JP2014221748A - 表皮関連因子活性剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】コーニファイドエンベロップおよびタイトジャンクションの形成を促進することによって、皮膚機能を改善することのできる剤の提供。【解決手段】カルニチンおよびその塩ならびにカルニチンの誘導体およびその塩の中から選択される、少なくとも一種を有効成分として含む、表皮関連因子活性剤を提供すること。好ましくは下記一般式(1)で示される化合物を含む表皮関連因子活性剤。【化1】(式中、R0は炭素数1〜38の脂肪族炭化水素基、水素原子、−COR1のいずれかを表す。R1は炭素数1〜37の脂肪族炭化水素基を示す。)【選択図】なし

Description

本発明は皮膚機能改善因子の形成促進剤、特にコーニファイドエンベロープ(CE)形成促進効果、タイトジャンクション(TJ)形成促進効果に優れた皮膚機能改善剤に関する。
皮膚は体の最も外側に存在しており、細菌などの外界からの刺激や生体内からの過度の水分蒸散を防ぐ機能を有している。このような機能の低下は、様々な皮膚疾患や肌荒れ等の皮膚トラブルの原因とも考えられている。
皮膚においては、表皮細胞が基底細胞から有棘細胞、顆粒細胞、さらには角層細胞へと約4週間かけて角化し、最後に垢となってはがれ落ちる、ターンオーバーを繰り返している。
ターンオーバーの過程で、ケラチン線維を主成分とし、角質細胞を包むコーニファイドエンベロープ(以下CE)が形成される。有棘層上層から顆粒層にかけてCEを構成するインボルクリンやロリクリン等の前駆体蛋白質が合成され、さらに角層に至る過程で酵素トランスグルタミナーゼによってこれらが架橋されることで、不溶化したCEが形成される。このようなCEは、健康な角層の働きに必要不可欠である。すなわち、CEの形成および成熟化は、皮膚機能向上に重要な役割を果たしている。
また、タイトジャンクション(以下TJ)は、顆粒層の細胞の周囲にベルト状に存在し、隣接する細胞同士を密着させるだけでなく、細胞と細胞の隙間をシールすることで物質の透過を制御する役割を果たしている。したがって、水や物質が細胞間隙を透過するのを防ぐ機能を有しているため、クローディンやオクルディンなどのTJ構成タンパク質が何らかの原因で減少した場合、TJの構造的な破壊が起こり、乾燥肌、荒れ肌、アトピー性皮膚炎や各種感染症などの皮膚症状が引き起こされる。
近年、このような観点からCEやTJの機能を高めるような素材を探索する試みがなされている。CE機能を向上させる成分としては、アミジノスルホン酸のCE形成・成熟促進作用(特許文献1)、イミダゾリジノン誘導体のCE形成・成熟促進作用(特許文献2)、真珠層由来のミネラルによるCE前駆体蛋白質ロリクリンの発現促進作用(特許文献3)などが報告されている。
また、TJ機能を向上させる成分としては核酸のTJ形成促進作用(特許文献4)、トコフェロ−ル誘導体のTJ形成促進作用(特許文献5)、スイカズラ科スイカズラ属キンギンカより得られる植物抽出物のTJ形成促進作用(特許文献6)などが報告されている。
なお、カルニチンおよびその誘導体、またはその塩に関しては、これまでに、脂肪分解促進作用、セラミド産生促進作用、透過バリア強度強化作用、抗老化作用などを有することが知られている(例えば特許文献7〜10)。しかし、該化合物が直接的にCEやTJの形成を促進して皮膚機能改善効果を示すことに関する報告はなされていない。
特許第4717537号 特開2008−303187号公報 特開2010−105924号公報 特開平09−030978号公報 特開2007−210948号公報 特開2009−269900号公報 特開2000−16916号公報 特許第4780817号 特開平11−302143号公報 特開2007−254373号公報
これまで見出されたCE形成促進作用やTJ形成促進作用を有する成分は、期待される様な効果が得られなかったり、製剤中の安定性、安全性、経済面などに課題を有し、いまだ満足のいくもではなかった。
