JP2014089893A - 燃料電池 - Google Patents

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一樹 奥野
Masahiro Kato
真博 加藤
Tomoyuki Awazu
知之 粟津
Masatoshi Mashima
正利 真嶋
Masahiro Yanagida
昌宏 柳田
Tetsuo Sakai
哲男 境
Tsutomu Iwaki
勉 岩城
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Abstract

【課題】電極層と集電体との間の電気抵抗を低減させるとともに、膜電極接合体にガスを充分にかつ均一に供給して、発電効率を高めることができる燃料電池を提供する。
【解決手段】高分子固体電解質層22と、この高分子固体電解質層を挟むように形成された第1の電極層23及び第2の電極層24と、上記第1の電極層に積層された第1の集電体26と、上記第2の電極層に積層された第2の集電体27と、上記第1の電極層と上記第1の集電体との間に設けられて酸素を含むガスが流動させられる第1のガス流路と、上記第2の電極層と上記第2の集電体との間に設けられて燃料を含むガスが流動させられる第2のガス流路21とを備える燃料電池であって、少なくとも上記第1のガス流路に、耐蝕性及び導電性を有し、流動するガスを上記第1の電極層に作用させるとともに、上記第1の電極層と上記第1の集電体とを導通させる金属多孔質層28が設けられている。
【選択図】図2

Description

本願発明は、燃料電池に関する。詳しくは、高分子材料から形成された固体電解質層を備える固体高分子形の燃料電池に関する。
固体高分子形燃料電池(PEFC:Polymer Electroly Fuel Cell)は、フッソ樹脂等の高分子膜から形成された固体電解質層の一側に酸素を含む気体が作用させられる第1の電極層(空気極)を設ける一方、他側に水素を含む燃料気体が作用させられる第2の電極層(燃料極)を設けた膜電極接合体(MEA:Membrance Electrode Assembly)を備えて構成される。固体高分子形燃料電池は、他の形式の燃料電池に比べて低温で作動するため、自動車用のエネルギ源として期待されている。
固体高分子形燃料電池では、上記第1の電極層には、酸素を含むガス、たとえば空気が作用させられる一方、第2の電極層には水素等を含む燃料ガスが作用させられて、発電が行われる。上記第1の電極層と上記第2の電極層には、電気を取り出すための集電体が積層して設けられている。上記集電体には、ガス流路を構成する溝が設けられており、このガス流路を流動するガスが、上記各電極に作用するように構成されている。また、上記各電極には、上記ガス流路を流れるガスを各電極に作用させるためガス拡散手段が設けられている。
上記集電体は、各電極層に電気的に接続されて、各電極との間で電子をやりとりできるように、ステンレス等の導電性材料から形成されている。
一方、上記固体高分子形の燃料電池においては、電極層の近傍が腐食環境におかれる。特に、空気が流動させられる第1の電極層の近傍は強度の酸性腐食環境となり、上記集電体を上記第1の電極層に直接接触させて導通させると、上記集電体が腐食させられる。上記不都合を回避するため、カーボン多孔質体からなるカーボンシートが各電極層を覆うように設けられており、各電極層と上記集電体とが上記カーボンシートを介して電気的に接続されるとともに、上記カーボンシートの外側に設けられたガス流路を流れるガスが、上記カーボンシートの空隙を介して各電極に拡散して作用するように構成されている。
特開平6−52871号公報 特開平6−275282号公報 特開平11−288727号公報
上記カーボンシートは、耐蝕性が大きいため、空気極に接触させても腐食することはない。また、電気伝導性を備えているため、電極層と集電体との間を導通させることもできる。
