JP2015018891A - 積層セラミックコンデンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】容量形成に寄与しないダミー電極層又は金属層をコンデンサ本体内に設けることなく、撓み強度を向上できる積層セラミックコンデンサを提供する。【解決手段】積層セラミックコンデンサ10のコンデンサ本体11は、セラミックス製の保護部11aと、複数の内部電極層11b1がセラミック層11b2を介して積層された容量形成部11bと、セラミックス製の非容量形成部11cを、積層方向一側から他側に向かって保護部11a−容量形成部11b−非容量形成部11c−容量形成部11b−保護部11aの順に有しており、各保護部11aの積層方向厚さをT2とし、各容量形成部11bの積層方向厚さをT3とし、非容量形成部11cの積層方向厚さをT4としたとき、該T2〜T4はT2<T3≰T4の関係にある。【選択図】図1

Description

本発明は、積層セラミックコンデンサに関する。
積層セラミックコンデンサは、一般に、積層構造のコンデンサ本体と、該コンデンサ本体の相対する端部それぞれに設けられた外部電極を備えている。コンデンサ本体は、複数の内部電極層がセラミック層を介して積層された容量形成部と、該容量形成部の積層方向両側に配されたセラミックス製の保護部を有している。また、複数の内部電極層の一部の端縁は一方の外部電極に接続され、残部の端縁は他方の外部電極に接続されている。
この種の積層セラミックコンデンサには、回路基板等に実装する際に受ける応力や実装後の熱衝撃等を原因として受ける応力に対抗するために、それ相応の撓み強度が必要とされている。因みに、この撓み強度は、一般に、基板の一面に積層セラミックコンデンサをハンダ付けした後、該基板の一面を駒で支えた状態でその他面のコンデンサハンダ付け箇所に相当する部位をジグにより一定速度で下側に押圧して変形させ、該変形過程で積層セラミックコンデンサに所定%以上の容量低下が生じたときのジグの押し込み量(単位はmm)によって表されている。
下記特許文献1及び2には、積層セラミックコンデンサの撓み強度向上に利用可能な構造が開示されている。しかしながら、何れも、容量形成に寄与しないダミー電極層又は金属層をコンデンサ本体内に設けたものであるため、コンデンサ本体の構造が複雑化してしまう。
特開平07−335473号公報 特開平08−181032号公報
本発明の目的は、容量形成に寄与しないダミー電極層又は金属層をコンデンサ本体内に設けることなく、撓み強度を向上できる積層セラミックコンデンサを提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明は、積層構造のコンデンサ本体と、該コンデンサ本体の相対する端部それぞれに設けられた外部電極を備えた積層セラミックコンデンサであって、前記コンデンサ本体は、セラミックス製の保護部と、複数の内部電極層がセラミック層を介して積層された容量形成部と、セラミックス製の非容量形成部を、積層方向一側から他側に向かって保護部−容量形成部−非容量形成部−容量形成部−保護部の順に有しており、前記各保護部の積層方向厚さをT2とし、前記各容量形成部の積層方向厚さをT3とし、前記非容量形成部の積層方向厚さをT4としたとき、該T2〜T4はT2<T3≦T4の関係にある。
本発明によれば、容量形成に寄与しないダミー電極層又は金属層をコンデンサ本体内に設けることなく、撓み強度を向上できる積層セラミックコンデンサを提供することができる。
本発明の前記目的及び他の目的と、各目的に応じた特徴と効果は、以下の説明と添付図面によって明らかとなる。
図1は本発明を適用した積層セラミックコンデンサの基本構造を示す縦断面である。 図2は図1に示した積層セラミックコンデンサの製法例を説明するための図である。 図3は効果検証用のサンプル1〜23の仕様及び検査結果を示す図である。
《積層セラミックコンデンサの基本構造》
先ず、図1を引用して、本発明を適用した積層セラミックコンデンサ10の基本構造について説明する。
積層セラミックコンデンサ10は、略直方体状を成す積層構造のコンデンサ本体11と、該コンデンサ本体11の長さ方向端部それぞれに設けられた外部電極12を備えている。
コンデンサ本体11は、セラミックス製の保護部11aと、複数の内部電極層11b1がセラミック層11b2を介して積層された容量形成部11bと、セラミックス製の非容量形成部12cを、積層方向一側から他側に向かって、保護部11a−容量形成部11b−非容量形成部11c−容量形成部11b−保護部11aの順に有している。因みに、図1中のLは積層セラミックコンデンサ10を長さを示し、T1はコンデンサ本体11の積層方向厚さを示し、T2は各保護部11aの積層方向厚さを示し、T3は各容量形成部11bの積層方向厚さを示し、T4は非容量形成部11cの厚さを示し、T5はT2とT3の和を示す。