このような事情により、本発明者らは鋭意研究検討した結果、カルニチンおよびカルニチン誘導体、またはその塩が優れたCE形成促進効果およびTJ形成促進効果を示すことを見出し、本発明を完成するに至った。すなわち本発明は、下記[1]〜[11]にかかるものである。
[1]カルニチンおよびその塩ならびにカルニチンの誘導体およびその塩の中から選択される、少なくとも一種を有効成分として含む、表皮関連因子活性剤。
[2]前記表皮関連因子活性剤が、タイトジャンクション形成促進剤である、[1]に記載の表皮関連因子活性剤
[3]前記表皮関連因子活性剤が、コーニファイドエンベロップ形成促進剤である、[1]に記載の表皮関連因子活性剤
[4] 前記カルニチンおよびその塩ならびにカルニチンの誘導体およびその塩が、下記一般式(1)で表わされる化合物および一般式(2)で表わされる化合物であることを特徴とする、[1]に記載の表皮関連因子活性剤。
Figure 2014221748
(式中、Rは炭素数1〜38の脂肪族炭化水素基、水素原子、−CORのいずれかを表す。Rは炭素数1〜37の脂肪族炭化水素基を示す)
Figure 2014221748
(式中、Rは前記式(1)と同様であり、Xはm価無機アニオンまたは有機アニオンを表し、Yはn価の無機カチオンまたは有機カチオンを表す。mおよびnはそれぞれ独立に1〜4の整数を表す)
[5] 前記一般式(1)で表わされる化合物が下記一般式(3)で表わされる化合物であり、前記一般式(2)で表わされる化合物が下記一般式(4)で表わされる化合物である、[1]〜[3]のいずれかに記載の表皮関連因子活性剤。
Figure 2014221748
(式中、Rは前記式(1)と同様である)
Figure 2014221748
(式中、Rは前記式(1)と同様であり、XおよびYは前記式(2)と同様である)
[6] 前記一般式(3)で表わされる化合物が下記一般式(5)で表わされる化合物であり、前記一般式(4)で表わされる化合物が下記一般式(6)で表わされる化合物である、[5]に記載の表皮関連因子活性剤。
Figure 2014221748
(式中、RおよびRはそれぞれ独立に、炭素数1〜18の脂肪族炭化水素基を表す)
Figure 2014221748
(式中、RおよびRは前記式(5)と同様であり、XおよびYは前記式(2)と同様である)
[7] 前記式(5)および式(6)中のRおよびRがそれぞれ独立に、炭素数3〜16の脂肪族炭化水素基であることを特徴とする[6]に記載の表皮関連因子活性剤。
[8] 前記式(5)および式(6)のそれぞれにおいて、RおよびRのいずれか一方がn−ヘキシル基であり、他方がn−オクチル基であることを特徴とする[6]に記載の表皮関連因子活性剤。
[9] 前記式(2)、(4)および(6)中のXが、水酸化物イオン、硝酸イオン、硫酸イオン、炭酸イオン、炭酸水素イオン、ハロゲン化物イオン、蟻酸イオン、酢酸イオン、クエン酸イオン、酒石酸イオン、シュウ酸イオン、フマル酸イオン、炭素数3〜20の脂肪酸のアニオン、カルニチンおよびその誘導体のアニオン、アスコルビン酸のアニオン、アスコルビルリン酸およびその誘導体のアニオンからなる群より選ばれるアニオンであることを特徴とする、[4]〜[8]のいずれかに記載の表皮関連因子活性剤。
[10] 前記式(2)、(4)および(6)中のYが、水素イオン、ナトリウムイオン、カリウムイオン、カルシウムイオン、マグネシウムイオン、亜鉛イオン、アンモニウムイオン、カルニチンおよびその誘導体のカチオンからなる群より選ばれるカチオンであることを特徴とする、[4]〜[9]のいずれかに記載の表皮関連因子活性剤。
[11] カルニチンおよびその塩ならびにカルニチンの誘導体およびその塩の中から選択される少なくとも一種の含有量が0.2〜500 mMであることを特徴とする、[1]〜[10]のいずれかに記載の表皮関連因子活性剤。
本発明の表皮関連因子活性剤は、皮膚表面の因子を活性化することによる皮膚改善等の効果が期待できるため、医薬品、医薬部外品、化粧料等に幅広く適用することができる。
