JP2020136553A - 積層セラミックコンデンサ - Google Patents

積層セラミックコンデンサ Download PDF

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Abstract

【課題】外部電極の金属層がガラスを含まず、かつ、クラックの発生を抑制することが可能な積層セラミックコンデンサを提供する。【解決手段】積層セラミックコンデンサ100は、積層された複数の誘電体層11と複数の内部電極12a、12bとを含むセラミック素体10と、内部電極と電気的に接続され、セラミック素体の両端面にそれぞれ設けられた外部電極20a、20bとを備える。外部電極20a、20bは、金属層21a、21bと、金属層の上に設けられためっき層22a、22bとを有する。外部電極を、幅方向における中央の位置において側面と平行な面で切断したときの金属層の断面において、金属層は、(a)誘電体材料を面積率で20%以上含み、かつ、(b)平均径が0.5μm以上1.5μm以下で、最大径が5.0μm以下の複数の空洞を、面積率で5%以上20%以下の割合で含んでいる。【選択図】図2

Description

本発明は、積層セラミックコンデンサに関する。
従来、積層された複数の誘電体層と複数の内部電極とを含むセラミック素体と、内部電極と電気的に接続され、セラミック素体の両端面に設けられた外部電極とを備えた積層セラミックコンデンサが知られている。
特許文献1には、そのような構造を有する積層セラミックコンデンサが記載されている。特許文献1に記載の積層セラミックコンデンサでは、外部電極が、金属およびガラスを含む金属層と、金属層を被覆するめっき層とを含んでいる。
特開2012−182355号公報
ここで、特許文献1に記載の積層セラミックコンデンサのように、金属層がガラスを含む場合、外部電極のめっき層の形成時に、金属層に含まれるガラスがめっき液中に溶出してしまう可能性がある。この場合、ガラスが溶出することによって形成された空洞にめっき液が残るため好ましくない。
このため、外部電極の金属層はガラスを含まないことが好ましい。しかしながら、金属層がガラスを含まない構成とした場合、積層セラミックコンデンサの製造工程における焼成時の金属層の熱収縮の応力により、焼成後の外部電極にクラックが発生する場合がある。
本発明は、上記課題を解決するものであり、外部電極の金属層がガラスを含まず、かつ、クラックの発生を抑制することが可能な積層セラミックコンデンサを提供することを目的とする。
本発明の積層セラミックコンデンサは、
積層された複数の誘電体層と複数の内部電極とを含み、積層方向において相対する第1の主面および第2の主面と、前記積層方向と直交する幅方向において相対する第1の側面および第2の側面と、前記積層方向および前記幅方向と直交する長さ方向において相対する第1の端面および第2の端面とを有するセラミック素体と、
前記内部電極と電気的に接続され、前記セラミック素体の前記第1の端面および前記第2の端面にそれぞれ設けられた外部電極と、
を備え、
前記外部電極は、金属層と、前記金属層の上に設けられためっき層とを有し、
前記外部電極を、前記幅方向における中央の位置において前記第1の側面および前記第2の側面と平行な面で切断したときの前記金属層の断面において、前記金属層は、
(a)誘電体材料を面積率で20%以上含み、かつ、
(b)平均径が0.5μm以上1.5μm以下で、最大径が5.0μm以下の複数の空洞を、面積率で5%以上20%以下の割合で含んでいることを特徴とする。
前記金属層は、Niを含んでいてもよい。
また、前記めっき層は、Cuを含んでいてもよい。
前記セラミック素体の前記積層方向の寸法をDT、前記幅方向の寸法をDW、前記長さ方向の寸法をDLとすると、DT<DW<DLの関係が成り立つように構成されていてもよい。
前記セラミック素体の前記積層方向の寸法DTは、0.05mm以上0.25mm以下であってもよい。
本発明の積層セラミックコンデンサにおいて、外部電極の金属層は、幅方向における中央の位置において側面と平行な面で外部電極を切断したときの金属層の断面において、(a)誘電体材料を面積率で20%以上含み、かつ、(b)平均径が0.5μm以上1.5μm以下で、最大径が5.0μm以下の複数の空洞を、面積率で5%以上20%以下の割合で含んでいる。そのような構造を有する積層セラミックコンデンサは、外部電極の金属層がガラスを含んでいなくても、クラックの発生を抑制することができる。
