JP6414382B2 - 発振回路、発振器、電子機器及び移動体 - Google Patents

発振回路、発振器、電子機器及び移動体 Download PDF

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Description

本発明は、発振回路、発振器、電子機器及び移動体に関する。
発振回路の周波数を可変にするために、発振回路内に配置した可変容量素子に電圧を印加して、容量を変化させる方法が知られている。電圧で周波数を制御する発振器は一般にVCXO(Voltage Controlled X’tal Oscillator、電圧制御水晶発振器)と呼ばれている。この原理を使って温度に対して周波数偏差を抑えた発振器にTCXO(Temperature Compensated X’tal Oscillator)がある。
近年、水晶発振器も小型化が求められ、発振回路の集積回路化が進んでいる。しかし、集積回路を用いる場合、使用できる可変容量素子の可変量が限られるため、必要な周波数可変幅や直線性(リニアリティ)が得られないという問題があった。
特許文献1には、周波数調整電圧と温度補償電圧とが加算回路で加算されて周波数調整回路に印加される発振器が開示されている。
国際公開WO02/19514号
特許文献1では、周波数調整電圧と温度補償電圧が加算されて周波数調整回路に印加されるため、周波数調整と温度補償とを独立で行う場合と比較して、周波数調整回路で可変できる周波数幅を広くしなければならない。したがって、例えば、周波数調整回路に可変容量を用いた場合には、周波数調整と温度補償を独立で行う場合と比較して、可変容量感度の直線性の良い領域のみを使用すると周波数可変幅が不足してしまう可能性があり、可変容量感度の直線性の良い領域よりも広い領域を使用しようとすると、周波数調整の精度が劣化する可能性がある。
本発明は、以上の事を鑑みてなされたものであり、本発明のいくつかの態様によれば、周波数調整の精度の劣化を抑制しつつ可変幅を広くできる発振回路、発振器、電子機器及び移動体を提供することができる。
本発明は前述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の態様又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
本適用例に係る発振回路は、発振信号を出力する発振部と、それぞれ前記発振部と電気的に接続されている第1端子を有するとともに、前記発振信号の特性を調整する第1特性調整部及び第2特性調整部と、前記第1特性調整部の第1端子及び前記第2特性調整部の第1端子に第1電圧を印加し、前記第1特性調整部の第2端子に、前記第1電圧とは異なり、かつ前記第1電圧と連動して変化する第2電圧を印加する電圧印加部と、を備えた、発振回路である。
本適用例によれば、電圧印加部が第2電圧を第1電圧と連動して変化させるので、例えば、第1特性調整部と第2特性調整部とに可変容量素子を使用する場合には、第1特性調整部の両端間の電圧の中央値を可変容量素子の直線性の良い範囲に設定しやすい。また、第1特性調整部と第2特性調整部とを独立して制御できるので、例えば、第1特性調整部と第2特性調整部とに可変容量素子を使用する場合には、1つの可変容量素子で周波数調整を行う場合に比べて、周波数調整の可変幅を広くすることができる。したがって、周波数調整の精度の劣化を抑制しつつ可変幅を広くできる発振回路を実現できる。
[適用例2]
上述の発振回路において、前記第1特性調整部及び前記第2特性調整部は、可変容量素子を含むことが好ましい。
本適用例によれば、可変容量素子の両端間の電圧を制御することによって可変容量素子の容量値を制御することで、発振回路が出力する発振信号の周波数を制御できる。
[適用例3]
上述の発振回路において、前記電圧印加部は、抵抗を介して直列に接続された第1可変抵抗部及び第2可変抵抗部を含み、前記第1可変抵抗部と前記第2可変抵抗部との間から前記第1電圧及び前記第2電圧を出力し、前記第1可変抵抗部の抵抗値の大きさの変化と前記第2可変抵抗部の抵抗値の大きさの変化とが逆になるように連動して変化させることが好ましい。
本適用例によれば、第1可変抵抗部及び第2可変抵抗部の抵抗値の大きさを連動して変化させることによって、第2電圧を第1電圧と連動して変化させることができるので、周波数調整の精度の劣化を抑制しつつ可変幅を広くできる発振回路を実現できる。
[適用例4]
上述の発振回路において、前記第1電圧及び前記第2電圧を連動して変化させる設定情報を記憶する記憶部を含み、前記電圧印加部は、前記設定情報に基づいて、前記第1電圧及び前記第2電圧を制御することが好ましい。
本適用例によれば、記憶部に記憶される設定情報に基づいて第1電圧及び第2電圧を制御できるので、発振回路が出力する発振信号の周波数を所望の周波数で容易に使用することができる。