以下、本発明について具体的に説明する。
本発明の表皮関連因子活性剤は、カルニチンおよびその塩ならびにカルニチンの誘導体およびその塩の中から選択される少なくとも一種を有効成分として含有する。すなわち、本発明の表皮関連因子活性剤は、カルニチン、カルニチン誘導体、カルニチンの塩、およびカルニチン誘導体の塩のうちのいずれか1つを含有すればよく、あるいはこれらのうちの2つ以上を含有していてもよい。また、2種以上のカルニチン誘導体、2種以上のカルニチンの塩、2種以上のカルニチン誘導体の塩を含有してもよい。
<カルニチンおよびその誘導体>
本発明の表皮関連因子活性剤に用いられるカルニチンおよびカルニチンの誘導体は特に限定されず、合成されたものであっても、天然より抽出されたものであってもよい。
カルニチンは下記の構造を有する化合物である。
Figure 2014221748
カルニチンの誘導体としては限定されないが、例えばカルニチンの炭素原子に結合した水素原子がアルキル基、水酸基、ニトロ基、アミノ基、スルホニル基、アルコキシ基等の置換基で置換されたもの、水酸基の水素原子が脂肪族炭化水素基等で置換されたものなどが挙げられる。中でも、水酸基の水素原子が脂肪族炭化水素基等で置換された誘導体が好ましい。
カルニチンおよびカルニチン誘導体は、好ましくは下記一般式(1)の構造で示される。
Figure 2014221748
式(1)中、Rは炭素数1〜38の脂肪族炭化水素基、水素原子、−CORのいずれかを表す。Rは炭素数1〜37の脂肪族炭化水素基を示す。RおよびRが表す脂肪族炭化水素基およびRは、分岐を有していてもいなくてもよく、飽和でも不飽和でもよい。中でもRは、水素原子または−CORであることが好ましい。
が脂肪族炭化水素基である場合、炭素数は1〜25であることが好ましく、5〜18であることがより好ましい。またRは脂肪族炭化水素基である場合、飽和の脂肪族炭化水素基であることが好ましく、アルキル基であることがより好ましい。アルキル基は、分岐と直鎖いずれでも良い。
は炭素数1〜24であることが好ましく、炭素数4〜17であることがより好ましい。Rの示す脂肪族炭化水素基は、Rにおいて説明した脂肪族炭化水素基と同様のものが好ましい。
上記一般式(1)は、さらに好ましくは下記一般式(3)で示される。
Figure 2014221748
(式(3)中、Rは式(1)におけるものと同様である。)
上記一般式(3)は、さらに好ましくは下記一般式(5)で示される。
Figure 2014221748
式(5)中、RおよびRはそれぞれ独立に炭素数1〜18の脂肪族炭化水素基を表す。RおよびRは、分岐を有していてもいなくてもよく、飽和でも不飽和でもよい。前記RおよびRは、いずれか一方が炭素数1〜16 の脂肪族炭化水素基であり、他方が炭素数3〜16の脂肪族炭化水素基であることが好ましい。さらに、前記RおよびRは、それぞれ独立に炭素数3〜16の脂肪族炭化水素基であることがより好ましく、それぞれ独立に炭素数4〜12の脂肪族炭化水素基であることがさらに好ましい。さらに、RおよびRはいずれか一方がn−ヘキシル基であり、他方がn-オクチル基であることがより好ましい。
なお、カルニチン誘導体のカルニチン部位は通常L型である。さらに、一般式(5)で表わされるカルニチン誘導体は、RおよびRを備えたα−分岐型のアシル基を有しているため、RおよびRが相互に異なる場合には分岐点のα炭素原子が不斉炭素原子となり、光学異性体が存在する。本発明のカルニチン誘導体においては、前記α炭素原子に基づく光学異性体については特に限定されず、そのいずれであってもよく、それら光学異性体の混合物であってもよい。
一般式(5)で表わされるカルニチン誘導体は、RおよびRを備えたα−分岐型のアシル基を有しているため、水性媒体存在下においても、分岐鎖によるエステル結合部位への電子供与性の低減効果によりアシル基が加水分解され難く、長期間にわたって安定に存在できるものと考えられる。