第1の実施形態における積層セラミックコンデンサの斜視図である。 図1に示す積層セラミックコンデンサのII−II線に沿った断面図である。 図1に示す積層セラミックコンデンサのIII−III線に沿った断面図である。 第1の金属層の断面を模式的に示す図である。 第1の外部電極の一部がセラミック素体の内部に埋め込まれた状態を示す部分拡大断面図である。 積層セラミックコンデンサの第1の主面側の上面図である。 第2の実施形態における積層セラミックコンデンサの斜視図である。
以下に本発明の実施形態を示して、本発明の特徴を具体的に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、第1の実施形態における積層セラミックコンデンサ100の斜視図である。図2は、図1に示す積層セラミックコンデンサ100のII−II線に沿った断面図である。図3は、図1に示す積層セラミックコンデンサ100のIII−III線に沿った断面図である。
図1〜図3に示すように、積層セラミックコンデンサ100は、全体として直方体形状を有する電子部品であり、セラミック素体10と、第1の外部電極20aと、第2の外部電極20bとを備える。
積層セラミックコンデンサ100の長さ方向Lにおける寸法は、例えば0.8mm以上1.1mm以下であり、幅方向Wにおける寸法は、例えば0.4mm以上0.6mm以下であり、積層方向における寸法は、例えば0.08mm以上0.3mm以下である。これらの寸法には、10%の公差が含まれる。
セラミック素体10は、長さ方向Lに相対する第1の端面13aおよび第2の端面13bと、積層方向Tに相対する第1の主面14aおよび第2の主面14bと、幅方向Wに相対する第1の側面15aおよび第2の側面15bとを有する。
セラミック素体10の長さ方向Lの寸法をDL、幅方向Wの寸法をDW、積層方向Tの寸法をDTとすると、DT<DW<DLの関係が成り立つことが好ましい。セラミック素体10の長さ方向Lの寸法DLは、例えば0.4mm以上1.0mm以下であり、幅方向Wの寸法DWは、例えば0.3mm以上0.5mm以下であり、積層方向Tの寸法DTは、例えば0.05mm以上0.25mm以下である。セラミック素体10の積層方向Tの寸法DTは、次式(1)の関係が成り立つことが好ましく、0.1mm以下であることがより好ましい。なお、上述した寸法には、10%の公差が含まれる。
(1/7)×DW≦DT≦(1/3)×DW (1)
セラミック素体10は、角部および稜線部に丸みを帯びていることが好ましい。ここで、角部は、セラミック素体10の3面が交わる部分であり、稜線部は、セラミック素体10の2面が交わる部分である。
図2および図3に示すように、セラミック素体10は、積層された複数の誘電体層11と複数の内部電極12とを含む。複数の内部電極12には、複数の第1の内部電極12aと、複数の第2の内部電極12bとが含まれている。
誘電体層11は、セラミック素体10の積層方向Tの両外側に位置する外層誘電体層111と、第1の内部電極12aと第2の内部電極12bとの間に位置する内層誘電体層112とを含む。
誘電体層11は、例えば、BaTiO3、CaTiO3、SrTiO3、または、CaZrO3などを主成分とする誘電体材料からなる。上述した主成分に、Mn化合物、Fe化合物、Cr化合物、Co化合物、Ni化合物などの、主成分よりも含有量の少ない副成分が添加されていてもよい。
外層誘電体層111の厚みは、例えば10μm以上30μm以下である。また、内層誘電体層112の厚みは、例えば0.4μm以上0.8μm以下である。外層誘電体層111と内層誘電体層112とを含む誘電体層11の積層枚数は、例えば10枚以上200枚以下である。
第1の内部電極12aは、セラミック素体10の第1の端面13aに引き出されている。また、第2の内部電極12bは、セラミック素体10の第2の端面13bに引き出されている。
なお、セラミック素体10は、第1の内部電極12aおよび第2の内部電極12bの他に、表面に露出しない内部電極を備えていてもよい。