ところが、上記カーボンシートはガス透過性が低いため、電極層近傍のガスの流動性が低下して、各電極層に充分な量のガスを供給して作用させることができない。しかも、カーボンシートは異方性を有し、空隙率や空孔径が均一ではないため、電極層の表面全域に対して均一にガスを作用させることができない。このため、各電極層の性能を充分に発揮させることができず、燃料電池の出力が低下するといった問題がある。
また、カーボンシートの電気抵抗は金属材料に比べて高い。上記カーボンシートは、電極層の表面及び集電体に接触させられてこれらの間の電気的接続が行われるが、金属材料と異なるため、カーボンシートとこれら部材間の接触抵抗も大きくなる。このため、燃料電池のセルの電気抵抗が大きくなり、燃料電池の効率を高めることができない。
また、従来は、集電体に溝等を形成してガスの流路を形成し、上記流路を流れるガスを、上記カーボンシートを介して電極層に供給するように構成されている。このため、集電体の加工工程が増加して、製造コストが大きくなるといった問題もある。
本願発明は、上記従来の問題を解決し、電極層と集電体との間の電気抵抗を低減させるとともに、膜電極接合体にガスを充分に、かつ均一に供給して、発電効率を高めることができる燃料電池を提供することを課題としている。
本願発明は、固体高分子電解質層と、この固体高分子電解質層を挟むように形成された第1の電極層及び第2の電極層と、上記第1の電極層に積層された第1の集電体と、上記第2の電極層に積層された第2の集電体と、上記第1の電極層と上記第1の集電体との間に設けられて酸素を含むガスが流動させられる第1のガス流路と、上記第2の電極層と上記第2の集電体との間に設けられて燃料を含むガスが流動させられる第2のガス流路とを備える固体高分子形燃料電池に適用される。
本願発明では、少なくとも上記第1のガス流路に、耐蝕性及び導電性を有し、流動するガスを上記第1の電極層に作用させるとともに、上記第1の電極層と上記第1の集電体とを導通させるための金属多孔質層が設けられる。
上記金属多孔質層として、低い電気抵抗率を有するとともに、上記第1の電極層近傍の酸性腐食環境に耐える材料から形成されたものが採用される。たとえば、上記金属多孔質層が、ニッケルと、クロム、スズ、チタン、コバルト、タングステンのうち少なくとも一つを含む合金材料から形成されたものを採用することができる。
第1の電極層に対する耐蝕性を確保するために、ニッケルに、クロム又はスズを添加した材料から形成される金属多孔質層を採用するのが好ましい。たとえば、クロムの添加量を、10〜50重量%に設定することができる。クロムの添加量を、3〜40重量%に設定するのが好ましく、さらに、20〜40重量%に設定するのがより好ましい。クロムの添加量が少なすぎると耐蝕性が低下する。一方、クロムの添加量が多すぎると、ニッケルとの間で金属間化合物が形成されて強度が低下する。
ニッケルにスズを添加する場合、スズの添加量は、1〜40重量%に設定できる。スズの添加量を、5〜25重量%に設定するのが好ましく、さらに、9〜20重量%に設定するのがより好ましい。
上記材料から形成された金属多孔質層は、耐蝕性を備えるとともに、電気抵抗率が従来のカーボンシートに比べて小さくなる。このため、電極層と集電体との間の電気抵抗を低減させることができ、発電効率を高めることができる。
また、金属多孔質層は、従来のカーボンシートより気孔率を大きく設定できるため、電極層に作用させるガスの流量を増大させることができる。しかも、各気孔の孔径をカーボンシートより均一に設定できるため、ガスを電極層に対して均一に作用させることができる。このため、発電効率を高めることができる。
上記金属多孔質層の気孔率は、30〜98%に設定することができる。また、気孔率を、40〜96%に設定するのが好ましく、さらに、50〜92%に設定するのがより好ましい。気孔率が低い場合、ガス拡散性が低下し、ガスを電極層に対して均一に作用させることができない。一方、気孔率が大きすぎると、金属多孔質層の強度が低下する。
上記金属多孔質層の目付量は、300〜1000g/m2に設定することができる。また、目付量を350〜800g/m2に設定するのが好ましく、さらに、400〜750g/m2に設定するのがより好ましい。目付量が小さいと、強度が低くなるとともに、電気伝導率も低くなるため、電極層と集電体間の電気抵抗が大きくなり、集電効率が低下する。一方、目付量が大きすぎると、気孔率が小さくなってガスの流動抵抗が大きくなるため、電極層にガスを十分作用させることができなくなる。
