JP2015039776A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】メカ制御に悪影響を及ぼすことなくクロック周波数を変更して電力消費を節約することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像処理サブCPU202は処理負荷の高い画像処理を受け付けると、メカ制御サブCPU201に高速化を指示する。この指示を受けたメカ制御サブCPU201は、搬送中の記録シートを一時停止ポイントまで搬送したところで、シート搬送を一時停止して、クロック周波数を高速化する。そして、シート搬送を再開すると共に、画像処理サブCPU202に高速化の完了を通知する。メカ制御サブCPU201から高速化完了を通知されると、画像処理サブCPU202は高負荷の画像処理をする。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像形成装置に関し、特に、動作不良を招くことなくクロック周波数を切り替えることによって、処理の高速化と省電力化とを両立する技術に関する。
近年、画像形成装置は装置各部をデジタル制御する等の目的ために複数のCPU(Central Processing Unit)を搭載しているのが一般的である。また、画像形成装置の小型化の要請からCPUを実装する回路基板の高密度実装化を促進するために、複数のCPUを集積するSoC(System on Chip)化が検討されている。この場合において、集積回路の大規模化による歩留まり低下等、コスト上昇を防止するために、周辺回路の共用化による集積規模の圧縮が行われる。
例えば、複数のCPUのそれぞれに対してクロック供給回路を設ける代わりに、複数のCPU間で共用すれば、クロック供給回路数を減少させて集積規模を圧縮することができる。このような工夫はSFP(Single Function Peripheral)やAIO(All in One)プリンターのような低コスト化が強く要求される価格帯の画像形成装置において特に有効である。
特開2009−75973号公報 特開2009−218809号公報 特開2006−239968号公報 特開2007−47966号公報 特開平9−146896号公報
一般に、デジタル回路は、クロック周波数が低いほど消費電力を抑えることができる一方、クロック周波数が高いほど処理速度が速くなる。画像形成装置においては、メカ制御は処理負荷が軽く、低クロック周波数で実行することができるが、カラー画像処理等は処理負荷が重いため、クロック周波数を高くするのが望ましい。
このため、メカ制御を実行するCPU(以下、「メカ制御サブCPU」という。)と、画像処理を実行するCPU(以下、「画像処理サブCPU」という。)と、がクロック供給回路を共用している場合には、画像処理時にのみクロック周波数を高くし、画像処理を実行しないときにはクロック周波数を低く抑えるクロック切り換え制御が行われる。このようにすれば、画像処理の高速化とメカ制御の低消費電力化とを両立させることができる。
しかしながら、実際には、メカ制御サブCPUは記録シートの位置制御等のためにクロック数を計数してタイミングをとる場合があり、クロック計数中にクロック周波数が変更されると正しくタイミングをとることができなくなってしまうという問題がある。このような事情と、画像処理の高速化とを考慮して、常に高クロック周波数で動作させると、今度は消費電力の削減を図ることができない。
本発明は、上述のような問題に鑑みて為されたものであって、メカ制御に悪影響を及ぼすことなくクロック周波数を変更して電力消費を節約することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る画像形成装置は、第1のクロック周波数と、第1のクロック周波数よりも低い第2のクロック周波数と、を切り替えてクロック信号を供給するクロック供給回路と、前記クロック供給回路から供給されたクロック信号に同期して動作し、画像データを処理する第1のCPUと、前記クロック供給回路から供給されたクロック信号に同期して動作し、当該クロック信号に基づく計時処理を行って、前記画像データ処理以外の制御動作において実行される一連の処理における動作タイミングを決定する第2のCPUと、を1つの半導体チップ上に集積したSoCを有する画像形成装置であって、前記第1のCPUが実行すべき画像データ処理の処理負荷の高低を判定する負荷判定手段と、前記処理負荷が高いと判定されたときは前記第1のクロック周波数に、前記処理負荷が低いと判定されたときは前記第2のクロック周波数に切り替えるようにクロック供給回路を制御する制御手段と、を備え、前記第2のCPUは、前記計時処理において、クロック周波数の切り替えによって前記動作タイミングが変動しないように計時方法を切り替えると共に、クロック周波数の切り替えに先立って、前記制御動作における一連の処理のうちの1つを完了し、当該切替え後に次の処理を開始することを特徴とする。
このようにすれば、メカ制御等の計時処理をクロック周波数の切替えに先立って一時停止し、切替え後に再開するので、クロック周波数の切替えが計時処理に悪影響を及ぼすのを防止しながら、クロック周波数の切替えによって電力消費の節約を図ることができる。
この場合において、前記一連の処理は、画像形成に供される記録シートを排紙位置まで搬送するシート搬送処理であって、当該一連の処理のそれぞれは、記録シートを各特定の位置まで搬送して、一旦停止させる処理であるとしても良く、前記特定の位置は、画像転写位置に記録シートを搬送するタイミングをとるためのタイミングローラーのニップに記録シートの先端が当接するときの記録シートの位置であるとしても良い。
更に、画像形成に供する記録シートを収容するシート収容手段を備え、前記シート搬送処理は、前記シート収容手段から記録シートを給紙する給紙処理を含み、前記第2のCPUは、クロック周波数の切替えに先立って新たな記録シートの給紙を保留し、当該切替え後に給紙を開始しても良い。記録シートを搬送する際には、計時処理によって搬送位置や搬送距離が制御されるので、このようにすれば、クロック周波数の変更が記録シートの搬送位置や搬送距離に悪影響を及ぼすのを防止することができる。
また、トナー像を作像する作像ユニットと、前記作像ユニットが作像したトナー像が1次転写され、当該トナー像を記録シートへ2次転写する位置まで搬送する中間転写ベルトと、を備え、前記一連の処理は、前記中間転写ベルト上の所定位置にトナーパッチを1次転写して行う画像安定化処理であるとしても良い。画像安定化処理においては、計時処理によってトナーパッチの転写位置が制御され、検出位置が判定されるので、このようにすれば、クロック周波数の変更が画像安定化処理に悪影響を及ぼすのを防止することができる。
また、前記一連の処理は、画像形成後に残留するトナーを清掃するクリーニング処理であるとしても良い。クリーニングブレードを用いて、感光体ドラム表面や中間転写ベルト上の残留トナーを清掃する場合には、クリーニングブレードの摩耗や変形を防止するために供給されるトナー量が、計時処理によって調整されるので、このようにすれば、クロック周波数の変更が供給トナー量の制御に悪影響を及ぼすのを防止することができる。
また、前記制御手段に対して、クロック周波数を切り替える制御をしてから所定の期間内、クロック周波数を切り替える制御を禁止する切替え禁止手段を備えれば、クロック周波数の頻繁な変更を抑制することができるので、変更に伴うオーバーヘッドを削減して、画像形成を円滑に実行することができる。
