JP5658475B2 - ステッピングモータの駆動制御装置及び画像形成装置 - Google Patents

ステッピングモータの駆動制御装置及び画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、ステッピングモータの駆動制御に関する。
従来から、レーザビームプリンタやレ−ザファクシミリ等の画像形成装置に用いられるステッピングモータのドライバ回路が一般的に知られている(特許文献1)。この特許文献1では、相電流を正弦波形状に近似させることで、モータの駆動性能を必要なある一定のレベルを確保しつつも、モータの振動と騒音の改善を図っている。
特開平08−140398号公報
しかしながら、特許文献1の開示によれば、正弦波形状の相電流を生成する上で、複数のトランジスタを用いており、このトランジスタの存在が生産性向上の障壁となっていた。
上記課題に関連し、モータの駆動性能を、必要なある一定のレベルに保持しつつも、励磁電流の切替えに係る部品を簡略化し、生産性を向上させることが要望される。
本発明は、ステッピングモータを駆動させる駆動制御装置として実現できる。駆動制御装置は、所定相のコイルに供給する励磁電流を、第1励磁電流値と、第1励磁電流値より大きい第2励磁電流値と、第2励磁電流値よりさらに大きい第3励磁電流値とで切替えてステッピングモータを駆動させる駆動制御装置であって、ステッピングモータによって第1駆動力を発生させる第1モードでは、供給される励磁電流について、少なくとも第1乃至第3励磁電流値を順次切替え、第1駆動力よりも小さい第2駆動力を発生させる第2モードでは、供給される励磁電流について、第1及び第2励磁電流値を順次切替える駆動制御手段を備え、駆動制御手段は、第2モードでは、励磁電流駆動の1周期の中で、第2励磁電流値を印加した時間が、第1励磁電流値を印加した時間の3/4よりも大きく、且つ5/2よりも小さくなるようなタイミングで励磁電流値を順次切替えることを特徴とする。
本発明によれば、モータの駆動性能を、必要なある一定のレベルに保持しつつも、励磁電流の切替えに係る部品を簡略化し、生産性を向上させることができる。
本発明の実施形態におけるカラーレーザプリンタの構成図である。 本発明の実施形態における回路図である。 本発明の実施形態における真理値表である。 本発明の実施形態におけるモータの原理を示す図である。 本発明の実施形態におけるモータの原理を示す図である。 本発明の実施形態におけるモータの原理を示す図である。 本発明の実施形態における励磁電流波形を示す図である。 本発明の実施形態における動作手順を示すフローチャートである。 本発明の実施形態における励磁電流波形の拡大図である。 本発明の実施形態における励磁電流テーブルを示す図である。 従来例並びに本実施形態の課題及び対策に対応するトルク特性図である。 第1実施形態における、定着モータの最大励磁電流及び負荷トルクの波形の一例を示す図である。 第1実施形態における、給紙モータの最大励磁電流及び負荷トルクの波形の一例を示す図である。 前提技術としての回路図である。 前提技術の励磁電流波形を示す図である。 前提技術のトルク特性図である。
以下に、図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(前提技術)
図11を参照して、本発明の前提となる技術について説明する。図11において、2は、ステッピングモータドライバである。1チップマイクロコンピュータ(以降MPUと記載)207は、ステッピングモータドライバ2との間にIN0、IN1、IN2、IN3とPHA、PHBに接続された6本の信号線で接続されている。そして、ステッピングモータドライバ2と、MPU207と、が協働しステッピングモータ3を制御する制御部として機能する。
IN0、IN1、IN2、IN3は、励磁電流の設定用の入力ピンであり、PHA入力ピンとPHB入力ピンは、それぞれA相とB相の位相を制御するための入力ピンである。またREF入力ピンは、最大電流値を設定するための入力ピンである。このREF入力ピンは、最大励磁電流を設定する状態では、抵抗33と抵抗34で分圧した電圧が印加されている。このときトランジスタ37は、OFF状態である。
MPU207は、励磁電流値を通常状態にするときトランジスタ37をONにする。トランジスタ37がONになると抵抗32は、抵抗34とトランジスタ37のコレクターエミッタ間飽和電圧の約0.2Vオフセットされて接続し、REF端子の電圧値は下がり、ステッピングモータドライバ2の最大励磁電流は、その電圧値に対応して下がる。抵抗31は、トランジスタ37のベース抵抗である。抵抗35は、A相の電流検出用の抵抗であり、36は、B相の電流検出用の抵抗である。
