUFの動作を停止させることで非反転出力信号OUTPおよび反転出力信号OUTNの出力を停止させたあとで、特性制御データによる発振信号124の特性の変更を行うことができるので、例えば発振器200と接続されている外部機器に過大な振幅の信号や周波数のずれた信号を出すことを防止でき、発振器200を搭載した電子機器の誤動作を低減したり、電子機器の信頼性を上げることができる。
なお、本実施形態の発振回路12は、第2の出力制御信号OE2に基づいて非反転出力信号OUTPおよび反転出力信号OUTNを出力させることも可能である。そのため、本実施形態の発振回路12は、NINT、NFRAC、ODIVといったパラメーターの更新を伴わない場合には、第2の出力制御信号OE2を用いることで、直ちに非反転出力信号OUTPおよび反転出力信号OUTNを出力することが可能である。
図2(A)は、従来例の発振回路1012を含む発振器1200の外観図である。発振器1200は、1番から8番までの端子を有する。1番の端子には発振回路1012の端子T9が割り当てられ、第2の出力制御信号OE2が入力される。2番の端子はNC(Non Connection)ピンである。3番、6番の端子には、それぞれ発振回路1012の端子T6、T5が割り当てられ、それぞれ接地電圧GND、電源電圧VCCが供給される。4番、5番の端子には、それぞれ発振回路1012の端子T3、T4が割り当てられ、それぞれ非反転出力信号OUTP、反転出力信号OUTNが出力される。7番、8番の端子には、それぞれ発振回路1012の端子T7、T8が割り当てられ、それぞれI2CバスのシリアルデータSDA、シリアルクロックSCLとして用いられる。発振器1200では、
発振器1200の内部で出力イネーブル信号OEFとして使用される第2の出力制御信号OE2を、1番の端子から入力する必要がある。なお、発振回路1012の端子T1、T2は水晶振動子26と接続されており、発振器1200の内部に閉じている。
図2(B)は本実施形態の発振回路12を含む発振器200の外観図である。なお、図2(A)と同じ要素については同じ符号を付しており説明を省略する。本実施形態の発振回路12では、従来例の発振回路1012とは異なり、特性制御データと同じ端子T7から第1の出力制御信号OE1を入力して非反転出力信号OUTPおよび反転出力信号OUTNの出力を制御することができる。
そのため、第2の出力制御信号OE2は必要に応じて使用されればよく、使用されなくてもよい。そこで、第2の出力制御信号OE2を、発振回路12の内部でプルアップ(またはプルダウン)することで、図2(B)のように1番の端子(発振回路12の端子T9が割り当てられる)をNCピンとすることができる。このとき、発振器200が実装される基板上で1番の端子を配線する必要がないため、従来例の発振回路1012を含む発振器1200と比べて、ユーザーにとって使い勝手のよい発振器200を実現できる。
以上のように、本実施形態の発振回路12、および発振回路12を含む発振器200は、シリアルインターフェースを有し、シリアルインターフェースに入力されるシリアルデータである第1の出力制御信号OE1に基づいて、非反転出力信号OUTPおよび反転出力信号OUTNの出力を制御可能であって、スイッチによる排他的な切り替え制御をすることなく出力イネーブル信号OEFの制御を行う。このとき、シリアルインターフェースに入力されるシリアルデータである特性制御データによる発振信号124の特性の変更と、第1の出力制御信号OE1に基づく非反転出力信号OUTPおよび反転出力信号OUTNの出力のタイミングの前後関係を容易に関連付けることが可能である。また、従来からの第2の出力制御信号OE2が割り当てられる端子については、NCピンとすることも可能である。
1.2.第2実施形態
図3は、第2実施形態の発振回路12を含む発振器200のブロック図である。図1と同じ要素については同じ符号を付しており説明を省略する。本実施形態の発振回路12は、第1実施形態の発振回路12と異なり、第1の出力制御信号OE1によって、水晶振動子26を発振させて基発振信号122を生成するメイン回路部の動作を制御する。図3では出力イネーブル信号OEF(図1参照)の表記を省略しているが、本実施形態の発振回路12の出力バッファーOBUFはイネーブル状態である。なお、出力バッファーOBUFについて、イネーブル状態とは非反転出力信号OUTPおよび反転出力信号OUTNが出力される状態であり、ディスエーブル状態とは非反転出力信号OUTPおよび反転出力信号OUTNが出力されない状態である。