また、前記負荷判定手段が処理負荷の高低を判定する判定基準として、第1の基準と、第1の基準よりも高い処理負荷を基準とする第2の基準とを有しており、前記負荷判定手段は、判定時のクロック周波数が第1のクロック周波数であるときには第1の基準を、判定時のクロック周波数が第2のクロック周波数であるときには第2の基準を、用いて処理負荷の高低を判断しても、クロック周波数の頻繁な変更を抑制することができるので、同様の効果を得ることができる。
なお、前記第1のCPUは、前記クロック周波数の切替え後に画像データの処理を開始するのが望ましい。
本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の主要な構成を示す図である。 制御部100の構成を示す図である。 制御部100のクロック周波数の変更動作を示すシーケンス図である。 画像処理サブCPUの動作を示すフローチャートである。 メカ制御サブCPU201の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る制御部100のクロック周波数の動作を示すシーケンス図である。 メカ制御サブCPU201の動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態に係る制御部100のクロック周波数の変更動作を示すシーケンス図である。 メカ制御サブCPU201の動作を示すフローチャートである。 本発明の変形例に係る制御部100のクロック周波数の変更動作を示すシーケンス図である。 画像処理サブCPU202の動作を示すフローチャートである。 メカ制御サブCPU201の動作を示すフローチャートである。 本発明の変形例における処理負荷の判断基準とクロック周波数との関係のヒステリシス特性を示すグラフである。 画像処理サブCPU202の動作を示すフローチャートである。 本発明の変形例に係る制御部100のクロック周波数の変更動作を示すシーケンス図である。
以下、本発明に係る画像形成装置の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
<1>第1の実施の形態
まず、本発明の第1の実施の形態について説明する。本実施の形態に係る画像形成装置は、画像制御を実行するCPUとメカ制御を実行するCPUとがクロック供給回路を共用しており、記録シートを搬送している途中でクロック周波数を変更する際の動作に特徴を有している。
[1−1]画像形成装置の構成
まず、本実施の形態に係る画像形成装置の構成について説明する。
本実施の形態に係る画像形成装置は、所謂タンデム方式のカラープリンター装置であって、LAN(Local Area Network)等のネットワークを介して他の装置(不図示)からプリントジョブを受け付けると、当該プリントジョブに従ってカラー画像を形成する。
図1は、本実施の形態に係る画像形成装置の主要な構成を示す図である。
画像形成装置1が備える制御部100は、他の装置から受け付けたプリントジョブに含まれる画像データをイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)各色の画像データに変換する。作像ユニット101Y〜101Kは何れも感光体ドラムと、感光体ドラムの外周面に沿って順に配設された帯電装置、露光装置、現像装置及びクリーニング装置を備えている。
制御部100の制御の下、帯電装置が感光体ドラムの外周面を一様に帯電させ、露光装置が感光体ドラムの外周面を画像露光して静電潜像を形成した後、現像装置がトナーを供給して静電潜像を顕像化する。これによって、YMCK各色のトナー像が作像される。
これらのトナー像はそれぞれ1次転写ローラー102Y〜102Kに静電吸着され、中間転写ベルト103上で互いに重なり合ってカラーのトナー像となるように転写される(1次転写)。1次転写後に感光体ドラムの外周面上に残留するトナーはクリーニング装置が備えるクリーニングブレードによって掻き取られ、除電ランプによって露光除電される。
中間転写ベルト103は無端状のベルトであって、駆動ローラー104や従動ローラー105、1次転写ローラー102Y〜102K等に張架されており、駆動ローラー104に駆動され矢印A方向に周回走行する。この周回走行により、トナー像が2次転写ニップへ搬送される。2次転写ニップは駆動ローラー104に2次転写ローラー106が押圧されることによって形成される。
給紙カセット107には記録シートSが収容されており、記録シートSはピックアップローラー108によって1枚ずつ繰り出される。繰り出された記録シートSは、搬送ローラー対109、110によって搬送され、タイミングセンサー111によって先端を検出された後、タイミングローラー対112に到達する。タイミングローラー対112は、2次転写タイミングに合わせて記録シートSを2次転写ニップへ搬送される。
記録シートSは、2次転写ニップにおいて中間転写ベルト103からトナー像を静電転写されると(2次転写)、定着装置113によってトナー像を熱定着される。また、2次転写後に中間転写ベルト103上に残留するトナーは、更に矢印A方向へ搬送された後、クリーナー114によって清掃、除去される。
以降の処理は、プリントジョブが片面印刷と両面印刷との何れを指示するものであるかによって相異する。
片面印刷の場合には、切替え爪115が実線で示される姿勢をとることによって、記録シートSが排紙前ローラー対116によって排紙ローラー対117へ導かれる。排紙ローラー対117は記録シートSを排紙トレイ118上へ排出する。この状態における記録シートの位置を以下において「排紙完了ポイント」というが、要するに排紙トレイ118上に記録シートが位置するという意味である。
切替え爪115は、支点を中心として上下に揺動することによって、実線で示される姿勢と破線で示される姿勢とをとることができる。切替え爪115は、制御部100が制御するアクチュエーターの駆動力によって揺動する。アクチュエーターとしては、モーターを用いても良いし、ソレノイド等を用いても良い。
一方、両面印刷の場合には、切替え爪115が破線で示される姿勢をとった状態で排紙前ローラー対116が記録シートSを搬送することによって、表面にトナー像を定着された記録シートSが排紙反転ローラー対120へ導かれる。すると、支点を中心として上下に揺動することができる切替え爪119は、記録シートSによって押し上げられて実線で示される姿勢をとる。
更に、記録シートSが通過すると、切替え爪119は自重によって破線で示される姿勢に戻り、排紙反転ローラー対120は記録シートSを噛み込んだ状態で一旦停止する。以下、この状態における記録シートの停止位置を「両面スイッチバックポイント」121という。
その後、排紙反転ローラー対120が逆回転すると、記録シートSは、破線で示される姿勢をとっている切替え爪119上を通過して、ADU(Automatic Duplex Unit)搬送ローラー対122〜125によって順次搬送され、タイミングローラー対112まで進む。その後、記録シートSは片面印刷の場合と同様に処理され、背面側にトナー像を定着されて、排紙トレイ118上に排出される。
なお、記録シートSがADU搬送ローラー対124からADU搬送ローラー対125に至る搬送経路上にはADU搬送センサー126が配設されている。ADU搬送センサー126は、記録シートSの先端と後端とを検出する。ADU搬送センサー126としては、例えば、反射型や透過型の光学センサーを用いても良いし、機械式センサーなど他の種類のセンサーを用いても良い。
