JP5271067B2 - 積層形燃料電池 - Google Patents

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Description

本発明は、積層形燃料電池に係り、特に固体高分子形燃料電池の単位セルを複数個積層したセルスタックを有する積層形燃料電池に関する。
近年、化石燃料の大量消費による地球温暖化・環境汚染問題は深刻な問題となっている。この問題に対する対処手段として、化石燃料を燃やす内燃機関に代わり、固体高分子形燃料電池を始めとする水素やメタノール等を燃料とし、酸素やこれを含む空気等を酸化剤とした燃料電池が注目を集めている。
燃料電池は、発電による排出物の環境に対する負荷が少なく、クリーンな発電システムとして注目されている。特に、近年の環境保護への関心の高まりから、燃料電池の分散電源や電気自動車電源への用途展開が期待されている。
また、高エネルギー密度の電源として、モバイル機器の電源として燃料電池の適用可能性が検討され始めている。
燃料電池には、固体高分子形、リン酸型、溶融炭酸塩型、固体酸化物型等が挙げられる。その中で、固体高分子形燃料電池は、室温から100℃程度の比較的低温で発電が可能であり、出力密度が高いことから、上述した用途では固体高分子形燃料電池が最も適している。
固体高分子形燃料電池(PEFC)は、一般に固体高分子電解質膜の両面にアノード(燃料極)、カソード(空気極)となる触媒金属を担持した担持カーボン層(以下触媒電極層という)が配置された構造から構成されている。ここでアノード、カソードの固体高分子電解質膜に接する面とは反対側の面には、燃料である水素やメタノールあるいは空気や酸素の拡散を円滑に行うために拡散層が形成される。さらに、その外側に反応ガスの供給路を有する導電体からなるセパレータが配置され、これらを一体化して単位セルが構成される。
固体高分子形燃料電池では、例えば燃料に水素を用いた場合、燃料中の水素と空気中の酸素から発電中に次の反応式で表される反応によって水が生成する。
アノード(負極)側 H → 2H+ + 2e−
カソード(正極)側 1/2O + 2H+ + 2e− → H
全反応 H + 1/2O → H
上記の反応において固体高分子形燃料電池の発電時には最大約1Vの電圧が発生する。実際のシステムでは、出力規模に応じて単位セルを複数個積層して電気的に直列に接続したセルスタックからなる積層形燃料電池が用いられる。燃料電池自動車用の燃料電池では50〜70kWの出力が求められており、200〜500個の単位セルを積層する必要がある。
高い出力密度が求められる燃料電池自動車などの移動体向け固体高分子形燃料電池のセパレータには、炭素系材料に比べて成形が容易でセパレータ厚さを薄くできる金属系材料セパレータの開発が進められている。セパレータ厚さが薄くなると積層形燃料電池の体積を低減することができ、出力密度の向上が見込める。
このような背景から、金属系セパレータ材料が提案されている(例えば、特許文献1、2、3参照)。また、薄型化のみでなく材料の比重を低減することにより積層形燃料電池の重量を軽量化することができ、このような材料にはアルミニウムのように比重の小さい材料が使用される。ただし、アルミニウムは腐食され易く、腐食生成物の電子抵抗が高いために表面をコーティングする必要がある。このような背景から、各種表面コーティング方法が提案されている(例えば、特許文献4、5、6参照)。
特開2003−193206号公報 特開2005−298960号公報 特開2003−272659号公報 特開2000−58080号公報 特開2000−106197号公報 特開2006−134677号公報
燃料電池自動車などの移動体向け燃料電池には、体積が小さく軽量な積層形燃料電池が強く求められている。
従来技術では、セパレータを炭素系材料から金属系材料に変更し、セパレータを薄くすることで体積の低減をしてきた。しかし、金属系のセパレータではセパレータ厚さ0.1mmと非常に薄いセパレータも既に開発されており、これ以上セパレータを薄くすることは強度上問題が生じると共に積層形燃料電池の体積を大幅に低減することは難しい。
