JP2014504930A5 - - Google Patents

Claims (16)

1. 筐体；
   エネルギー貯蔵部材によって生じた力に応答して第1の位置と第2の位置との間で前記筐体内を移動するように構成された医薬容器であって、前記医薬容器の近位端部分がフランジを含み、かつその中に配置されたプランジャーを有する、医薬容器；および
   前記筐体内を移動するように構成された可動部材であって、前記可動部材の第1の肩が、前記力の少なくとも一部を前記フランジに及ぼして前記第1の位置から前記第2の位置まで前記医薬容器を移動させるように構成されており、前記第1の肩の一部が、前記医薬容器が第2の位置にあるときに、前記力の一部が前記プランジャーに及ぼされるように変形するよう構成されており、前記可動部材の第2の肩が、前記フランジに後退力を及ぼして前記第2の位置から前記第1の位置の方へ前記医薬容器を移動させるように構成された可動部材、
   を備える、装置。
2. 前記可動部材の前記第1の肩と前記医薬容器の前記フランジとの間に配置された制動部材と、
   前記可動部材の前記第2の肩と前記医薬容器の前記フランジとの間に配置された制動部材と、をさらに備える、
   請求項1の装置。
3. 前記医薬容器が前記第1の位置から前記第2の位置まで第1の方向に移動するように構成されており、
   前記装置は、前記可動部材に接続される後退ばねをさらに備え、前記後退ばねは、前記後退力を生じて、前記可動部材を第2の方向に移動させるように構成される、
   請求項1の装置。
4. 前記エネルギー貯蔵部材をさらに備え、前記エネルギー貯蔵部材は、ばね、加圧気体を生じるように構成された容器または電気的なエネルギーを貯臓するように構成された装置のいずれか1つである、
   請求項1の装置。
5. 前記可動部材は、前記医薬容器内に配置されたピストン部を含み、前記ピストン部は、前記医薬容器が前記第1の位置にあるときに、前記プランジャーから離れて間隔を置かれ、前記ピストン部は、前記医薬容器が前記第1の位置から前記第2の位置に移動するときに、前記医薬容器と共に移動するように構成されており、前記ピストン部は、前記第1の肩の一部が変形した後に、前記医薬容器から医薬が排出されるように、前記医薬容器に相対的に移動して前記プランジャーに接触するように構成される、
   請求項1の装置。
6. 前記医薬容器の遠位端部分は、針に接続され、前記針は、前記医薬容器が前記第1の位置にあるときに、前記筐体内に配置され、前記針の少なくとも一部は、前記医薬容器が前記第2の位置にあるときに、前記筐体の外部に配置される、
   請求項1の装置。
7. 前記医薬容器は、前記第1の位置から前記第2の位置まで第1の方向に移動するように構成されており；かつ
   前記可動部材は、前記医薬容器が前記第1の位置にあるときに前記筐体の一部と係合して前記医薬容器の第2の方向への移動を制限するように構成された突起を含む、
   請求項1の装置。
8. 電子回路系をさらに備え、前記可動部材の一部、安全装置またはシステムアクチュエータの少なくとも1つが前記電子回路系を作動するように構成される、
   請求項1の装置。
9. 筐体；
   エネルギー貯蔵部材によって生じた力に応答して第1の位置と第2の位置との間で前記筐体内を移動するように構成された医薬容器であって、前記医薬容器の近位端部分がフランジを含み、かつその中に配置されたプランジャーを有する、医薬容器；および
   前記医薬容器に前記力を及ぼして前記第1の位置から前記第2の位置まで前記医薬容器を移動させるように構成された可動部材であって、前記可動部材の係合部分は、前記医薬容器が前記第1の位置から前記第2の位置まで移動するときに、ピストン表面が前記プランジャーから離れて間隔を置かれるように、前記プランジャーに相対的なピストン表面の移動を制限するよう構成されており、前記係合部分は、前記医薬容器が前記第2の位置にあるときに、前記ピストン表面が前記プランジャーに接触しているように変形するよう構成された可動部材、
   を備える装置。
10. 前記可動部材は、前記医薬容器の前記フランジに接触して前記医薬容器に前記力を及ぼして、前記第1の位置から前記第2の位置まで前記医薬容器を移動させるように構成された肩を含む、
    請求項9の装置。
11. 前記可動部材が前記ピストン表面を含む、
    請求項9の装置。
12. 前記エネルギー貯蔵部材によって生じた前記力は、第1の力であり、前記医薬容器は、前記第1の位置から前記第2の位置まで第1の方向に移動するように構成されており、
    前記装置は、前記可動部材に動作可能に接続された後退ばねをさらに備え、前記後退ばねが、第2の力を生じて前記可動部材を第2の方向に移動させるように構成される、
    請求項9の装置。
13. 医療用装置の筐体内に配置されるように構成されたキャリアを備え、前記キャリアは、フランジを有する医薬容器の少なくとも近位部分を含有し、その結果前記キャリアの第1の肩が前記フランジの近位表面と接触し、かつ前記キャリアの第2の肩が前記フランジの遠位表面と接触するように構成されており、
    前記キャリアは、可動部材と係合するように構成された第1の係合部分を有し、その結果前記可動部材によって前記第1の係合部分に第1の力が及ぼされるときに、前記第1の肩が前記フランジの前記近位表面に前記第1の力の少なくとも一部を移し、
    前記キャリアが、後退ばねと係合するように構成された第2の係合部分を有し、その結果前記後退ばねによって前記第2の係合部分に第2の力が及ぼされるときに、前記第2の肩が前記フランジの前記遠位表面に前記第2の力の少なくとも一部を移す、
    装置。
14. 前記キャリアは、第1部分および前記第1部分に蝶番により接続された第2部分を有し、前記第1部分および前記第2部分は、前記キャリアが第1の配置にあるときに、前記医薬容器の前記近位部分を実質的に囲んでおり、前記第2部分は、前記キャリアが第2の配置にあるときに、前記医薬容器が前記キャリアから取り外すことができるように前記第1部分から離れて間隔を置かれる、
    請求項13の装置。
15. その中に配置されたプランジャーを有する前記医薬容器；および
    前記キャリアの前記第1の係合部分が前記可動部材の肩に対して配置され、かつ前記可動部材の少なくとも一部が前記医薬容器内に配置されるように前記キャリアに接続された前記可動部材をさらに備える、
    請求項13の装置。
16. 前記第1の係合部分は、前記第1の力が限界値を超えるときに、前記可動部材が前記医薬容器に相対的に移動するように変形するよう構成される、
    請求項13の装置。