制御部100は、後述のように、ADU搬送センサー126の検出信号を参照して、記録シートSがADU搬送センサー126にて検出され、ADU搬送ローラー対125に到達したと判断すると、ADU搬送ローラー対124を停止させる場合がある。この状態における記録シートSの停止位置を以下、「再給紙口ポイント」127という。
複数枚の記録シートSを連続給紙して両面印刷を実行する場合には、記録シートSの表面への2次転写と、背面への2次転写とを交互に行う、シート交互通紙が実行される。
[1−2]制御部100の構成
次に、制御部100の構成について説明する。
図2に示されるように、制御部100は、SoC200、ROM(Read Only Memory)210、RAM(Random Access Memory)211、HDD(Hard Disk Drive)212等を備えている。SoC200は内部バス213を介して、ROM210、RAM211及びHDD212に接続されており、メインCPU204、画像処理サブCPU202及びメカ制御サブCPU201が集積されている。
なお、メインCPU204、画像処理サブCPU202及びメカ制御サブCPU201は内部バス220を介して互いに信号を送受信し、また、ROM210、RAM211及びHDD212にアクセスすることができる。
画像形成装置1の電源が投入されると、メインCPU204は、まず、ROM210からブートプログラムを読み出して起動し、次いで、画像処理サブCPU202とメカ制御サブCPU201とを起動する。そして、メインCPU204はHDD212からオペレーティングシステムやアプリケーションプログラムを読み出し、また、画像処理サブCPU210やメカ制御サブCPU201はROMから制御プログラムを読み出して、何れもRAM211を作業用記憶領域として、プログラムを実行する。
メカ制御サブCPU201は、タイミングセンサー111やADU搬送センサー126から検出信号を受け付けたり、給紙モーター220やタイミングモーター221、転写ベルトモーター222、定着モーター223、切替えモーター224、反転モーター225、再給紙モーター226へ制御信号を出力したりする。給紙モーター220は、ピックアップローラー108及び搬送ローラー対109、110を回転駆動する。
また、タイミングモーター221は、タイミングローラー対112を回転駆動し、転写ベルトモーター222は、中間転写ベルト103を回転走行させる。定着モーター222は定着装置113が備える定着ローラーや排紙前ローラー対116を回転駆動する。切替えモーター223は切替え爪115を揺動させ、反転モーター224は排紙反転ローラー対120を回転駆動する。再給紙モーター226は、ADU搬送ローラー対122〜125を回転駆動する。
なお、メインCPU204はクロック供給回路205からクロック信号の供給を受ける。また、画像処理サブCPU202とメカ制御サブCPU201とは何れもクロック供給回路203からクロック信号の供給を受ける。メインCPU204、画像処理サブCPU202及びメカ制御サブCPU201は何れもタイマーを内蔵しており、クロック信号を計数することによって計時を実行する。
クロック供給回路203は、メカ制御サブCPU201からの制御信号に従って、クロック信号の周波数を変更することができる。本実施の形態においては、例えば、512Hzと200Hzとの高低2種類の周波数を使用する。以下、クロック供給回路203のクロック周波数を高くすることを「高速化」といい、低くすることを「低速化」という。
メカ制御サブCPU201は、片面印刷の場合には、記録シートが突き当たった状態で停止しているタイミングローラー対112のタイミングモーター221による回転駆動を開始する際に併せてクロック数の計数を開始する。そして、当該クロック数から、当該記録シートSが排紙完了ポイントに到達したと判断される場合には、排紙ローラー対117の回転を停止する。
また、両面印刷の場合には、当該クロック数から、当該記録シートSが排紙反転ローラー対120に噛み込んで、両面スイッチバックポイント121に到達したと判断されると、反転モーター224による回転駆動を停止する。
その後、反転モーター224の逆回転を開始する際に併せて新たにクロック数の計数を開始し、当該クロック数から、当該記録シートSが再給紙口ポイント127に到達したと判断されると、再給紙モーター226を停止する。これによって、片面印刷を完了した記録シートSの裏面印刷のタイミングを待つ。
[1−3]制御部100の動作
次に、制御部100の動作についてCPU毎に説明する。
メインCPU204は、印刷ジョブを受け付けると、その画像処理を画像処理サブCPU202に要求する。画像処理サブCPU202は、例えば、RAM211上に記憶された印刷ジョブデータを参照して画像処理を実行する。
印刷ジョブデータは、PDL(Page Description Language)によって記述されており、本実施の形態においては、当該印刷ジョブデータに係る画像が文字のみからなっている場合には負荷が低いと判断し、写真など文字以外の画像が含まれている場合には負荷が高いと判断する。なお、他の方法や基準を用いて処理負荷の高低を判定しても良い。
図3は、画像処理の負荷が高いと判断される場合の制御を例示するシーケンス図である。図3に示されるように、画像形成装置1の電源投入後、メカ制御サブCPU201は直ちにクロック供給回路203のクロック周波数を低速化する初期設定を実行する。
その後、画像処理サブCPU202は処理負荷の高い画像処理を受け付けると、メカ制御サブCPU201に高速化を指示する。この指示を受けたメカ制御サブCPU201は、搬送中の記録シートを一時停止ポイントまで搬送したところで、シート搬送を一時停止して、クロック周波数を高速化する。そして、シート搬送を再開すると共に、画像処理サブCPU202に高速化の完了を通知する。
なお、高速化後、シート搬送制御のためにクロック数を計数する場合、本実施の形態においては、低速時のクロック周波数Flにおける計数値Clに対して、クロック周波数Flに対する高速時のクロック周波数Fhの比を乗算した計数値
Ch = Cl × Fh / Fl
だけ計数することによってシート搬送制御が実行される。なお、計数値Cl、Chの両方をあらかじめROM210に記憶させておいて、シート搬送制御に用いても良い。
メカ制御サブCPU201から高速化完了を通知されると、画像処理サブCPU202は高負荷の画像処理をする。この画像処理は、例えば、ROM210上に記憶された印刷ジョブデータを参照してなされる。
画像処理サブCPU202が処理負荷の低い画像処理を受け付けた場合には、上と同様の手順に従ってクロック周波数を低速する。
(1−3−1)画像処理サブCPU202の動作
まず、画像処理サブCPU202の動作について更に詳しく説明する。
図4に示されるように、画像処理サブCPU202は、画像形成装置1に電源が投入されると、初期状態として低速状態を記憶する(S401)。
その後、メインCPU204から画像処理の要求を受け付けると(S402:YES)、当該画像処理の処理負荷が高いか否かを判定する。この場合において、画像処理サブCPU202は、PDL(Page Description Language)によって記述された印刷ジョブデータを解析して、当該印刷ジョブデータに係る画像が文字のみからなっている場合には負荷が低いと判断し、写真など文字以外の画像が含まれている場合には負荷が高いと判断しても良い。また、他の方法や基準を用いて処理負荷の高低を判定しても良い。