[適用例5]
本適用例に係る発振回路は、発振信号を出力する発振手段と、前記発振手段に電気的に接続され、前記発振信号の特性を調整する第1特性調整手段及び第2特性調整手段と、前記第1特性調整手段及び前記第2特性調整手段に、第1電圧と、前記第1電圧とは異なる第2電圧とを出力するとともに、前記第1特性調整手段に前記第1電圧を印加し、前記第1特性調整手段に、前記第1電圧と、前記第1電圧と連動して変化する前記第2電圧との差の電圧を印加する電圧印加手段と、を備えた、発振回路である。
本適用例によれば、電圧印加手段が第2電圧を第1電圧と連動して変化させるので、例えば、第1特性調整手段と第2特性調整手段とに可変容量素子を使用する場合には、第1特性調整手段の両端間の電圧の中央値を可変容量素子の直線性の良い範囲に設定しやすい。また、第1特性調整手段と第2特性調整手段とを独立して制御できるので、例えば、第1特性調整手段と第2特性調整手段とに可変容量素子を使用する場合には、1つの可変容量素子で周波数調整を行う場合に比べて、周波数調整の可変幅を広くすることができる。したがって、周波数調整の精度の劣化を抑制しつつ可変幅を広くできる発振回路を実現で
きる。
[適用例6]
本適用例に係る発振器は、上述のいずれかの発振回路と、振動子と、を含む、発振器である。
本適用例によれば、周波数調整の精度の劣化を抑制しつつ可変幅を広くできる発振回路を含んでいるので、周波数調整の精度の劣化を抑制しつつ可変幅を広くできる発振器を実現できる。
[適用例7]
本適用例に係る電子機器は、上述のいずれかの発振回路を含む、電子機器である。
[適用例8]
本適用例に係る移動体は、上述のいずれかの発振回路を含む、移動体である。
これらの適用例に係る電子機器及び移動体によれば、周波数調整の精度の劣化を抑制しつつ可変幅を広くできる発振回路又は発振器を含んでいるので、動作の精度の高い電子機器及び移動体を実現できる。
第1実施形態に係る発振回路1及び発振器1000を示す回路図である。 電圧印加部40の具体的な構成例を示す回路図である。 スイッチSW1〜スイッチSW6を接続状態に制御する信号と第1電圧V1及び第2電圧V2の関係を模式的に示すグラフである。 抵抗R3及び抵抗R4の構成例を示す回路図である。 図5(A)は、温度補償電圧生成部70が出力する第4電圧V4に対する発振回路1の周波数感度を模式的に示すグラフである。図5(B)は、電圧印加部40が出力する第2電圧V2に対する発振回路1の周波数感度を模式的に示すグラフである。 第2実施形態に係る発振回路1a及び発振器1000aを示す回路図である。 第3実施形態に係る発振回路1b及び発振器1000bを示す回路図である。 本実施形態に係る電子機器300の機能ブロック図である。 電子機器300の一例であるスマートフォンの外観の一例を示す図である。 本実施形態に係る移動体400の一例を示す図(上面図)である。
以下、本発明の好適な実施例について図面を用いて詳細に説明する。用いる図面は説明の便宜上のものである。なお、以下に説明する実施例は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また以下で説明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
1.発振回路及び発振器
1−1.第1実施形態
図1は、第1実施形態に係る発振回路1及び発振器1000を示す回路図である。発振回路1の一部又は全部は、半導体装置で構成されていてもよい。
本実施形態に係る発振器1000は、発振回路1と、振動子100とを含んで構成されている。振動子100としては、水晶振動子(圧電振動子)やSAW共振子、又は圧電セ
ラミックス等を用いた圧電振動子、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)振動子などの種々の公知の振動子を採用できる。
本実施形態に係る発振回路1は、発振信号を出力する発振手段と、発振手段に電気的に接続され、発振信号の特性を調整する第1特性調整手段及び第2特性調整手段と、第1特性調整手段及び第2特性調整手段に、第1電圧V1と、第1電圧V1とは異なる第2電圧V2とを出力するとともに、第1特性調整手段に第1電圧V1を印加し、第1特性調整手段に、第1電圧V1と、第1電圧V1と連動して変化する第2電圧V2との差の電圧を印加する電圧印加手段と、を備えている。
より具体的には、発振回路1は、発振信号を出力する発振部10と、発振部10と電気的に接続されている第1端子21を有するとともに、発振部10が出力する発振信号の特性を調整する第1特性調整部20と、発振部10と電気的に接続されている第1端子31を有するとともに、発振部10が出力する発振信号の特性を調整する第2特性調整部30と、第1特性調整部20の第1端子21及び第2特性調整部30の第1端子31に第1電圧V1を印加し、第1特性調整部20の第2端子22に、第1電圧V1とは異なり、かつ第1電圧V1と連動して変化する第2電圧V2を印加する電圧印加部40(第1電圧印加部)と、を備えている。
