JP2014103951A - 容器詰めカット野菜 - Google Patents

容器詰めカット野菜 Download PDF

Info

Publication number
JP2014103951A
JP2014103951A JP2012261544A JP2012261544A JP2014103951A JP 2014103951 A JP2014103951 A JP 2014103951A JP 2012261544 A JP2012261544 A JP 2012261544A JP 2012261544 A JP2012261544 A JP 2012261544A JP 2014103951 A JP2014103951 A JP 2014103951A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cut
vegetables
vegetable
container
packed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012261544A
Other languages
English (en)
Inventor
Mami Yamakawa
真美 山川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
QP Corp
Original Assignee
QP Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by QP Corp filed Critical QP Corp
Priority to JP2012261544A priority Critical patent/JP2014103951A/ja
Publication of JP2014103951A publication Critical patent/JP2014103951A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Storage Of Fruits Or Vegetables (AREA)

Abstract

【課題】製造後の長期保存により急激に腐敗が進行し、細菌の増加により、変色、しおれ、味の劣化、におい等の劣化が生じないカット野菜を提供する。
【解決手段】工場栽培により生産された野菜を原料野菜として用い、さらに、製造後1日間温度0〜15℃で保存して包装容器から取り出したカット野菜が下記(A)及び(B)を満たす、容器詰めカット野菜;(A)該カット野菜50gを水500mLで浸漬洗浄することにより得られる洗浄水のCODが40ppm以下、(B)該カット野菜の一般生菌数が1×10〜1×10CFU/g。
【効果】製造後長期保存しても色、しおれ具合等の外観、食味、におい等が製造直後と殆ど変わらず、鮮度が維持される。
【選択図】なし