上記金属多孔質層の厚みは、燃料電池の形態等によって設定することができる。電極層に対するガスの拡散性を確保するために、100〜1000μmの厚みに設定することができる。また、金属多孔質層の厚みを120〜900μmに設定するのがより好ましく、150〜800μmに設定するのがさらに好ましい。金属多孔質層の厚みが小さすぎると、ガスの拡散性が低下して、ガスを均一に電極層に作用させることができない。一方、厚みが大きすぎると、セルの大きさが大きくなるため、燃料電池の体積エネルギ密度が低下する。
上記金属多孔質層の気孔の孔径は、20〜850μmに設定するのが好ましい。孔径が小さすぎるとガスの流動性や拡散性が低下して、電極層にガスを十分に作用させることができない。一方、孔径が大きすぎると、ガスの均一な拡散性を確保するのが困難になり、電極層に均一にガスを作用させることができなくなる。
上記金属多孔質層は、上記第1のガス流路にのみ設けることもできるし、上記第1のガス流路のみならず、第2のガス流路に設けることもできる。すなわち、上記第2のガス流路を流動するガスを上記第2の電極層に作用させる第2の金属多孔質層を、設けることができる。
上記第2のガス流路は、水素を含む燃料ガスを第2の電極層に作用させるためのものである。燃料極である第2の電極層の近傍は、水素還元性雰囲気であるため、空気極である上記第1の電極層側に設けられる金属多孔質層のような耐蝕性が要求されることはない。このため、上述した金属多孔質層を形成する耐蝕性材料の他、ニッケルから形成された金属多孔質層を採用することができる。
上記金属多孔質層には、上述した機能を発揮できるものであれば、種々の金属多孔質体を採用できる。たとえば、外殻と、中空又は/及び導電性材料からなる芯部とを有する骨格を備え、上記骨格が一体的に連続する3次元網目構造を備えるものを採用するのが好ましい。たとえば、住友電気工業の金属多孔質体(登録商標:セルメット)を採用することができる。
上記構造の金属多孔質体は、骨格が3次元網目構造に形成されているため、気孔率を大きく設定することができる。また、上述した所要の気孔率のものを容易に形成できる。しかも、各気孔の孔径をほぼ一定に形成することができるため、ガスの拡散性が高く、電極層に対してガスを均一に作用させることができる。
上記金属多孔質層は、一面が電極層の全域を覆うように積層されて、電極層表面にガスを供給して作用させるとともに、電極層と電気的に接続される。一方、他面は、上記集電体と接触した状態で配置され、集電体と電気的に接続される。
上記金属多孔質層は、従来のカーボンシートのように各電極層を覆うように配置し、集電体に設けたガス流路を面方向に流動するガスを拡散させて各電極に作用するように構成することができる。
また、上記金属多孔質層は気孔率を大きく設定できるため、金属多孔質層を用いて、ガスを上記電極層の面方向に流動させるガス流路を構成することもできる。すなわち、上記金属多孔質層を、ガスを面方向に流動させながら、厚み方向に流動させて電極層に作用させるように構成することができる。
上記構成を採用すると、上記金属多孔質層自体がガス流路を構成するため、集電体の内面にガス流路としての溝等を形成する必要がなくなる。このため、集電体の製造工程を削減して、燃料電池の製造コストを低減させることができる。また、集電体の内面を電極層から離間させることができるため、集電体に、高価な耐蝕性材料を採用する必要がなくなり、材料選択の幅も広がる。
上記金属多孔質層によってガス流路を構成する場合、上記金属多孔質層を、気孔の孔径が大きく設定されるとともにガスを上記電極層の面方向へ流動させる集電体側多孔質層と、気孔の孔径が上記集電体側多孔質層より小さく設定されるとともに、上記集電体側多孔質層を面方向に流動させられるガスを電極層に作用させる電極側多孔質層とを備え構成するのが好ましい。