上述の発振手段は、発振部10として実現されている。上述の第1特性調整手段は、第1特性調整部20として実現されている。上述の第2特性調整手段は、第2特性調整部30として実現されている。上述の電圧印加手段は、電圧印加部40として実現されている。
発振部10は、振動子100と電気的に接続されて発振動作を行う。発振部10としては、例えば、ピアース発振回路、インバーター型発振回路、コルピッツ発振回路、ハートレー発振回路など、種々の公知の発振回路を採用できる。本実施形態においては、発振部10は、コルピッツ発振回路である。
図1に示される例では、発振部10は、第1端子11、第2端子12、NPNトランジスターQ、容量素子C10、容量素子C11、抵抗R10及び電流源Sを含んで構成されている。第1端子11は、振動子100の一端と電気的に接続され、第2端子12は、振動子100の他端と電気的に接続されている。NPNトランジスターQのベース端子は、容量素子C10を介して第1端子11と接続されるとともに、抵抗R10を介してNPNトランジスターQのコレクター端子と接続されている。NPNトランジスターQのコレクター端子は、電流源Sを介して電源電位Vregと接続されるとともに、容量素子C10を介して第2端子12に接続されている。NPNトランジスターQのエミッター端子は、接地電位VSSと接続されている。発振部10は、第2端子12から発振信号を出力する。
第1特性調整部20及び第2特性調整部30は、発振部10が出力する発振信号の特性を調整する。より具体的には、第1特性調整部20及び第2特性調整部30は、発振部10が出力する発振信号の周波数を調整する。第1特性調整部20は、例えば、発振回路1の周波数の微調整に用いられてもよい。第2特性調整部30は、例えば、振動子100の温度特性による周波数の変動を補償するために用いられてもよい。第1特性調整部20は、第1端子21及び第2端子22を含んで構成されている。第2特性調整部30は、第1端子31及び第2端子32を含んで構成されている。
第1特性調整部20の第1端子21及び第2特性調整部30の第1端子31は、発振部10の第1端子11と電気的に接続されている。また、第1特性調整部20の第1端子2
1及び第2特性調整部30の第1端子31は、振動子100の一端と電気的に接続されている。
図1に示される例では、第1特性調整部20の第2端子22は、容量素子C12を介して接地電位VSSと接続されている。また、第2特性調整部30の第2端子32は、容量素子C13を介して接地電位VSSに接続されている。
図1に示される例では、第1特性調整部20は、可変容量素子C1を含んで構成されている。また、第2特性調整部30は、可変容量素子C2を含んで構成されている。可変容量素子C1及び可変容量素子C2としては、例えば、MOS型可変容量素子を採用できる。MOS型可変容量素子としては、例えば、両端間の電圧によって容量が変化する可変容量ダイオード(variable capacitance diode,varicap diode)を採用できる。
発振回路1は、発振部10が出力する発振信号の特性を調整する第3特性調整部60を含んで構成されていてもよい。第3特性調整部60は、例えば、振動子100の温度特性による周波数の変動を補償するために用いられてもよい。図1に示される例では、第3特性調整部60は、第1端子61及び第2端子62を含んで構成されている。また、第3特性調整部60の第1端子61は、発振部10の第2端子12と電気的に接続されている。また、第3特性調整部60の第2端子62は、容量素子C14を介して接地電位VSSと接続されている。図1に示される例では、第3特性調整部60は、可変容量素子C3を含んで構成されている。可変容量素子C3としては、例えば、可変容量ダイオードを採用できる。
電圧印加部40は、第1特性調整部20及び第2特性調整部30に電圧を印加する。図1に示される例では、電圧印加部40は、電圧を生成する電圧生成部41と、電圧生成部41を制御する制御部42とを含んで構成されている。
図1に示される例では、電圧生成部41は、電源電位Vregと接地電位VSSとの間に、抵抗R4、第1可変抵抗部R1、抵抗R3及び第2可変抵抗部R2が順に直列に接続されて構成されている。すなわち、電圧生成部41は、電源電位Vregと接地電位VSSとの間の電圧を、抵抗R4、第1可変抵抗部R1、抵抗R3及び第2可変抵抗部R2で分圧することによって、所望の電圧を生成する。
電圧印加部40は、第1特性調整部20の第1端子21及び第2特性調整部30の第1端子31に第1電圧V1を印加する。図1に示される例では、電圧生成部41が、第2可変抵抗部R2と抵抗R3との接続点に生成される電圧を、抵抗R12を介して第1特性調整部20の第1端子21及び第2特性調整部30の第1端子31に第1電圧V1を印加している。