また、従来技術において軽量化のために比重の小さい材料が既に使用されており、積層形燃料電池の重量をさらに軽量化することは材料の変更のみでは困難になっている。
本発明の目的は、導電性セパレータの表面に多孔質層を設け、セパレータ表面に直接触媒電極層を形成することにより、セル構成を簡略化すると共に単位セルを薄くすることにある。これによりセルスタックの体積を低減して出力密度が高く、且つ軽量な積層形燃料電池を提供することができる。
本発明は、上記課題を解決するために、電解質膜の両面に一対の電極を設けるとともに各電極の外表面を一対のセパレータで覆って単位セルを構成し、該単位セルを複数個積層して構成した積層形燃料電池において、前記セパレータの前記電解質膜と当接する部分に多孔質層を設け、該多孔質層に触媒電極層を形成することを特徴とする。
また、前記セパレータがアルミニウム、チタン、マグネシウム、ジルコニウム、タンタル、ニオブ、タングステン、ハフニウム、亜鉛、ビスマス、アンチモンおよび該金属の合金から選ばれる少なくとも1種の金属からなる金属材料から構成されることを特徴とする。
また、セパレータが中心層と表面層を有する複合金属材料から構成され、中心層は鉄、アルミニウム、銅、チタン、マグネシウム、ジルコニウム、タンタル、ニオブ、タングステン、ニッケル、クロムおよび該金属の合金から選ばれる少なくとも1種の金属からなり、かつ表面層はアルミニウム、チタン、マグネシウム、ジルコニウム、タンタル、ニオブ、タングステン、ハフニウム、亜鉛、ビスマス、アンチモンおよび該金属の合金から選ばれる少なくとも1種の金属で構成されることを特徴とする。
さらに、触媒電極層と前記セパレータを構成する金属表面の間にチタン、ジルコニウム、タンタル、ニオブ、タングステン、鉄、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛、クロム、錫、ルテニウム、ロジウム、パラジウム、銀、オスミウム、イリジウム、白金、金および該金属の合金から選ばれる少なくとも1種の金属で構成される金属導電層を形成することを特徴とする。
さらに、前記金属導電層は多層からなり、前記触媒電極層側の電極金属導電層がルテニウム、ロジウム、パラジウム、銀、オスミウム、イリジウム、白金、金および該金属の合金から選ばれる少なくとも1種の金属からなり、セパレータ側のセパレータ金属導電層がチタン、ジルコニウム、タンタル、ニオブ、タングステン、鉄、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛、クロム、錫、銀および該金属の合金から選ばれる少なくとも1種の金属で構成されることを特徴とする。
本発明は、電解質膜と、電解質膜の両面に配置した電極と、電極のそれぞれの外表面を被う一対のセパレータを単位セルとした積層形燃料電池において、セパレータ表面の多孔質層に触媒電極層を形成してセパレータと触媒電極層を一体化することにより、セルスタックの体積を低減するとともに、出力密度が高く軽量な積層形燃料電池を提供することができる。
本発明の実施形態を以下に図を用いて説明する。
〔第1の実施形態〕
図1は第1の実施形態を示すセパレータ体101の展開斜視図を示す。セパレータ体101は、セパレータ1の表面と裏面の平坦部2に密着された一対のガスケット5から構成される。セパレータ1は周囲が平坦で中央部を成型して流路を形成している。セパレータ1の平坦部2はガスケット5を面接触する部位で、流路部3はセパレータ1の表裏に反応ガス(燃料ガスと酸化剤ガス)や冷却水を流通させる凹凸状の溝である。ガスケット5は反応ガスと冷却水に応じて2種類のガスケットが使用される。セパレータ1にはさらに反応ガスおよび冷却水の出入り口となるマニホールド4が形成されている。
実際に本実施形態によるセパレータ体101を使用する場合は、電解質膜6と一対のセパレータ体101を組み合わせて単位セルを構成し、これをセルスタックに構成して積層形燃料電池とする。