およびRは具体的には、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、s e c−ブチル基、t e r t−ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基、2−メチルペンチル基、3−メチルペンチル基、4−メチルペンチル基、2−エチルブチル基、n−へプチル基、2−メチルヘキシル基、3−メチルヘキシル基、4−メチルヘキシル基、2−エチルペンチル基、3−エチルペンチル基、n−オクチル基、2−メチルヘプチル基、3−メチルヘプチル基、4−メチルヘプチル基、5−メチルヘプチル基、6−メチルヘプチル基、2−エチルヘキシル基、3−エチルヘキシル基、4−エチルヘキシル基、2−プロピルペンチル基、n−ノニル基、n−デシル基、n−ウンデシル基、n−ドデシル基、n−トリデシル基、n−テトラデシル基、n−ペンタデシル基、n−ヘキサデシル基、n−へプタデシル基、n−オクタデシル基、イソステアリル基などの直鎖または分岐のアルキル基が挙げられる。
またRおよびRとして具体的には、例えば、10−ウンデセニル基、9−ヘキサデセニル基、シス−9−オクタデセニル基、11−オクタデセニル基、シス,シス−9,12−オクタデカジエニル基、9,12,15−オクタデカトリエニル基、6,9,12−オクタデカトリエニル基、9,11,13−オクタデカトリエニル基などの直鎖または分岐のアルケニル基が挙げられる。
これらのうち、好ましいRおよびRの組合せとしては、RとRとが、メチル基とメチル基、メチル基とエチル基、メチル基とn−プロピル基、メチル基とイソプロピル基、メチル基とn−ブチル基、メチル基とn−ペンチル基、メチル基とn−ヘキシル基、メチル基とn−オクチル基、メチル基とn−デシル基、メチル基とn−テトラデシル基、メチル基とn−ヘキサデシル基、エチル基とエチル基、エチル基とn−プロピル基、エチル基とイソプロピル基、エチル基とn−ブチル基、エチル基とイソプロピル基、エチル基とn−ブチル基、エチル基とn−ペンチル基、エチル基とn−ヘキシル基、エチル基とn−オクチル基、エチル基とn−デシル基、エチル基とn−テトラデシル基、エチル基とn−ヘキサデシル基、n−プロピル基とn−プロピル基、n−プロピル基とn−ブチル基、n−プロピル基とn−ペンチル基、n−プロピル基とn−ヘキシル基、n−ブチル基とn−ヘキシル基、n−ブチル基とn−オクチル基、n−ヘキシル基とn−オクチル基である組合せが挙げられる。中でも、n−ヘキシル基とn−オクチル基の組み合わせが最も好ましい。
なお、本発明の表皮関連因子活性剤には、上記RとRとの組合せによって特定されるカルニチン誘導体を1種単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
<カルニチンおよびその誘導体の塩>
本発明の表皮関連因子活性剤は、カルニチンの塩および前記カルニチン誘導体の塩の少なくともいずれか一方を含有することができる。前記塩は、具体的には下記一般式(2)で示される化合物であり、さらに好ましくは一般式(4)で示される化合物であり、さらに好ましくは一般式(6)で示される化合物である。
Figure 2014221748
(式中、Rは前記式(1)と同様であり、Xはm価の無機アニオンまたはm価の有機アニオンを表し、Yはn価の無機カチオンまたはn価の有機カチオンを表す。mおよびnはそれぞれ独立に、1〜4の整数である)
Figure 2014221748
(式中、Rは前記式(1)と同様であり、XおよびYは前記式(2)と同様である。)
Figure 2014221748
(式中、Rは前記式(5)と同様であり、XおよびYは前記式(2)と同様である。)