画像処理の負荷が高いと判定され(S403:YES)、かつ、低速状態である場合には(S404:YES)、メカ制御サブCPU201に対して、クロック供給回路203のクロック周波数を高速化するように指示する(S405)。この指示に対して、メカ制御サブCPU201から高速化完了を通知されたら(S406:YES)、現在状態として高速状態を記憶する(S407)。
また、画像処理の負荷が低いと判定され(S403:NO)、かつ、高速状態である場合には(S410:YES)、メカ制御サブCPU201に対して、クロック供給回路203のクロック周波数を低速化するように指示する(S411)。この指示に対して、メカ制御サブCPU201から低速化完了を通知されたら(S412:YES)、現在状態として低速状態を記憶する(S413)。
画像処理の負荷が高いと判定され(S403:YES)、かつ、低速状態である場合(S404:NO)や、処理負荷が低いと判定され(S403:NO)、かつ、高速状態である場合(S410:NO)、及びステップS407、S413の処理の後、画像処理サブCPU202は画像処理を実行する(S408)。
当該画像処理は、具体的には、PDLで記述された印刷ジョブデータを参照してビットマップデータに展開する処理である。その後、画像処理を完了したら(S409:YES)、ステップS402に進んで上記の処理を繰り返す。
このようにすれば、メカ制御サブCPU201にクロック周波数を変更させるので、クロック周波数の変更に起因するメカ制御の誤動作を防止することができる。
また、低負荷の画像処理については、クロック周波数を敢えて高速化しなくても、処理時間の増大によってユーザーの利便性が損なわれるおそれがないので、クロック供給回路203を低速化したままで低負荷処理を実行すれば、消費電力の抑制を図ることができる。
(1−3−2)メカ制御サブCPU201の動作
次に、メカ制御サブCPU201の動作について説明する。
図5に示されるように、メカ制御サブCPU201は、起動時(画像形成装置1の電源投入時)にクロック供給回路203を低速化する(S501)。これによって不必要な消費電力の増大を抑制することができる。
その後、メカ制御サブCPU201は、画像処理サブCPU202から高速化を指示されると(S502:YES)、記録シートを搬送中である場合には(S504:YES)、画像出力許可タイミングの出力を一時停止する(S505)。さもなければ(S504:NO)、ステップS507へ進む。
なお、画像出力許可は、TOD(Top of Document)とも呼ばれ、記録シートの搬送位置の垂直同期をとるための信号である。画像出力タイミングの出力を一時停止することによって、給紙カセット107からの記録シートの給紙が保留される。
このとき、既に給紙されており、かつ、機外に排出されていない記録シートがある場合には、これらの記録シートを一時停止ポイントに到達するまで搬送を継続する。一時停止ポイントとは、上述の排出完了ポイント、両面スイッチバックポイント121、再給紙口ポイント127及び転写待ちポイントである。ここで、転写待ちポイントとは給紙カセット107から繰り出された記録シートがタイミングローラー対112に突き当たって停止する位置である。
言うまでもなく、排出完了ポイントには2枚以上の記録シートを停止させても良いが、他の一時停止ポイントに停止させる記録シート数は1枚のみとし、以って紙詰まりを防止する。
すべての記録シートを一時停止ポイントまで搬送した後(S506:YES)、クロックを高速化して(S507)、画像処理サブCPU202に高速化完了を通知する(S508)。
画像処理サブCPU202から高速化ではなく(S502:NO)、低速化を指示された場合にも(S503:YES)、まずは高速化を指示された場合と同様の処理を実行する。すなわち、記録シートを搬送中である場合には(S509:YES)、画像出力許可タイミングの出力を一時停止する(S510)。さもなければ(S509:NO)、ステップS514へ進む。
すべての記録シートを一時停止ポイントまで搬送した後(S511:YES)、クロックを低速化して(S512)、低速化完了を通知する(S513)。
ステップS508、S513の処理の後、記録シートを搬送中である場合には(S514:YES)、メカ制御サブCPU201は、記録シートの搬送を再開する(S515)。記録シートを搬送中でない場合や(S514:NO)、記録シートの搬送を再開した後、ステップS502に進んで上記の処理を繰り返す。
なお、メカ制御サブCPU201は、クロック周波数の変更の前後で記録シートの搬送速度や搬送タイミングが一致するように、例えば上述のようにして、計数するクロック数を変更する等の調整を行うことは言うまでもない。
記録シートの搬送位置を制御する際には、上記の一時停止ポイントを出発してからの経過クロック数を計数することによって搬送距離が推定される。このため、記録シートの搬送中にクロック周波数を変更すると搬送距離を正しく推定することができなくなる。一方、本実施の形態のように、クロック周波数を変更する前に、搬送経路上のすべての記録シートを一時停止ポイントに一時停止させておき、クロック周波数を変更してから、記録シートの搬送を再開すれば、搬送距離を正しく推定することができる。
<2>第2の実施の形態
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態に係る画像形成装置は、上記第1の実施の形態に係る画像形成装置と概ね同様の構成を備える一方、画像安定化処理時におけるクロック周波数の制御に特徴を有している。このため、上記第1の実施の形態と共通する構成については説明を省き、専ら本実施の形態に特徴的な構成に着目して説明する。また、以下において、上記第1の実施の形態と共通する部材については同じ符号を用いている。
本実施の形態に係るメカ制御サブCPU201は、画像処理サブCPU202からの指示に応じて図6に例示されるように画像安定化処理の制御を行う。なお、本実施の形態において、画像安定化処理は光量安定化処理、階調安定化処理及び色ずれ安定化処理の3つの処理(以下、「安定化サブ処理」という。)をこの順に実行するものとする。
メカ制御サブCPU201は、画像処理サブCPU202からクロック周波数の高速化を指示された際に、例えば、画像安定化処理のうち光量安定化処理を実行中である場合には、光量安定化処理の完了後、次の階調安定化処理の開始前にクロック周波数を高速化する。高速化後、メカ制御サブCPU201は、画像処理サブCPU202に高速化完了を通知すると共に、残る階調安定化処理と色ずれ安定化処理を実行する。
高速化完了を通知された画像処理サブCPU202は、高負荷の画像処理を実行する。
また、メカ制御サブCPU201は、例えば、階調安定化処理の実行中に低速化を指示された場合には、階調安定化処理の完了後、色ずれ安定化処理の開始前にクロック周波数を低速化する。低速化完了後、メカ制御サブCPU201は画像処理サブCPU202に完了を通知すると共に、色ずれ安定化処理を実行する。
なお、画像安定化処理においては、中間転写ベルト103上にトナーパッチを1次転写し、当該トナーパッチを読み取ることによって、画像形成位置や画像形成濃度等が計測される。このため、メカ制御サブCPU201は、例えば、画像安定化処理において、中間転写ベルト103上にトナーパッチを1次転写した際にクロック数の計数を開始し、当該クロック数が所定数に達したらトナーパッチの読み取りを行う。