本実施形態の発振回路12は、第1の出力制御信号OE1を記憶する記憶部223のレジスターの値が“0”の場合、増幅器として機能するインバーター24へのレギュレーター電圧Vregの供給を停止する。このとき、メイン回路部は、水晶振動子26を発振させず、基発振信号122を生成しない。そのため、発振回路12は、非反転出力信号OUTPおよび反転出力信号OUTNを出力しないことになる。
ここで、第1実施形態の発振回路12は、第1の出力制御信号OE1が“0”であっても、メイン回路部を停止させることはなかった。そのため、第1の出力制御信号OE1が“1”に変化した場合に、直ちに非反転出力信号OUTPおよび反転出力信号OUTNを出力することができる一方で、常にメイン回路部で電力を消費していた。本実施形態の発振回路12は、第1の出力制御信号OE1が“0”の場合に、メイン回路部を停止させる
ので消費電力を低減することが可能である。本実施形態の発振回路12は、基発振信号122とレジスターに記憶された第1の出力制御信号OE1とが入力される2入力のAND回路a1を含む。そして、PFD1211は、基準信号としてAND回路a1の出力を受け取る。AND回路a1を含むことで、第1の出力制御信号OE1を記憶する記憶部223のレジスターの値が“0”の場合でも、PFD1211の入力が不定になることを防止できる。また、本実施形態の発振回路12は、発振信号124とレジスターに記憶された第1の出力制御信号OE1とが入力される2入力のAND回路a2を含む。そして、出力バッファーOBUFはAND回路a2の出力を差動出力に変換する。AND回路a2を含むことで、第1の出力制御信号OE1を記憶する記憶部223のレジスターの値が“0”の場合でも、非反転出力信号OUTPおよび反転出力信号OUTNの値が一意に決まるのでユーザーにとって扱いやすい発振回路12となる。なお、別の実施形態として、第1の出力制御信号OE1を出力イネーブル信号OEFとして併用してもよい。つまり、第1の出力制御信号OE1が“0”の場合に、メイン回路部を停止するとともに、出力バッファーOBUFをディスエーブル状態にしてもよい。
また、本実施形態の発振回路12は、非反転出力信号OUTPおよび反転出力信号OUTNの出力制御を第1の出力制御信号OE1のみで行う。つまり、第1実施形態の発振回路12とは異なり、第2の出力制御信号OE2を用いない。そのため、第2の出力制御信号OE2に必要であった端子(図1の端子T9)を省略でき、端子数を減らすことでサイズの小さい発振回路12を実現できる。また、第2の出力制御信号OE2に割り当てられていた端子を、別の用途に使用することも可能である。
図4(A)、図4(B)は本実施形態の発振回路12を含む発振器200の外観を例示する図である。なお、図1〜図3と同じ要素については同じ符号を付しており説明を省略する。図4(A)は1番から6番までの端子を有する6ピンのパッケージを用いる発振器200の外観図である。第1実施形態の発振回路12を含む発振器200(図2(B)参照)では8ピンのパッケージを用いていたが、本実施形態では第2の出力制御信号OE2に割り当てられていた端子を省略できるので、図2(B)のNCピンとともに省略することで、6ピンのパッケージを用いることができる。そのため、発振器200の小型化が可能であり、ワイヤボンディングの数を減らせることによる信頼性の向上とコスト削減の効果もある。
また、図4(B)は1番から8番までの端子を有する8ピンのパッケージを用いる発振器200の外観図である。この例では、パッケージのピン数の削減をするのではなく、電源を強化している。つまり、電源電圧VCC、接地電圧GNDを供給するための端子が2つではなく、1番〜3番および6番の端子の4つになっている。例えば、電源電圧VCCを1番の端子および6番の端子に供給して電源を強化することができる。ここで、これらの端子を発振器200が実装される基板のレイアウトに合わせて選択的に使用することも可能である。例えば、ある基板では長い配線が不要であるように1番の端子を選択して(1番の端子だけに)電源電圧VCCを供給し、別の基板では6番の端子を選択して(6番の端子だけに)電源電圧VCCを供給するような使い方が可能である。つまり、図4(B)の発振器200は、電源の端子を選択使用することが可能であるため、ユーザーにとっても使い勝手がよい。
以上のように、本実施形態の発振回路12、および発振回路12を含む発振器200は、シリアルインターフェースを有し、シリアルインターフェースに入力されるシリアルデータである第1の出力制御信号OE1に基づいて、非反転出力信号OUTPおよび反転出力信号OUTNの出力を制御可能であって、スイッチによる排他的な切り替え制御をすることなく出力イネーブル信号OEFの制御を行う。このとき、シリアルインターフェースに入力されるシリアルデータである特性制御データによる発振信号124の特性の変更と
