JPH0711024U - 温度補償型発振器 - Google Patents
温度補償型発振器Info
- Publication number
- JPH0711024U JPH0711024U JP4269793U JP4269793U JPH0711024U JP H0711024 U JPH0711024 U JP H0711024U JP 4269793 U JP4269793 U JP 4269793U JP 4269793 U JP4269793 U JP 4269793U JP H0711024 U JPH0711024 U JP H0711024U
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- JP
- Japan
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- circuit
- digital signal
- temperature
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 外部端子を削減して小型化が容易にできる温
度補償型発振器の提供。 【構成】 水晶発振回路39と、温度情報を第1のデジ
タル信号として出力する温度検出回路21と、第1のデ
ジタル信号をアドレシング信号として第2のデジタル信
号を出力するメモリ回路27と、第2のデジタル信号を
基にアナログ直流電圧を出力するデジタル−アナログ変
換回路35と、このアナログ直流電圧により水晶発振回
路の発振周波数を調整する周波数調整回路37と、シリ
アル−パラレル変換回路23とを備え、温度検出回路か
らメモリ回路へのアドレシングと、メモリ回路から出力
される第2のデジタル信号のデジタル−アナログ変換回
路への伝達とをパラレル方式で行い、外部からのメモリ
回路へのアドレシングと、メモリ回路へのデータの書き
込みとを、シリアル−パラレル変換回路を用いてシリア
ル方式で行う。
度補償型発振器の提供。 【構成】 水晶発振回路39と、温度情報を第1のデジ
タル信号として出力する温度検出回路21と、第1のデ
ジタル信号をアドレシング信号として第2のデジタル信
号を出力するメモリ回路27と、第2のデジタル信号を
基にアナログ直流電圧を出力するデジタル−アナログ変
換回路35と、このアナログ直流電圧により水晶発振回
路の発振周波数を調整する周波数調整回路37と、シリ
アル−パラレル変換回路23とを備え、温度検出回路か
らメモリ回路へのアドレシングと、メモリ回路から出力
される第2のデジタル信号のデジタル−アナログ変換回
路への伝達とをパラレル方式で行い、外部からのメモリ
回路へのアドレシングと、メモリ回路へのデータの書き
込みとを、シリアル−パラレル変換回路を用いてシリア
ル方式で行う。
Description
【0001】
本考案は、周囲の温度変化に対して精度の高い発振周波数精度を得る温度補償 型発振器の構成に関するものである。
【0002】
近年通信装置の発振器として、温度による発振周波数の変化をデジタル信号で 調整した温度補償型発振器が開発され、より安定な発振特性と高い周波数精度と が得られるようになっている。
【0003】 この温度補償型発振器の構成と、その動作原理とを、図2の回路ブロック図を 用いて説明する。
【0004】 図2に示すように、温度検出回路51は、温度情報のデジタル信号をパラレル 信号バス55に出力して、メモリ回路57をアドレシングする。メモリ回路57 はアドレシングに対応したデジタル信号を、パラレル信号バス61に出力する。 デジタル−アナログ変換回路63は、メモリ回路57が出力したデジタル信号を 基に、アナログ直流電圧を周波数調整回路65へ印加する。周波数調整回路65 は印加されたアナログ直流電圧により、その温度における発振周波数の変化分を 打ち消すように水晶発振回路67の発振周波数を調整する。
【0005】 その結果、この図2に示すような温度補償型発振器は、アナログ信号で温度補 償をするものに比較して、広い温度範囲にわたって周波数精度の高い発振出力を 得ることができる。
【0006】
図2に示す温度補償型発振器は、温度による発振周波数の変化分を打ち消すよ うなデータを、外部からあらかじめメモリ回路57に書き込むための、パラレル 信号バス55、61にそれぞれ接続される外部パラレル信号端子53、59が必 要である。外部パラレル信号端子53、59は、パラレル信号バス55、61の バス幅(デジタル信号のビット数)の合計分だけ必要となる。このために、外部 端子数が増加し、温度補償型発振器を小型にすることが困難になるという課題が ある。
【0007】 本考案の目的は、上記課題を解決して、外部端子数を大幅に削減し、小型化が 容易な温度補償型発振器を提供することである。
【0008】
上記目的を達成するために本考案の温度補償型発振器は、水晶発振回路と、温 度情報を第1のデジタル信号として出力する温度検出回路と、第1のデジタル信 号をアドレシング信号として第2のデジタル信号を出力するメモリ回路と、第2 のデジタル信号を基にアナログ直流電圧を出力するデジタル−アナログ変換回路 と、このアナログ直流電圧により水晶発振回路の発振周波数を調整する周波数調 整回路と、シリアル−パラレル変換回路とを備え、温度検出回路からメモリ回路 へのアドレシングと、メモリ回路から出力される第2のデジタル信号のデジタル −アナログ変換回路への伝達とをパラレル方式で行い、温度補償型発振器の外部 からのメモリ回路へのアドレシングと、メモリ回路へのデータの書き込みとを、 シリアル−パラレル変換回路を用いてシリアル方式で行うことを特徴とするもの である。
【0009】
以下図面を用いて本考案の実施例における温度補償型発振器を説明する。
【0010】 図1は本考案の実施例における温度補償型発振器の構成を示す回路ブロック図 である。
【0011】 図1に示すように、本考案の温度補償型発振器は、温度検出回路21と、シリ アル−パラレル変換回路25と、メモリ回路27と、デジタル−アナログ変換回 路35と、周波数調整回路37と、水晶発振回路39とで構成する。
【0012】 温度検出回路21は、温度情報をデジタル信号で出力できる構成のものであれ ばよい。たとえば温度検出回路21としては、定電流源にサーミスタを接続して サーミスタの電圧変化をアナログ−デジタル変換器で変換するものや、異なる温 度特性を有するリングオシレータからなる2つの発振計数回路の発振周波数の比 を用いたものなどが使用することができる。