図12は、ステッピングモータ3の励磁電流の波形を示す図である。A(実線)は、A相の励磁電流を表し、B(破線)は、B相の励磁電流を表している。励磁電流を切替えるためのタイミングを決める制御クロックは、1周期16クロックを使っている。ここで制御クロックとは、MPU内部で持っているタイマーのクロックであり、MPUの発振部で水晶発振させているクロックを分周したクロックである。このクロックを使ってMPU内部で割り込みをかけて励磁電流を制御している。起動時及び負荷の大きいタイミング、即ち紙が突入するタイミングでは、トランジスタ37をOFFさせて、大きな励磁電流を供給している。一方、通常駆動時には、トランジスタ37をONさせて、励磁電流を小さくして駆動させている。このように高負荷のタイミングだけ大きな励磁電流を供給し、通常負荷のタイミングでは最大励磁電流値を小さくするので、ステッピングモータとドライバの温度上昇を抑えつつ、高負荷時でもトルク余裕が確保でき、騒音も低下させることができる。
図13は、図12の構成におけるトルク特性図である。縦軸は、トルク(mNm)を表し、横軸は、ステッピングモータの回転速度(pps)を表している。21は、トランジスタ37をOFFさせて、第1励磁電流乃至第3励磁電流で駆動させた場合のトルク特性カーブである。22は、トランジスタ37をONさせて、第1励磁電流乃至第3励磁電流で駆動させた場合のトルク特性カーブである。
これに対し、トランジスタを用いずに上記の駆動性能を実現させたものが以下の実施形態である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について説明する。図1は本実施形態のカラーレーザプリンタの構成図である。401はカラーレーザプリンタ、402は記録紙30を収納するデッキ、403はデッキ402内の記録紙30の有無を検知するデッキ紙有無センサ、404はデッキ402から記録紙30を繰り出すピックアップローラである。405はピックアップローラ404によって繰り出された記録紙30を搬送するデッキ給紙ローラ、406はデッキ給紙ローラ405と対をなし記録紙30の重送を防止するためのリタードローラである。デッキ給紙ローラ405の下流には記録紙30を同期搬送するレジストローラ対407、レジストローラ対407への記録紙30の搬送状態を検知するレジ前センサ408が配設されている。
また、レジストローラ対407の下流には静電吸着搬送転写ベルト(以下、ETBと記す)409を備えたETBユニットが配設されている。ETB409上には次のようにして、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、B(ブラック)の4色のトナー画像からなるカラー画像が形成される。即ち、Y、M、C、Bの4色分のプロセス画像形成カートリッジ410(Y、M、C、B)とスキャナユニット420(Y、M、C、B)からなる画像形成部によって形成された画像が、転写ローラ430(Y、M、C、B)によってETB409上に順次重ね合わせて転写される。その後、ETB409上に形成されたカラー画像は、記録紙30上に転写される。カラー画像が形成された記録紙30は下流に搬送される。下流には定着器437が備えられており、ここで、記録紙30上に転写されたトナー像を熱定着する。定着器437は、内部に加熱用のヒータ432を備えた定着ローラ433と加圧ローラ434の対、定着ローラからの記録紙30を搬送するための、定着排紙ローラ対435を有している。さらに、定着器437からの記録紙の搬送状態を検知する定着排紙センサ436が配設されている。
また、各スキャナユニット420(Y、M、C、B)は、半導体レーザ421(Y、M、C、B)、ポリゴンミラー422(Y、M、C、B)、スキャナモータ423(Y、M、C、B)、結像レンズ群424(Y、M、C、B)より構成されている。半導体レーザ421(Y、M、C、B)は、ビデオコントローラ440から送出される各画像信号に基づいて変調されたレーザ光を発光する。ポリゴンミラー422(Y、M、C、B)とスキャナモータ423(Y、M、C、B)は、各半導体レーザ421(Y、M、C、B)からのレーザ光を各感光ドラム305(Y、M、C、B)上に走査する。そして、各プロセス画像形成カートリッジ410(Y、M、C、B)は、公知の電子写真プロセスに必要な構成を備えている。即ち、感光ドラム305(Y、M、C、B)、帯電ローラ303(Y、M、C、B)現像ローラ302(Y、M、C、B)、トナー格納容器411(Y、M、C、B)を備えている。また、各プロセス画像形成カートリッジ410(Y、M、C、B)は、レーザプリンタ401本体に対して着脱可能に構成されている。さらに、ビデオコントローラ440は、外部装置の一例としてのホストコンピュータ441から送出される画像信号を受け取ると、この画像信号をビットマップデータに展開し、画像形成用の画像信号を生成する。