図2は本実施形態によるセパレータ体を用いた燃料電池構成の一例を示す展開斜視図である。セパレータ体101は2種類から構成されており、両面に反応ガスを流通させるガスケットを有するセパレータ体を101A、片面が反応ガス用、反対面が冷却水用のガスケットを有するセパレータ体を101Bで表わす。セパレータ体101A及び101Bのガス流通面側には電解質膜6が挟持され、一つの単位セルを形成する。その他、セルスタックの両面に集電板7、絶縁板8および締付板9を用いて積層形燃料電池を形成する。Wは冷却水の経路を示す。
図1に示したセパレータ体101は、隣り合う部材である電解質膜6とセパレータ1の凸面の頂上部で接している。セパレータ1の凸面の頂上部は導電性を有し、且つ触媒電極層が形成されている。セパレータ1のそれ以外の面は電気の導通に無関係であり絶縁層であっても導電性であってもよい。セパレータ1は例えば金属や多孔質のカーボン/樹脂複合材等から形成される。
図3は図1に示したセパレータ1のA−Aにおける縦断面を示す模式図である。セパレータ1の外表面の全面に多孔質層10が形成される。セパレータ1の凸面の頂上部の多孔質層10には触媒電極層11が形成されて導電性を有し、セパレータ1基部と電気的に導通する。
図4は図3に示したセパレータ断面の触媒電極層11の近傍を拡大した模式図である。多孔質層10中には触媒電極層11が多孔質層の孔表面を覆って形成され、触媒電極層11に反応ガスが供給できるように空隙が形成されている。
上記のような構成にすることにより、セパレータ1の表面に多孔質層10を設けて拡散層を形成しさらに多孔質層10の一部に触媒電極層11を形成して、セパレータ1と触媒電極層11を一体化することにより、単位セル及びセルスタックの体積を低減して、出力密度が高く軽量な積層形燃料電池を提供することができる。
〔第2の実施形態〕
本発明の第2の実施形態を説明する。セパレータ1の材料に金属を用いる場合は、金属の種類によっては第1の実施形態では充分な長期安定性が得られないことがある。例えば、セパレータ1がマグネシウムや亜鉛など充分な耐食性を有していない材料の場合は顕著な腐食が発生し、燃料電池を劣化させる原因となる。
したがって、セパレータ1として選ぶ金属はある程度の耐食性を有していることが好ましい。なかでもチタン、ジルコニウム、タンタル、ニオブ、タングステンは高耐食な金属であると同時に、腐食生成物の放出量が他の金属に比べ極めて少ない。これは腐食生成物が酸化皮膜として表面に留まる性質を有するためである。したがって、電極や電解質膜に及ぼす悪影響は小さく、燃料電池では好ましい金属である。アルミニウムは前記金属に比較すると耐食性に乏しいが、腐食時にアルマイトと同質の皮膜が生成するため腐食生成物の放出量は比較的少ない。
このような金属をセパレータ1の材料に選ぶことにより、金属イオンの溶出が少なくなり、電解質膜6や触媒電極層11の劣化を最小限に抑えられる長寿命なセパレータが期待できる。
〔第3の実施形態〕
本発明の第3の実施形態における複合金属材料からなるセパレータの例を説明する。セパレータ1に使用する金属の中には高価な金属が存在する。そこで、鉄、アルミニウム、銅、チタン、マグネシウム、ジルコニウム、タンタル、ニオブ、タングステン、ニッケル、クロムおよび該金属の合金などの比較的安価な金属をセパレータ1の中心層に使用し、高価な金属を外側に表面層として薄膜で配置する複合構造とすることにより、高価な金属の使用量を低減することができる。
〔第4の実施形態〕
図5に第4の実施形態の模式図を示す。上述の実施形態でセルを作製した場合、初期の発電特性が低かったりセル毎の電圧の差が大きくなる場合がある。これはセパレータ1と触媒電極層11の電気的な接触が良好ではないことが原因となる。
したがって、図5に示すようにセパレータ1と触媒電極層11の間にメッキ法、蒸着法、スパッタリング法、CVD法などによりチタン、ジルコニウム、タンタル、ニオブ、タングステン、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛、クロム、錫、ルテニウム、ロジウム、パラジウム、銀、オスミウム、イリジウム、白金、金および該金属の合金などの金属導電層12を形成する。これによりセパレータ1と触媒電極層11の電気的な接触が良好になり、発電特性が向上してセル毎の発電特性の差が少なくなる。