上記集電体側多孔質層の気孔の孔径を大きく設定することにより、ガスの流動抵抗が小さくなり、ガスを面方向へ流動させることができる。一方、気孔の孔径が小さい電極側多孔質層を設けることにより、電極層に対して均一にガスを拡散させて作用させることができる。これにより、ガスを電極層に効率よく作用させて発電効率を高めることができる。
上記集電体側多孔質層を構成する金属多孔質体は、面方向へのガスの流動性を確保するため、100μm以上1000μm以下の厚みを有し、気孔の孔径が200μm以上850μm以下に設定するのが好ましい。上記集電体側多孔質層の厚みが100μm未満では、ガスの面方向への流動量を確保することができない。一方、厚みが1000μmを越えると、集電体と電極層との間の距離が大きくなって、装置が大形化する。また、金属多孔質層の厚み方向の電気抵抗が大きくなり、発電効率が低下する。気孔の孔径が、200μm未満では、ガスの面方向への流動抵抗が大きくなる。一方、気孔の孔径が850μmを越えると、金属多孔質体の強度が低下するとともに、流動するガスを電極層の全面に均一に供給することができなくなる。
電極側多孔質層は、厚みを300μm以下かつ50μm以上に設定するとともに、気孔の孔径を200μm未満かつ20μm以上に設定するのが好ましい。厚みが300μmを越えるとセルの寸法が大きくなり、50μm未満であるとガスを電極層に均一に作用させることができない。また、気孔の孔径が200μm以上になるとガスを電極層に均一に作用させることができず、20μm未満であるとガスの透過性が低下して発電能力が低下する。
上記集電体側多孔質層と上記電極側多孔質層とは、電気的に接続される。接合手法は特に限定されることはなく、圧接や溶接手法を用いることができる。また、導電性を有するハンダや接着剤を用いて接合することもできる。
固体高分子形燃料電池において、集電体と電極層との間の電気抵抗を低減させて、燃料電池の効率を高めることができる。
固体高分子形燃料電池の概要を説明するための断面図である。 第1の実施形態に係る燃料電池のセル構造を示す概略断面図である。 第2の実施形態に係る燃料電池のセル構造を示す概略断面図である。 第3の実施形態に係る燃料電池のセル構造を示す概略断面図である。
以下、本願発明の実施形態を図に基づいて具体的に説明する。
図1に、固体高分子形燃料電池のセル構造を概念的に示す。なお、図1には、一つのセル構造を示しているが、発電の電圧を高めるため複数のセルが厚み方向に複数積層されて燃料電池が構成される。
燃料電池セル101は、固体高分子電解質層2を挟むようにして、空気極としての第1の電極層3と燃料極としての第2の電極層4とが積層形成された膜電極接合体5を備えて構成される。上記固体高分子電解質層2を構成するイオン交換樹脂として、たとえば、ナフィオン等から形成された高分子膜が用いられる。上記第1の電極層3及び上記第2の電極層4は、上記高分子膜の表裏の所定領域に、カーボン等の担体に白金触媒等の触媒を保持させて、これを、上記イオン交換樹脂等を含む結着剤等によって膜状に積層形成して構成される。本願発明では、矩形高分子膜の縁部を除く所定の矩形領域に上記第1の電極層3及び第2の電極層4が形成されている。
上記膜電極接合体5の外側には、第1のガス拡散手段8を介して第1の集電体6が設けられるとともに、第2のガス拡散手段9を介して第2の集電体7が設けられる。上記集電体6,7は、ステンレス等の導電性材料から形成されており、内面に溝等を形成することにより、ガスを流動させる第1のガス流路10と第2のガス流路11が設けられている。
上記ガス拡散手段8,9は、導電性を有する多孔質体から形成されており、上記ガス流路10,11を流れるガスを各電極層3,4に拡散して作用させるとともに、上記各電極層3,4と上記集電体6,7とを電気的に接続して導通させるように構成されている。
上記膜電極接合体5の両側に、上記ガス拡散手段8,9及び各集電体6,7を積層するとともに、電極層が設けられていない周縁部をガスケット15,16でシールして、上記セル101が構成されている。