また、201はレーザプリンタ401の制御手段であるDCコントローラである。このDCコントローラ201は、RAM(一時記憶装置)207a、及びROM(読み出し専用記憶装置)207bを備えたMPU207を有する。ROM207bは、MPU207の制御手順を格納している。さらにDCコントローラ201は、不揮発記憶装置(EEPROM)(不図示)、及び各種入出力制御回路(不図示)等を有する。また、2は、給紙モータ1(紙搬送用モータ)のモータドライバであり、MPU207からの指令信号によって、給紙モータ1の駆動を行う。4は、定着モータ3(画像定着用モータ)のモータドライバである。202は高圧電源(圧電トランス式高圧電源装置)である。この高圧電源202は、各プロセス画像形成カートリッジ410(Y、M、C、B)に対応した帯電高圧電源の制御部(不図示)、現像高圧電源(不図示)を有する。さらに、高圧電源202は、各転写ローラ430(Y、M、C、B)に対応した高電圧を出力可能な圧電トランスを使用した転写高圧電源を有する。
次に、図2を用いて本実施形態の回路構成について説明する。図2は、本実施形態におけるステッピングモータドライバ周辺の回路図である。図11に示した前提技術との相違は、電流切替え用のトランジスタ37及びその周辺抵抗(31、32)が無いことである。
ステッピングモータドライバ2は、ステッピングモータ3を駆動制御するドライバである。ステッピングモータドライバ2のIN0、IN1、IN2、IN3、PHA1、PHB1に接続された6本の信号線の他端は、MPU207に接続されている。IN0、IN1、IN2、IN3は、励磁電流の設定用の入力ピンであり、PHA1入力ピンとPHB1入力ピンは、それぞれA相とB相の位相を制御するための入力ピンである。また、REF入力ピンは、最大電流値を設定するための入力ピンである。このREF入力ピンは、最大励磁電流を設定する状態では、抵抗33と抵抗34で分圧した電圧が印加されている。35は、A相に流す電流を検知するための抵抗である。また、36は、B相に流す電流を検知するための抵抗である。
ステッピングモータドライバ2及びMPU207は、所定相のコイルに供給する励磁電流を、第1励磁電流値と、それより大きい第2励磁電流値と、さらにそれより大きい第3励磁電流値とで切替えてステッピングモータを駆動させる駆動制御装置として機能する。
図3は、ステッピングモータドライバ2の入力ピン(IN0、IN1、IN2、IN3)と励磁電流の関係を表した真理値表である。A相に流す電流値は、IN0とIN1を両方0にすると、最大電流値に対して100%となる。本明細書では、これを第3励磁電流値と称する。IN0を1、IN1を0にすると67%となり、これを第2励磁電流値と称する。IN0を0、IN1を1にすると33%となり、これを第1励磁電流値と称する。IN0を1、IN1を1にすると0%となる。即ち、励磁電流は、0となる。なお、B相の設定電流については、A相のIN0をIN2と読み替え、IN1をIN3と読み替える。
図4A〜Cは、ステッピングモータの原理図である。図4Aは、従来の1−2相励磁方式の励磁電流波形である。Aは、A相、Bは、B相のそれぞれの励磁電流波形である。
図4Bは、電磁石コイル56及び電磁石コイル57と、ロータ55との関係を表した図である。ロータ55は、永久磁石であり、図4BのようにN極とS極がロータ55の周方向に等間隔で着磁されている。また、電磁石コイル56と電磁石コイル57は、+方向に電流が流れるとS極になるように銅線が巻かれている。図4Bは、図4AのステップFの状態を表しており、A相とB相にそれぞれ+67%の励磁電流を供給している。このとき、電磁石コイル56と電磁石コイル57は、S極になるのでA相とB相の中間地点にロータ55の永久磁石N極(N2)が吸引される。