Description

本発明は、カットされた野菜が包装容器に詰められた容器詰めカット野菜に関する。
千切りキャベツ、千切り大根、ちぎりレタスなどのカット野菜が、袋型、カップ型、ボール型などの種々の食品包装容器に詰められて販売されている。このような容器詰めカット野菜では、雑菌の繁殖により腐敗が進行しやすいことから、店頭販売されるカット野菜については、従来、殺菌処理を徹底させることにより一般生菌数を極力低く抑制することが望ましいとされている。
しかしながら、殺菌処理の方法によっては細胞が破壊されることにより、かえって腐敗が進行し易くなる。そのため、容器詰めカット野菜について、製造時の一般生菌数を、細胞の破壊をできる限り抑えつつ、十分に低減させる方法が検討されている。例えば、カットキャベツを次亜塩素酸ソーダ溶液で洗浄することによりアルカリ領域で1次殺菌を行い、次いで、水による洗浄と酢酸溶液による洗浄を順次行うことにより酸性領域にして次亜塩素酸を発生させ、次亜塩素酸により2次殺菌を行う方法(特許文献1)、カット野菜を亜塩素酸塩溶液で処理した後、水洗せずに水切りし、保存することにより、野菜に付着した細菌の増殖を亜塩素酸塩で抑える方法(特許文献2)、野菜を喫食用サイズにカットする前に次亜塩素酸塩水溶液で強く殺菌し、次いで野菜をカットし、亜塩素酸塩水溶液で比較的弱く殺菌する方法(特許文献3)などが知られている。
特開平6−46812号公報 特開平11−196763号公報 特開2006−61069号公報
上述した従来の容器詰めカット野菜の製造時の一般生菌数は1×10/gCFU以下であり、一般的に望ましいとされる一般生菌数の上限値を十分に下回っている。しかしながら、製造後の長期保存により急激に腐敗が進行し、一般生菌数が1×10/gCFU以上になるという問題点がある。また、細菌の増加により、変色、しおれ、味の劣化、におい等の劣化が著しくなるという問題も生じる。
そこで、本発明は、容器詰めカット野菜を0〜15℃という通常の流通保管温度において、製造後長期保存した場合でも、その一般生菌数が1×10CFU/g以下であり、変色、しおれ、味の劣化、においの劣化等として認識される鮮度劣化ができる限りおこらないようにすることを課題とする。
本発明者は、(i)カット野菜の表面に付着している有機物の量は、所定量のカット野菜を水で浸漬洗浄することにより得られる洗浄水のCODとして測定できること、(ii)このCODは、カット野菜自体の損傷の程度の指標となること、(iii)このCODを低く抑制すると、これを養分とする細菌の増殖を抑制できるので、CODはカット野菜の保存時の細菌の増減の指標ともなること、(iv)このCODと一般生菌数のより具体的な関係としては、容器詰めカット野菜の製造後1日でのCODを40ppm以下とすれば、この時点での一般生菌数が1×10CFU/g以下であると、製造後の長期保存により一般生菌数が殆ど増加しないこと、(iv)さらに、CODの抑制により細菌の増殖が抑制されているので、製造後長期保存しても衛生上の問題が無く、外観上も食味上も鮮度が維持され、したがって、製造後の賞味期間を大幅に延長できることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明は、カットされた野菜が包装容器に詰められた容器詰めカット野菜であって、工場栽培により生産された野菜を原料野菜として用い、さらに、製造後1日間温度0〜15℃で保存して包装容器から取り出したカット野菜が下記(A)及び(B)を満たすことを特徴とする、容器詰めカット野菜;
(A)該カット野菜50gを水500mLで浸漬洗浄することにより得られる洗浄水のCODとして40ppm以下
(B)該カット野菜の一般生菌数が1×10〜1×10CFU/g。
なお、本発明において、「製造後1日間」保存したカット野菜とは、「製造直後から12〜36時間」保存したカット野菜を意味する。
また、上述の容器詰めカット野菜の製造方法として、工場栽培により生産された野菜を収穫後、カットし、カットした野菜を包装容器へ詰めるまでの一連の工程において、次のA〜Dの工程の少なくとも一つを行う製造方法を提供する。
A.野菜の収穫時に切断面を殺菌する収穫時殺菌処理工程、
B.収穫した野菜を容器詰めする大きさにカット前に殺菌液で処理するカット前殺菌処理工程、
C.収穫した野菜をカットするにあたり、その切断部に水を注ぎながらカットする工程、
D.容器詰めする大きさにカットした野菜を水晒し処理する水晒し処理工程
本発明の容器詰めカット野菜は、製造後、0〜15℃という通常の流通保管温度で長期保存した場合でも、一般生菌数が1×10CFU/g以下である。さらに、CODが低く抑制されていることにより、製造後長期保存しても色、しおれ具合等の外観、食味、におい等が製造直後と殆ど変わらず、鮮度が維持されている。したがって、容器詰めカット野菜の保存可能期間を従前よりも延長できる。
よって、容器詰めカット野菜の普及を促進し、消費者が、野菜の摂取量が多い健康的な食生活をおくることを支援することができる。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の容器詰めカット野菜は、カットされた野菜が包装容器に詰められているものであり、工場栽培により生産された野菜を原料野菜として用い、さらに、収穫された野菜をカットし、製造直後(即ち、カットされた野菜が包装容器に詰められた直後)から所定期間でのカット野菜表面に付着している有機物量と、カット野菜の一般生菌数が、後述するように特定の範囲に制御されているものである。
<本発明のカット野菜に用いる原料野菜>
ここで、野菜としては、レタス、リーフレタス、サラダ菜、水菜、ホウレン草、キャベツ等が好ましく、中でも、リーフレタス、レタス等の葉野菜が、本発明の効果が大きい。
また、本発明の容器詰めカット野菜に用いる野菜としては、工場栽培により生産された野菜が挙げられる。工場栽培により生産された野菜とは、土壌を使わずに栽培された野菜であり、例えば、水耕栽培や、土壌以外のセラミックやプラスチック等の種々の栽培培地を使用して栽培した野菜等が挙げられる。このような土壌を使わずに栽培された野菜を用いることで、従前のカット野菜に比してカット野菜の保存可能期間が長くなり、本発明の効果を得ることができる。
<カット方法>
野菜のカットの態様としては、千切り、短冊切り、銀杏切り、拍子切り、輪切り等の刃物でカットする態様などをあげることができる。大きさとしては、幅0.2〜5.0mmの千切り、又は1〜8cmの角切りとしたものが、消費者の需要に応える点、食べやすさの点で好ましい。
<包装工程>
包装容器としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート等の熱可塑性樹脂で製造された袋型、カップ型、ボール型などの種々の形状の食品包装容器で、カット野菜を密封できるものが好ましい。
カット野菜は、上述の包装容器に窒素ガス等の不活性ガスと共に充填密封してもよい。容器詰めカット野菜の保管中の鮮度の劣化をさらに抑制する点からは、不活性ガスと充填密封したものが好ましい。
<本発明のCOD値>
本発明の容器詰めカット野菜は、製造後1日間(即ち、製造直後から12〜36時間)温度0〜15℃で保存し、包装容器から取り出した場合に、そのカット野菜の表面に付着している有機物量が、該カット野菜50gを水500mLで浸漬洗浄することにより得られる洗浄水のCOD(以下、「カット野菜のCOD」という)として、40ppm以下、好ましくは20ppm以下である。これは、カット野菜1g当たりの有機物の付着量が0〜0.0004g、好ましくは0〜0.0002gであることを意味する。
<COD値の測定方法>