電圧印加部40は、第1特性調整部20の第2端子22に、第1電圧V1とは異なる第2電圧V2を印加する。図1に示される例では、電圧生成部41が、抵抗R3で生成される電圧を、抵抗R13を介して第1特性調整部20の第2端子22に印加している。
電圧印加部40は、第3特性調整部60の第1端子61に、第1電圧V1及び第2電圧V2とは異なる第3電圧V3を印加してもよい。図1に示される例では、電圧生成部41が、抵抗R4で生成される電圧を、抵抗R14を介して第3特性調整部60の第2端子62に印加している。
電圧印加部40は、第2電圧V2を第1電圧V1と連動して変化させる。好ましくは、電圧印加部40は、第1電圧V1の変化の大きさよりも、第2電圧V2と第1電圧V1と
の差の変化の大きさが小さくなるように、第2電圧V2を変化させる。より好ましくは、電圧印加部40は、第2電圧V2と第1電圧V1との差が一定となるように、第2電圧V2を変化させる。
図2は、電圧印加部40の具体的な構成例を示す回路図である。電圧印加部40は、抵抗R3を介して直列に接続された第1可変抵抗部R1及び第2可変抵抗部R2を含み、第1可変抵抗部R1と第2可変抵抗部R2との間から第1電圧V1及び第2電圧V2を出力し、第1可変抵抗部R1の抵抗値の大きさの変化と第2可変抵抗部R2の抵抗値の大きさの変化とが逆になるように連動して変化させる。電圧印加部40は、第1可変抵抗部R1の抵抗値の大きさと第2可変抵抗部R2の抵抗値の大きさとを制御する。より好ましくは、電圧印加部40は、第1可変抵抗部R1の抵抗値の大きさと第2可変抵抗部R2の抵抗値の大きさとの和が一定値となるように、第1可変抵抗部R1の抵抗値の大きさと第2可変抵抗部R2の抵抗値の大きさとを制御する。
図2に示される例では、第1可変抵抗部R1は、抵抗R41、抵抗R42、抵抗R43、スイッチSW1、スイッチSW2及びスイッチSW3を含んで構成されている。抵抗R41、抵抗R42及び抵抗R43は、直列に接続されている。スイッチSW1、スイッチSW2及びスイッチSW3は、制御部42によって接続状態を制御される。スイッチSW1は、制御部42が出力する信号S0によって接続状態に制御され、接続状態の場合において、抵抗R41、抵抗R42及び抵抗R43を迂回する経路となる。スイッチSW2は、制御部42が出力する信号S1によって接続状態に制御され、接続状態の場合において、抵抗R42及び抵抗R43を迂回する経路となる。スイッチSW3は、制御部42が出力する信号S2によって接続状態に制御され、接続状態の場合において、抵抗R43を迂回する経路となる。
図2に示される例では、第2可変抵抗部R2は、抵抗R44、抵抗R45、抵抗R46、スイッチSW4、スイッチSW5及びスイッチSW6を含んで構成されている。抵抗R44、抵抗R45及び抵抗R46は、直列に接続されている。スイッチSW4、スイッチSW5及びスイッチSW6は、制御部42によって接続状態を制御される。スイッチSW4は、制御部42が出力する信号S3によって接続状態に制御され、接続状態の場合において、抵抗R44、抵抗R45及び抵抗R46を迂回する経路となる。スイッチSW5は、制御部42が出力する信号S2によって接続状態に制御され、接続状態の場合において、抵抗R45及び抵抗R46を迂回する経路となる。スイッチSW6は、制御部42が出力する信号S1によって接続状態に制御され、接続状態の場合において、抵抗R46を迂回する経路となる。
図3は、スイッチSW1〜スイッチSW6を接続状態に制御する信号と第1電圧V1及び第2電圧V2の関係を模式的に示すグラフである。図3においては、抵抗R41〜抵抗R46の抵抗値が同一である場合について示している。
本実施形態においては、電圧印加部40の制御部42は、第1可変抵抗部R1の抵抗値の大きさと第2可変抵抗部R2の抵抗値の大きさとの和が一定値となるように、第1可変抵抗部R1の抵抗値の大きさと第2可変抵抗部R2の抵抗値の大きさとを制御するので、図3に示されるように、第2電圧V2と第1電圧V1との差が一定となるように、第1電圧V1と連動して第2電圧V2が制御される。
図4は、抵抗R3及び抵抗R4の構成例を示す回路図である。図4に示される例では、抵抗R3及び抵抗R4は、抵抗分圧回路で構成されている。図4に示される抵抗分圧回路は、抵抗R101〜抵抗R109及びスイッチSW101〜スイッチSW108を含んで構成されている。抵抗R101〜抵抗R108は、直列に接続されている。制御部42が
スイッチSW101〜スイッチSW108のいずれかを接続状態に制御することによって、第2電圧V2又は第3電圧V3を制御することができる。