各保護部11aの積層方向厚さT2の基準値は同じであり、各容量形成部11bの積層方向厚さT3の基準値は同じであり、各内部電極層11b1の厚さの基準値は同じであり、各セラミック層11b2の厚さ(内部電極層11b1に挟まれた部分の厚さ)の基準値は同じである。各内部電極層11b1の輪郭は矩形状(図2を参照)を成していて、該輪郭を規定する寸法の基準値は同じである。各内部電極層11b1は長さL方向に交互にずれていて、一部(図1中の上から奇数番目)の端縁は一方(図1中の左側)の外部電極12に接続され、残部(図1中の上から偶数番目)の端縁は他方(図1中の右側)の外部電極12に接続されている。
各保護部11aと各セラミック層11b2と非容量形成部11cは同一材料から成り、該材料にはチタン酸バリウム、チタン酸ストロンチウム、チタン酸カルシウム、チタン酸マグネシウム、ジルコン酸カルシウム、チタン酸ジルコン酸カルシウム、ジルコン酸バリウム、酸化チタン等の誘電体セラミックス、好ましくはε>1000又はクラス2(高誘電率系)の誘電体セラミックスが用いられている。各内部電極層11b1は同一材料から成り、該材料にはニッケル、銅、パラジウム、白金、銀、金、これらの合金等の金属が用いられている。
各外部電極12は、コンデンサ本体11の長さ方向端面と該端面と隣接する4側面の一部をそれぞれ覆っている。図示を省略したが、各外部電極12は、コンデンサ本体11の外面に密着した下地膜と該下地膜の外面に密着した表面膜との2層構造、或いは、下地膜と表面膜との間に少なくとも1つの中間膜を有する多層構造を有している。下地膜は例えば焼付け金属膜から成り、その材料にはニッケル、銅、パラジウム、白金、銀、金、これらの合金等の金属が用いられている。表面膜は例えばメッキ金属膜から成り、その材料にはスズ、パラジウム、金、亜鉛等の金属が用いられている。中間膜は例えばメッキ金属膜から成り、その材料には白金、パラジウム、金、銅、ニッケル等の金属が用いられている。
《積層セラミックコンデンサの製法例》
次に、図2を引用して、前記積層セラミックコンデンサ10の製法例について説明する。
最初に、前記誘電体セラミックスの粉末を含有したセラミックスラリーを塗工し乾燥して第1シートS1を用意すると共に、前記金属の粉末を含有した電極ペーストを該第1シートS1上に印刷し乾燥して電極パターンEPを形成した第2シートS2及び第3シートS3を用意する。第2シートS2及び第3シートS3は、各内部電極層11b1が長さL方向に交互にずれている形態(図1を参照)が得られるように、電極パターンEPの位置がずれている。
続いて、第1シートS1を複数枚積み重ね、その上に第3シートS3と第2シートS2を交互に複数枚積み重ね、その上に第1シートS1を複数枚積み重ね、その第3シートS3と第2シートS2を交互に複数枚積み重ね、その上に第1シートS1を複数枚積み重ね、全体を熱圧着してシート積層物を作製する。
続いて、シート積層物をカットして、コンデンサ本体11対応の未焼成チップを作製する。尚、図2には1個のコンデンサ本体11に対応した層構成を示してあるが、実際の第1〜第3シート及びシート積層物は多数個取りに対応したものであるため、前記電極パターンEPはマトリクス配列や千鳥配列で形成され、多数個取り可能なシート積層物をカットすることによって未焼成チップが作製される。
続いて、未焼成チップを前記セラミックスラリー及び前記電極ペーストに応じた雰囲気及び温度プロファイルで焼成(脱バインダ処理を含む)する。
続いて、焼成チップの長さ方向端部それぞれに前記電極ペーストを塗布し焼き付けて下地膜を作製し、該下地膜上に電解メッキによって表面膜、或いは、中間膜及び表面膜を作製する。因みに、下地膜は、未焼成チップの長さ方向端部それぞれに前記電極ペーストを塗布し乾燥した後、これを未焼成チップと同時焼成することによって作製することもできる。
《サンプル1〜23の仕様》
次に、図3を引用して、効果検証用のサンプル1〜23の仕様について説明する。
サンプル1〜23は、何れも、前記積層セラミックコンデンサ10と同等の構造を有し、且つ、前記製法例に準じて作製されたものであって、
・各保護部11a、各セラミック層11b2及び非容量形成部11cにチタン酸バリウム が用いられている点
・各内部電極層11b1にニッケルが用いられている点
・各外部電極12がニッケルを用いた下地膜、銅を用いた中間膜及びスズを用いた表面膜 の3層構造を有している点