第1の内部電極12aは、第2の内部電極12bと対向する部分である対向電極部と、対向電極部からセラミック素体10の第1の端面13aまで引き出された部分である引出電極部とを備えている。また、第2の内部電極12bは、第1の内部電極12aと対向する部分である対向電極部と、対向電極部からセラミック素体10の第2の端面13bまで引き出された部分である引出電極部とを備えている。第1の内部電極12aの対向電極部と、第2の内部電極12bの対向電極部とが内層誘電体層112を介して対向することにより容量が形成され、これにより、コンデンサとして機能する。
第1の内部電極12aおよび第2の内部電極12bは、例えば、Cu、Ni、Ag、Pd、Ti、CrおよびAuなどの金属、またはそれらの金属を主成分とする合金などを含有している。第1の内部電極12aおよび第2の内部電極12bは、共材として、誘電体層11に含まれるセラミックと同一組成系の誘電体粒子を含んでいてもよい。
第1の内部電極12aおよび第2の内部電極12bを含む内部電極12の積層枚数は、例えば10枚以上30枚以下である。また、内部電極12の厚みは、例えば0.3μm以上0.8μm以下である。
なお、内部電極12の金属が外部電極20a、20bに拡散していることが好ましい。内部電極12の金属が外部電極20a、20bに拡散していることにより、外部電極20a、20bの金属の体積が膨張して、電極中の微少な隙間を埋め、内部への水分侵入の抑制効果が向上する。内部電極12の金属の外部電極20a、20bへの拡散は、4μm以上であることが好ましい。
ここで、誘電体層11の厚みと、第1の内部電極12aおよび第2の内部電極12bの各々の厚みは、以下の方法により測定することができる。
まず、セラミック素体10の積層方向Tおよび幅方向Wにより規定される面、換言すると、セラミック素体10の長さ方向Lと直交する面を研磨することによって、断面を露出させて、その断面を走査型電子顕微鏡で観察する。次に、露出させた断面の中心を通る積層方向Tに沿った中心線、および、この中心線から両側に等間隔に2本ずつ引いた線の合計5本の線上において、誘電体層11の厚みを測定する。この5つの測定値の平均値を、誘電体層11の厚みとする。
なお、より正確に求めるためには、積層方向Tにおいて、セラミック素体10を上部、中央部、および、下部に分けて、上部、中央部、および、下部のそれぞれにおいて、上述した5つの測定値を求め、求めた全ての測定値の平均値を、誘電体層11の厚みとする。
上では、誘電体層11の厚みを測定する方法について説明したが、第1の内部電極12aおよび第2の内部電極12bの厚みも、誘電体層11の厚みを測定する方法に準じる方法で、誘電体層11の厚みを測定した断面と同じ断面について、走査型電子顕微鏡を用いて測定することができる。
第1の外部電極20aは、セラミック素体10の第1の端面13aの全体に形成されているとともに、第1の端面13aから、第1の主面16aおよび第2の主面16bに回り込むように形成されている。第1の外部電極20aは、第1の内部電極12aと電気的に接続されている。
第2の外部電極20bは、セラミック素体10の第2の端面13bの全体に形成されているとともに、第2の端面13bから、第1の主面16aおよび第2の主面16bに回り込むように形成されている。第2の外部電極20bは、第2の内部電極12bと電気的に接続されている。
第1の外部電極20aは、第1の金属層21aと、第1の金属層21a上に配置された第1のめっき層22aとを備える。また、第2の外部電極20bは、第2の金属層21bと、第2の金属層21b上に配置された第2のめっき層22bとを備える。
金属層21a、21bは、金属と誘電体材料とを含む。ただし、金属層21a、21bは、ガラスを含まない。金属層21a、21bに含まれる金属は、例えばNiまたはCuである。金属層21a、21bは、1層でもよいし、複数層でもよい。金属層21a、21bの最も厚みが厚い部分の厚みは、例えば1μm以上20μm以下である。
本実施形態において、金属層21a、21bに含まれる誘電体材料は、誘電体層11を構成する誘電体材料と同じである。ただし、金属層21a、21bに含まれる誘電体材料は、誘電体層11を構成する誘電体材料と完全に同一ではなくてもよい。
外部電極20a、20bを、幅方向Wにおける中央の位置において第1の側面15aおよび第2の側面15bと平行な面で切断したときの金属層21a、21bの断面において、金属層21a、21bは、
(a)誘電体材料を面積率で20%以上含み、かつ、