図1に戻り、発振回路1は、温度補償電圧生成部70(第2電圧印加部)と温度センサー71を含んで構成されていてもよい。温度補償電圧生成部70は、温度センサー71で検出される温度に基づいて第4電圧V4を生成する。図1に示される例では、温度補償電圧生成部70は、抵抗R11を介して、第2特性調整部30の第2端子32と第3特性調整部60の第2端子62に第4電圧V4を印加する。
図1に示される発振回路1では、第2特性調整部30の第1端子31に印加される電圧と第3特性調整部60の第1端子61に印加される電圧とが異なる。これによって、可変容量素子C2と可変容量素子C3とに同一の特性を有する素子を用いる場合であっても、温度補償電圧生成部70が出力する第4電圧V4に対する可変容量素子C2の容量特性と、第4電圧V4に対する可変容量素子C3の容量特性とを異ならせることができる。したがって、可変容量素子C2と可変容量素子C3との合成容量の直線性の良い電圧範囲を広げることができる。また、電圧印加部40が出力する第1電圧V1及び第3電圧V3を調整することによって、第4電圧V4に対する発振回路1の周波数感度を調整することができる。
図5(A)は、温度補償電圧生成部70が出力する第4電圧V4に対する発振回路1の周波数感度を模式的に示すグラフである。図5(B)は、電圧印加部40が出力する第2電圧V2に対する発振回路1の周波数感度を模式的に示すグラフである。図5(A)の横軸は第4電圧V4[V]、縦軸は発振回路1の周波数感度[ppm/V]である。図5(B)の横軸は第2電圧V2[V]、縦軸は発振回路1の周波数感度[ppm/V]である。また、図5(A)及び図5(B)においては、第4電圧V4に対する発振回路1の周波数感度の調整前の状態を左側に、調整前の状態を右側に示す。
上述のように、電圧印加部40が出力する第1電圧V1及び第3電圧V3を調整することによって、第4電圧V4に対する発振回路1の周波数感度の直線性が良くなる電圧範囲が広がるように調整する。本実施形態に係る発振回路1においては、電圧印加部40は、第2電圧V2を第1電圧V1と連動して変化させるので、第1電圧V1が変動しても、第1特性調整部20の第1端子21と第2端子22との間に印加される電圧の変動を抑制できる。特に、電圧印加部40が、第2電圧V2と第1電圧V1との差が一定となるように、第2電圧V2を変化させる場合には、第2電圧V2に対する発振回路1の周波数感度特性において、第2電圧V2の中央値は変動するが、第2電圧V2の中央値を基準とした特性は変動しない。
このように、本実施形態に係る発振回路1によれば、電圧印加部40が第2電圧V2を第1電圧V1と連動して変化させるので、例えば、第1特性調整部20に可変容量素子C1、第2特性調整部30に可変容量素子C2を使用する場合には、第1特性調整部20の両端間の電圧の中央値を可変容量素子C1の直線性の良い範囲に設定しやすい。また、第1特性調整部20と第2特性調整部30とを独立して制御できるので、例えば、第1特性調整部20に可変容量素子C1、第2特性調整部30に可変容量素子C2を使用する場合には、1つの可変容量素子で周波数調整を行う場合に比べて、周波数調整の可変幅を広くすることができる。したがって、周波数調整の精度の劣化を抑制しつつ可変幅を広くできる発振回路1を実現できる。
また、本実施形態に係る発振回路1によれば、可変容量素子C1及び可変容量素子C2の両端間の電圧を制御することによって可変容量素子C1及び可変容量素子C2の容量値を制御することで、発振回路1が出力する発振信号の周波数を制御できる。
また、本実施形態に係る発振回路1によれば、第1可変抵抗部R1及び第2可変抵抗部R2の抵抗値の大きさを連動して変化させることによって、第2電圧V2を第1電圧V1と連動して変化させることができるので、周波数調整の精度の劣化を抑制しつつ可変幅を広くできる発振回路1を実現できる。
本実施形態に係る発振回路1は、設定情報を記憶する記憶部50をさらに含んで構成されていてもよい。記憶部50としては、その目的に応じて、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、不揮発性メモリーなど、種々の構成を採用できる。電圧印加部40は、記憶部50に記憶される設定情報に基づいて、第1電圧V1、第2電圧V2及び第3電圧V3を制御してもよい。
本実施形態に係る発振回路1によれば、記憶部50に記憶される設定情報に基づいて第1電圧V1及び第2電圧V2を制御できるので、発振回路1が出力する発振信号の周波数を所望の周波数で容易に使用することができる。
また、本実施形態に係る発振器1000によれば、周波数調整の精度の劣化を抑制しつつ可変幅を広くできる発振回路1を含んでいるので、周波数調整の精度の劣化を抑制しつつ可変幅を広くできる発振器1000を実現できる。
1−2.第2実施形態
図6は、第2実施形態に係る発振回路1a及び発振器1000aを示す回路図である。図1に示される発振回路1及び発振器1000と同様の構成には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