次に、メカ制御サブCPU201の動作について更に詳しく説明する。
図7に示されるように、メカ制御サブCPU201は、本実施の形態においても上記第1の実施の形態とほぼ同様に動作するので、差異点について説明すると、まず、画像処理サブCPU202からクロック周波数の高速化を指示されると(S702:YES)、画像安定化処理を実行である場合には(S704:YES)、実行中の安定化サブ処理を継続して実行する。
その後、安定化サブ処理の実行を完了したら(S705:YES)、画像処理サブCPU202からの指示に応じて、クロック周波数を高速化して(S706)、その完了を画像処理サブCPU202に通知する。(S707)。
画像処理サブCPU202からクロック周波数の低速化を指示された場合にも(S703:YES)、高速化の場合と同様の処理を実行した後(S708、S709)、クロック周波数を低速化して(S710)、その完了を画像処理サブCPU202に通知する。(S711)。
ステップS707、S711の後、未実行の安定化サブ処理があれば(S712:YES)、実行する(S713)。未実行の安定化サブ処理を完了した後や、未実行の安定化サブ処理がなかった場合には(S712:NO)、ステップS702に進んで上記のような処理を繰り返す。
なお、画像安定化処理を実行する場合においても、シート搬送制御の場合と同様に、クロック周波数に合わせてクロック数の計数値を変更する等の調整を行うことは言うまでもない。
画像安定化処理においては、中間転写ベルト103上の所定の位置にレジストパターンを形成するための位置制御など、クロック数を計数して行う処理が含まれているため、処理中にクロック周波数が変更されると所期の制御を行うことができない。これに対して、上述のように、実行中の安定化サブ処理の完了後、次の安定化サブ処理を開始する前にクロック周波数を変更すれば、クロック周波数の変更による問題を回避することができる。
また、画像安定化処理全体が終了してからクロック周波数を変更する場合よりも早期にクロック周波数を変更するので、画像処理サブCPU202が負荷の高い画像処理を開始するまでの待ち時間を短縮することができる。
<3>第3の実施の形態
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。本実施の形態に係る画像形成装置は、上記第1、2の実施の形態に係る画像形成装置と概ね同様の構成を備える一方、クリーニング処理時におけるクロック周波数の制御に特徴を有している。このため、上記第1、2の実施の形態と共通する構成については説明を省き、専ら本実施の形態に特徴的な構成に着目して説明する。また、以下においても、上記第1の実施の形態と共通する部材については同じ符号を用いている。
本実施の形態に係るメカ制御サブCPU201は、画像処理サブCPU202からの指示に応じて図8に例示されるように機内クリーニング処理の制御を行う。なお、本実施の形態において、機内クリーニング処理は、中間転写ベルト103のクリーニング処理(以下、「転写ユニットクリーニング処理」という。)と作像ユニット103Y〜103Kが備える感光体ドラムのクリーニング処理(以下、「作像ユニットクリーニング処理」という。)との2つの処理(以下、「クリーニングサブ処理」という。)をこの順に実行するものとする。
メカ制御サブCPU201は、クロック周波数の高速化を指示された際に、例えば、転写ユニットクリーニング処理を実行中である場合には、当該処理を完了後、引き続いて作像ユニットクリーニング処理を開始する前にクロック周波数を高速化する。高速化完了後、メカ制御サブCPU201は画像処理サブCPU202に完了を通知すると共に、作像ユニットクリーニング処理を実行する。
また、メカ制御サブCPU201は、クロック周波数の低速化を指示された際に、例えば、作像ユニットクリーニング処理を実行中である場合には、当該処理を完了後にクロック周波数を低速化する。低速化完了後、メカ制御サブCPU201は画像処理サブCPU202に完了を通知する。
これら完了通知を受けると、画像処理サブCPU202は画像処理を実行する。
なお、クリーニングブレードにて残留トナーを掻き取るクリーニング処理においては、感光体ドラムや中間転写ベルトとクリーニングブレードとの間の摩擦によってクリーニングブレードの摩耗や折れが生じるおそれがある。このため、クリーニング処理においては、被清掃部材とクリーニングブレードとの間の潤滑性を高めるために、作像ユニット101Y〜101Kの各現像装置からトナーを供給する。このトナーの供給量を調整するために、メカ制御サブCPU201はクロック数を計数する。
次に、メカ制御サブCPU201の動作について更に詳しく説明する。
図9に示されるように、メカ制御サブCPU201は、特徴的な動作として、画像処理サブCPU202からクロック周波数の変更を指示されると(S902:YES、S903:YES)、機内クリーニング処理を実行中である場合には(S904:YES、S908:YES)、実行中のクリーニングサブ処理を続行する。そして、その完了を待って(S905:YES、S909:YES)、さもなければ直ちに(S904:NO、S908:NO)、クロック周波数を高速化(S906)、または低速化し(S910)、その完了を画像処理サブCPU202に通知する(S907、S11)。
画像処理サブCPU202への通知後、未実行のクリーニングサブ処理がある場合には(S912:YES)、当該未実行のクリーニングサブ処理を実行する(S913)。ステップS913の処理の後、及び未実行のクリーニングサブ処理が無い場合には(S912:NO)、ステップS902に進んで上の処理を繰り返す。
クリーニングブレードを用いてクリーニングを行う構成においては、クリーニングブレードを摩耗や破損から保護する潤滑剤として現像装置からトナーを供給する。潤滑剤(トナー)の供給量は、機内クリーニング処理中における感光体ドラムの回転量を制御することによって調整されており、この制御もまたクロック数を計数することによってなされる。この計数値は、言うまでもなく、クロック周波数の高低によって調整される。
このため、機内クリーニング処理中にクロック周波数を変更すると潤滑剤の供給量をうまく調整することができなくなって、供給不足の場合にはクリーニングブレードの摩耗や破損を生じる恐れがあり、供給過多の場合にはトナーによる紙面の汚損を招くおそれがある。一方、本実施の形態によれば、クリーニングサブ処理の完了を待ってクロック周波数を変更するので、クロック数の計数誤りによる上記の問題を回避することができる。
また、機内クリーニング処理全体が終了してからクロック周波数を変更する場合よりも早期にクロック周波数を変更するので、画像処理サブCPU202が負荷の高い画像処理を開始するまでの待ち時間を短縮することができる。
<4>変形例
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明が上述の実施の形態に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例を実施することができる。
(1)上記実施の形態においては、画像処理サブCPU202がクロック周波数の変更を指示すると必ずメカ制御サブCPU201がクロック周波数を変更する場合について説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、これに代えて次のようにしても良い。