(b)平均径が0.5μm以上1.5μm以下で、最大径が5.0μm以下の複数の空洞を、面積率で5%以上20%以下含んでいる。
なお、上記(a)および(b)における面積率とは、上記金属層21a、21bの断面における面積率である。また、空洞の平均径および最大径は、以下の方法により求めることができる。
まず、積層セラミックコンデンサ100の幅方向Wの中央の位置まで、積層方向Tおよび長さ方向Lにより規定される面を研磨して断面を露出させる。そして、SEMを倍率5000倍、加速電圧15kV、視野30μm×30μmの設定で、露出した断面を観察・撮像し、WDX分析で組成が検出されない領域を空洞とみなす。
続いて、画像処理ソフトを用いて空洞の縁を認識して空洞の面積を算出し、この面積を円の面積とみなして、直径を算出する。撮像した範囲内に含まれる全ての空洞の直径を測定し、その平均値を平均径とする。また、最も大きい直径を最大径とする。
また、同じ断面において、WDX分析によって誘電体材料部分を特定し、上記断面のうち、誘電体材料部分が占める面積の割合を誘電体材料の面積率として求めることができる。
図4は、金属層21aの断面を模式的に示す図である。なお、図は省略するが、金属層21bの構成についても同様である。上述したように、金属層21aは、金属41と、誘電体材料42と、空洞43とを含む。
上述した金属層21a、21bは、金属と誘電体材料とを含む導電性ペーストをセラミック素体に塗布して焼き付けることによって形成される。焼き付けは、セラミック素体の焼成と同時に行う。
めっき層22a、22bは、例えば、Cuからなる。めっき層22a、22bは、1層であってもよいし、複数層であってもよい。めっき層22a、22bの1層あたりの厚みは、例えば1μm以上10μm以下である。
めっき層22a、22bを複数層で構成する場合、最外層のめっき層を構成する金属として、Cu、Au、Ag、およびAlからなる群より選ばれる1種の金属または当該金属を含む合金を用いることが好ましい。特に、後述する理由から、最外層のめっき層を構成する金属として、Cuを用いることが好ましい。
本実施形態における積層セラミックコンデンサ100は、基板に埋設されて使用することができる。その場合、積層セラミックコンデンサ100が埋設された基板にスルーホールを設け、スルーホールを介して、基板の表面に配設される他の電子部品と積層セラミックコンデンサ100とを電気的に接続する構成とすることができる。スルーホールは、基板の表面に配設される他の電子部品と、積層セラミックコンデンサ100の外部電極20a、20bとを電気的に接続する接続導体として機能する。スルーホールは、例えば、CO2レーザなどのレーザを用いて穴を形成し、穴の側面にめっき処理を施すことにより形成することができる。
レーザを用いて基板に穴を形成する際に、レーザに対する外部電極20a、20bの反射率が低いと、レーザが積層セラミックコンデンサ100の内部に到達し、積層セラミックコンデンサ100が損傷する可能性がある。このため、外部電極20a、20bの最外層のめっき層は、レーザの反射率が高い金属、例えばCuを含有していることが好ましい。
外部電極20a、20bの最外層のめっき層は、表面が酸化されていてもよい。その場合、少なくとも外部電極20a、20bの稜線部が酸化されていることが好ましい。最外層のめっき層が酸化されて酸化膜が形成されることにより、積層セラミックコンデンサ100を基板に埋設したときに、酸化膜と、基板を構成する樹脂との間で酸素結合が生じ、積層セラミックコンデンサ100と基板との密着性が向上する。密着性向上のためには、外部電極20a、20bの全体が酸化していることがより好ましい。
ここで、積層セラミックコンデンサ100の積層方向Tにおける寸法を小さくするため、外部電極20a、20bは、その一部、より詳しくは、金属層21a、21bの一部がセラミック素体10の内部に埋め込まれていてもよい。例えば、積層方向Tにプレスすることによって、外部電極20a、20bの一部をセラミック素体10の内部に埋め込むことができる。
図5は、第1の外部電極20aの一部がセラミック素体10の内部に埋め込まれた状態を示す部分拡大断面図である。図4に示すように、セラミック素体10の第1の主面14a側において、第1の外部電極20aの一部がセラミック素体10の内部に埋め込まれている。なお、図5では、第1の外部電極20aの一部が内部に埋め込まれていない場合のセラミック素体10の輪郭を点線で示している。