図4Cは、図4Aのステップが進行してステップGとなったときの電磁石コイル56及び電磁石コイル57と、ロータ55との関係を表した図である。A相は、−67%の励磁電流なのでN極に変化し、B相は、+67%の励磁電流なのでBはS極である。そうすると、図4BのN2が矢印Eの方向に回転し、図4CのN2の位置に移動する。これを順次ステップ毎に繰り返すことにより、ステッピングモータは、回転する。なお、本実施形態における定着モータ3のステップ角度は、2相励磁で7.5°である。よって、本実施形態の1−2相励磁では、ステップ角は、3.75°となる。
図5は、本実施形態におけるステッピングモータに供給する励磁電流の波形を説明する図である。縦軸は、励磁電流値であり、横軸は、クロック(以下、単にクロックと記載する)である。図5において、起動時及び紙突入時は、TrONの左側に対応し、通常駆動時は、TrONの右側に対応する。また、比較のため上から順に、従来例の波形(グラフ5a)と、本実施形態の課題となる波形(グラフ5b)と、本実施形態における課題を解決するための波形(グラフ5c)とを示す。
従来は、トランジスタを用いて、励磁電流波形(グラフ5a)を実現していた。これに対し、トランジスタを除く改良を加えると、励磁電流波形(グラフ5b)となる。グラフ5bによれば、トランジスタを除く改良を加えた場合には、トランジスタを用いずに振動及び温度上昇の低減を実現するために、通常時には第1励磁電流及び第2励磁電流のみを用いて、従来例と同じタイミングで電流値の切替えを行う。このように駆動制御を行った場合は、MPU207の負荷は従来例と変らないものの、通常状態でトルクのマージンが少なくなる。なお、トルクのマージンとは、ステッピングモータの発生可能なトルクが、現在生じているトルクに対してどれだけ大きいかを示すものである。従って、ステッピングモータの発生可能なトルクが小さくなれば、それに連動しトルクのマージンも小さくなる。また、トルクのマージンが少なくなる、ステッピングモータの発生可能なトルクが小さくなると言い換えることもできる。
そして、最も下のグラフ5cは、グラフ5bのトルクの問題を改良した、本実施形態における励磁電流波形を示している。ここでは、励磁電流波形を、2A(実線)2B(破線)に表わされる切替えタイミングで制御して、ステッピングモータを駆動する。本実施形態では、定着モータ3の起動時及び記録紙30の突入時等の必要となるステッピングモータの駆動力が大きいモード(第1駆動力を発生させる第1モード)、即ち高負荷モードでは、第1乃至第3励磁電流値を段階的に順次切替えて励磁を行う(図5においてTr.ONより左側)。
一方、必要となる駆動力が比較的小さい、通常駆動モード(第2駆動力を発生させる第2モード)、即ち低負荷モードでは、第1励磁電流値と第2励磁電流値と励磁電流ゼロとを切替える。より具体的には、電流変化形状が全体として正弦波に近似するようなタイミング(即ち、従来例と異なるタイミング)で、励磁電流値を順次切替えて、ステッピングモータを駆動させる。このため本実施形態では、MPU207は、1周期のクロックを従来の16から128に拡大させ、通常時の制御ステップを正弦波に近づけられるようにする。より具体的には、低負荷モードにおいて、励磁電流駆動の1周期の中で、第2励磁電流値を印加する時間が、第1励磁電流値を印加する時間の3/4よりも大きく、且つ5/2よりも小さくなるようなタイミングで励磁電流値を切替える。
なお、グラフ5bの通常駆動時の励磁電流波形では、第2励磁電流値を印加する時間が、第1励磁電流値を印加する時間の3/4である場合について示している。また、グラフ5bにおいて、第2励磁電流値(67%)の印加時間を両側夫々で1クロックずつ(1周期16クロックの前提)延長した場合は、第2励磁電流値を印加する時間が、第1励磁電流値を印加する時間の5/2である場合に相当する。
また、第1乃至第3励磁電流で励磁を行う制御(第1モード)から通常時の第1励磁電流と第2励磁電流で切替える制御(第2モード)への移行は、励磁電流値の状態が所定の状態になっているときのクロック(タイミング)で行う。詳細については後述するが、モード切替えに対応するクロックには、モード変換前と変換後とで、A相、B相の励磁電流値の比が同じになるクロック(タイミング)を具体的に適用することができる。図7Aでは、その一例として、0番目、即ち128番目のクロックでモードを切替えている。
次に、ステッピングモータの駆動モードを切替える処理について説明する。図6は、そのフローチャートである。各ステップの処理は、MPU207及びステッピングモータドライバ2の何れかにより、或いは双方が協働することにより実行される。