〔第5の実施形態〕
図6に本発明の第5の実施形態の模式図を示す。金属導電層12は、金属の種類によっては第4の実施形態では充分な長期安定性が得られないことがある。これは金属導電層12が鉄、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛、錫など充分な耐食性を有していない材料の場合は顕著な腐食が発生し、燃料電池を劣化させる原因となる。したがって、金属導電層12として選ぶ金属はある程度の耐食性と導電性を有していることが好ましい。そのような金属として選ばれるルテニウム、ロジウム、パラジウム、銀、オスミウム、イリジウム、白金、金は高価な材料である。
そこで、図6に示すようにチタン、ジルコニウム、タンタル、ニオブ、タングステン、鉄、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛、クロム、錫、銀および該金属の合金をセパレータ1側にセパレータ金属導電層12aとして配置し、高価な金属をセパレータ1と反対側に電極金属導電層12bとして薄膜で配置し多層構造とすることにより、高価な金属の使用量を低減し、且つ高い耐食性を得ることができる。
〔第6の実施形態〕
本発明の第6の実施形態を説明する。前述のセパレータ1の最外層に用いる金属は陽極酸化処理により容易に多孔質層10を形成することができる。また、陽極酸化処理の浴、電流、電圧などの条件を設定することで細孔の形状や多孔質層の厚さを任意に制御することができる。これにより、触媒電極層11へ反応ガスの拡散や生成水の排出性を良好にすることが可能となり、発電特性や寿命特性を向上することが期待できる。
触媒電極層11の厚さが200μmよりも厚くなると触媒電極層11への反応ガスの拡散や生成水の排出が困難になり発電特性が低下するので、触媒電極層11の厚さは0.1μm以上かつ200μm以下であれば、発電特性は十分に保たれる。
多孔質層10の厚さが300μmよりも厚くなる場合も同様に触媒電極層11へ反応ガスの拡散や生成水の排出が困難になり発電特性が低下するので、多孔質層10の厚さは0.1μm以上かつ300μm以下であれば、発電特性は十分に保たれる。
多孔質層10はプロトン導電性がほとんどない。このため、多孔質層10の表面を覆うように触媒電極層11を形成し触媒電極層11が直接電解質膜6と接するように構成することにより、電解質膜6と触媒電極層11間のプロトンの移動が円滑になり、発電特性や寿命特性を向上することが期待できる。
本発明の実施例1について説明する。実施例1は単層構造のセパレータを有する。セパレータに金属板にアルミニウム(A5052)を使用した例を示す。コイル状薄板のアルミニウム厚み0.3mmを流路溝を形成するために、押出しプレス機で周囲が平坦部、中央部の両面に凹凸形状を有するセパレータにプレス加工した。これと同時に打ち抜きも行いマニホールドを形成した。これにより図1に示す形状のセパレータを製作した。
次に、加工後のセパレータに多孔質層を形成する方法を説明する。陽極酸化処理で多孔質層を形成するに先立ち、加工後のセパレータの表面状態に応じてスケール除去のためにブラスト処理した後、アルカリや有機溶剤による脱脂処理を施した。次いで、酸化膜を除去するための研磨、酸洗浄、アルカリ洗浄を行った。その後、多孔質層を形成するために陽極酸化処理を行った。
陽極酸化処理は、電解浴に3〜10%のシュウ酸を用い、電圧を30〜100V、温度10℃以下、処理時間20〜120分で処理を行い、膜厚は20〜50μmであった。
次に、多孔質層に触媒電極層を形成する方法について説明する。カーボンブラックに白金を50wt%担持した電極触媒を用い、この電極触媒をエタノールとイソプロピルアルコールの混合液を純水で希釈した溶媒に分散させる。DuPont社製Nafion(登録商標)を溶解したNafion溶液(濃度5wt%、アルドリッチ社製)を、電極触媒とNafionの溶液との重量比が1:9となる割合で電極触媒の分散溶液に合せ、溶媒を揮発させながら混合し、粘稠な電極触媒スラリーを作成した。