式(2)、(4)および(6)中、Xはm価の無機アニオンまたはm価の有機アニオンを表し、医学的に許容されるアニオンであることが好ましい。mは1〜4の整数である。例えばmが2の場合においては、ひとつのXイオンと2分子のカルニチンのカチオン部が対をなす形をとる。mが3および4の場合においても同様である。その具体例としては、例えば、水酸化物イオン、硝酸イオン、硫酸イオン、炭酸イオン、炭酸水素イオン及びハロゲン化物等の無機イオン; 蟻酸イオン、酢酸イオン、クエン酸イオン、酒石酸イオン、シュウ酸イオン、フマル酸イオン、分岐を有していてもよい炭素数3〜20の飽和もしくは不飽和脂肪酸のアニオン、カルニチンおよびその誘導体のアニオン、アスコルビン酸のアニオン、アスコルビルリン酸およびその誘導体のアニオン等の有機イオン;が挙げられる。これらの中でも、皮膚外用剤、とくに化粧料としての配合性の点からは、水酸化物イオン、ハロゲン化物イオン、クエン酸イオン、ハロゲン化クエン酸イオン、カルニチンおよびその誘導体のアニオンが好ましく、ハロゲン化物イオンが最も好ましい。
また式(2)、(4)および(6)中、Yはn価の無機カチオンまたはn価の有機カチオンを表し、nは1〜4の整数である。例えばnが2の場合においては、ひとつのYイオンと2分子のカルニチンのアニオン部が対をなす形をとる。nが3および4の場合においても同様である。Yは医学的に許容されるカチオンであることが好ましく、その具体例としては、例えば、水素イオン、ナトリウムイオン、カリウムイオン、カルシウムイオン、マグネシウムイオン、亜鉛イオン、アンモニウムイオン、カルニチンおよびその誘導体のカチオンが挙げられる。これらの中でも、皮膚外用剤、特に化粧料としての配合性の点から水素イオン、ナトリウムイオン、カリウムイオン、カルニチンおよびその誘導体のカチオンが好ましく、水素イオンが最も好ましい。
本発明の表皮関連因子活性剤には、上記X、Y、R、RおよびRの組合せによって特定されるカルニチンおよびその誘導体の塩を1種単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。またカルニチン塩を含む製剤において、XおよびYはそれぞれ一種単独のイオンでもよいし、複数種のイオンの混合物でもよい。XとYの価数は必ずしも一致している必要はない。
本発明の表皮関連因子活性剤において、カルニチンおよびその塩ならびにカルニチンの誘導体およびその塩の中から選択される少なくとも一種の含有量は、表皮関連因子活性剤全量中、通常0.2〜500mM、好ましくは1.0〜250mM、より好ましくは2.0〜100mM、さらに好ましくは10〜50mMである。なお、上記含有量は、カルニチンまたはその誘導体を単独で使用する場合にはカルニチンまたはその誘導体の量を、またカルチニンの塩またはカルニチン誘導体の塩を単独で使用する場合にはカルチニンの塩またはカルニチン誘導体の塩の量を、これらを併せて用いる場合には併用されるこれら成分の合計量を意味している。
このような量で、カルニチンおよびその塩ならびにカルニチンの誘導体およびその塩の中から選択される少なくとも一種が表皮関連因子活性剤に含まれていると、表皮関連因子を効果的に活性することができ、この表皮関連因子活性剤を例えば化粧料等の皮膚外用剤に使用した場合には、皮膚外用剤に求められる効能効果を十分に発揮でき好ましい。
本発明の表皮関連因子活性剤には、上記カルニチンおよびその塩ならびにカルニチンの誘導体およびその塩のほか、効果が損なわれない限り、一般に表皮関連因子活性剤に用いられる成分が含有されていてもよい。また、水やアルコール等の溶媒にカルニチンの誘導体およびその塩が分散された状態で用いてもよい。本発明の表皮関連因子活性剤を化粧料等の皮膚外用剤に用いる場合には、一般に化粧料等の皮膚外用剤に用いられる成分を本発明の効果を損なわない範囲で配合してもよい。
<処方例>
本発明の表皮関連因子活性剤を用いて化粧料等を調製することができる。例えば、表1に示す成分を基に、化粧料を調製することができる。(表中の値は全量を100%とする質量%である)
例えば、表1に示すA、B、Cの各組成物をそれぞれ85℃に加温し均一に混合し組成物A〜Cを調製する。ついで、組成物Aをホモミキサーにかけながら該組成物Aに組成物B(表皮関連因子活性剤)、組成物Cをこの順序で徐々に添加する。次いで30℃付近まで氷冷しながら攪拌を続けた後、室温まで放冷し、化粧料1〜5を得ることができる。