上記第1のガス流路10には酸化剤としての酸素を含む空気が導入され、上記第1の電極層3に、上記第1のガス拡散手段8を介して酸素が供給される。上記第2のガス流路11には、燃料として水素を含む燃料ガスが導入され、上記第2の電極層4に、上記第2のガス拡散手段9を介して水素が供給される。なお、燃料として上記ガス拡散手段9等に設けた触媒によって水素が分解生成されるものを採用することもできる。
上記第2の電極層4において、H2→2H++2e-の反応が生じる。一方、第1の電極層3においては、1/2O2+2H++2e-→H2Oの反応が生じる。これにより、水素イオンが第2の電極層4から固体高分子電解質層2を通って第1の電極層3へと移動するとともに、電子が第2の電極層4から上記第2のガス拡散手段9、第2の集電体7、第1の集電体6、第1のガス拡散手段8を介して第1の電極層3へと流れ、電力が得られる。なお、上記セル101は、図示しない加熱装置によって所定温度に加熱される。
図1においては、理解を容易にするため、第1の電極層3及び第2の電極層4の厚みを実際より大きく描いている。また、第1のガス流路10及び第2のガス流路11を連続した大きな空間として描いているが、従来は、集電体6,7の内面に所定幅の溝等を形成して構成される。
図2に、本願発明の第1の実施形態に係る固体高分子形燃料電池のセル201の概略断面図を示す。図2に示すセル201は、固体高分子電解質層22を含む膜電極接合体25の一側に、第1の電極層23を覆うように積層された金属多孔質層28と、この金属多孔質層28及び周囲に設けられたガスケット15を介して積層された第1の集電体26とを備える。一方、上記膜電極接合体25の他側には、図1に示すセル形態と同様に、第2の電極層24を覆うように積層されたカーボンシート29と、このカーボンシート29及び周囲に設けられたガスケット16を介して積層された第2の集電体27が設けられている。上記第2の集電体27の内面には、溝を形成することにより、ガス流路21が形成されている。なお、図2においては、上記第1の電極層23と上記第2の電極層24の厚みは省略して描いている。
上記第2の集電体27のガス流路21には、水素を含む燃料ガスが図示しない導入口から導入され、上記ガス流路21内を流動しながら、上記カーボンシート29を介して拡散され、第2の電極層24に作用させられて、図1に示すセルと同様の反応が生じる。
一方、上記第1の集電体26には、第2の集電体27の内面に形成されたガス流路21は形成されておらず、上記金属多孔質層28内を空気が面方向に流動しながら拡散させられて、上記第1の電極層23に作用するように構成されている。すなわち、本実施形態では、上記金属多孔質層28が、従来のガス流路とガス拡散手段とを兼用するように設けられている。
上記金属多孔質層28は、空気極である第1の電極層23に接触して配置されるため、通気性及び耐蝕性を有する材料から形成される。本実施形態では、上記金属多孔質層28は、ニッケルにクロムを添加した合金から形成されている。以下に、上記金属多孔質層28を構成する金属多孔質体の製造方法を説明する。
まず、ウレタンシート(市販品:平均孔径500μm、厚み1.4mm、気孔率96%)に導電処理を施す。上記導電処理は、ニッケルを無電解メッキし、あるいは、カーボン粒子を塗布等することにより導電性材料を積層して行うことができる。上記導電処理を終えたウレタンシートを、大気中で800℃で焼却除去した後、還元性雰囲気中で1000℃で熱処理して還元処理を行い、ニッケル多孔質体を形成する。上記手法によって、目付量が400g/m2で、平均孔径500μm、厚み1.4mmのニッケル多孔質体が得られる。
次に、上記ニッケル多孔質体にクロマイジング処理を行うことにより耐蝕性を付与する。たとえば、クロム粉末とハロゲン化物、アルミナを混合した浸透材(クロム90%、NH4Cl:1%、Al23:9%)を、上記ニッケル多孔質体に充填し、水素ガス等の還元性雰囲気下で800℃に加熱することにより、ニッケル多孔質体にクロムを添加して合金化する。上記加熱時間を調節することにより、クロム含有量を調節することができ、所要の耐蝕性を有するニッケル−クロム合金製の金属多孔質体を得ることができる。
