JP2015536162A5

JP2015536162A5 -

Info

Publication number: JP2015536162A5
Application number: JP2015537271A
Authority: JP
Filing date: 2013-10-17
Publication date: 2016-12-01
Anticipated expiration: 2033-10-17

Claims

薬物送達装置であって、
薬物と、薬物容器アセンブリ内部に配置されたプランジャーとを収容し、前記薬物の投与のための出口を有し、初期位置においては前記出口が封止されている、薬物容器アセンブリと、
前記プランジャーまたは前記薬物容器に圧力を加えて前記薬物を加圧するよう構成される第１の蓄積エネルギー源を備える駆動メカニズムと、
使用時に前記薬物を送達する皮下注射針と、
前記針を前記薬物容器アセンブリに対して動かすよう自動的に注射部位に挿入するよう構成される針挿入メカニズムと、
を備え、
前記装置は、前記第１の蓄積エネルギー源の解放によって与えられる前記薬物の液圧が、前記針挿入メカニズムの動作に用いられるよう構成され、第１の解放メカニズムは前記薬物が加圧された後に前記出口を開封する、薬物送達装置。
前記第１の解放メカニズムは、針ハブ要素を前記薬物容器アセンブリに対して動かすように動作して前記出口を開封する、請求項１に記載の薬物送達装置。
前記針の遠位端を封止する第１の封止部材と、前記針の外部と前記薬物容器アセンブリの間の封止となる第２の封止部材とをさらに備える薬物送達装置であって、
前記第１の解放メカニズムは、前記針を前記第１の封止部材に対して動かして前記針の遠位端を開封する、請求項２に記載の薬物送達装置。
前記針は、患者に挿入する近位端と、前記薬物を受ける遠位端とを有し、前記針ハブは、前記針ハブが初期位置にあるとき前記出口を封止するよう構成される封止部をさらに有し、前記針ハブは、前記針の遠位端の周囲に位置する入口部を有し、前記入口部は、前記針ハブが挿入位置にあるとき、前記出口と前記針の遠位端の間の流体連結をもたらす、請求項２に記載の薬物送達装置。
前記針は針ハブに設けられ、前記針ハブは、初期位置では前記出口を封止し、ロック要素によって近位方向への運動ができないようになっており、前記第１の解放メカニズムは、前記針ハブを前記ロック要素から解放して前記薬物の圧力によって前記針ハブが近位方向に駆動可能なように構成され、前記針ハブは、前記針ハブが初期位置から挿入位置へ近位方向に移動することにより前記出口が開封されて、前記薬物が前記針を経由して前記薬物容器から前記注射部位へ通ることが可能なように構成される、請求項１から請求項４のいずれか１項に記載の薬物送達装置。
前記第１の蓄積エネルギー源を解放するよう構成される、または前記第１の蓄積エネルギー源内にエネルギーを蓄積して前記薬物を加圧するよう構成される第２の解放メカニズムをさらに備え、前記第２の解放メカニズムは、キャップ、カバーまたはパッケージを前記装置から取り外すことによって動作する、請求項１から請求項５のいずれか１項に記載の薬物送達装置。
前記駆動メカニズムは第１のサブアセンブリを形成し、前記薬物容器と第１の解放メカニズムは第２のサブアセンブリを前記第１のサブアセンブリとセパレートして形成し、前記装置は、前記第１のサブアセンブリが前記第２のサブアセンブリに接続されると前記第１の蓄積エネルギー源にエネルギーが蓄積されるよう構成される、請求項１から請求項６のいずれか１項に記載の薬物送達装置。
前記第１の蓄積エネルギー源は、前記第１のサブアセンブリが前記第２のサブアセンブリに接続されると圧縮される圧縮バネである、請求項７に記載の薬物送達装置。
前記第１のサブアセンブリは、ねじ込み継ぎ手または機械的なインターロック継ぎ手により前記第２のサブアセンブリに接続される、請求項７または請求項８に記載の薬物送達装置。
前記第１のサブアセンブリは、前記第２のサブアセンブリから分離して別の第２のサブアセンブリと共に再利用可能なように構成される、請求項７、請求項８、または請求項９に記載の薬物送達装置。
前記第１の解放メカニズムは、前記出口を封止するバルブを開くよう動作する、請求項１から請求項１０のいずれか１項に記載の薬物送達装置。
前記薬物容器アセンブリの一部であっても分離した部分であってもよい主筐体と、皮膚接触要素とをさらに備える薬物送達装置であって、
前記皮膚接触要素は前記装置の前端部を形成し、前記皮膚接触要素の前記主筐体に対する初期位置から挿入位置への移動により、前記第１の解放メカニズムが動作するまたは動作可能となる、請求項１から請求項１１までのいずれか１項に記載の薬物送達装置。
前記第１の解放メカニズムは前記皮膚接触要素に第１の係止面を有し、前記第１の係止面は初期位置において針ハブと前記主筐体または薬物容器アセンブリとの間での相対移動を制限する、請求項１２に記載の薬物送達装置。
前記薬物送達装置は自己注射器である、請求項１から請求項１３のいずれか１項に記載の薬物送達装置。
前記装置は、前記装置の薬物が送達される前端部が注射部位に押し付けられた時にのみ、前記第１の解放メカニズムが動作可能とするよう構成される、請求項１から請求項１４のいずれか１項に記載の薬物送達装置。