、第1の出力制御信号OE1に基づく非反転出力信号OUTPおよび反転出力信号OUTNの出力のタイミングの前後関係を容易に関連付けることが可能である。また、第2の出力制御信号OE2を用いないため、その端子を省略すれば小型化が可能であり、その端子を他の用途に割り当てれば性能や使い勝手を向上させることができる。
1.3.第3実施形態
図5は、第3実施形態の発振回路12を含む発振器200のブロック図である。図1、図3と同じ要素については同じ符号を付しており説明を省略する。本実施形態の発振回路12は、第1実施形態の発振回路12と異なり、独立に制御可能な複数の出力バッファーOBUF1、OBUF2を含む。このとき、従来例の発振回路1012(図8参照)のように、第2の出力制御信号OE2によって複数の出力バッファーOBUF1、OBUF2を独立に制御しようとすると、複数の端子が必要になる。しかし、本実施形態の発振回路12は、第1の出力制御信号OE1を用いることで、端子数を増やさずに、複数の出力バッファーOBUF1、OBUF2を独立に制御できる。
図5のように、出力制御部221は出力バッファーOBUF1および出力バッファーOBUF2を含む。出力バッファーOBUF1は、出力イネーブル信号OEF1が“1”の場合に非反転出力信号OUTP1および反転出力信号OUTN1を出力し、出力イネーブル信号OEF1が“0”の場合に非反転出力信号OUTP1および反転出力信号OUTN1を出力しない。また、出力バッファーOBUF2は、出力イネーブル信号OEF2が“1”の場合に非反転出力信号OUTP2および反転出力信号OUTN2を出力し、出力イネーブル信号OEF2が“0”の場合に非反転出力信号OUTP2および反転出力信号OUTN2を出力しない。
なお、本実施形態では出力バッファーの数は2つであるが、これに限るものではなく、例えば3つ以上であってもよい。また、本実施形態では複数の出力バッファーへ入力される信号は同じであり、具体的には発振部220からの発振信号124であるが、それぞれに異なる信号が入力されてもよい。例えば、別の実施形態の発振回路12として、出力バッファーOBUF1へ入力される信号を生成する発振部220と、出力バッファーOBUF2へ入力される信号を生成する別の発振部220とを含む構成もあり得る。
記憶部223は、複数の出力イネーブル信号に対応する複数ビットのレジスターを含む。本実施形態では、レジスターOE11に記憶された値が出力イネーブル信号OEF1となり、レジスターOE12に記憶された値が出力イネーブル信号OEF2となる。このとき、レジスターOE11、レジスターOE12はそれぞれ1ビットであり、第1の出力制御信号OE1はこれら2ビットの値(本発明の複数ビットの値に対応)を含む信号である。第1の出力制御信号OE1はシリアルデータSDAとして端子T7から入力されるので、複数ビットの値を含んでいても発振回路12の端子数を増加させるものではない。つまり、本実施形態の発振回路12は、第1の出力制御信号OE1を用いることで、端子数を増やさずに、複数の出力バッファーOBUF1、OBUF2を独立に制御できる。例えば、第1の出力制御信号OE1が2ビットの値“01”を含み、レジスターOE11に“0”が、レジスターOE12に“1”が記憶されたとする。このとき、出力バッファーOBUF1はディスエーブル状態であるが、出力バッファーOBUF2についてはイネーブル状態となる。
図6は本実施形態の発振回路12を含む発振器200の外観を例示する図である。なお、図1〜図5と同じ要素については同じ符号を付しており説明を省略する。図6は1番から8番までの端子を有する8ピンのパッケージを用いる発振器200の外観図である。第1実施形態の発振回路12を含む発振器200(図2(B)参照)と比較すると、本実施形態では第2の出力制御信号OE2に割り当てられていた端子を省略できるので、NCピ
ン(図2(B)参照)と合わせて2つの端子を他の用途に割り当てることが可能である。そこで、1番の端子と2番の端子を、2つめの出力バッファーOBUF2からの差動出力信号(反転出力信号OUTN2、非反転出力信号OUTP2)に割り当てて、8ピンのパッケージで2組の差動出力を行う発振器200を実現できる。