カット野菜のCODの値は、より具体的には、カット野菜50gを水道水500mLに入れ、25℃で30秒間スターラーで撹拌することによりカット野菜を洗浄し、その洗浄液のCODを常温過マンガン酸カリウム酸化法で測定することにより得られる数値である。この測定には、市販のCOD測定キット、例えば、共立理化学研究所のパックテスト(登録商標)(型式:WAK-COD)を使用することができる。
CODは、化学的酸素要求量(Chemical
Oxygen Demand)の略であって、一般に、海域や河川での有機物質等による水質汚濁の指標として使用されており、水中の有機物質等を、通常、過マンガン酸カリウム等の酸化剤で酸化するときに消費される酸素量(mg/mL)で表したものであるが、本発明において上述のように測定するカット野菜のCODは、カット野菜の表面に付着している有機物の量の指標となる。カット野菜の表面に付着している有機物は、主に、野菜をカットしたときの切断面で破壊された細胞が漏出した細胞液に由来すると考えられるが、この他、野菜を生育するときや採取するときに付着した汚染物に由来する有機物や、その汚染物で野菜が腐敗することにより生じた有機物などにも由来すると考えられる。
これに対し、カット野菜の野菜自体(即ち、カット野菜から表面付着物を除いた部分)が過マンガン酸カリウムによって酸化されることによるCOD値への寄与は無いと考えられる。これは、上述のカット野菜のCODの測定方法に関し、測定に供するカット野菜の洗浄液を得るためのカット野菜の洗浄時間を徐々に伸ばしたときに、30秒まではCODが増加するが、30秒以降は一定となるためである。また、こうしてCODを測定するカット野菜は、何らかの洗浄工程を経てきているので、野菜の生育時や収穫時などに野菜表面に付着した有機物の多くは除去されていると考えられる。したがって、カット野菜のCODとして測定される有機物は主に野菜をカットしたときの切断面から漏出した細胞液由来の有機物であると考えられる。
本発明の容器詰めカット野菜では、上述のように製造後1日間のカット野菜のCODが40ppm以下であり、そのカット野菜の一般生菌数が1×10〜10CFU/gであるが、同様の保存条件でさらに保存し、製造後の保存日数が5日間(即ち、製造直後から120時間±12時間)となってもカット野菜のCODは40ppm以下であり、一般生菌数は1×10〜10CFU/gの範囲にあり、食用に適した状態を維持している。これに対し、カット野菜のCODが40ppmを超えると、そのCODに対応する有機物が細菌の増殖の養分となるので、製造後1日間保存したカット野菜の一般生菌数が10CFU/g以下であっても、長期保存を行った際には、一般生菌数は1×10CFU/gを超えてしまい、鮮度低下が顕著になる。
<カット野菜のCOD値>
製造後1日間のカット野菜のCODの好ましい数値は、野菜の種類やカットサイズに関わらず、40ppm以下が好ましく、20ppm以下がより好ましい。
<カット野菜の菌数>
なお、本発明において、CODを測定するカット野菜を、容器詰めカット野菜の製造後、温度0〜15℃で1日間保存したものとするのは、このように保存したカット野菜のCODを40ppm以下とし、一般生菌数を10CFU/g以下とすることで、製造後、温度0〜15℃で5日間保管したカット野菜の一般生菌数を1×10CFU/g以下に抑制し、カット野菜の鮮度を良好に維持することができるためである。CODや一般生菌数を、製造直後の容器詰めカット野菜について規定することも考えられるが、品質管理のし易さの点からは、製造後、温度0〜15℃で1日間保存したものとすることが好ましく、また、このように1日間保存した後のCODを限定することによっても、上述のように、製造後においても長期の鮮度維持を図ることができる。
<収穫時殺菌処理>
製造後1日間のカット野菜のCODが40ppm以下、好ましくは20ppm以下となるようにカット野菜のCODを低減させる方法としては、野菜の収穫時の切断面を殺菌する収穫時殺菌処理を行うことが好ましい。
収穫時殺菌処理により、保存性と変色防止が得られる理由は定かではないが、本発明者らが各種研究を行ったところ、野菜を収穫するために切断すると、その切断面から当該野菜の内部の液が滲み出てきて、その液が野菜の切断面以外の表面等に付着し、菌の増殖や、変色に影響を与えてしまうためと推察される。
したがって、収穫時殺菌処理は、収穫後12時間以内に行うことが好ましく、より好ましくは6時間以内に行う。特に、収穫時殺菌処理を野菜の切断面が段ボール箱等の容器や他の野菜の表面等に接触する前に植物工場で行い、当該野菜の切断面に滲み出てくる液中に殺菌液を含有させることが非常に好ましい。また、収穫時殺菌処理する切断面の範囲としては、生育時に根の近傍にあった部位とすることが好ましい。
収穫時殺菌処理に使用する殺菌液としては、種々の殺菌液を使用することができ、例えば、亜塩素酸ナトリウム等の亜塩素酸塩の水溶液、次亜塩素酸ナトリウムや次亜塩素酸カリウム等の次亜塩素酸塩の水溶液(有効塩素濃度:好ましくは25〜500ppm、より好ましくは50〜300ppm)、焼成カルシウム水溶液、水酸化ナトリウム水溶液等のアルカリ水溶液(pH11〜14)、オゾン水、酢酸等を挙げることができる。
収穫時殺菌処理のより具体的な処理方法は、使用する殺菌液の種類、pH値、殺菌すべき野菜の種類や大きさ等に応じて適宜決定することができる。たとえば、切断されて収穫された野菜をザルやカゴ等にいれて殺菌液中に浸漬したり、切断されて収穫された野菜を殺菌液で洗い流したり、切断されて収穫された野菜に殺菌液を噴霧や噴射したりすることにより、当該野菜の少なくとも切断面全体を殺菌液に接触させて処理することが好ましい。
<容器詰めする大きさにカットする工程>
収穫時殺菌処理を施した野菜には、容器詰めする大きさにカットする工程が必要となるところ、製造後1日間のカット野菜のCODを40ppm以下、好ましくは20ppm以下に低減するためには、野菜を容器詰めにする大きさにカットする工程において、その切断面から漏出する細胞液を直ちに除去することが好ましい。したがって、野菜の切断部に水を注ぎながら野菜をカットする処理を行うことが好ましい。
水を注ぎながらカットする処理で使用する水としては、水道水、清水が望ましく、これらの一部又は全部に代えて、殺菌力が弱い殺菌剤の水溶液、例えば、亜塩素酸塩(好ましくはナトリウム塩)、オゾン、酢酸、エタノールなどの水溶液を使用してもよい。
水を注ぎながらカットする処理の具体的方法としては、野菜をカットするために市販のフードスライサーを使用する場合、野菜の切断部分に水を注ぎながらカットできるように、ホースで注水したり、シャワーヘッドで注水したりすればよい。
注水量は、野菜のカット処理を、例えば1kg/分とする場合に、好ましくは0.1L/分〜10L/分、より好ましくは0.1〜5L/分、特に好ましくは0.2〜3L/分である。注水量が少なすぎると切断された細胞から流出した有機物を野菜の表面から除去しきれず、CODを十分に抑制することが難しくなる。反対に注水量が多すぎると野菜が損傷し易くなるので好ましくない。なお、水の温度は0〜10℃とすることが好ましい。
カット野菜のCODを低減させるための方法としては、これらの方法の他にも野菜に損傷を与えないように行う殺菌処理或いは洗浄処理を挙げることができ、例えば、野菜を容器詰めする大きさにカットする前に殺菌液で処理するカット前殺菌処理や、野菜を容器詰めする大きさにカットした後に水晒しする水晒し処理をあげることができる。
<カット前殺菌処理>
即ち、野菜を容器詰めする大きさにカットするに際しては、予め皮や芯を取り除いてホール野菜とする処理、それを二等分や四等分にカットする処理、また、野菜が葉ものである場合には、芯から切り離した葉を重ねる処理などを行われるので、カット前殺菌処理としては、このような処理を施した野菜に対し、次亜塩素酸ナトリウム水溶液(有効塩素濃度:好ましくは25〜500ppm、より好ましくは50〜300ppm)、焼成カルシウム水溶液、水酸化ナトリウム水溶液等のアルカリ水溶液(pH11〜14)等の殺菌力が強い殺菌液を使用し、浸漬処理、噴霧処理などを行う。