この電極触媒スラリーをセパレータ1の凸面の頂上部にスクリーン印刷法によって塗布し、電極触媒スラリーの溶媒を乾燥させて触媒電極層を形成した。触媒電極層中の白金量は単位面積当り0.5mg/cmとした。その後沸騰水中で封孔処理を行った。これによってセパレータが完成した。
ガスケットはシート状の弾性体を打ち抜き加工により製作した。材料は耐熱性、耐水性ならびに耐クリープ性に優れるシリコンゴムを用いた。材料はこの他EPDMなども好適である。ガスケットは弾性体でなくともPPSのような硬い材料を用いることも可能であるが、シール効果が小さいのでセパレータ1とガスケット5の間には液状ガスケット等を用いて密着させる必要がある。以上によりセパレータ体が得られた。
上述の工程で作成したセパレータ体を2枚用意し、電解質膜としてDuPont社製の厚さ50μmのNafion膜(ナフィオン112(登録商標))を用い、電解質膜の両面にホットプレスによってセパレータ体を圧着して単位セルを製作した。
この単位セルを複数枚重ね合わせ、両端に集電板、絶縁板を配置し、さらに外側を締付板により設定した加重で固定して積層形燃料電池を製作した。
上記で用いた材料は本実施例を説明するための一例であってこれに限定されるものではない。また、セパレータのマニホールドや流路構造、ガスケット構造、燃料電池構成もこれに限定されるものではない。また、陽極酸化のプロセスも各種存在し必要に応じて適当な手段を選ぶことができる。
次に複合金属材料からなるセパレータを有する実施例2について説明する。セパレータの中心層にステンレス鋼(SUS304)、表面層にチタン(TP270)を使用した例を示す。コイル状薄板のステンレス鋼の両側に薄層のチタンを冷間圧延でクラッド化してセパレータ基板をつくる。ここで用いたセパレータ基板の仕上がり厚みは0.2mmとした。クラッド化した後のセパレータ基板は加工硬化しているため400〜800℃の間で焼鈍し、その後のプレス加工に適した性状の板材とした。流路溝を形成するために押出しプレス機で、周囲が平坦部、中央部の両面に凹凸形状を有するセパレータに加工した。これと同時に打ち抜きも行いマニホールドを形成した。これにより図1に示す形状のセパレータを製作した。
次に、加工後のセパレータに多孔質層を形成する方法を説明する。陽極酸化処理で多孔質層を形成するに先立ち、加工後のセパレータ1の表面状態に応じてスケール除去のためにブラスト処理した後、アルカリや有機溶剤による脱脂処理を施した。次いで、酸化膜を除去するための研磨、酸洗浄、アルカリ洗浄を行った。その後、多孔質層を形成するために陽極酸化処理を行った。
陽極酸化処理は、電解浴に0.1〜1.0mol/Lのリン酸と0.01〜0.5mol/Lのフッ化水素アンモニウムの濃度を用い、浴温を20℃〜40℃、電圧を50〜200V、電解時間を5〜60分で処理を行い、膜厚は10〜50μmであった。
次に、多孔質層に触媒電極層を形成する方法について説明する。カーボンブラックに白金を50wt%担持した電極触媒を用い、この電極触媒をエタノールとイソプロピルアルコールの混合液を純水で希釈した溶媒に分散させる。DuPont社製Nafion(登録商標)を溶解したNafion溶液(濃度5wt%、アルドリッチ社製)を、電極触媒とNafionの溶液との重量比が1:9となる割合で電極触媒の分散溶液に合せ、溶媒を揮発させながら混合し、粘稠な電極触媒スラリーを作成した。
この電極触媒スラリーをセパレータの凸面の頂上部にスクリーン印刷法によって塗布し、電極触媒スラリーの溶媒を乾燥させて触媒電極層を形成した。触媒電極層中の白金量は単位面積当り0.5mg/cmとした。これによってセパレータが完成した。
ガスケットはシート状の弾性体を打ち抜き加工により製作した。材料は耐熱性、耐水性ならびに耐クリープ性に優れるシリコンゴムを用いた。材料はこの他EPDMなども好適である。ガスケットは弾性体でなくともPPSのような硬い材料を用いることも可能であるが、シール効果が小さいのでセパレータとガスケットの間には液状ガスケット等を用いて密着させる必要がある。以上によりセパレータ体が得られた。