たとえば、クロムの添加量を、10〜50重量%に設定することができる。また、クロムの添加量は、3〜40重量%に設定するのが好ましく、さらに、20〜40重量%に設定するのがより好ましい。クロムの添加量が少なすぎると耐蝕性が低下する。一方、クロムの添加量が多すぎると、ニッケルとの間で金属間化合物が形成されて強度が低下する。
なお、本実施形態では、金属多孔質層28に、ニッケル−クロム合金から形成された金属多孔質体を採用したが、ニッケルに、スズ、チタン、コバルト、タングステンのうち少なくとも一つを添加して形成される金属多孔質体を採用することもできる。
上記金属多孔質層28は、外殻と、中空又は/及び導電性材料からなる芯部とを有する骨格を備え、上記骨格が一体的に連続する3次元網目構造を備える。上記構造の金属多孔質体は、樹脂多孔質体から形成することができるため、所要の気孔率や所要の孔径を備えるものを容易に形成することができる。また、骨格が3次元網目構造に形成されているため、気孔率の大きな金属多孔質体を形成することができる。しかも、各気孔の孔径をほぼ一定に形成することができるため、ガスの拡散性が高く、電極層に対してガスを均一に作用させることができる金属多孔質層28を構成することができる。
上記金属多孔質体から形成された金属多孔質層28は、耐蝕性を備えるとともに、電気抵抗率が従来のカーボンシートに比べて小さくなる。このため、第1の電極層23と第1の集電体26との間の電気抵抗を低減させることができ、発電効率を高めることができる。
また、金属多孔質層28は、カーボンシートより気孔率を大きく設定できるため、第1の電極層23に作用させるガスの流量を増大させることができる。しかも、各気孔の径をカーボンシートより均一に設定できるため、ガスを電極層に対して均一に作用させることができる。このため、発電効率を高めることができる。
しかも、本実施形態では、金属多孔質層28自体がガス流路を構成しているため、第1の集電体26の内面に、第2の集電体27に設けられたガス流路21を形成する必要がない。このため、第1の集電体26の製造工程を削減することができ、製造コストを低減させることもできる。
なお、上記金属多孔質層28の気孔率は、30〜98%に設定することができる。また、気孔率を、40〜96%に設定するのが好ましく、さらに、50〜92%に設定するのがより好ましい。気孔率が低い場合、ガス拡散性が低下し、ガスを電極層に対して均一に作用させることができない。一方、気孔率が大きすぎると、金属多孔質層の強度が低下する。上記金属多孔質層28の気孔の孔径は、20〜850μmに設定することができる。孔径が小さすぎるとガスの流動性や拡散性が低下して、電極層にガスを十分に作用させることができない。一方、孔径が大きすぎると、ガスの均一な拡散性を確保するのが困難になり、電極層に均一にガスを作用させることができなくなる。
上記金属多孔質層28の目付量は、300〜1000g/m2に設定することができる。また、目付量を、350〜800g/m2に設定するのが好ましく、さらに、400〜750g/m2に設定するのがより好ましい。目付量が小さいと、強度が低くなるとともに、電気伝導率も低くなるため、電極層と集電体間の電気抵抗が大きくなり、集電効率が低下する。一方、目付量が大きすぎると、気孔率が小さくなってガスの流動抵抗が大きくなり、電極層にガスを十分作用させることができなくなる。
上記金属多孔質層28の厚みは、燃料電池の形態等によって設定することができる。第1の電極層23に対するガスの拡散性を確保するために、100〜1000μmの厚みに設定することができる。また、金属多孔質層28の厚みを120〜900μmに設定するのがより好ましく、150〜800μmに設定するのがさらに好ましい。金属多孔質層28の厚みが小さすぎると、ガスの拡散性が低下して、ガスを均一に第1の電極層23に作用させることができない。一方、厚みが大きすぎると、セルの大きさが大きくなるため、燃料電池の体積エネルギ密度が低下する。