<カット後水晒し処理>
野菜を容器詰めする大きさにカットした後に行う水晒し処理は、カット後の野菜を水等の液に浸漬し、洗浄ないし弱い殺菌を行う処理である。カット後に強い殺菌処理を施すと野菜に損傷が生じたりして、カット野菜のCODがかえって増加し、前述した範囲にCODを低減させ難くなるためである。カット後の野菜を浸漬する液は、上述したカット前殺菌処理に使用する殺菌液よりも殺菌力が弱い液とする。具体的には、塩素系殺菌剤を含む水道水への浸漬処理や、次亜塩素酸塩の低濃度水溶液(100ppm以下)、亜塩素酸塩水溶液(特に、ナトリウム塩の水溶液)、オゾン液、酢酸水溶液、酸性電解水又はエタノール水溶液への浸漬処理をあげることができる。また、紫外線又は超音波等を用いる浸漬処理を行ってもよい。なお、カット前殺菌処理を行なわない場合でも、野菜を容器詰めする大きさにカットした後には、カット前殺菌処理で使用する殺菌液としてあげた前述の殺菌液に対して相対的に弱い殺菌力の液を使用する。
これらの殺菌方法は、1種又は2種以上の組み合わせで行うことができる。
<カット野菜の一般生菌数>
一方、本発明では、製造後1日間のカット野菜の一般生菌数が1×10〜10CFU/g以下であり、同様の保存条件で製造後5日間保存しても、一般生菌数は1×10〜10CFU/gの範囲にある。ここで、一般生菌数は、食品衛生検査指針(2007年)に従い、カット野菜から採取した試料液を35℃で48時間培養したときの菌数である。
本発明の容器詰めカット野菜では、カット野菜のCODが前述のように40ppm以下であるため、容器詰めカット野菜の保存中の細菌の増殖が抑制され、製造後5日経過しても、一般生菌数が1×10CFU/g以下となる。
また、従前のように、一般生菌数の上限値を低く抑えようとすると、そのために必要とされる殺菌処理により野菜が損傷し、損傷部分から腐敗が進行したり、損傷部分以外においても、損傷部分からの離水や漏出物などにより細菌が増殖し易くなる。これに対し、一般生菌数の上限値の規制を上述のように緩和することにより、殺菌処理による野菜の損傷を抑制することができる。
なお、製造後1日間のカット野菜の一般生菌数が10CFU/gを超えるとカット野菜のCODが40ppm以下であっても製造後5日経過後の一般生菌数を1×10CFU/g以下に抑制することができないので好ましくない。
製造後1日間のカット野菜の一般生菌数を、野菜にできる限り損傷を与えることなく上述の範囲にする方法としては、前述のカット野菜のCODを低減させる方法と同様に、野菜の収穫時の切断面を殺菌する収穫時殺菌処理、野菜を容器詰めする大きさにカットする前に殺菌液で処理するカット前殺菌処理、野菜の切断部に水を注ぎながら野菜をカットする処理、野菜を容器詰めする大きさにカットした後に水晒しする水晒し処理の一つ又は複数を適宜組み合わせて行うことが好ましい。
本発明の容器詰めカット野菜においては、製造後1日間のカット野菜の一般生菌数を、上述のように1×10〜10CFU/gとするところ、これは容器詰めにするカット野菜の殺菌等による損傷の程度を従前よりも低く抑えることを前提としている。
<容器詰めカット野菜の製造方法>
本発明の容器詰めカット野菜の製造方法としては、工場栽培により生産された野菜を原料野菜として用い、さらに、収穫された野菜をカットし、カットした野菜を包装容器へ詰めるまでの一連の工程において、次のA〜Dの工程の少なくとも一つを適宜選択して行う方法をあげることができ、好ましくは、収穫時殺菌処理工程を施すA工程、または、野菜の切断部に水を注ぎながら野菜をカットするC工程のいずれか一方の工程を行う製造方法を挙げることができ、さらに好ましくは、A工程及びC工程の両方を行う製造方法を挙げることができる。また、特に好ましくは、B工程及びC工程の両方を行う製造方法を挙げることができる。
A.野菜の収穫時に切断面を殺菌する収穫時殺菌処理工程、
B.収穫した野菜を容器詰めする大きさにカット前に殺菌液で処理するカット前殺菌処理工程、
C.収穫した野菜をカットするにあたり、その切断部に水を注ぎながらカットする工程、
D.容器詰めする大きさにカットした野菜を水晒しする水晒し処理工程
<A.収穫時殺菌処理工程>
ここで、A工程の収穫時殺菌処理工程は、前述したように行うことが好ましい。A工程を行った後には、野菜の損傷の程度、殺菌の程度を知るために一般生菌数を測定してもよい。
<B.カット前殺菌処理工程>
B工程のカット前殺菌処理工程では、前述の通り殺菌力が強い殺菌液を使用することが好ましい。また、B工程による殺菌の程度を確認するため、B工程を行った後に一般生菌数を測定してもよく、野菜表面の有機物による汚染の程度を知るために前述のようにCODを測定してもよい。
<C.カット工程>
C工程で行うカットとしては、カット野菜のCODを低減させるカット方法として説明したように、野菜の切断部に水を注ぎながらカットを行うことが好ましい。この場合に使用する水としては、水道水、清水が望ましく、これらの一部又は全部に代えて、B工程で使用する殺菌液よりも弱い殺菌力の殺菌液を使用しても良い。たとえば亜塩素酸塩(好ましくはナトリウム塩)、オゾン水、酢酸、エタノールなどの水溶液を使用する。
C工程でも野菜の損傷の程度を確認するため、CODを測定することが好ましい。この場合、CODが40ppm以下となるように、上述の水を注ぎながらのカットを行うことが好ましい。C工程を行った後の殺菌の程度を確認するために一般生菌数を測定してもよい。
<D.水晒し処理工程>
D工程の水晒し処理工程では、既にカット済みの野菜に対して洗浄ないし殺菌処理を行うため、それ以上の損傷を野菜へ与えないようにする点から、前述のように、B工程で使用する殺菌液よりも殺菌力が弱い液に浸漬する。
水晒し処理において、殺菌力が弱い液に浸漬する時間は、短すぎると十分な洗浄や殺菌効果が得られない可能性があることに加え、カット後に細胞から流出した微量な有機物が除去されずCODが高くなる可能性があるため、3分以上が好ましく、5分以上がより好ましく、10分以上がさらに好ましい。また、浸漬する時間は、長すぎると野菜にダメージが加わり十分な品位が確保できない可能性があるため、60分以下が好ましく、30分以下がより好ましい。
また、D工程を行った後、殺菌の程度を確認するために一般生菌数を測定してもよく、野菜表面の有機物による汚染の程度を知るために前述のようにCODを測定してもよい。
その後、カット野菜から微量な有機物を含む水を除去するため、必要に応じて遠心分離機を使用して水切り処理を行い、カット野菜を包装容器に充填密封する。こうして本発明の容器詰めカット野菜を得る。
このように、COD、一般生菌数を測定し、次の工程に進めることにより、容器詰めする直前のカット野菜として、そのCODが0〜40ppm、一般細菌数が1×10〜1×10CFU/gのカット野菜を得ることができる。
以下、実施例に基づき、本発明を具体的に説明する。なお、以下の記載において、特にことわらない限り「%」は「質量%」を表す。
[実施例1]
(A)収穫時殺菌処理工程
表1に示すように、工場栽培により生産されたリーフレタスを収穫後、植物工場内で6時間以内に収穫時の切断部(切断面を含むリーフレタスの根本側4分の1)を表1の収穫時殺菌処理工程の殺菌液(次亜塩素酸ナトリウム水溶液:有効塩素濃度200ppm)で噴霧殺菌処理(リーフレタス1g当たりの噴霧量1mL)し、それを加工工場へ輸送した。
(B)カット前殺菌処理工程