まず最初に、ステップS101において、最大電流が100%設定の励磁電流制御テーブルを用いて制御を行う。ここで、第1ステップは、0.2秒間ホールドさせる(ステップS102)。
その後、制御テーブルを設定して加速シーケンスを行う(ステップS103)。設定速度になったら定速シーケンスを行う(ステップS104)。
そして、ステップS105で、低負荷モードへの移行指示があったか否かを判定する。例えば、後述の図9における励磁電流値を435mAに設定している期間が低負荷モードに対応する。低負荷モードへ移行する指示があったら(ステップS105でYES)、電流低減ビットに1を立てる(ステップS106)。その後、ステップS107で128番目のクロック(0番目のクロック)になったか否かを判定する。このステップS107では、励磁電流値の状態が所定の状態になったか否かをクロックをパラメータに判定している。ここで、監視しているクロックが所定状態の励磁電流値になった場合に、高負荷モードから低負荷モードへの切替えがなされる。
そして、128番目のクロック(0番目のクロック)になったところで(ステップS107でYES)、最大電流が67%設定の励磁電流制御テーブルを用いて制御を行う(ステップS108)。なお、このS108で参照される制御テーブルは後述の図7Bに示されている。
その後、ステップS109で、高負荷モードへの移行指示があったか否かを判定する。例えば、後述の図9で説明する定着モータ3の起動タイミングや、記録紙30の定着部への突入タイミングの前に高負荷モードへの移行指示が発生する。高負荷モードへ移行する指示があったら(ステップS109でYES)、電流低減ビットを0にする(ステップS110)。
その後、ステップS111で128番目のクロック(0番目のクロック)になったか否かを判定する。そして、128番目のクロック(0番目のクロック)になったところで(ステップS111でYES)、最大電流を100%設定の制御テーブルで制御を行う(ステップS112)。このステップS111でも、先のステップS107と同様に、励磁電流値の状態が所定の状態になったか否かをクロックをパラメータに判定している。
もし、S109の判定結果が高負荷モードへ移行するタイミングで無いときは、次に減速の指示があったか否かを判定する(ステップS113)。このとき減速の指示が有った場合は、減速シーケンスを行い(ステップS115)モータを停止させる(ステップS116)。
S114で、紙詰まりやドアオープン等で緊急停止させる必要がある場合には、緊急停止する際の騒音が大きくなることより、安全を重視して、減速シーケンスを省略してS116へ進み、直ぐに停止させる。
S114の判定結果が緊急停止で無い場合には、S109へ戻る。S109の判定結果が高負荷タイミングとなったときは、電流低減ビットを0にする(S110)。
そして、128番目のクロック(0番目のクロック)になったところで(S111)、最大電流を100%設定の制御テーブルで制御を行う(S112)。その後S105へ移行して、低負荷となるタイミングを待つ。
ここでもし、S106の直後に128番目のクロックを待たずに直ぐに最大電流100%設定から最大電流67%設定に切替えるなど、任意のタイミングでテーブルを切替えると脱調が起き易くなる。これは、励磁電流値の状態が一定条件から外れるときのクロックで励磁電流制御テーブルを切替えると、トルクマージンが下がり、脱調が起き易くなるからである。以下、そのことについて図7Aを用いて詳しく説明する。
図7Aの24クロックから32クロックは、起動時及び紙突入時(高負荷モード時)は、B相励磁電流が0でA相が励磁電流100%である。また、通常駆動時(低負荷モード時)は、B相励磁電流が0でA相が励磁電流67%である。また別の例では、43クロックから46クロックは、起動時及び紙突入時(高負荷モード時)は、A相B相共に励磁電流が67%である。また、通常駆動時(低負荷モード時)は、A相B相共に励磁電流が33%である。A相のステータ(電磁石コイル56)がロータ55を吸引する力と、B相のステータ(電磁石コイル57)がロータ55を吸引する力と、のバランスについて、変換前のテーブルから求められる励磁電流値によるバランスと、変換後のテーブルから求められる励磁電流値によるバランスとで、同じになる場合には、切替え後も十分なトルクマージンを確保できる。このことは、高負荷モードから低負荷モードへの切替え、及び低負荷モードから高負荷モードへの切替え、の双方について言えることである。