Figure 2014221748
表中、単位はwt%である。
そのほか、特開2007−119441号公報の実施例に記載の方法などによっても化粧料を調製することができる。
[実施例1] コーニファイドエンベロップ(CE)形成能評価試験
正常ヒト表皮角化細胞(KURABO社)をHuMedia−KG2培地 (KURABO社)で培養した。24ウェルプレートに表皮細胞を1×10個/cmで播種し、37℃、5%CO下でコンフルエントの状態になるまで培養した。その後、1.8mM Ca2+含有のHuMedia−KG2培地に換え、2−ヘキシルデカン酸L−カルニチン塩酸塩を終濃度10μMになるように添加した。4日間培養後、細胞を回収して、上清を除去し、2%ドデシル硫酸ナトリウム(SDS)、20mM ジチオスレイトール(DTT)を加え15分間、100℃で加温した。1%酢酸、50%エタノールを加え、遠心分離(15,000rpm、5分間)して上清を除去した。こうして得られた不溶物をCEとし、不溶物に10mM Tris−HCl、1mM EDTAを加えて顕微鏡で観察し、CEの生成量をカウントした。結果を表2に示す。
[比較例1]
2−ヘキシルデカン酸L−カルニチン塩酸塩を添加しなかったこと以外は実施例1と同様に、CEの生成量をカウントした。結果を表2に示す。
Figure 2014221748
その結果、表1に示すように、2−ヘキシルデカン酸L−カルニチン塩酸塩で培養した細胞ではコントロールに対して、CEの量が有意に増大した。すなわちカルニチン誘導体は、優れたCE形成促進効果を有することが明らかとなった。
[実施例2]CE前駆体タンパク質及び架橋酵素タンパク質の遺伝子発現
正常ヒト表皮角化細胞(KURABO社)をHuMedia−KG2培地 (KURABO社)で培養した。24ウェルプレートに表皮細胞を7.5×10個/cmで播種し、37℃,5%CO2下でコンフルエントの状態になるまで培養した。その後、2−ヘキシルデカン酸L−カルニチン塩酸塩を終濃度10μMになるように添加して、24時間培養後、総RNAを抽出し、得られたRNAからcDNAを合成した。合成したcDNAをテンプレートに、定量リアルタイムPCRでロリクリン、インボルクリンおよびトランスグルタミナーゼ1遺伝子の発現量を定量した。内部標準遺伝子として化合物添加により発現に変動が見られないハウスキーピング遺伝子としてGAPDHの発現量を定量し、標準化した。結果を表3に示す。
[比較例2]
2−ヘキシルデカン酸L−カルニチン塩酸塩を添加しない他は実施例2と同様にして、GAPDHの発現量を定量し、標準化した。結果を表3に示す。
Figure 2014221748
表3に示すように、カルニチン誘導体は、ロリクリン、インボルクリンおよびトランスグルタミナーゼ1のmRNAの発現を亢進した。
[実施例3] タイトジャンクション形成能評価試験
正常ヒト表皮角化細胞(KURABO社)をHuMedia−KG2培地 (KURABO社)で培養した。24ウェルプレートに表皮細胞を7.5×10個/cmで播種し、37℃、5%CO下でコンフルエントの状態になるまで培養した。その後、2−ヘキシルデカン酸L−カルニチン塩酸塩を終濃度10μMになるように添加して、24時間培養後、総RNAを抽出し、得られたRNAからcDNAを合成した。得られたcDNAをテンプレートに、定量リアルタイムPCRでオクルディンおよびクローディン1遺伝子の発現量を定量した。内部標準遺伝子として化合物添加により発現に変動が見られないハウスキーピング遺伝子としてGAPDHの発現量を定量し、標準化した。結果を表4に示す。
[比較例3]2−ヘキシルデカン酸L−カルニチン塩酸塩を添加しなかった以外は実施例3と同様に、GAPDHの発現量を定量し、標準化した。結果を表4に示す。
Figure 2014221748