上述の工程で作成したセパレータ体を2枚用意し、電解質膜としてDuPont社製の厚さ50μmのNafion膜(ナフィオン112(登録商標))を用い、電解質膜の両面にホットプレスによってセパレータ体を圧着して単位セルを製作した。
この単位セルを複数枚重ね合わせてセルスタックとし、両端に集電板、絶縁板を配置し、さらに外側を締付板により設定した加重で固定して積層形燃料電池を作製した。
上記で用いた材料は本実施例を説明するための一例であってこれに限定されるものではない。また、セパレータのマニホールドや流路構造、ガスケット構造、燃料電池構成もこれに限定されるものではない。また、陽極酸化のプロセスも各種存在し必要に応じて適当な手段を選ぶことができる。
本発明の実施例3について説明する。セパレータに使用する複合金属材料の中心層にステンレス鋼(SUS304)、表面層にチタン(TP270)を使用し、触媒電極層とセパレータ間に金属導電層を設けた例を示す。コイル状薄板のステンレス鋼の両側に薄層のチタンを冷間圧延でクラッド化して圧着複合材を形成しセパレータ基板をつくった。ここで用いたセパレータ基板の仕上がり厚みは0.2mmとした。クラッド化した後のセパレータ基板は加工硬化しているため400〜800℃の間で焼鈍しプレス加工に適した性状の板材とした。流路溝を形成するために押出しプレス機で、周囲が平坦部、中央部の両面に凹凸形状を有するセパレータに加工した。これと同時に打ち抜きも行いマニホールドを形成した。これにより図1に示す形状のセパレータを製作した。
次に、加工後のセパレータに多孔質層を形成する方法を説明する。陽極酸化処理で多孔質層を形成するに先立ち、加工後のセパレータの表面状態に応じて、スケール除去のためにブラスト処理した後、アルカリや有機溶剤による脱脂処理を施した。次いで、酸化膜を除去するための研磨、酸洗浄、アルカリ洗浄を行った。その後、多孔質層を形成するために陽極酸化処理を行った。
陽極酸化処理は、電解浴に0.1〜1.0mol/Lのリン酸と0.01〜0.5mol/Lのフッ化水素アンモニウムの濃度を用い、液温を20℃〜40℃、電圧を50〜200V、電解時間を5〜60分で処理を行い、膜厚は10〜50μmであった。
次に、多孔質層にニッケルで金属導電層を形成する方法について説明する。硫酸ニッケル250g/L、塩酸ニッケル40g/L、ホウ酸40g/Lのワット浴で液温30℃、0.1A/cmでニッケルをメッキした。実施例1では表面に絶縁性多孔質層が残ってしまい、セパレータと触媒電極層の導通性が悪い。本実施例は金属導電層を設けて確実に導通を図ることができる。
次に、多孔質層に触媒電極層を形成する方法について説明する。カーボンブラックに白金を50wt%担持した電極触媒を用い、この電極触媒をエタノールとイソプロピルアルコールの混合液を純水で希釈した溶媒に分散させる。DuPont社製Nafion(登録商標)を溶解したNafion溶液(濃度5wt%、アルドリッチ社製)を、電極触媒とNafionの溶液との重量比が1:9となる割合で電極触媒の分散溶液に合せ、溶媒を揮発させながら混合し、粘稠な電極触媒スラリーを作成した。
この電極触媒スラリーをセパレータの凸面の頂上部にスクリーン印刷法によって塗布し、電極触媒スラリーの溶媒を乾燥させて触媒電極層を形成した。触媒電極層中の白金量は単位面積当り0.5mg/cmとした。これによってセパレータが完成した。
ガスケットはシート状の弾性体を打ち抜き加工により製作した。材料は耐熱性、耐水性ならびに耐クリープ性に優れるシリコンゴムを用いた。以上によりセパレータ体が得られる。
上述の工程で作成したセパレータ体を2枚用意し、電解質膜としてDuPont社製の厚さ50μmのNafion膜(ナフィオン112(登録商標))を用い、電解質膜の両面にホットプレスによってセパレータ体を圧着して単位セルを製作した。
この単位セルを複数枚重ね合わせ、両端に集電板、絶縁板を配置し、さらに外側を締付板により設定した加重で固定して積層形燃料電池を製作した。