本実施形態に係る発振回路1aは、第1特性調整部20及び第2特性調整部30が発振部10の第2端子12と接続され、第3特性調整部60が発振部10の第1端子11と接続されている点で、第1実施形態に係る発振回路1と相違する。また、発振回路1aは、電圧印加部40aの電圧生成部41aに含まれる第1可変抵抗部R1、第2可変抵抗部R2、抵抗R3及び抵抗R4の接続順序が、第1実施形態における電圧生成部41に含まれる第1可変抵抗部R1、第2可変抵抗部R2、抵抗R3及び抵抗R4の接続順序とは逆になっている点で、第1実施形態に係る発振回路1と相違する。
第2実施形態に係る発振回路1a及び発振器1000aにおいても、第1実施形態に係る発振回路1及び発振器1000と同様の理由により、同様の効果を奏する。
1−3.第3実施形態
図7は、第3実施形態に係る発振回路1b及び発振器1000bを示す回路図である。図1に示される発振回路1及び発振器1000と同様の構成には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
本実施形態に係る発振回路1bは、発振部10が出力する発振信号の特性を調整する第4特性調整部80を含んで構成されている点で、第1実施形態に係る発振回路1と相違する。
第4特性調整部80は、可変容量素子C4、第1端子81及び第2端子82を含んで構成されている。第4特性調整部80の第1端子81は、発振部10の第2端子12と接続されている。また、第4特性調整部80の第2端子82は、容量素子C15を介して接地電位VSSと接続されている。
また、本実施形態に係る発振回路1bは、電圧印加部40bの電圧生成部41bが、電源電位Vregから接地電位VSSに向かって、第2可変抵抗部R6、抵抗R4、第1可変抵抗部R5、第1可変抵抗部R1、抵抗R3、第2可変抵抗部R2の順に直列に接続されている点で、第1実施形態に係る発振回路1と相違する。
電圧印加部40bは、第4特性調整部80の第2端子82に、第1電圧V1、第2電圧V2及び第3電圧V3とは異なる第5電圧V5を印加する。図7に示される例では、電圧生成部41bが、抵抗R4で生成される電圧を、抵抗R15を介して第4特性調整部80の第2端子82に印加している。
第1可変抵抗部R5及び第2可変抵抗部R6の構成は、第1可変抵抗部R1及び第2可変抵抗部R2と同様である。
電圧印加部40bは、第5電圧V5を第3電圧V3と連動して変化させる。好ましくは、電圧印加部40bは、第3電圧V3の変化の大きさよりも、第3電圧V3と第5電圧V5との差の変化の大きさが小さくなるように、第5電圧V5を変化させる。より好ましくは、電圧印加部40bは、第3電圧V3と第5電圧V5との差が一定となるように、第5電圧V5を変化させる。
本実施形態に係る発振回路1bによれば、電圧印加部40bが第5電圧V5を第3電圧V3と連動して変化させるので、例えば、第3特性調整部60に可変容量素子C3、第4特性調整部80に可変容量素子C4を使用する場合には、第4特性調整部80の両端間の電圧の中央値を可変容量素子C4の直線性の良い範囲に設定しやすい。また、第3特性調整部60と第4特性調整部80とを独立して制御できるので、例えば、第3特性調整部60に可変容量素子C3、第4特性調整部80に可変容量素子C4を使用する場合には、1つの可変容量素子で周波数調整を行う場合に比べて、周波数調整の可変幅を広くすることができる。したがって、周波数調整の精度の劣化を抑制しつつ可変幅を広くできる発振回路1bを実現できる。
加えて、第3実施形態に係る発振回路1b及び発振器1000bにおいても、第1実施形態に係る発振回路1及び発振器1000と同様の理由により、同様の効果を奏する。
2.電子機器
図8は、本実施形態に係る電子機器300の機能ブロック図である。なお、上述された各実施形態と同様の構成には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
本実施形態に係る電子機器300は、発振回路1、発振回路1a、発振回路1b、発振器1000、発振器1000a及び発振器1000bのいずれかを含む電子機器300である。図8には、発振回路1を含む電子機器300が示されている。図8に示される例では、電子機器300は、振動子100、発振回路1、逓倍回路310、CPU(Central Processing Unit)320、操作部330、ROM(Read Only Memory)340、RAM(Random Access Memory)350、通信部360、表示部370、音出力部380を含んで構成されている。なお、本実施形態に係る電子機器300は、図8に示される構成要素(各部)の一部を省略又は変更してもよいし、他の構成要素を付加した構成としてもよい。