以上のように、本実施形態の発振回路12、および発振回路12を含む発振器200は、シリアルインターフェースを有し、非反転出力信号OUTPおよび反転出力信号OUTNの出力を制御可能であって、スイッチによる排他的な切り替え制御をすることなく出力イネーブル信号OEFの制御を行う。このとき、特性制御データによる発振信号124の特性の変更と、第1の出力制御信号OE1に基づく非反転出力信号OUTPおよび反転出力信号OUTNの出力のタイミングの前後関係を容易に関連付けることが可能である。また、第2の出力制御信号OE2を用いないため、端子数を増やすことなく、複数の出力バッファーOBUF1、OBUF2を独立に制御できる。また、従来例で第2の出力制御信号OE2に割り当てられていた端子を出力端子として用いることで、少ない端子数のパッケージで複数の出力を備える発振器200を実現できる。
1.4.変形例
第1〜第3実施形態の発振回路12、および発振回路12を含む発振器200では、2線式のシリアルインターフェース(具体的にはI2C)を用いていたが、これを1線式のシリアルインターフェースにすることで、さらに1端子を削減して小型化が可能になる。1線式のシリアルインターフェースとしては、例えば1−WIRE(登録商標)を用いることが可能である。
図7(A)、図7(B)は、1線式のシリアルインターフェースを用いた場合の発振器200の外観の例を表す図である。なお、図1〜図6と同じ要素については同じ符号を付しており説明を省略する。図7(A)は1番から6番までの端子を有する6ピンのパッケージを用いる発振器200の外観図である。例えば図4(A)の発振器200と比較すると、2番の端子(図7(A)の1WS)だけでシリアル通信が可能であるため、1番目の端子に別の機能を割り当てることが可能である。例えば、図7(A)の発振器200が制御電圧VCによって発振信号124の周波数調整が可能である場合、制御電圧VCを1番目の端子に割り当てることが可能である。よって、図4(A)の発振器200と比べると、本変形例では、さらに機能を追加することができる。
また、図7(B)は1番から4番までの端子を有する4ピンのパッケージを用いる発振器200の外観図である。発振器200が差動出力でなく、シングルエンド出力OUTを用いる場合、4つの端子だけでシリアル通信も備えた小型の発振器200を実現できる。
2.電子機器
本実施形態の電子機器300について、図9〜図10を用いて説明する。なお、図1〜図8と同じ要素については同じ番号、符号を付しており説明を省略する。
図9は、電子機器300の機能ブロック図である。電子機器300は、発振回路12と水晶振動子26とを含む発振器200、CPU(Central Processing Unit)320、操作部330、ROM(Read Only Memory)340、RAM(Random Access Memory)350、通信部360、表示部370、音出力部380を含んで構成されている。なお、電子機器300は、図9の構成要素(各部)の一部を省略又は変更してもよいし、他の構成要素を付加した構成としてもよい。
発振器200は、クロックパルスをCPU320だけでなく各部に供給する(図示は省略)。なお、発振器200は、発振回路12と水晶振動子26とが一体化されてパッケー
ジングされた発振器であってもよい。
CPU320は、ROM340等に記憶されているプログラムに従い、発振回路12が出力するクロックパルスを用いて各種の計算処理や制御処理を行う。具体的には、CPU320は、操作部330からの操作信号に応じた各種の処理、外部とデータ通信を行うために通信部360を制御する処理、表示部370に各種の情報を表示させるための表示信号を送信する処理、音出力部380に各種の音を出力させる処理等を行う。
操作部330は、操作キーやボタンスイッチ等により構成される入力装置であり、ユーザーによる操作に応じた操作信号をCPU320に出力する。
ROM340は、CPU320が各種の計算処理や制御処理を行うためのプログラムやデータ等を記憶している。
RAM350は、CPU320の作業領域として用いられ、ROM340から読み出されたプログラムやデータ、操作部330から入力されたデータ、CPU320が各種プログラムに従って実行した演算結果等を一時的に記憶する。
通信部360は、CPU320と外部装置との間のデータ通信を成立させるための各種制御を行う。
表示部370は、LCD(Liquid Crystal Display)等により構成される表示装置であり、CPU320から入力される表示信号に基づいて各種の情報を表示する。
そして、音出力部380は、スピーカー等の音を出力する装置である。
上記の通り、発振器200が含む発振回路12は、クロックパルスとして発振信号124を生成し、スイッチで排他的な切り替え制御をすることをせずに、第1の出力制御信号OE1に基づいて出力イネーブルの制御を実現できる。また、特性制御データによる発振信号124の特性の変更と、第1の出力制御信号OE1に基づく発振信号124の出力のタイミングの前後関係を容易に関連付けることが可能であり、制御プログラム(例えばCPU320が実行する)を簡略化することができる。