上記で用いた材料は本実施例を説明するための一例であってこれに限定されるものではない。また、セパレータのマニホールドや流路構造、ガスケット構造、燃料電池構成もこれに限定されるものではない。また、陽極酸化、ニッケルメッキのプロセスも各種存在し必要に応じて適当な手段を選ぶことができる。
セパレータに使用する多層金属板に中心層にステンレス鋼(SUS304)、外層にチタン(TP270)を使用し、触媒電極層とセパレータ間に多層の金属導電層を設けた例を示す。コイル状薄板のステンレス鋼の両側に薄層のチタンを冷間圧延でクラッド化してセパレータ基板をつくる。ここで用いたセパレータ基板の仕上がり厚みは0.2mmとした。クラッド化した後のセパレータ基板は加工硬化しているため400〜800℃の間で焼鈍しプレス加工に適した性状の板材とした。流路溝を形成するために押出しプレス機で、周囲が平坦部、中央部の両面に凹凸形状を有するセパレータに加工した。これと同時に打ち抜きも行いマニホールドを形成した。これにより図1に示す形状のセパレータを製作した。
次に、加工後のセパレータに多孔質層を形成する方法を説明する。陽極酸化処理で多孔質層を形成するに先立ち、加工後のセパレータの表面状態に応じてスケール除去のためにブラスト処理した後、アルカリや有機溶剤による脱脂処理を施した。次いで、酸化膜を除去するための研磨、酸洗浄、アルカリ洗浄を行った。その後多孔質層を形成するために陽極酸化処理を行った。
陽極酸化処理は、電解浴に0.1〜1.0mol/Lのリン酸と0.01〜0.5mol/Lのフッ化水素アンモニウムの濃度を用い、液温を20℃〜40℃、電圧を50〜200V、電解時間を5〜60分で処理を行い、膜厚は10〜50μmであった。
次に、多孔質層にセパレータ金属導電層としてニッケルを形成する方法について説明する。硫酸ニッケル250g/L、塩酸ニッケル40g/L、ホウ酸40g/Lのワット浴で液温30℃、0.1A/cm2で5分間保持し、ニッケルをメッキした。
次に、セパレータ金属導電層の上に電極金属導電層として金を形成する方法について説明する。シアン化金カリウム2g/L、シアン化カリウム70g/L、リン酸水素二カリウム20g/Lの液組成で液温30℃、0.1A/cmで2分間保持し、金をメッキした。これにより、更に耐食性を向上させ長寿命化を図ることができる。
次に、多孔質層に触媒電極層を形成する方法について説明する。カーボンブラックに白金を50wt%担持した電極触媒を用い、この電極触媒をエタノールとイソプロピルアルコールの混合液を純水で希釈した溶媒に分散させる。DuPont社製Nafion(登録商標)を溶解したNafion溶液(濃度5wt%、アルドリッチ社製)を、電極触媒とNafionの溶液との重量比が1:9となる割合で電極触媒の分散溶液に合せ、溶媒を揮発させながら混合し、粘稠な電極触媒スラリーを作成した。
この電極触媒スラリーをセパレータの凸面の頂上部にスクリーン印刷法によって塗布し、電極触媒スラリーの溶媒を乾燥させて触媒電極層を形成した。触媒電極層中の白金量は単位面積当り0.5mg/cmとした。これによってセパレータが完成した。これにすでに説明したガスケットを一体化してセパレータ体が得られた。
上述の工程で作成したセパレータ体を2枚用意し、電解質膜としてDuPont社製の厚さ50μmのNafion膜(ナフィオン112(登録商標))を用い、電解質膜の両面にホットプレスによってセパレータ体を圧着して単位セルを製作した。この単位セルを複数枚重ね合わせ、両端に集電板、絶縁板を配置し、さらに外側を締付板により設定した加重で固定することにより積層形燃料電池を製作した。
上記で用いた材料は本実施例を説明するための一例であってこれに限定されるものではない。また、セパレータのマニホールドや流路構造、ガスケット構造、燃料電池構成もこれに限定されるものではない。また、陽極酸化、ニッケルメッキ、金メッキのプロセスも各種存在し必要に応じて適当な手段を選ぶことができる。
本発明の第1の実施形態のセパレータを示す展開斜視図である。 本発明の第1の実施形態のセパレータを用いた燃料電池の展開斜視図である。 図1に示したセパレータのA−A線における縦断面図である。 図3に示した触媒電極層近傍を示す模式図である。 本発明の第4の実施形態のセパレータを示す模式図である。 本発明の第5の実施形態のセパレータを示す模式図である。