一方で、外部からの割り込みで即時に切替えるようにして、34クロックから39クロックでその割り込みが入ってきた場合は、起動時及び紙突入時(高負荷モード時)は、B相励磁電流が33%でA相がその3倍の励磁電流100%である。通常駆動時(低負荷モード時)は、B相励磁電流が33%でA相がその2倍の励磁電流67%である。このように、A相のステータ(電磁石コイル56)がロータ55を吸引する力と、B相のステータ(電磁石コイル57)がロータ55を吸引する力と、のバランスについて、変換前のテーブルから求められる励磁電流値によるバランスと、変換後のテーブルから求められる励磁電流値によるバランスとが大幅に異なる場合には、切替え後に十分なトルクマージンを確保できなくなる。なお、モードの切替え前後での吸引力のバランスが違うと、ステッピングモータの挙動が不安定になり、これが、十分なトルクマージンが確保できなくなる原因であることが確認されている。このことは、高負荷モードから低負荷モードへの切替え、及び低負荷モードから高負荷モードへの切替え、の双方について言えることである。
そこで、図6のフローチャートにおける処理では、安定して励磁電流制御テーブルを切替えることが可能な所定のクロック(128クロック)において、テーブルを切替える。このようにすることで、MPU207の処理負荷を軽減できたり、ソフトウェアをシンプル化できたり、ソフトウェアを格納する為のROM容量を小さくできるという効果を得ることが出来る。他方、MPU207の負荷を大きくして、他のクロックで切替えたとしても、1周期は、128クロックであり、時間にすると0.05秒程度である。最大この時間分だけ犠牲にしてもよければ、この処理で実質問題ない。
一方、上述したように、低負荷モード及び高負荷モードの何れかのモードの励磁電流制御テーブルから、他方のモードの励磁電流制御テーブルへ、安定してテーブルを切替えることが可能な区間は複数存在する。各区間における何れかのクロックを複数の候補とすることができる。図7Aの例では、24クロックから32クロックまでの区間、及び43クロックから46クロックまでの区間が、ステッピングモータ3の駆動モードを安定して切替えることが可能な複数の区間に相当する。そして、夫々の区間における任意のクロックをモード切替の候補クロックとすることができる。従って、ステッピングモータ3の駆動モードの切替えの指示があったときに(例えばステップS105でYES)、該指示の後、最初に到来する区間を選択し、その選択された区間に含まれる何れかのタイミング(クロック)まで待機するようにしても良い。こうすれば、上述の効果に加え、モードの切り替えに要する時間をより短縮できるという効果を得ることができる。
次に、図7A、Bを用いて説明する。本実施形態では、MPU207は、1周期のクロックを、従来の16から128に拡大させて通常時の制御ステップを正弦波に近づけられるようにする。そして通常駆動時には、電流値変更タイミングの最小間隔(例えば1/128)を、高負荷時(例えば1/16)の1/n(例えば1/8)とする。
ここでは、通常駆動時のA相では、第1励磁電流から第2励磁電流への切替えを第16クロックで行い、第2励磁電流から第1励磁電流への切替えを第48クロックで行う。また、第1励磁電流から励磁電流OFFへの切替えを第56クロックで行う。
図7Bは、最大電流が67%設定の、低負荷モードにおける励磁電流制御テーブルの一例を示す図である。上述のように、本実施形態では、MPU207がこのテーブルを参照することで、適切なタイミングで励磁電流値の切替えを実行する場合を、励磁電流の駆動制御の一例として示している。本実施形態において、この図7Bに示すテーブルは、上に説明した図6のフローチャートのS108、S115等で、MPU207により制御のために参照される。具体的には、MPU207は、低負荷モード用(第2モード用)に、当該テーブルに基づいて、第1及び第2励磁電流値の切替えタイミングを設定する第2設定を行う。そして、低負荷モードにおいて、当該設定に従って励磁電流値を切替える制御を行う。一方、不図示ではあるが、図7Bの最大電流が100%設定の励磁電流制御テーブルも実際には存在する。MPU207は、高負荷モードについても、低負荷モードと同様に、高負荷モード用(第1モード用)に、このテーブルに基づいて第1設定を行うとともに、当該設定に従って励磁電流値の切替えを行う。なお、本実施形態のようなテーブルを用いた駆動制御以外に、例えば、励磁電流の変化の形状を全体として正弦波に近似させることが可能な関数を用いることにより、励磁電流の切替えを実行してもよい。その場合、MPU207は、当該関数に基づいて、上記の第1設定及び第2設定を行えばよい。