すなわち、図10に示されるように、画像処理サブCPU202からの変更指示に従ってクロック周波数を変更した後の一定期間(以下、「変更禁止期間」という。)だけ、メカ制御サブCPU201はクロック周波数の変更を禁止しても良い。
この場合において、変更禁止期間中に、画像処理サブCPU202から変更指示を受けると、メカ制御サブCPU201は、クロック周波数を変更することなく直ちに画像処理サブCPU202に対して拒絶通知を行う。クロック周波数の変更指示に対する拒絶を通知された画像処理サブCPU202は画像処理を開始する。
また、変更禁止期間の終了後に、画像処理サブCPU202から変更指示を受けると、メカ制御サブCPU201は、上記実施の形態において説明したように実行中のメカ制御を一旦停止してからクロック周波数を変更する。そして、クロック周波数の変更後、メカ制御を再開すると共に、クロック周波数の変更完了を画像処理サブCPU202に通知する。変更完了を通知された画像処理サブCPU202は画像処理を開始する。
図11は、本変形例における画像処理サブCPU202の動作を示すフローチャートである。図11に示されるように、画像処理サブCPU202はクロック周波数の変更を指示した後(S1105、S1110)、変更完了を通知された場合には(S1106:YES、S1111:YES)、クロック周波数の状態を記憶する(S1108、S1113)。状態を記憶した後、及び拒絶を通知された場合には(S1107:YES、S1112:YES)、画像処理を実行する(S1114)。
図12は、本変形例におけるメカ制御サブCPU201の動作を示すフローチャートである。図12に示されるように、メカ制御サブCPU201は、画像処理サブCPU202からクロック周波数の変更指示を受けると(S1202:YES、S1203:YES)、クロック周波数の変更禁止期間中であるか否かを確認する。変更禁止期間中であるか否かは、ステップS1213において、変更禁止期間が開始されてからの経過時間が所定時間内であるか否かによって判定される。
変更禁止期間中であると判定された場合には(S1204:YES)、画像処理サブCPU202に変更拒絶を通知する(S1205)。変更禁止期間中でない場合であって(S1205:NO)、メカ制御を実行中である場合には(S1206:YES)、メカ制御を一時的に停止させる(S1207)。ステップS1207の処理の後、及びメカ制御を実行していない場合(S1206:NO)、クロック周波数を変更し(S1209、S1211)、画像処理サブCPU202に完了を通知する(S1210、S1212)。
その後、新たに変更禁止期間を開始し(S1213)、メカ制御を実行中である場合には(S1214:YES)、一時停止したメカ制御を再開する(S1215)。メカ制御を実行中でない場合や(S1214:NO)、ステップS1215の処理の後、ステップS1202に進んで上記の処理を繰り返す。
このようにすれば、クロック周波数が頻繁に変更されるのを防止することができるので、メカ制御が頻繁に中断されることによる処理の遅延を防止することができる。
(2)上記変形例においては、クロック周波数を変更した後の一定期間に亘り次のクロック周波数の変更を禁止することによって、クロック周波数が頻繁に変更されるのを防止する場合について説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、これに代えて次のようにしても良い。
すなわち、画像処理サブCPU202がメカ制御サブCPU201にクロック周波の変更を指示する際の処理負荷の高低の判断基準を高速化時と低速化時とで異ならせても良い。具体的には、高速化を指示するための基準となる処理負荷を、低速化を指示するための基準となる処理負荷よりも高くすれば良い。図13は、処理負荷の判断基準とクロック周波数との関係のヒステリシス特性を示すグラフである。
図13に示されるように、本変形例に係る画像処理サブCPU202は、低速状態から動作を開始して、メインCPU204から受け付けた画像処理の処理負荷が閾値Thを超えたら、メカ制御サブCPU201にクロック周波数の高速化を指示する。また、高速状態にある場合においては、画像処理サブCPU202は、メインCPU204から受け付けた画像処理の処理負荷が閾値Tlを下回ったら、メカ制御サブCPU201にクロック周波数の低速化を指示する。
なお、閾値Thとしては、例えば、カラー画像処理の有無を以て判断しても良く、また、閾値Tlとしては、例えば、モノクロ画像処理の有無を以て判断しても良い。
図14は、本変形例に係る画像処理サブCPU202の動作を示すフローチャートである。図14に示されるように、画像処理サブCPU202は、メインCPU204から画像処理要求を受け付けると(S1402:YES)、現在、低速状態である場合は(S1403:YES)、処理負荷が閾値Thを超えるときのみ(S1404:YES)、メカ制御サブCPU201に高速化を指示する(S1405)。
そして、メカ制御サブCPU201から高速化完了を通知されたら(S1406:YES)、現在状態として高速状態を記憶する(S1407)。一方、現在、高速状態である場合には(S1403:NO)、処理負荷がTlを下回るときのみ(S1408:YES)、メカ制御サブCPU201に低速化を指示する(S1409)。その後、メカ制御サブCPU201から低速化完了を通知されたら(S1410:YES)、低速状態を記憶する(S1411)。
現在状態を記憶した後、画像処理サブCPU202は画像処理を実行し(S1412)、当該画像処理を完了したら(S1413:YES)、ステップS1402に進んで上記の処理を繰り返す。
このようにしても、クロック周波数が頻繁に変更されるのを防止することができるので、メカ制御が頻繁に中断されることによる処理の遅延を防止することができる。また、画像処理の処理負荷が特に小さい場合や大きい場合にはクロック周波数を変更するので、消費電力や画像処理時間の過度の増大を抑制することもできる。
(3)上記第1の実施の形態においては、排紙完了ポイント、両面スイッチバックポイント121及び再給紙口ポイント127を記録シートの一時停止ポイントとする場合について説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、一時停止ポイントの位置や個数はこれらに限定されない。例えば、タイミングローラー対112に用紙が突き当たって停止する位置も一時停止ポイントとしても良い。
また、上記第2の実施の形態においては、光量安定化処理、階調安定化処理及び色ずれ安定化処理の3つの処理を安定化サブ処理とする場合について説明したが、本発明がこれに限定されないのも言うまでもなく、安定化サブ処理の種類や個数はこれらに限定されない。ただし、画像安定化処理をできるだけ多くの安定化サブ処理に分けることができれば、画像安定化処理を一時停止するまでの遅延時間を短縮できる可能性が高くなるので、クロック周波数の変更に伴うオーバーヘッドを小さくすることができる。
また、上記第3の実施の形態においては、転写ユニットクリーニング処理と作像ユニットクリーニング処理の2つの処理をクリーニングサブ処理とする場合について説明したが、本発明がこれに限定されないのも言うまでもなく、クリーニングサブ処理の種類や個数はこれらに限定されない。また、画像安定化処理の場合と同様に、機内クリーニング処理の処理内容が同じならば、できるだけ多くのクリーニングサブ処理に分割するのが有効である。
また、安定化サブ処理やクリーニングサブ処理の個数は何れも2以上であるのが望ましい。