ここで、第1の外部電極20aのうち、セラミック素体10の第1の主面14a上に位置する部分の厚みをt0、セラミック素体10に埋め込まれている部分の厚みをt1とすると、次式(2)の関係が成り立つことが好ましい。ただし、厚みt0およびt1はそれぞれ、幅方向Wにおける中央部の位置における厚みである。
(1/10)×t0≦t1≦(2/5)×t0 (2)
なお、図示は省略するが、第2の外部電極20bについても同様の構成とすることができる。
厚みt1が(1/10)×t0未満の場合、外部電極20a、20bとセラミック素体10との密着性が低くなり、外部電極20a、20bの剥離が生じて、信頼性が低下する可能性がある。また、厚みt1が(1/10)×t0未満の場合、セラミック素体10の表面上に位置する部分の厚みが大きくなり、積層セラミックコンデンサ100の十分な薄型化が難しくなる。
また、厚みt1が(2/5)×t0より大きい場合、積層セラミックコンデンサ100の信頼性が低下する可能性がある。すなわち、プレスによって外部電極20a、20bをセラミック素体10の内部に埋め込む際に、内部電極12a、12bに大きい応力が加わって損傷し、所望の容量が得られなくなったり、隣り合う内部電極12a、12b間で短絡が生じる可能性がある。
外部電極20a、20bのセラミック素体10への埋め込み量は、以下の方法により測定することができる。まず、積層セラミックコンデンサ100の幅方向Wにおける中央の位置まで、積層セラミックコンデンサ100の長さ方向Lおよび積層方向Tにより規定される面を研磨して断面を露出させる。そして、断面に露出している外部電極20a、20bの上記厚みを、光学顕微鏡などを用いて測定する。
ここで、セラミック素体10の第1の主面14aおよび第2の主面14b上の外部電極20a、20bの長さ方向Lにおける端縁の形状は、直線形状に近い形状であることが好ましく、直線形状であることがより好ましい。
図6は、積層セラミックコンデンサ100の第1の主面14a側の上面図である。ここでは、図6に示す第1の外部電極20aの端縁210aの形状を参照しながら、直線形状に近い形状と直線形状について説明する。
図5に示す第1の外部電極20aのうち、第1の主面14a上に位置する部分の長さ方向Lの端縁210aの幅方向Wにおける両端部を結んだ線61と、端縁210aの長さ方向Lにおける最も外側の位置との間の距離S1が30μm以下である場合に、第1の外部電極20aの長さ方向Lにおける端縁210aの形状が直線形状に近い形状であると定義する。また、上述した距離S1が0の場合に、第1の外部電極20aの長さ方向Lにおける端縁210aの形状が直線形状であると定義する。第2の外部電極20bについても同様である。
なお、図6では、第1の外部電極20aの端縁210aが第2の外部電極20bの方向に膨らみ、かつ、第2の外部電極20bの端縁210bが第1の外部電極20aの方に膨らむ形状を有している例を示しているが、長さ方向Lの反対方向に膨らむ形状を有している場合も同様である。
外部電極20a、20bの端縁の形状を直線形状または直線形状に近い形状とすることにより、積層セラミックコンデンサ100を基板内に埋め込んで使用する場合に、基板に形成されるスルーホールと、外部電極20a、20bとの間の位置ズレを抑制することができる。特に、外部電極20a、20bの端縁が、同一主面上の別の外部電極側ではなく、端面側に膨らんでいる場合に、基板に形成するスルーホールと外部電極20a、20bとの間の位置ズレを効果的に抑制することができる。
(積層セラミックコンデンサの製造方法)
初めに、セラミックグリーンシート、内部電極用導電性ペースト、および、外部電極用導電性ペーストをそれぞれ用意する。セラミックグリーンシート、および、内部電極用導電性ペーストはそれぞれ、有機バインダおよび有機溶剤を含む公知のものを用いることができる。
続いて、セラミックグリーンシートに内部電極用導電性ペーストを印刷することによって、内部電極パターンを形成する。内部電極用導電性ペーストの印刷は、例えば、スクリーン印刷やグラビア印刷などの印刷方法を用いることができる。