加工工場では、リーフレタスの芯、外側の葉を取り除いて約4等分し、250gのリーフレタスの塊を清水で水洗し、それを、表1のカット前殺菌処理の殺菌液(次亜塩素酸ナトリウム水溶液:有効塩素濃度200ppm、温度20℃)4Lに5分間浸漬処理することにより殺菌した。
(C)カット工程
カット前殺菌処理をしたリーフレタス塊に対し、なぎ刃回転式の電動スライサーで、切断部に清水をホースで注水(1L/分)しながら、3kg/分の速度でカット幅4cm×4cmの角切りにする流水中のカットを行った。
(D)水晒し処理工程
カットしたリーフレタスを5℃の水道水(有効塩素濃度:0.1ppm)4Lに浸す水晒し処理を5分間行い、その後、遠心分離機を用いて水切り処理を行い(処理条件1100rpm、1分)、200gのカットリーフレタスを得た。
(E)包装工程
水切り処理したカットリーフレタス100gを延伸ポリプロピレン製袋(フィルム厚40μm)に窒素ガスと共に入れ、袋の開口部をヒートシールすることにより容器詰めカットリーフレタスを製造した。この容器詰めリーフレタスを10℃で保存した。
[比較例1]
実施例1において、(C)カット工程で、注水することなく、なぎ刃回転式の電動スライサーでカットする通常のカットを行い、(D)水晒し処理工程において次亜塩素酸ナトリウム(有効塩素濃度200ppm)を使用し、浸漬時間を5分とした以外、実施例1と同様にして容器詰めカットリーフレタスを製造した。
[比較例2]
実施例1において、(D)水晒し処理工程において次亜塩素酸ナトリウム水溶液(有効塩素濃度1000ppm)を使用し、浸漬時間を5分とした以外、実施例1と同様にして容器詰めカットリーフレタスを製造した。
[比較例3]
実施例1において、(A)収穫時殺菌処理工程、(B)カット前殺菌処理工程を省略し、(C)カット工程で、注水することなく、なぎ刃回転式の電動スライサーでカットする通常のカットを行い、(D)水晒し処理工程において、殺菌液として次亜塩素酸ナトリウム水溶液(有効塩素濃度1000ppm)を使用し、浸漬時間を5分とした以外実施例1と同様にして、容器詰めカットリーフレタスを製造した。
実施例1、および比較例1〜3の容器詰めカット野菜を、保存日数1日(24時間)、5日(120時間)保存後に、そのCOD、一般生菌数および外観を以下のように測定した。結果を表1に示す。
[COD]
袋から野菜を取り出した野菜50gを、500mlの25℃の水道水に加え、室内温度25℃でスターラーで一定の速度で30秒間撹拌することにより野菜を洗浄した。その後市販のCOD測定キット(共立理化学研究所のパックテスト(登録商標)(型式:WAK−COD))を用いて野菜の洗浄水のCODを測定した。
得られた値を以下の基準により評価した。
I:0〜40ppm
II:40ppm超
[一般生菌数]
袋から野菜を取り出した野菜10gを生理食塩水で10倍に希釈し、粉砕処理した。次いで、段階希釈を行った後標準寒天培地を用いて混釈し、35℃で48時間培養し、得られたコロニーをカウントして一般生菌数を算出した。
I:1.0×103CFU/g以下未満
II:1.0×10以上、1.0×106CFU/g以下
III:1.0×106CFU/g超
[外観評価]
日常業務で野菜を扱う者10名が評価者となり、包装前のカット野菜、及び保存日数1日、および5日の容器詰めカット野菜の外観を目視観察することにより褐変の有無を評価し、次の基準により評価した。
A:褐変有りと回答した評者者の数 0名
B:褐変有りと回答した評価者の数 1〜2名
C:褐変有りと回答した評者者の数 3名以上
Figure 2014103951
表1から、製造後1日の容器詰めカット野菜のCODが40ppm以下で、一般生菌数が1×10CFU/g以下の実施例1は、保存日数が5日でも一般生菌数が1×106CFU/g以下であり、外観評価に優れ、鮮度が良好に維持されていること、野菜の損傷が少ないことがわかる。なお、実施例1は、保存日数が5日後でも、味の劣化やにおいの劣化もなく良好な食味であった。これに対し、製造後1日のカット野菜のCODが40ppmを超えている比較例1〜3は、保存日数が5日になると一般生菌数が1×106CFU/gを超え、外観評価も劣っていた。
[実施例2]
実施例1において、工場栽培により生産されたリーフレタスに代えて、同様に工場栽培により生産されたレタスを使用し、実施例1と同様に(A)収穫時殺菌処理工程を行った。また、(B)カット前殺菌処理工程において、次亜塩素酸ナトリウム水溶液に代えて水酸化ナトリウム水溶液(pH12)を使用し、浸漬時間を5分間とした以外、実施例1と同様に容器詰めカットレタスを製造した。
[実施例3]
実施例1において、(B)カット前殺菌処理工程で、次亜塩素酸ナトリウム水溶液に代えて、pH12の焼成カルシウム水溶液を使用し、(D)水晒し処理工程で水道水に代えて酢酸0.01%水溶液を使用した以外、実施例1と同様にして容器詰めカットリーフレタスを製造した。
[実施例4]
実施例1において、(A)収穫時殺菌処理工程を行わず、また、(B)カット前殺菌処理工程において、次亜塩素酸ナトリウム水溶液に代えて水酸化ナトリウム水溶液(pH12)を使用し、浸漬時間を5分間とした以外、実施例1と同様にして容器詰めカットリーフレタスを製造した。
[実施例5]
実施例1において、(B)カット前殺菌処理工程と(D)水晒し処理工程の双方において亜塩素酸ナトリウム水溶液(有効塩素濃度200ppm)を使用し、浸漬時間を5分とした以外、実施例1と同様にして容器詰めカットリーフレタスを製造した。
[実施例6]
実施例1において、(A)収穫時殺菌処理工程を行わず、さらに(D)水晒し処理工程を行わない以外、実施例1と同様に容器詰めカットリーフレタスを製造した。
[実施例7]
実施例1において、(A)収穫時殺菌処理工程では、水酸化ナトリウム水溶液(pH12)を噴霧し、(B)カット前殺菌処理工程において、次亜塩素酸ナトリウム水溶液に代えて焼成カルシウム水溶液(pH12)を使用し、(D)水晒し処理工程で水晒し時間を10分間とした以外、実施例1と同様に容器詰めカットリーフレタスを製造した。
[実施例8]
実施例7において、(A)収穫時殺菌処理工程では、工場栽培により生産されたリーフレタスを収穫後、植物工場内で6時間以内に収穫時の切断面(切断面を含むリーフレタスの根本側4分の1)を水酸化ナトリウム水溶液(pH12)に浸漬(10分間)し、(C)カット工程では、切断部に注水する量を5L/分に変更した以外、実施例7と同様に容器詰めカットリーフレタスを製造した。
[実施例9]
実施例7において、(A)収穫時殺菌処理工程では、焼成カルシウム水溶液(pH12)に浸漬(10分間)し、(C)カット工程では、切断部に注水する量を10L/分に変更した以外、実施例7と同様に容器詰めカットリーフレタスを製造した。
[実施例10]
実施例7において、工場栽培により生産されたリーフレタスに代えて工場栽培により生産されたレタスを使用した以外、実施例7と同様に容器詰めカットレタスを製造した。
[実施例11]
実施例1において、(B)カット前殺菌処理工程を行わず、(D)水晒し処理工程で水道水に代えて次亜塩素酸ナトリウム水溶液(有効塩素濃度100ppm)を使用した以外、実施例1と同様にして容器詰めカットリーフレタスを製造した。
実施例2〜10により得られた容器詰めカット野菜は、5日経過後においてもCODが40ppm以下、一般生菌数が1×10〜1×10CFU/gであり、外観評価に優れ、鮮度が良好に維持され、野菜の損傷が少なかった。また、保存日数が5日後においても、味の劣化やにおいの劣化もなく良好な食味であった。
また、実施例11により得られた容器詰めカット野菜は、1日経過後のCODが40ppm以下、一般生菌数が1×10〜1×10CFU/gであり、良好な外観および食味であったが、保存日数が5日になるとCODが40ppmを超え、一般生菌数も1×10CFU/gを超えており、外観評価も劣っていた。