逓倍回路310は、クロックパルスをCPU320だけでなく各部に供給する(図示は省略)。クロックパルスは、例えば振動子100と接続された発振回路1からの発振信号から所望の高調波信号を逓倍回路310で取り出した信号であってもよいし、発振回路1からの発振信号を、PLLシンセサイザーを有する逓倍回路310で逓倍した信号であっ
てもよい(図示は省略)。
CPU320は、ROM340等に記憶されているプログラムに従い、逓倍回路310が出力するクロックパルスを用いて各種の計算処理や制御処理を行う。具体的には、CPU320は、操作部330からの操作信号に応じた各種の処理、外部とデータ通信を行うために通信部360を制御する処理、表示部370に各種の情報を表示させるための表示信号を送信する処理、音出力部380に各種の音を出力させる処理等を行う。
操作部330は、操作キーやボタンスイッチ等により構成される入力装置であり、ユーザーによる操作に応じた操作信号をCPU320に出力する。
ROM340は、CPU320が各種の計算処理や制御処理を行うためのプログラムやデータ等を記憶している。
RAM350は、CPU320の作業領域として用いられ、ROM340から読み出されたプログラムやデータ、操作部330から入力されたデータ、CPU320が各種プログラムに従って実行した演算結果等を一時的に記憶する。
通信部360は、CPU320と外部装置との間のデータ通信を成立させるための各種制御を行う。
表示部370は、LCD(Liquid Crystal Display)や電気泳動ディスプレイ等により構成される表示装置であり、CPU320から入力される表示信号に基づいて各種の情報を表示する。
そして、音出力部380は、スピーカー等の音を出力する装置である。
電子機器300としては種々の電子機器が考えられる。例えば、パーソナルコンピューター(例えば、モバイル型パーソナルコンピューター、ラップトップ型パーソナルコンピューター、タブレット型パーソナルコンピューター)、携帯電話機などの移動体端末、ディジタルスチールカメラ、インクジェット式吐出装置(例えば、インクジェットプリンター)、ルーターやスイッチなどのストレージエリアネットワーク機器、ローカルエリアネットワーク機器、移動体端末基地局用機器、テレビ、ビデオカメラ、ビデオレコーダー、カーナビゲーション装置、ページャー、電子手帳(通信機能付も含む)、電子辞書、電卓、電子ゲーム機器、ゲーム用コントローラー、ワードプロセッサー、ワークステーション、テレビ電話、防犯用テレビモニター、電子双眼鏡、POS(point of sale)端末、医療機器(例えば電子体温計、血圧計、血糖計、心電図計測装置、超音波診断装置、電子内視鏡)、魚群探知機、各種測定機器、計器類(例えば、車両、航空機、船舶の計器類)、フライトシミュレーター、ヘッドマウントディスプレイ、モーショントレース、モーショントラッキング、モーションコントローラー、PDR(歩行者位置方位計測)等が挙げられる。
図9は、電子機器300の一例であるスマートフォンの外観の一例を示す図である。電子機器300であるスマートフォンは、操作部330としてボタンを、表示部370としてLCDを備えている。
本実施形態に係る電子機器300によれば、周波数調整の精度の劣化を抑制しつつ可変幅を広くできる発振回路1、発振回路1a、発振回路1b、発振器1000、発振器1000a及び発振器1000bのいずれかを含んでいるので、動作の精度の高い電子機器300を実現できる。
3.移動体
図10は、本実施形態に係る移動体400の一例を示す図(上面図)である。なお、上述された各実施形態と同様の構成には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
本実施形態に係る移動体400は、発振回路1、発振回路1a、発振回路1b、発振器1000、発振器1000a及び発振器1000bのいずれかを含む移動体400である。図10には、発振回路1を含んで構成されている発振器1000を含む移動体400が示されている。また、図10に示される例では、移動体400は、エンジンシステム、ブレーキシステム、キーレスエントリーシステム等の各種の制御を行うコントローラー420、コントローラー430、コントローラー440、バッテリー450及びバックアップ用バッテリー460を含んで構成されている。なお、本実施形態に係る移動体400は、図10に示される構成要素(各部)の一部を省略又は変更してもよいし、他の構成要素を付加した構成としてもよい。
本実施形態に係る移動体400によれば、周波数調整の精度の劣化を抑制しつつ可変幅を広くできる発振回路1、発振回路1a、発振回路1b、発振器1000、発振器1000a及び発振器1000bのいずれかを含んでいるので、動作の精度の高い移動体400を実現できる。
このような移動体400としては種々の移動体が考えられ、例えば、自動車(電気自動車も含む)、ジェット機やヘリコプター等の航空機、船舶、ロケット、人工衛星等が挙げられる。