以下、図7Bの詳細を説明すると、Aout(%)は、A相の最大励磁電流の割合であり、Bout(%)は、B相の最大励磁電流の割合である。−の値は、ドライバへの吸い込み電流である。IN0、IN1は、A相の電流制御入力であり、PHA1は、励磁電流のドライバからの吐き出し方向か吸い込み方向かを表す。また、IN2、IN3は、B相の制御入力であり、PHB1は、励磁電流のドライバからの吐き出し方向か吸い込み方向かを表す。制御入力表中の“1”は、“H”レベルを表し、“0”は、“L”レベルを表す。
図8は、従来例及び本実施形態の課題及び対策を示したトルク特性図である。縦軸は、トルク(mNm)を表し、横軸は、ステッピングモータのパルスステップ速度(pps)を表している。24は、本実施形態における、第2励磁電流と第3励磁電流を1周期16ステップクロックで切替えて駆動させた場合のトルク特性カーブである(図5の1A及び1Bの通常駆動部分)。23は、第2励磁電流と第3励磁電流が正弦波上に近くなる1周期128ステップクロックで切替えて駆動させた場合のトルク特性カーブである(図5の2A及び2Bの通常駆動部分)。トルク特性カーブ24より、切替えタイミングを正弦波に合せて変えた場合のトルク特性カーブ23の方が、ステッピングモータのトルクが大きくなっていることがわかる。
(定着モータへの応用)
図9は、本実施形態における定着モータ3の最大励磁電流及び負荷トルクの波形の一例を示す図である。なお、定着モータとは、定着器437の定着ローラ433や加圧ローラ434等の定着器437に係る部材を駆動する為のモータである。
図9においては、縦軸がトルク(mNm)を表し、横軸は時間(s)を表す。13は、最大励磁電流値を表し、14は、負荷トルクのデータを表している。最大励磁電流値は、起動のタイミングと記録紙30が定着ローラ433と加圧ローラ434の対に噛む直前に650mAに設定するために、第1乃至第3励磁電流で励磁を行う。その他の通常回転させているタイミングでは、435mAに設定するために第2励磁電流と第3励磁電流が正弦波上に近くなるタイミングで切替えている。言い換えると、図5のグラフ5cに示される如く、MPU207は、低負荷モードにおいて、励磁電流駆動の1周期の中で、第2励磁電流値を印加した時間が、第1励磁電流値を印加した時間の3/4よりも大きく、且つ5/2よりも小さくなるようなタイミングで励磁電流値を切替えている。
(給紙モータへの応用)
図10は、本実施形態における給紙モータ1の最大励磁電流及び負荷トルクの波形の一例を示す図である。縦軸がトルク(mNm)を表し、横軸は、時間(s)である。太線は、最大励磁電流値を表し、細線は、負荷トルクのデータを表している。
予備回転開始時に最大励磁電流の450mAに設定する。2.5秒後に停止させ、給紙開始タイミングで再度、最大励磁電流の450mAに設定する。記録紙30がレジセンサ408の位置にくると一旦停止させる。その後、画像形成を行い、感光ドラム305Y上のトナー画像が記録紙30の先端と一致するタイミングになったときに再給紙するために最大励磁電流の450mAに設定する。転写位置まで紙の先端が到達したタイミングが過ぎたところで、転写ローラ430Yと感光ドラム305Yに記録紙30が搬送されるので給紙モータ1の負荷が軽くなるため、励磁電流を300mAに減らす。記録紙30の後端がレジストローラ対407を抜けたタイミングで停止させる。
励磁電流波形は、図5の波形2A及び波形2Bと同じである。このように給紙モータ1にも本発明を適用することにより、給紙モータ1とモータドライバ2の温度上昇を抑えつつ、給紙モータ1のトルク余裕も確保できる。
以上の通り、本実施形態によれば、モータの駆動性能を必要なある一定のレベルに保持しつつも、電流設定を切替えに係る部品であるトランジスタを用いることなく、生産性の向上を図ることができる。
また、図5において、グラフ5cによれば、グラフ5bの場合と比べて、励磁電流が正弦波に近い形状を描くタイミングでMPU207が励磁電流を切替えており、小さい励磁電流で効率的にモータの駆動性能を維持できる。つまり、グラフ5cの場合は、グラフ5bの場合と比べて、モータトルクが大きくなるように制御でき、トルクのマージンを確保できる。また通常時(低負荷モード)には、最大の励磁電流値を小さくするので、騒音と振動の問題発生を防止できる。