続いて、内部電極パターンが形成されていないセラミックグリーンシートを所定枚数積層し、その上に、内部電極パターンが形成されたセラミックグリーンシートを順次積層し、その上に、内部電極パターンが形成されていないセラミックグリーンシートを所定枚数積層して、マザー積層体を作製する。
続いて、マザー積層体を、剛体プレス、静水圧プレスなどの方法により、積層方向にプレスする。プレスすることにより、マザー積層体の外側に位置するセラミックグリーンシートに、外部電極パターンの一部が埋め込まれる。
外部電極パターンの埋め込み量は、例えば、プレス量、プレス圧、プレス時にマザー積層体に接触するプレス部材の硬度や弾性率を調整することによって、所望の値に調整することができる。例えば、プレス部材とマザー積層体との間に、ゴムなどの弾性体を介在させないでプレスした場合には、埋め込み量が大きくなり、弾性体を介在させた状態でプレスした場合には、埋め込み量が小さくなる。また、弾性体を介在させる場合でも、弾性体の弾性率を調整することによって、埋め込み量を調整することができる。
続いて、プレスされたマザー積層体を、押切り、ダイシング、レーザなどの切断方法により、所定のサイズにカットし、積層チップを得る。この後、バレル研磨などにより、積層チップの角部および稜線部に丸みをつけてもよい。
続いて、積層チップを80℃以上200℃以下の温度で、所定時間、例えば120分加熱し、積層チップに含まれるバインダや溶剤などを消失させる。これにより、完成後のセラミック素体と外部電極との固着力を向上させることができる。
その後、積層チップの両端面と、両主面の一部とに、外部電極用導電性ペーストを塗布する。外部電極用導電性ペーストは、焼成後に金属層の誘電体材料となる誘電体粒子が含まれている。また、外部電極用導電性ペーストには、ガラスは含まれていない。
その後、積層チップを乾燥させる。積層チップの乾燥は、例えば、熱風または常温の風を積層チップに当てるか、遠赤外線を照射することによって行うことができる。
続いて、積層チップを焼成する。焼成温度は、用いられるセラミック材料や導電性ペーストの材料にもよるが、例えば900℃以上1300℃以下である。これにより、セラミック素体および外部電極の金属層が形成される。
最後に、金属層の表面にめっき層を形成する。めっきは、例えばCuめっきとすることができる。めっき処理は、電解めっきにより行ってもよいし、無電解めっきにより行ってもよいが、無電解めっきはめっき析出速度を向上させるために、触媒などによる前処理が必要となり、めっき処理の工程が複雑化する。したがって、電解めっきにより行うことが好ましい。めっき層を複数層形成する場合には、さらに1層以上のめっき層を形成する。
上述した工程により、積層セラミックコンデンサを製造することができる。
<第2の実施形態>
第1の実施形態における積層セラミックコンデンサ100では、第1の外部電極20aは、セラミック素体10の第1の端面13aの全体に形成されているとともに、第1の端面13aから、第1の主面16aおよび第2の主面16bに回り込むように形成されている。また、第2の外部電極20bは、セラミック素体10の第2の端面13bの全体に形成されているとともに、第2の端面13bから、第1の主面16aおよび第2の主面16bに回り込むように形成されている。
これに対して、第2の実施形態における積層セラミックコンデンサでは、第1の外部電極20aおよび第2の外部電極20bは、セラミック素体10の第1の側面15aおよび第2の側面15bにも回り込むように形成されている。
図7は、第2の実施形態における積層セラミックコンデンサ100Aの斜視図である。第1の外部電極20aはセラミック素体10の第1の端面13aの全体に形成されているとともに、第1の端面13aから、第1の主面16a、第2の主面16b、第1の側面15aおよび第2の側面15bに回り込むように形成されている。また、第2の外部電極20bは、セラミック素体10の第2の端面13bの全体に形成されているとともに、第2の端面13bから、第1の主面16a、第2の主面16b、第1の側面15aおよび第2の側面15bに回り込むように形成されている。
(高温負荷試験)
外部電極の金属層の構造が異なる7種類の積層セラミックコンデンサをそれぞれ50個用意して、高温負荷試験を行った。ここでは、温度125℃、湿度95%、電圧2Vでリーク電流が20μA以下の場合に良品と判定し、それ以外の場合に不良品(NG)と判定した。また、目視により、外部電極のクラックの有無を確認した。その結果を表1に示す。