本実施形態では、厚み1.4mmの金属多孔質体を第1の電極層23と第1の集電体26の内面との間で挟圧して一部を圧縮変形させ、これら部材の表面に密着させることにより、これら部材と電気的に接続している。このため、上記第1の電極層23と上記金属多孔質層28との間の接触抵抗、及び上記金属多孔質層28と上記第1の集電体26との間の接触抵抗も大幅に低減させることができる。
図3に本願発明の第2の実施形態を示す。第2の実施形態は、膜電極接合体35の両側に、第1の金属多孔質層38と、第2の金属多孔質層39とを設けたものである。なお、膜電極接合体35、第1の金属多孔質層38及び第1の集電体36は、図2に示す第1の実施形態の構成と同様であるので説明は省略する。
上記第2の金属多孔質層39として、第1の金属多孔質層38を構成するものと同じ金属多孔質体を採用できる。ただし、第2の電極層34は燃料極であり、その近傍は還元性雰囲気となるため、第2の金属多孔質層39には、第1の金属多孔質層38ほどの耐蝕性は要求されない。このため、第1の実施形態において形成されるニッケル多孔質体をクロマイジング処理することなく用いることもできる。また、第1の金属多孔質層38を構成する材料より耐蝕性の低い種々の材料から形成された金属多孔質体を採用できる。
上記第2の金属多孔質層39の材料以外の形態は、第1の金属多孔質層38と同様のものが採用されているため、第1の電極層33に空気を供給するのと同様に、第2の電極層34に燃料ガスを効率よく供給でき、第1の金属多孔質層38と同様の作用効果を発揮させることができる。これにより、第2の電極層34に効率よく酸素を供給するとともに、膜電極接合体から各集電体の間の電気抵抗を低減させて、発電効率を高めることができる。
しかも、第2の実施形態では、第1の集電体36と第2の集電体の37の双方にガス流路を設ける必要がないため、製造工程を大幅に削減することが可能となり、製造コストを大きく低減することもできる。
図4に、本願発明の第3の実施形態を示す。この実施形態は、第1の金属多孔質層48及び第2の金属多孔質層49を、気孔の孔径が大きく設定されるとともにガス流路を構成する集電体側多孔質層48b,49bと、気孔の孔径が小さく設定されるとともに、上記集電体側多孔質層48b,49b内を面方向に流動させられるガスを、各電極層43,44に拡散して作用させる電極側多孔質層48a,49aとを備えて構成したものである。なお、図4において、膜電極接合体45、第1の集電体46、第2の集電体47は、図3に示す第2の実施形態と同様であるので説明は省略する。また、第1の金属多孔質層48及び第2の金属多孔質層49の形態以外の構成は、第2の実施形態と同様であるので説明は省略する。
上記集電体側多孔質層48b,49bの気孔の孔径を大きく設定することにより、ガスの面方向へ流動抵抗を減少させ、ガスを流動空間の全域にわたって流動させることができる。一方、気孔の孔径が小さい電極側多孔質層48a,49aを設けることにより、各電極層43,44に対して、ガスを均一に拡散させて作用させることができる。これにより、酸素及び燃料ガスを各電極層43,44に効率よく作用させて発電効率を高めることができる。
上記集電体側多孔質層48b,49bを構成する金属多孔質体は、面方向へのガスの流動性を確保するため、100μm以上1000μm以下の厚みを有し、気孔の孔径が200μm以上850μm以下に設定するのが好ましい。上記集電体側多孔質層48b,49bの厚みが100μm未満では、ガスの面方向への流動抵抗が大きくなり、ガスの流動量を確保することができない。一方、上記集電体側多孔質層48b,49bの厚みが1000μmを越えると、各集電体と各電極層との間の距離が大きくなって、装置が大形化する。また、各金属多孔質層48,49の厚み方向の電気抵抗が大きくなり、発電効率が低下する。上記集電体側多孔質層48b,49bの気孔の孔径が、200μm未満では、ガスの面方向への流動抵抗が大きくなる。一方、気孔の孔径が850μmを越えると、金属多孔質体の強度が低下するとともに、流動するガスを電極層の全面に均一に供給することができなくなる。