また、本実施形態の、低負荷モードにより、騒音や振動問題ばかりでなく、温度上昇の問題発生を防止できる。
(他の実施形態)
第1実施形態では、バイポーラ接続のステッピングモータを例に挙げた。しかしながら、ユニポーラ接続のステッピングモータで励磁電流を切替える場合でも、MPUの制御クロック数を増やし、励磁電流が正弦波に近い形状を描くタイミングで、励磁電流を切替える制御を行うことで同様の効果が得られる。
また、上述の説明では、ステッピングモータによる駆動力が大きい第1モードでは、各相のコイルに供給する励磁電流(励磁電流ゼロ以外)について、第1乃至第3励磁電流値を切替えるよう説明してきた。また、通常駆動モード(第2モード)では、各相のコイルに供給する励磁電流(励磁電流ゼロ以外)について、第1及び2励磁電流値を切り替えるよう説明してきた。しかし、本発明はこれらに限定されない。例えば、第1モードにおいては、各相のコイルに供給する励磁電流(励磁電流ゼロ以外)について、少なくとも第1乃至第3励磁電流値を切り替えればよく、他の励磁電流値を更に設けても良い。
具体的には、例えば図3で説明したステッピングモータドライバ2の入力ピン数を(IN0〜IN3)から2本増加することで(IN0〜IN5)とする。そしてA相、B相の夫々について、MPU207から励磁電流値を3ビットで指示するようにすればよい。これにより、67%及び100%、或いはその他の上述した何れかの励磁電流値間に、他の励磁電流値を設けることが出来る。このようにすることでも、同様の効果が得られることは明らかであろう。

Claims (6)

  1. 所定相のコイルに供給する励磁電流を、第1励磁電流値と、該第1励磁電流値より大きい第2励磁電流値と、該第2励磁電流値よりさらに大きい第3励磁電流値とで切替えてステッピングモータを駆動させる駆動制御装置であって、
    前記ステッピングモータによって第1駆動力を発生させる第1モードでは、前記供給される励磁電流について、少なくとも前記第1乃至第3励磁電流値を順次切替え、
    前記第1駆動力よりも小さい第2駆動力を発生させる第2モードでは、前記第1及び第2励磁電流値を順次切替える駆動制御手段を備え、
    前記駆動制御手段は、前記第2モードでは、前記供給される励磁電流について、励磁電流駆動の1周期の中で、前記第2励磁電流値を印加した時間が、前記第1励磁電流値を印加した時間の3/4よりも大きく、且つ5/2よりも小さくなるようなタイミングで励磁電流値を順次切替えることを特徴とするステッピングモータの駆動制御装置。
  2. 前記第1モード用に、前記第1乃至第3励磁電流値の切替えタイミングを設定する為の第1設定手段と、
    前記第2モード用に、前記第1及び第2励磁電流値の切替えタイミングを設定する為の第2設定手段とを備え、
    前記駆動制御手段は、前記第1モードでは、前記第1設定手段により設定された切替えタイミングにおいて、前記第2モードでは、前記第2設定手段により設定された切替えタイミングにおいて、励磁電流値の切替えを行なうことを特徴とする請求項1に記載のステッピングモータの駆動制御装置。
  3. 前記第1モード及び前記第2モードの何れかのモードから他方のモードに切替えるタイミングを、前記ステッピングモータのロータとステータとの間に発生する吸引力の、モードの切替え前後でのバランスを考慮した複数の候補から選択する選択手段を備え、
    前記駆動制御手段は、前記選択手段により選択されたタイミングに従い、前記他方のモードに切替え、励磁電流値を印加することを特徴とする請求項1又は2に記載のステッピングモータの駆動制御装置。
  4. 前記第1モード及び前記第2モードの何れかのモードから他方のモードへ切替える場合に、励磁電流値が所定の状態になったか否かを判定する判定手段を有し、
    前記駆動制御手段は、前記判定手段により前記励磁電流値が前記所定の状態になったと判定されると、前記他方のモードによる励磁電流値の切替えを開始することを特徴とする請求項1に記載のステッピングモータの駆動制御装置。
  5. 請求項1乃至4の何れか1項に記載の駆動制御装置と、
    前記駆動制御装置によって制御された紙搬送用のモータと、
    を備えたことを特徴とした画像形成装置。
  6. 請求項1乃至4の何れか1項に記載の駆動制御装置と、
    前記駆動制御装置によって制御された画像定着用のモータと、
    を備えたことを特徴とした画像形成装置。
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