Figure 2020136553
試料番号1〜5の積層セラミックコンデンサは、「外部電極を、幅方向における中央の位置において第1の側面および第2の側面と平行な面で切断したときの金属層の断面において、金属層は、
(a)誘電体材料を面積率で20%以上含み、かつ、
(b)平均径が0.5μm以上1.5μm以下で、最大径が5.0μm以下の複数の空洞を、面積率で5%以上20%以下の割合で含んでいる」という本発明の要件を満たす試料である。
一方、試料番号に*が付されている試料番号6および7の積層セラミックコンデンサは、本発明の上記要件を満たしていない試料である。
表1に示すように、本発明の要件を満たす試料番号1〜5の積層セラミックコンデンサは、外部電極にクラックは発生しておらず、また、高温負荷試験で不良品と判定されたものはなかった。
これに対して、空洞の面積率が5%未満であり、本発明の要件を満たしてない試料番号6の積層セラミックコンデンサは、50個のうち3個、外部電極にクラックが発生していた。また、空洞の面積率が20%より高く、本発明の要件を満たしてない試料番号7の積層セラミックコンデンサは、50個のうち12個が高温負荷試験の結果、不良が生じていると判定された。
すなわち、本発明の積層セラミックコンデンサは、外部電極の金属層がガラスを含まず、かつ、クラックの発生を抑制することができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内において、種々の応用、変形を加えることが可能である。
10 セラミック素体
11 誘電体層
12a 第1の内部電極
12b 第2の内部電極
13a セラミック素体の第1の端面
13b セラミック素体の第2の端面
14a セラミック素体の第1の主面
14b セラミック素体の第2の主面
15a セラミック素体の第1の側面
15b セラミック素体の第2の側面
20a 第1の外部電極
20b 第2の外部電極
21a 第1の金属層
21b 第2の金属層
22a 第1のめっき層
22b 第2のめっき層
41 金属層に含まれる金属
42 金属層に含まれる誘電体材料
43 金属層内の空洞
100 積層セラミックコンデンサ
111 外層誘電体層
112 内層誘電体層

Claims (5)

  1. 積層された複数の誘電体層と複数の内部電極とを含み、積層方向において相対する第1の主面および第2の主面と、前記積層方向と直交する幅方向において相対する第1の側面および第2の側面と、前記積層方向および前記幅方向と直交する長さ方向において相対する第1の端面および第2の端面とを有するセラミック素体と、
    前記内部電極と電気的に接続され、前記セラミック素体の前記第1の端面および前記第2の端面にそれぞれ設けられた外部電極と、
    を備え、
    前記外部電極は、金属層と、前記金属層の上に設けられためっき層とを有し、
    前記外部電極を、前記幅方向における中央の位置において前記第1の側面および前記第2の側面と平行な面で切断したときの前記金属層の断面において、前記金属層は、
    (a)誘電体材料を面積率で20%以上含み、かつ、
    (b)平均径が0.5μm以上1.5μm以下で、最大径が5.0μm以下の複数の空洞を、面積率で5%以上20%以下の割合で含んでいることを特徴とする積層セラミックコンデンサ。
  2. 前記金属層は、Niを含むことを特徴とする請求項1に記載の積層セラミックコンデンサ。
  3. 前記めっき層は、Cuを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の積層セラミックコンデンサ。
  4. 前記セラミック素体の前記積層方向の寸法をDT、前記幅方向の寸法をDW、前記長さ方向の寸法をDLとすると、DT<DW<DLの関係が成り立つことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の積層セラミックコンデンサ。
  5. 前記セラミック素体の前記積層方向の寸法DTは、0.05mm以上0.25mm以下であることを特徴とする請求項4に記載の積層セラミックコンデンサ。
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