電極側多孔質層48a,49aは、厚みを300μm以下かつ50μm以上に設定するとともに、気孔の孔径を200μm未満かつ20μm以上に設定するのが好ましい。厚みが300μmを越えるとセルの寸法が大きくなり、50μm未満であるとガスを電極層に均一に作用させることができない。また、気孔の孔径が200μm以上になるとガスを電極層に均一に作用させることができず、20μm未満であるとガスの透過性が低下して発電能力が低下する。
上記集電体側多孔質層48b,49bと上記電極側多孔質層48a,49aとは、電気的に接続されている。接続方法は、特に限定されることはない。たとえば、膜電極接合体45と各集電体46,47の内面との間の空間の厚みより若干大きな合計厚みで、各金属多孔質層48,49を形成し、厚み方向に圧縮変形させて圧着することができる。また、溶接や種々の導電性材料を介して電気的に接続することができる。上記集電体側多孔質層48b,49bと上記電極側多孔質層48a,49aとを電気的に接続することにより、これら部材間の接触抵抗が小さくなり、電極−集電体間の抵抗を低減させて、燃料電池の効率を高めるこことができる。
本願発明の範囲は、上述の実施形態に限定されることはない。今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって、制限的なものでないと考えられるべきである。本願発明の範囲は、上述した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
各電極層に、ガスを効率よく供給するとともに、電極層−集電体間の抵抗を低減させて、発電効率の高い固体高分子形燃料電池を構成できる。
22 固体高分子電解質層
23 第1の電極層(空気極)
24 第2の電極層(燃料極)
26 第1の集電体
27 第2の集電体
28 金属多孔質層(第1のガス流路)
21 第2のガス流路
201 燃料電池(セル)

Claims (6)

  1. 固体高分子電解質層と、この固体高分子電解質層を挟むように形成された第1の電極層及び第2の電極層と、上記第1の電極層に積層された第1の集電体と、上記第2の電極層に積層された第2の集電体と、上記第1の電極層と上記第1の集電体との間に設けられて酸素を含むガスが流動させられる第1のガス流路と、上記第2の電極層と上記第2の集電体との間に設けられて燃料を含むガスが流動させられる第2のガス流路とを備える燃料電池であって、
    少なくとも上記第1のガス流路に、耐蝕性及び導電性を有し、流動するガスを上記第1の電極層に作用させるとともに、上記第1の電極層と上記第1の集電体とを導通させる金属多孔質層が設けられている、燃料電池。
  2. 少なくとも上記金属多孔質層が、ニッケルと、クロム、スズ、チタン、コバルト、タングステンのうち少なくとも一つを含む合金材料から形成されている、請求項1に記載の燃料電池。
  3. 上記金属多孔質層が、ガスを上記電極層の面方向に流動させるガス流路を構成している、請求項1又は請求項2に記載の燃料電池。
  4. 上記金属多孔質層は、
    気孔の孔径が大きく設定されるとともにガスを上記電極層の面方向へ流動させる集電体側多孔質層と、
    気孔の孔径が上記集電体側多孔質層より小さく設定されるとともに、上記集電体側多孔質層を面方向に流動させられるガスを電極層に作用させる電極側多孔質層とを備え、
    上記集電体側多孔質層と上記電極側多孔質層とが電気的に接続されている、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の燃料電池。
  5. 上記金属多孔質層は、30〜98%の気孔率を備えるとともに、気孔径が20〜1000μmである、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の燃料電池。
  6. 上記金属多孔質層は、外殻と、中空又は/及び導電性材料からなる芯部とを有する骨格を備え、上記骨格が一体的に連続する3次元網目構造を備える、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の燃料電池。
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