符号の説明
1…セパレータ、2…平坦部、3…流通部、4…マニホールド、5…ガスケット、6…電解質膜、7…集電板、8…絶縁板、9…締付板、10…多孔質層、11…触媒電極層、12…金属導電層、101…セパレータ体

Claims (12)

  1. 電解質膜の両面に一対の電極を設けるとともに各電極の外表面を一対のセパレータで覆って単位セルを構成し、該単位セルを複数個積層して構成した積層形燃料電池において、前記セパレータの前記電解質膜と当接する部分に多孔質層を設け、該多孔質層に触媒電極層を形成することを特徴とする積層形燃料電池。
  2. 請求項1に記載の積層形燃料電池において、前記セパレータが金属材料から構成されることを特徴とする積層形燃料電池。
  3. 請求項2に記載の積層形燃料電池において、前記セパレータを構成する金属がアルミニウム、チタン、マグネシウム、ジルコニウム、タンタル、ニオブ、タングステン、ハフニウム、亜鉛、ビスマス、アンチモンおよび該金属の合金から選ばれる少なくとも1種の金属からなることを特徴とする積層形燃料電池。
  4. 請求項2または3に記載の積層形燃料電池において、前記セパレータが中心層と表面層を有する複合金属材料から構成されることを特徴とする積層形燃料電池。
  5. 請求項4に記載の積層形燃料電池において、前記セパレータを構成する中心層は鉄、アルミニウム、銅、チタン、マグネシウム、ジルコニウム、タンタル、ニオブ、タングステン、ニッケル、クロムおよび該金属の合金から選ばれる少なくとも1種の金属からなり、かつ、前記金属層の表面層はアルミニウム、チタン、マグネシウム、ジルコニウム、タンタル、ニオブ、タングステン、ハフニウム、亜鉛、ビスマス、アンチモンおよび該金属の合金から選ばれる少なくとも1種の金属で構成されることを特徴とする積層形燃料電池。
  6. 請求項2乃至5のいずれか1項に記載の積層形燃料電池において、前記触媒電極層と前記セパレータを構成する金属表面の間に金属導電層を形成することを特徴とする積層形燃料電池。
  7. 請求項に記載の積層形燃料電池において、前記セパレータの触媒電極層とセパレータとなる金属の間に形成する金属導電層がチタン、ジルコニウム、タンタル、ニオブ、タングステン、鉄、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛、クロム、錫、ルテニウム、ロジウム、パラジウム、銀、オスミウム、イリジウム、白金、金および該金属の合金から選ばれる少なくとも1種の金属で構成されることを特徴とする積層形燃料電池。
  8. 請求項6または7に記載の積層形燃料電池において、前記金属導電層は多層からなることを特徴とする積層形燃料電池。
  9. 請求項8に記載の積層形燃料電池において、前記触媒電極層側の電極金属導電層がルテニウム、ロジウム、パラジウム、銀、オスミウム、イリジウム、白金、金および該金属の合金から選ばれる少なくとも1種の金属からなり、セパレータ側のセパレータ金属導電層がチタン、ジルコニウム、タンタル、ニオブ、タングステン、鉄、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛、クロム、錫、銀および該金属の合金から選ばれる少なくとも1種の金属で構成されることを特徴とする積層形燃料電池。
  10. 請求項2に記載の積層形燃料電池において、前記セパレータの多孔質層は陽極酸化処理により形成されることを特徴とする積層形燃料電池。
  11. 請求項1または2に記載の積層形燃料電池において、前記セパレータの多孔質層に形成する触媒電極層の厚さが0.1μm以上200μm以下であることを特徴とする積層形燃料電池。
  12. 請求項1または2に記載の積層形燃料電池において、前記セパレータの多孔質層の厚さが0.1μm以上300μm以下であることを特徴とする積層形燃料電池。
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