(4)上記実施の形態においては、メカ制御サブCPU201がクロック供給回路203のクロック周波数を切り替える場合を例にとって説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、これに代えて、画像処理サブCPU202がクロック周波数を切り替えても良い。
本変形例においては、図15に示されるように、画像形成装置1に電源が投入され、画像処理サブCPU202は起動されると、まず初期設定として、クロック供給回路203のクロック周波数を低速化する。
その後、画像処理サブCPU202は、高負荷の画像処理を受け付けると、まず、メカ制御サブCPU201に対して、現在実行中の制御の一時停止を指示する。指示を受けたメカ制御サブCPU201は、上記実施の形態において説明したように、現在実行中の制御を一時停止した後、停止完了を画像処理サブCPU202に通知する。
停止通知を受けた画像処理サブCPU202は、クロック供給回路203のクロック周波数を高速化した後、メカ制御サブCPU201に一時停止した制御の再開を指示すると共に、画像処理を開始する。指示を受けたメカ制御サブCPU201は、一時停止した制御を再開する。この場合においても、メカ制御サブCPU201はクロック周波数の高低に応じて、正しく動作タイミングを決定できるように計時方法を変更する。
(5)上記実施の形態においては、所謂タンデム方式のカラープリンター装置であって両面印刷可能な画像形成装置を例にとって説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、タンデム方式以外の方式のカラープリンター装置やモノクロプリンター装置に本発明を適用しても良い。また、プリンター装置の他、原稿読み取り部を備えた複写装置や通信機能を有するファクシミリ装置といった単機能機、また、これらの機能を兼ね備えた多機能機(MFP: Multi-Function Peripheral)に本発明を適用しても同様の効果を得ることができる。
本発明に係る画像形成装置は、メカ制御の動作不良を招くことなくクロック周波数を切り替えることによって、処理の高速化と省電力化とを両立する装置として有用である。
1………画像形成装置
100…制御部
200…SoC
201…メカ制御サブCPU
202…画像処理サブCPU
203…クロック供給回路
本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の主要な構成を示す図である。 制御部100の構成を示す図である。 制御部100のクロック周波数の変更動作を示すシーケンス図である。 画像処理サブCPU202の動作を示すフローチャートである。 メカ制御サブCPU201の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る制御部100のクロック周波数の動作を示すシーケンス図である。 メカ制御サブCPU201の動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態に係る制御部100のクロック周波数の変更動作を示すシーケンス図である。 メカ制御サブCPU201の動作を示すフローチャートである。 本発明の変形例に係る制御部100のクロック周波数の変更動作を示すシーケンス図である。 画像処理サブCPU202の動作を示すフローチャートである。 メカ制御サブCPU201の動作を示すフローチャートである。 本発明の変形例における処理負荷の判断基準とクロック周波数との関係のヒステリシス特性を示すグラフである。 画像処理サブCPU202の動作を示すフローチャートである。 本発明の変形例に係る制御部100のクロック周波数の変更動作を示すシーケンス図である。
以下、本発明に係る画像形成装置の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
<1>第1の実施の形態
まず、本発明の第1の実施の形態について説明する。本実施の形態に係る画像形成装置は、画像処理を実行するCPUとメカ制御を実行するCPUとがクロック供給回路を共用しており、記録シートを搬送している途中でクロック周波数を変更する際の動作に特徴を有している。
給紙カセット107には記録シートSが収容されており、記録シートSはピックアップローラー108によって1枚ずつ繰り出される。繰り出された記録シートSは、搬送ローラー対109、110によって搬送され、タイミングセンサー111によって先端を検出された後、タイミングローラー対112に到達する。タイミングローラー対112は、2次転写タイミングに合わせて記録シートSを2次転写ニップへ搬送る。
なお、メインCPU204、画像処理サブCPU202及びメカ制御サブCPU201は内部バス220を介して互いに信号を送受信し、また、ROM210、RAM211及びHDD212にアクセスすることができる。
画像形成装置1の電源が投入されると、メインCPU204は、まず、ROM210からブートプログラムを読み出して起動し、次いで、画像処理サブCPU202とメカ制御サブCPU201とを起動する。そして、メインCPU204はHDD212からオペレーティングシステムやアプリケーションプログラムを読み出し、また、画像処理サブCPU202やメカ制御サブCPU201はROM210から制御プログラムを読み出して、何れもRAM211を作業用記憶領域として、プログラムを実行する。
また、タイミングモーター221は、タイミングローラー対112を回転駆動し、転写ベルトモーター222は、中間転写ベルト103を回転走行させる。定着モーター223は定着装置113が備える定着ローラーや排紙前ローラー対116を回転駆動する。切替えモーター224は切替え爪115を揺動させ、反転モーター225は排紙反転ローラー対120を回転駆動する。再給紙モーター226は、ADU搬送ローラー対122〜125を回転駆動する。
また、両面印刷の場合には、当該クロック数から、当該記録シートSが排紙反転ローラー対120に噛み込んで、両面スイッチバックポイント121に到達したと判断されると、反転モーター225による回転駆動を停止する。
その後、反転モーター225の逆回転を開始する際に併せて新たにクロック数の計数を開始し、当該クロック数から、当該記録シートSが再給紙口ポイント127に到達したと判断されると、再給紙モーター226を停止する。これによって、片面印刷を完了した記録シートSの面印刷のタイミングを待つ。
メカ制御サブCPU201から高速化完了を通知されると、画像処理サブCPU202は高負荷の画像処理をする。この画像処理は、例えば、RAM211上に記憶された印刷ジョブデータを参照してなされる。
画像処理サブCPU202が処理負荷の低い画像処理を受け付けた場合には、上と同様の手順に従ってクロック周波数を低速する。
画像処理の負荷が高いと判定され(S403:YES)、かつ、高速状態である場合(S404:NO)や、処理負荷が低いと判定され(S403:NO)、かつ、低速状態である場合(S410:NO)、及びステップS407、S413の処理の後、画像処理サブCPU202は画像処理を実行する(S408)。
当該画像処理は、具体的には、PDLで記述された印刷ジョブデータを参照してビットマップデータに展開する処理である。その後、画像処理を完了したら(S409:YES)、ステップS402に進んで上記の処理を繰り返す。