【0013】 シリアル−パラレル変換回路25は、シリアル信号をパラレル信号に変換する 回路である。必要なビット数分だけの個数のデータ型フリップフロップ回路を、 直列に接続して構成するものなどが、シリアル−パラレル変換回路25として使 用することができる。
【0014】 メモリ回路27は、パラレル信号バス23の第1のデジタル信号によりアドレ シングされて、パラレル信号バス29の第2のデジタル信号を出力する回路であ る。このメモリ回路27としては不揮発性メモリや、SRAM(スタティックラ ンダムアクセスメモリ)などを使用することができる。
【0015】 デジタル−アナログ変換回路35は、パラレル信号バス29の第2のデジタル 信号をアナログ直流電圧に変換する回路である。
【0016】 周波数調整回路37は、アナログ直流電圧により、水晶発振回路39の発振周 波数を調整する回路である。周波数調整回路37は、可変容量ダイオードで構成 するものなどが使用することができる。
【0017】 つぎに図1に示す温度補償型発振器における動作を説明する。
【0018】 温度検出回路21は、温度情報を第1のデジタル信号として、パラレル信号バ ス23に出力する。メモリ回路27は、第1のデジタル信号によりアドレシング されて、第2のデジタル信号をパラレル信号バス29に出力する。
【0019】 ここでメモリ回路27には、その温度における水晶発振回路39の発振周波数 の変化量を打ち消すようなデータが書き込まれている。したがって、第2のデジ タル信号は、デジタル−アナログ変換回路35が出力するアナログ直流電圧によ り、周波数調整回路37が、水晶発振回路39の発振周波数を調整するのに適し た信号になっている。
【0020】 なお本考案の実施例で使用したデジタル−アナログ変換回路35、および周波 数調整回路37は、スイッチング素子と容量素子との直列接続を複数個並列に接 続して構成される回路を使用してもよい。
【0021】 つぎにメモリ回路27に外部からデータを書き込む方法について説明する。
【0022】 シリアル−パラレル変換回路25は、クロック入力端子31に入力されるクロ ック信号に同期して、シリアルデータ入力端子33から、メモリ回路27のアド レシングおよびデータ書き込みのデジタル信号を、1ビットづつ順番にパラレル 信号バス23、29のバス幅の合計分だけ入力した後に、このデジタル信号をパ ラレル信号バス23、29に出力して、メモリ回路27のアドレシングとデータ 書き込みを行う。
【0023】
以上の説明のように本考案によれば、メモリ回路へのアドレシングとデータの 書き込みを、メモリ回路のアドレシングのバス幅およびデータのバス幅にかかわ らず、単一のシリアルデータ入力端子から入力できる。このため、外部端子数を 大幅に削減することができるため、温度補償型発振器を容易に小型化することが 可能となる。
【図1】本考案の温度補償型発振器を示すブロック回路
図である。
図である。
【図2】従来の温度補償型発振器を示すブロック回路図
である。
である。
21 温度検出回路 25 シリアル−パラレル変換回路 27 メモリ回路 35 デジタル−アナログ変換回路 37 周波数調整回路 39 水晶発振回路
Claims (2)
- 【請求項1】 水晶発振回路と、温度情報を第1のデジ
タル信号として出力する温度検出回路と、第1のデジタ
ル信号をアドレシング信号として第2のデジタル信号を
出力するメモリ回路と、第2のデジタル信号を基にアナ
ログ直流電圧を出力するデジタル−アナログ変換回路
と、このアナログ直流電圧により水晶発振回路の発振周
波数を調整する周波数調整回路と、シリアル−パラレル
変換回路とを備え、温度検出回路からメモリ回路へのア
ドレシングと、メモリ回路から出力される第2のデジタ
ル信号のデジタル−アナログ変換回路への伝達とをパラ
レル方式で行い、温度補償型発振器の外部からのメモリ
回路へのアドレシングと、メモリ回路へのデータの書き
込みとを、シリアル−パラレル変換回路を用いてシリア
ル方式で行うことを特徴とする温度補償型発振器。 - 【請求項2】 請求項1に記載のデジタル−アナログ変
換回路および周波数調整回路は、スイッチング素子と容
量素子との直列接続を複数個並列に接続して構成される
回路であることを特徴とする温度補償型発振器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4269793U JPH0711024U (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 温度補償型発振器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4269793U JPH0711024U (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 温度補償型発振器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0711024U true JPH0711024U (ja) | 1995-02-14 |
Family
ID=12643249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4269793U Pending JPH0711024U (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 温度補償型発振器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0711024U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9473153B2 (en) | 2013-10-16 | 2016-10-18 | Seiko Epson Corporation | Oscillation circuit, oscillator, electronic device, and moving object |
-
1993
- 1993-07-09 JP JP4269793U patent/JPH0711024U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9473153B2 (en) | 2013-10-16 | 2016-10-18 | Seiko Epson Corporation | Oscillation circuit, oscillator, electronic device, and moving object |
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