Claims (4)

  1. カットされた野菜が包装容器に詰められた容器詰めカット野菜であって、工場栽培により生産された野菜を原料野菜として用い、さらに、製造後1日間温度0〜15℃で保存して包装容器から取り出したカット野菜が下記(A)及び(B)を満たすことを特徴とする、容器詰めカット野菜;
    (A)該カット野菜50gを水500mLで浸漬洗浄することにより得られる洗浄水のCODとして40ppm以下
    (B)該カット野菜の一般生菌数が1×10〜1×10CFU/g
  2. さらに、製造後5日間保存後においても上記(A)を満たし、さらに、(B)該カット野菜の一般生菌数が1×10〜1×10CFU/gである、請求項1記載の容器詰めカット野菜。
  3. 工場栽培により生産された野菜を原料野菜として用いた請求項1又は2記載の容器詰めカット野菜の製造方法であって、収穫された野菜をカットし、カットした野菜を包装容器へ詰めるまでの工程において、次のA〜Dの工程の少なくとも一つを行う製造方法。
    A.野菜の収穫時に切断面を殺菌する収穫時殺菌処理工程、
    B.収穫した野菜を容器詰めする大きさにカット前に殺菌液で処理するカット前殺菌処理工程、
    C.収穫した野菜をカットするにあたり、その切断部に水を注ぎながらカットする工程、
    D.容器詰めする大きさにカットした野菜を水晒しする水晒し処理工程
  4. 少なくともA工程又はC工程を行う請求項3記載の製造方法。