・各外部電極12の厚さの基準値が0.01mmである点
で共通する。
サンプル1〜23の非共通点は、
・サンプル1〜8の長さLの基準値が1.00mmで、サンプル9〜16の長さLの基準 値が0.60mmで、サンプル17〜23の長さLの基準値が0.40mmである点
・サンプル1〜8の各容量形成部11b(T3は0.10mm)が52層の内部電極層1 1b1(厚さは1μm)と51層のセラミック層11b2(厚さは1μm)を有し、サ ンプル9〜16の各容量形成部11b(T3は0.06mm)が32層の内部電極層1 1b1(厚さは1μm)と31層のセラミック層11b2(厚さは1μm)を有し、サ ンプル17〜23の各容量形成部11b(T3は0.04mm)が22層の内部電極層 11b1(厚さは1μm)と21層のセラミック層11b2(厚さは1μm)を有する 点
・各外部電極12の回り込み部分の(コンデンサ本体11の4側面の一部を覆う部分)の 長さLに沿う寸法の基準値が、サンプル1〜8が0.25mmで、サンプル9〜16が 0.15mmで、サンプル17〜23が0.10mmである点
にある。他の非共通点は、図3の[T1(mm)]欄、[T2(mm)]欄、[T3(mm)]欄、[T4(mm)]欄、及び[T5(mm)]欄に示した通りである。
《サンプル1〜23の検査方法》
次に、図3の[撓み強度]欄の数値を導き出した検査方法と、[クラック発生]欄の数値を導き出した検査方法について説明する。
図3の[撓み強度]欄には、サンプル1〜23(各々10個)それぞれをJIS−C−6484準拠のガラスエポキシ基板の一面にハンダ付けした後、該ガラスエポキシ基板の一面におけるサンプルハンダ付け箇所から両側45mmのところを駒で支えた状態でその他面におけるサンプルハンダ付け箇所に相当する部位をジグ(押圧部が曲率半径230mmの曲面から成るもの)で0.5mm/secの一定速度で下側に押圧して変形させ、該変形過程でサンプルに12.5%以上の容量低下が生じたときのジグの押し込み量(単位はmm)を記してある。
図3の[クラック発生]欄には、サンプル1〜8(Lは1.00mm)の実用上の撓み強度標準が5.0mmで、サンプル9〜16(Lは0.60mm)の実用上の撓み強度標準が5.0mmで、サンプル17〜23(Lは0.40mm)の実用上の撓み強度標準が5.0mmであることを踏まえ、前記撓み強度検査においてジグの押し込み量を各々の撓み強度標準の2倍値としたときにサンプル1〜23(各々10個)それぞれのコンデンサ本体11にクラックを生じた数nをn/10で記してある。
《サンプル1〜23の検査結果及びその考察》
図3の[T1]欄はサンプル1〜23のコンデンサ本体11の積層方向厚さを示し、[T2]欄はサンプル1〜23の各保護部11aの積層方向厚さを示し、[T3]欄はサンプル1〜23の各容量形成部11bの積層方向厚さを示し、[T4]欄はサンプル1〜23の非容量形成部11cの厚さを示す。
図3の[撓み強度]欄の数値及び[クラック発生]欄の数値からすると、サンプル1〜8のうちのサンプル3、4、6、7及び8は、各々の撓み強度が前記撓み強度標準(5.0mm)以上で、且つ、各々のクラック発生も10/10を下回っており、該サンプル3、4、6、7及び8は、何れも、T2<T3≦T4の関係を満足している。サンプル9〜16のうちのサンプル11、12、14、15及び16は、各々の撓み強度が前記撓み強度標準(5.0mm)以上で、且つ、各々のクラック発生も10/10を下回っており、該サンプル11、12、14、15及び16は、何れも、T2<T3≦T4の関係を満足している。サンプル17〜23のうちのサンプル19、20、22及び23は、各々の撓み強度が前記撓み強度標準(5.0mm)以上で、且つ、各々のクラック発生も10/10を下回っており、これらサンプル19、20、22及び23は、何れも、T2<T3≦T4の関係を満足している。換言すれば、T2<T3≦T4の関係を満足していれば、実用に供する優れた撓み強度を確保できると言える。要するに、容量形成に寄与しないダミー電極層又は金属層をコンデンサ本体11内に設けることなく、撓み強度を向上できる積層セラミックコンデンサ10を提供することができる。
図3の[T2/T1]欄、[T4/T1]欄、[T5/T1]欄、及び[T2/L]欄は、前記関係にT2、T3及びT4が関与していることに照らして、
・T2/T1(保護部11aの積層方向厚さ/コンデンサ本体11の積層方向厚さ)
・T4/T1(非容量形成部11cの厚さ/コンデンサ本体11の積層方向厚さ)
・T5/T1(保護部11aの積層方向厚さ+容量形成部11bの積層方向厚さ/コンデ ンサ本体11の積層方向厚さ)