表4に示すように、カルニチン誘導体は、クローディン1およびオクルディンのmRNAの発現を亢進した。

Claims (11)

  1. カルニチンおよびその塩ならびにカルニチンの誘導体およびその塩の中から選択される、少なくとも一種を有効成分として含むことを特徴とする、表皮関連因子活性剤。
  2. 前記表皮関連因子活性剤が、タイトジャンクション形成促進剤である、請求項1に記載の表皮関連因子活性剤。
  3. 前記表皮関連因子活性剤が、コーニファイドエンベロップ形成促進剤である、請求項1に記載の表皮関連因子活性剤。
  4. 前記カルニチンおよびその塩ならびにカルニチンの誘導体およびその塩が、下記一般式(1)で表わされる化合物および一般式(2)で表わされる化合物であることを特徴とする、請求項1に記載の表皮関連因子活性剤。
    Figure 2014221748
    (式中、Rは炭素数1〜38の脂肪族炭化水素基、水素原子、−CORのいずれかを表す。Rは炭素数1〜37の脂肪族炭化水素基を示す。)
    Figure 2014221748
    (式中、Rは前記式(1)と同様であり、Xはm価の無機アニオンまたはm価の有機アニオンを表し、Yはn価の無機カチオンまたはn価の有機カチオンを表す。mおよびnはそれぞれ独立に1〜4の整数を表す。)
  5. 前記一般式(1)で表わされる化合物が下記一般式(3)で表わされる化合物であり、前記一般式(2)で表わされる化合物が下記一般式(4)で表わされる化合物である、請求項1〜3のいずれかに記載の表皮関連因子活性剤。
    Figure 2014221748
    (式中、Rは前記式(1)と同様である)
    Figure 2014221748
    (式中、Rは前記式(1)と同様であり、XおよびYは前記式(2)と同様である)
  6. 前記一般式(3)で表わされる化合物が下記一般式(5)で表わされる化合物であり、前記一般式(4)で表わされる化合物が下記一般式(6)で表わされる化合物である、請求項5に記載の表皮関連因子活性剤。
    Figure 2014221748
    (式中、RおよびRはそれぞれ独立に、炭素数1〜18の脂肪族炭化水素基を表す)
    Figure 2014221748
    (式中、RおよびRは前記式(5)と同様であり、XおよびYは前記式(2)と同様である)
  7. 前記式(5)および式(6)中のRおよびRがそれぞれ独立に、炭素数3〜16の脂肪族炭化水素基であることを特徴とする請求項6に記載の表皮関連因子活性剤。
  8. 前記式(5)および式(6)のそれぞれにおいて、RおよびRのいずれか一方がn−ヘキシル基であり、他方がn−オクチル基であることを特徴とする請求項6に記載の表皮関連因子活性剤。
  9. 前記式(2)、(4)および(6)中のXが、水酸化物イオン、硝酸イオン、硫酸イオン、炭酸イオン、炭酸水素イオン、ハロゲン化物イオン、蟻酸イオン、酢酸イオン、クエン酸イオン、酒石酸イオン、シュウ酸イオン、フマル酸イオン、炭素数3〜20の脂肪酸のアニオン、カルニチンおよびその誘導体のアニオン、アスコルビン酸のアニオン、アスコルビルリン酸およびその誘導体のアニオンからなる群より選ばれるアニオンであることを特徴とする、請求項4〜8のいずれかに記載の表皮関連因子活性剤。
  10. 前記式(2)、(4)および(6)中のYが、水素イオン、ナトリウムイオン、カリウムイオン、カルシウムイオン、マグネシウムイオン、亜鉛イオン、アンモニウムイオン、カルニチンおよびその誘導体のカチオンからなる群より選ばれるカチオンであることを特徴とする、請求項4〜9のいずれかに記載の表皮関連因子活性剤。
  11. カルニチンおよびその塩ならびにカルニチンの誘導体およびその塩の中から選択される少なくとも一種の含有量が0.2〜500mMであることを特徴とする、請求項1〜10のいずれかに記載の表皮関連因子活性剤。
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