JP2012261544A 2012-11-29 2012-11-29 容器詰めカット野菜 Pending JP2014103951A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012261544A JP2014103951A (ja) 2012-11-29 2012-11-29 容器詰めカット野菜

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012261544A JP2014103951A (ja) 2012-11-29 2012-11-29 容器詰めカット野菜

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014103951A true JP2014103951A (ja) 2014-06-09

Family

ID=51025983

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012261544A Pending JP2014103951A (ja) 2012-11-29 2012-11-29 容器詰めカット野菜

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014103951A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016101125A (ja) * 2014-11-28 2016-06-02 キユーピー株式会社 容器詰め葉野菜の製造方法
JP2017195833A (ja) * 2016-04-28 2017-11-02 三菱ケミカル株式会社 葉物野菜包装体の製造方法及び葉物野菜の鮮度保持方法
JP2017212901A (ja) * 2016-05-31 2017-12-07 ライオンハイジーン株式会社 野菜殺菌方法およびカット野菜製造方法
JP2018194331A (ja) * 2017-05-12 2018-12-06 ライオンハイジーン株式会社 オゾン測定装置、野菜殺菌装置、野菜殺菌方法、カット野菜製造装置およびカット野菜製造方法
JP2021061793A (ja) * 2019-10-16 2021-04-22 カゴメ株式会社 洗浄済みベビーリーフの製造方法、及び洗浄済みベビーリーフの菌数低減方法、容器詰めサラダの製造方法
JP2021061830A (ja) * 2019-10-16 2021-04-22 カゴメ株式会社 洗浄済みベビーリーフの製造方法、及び洗浄済みベビーリーフの菌数低減方法、容器詰めサラダの製造方法

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04311324A (ja) * 1991-04-08 1992-11-04 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 野菜洗浄水切り方法およびその装置
JPH06245694A (ja) * 1993-02-24 1994-09-06 Daiee:Kk 大根のケンの鮮度保持方法
JPH08214771A (ja) * 1995-02-09 1996-08-27 Oomura Suikouen:Kk 野菜の浅漬け製造方法
JP2000116319A (ja) * 1998-10-13 2000-04-25 House Foods Corp 植物体の鮮度保持方法及び鮮度保持剤
JP2000342173A (ja) * 1999-06-03 2000-12-12 Maruto Tobu Seika Kk 青果物の鮮度保持方法及び青果物の包装方法
JP2001029055A (ja) * 1999-07-23 2001-02-06 Jusco Co Ltd カット野菜の製造方法
JP2002305998A (ja) * 2001-04-17 2002-10-22 Nippon Paper Industries Co Ltd 水耕栽培野菜の味質改善方法及び味質の改善された水耕栽培野菜
JP2004041021A (ja) * 2002-07-09 2004-02-12 Business Plan Kk 野菜加工方法
JP2005160398A (ja) * 2003-12-03 2005-06-23 Nisshin Seifun Group Inc 生野菜の除菌方法
JP2006061069A (ja) * 2004-08-26 2006-03-09 Q P Corp カット野菜の製造方法
JP2012024012A (ja) * 2010-07-22 2012-02-09 Regal Joint Co Ltd 水耕栽培方法と水耕栽培装置
JP2012096141A (ja) * 2010-10-29 2012-05-24 Tokyo Electron Ltd 水滅菌装置及び水滅菌方法