電子機器300としては種々のものが考えられる。例えば、パーソナルコンピューター(例えば、モバイル型パーソナルコンピューター、ラップトップ型パーソナルコンピューター、タブレット型パーソナルコンピューター)、携帯電話機などの移動体端末、ディジタルスチールカメラ、インクジェット式吐出装置(例えば、インクジェットプリンター)、ルーターやスイッチなどのストレージエリアネットワーク機器、ローカルエリアネットワーク機器、移動体端末基地局用機器、テレビ、ビデオカメラ、ビデオレコーダー、カーナビゲーション装置、ページャー、電子手帳(通信機能付も含む)、電子辞書、電卓、電子ゲーム機器、ゲーム用コントローラー、ワードプロセッサー、ワークステーション、テレビ電話、防犯用テレビモニター、電子双眼鏡、POS端末、医療機器(例えば電子体温計、血圧計、血糖計、心電図計測装置、超音波診断装置、電子内視鏡)、魚群探知機、各種測定機器、計器類(例えば、車両、航空機、船舶の計器類)、フライトシュミレーター、ヘッドマウントディスプレイ、モーショントレース、モーショントラッキング、モーションコントローラー、PDR(歩行者位置方位計測)等が挙げられる。
図10は、電子機器300の一例であるスマートフォンの外観の一例を示す図である。電子機器300であるスマートフォンは、操作部330としてボタンを、表示部370としてLCDを備えている。そして、電子機器300であるスマートフォンは、発振回路1
2を含むことで、スイッチで排他的な切り替え制御をすることをせずに、第1の出力制御信号OE1に基づいて出力イネーブルの制御を実現できる。また、特性制御データによる発振信号124の特性の変更と、第1の出力制御信号OE1に基づく発振信号124の出力のタイミングの前後関係を容易に関連付けることが可能であり、制御プログラムを簡略化することができる。
3.移動体
本実施形態の移動体400について、図11を用いて説明する。図11は、本実施形態の移動体400の一例を示す図(上面図)である。図11に示す移動体400は、発振回路410、エンジンシステム、ブレーキシステム、キーレスエントリーシステム等の各種の制御を行うコントローラー420、430、440、バッテリー450、バックアップ用バッテリー460を含んで構成されている。なお、本実施形態の移動体400は、図11の構成要素(各部)の一部を省略又は変更してもよいし、他の構成要素を付加した構成としてもよい。
発振回路410は、上記の発振回路12に対応し、不図示の水晶振動子26と接続されて使用されるが、発振器200に置き換えてもよい。その他の構成要素の詳細な説明は省略するが、移動体400の移動に必要な制御を行うため高い信頼性が要求される。例えば、バッテリー450の他に、バックアップ用バッテリー460を備えることで信頼性を高めている。
発振回路410が出力するクロックパルスについても、不安定な場合には確実に出力を停止する必要がある。発振回路410は、発振回路12を含むことで、スイッチで排他的な切り替え制御をすることをせずに、第1の出力制御信号OE1に基づいて出力イネーブルの制御を実現できる。また、特性制御データによる発振信号124の特性の変更と、第1の出力制御信号OE1に基づく発振信号124の出力のタイミングの前後関係を容易に関連付けることが可能である。
このような移動体400としては種々のものが考えられ、例えば、自動車(電気自動車も含む)、ジェット機やヘリコプター等の航空機、船舶、ロケット、人工衛星等が挙げられる。
4.その他
本発明は、上記の実施形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法および結果が同一の構成、あるいは目的および効果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。
例えば、図12は、第1実施形態の発振回路12で、フラクショナルN−PLL(図1のfpll)を整数分周PLL(図12のpll)に置き換えた構成を示す図である。整数分周PLLは、整数分周する分周器1215Aを含み、デルタシグマ変調器1220は不要である。よって、第1実施形態と異なり、記憶部223はNINTおよびNFRACを記憶するレジスターを含まない。このような構成の発振回路12も、シリアルインターフェースを有し、非反転出力信号OUTPおよび反転出力信号OUTNの出力を制御可能であって、スイッチによる排他的な切り替え制御をすることなく出力イネーブル信号OEFの制御を行う。そして、特性制御データ(図12の例ではODIV)による発振信号124の特性の変更と、第1の出力制御信号OE1に基づく非反転出力信号OUTPおよび反転出力信号OUTNの出力のタイミングの前後関係を容易に関連付けることが可能である。