以上、本実施形態あるいは変形例について説明したが、本発明はこれら本実施形態あるいは変形例に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様で実施することが可能である。
本発明は、実施形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法及び結果が同一の構成、あるいは目的及び効果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
1,1a,1b…発振回路、10…発振部、11…第1端子、12…第2端子、20…第1特性調整部、21…第1端子、22…第2端子、30…第2特性調整部、31…第1端子、32…第2端子、40,40a,40b…電圧印加部、41,41a,40b…電圧生成部、42…制御部、50…記憶部、60…第3特性調整部、61…第1端子、62…第2端子、70…温度補償電圧生成部、71…温度センサー、80…第4特性調整部、81…第1端子、82…第2端子、100…振動子、300…電子機器、310…逓倍回路、320…CPU、330…操作部、340…ROM、350…RAM、360…通信部、370…表示部、380…音声出力部、400…移動体、420…コントローラー、430…コントローラー、440…コントローラー、450…バッテリー、460…バックアップ用バッテリー、1000,1000a…発振器、C1〜C4…可変容量素子、C10〜C15…容量素子、Q…NPNトランジスター、R1…第1可変抵抗部、R2…第2可変抵抗部、R3,R4…抵抗、R5…第1可変抵抗部、R6…第2可変抵抗部、R10〜R15…抵抗、R41〜R46…抵抗、R101〜R109…抵抗、S…電流源、S0〜S3…信号、SW1〜SW6…スイッチ

Claims (6)

  1. 発振信号を出力する発振部と、
    それぞれ前記発振部と電気的に接続されている第1端子を有するとともに、前記発振信号の特性を調整する第1特性調整部及び第2特性調整部と、
    前記第1特性調整部の第1端子及び前記第2特性調整部の第1端子に第1電圧を印加し、前記第1特性調整部の第2端子に、前記第1電圧とは異なり、かつ前記第1電圧と連動して変化する第2電圧を印加する電圧印加部と、
    を備え、
    前記第1特性調整部及び前記第2特性調整部は、可変容量素子を含み、
    前記第2特性調整部の第2端子には第3電圧が印加され、
    前記電圧印加部は、
    抵抗を介して直列に接続された第1可変抵抗部及び第2可変抵抗部を含み、
    前記第1可変抵抗部と前記第2可変抵抗部との間から前記第1電圧及び前記第2電圧を出力し、
    前記第1可変抵抗部の抵抗値の大きさの変化と前記第2可変抵抗部の抵抗値の大きさの変化とが逆になるように連動して変化させる、発振回路。
  2. 請求項1に記載の発振回路において、
    前記第1電圧及び前記第2電圧を連動して変化させる設定情報を記憶する記憶部を含み、
    前記電圧印加部は、前記設定情報に基づいて、前記第1電圧及び前記第2電圧を制御する、発振回路。
  3. 発振信号を出力する発振手段と、
    前記発振手段に電気的に接続され、前記発振信号の特性を調整する第1特性調整手段及び第2特性調整手段と、
    前記第1特性調整手段及び前記第2特性調整手段に、第1電圧と、前記第1電圧とは異なる第2電圧とを出力するとともに、前記第1特性調整手段に前記第1電圧を印加し、前記第1特性調整手段に、前記第1電圧と、前記第1電圧と連動して変化する前記第2電圧
    との差の電圧を印加する電圧印加手段と、
    を備え、
    前記第1特性調整手段及び前記第2特性調整手段は、可変容量素子を含み、
    前記電圧印加手段は、
    抵抗を介して直列に接続された第1可変抵抗部及び第2可変抵抗部を含み、
    前記第1可変抵抗部と前記第2可変抵抗部との間から前記第1電圧及び前記第2電圧を出力し、
    前記第1可変抵抗部の抵抗値の大きさの変化と前記第2可変抵抗部の抵抗値の大きさの変化とが逆になるように連動して変化させる、発振回路。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の発振回路と、
    振動子と、
    を含む、発振器。
  5. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の発振回路を含む、電子機器。
  6. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の発振回路を含む、移動体。
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