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04311324A (ja) * 1991-04-08 1992-11-04 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 野菜洗浄水切り方法およびその装置
JPH06245694A (ja) * 1993-02-24 1994-09-06 Daiee:Kk 大根のケンの鮮度保持方法
JPH08214771A (ja) * 1995-02-09 1996-08-27 Oomura Suikouen:Kk 野菜の浅漬け製造方法
JP2000116319A (ja) * 1998-10-13 2000-04-25 House Foods Corp 植物体の鮮度保持方法及び鮮度保持剤
JP2000342173A (ja) * 1999-06-03 2000-12-12 Maruto Tobu Seika Kk 青果物の鮮度保持方法及び青果物の包装方法
JP2001029055A (ja) * 1999-07-23 2001-02-06 Jusco Co Ltd カット野菜の製造方法
JP2002305998A (ja) * 2001-04-17 2002-10-22 Nippon Paper Industries Co Ltd 水耕栽培野菜の味質改善方法及び味質の改善された水耕栽培野菜
JP2004041021A (ja) * 2002-07-09 2004-02-12 Business Plan Kk 野菜加工方法
JP2005160398A (ja) * 2003-12-03 2005-06-23 Nisshin Seifun Group Inc 生野菜の除菌方法
JP2006061069A (ja) * 2004-08-26 2006-03-09 Q P Corp カット野菜の製造方法
JP2012024012A (ja) * 2010-07-22 2012-02-09 Regal Joint Co Ltd 水耕栽培方法と水耕栽培装置
JP2012096141A (ja) * 2010-10-29 2012-05-24 Tokyo Electron Ltd 水滅菌装置及び水滅菌方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016101125A (ja) * 2014-11-28 2016-06-02 キユーピー株式会社 容器詰め葉野菜の製造方法
JP2017195833A (ja) * 2016-04-28 2017-11-02 三菱ケミカル株式会社 葉物野菜包装体の製造方法及び葉物野菜の鮮度保持方法
JP2017212901A (ja) * 2016-05-31 2017-12-07 ライオンハイジーン株式会社 野菜殺菌方法およびカット野菜製造方法
JP2018194331A (ja) * 2017-05-12 2018-12-06 ライオンハイジーン株式会社 オゾン測定装置、野菜殺菌装置、野菜殺菌方法、カット野菜製造装置およびカット野菜製造方法
JP2021061793A (ja) * 2019-10-16 2021-04-22 カゴメ株式会社 洗浄済みベビーリーフの製造方法、及び洗浄済みベビーリーフの菌数低減方法、容器詰めサラダの製造方法
JP2021061830A (ja) * 2019-10-16 2021-04-22 カゴメ株式会社 洗浄済みベビーリーフの製造方法、及び洗浄済みベビーリーフの菌数低減方法、容器詰めサラダの製造方法
JP7138348B2 (ja) 2019-10-16 2022-09-16 カゴメ株式会社 洗浄済みベビーリーフの製造方法、及び洗浄済みベビーリーフの菌数低減方法、容器詰めサラダの製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2014103951A (ja) 容器詰めカット野菜
JP2011525539A (ja) 過酸および2−ヒドロキシ有機酸組成物および農産物を処理する方法
JP4415793B2 (ja) カット野菜の製造方法
JP2013243987A (ja) 容器詰めカット野菜の製造方法
JP5912178B2 (ja) 容器詰め千切りキャベツ
JP6684567B2 (ja) 殺菌された緑色野菜の製造方法
JP4994523B2 (ja) カット野菜の製造方法
JP6328167B2 (ja) 容器詰めカットレタス
JP5140052B2 (ja) カット野菜の鮮度保持方法
JP2009225710A (ja) 生鮮食品の殺菌方法及び製造方法
JP2013243986A (ja) 容器詰め千切りキャベツ及びその製造方法
JP2013243989A (ja) 容器詰めカット野菜の製造方法
JP4994524B2 (ja) 千切りキャベツの製造方法
Das et al. Edge browning and microbial quality of fresh-cut iceberg lettuce with different sanitizers and contact times
JP2014100101A (ja) 容器詰めカット野菜の製造方法
JP2013243988A (ja) 容器詰めカット野菜及びその製造方法
CN202272732U (zh) 一种现场制备二氧化氯的缓释消毒剂发生器
JP7153614B2 (ja) カット野菜の製造方法
CN212127509U (zh) 一种可实时配制的缓释消毒剂发生器
JP2016067234A (ja) カット野菜又はカット果物
JP6802321B2 (ja) カットキャベツの製造方法
TW201347686A (zh) 裝於容器之細切蔬菜
JP6956610B2 (ja) カットネギ類の製造方法
JP2013243985A (ja) 容器詰めカットレタスおよびその製造方法
JP6469820B2 (ja) 天然植物性殺菌剤及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150428

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160216

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20160408

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160616

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160802