画像処理サブCPU202から高速化ではなく(S502:NO)、低速化を指示された場合にも(S503:YES)、まずは高速化を指示された場合と同様の処理を実行する。すなわち、記録シートを搬送中である場合には(S509:YES)、画像出力許可タイミングの出力を一時停止する(S510)。さもなければ(S509:NO)、ステップS512へ進む。
その後、安定化サブ処理の実行を完了したら(S705:YES)、画像処理サブCPU202からの指示に応じて、クロック周波数を高速化して(S706)、その完了を画像処理サブCPU202に通知する。(S707)。
画像処理サブCPU202からクロック周波数の低速化を指示された場合にも(S703:YES)、高速化の場合と同様の処理を実行した後(S708、S709)、クロック周波数を低速化して(S710)、その完了を画像処理サブCPU202に通知する(S711)。
次に、メカ制御サブCPU201の動作について更に詳しく説明する。
図9に示されるように、メカ制御サブCPU201は、特徴的な動作として、画像処理サブCPU202からクロック周波数の変更を指示されると(S902:YES、S903:YES)、機内クリーニング処理を実行中である場合には(S904:YES、S908:YES)、実行中のクリーニングサブ処理を続行する。そして、その完了を待って(S905:YES、S909:YES)、さもなければ直ちに(S904:NO、S908:NO)、クロック周波数を高速化(S906)、または低速化し(S910)、その完了を画像処理サブCPU202に通知する(S907、S11)。
図12は、本変形例におけるメカ制御サブCPU201の動作を示すフローチャートである。図12に示されるように、メカ制御サブCPU201は、画像処理サブCPU202からクロック周波数の変更指示を受けると(S1202:YES、S1203:YES)、クロック周波数の変更禁止期間中であるか否かを確認する。変更禁止期間中であるか否かは、ステップS1216において、変更禁止期間が開始されてからの経過時間が所定時間内であるか否かによって判定される。
変更禁止期間中であると判定された場合には(S1204:YES、S1210:YES)、画像処理サブCPU202に変更拒絶を通知する(S1205、S1211)。変更禁止期間中でない場合であって(S1205:NO、S1210:NO)、メカ制御を実行中である場合には(S1206:YES、S1212:YES)、メカ制御を一時的に停止させる(S1207、S1213)。ステップS1207、S1213の処理の後、及びメカ制御を実行していない場合(S1206:NO、S1212:NO)、クロック周波数を変更し(S1208、S1214)、画像処理サブCPU202に完了を通知する(S1209、S1215)。
その後、新たに変更禁止期間を開始し(S1216)、メカ制御を実行中である場合には(S1217:YES)、一時停止したメカ制御を再開する(S1218)。メカ制御を実行中でない場合や(S1217:NO)、ステップS1218の処理の後、ステップS1202に進んで上記の処理を繰り返す。
このようにすれば、クロック周波数が頻繁に変更されるのを防止することができるので、メカ制御が頻繁に中断されることによる処理の遅延を防止することができる。

Claims (9)

  1. 第1のクロック周波数と、第1のクロック周波数よりも低い第2のクロック周波数と、を切り替えてクロック信号を供給するクロック供給回路と、
    前記クロック供給回路から供給されたクロック信号に同期して動作し、画像データを処理する第1のCPUと、
    前記クロック供給回路から供給されたクロック信号に同期して動作し、当該クロック信号に基づく計時処理を行って、前記画像データの処理以外の制御動作において実行される一連の処理における動作タイミングを決定する第2のCPUと、を1つの半導体チップ上に集積したSoCを有する画像形成装置であって、
    前記第1のCPUが実行すべき画像データ処理の処理負荷の高低を判定する負荷判定手段と、
    前記処理負荷が高いと判定されたときは前記第1のクロック周波数に、前記処理負荷が低いと判定されたときは前記第2のクロック周波数に切り替えるようにクロック供給回路を制御する制御手段と、を備え、
    前記第2のCPUは、
    前記計時処理において、クロック周波数の切り替えによって前記動作タイミングが変動しないように計時方法を切り替えると共に、
    クロック周波数の切り替えに先立って、前記制御動作における一連の処理のうちの1つを完了し、当該切替え後に次の処理を開始する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記一連の処理は、画像形成に供される記録シートを排紙位置まで搬送するシート搬送処理であって、
    当該一連の処理のそれぞれは、記録シートを各特定の位置まで搬送して、一旦停止させる処理である
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記特定の位置は、画像転写位置に記録シートを搬送するタイミングをとるためのタイミングローラーのニップに記録シートの先端が当接するときの記録シートの位置である
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 画像形成に供する記録シートを収容するシート収容手段を備え、
    前記シート搬送処理は、前記シート収容手段から記録シートを給紙する給紙処理を含み、
    前記第2のCPUは、
    クロック周波数の切替えに先立って新たな記録シートの給紙を保留し、
    当該切替え後に給紙を開始する
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  5. トナー像を作像する作像ユニットと、
    前記作像ユニットが作像したトナー像が1次転写され、当該トナー像を記録シートへ2次転写する位置まで搬送する中間転写ベルトと、を備え、
    前記一連の処理は、前記中間転写ベルト上の所定位置にトナーパッチを1次転写して行う画像安定化処理である
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記一連の処理は、
    画像形成後に残留するトナーを清掃するクリーニング処理である
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御手段に対して、クロック周波数を切り替える制御をしてから所定の期間内、クロック周波数を切り替える制御を禁止する切替え禁止手段を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  8. 前記負荷判定手段が処理負荷の高低を判定する判定基準として、第1の基準と、第1の基準よりも高い処理負荷を基準とする第2の基準とを有しており、
    前記負荷判定手段は、
    判定時のクロック周波数が第1のクロック周波数であるときには第1の基準を、判定時のクロック周波数が第2のクロック周波数であるときには第2の基準を、用いて処理負荷の高低を判断する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  9. 前記第1のCPUは、前記クロック周波数の切替え後に画像データの処理を開始する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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