・T2/L(保護部11aの積層方向厚さ/積層セラミックコンデンサ10を長さ)
の傾向を把握するために作成したものである。因みに、サンプル1〜8のT3は同一数値(0.10mm)であり、サンプル9〜16のT3も同一数値(0.06mm)であり、サンプル17〜23のT3も同一数値(0.04mm)であることから、T3/T1の代わりにT5/T1を採用している。
図3の[T2/T1]欄の数値からすると、前記サンプル3、4、6、7及び8は、何れも、T2/T1≦19/100の関係を満足している。前記サンプル11、12、14、15及び16は、何れも、T2/T1≦19/100の関係を満足している。前記サンプル19、20、22及び23は、何れも、T2/T1≦19/100の関係を満足している。換言すれば、前記関係に加えてT2/T1≦19/100の関係を満足していれば、実用に供する撓み強度を確保できると言える。
また、図3の[T4/T1]欄の数値からすると、前記サンプル3、4、6、7及び8は、何れも、T4/T1≧21/100の関係を満足している。前記サンプル11、12、14、15及び16は、何れも、T4/T1≧21/100の関係を満足している。前記サンプル19、20、22及び23は、何れも、T4/T1≧21/100の関係を満足している。換言すれば、前記関係に加えてT4/T1≧21/100の関係を満足していれば、実用に供する優れた撓み強度を確保できると言える。
さらに、図3の[T5/T1]欄の数値からすると、前記サンプル3、4、6、7及び8は、何れも、T5/T1≦40/100の関係を満足している。前記サンプル11、12、14、15及び16は、何れも、T5/T1≦40/100の関係を満足している。前記サンプル19、20、22及び23は、何れも、T5/T1≦40/100の関係を満足している。換言すれば、前記関係に加えてT5/T1≦40/100の関係を満足していれば、実用に供する優れた撓み強度を確保できると言える。
さらに、図3の[T2/L]欄の数値からすると、前記サンプル3、4、6、7及び8は、何れも、T2/L≦9/100の関係を満足している。前記サンプル11、12、14、15及び16は、何れも、T2/L≦9/100の関係を満足している。前記サンプル19、20、22及び23は、何れも、T2/L≦9/100の関係を満足している。換言すれば、前記関係に加えてT2/L≦9/100の関係を満足していれば、実用に供する優れた撓み強度を確保できると言える。
10…積層セラミックコンデンサ、11…コンデンサ本体、11a…保護部、11b……容量形成部、11b1…内部電極層、11b2…セラミック層、11c…非容量形成部、12…外部電極。

Claims (5)

  1. 積層構造のコンデンサ本体と、該コンデンサ本体の相対する端部それぞれに設けられた外部電極を備えた積層セラミックコンデンサであって、
    前記コンデンサ本体は、セラミックス製の保護部と、複数の内部電極層がセラミック層を介して積層された容量形成部と、セラミックス製の非容量形成部を、積層方向一側から他側に向かって保護部−容量形成部−非容量形成部−容量形成部−保護部の順に有しており、
    前記各保護部の積層方向厚さをT2とし、前記各容量形成部の積層方向厚さをT3とし、前記非容量形成部の積層方向厚さをT4としたとき、該T2〜T4はT2<T3≦T4の関係にある、
    ことを特徴とする積層セラミックコンデンサ。
  2. 前記コンデンサ本体の積層方向厚さをT1としたとき、該T1と前記T2はT2/T1≦19/100の関係にある、
    ことを特徴とする請求項1に記載の積層セラミックコンデンサ。
  3. 前記コンデンサ本体の積層方向厚さをT1としたとき、該T1と前記T4はT4/T1≧21/100の関係にある、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の積層セラミックコンデンサ。
  4. 前記コンデンサ本体の積層方向厚さをT1とし、前記T2と前記T3の和をT5としたとき、該T1及びT5はT5/T1≦40/100の関係にある、
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の積層セラミックコンデンサ。
  5. 前記積層セラミックコンデンサの長さをLとしたとき、該Lと前記T2はT2/L≦9/100の関係にある、
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の積層セラミックコンデンサ。
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