また、本発明は、実施形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目
的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
12 発振回路、24 インバーター、26 水晶振動子、28 帰還抵抗、29 振幅制限抵抗、43 発振安定化容量、44 発振安定化容量、122 基発振信号、124
発振信号、126 内部信号、127 内部信号、200 発振器、220 発振部、221 出力制御部、222 通信部、223 記憶部、300 電子機器、320 CPU、330 操作部、340 ROM、350 RAM、360 通信部、370 表示部、380 音出力部、400 移動体、410 発振回路、420 コントローラー、430 コントローラー、440 コントローラー、450 バッテリー、460 バックアップ用バッテリー、1012 発振回路、1200 発振器、1211 PFD、1212 CP、1213 LPF、1214 VCO、1215 分周器、1215A
分周器、1220 デルタシグマ変調器、a1 AND回路、a2 AND回路、GND 接地電圧、OBUF 出力バッファー、OBUF1 出力バッファー、OBUF2 出力バッファー、OD 出力分周器、OE1 第1の出力制御信号、OE2 第2の出力制御信号、OEF 出力イネーブル信号、OEF1 出力イネーブル信号、OEF2 出力イネーブル信号、OUT シングルエンド出力、OUTN 反転出力信号、OUTN1
反転出力信号、OUTN2 反転出力信号、OUTP 非反転出力信号、OUTP1 非反転出力信号、OUTP2 非反転出力信号、SCL シリアルクロック、SDA シリアルデータ、T1〜T9 端子、VC 制御電圧、VCC 電源電圧、Vreg レギュレーター電圧

Claims (10)

  1. 発振素子を発振させて発振信号を生成する発振回路であって、
    少なくとも周波数を含む前記発振信号の特性を制御する特性制御データが入力されるとともに、前記発振信号の出力を制御する第1の出力制御信号が入力される第1の端子を備えている発振回路。
  2. 前記発振信号の出力を制御する第2の出力制御信号が入力される第2の端子を備えている、請求項1に記載の発振回路。
  3. 前記特性制御データおよび前記第1の出力制御信号が記憶される記憶部を含む、請求項1または2に記載の発振回路。
  4. 前記記憶部に記憶された前記特性制御データおよび前記第1の出力制御信号に基づいて、前記発振信号の特性および前記発振信号の出力が制御される、請求項3に記載の発振回路。
  5. 前記発振信号を生成する発振部と、
    前記発振部から前記発振信号が入力される出力バッファーと、を含み、
    前記第1の端子に前記発振信号の出力の停止を指示する前記第1の出力制御信号が入力されて、前記出力バッファーからの出力を停止させて、前記発振信号の出力を停止する、請求項1から4のいずれか1項に記載の発振回路。
  6. 前記発振信号を生成する発振部と、
    前記発振部から前記発振信号が入力される出力バッファーと、を含み、
    前記第1の端子に前記発振信号の出力の停止を指示する前記第1の出力制御信号が入力されて、前記発振部の動作を停止させて、前記発振信号の出力を停止する、請求項1から4のいずれか1項に記載の発振回路。
  7. 前記発振信号を出力する複数の出力端子を備え、
    前記第1の出力制御信号は、複数ビットの値のデータであり、
    前記複数ビットの値のそれぞれの値により、前記複数の出力端子からの前記発振信号の出力を独立に制御する、請求項1から6のいずれか1項に記載の発振回路。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の発振回路と、
    前記発振素子と、
    を含む発振器。
  9. 請求項1から7のいずれか1項に記載の発振回路、または請求項8に記載の発振器
    を含む電子機器。
  10. 請求項1から7のいずれか1項に記載の発振回路、または請求項8に記載の発振器
    を含む移動体。
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